JP2000263982A - ファイル - Google Patents

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JP2000263982A
JP2000263982A JP2000063309A JP2000063309A JP2000263982A JP 2000263982 A JP2000263982 A JP 2000263982A JP 2000063309 A JP2000063309 A JP 2000063309A JP 2000063309 A JP2000063309 A JP 2000063309A JP 2000263982 A JP2000263982 A JP 2000263982A
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博子 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書類収納量の増加に伴って背表紙幅を段階的
に拡大できるようにし、且つ、表紙基部領域の膨らみも
防止すること。 【解決手段】 背表紙11の両側に表紙12を設けると
ともに、前記背表紙11内に一端開放型の袋13を備え
てファイル10が構成されている。このファイル10
は、背表紙11と表紙12の連設部に背表紙11と略平
行に延びる切り込み16が複数列設けられており、それ
らの両端は表紙12の上下両端縁より僅かに内側を終端
としている。また、切り込み16の両端部には亀裂防止
部20が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイルに係り、更
に詳しくは、綴じ込み若しくは収納される書類の量に応
じて背表紙幅が拡大できるとともに、表紙の基部領域に
おける膨らみを少なくすることのできるファイルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、一対の表紙間に透明な袋を綴
じ込んでなる樹脂シート製のファイルが知られている。
このファイルは、各袋に書類が収納されたときの収納量
の増加に対応できるようにするため、背表紙に連設され
ている表紙の基部領域を折り曲げることができるように
構成されている。この折り曲げは、表紙の基部領域にお
いて、背表紙の延出方向と略平行な方向に設けられた熱
ヒンジ部によっ行えるようになっている。ここで、熱ヒ
ンジ部は、ファイル形成用のシートを表裏から熱片で挟
み込むことによって形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱ヒン
ジ部を設けたとしても、当該熱ヒンジ部はファイル形成
用シートの肉厚を部分的に薄くしただけであるため、折
れ曲がり姿勢を安定して保持することが困難となる。従
って、表紙の基部領域における膨らみ防止を効果的に行
うことができないという不都合を招来する。しかも、熱
ヒンジ部を形成する熱片自体に肉厚が存在するため、熱
ヒンジ部を複数列形成する場合に、それらの相対離間幅
を小さなピッチで形成することができない。この場合、
結果として、各熱ヒンジ部間に、いわゆる腰のあるシー
ト領域が断続的に存在することとなり、これが前述の折
り曲げ姿勢を安定的に保持できない原因をもたらすもの
となっている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は、書類収納量が
増えるに従って背表紙幅を段階的に拡大することができ
るとともに、表紙の基部領域が外側に膨らむことも効果
的に防止することのできるファイルを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、背表紙と、この背表紙を介して開閉可能
に連設された表紙とを備えたファイルにおいて、前記背
表紙と表紙の連設部に前記背表紙と略平行に延びる切り
込みを設け、この切り込みの両端は表紙の上下両端縁よ
り僅かに内側を終端としている、という構成を採ってい
る。このように構成することによって、初期の背表紙幅
を越える程度に書類収納量が増えた時に、前記連設部に
形成された切り込み部分が折れ曲がり易くなり、この折
れ曲がりによって背表紙幅を拡大することとなる。従っ
て、前記連設部が外側に膨らむ虞もなくなり、ファイル
全体としての外観体裁を良好に保持することが可能とな
る。また、切り込みの両端は表紙の上下両端縁より僅か
に内側を終端としているため、前記切り込みに沿って表
紙が折れ曲げられても、当該切り込みに引きずられるよ
うな亀裂が防止されることとなり、従って、長期使用を
可能とする耐久性も付与することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明におけるファイルは、背表
紙と、この背表紙を介して開閉可能に連設された表紙と
を備えたファイルにおいて、前記背表紙と表紙の連設部
に前記背表紙と略平行に延びる切り込みを設け、この切
り込みの両端部には亀裂防止部が形成される、という構
成が好ましくは採用される。この亀裂防止部は、切り込
みの両端を適宜な熱片で熱押えすることによって形成す
ることができる。このように亀裂防止部を形成した場合
にあっても、前記連設部における折れ曲がり癖に起因し
た亀裂を防止することができる。
【0007】なお、本発明でいう、「ファイル」とは限
定的な意味に用いられるものでなく、表紙間に書類等を
綴じ込み若しくは収納することのできるもの一般を含
む。例えば、内部に収納袋を備えた所謂クリヤーブック
と称するものの他、綴じ具を備えたものが例示できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るファイルの実施例を図面
を参照しながら説明する。
【0009】図1には本実施例に係るファイルの外観斜
視図が示され、図2にはその要部拡大断面図が示されて
いる。また、図3にはファイルを外側面から見た平面図
が示されている。これらの図において、ファイル10は
ポリプロピレン等の合成樹脂シートにより構成された背
表紙11と、この背表紙11に連設された一対の表紙1
2,12と、前記背表紙11の内面側に綴じ込まれた一
端開放型の透明な袋13とを備えて構成されている。ま
た、背表紙11及び各表紙12の基部側には、それらの
外面側をカバーするようにシートフィルム14が配置さ
れるとともに、その短寸幅方向両端を溶着部15として
表紙12に連結され、当該シートフィルム14の内面側
に図示しない見出し片が出し入れ可能となっている。
【0010】前記表紙12において、背表紙11との連
設部となる基部領域には、複数列の切り込み16が形成
されている。これらの切り込み16は、0.5mm以上の
間隔を隔てて形成することができるが、本実施例では、
約1.5mm間隔を隔てて各四列形成されている。また、
切り込み16の両端は、表紙12の上下両端縁より、僅
かに内側を終端としており、この終端を横方向に掛け渡
すように亀裂防止部20が形成されている。この亀裂防
止部20は、熱片を用いた熱押えによって構成され、こ
の亀裂防止部20の存在下で一定の剛性を確保して表紙
12が切り込み16に沿って破断しないようになってい
る。
【0011】なお、前記袋13の固定は、本実施例では
熱溶着によって行われているが、適宜な綴じ具を介して
綴じ込むこともできる。
【0012】次に、本実施例に係るファイル10の作用
について説明する。
【0013】袋13内に書類等が収納されていない状態
では、図2に示されるように、ファイル10は、その表
紙12の基部領域が僅かに湾曲する程度の比較的平坦な
初期形状を保有する。ここで、各袋13内に書類を収納
して全体として厚みを増してくると、図4に示されるよ
うに、表紙12の基部領域が背表紙11の面に沿う領域
を形成するように拡がり、これによって、実質的に背表
紙11の幅が拡大されることとなる。この際、背表紙1
1からみて外側に位置する切り込み16は、内側に位置
する切り込み16よりも相対的に開き、これによって、
表紙12の基部領域における膨らみを生じることなく収
納量の増大に対応することができる。
【0014】前記ファイル10は、切り込み16が収納
量に対応した折れ曲がり癖を生ずることになるが、その
両端部は熱押えからなる亀裂防止部20が形成されてい
るため、ファイル成形材料である樹脂シート自体の剛性
により、折れ曲がり癖に起因した亀裂発生も防止するこ
とができる。
【0015】なお、前記実施例では、各切り込み16間
の離間距離が約1.5mm間隔として説明したが、本発明
はこれに限定されるものでなく、少なくとも0.5mm以
上あれば足りるものである。また、切り込み16の形成
数もファイル10の用途に応じて適宜増加、減少させる
ことができる。
【0016】また、前記亀裂防止部20は、熱押えを形
成することなく、切り込み16の終端が表紙12の上下
両端縁よりも内側に位置しているだけでも足りる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
背表紙と表紙の連設部に前記背表紙と略平行に延びる切
り込みを設けたから、初期の背表紙幅を越える程度に書
類収納量が増えた時に、前記切り込み部分が折れ曲がる
ことによってこれに対応しつつ背表紙幅を拡大させるこ
とができる。従って、前記連設部が外側に膨らむ虞もな
く、ファイル全体としての外観体裁を良好に保持するこ
とができる他、背表紙11の形状を平面的に維持するこ
とができ、当該背表紙11に沿ってタイトル等の見出し
片を設けた場合の表示を見易くすることもできる。ま
た、切り込みの両端は表紙の上下両端縁より僅かに内側
を終端とし、或いは、切り込みの両端部に亀裂防止部を
形成した構成により、前記連設部における折れ曲がり癖
に起因した亀裂も防止することができ、長期使用が可能
な耐久性も付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るファイルの外観斜視図。
【図2】前記ファイルの要部拡大断面図。
【図3】前記ファイルの外側平面図。
【図4】前記ファイルの背表紙幅が拡大した状態を示す
断面図。
【符号の説明】
10 ファイル 11 背表紙 12 表紙 15 切り込み 20 亀裂防止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背表紙と、この背表紙を介して開閉可能
    に連設された表紙とを備えたファイルにおいて、 前記背表紙と表紙の連設部に前記背表紙と略平行に延び
    る切り込みを設け、この切り込みの両端は表紙の上下両
    端縁より僅かに内側を終端としていることを特徴とする
    ファイル。
  2. 【請求項2】 背表紙と、この背表紙を介して開閉可能
    に連設された表紙とを備えたファイルにおいて、 前記背表紙と表紙の連設部に前記背表紙と略平行に延び
    る切り込みを設け、この切り込みの両端部には亀裂防止
    部が形成されていることを特徴とするファイル。
JP2000063309A 1996-07-15 2000-03-03 ファイル Expired - Lifetime JP3601403B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108705878A (zh) * 2018-06-14 2018-10-26 广东三信科技有限公司 一种制作简单、节约材料的文件夹及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108705878A (zh) * 2018-06-14 2018-10-26 广东三信科技有限公司 一种制作简单、节约材料的文件夹及其制备方法

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