JP2000262987A - 車椅子タイヤの清掃装置 - Google Patents

車椅子タイヤの清掃装置

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JP2000262987A
JP2000262987A JP11068426A JP6842699A JP2000262987A JP 2000262987 A JP2000262987 A JP 2000262987A JP 11068426 A JP11068426 A JP 11068426A JP 6842699 A JP6842699 A JP 6842699A JP 2000262987 A JP2000262987 A JP 2000262987A
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JP
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wheelchair
wheel
roller group
rear wheel
front wheel
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JP11068426A
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English (en)
Inventor
Junichi Ikeuchi
順一 池内
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IKEUCHI TEKKO KK
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IKEUCHI TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子利用者単独で車椅子タイヤの清掃を行
うことができるものとする。 【解決手段】 車椅子4の前輪42を保持する前輪用ロ
ーラ群2と、車椅子の後輪43を保持する後輪用ローラ
群3と、これらローラ群2,3上に載せられて回転する
車椅子の車輪42,43に接して車輪42,43の汚れ
を落とす汚れ落とし部材とからなる。前輪用ローラ群2
上に前輪42を載せ、後輪用ローラ群3上に後輪43を
載せた状態で車輪42,43を回転させれば車輪42,
43の汚れが汚れ落とし部材によって落とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車椅子のタイヤの汚
れを落とす車椅子タイヤの清掃装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車椅子で外出した場合に問題となること
の一つは、タイヤに付着したほこりや泥や小石といった
異物である。履物を脱いで室内に入る日本家屋や靴の履
き替えが求められる施設(体育館)においては、タイヤ
を清掃することでタイヤに付着した異物を落とさなくて
はならない。
【0003】しかし、車椅子タイヤを車椅子利用者自身
で清掃することを可能とした機材は提供されておらず、
他の人の助けを借りなくてはならないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みなされたものであって、その目的とするところは
車椅子利用者単独で車椅子タイヤの清掃を簡便に且つ確
実に行うことができる車椅子タイヤの清掃装置を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、車椅
子の前輪を保持する前輪用ローラ群と、車椅子の後輪を
保持する後輪用ローラ群と、これらローラ群上に載せら
れて回転する車椅子の車輪に接して車輪の汚れを落とす
汚れ落とし部材とからなることに特徴を有している。前
輪用ローラ群上に前輪を載せるとともに後輪用ローラ群
上に後輪を載せた状態で車輪を回転させれば車輪の汚れ
が汚れ落とし部材によって落とされるものである。
【0006】上記の汚れ落とし部材としては、車椅子の
車輪における接地部に接触する水や、前後のローラ群間
に張り渡したベルト、車輪外周面に接するブラシ状部材
を好適に用いることができる。
【0007】また、汚れ落とし部材がローラ群からの車
輪の脱落防止部材を兼ねたものとしておいてもよい。
【0008】前後のローラ群間にベルトを張り渡したも
のでは、前輪用ローラ群と後輪用ローラ群との間隔を可
変としておくことが好ましい。
【0009】ローラ群を回転駆動する電動駆動部材を備
えたものとしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図1及び図2に示す清掃装置は、
矩形状の枠体1の側枠10,10間に、前輪用ローラ群
2と後輪用ローラ群3とを掛け渡すとともに、これらロ
ーラ群2,3が位置している枠体1の内部を水槽11と
して、水槽11に水を満たした時にローラ群2,3が水
に浸るようにしてある。また、枠体1の前枠12と後枠
13との間には左右方向の中央部にパネル14を掛け渡
してあり、さらにローラ群2とローラ群3とパネル14
とで囲まれる部分並びに前枠12とローラ群との間には
渡しパネル15を配してある。
【0011】前輪用ローラ群2は、同一直径の複数本
(図示例では4本)のローラ20を平行並列に前後方向
において並べたもので、各ローラ20は同じ高さにあ
る。後輪用ローラ3群は、太い2本のローラ30,30
間に小径のローラ31を配したもので、小径のローラ3
1は太い2本のローラ30,30より低い位置に配して
あり、車椅子4の後輪43を載せた時、後輪43がこれ
らローラ30,31,30に接地するようにしてある。
【0012】そして、一方の側枠10の近傍にはモータ
5とこのモータ5の回転を減速する減速機50を配置し
てあり、減速機50の出力部とローラ群2及びローラ群
3とにベルト61を張り渡してモータ5出力によって、
ローラ20と後端側のローラ30とを回転駆動すること
ができるようにしてある。図2中の52はベルト61用
のテンションローラである。
【0013】上記清掃装置によって車椅子4の車輪(前
輪42及び後輪43)を清掃するには、水槽11に水を
満たした状態で、清掃装置上に車椅子4を載せる。枠体
1の前後端に傾斜路を付設することで、車椅子4に人が
乗った状態で、清掃装置上に乗り込むことができる。
【0014】そして、前輪42を前輪用ローラ群2上に
位置させるとともに、後輪43を後輪用ローラ群3上に
位置させる。前輪42と後輪43との間の軸距は車椅子
4によって異なるが、前輪用ローラ群2は軸距の差を見
込んだ範囲に設けてあり、後輪用ローラ群3におけるロ
ーラ30,30間に後輪43を位置させた時、前輪42
がローラ群2からはみ出てしまうことはない。また、前
輪42及び後輪43を左右に備えた車椅子4の輪距も車
椅子4によって異なるが、側枠10とパネル14との間
のローラ群2,3が露出する幅を夫々20cmほどとっ
てあるために、輪距の違いが問題となることもない。
【0015】前輪42を前輪用ローラ群2上に、後輪4
3を後輪用ローラ群3上に位置させた状態でモータ5に
よってローラ20及びローラ30を回転させれば、この
回転につれて車椅子4の前輪42及び後輪43が回転
し、前輪42及び後輪43の水洗いがなされる。回転す
る前輪42及び後輪43の外周面(タイヤ外周面)が位
置するところ(たとえばローラの間)にブラシのような
汚れ落とし部材を配置しておけば、より確実にタイヤに
付着した異物を落とすことができる。汚れ落とし部材と
しては、タイヤの溝に嵌った小石を取り除くことができ
るスクレーパ状のものも好適に用いることができる。ま
た、このような汚れ落とし部材を配置した場合、水槽1
1に水を満たすことなく使用しても、車輪42,43の
汚れを落とすことができる。
【0016】図3以下に他例を示す。ここで示した清掃
装置は、水を使うことなく車輪42,43の清掃を行う
ことができるようにしたもので、前輪用ローラ群2と後
輪用ローラ群3とを備える点で上記のものと同じである
が、前輪用ローラ群2と後輪用ローラ群3との間に、幅
広の汚れ落とし用のベルト6,6を張り渡してある。こ
のベルト6は、モップのような清掃用に適した材質のも
ので形成してあり、前輪用ローラ群2と後輪用ローラ群
3の上に前輪42及び後輪43を載せた状態で後輪43
を回転させれば、張り渡されたベルト6及びローラ群
2,3も回転し、ベルト6が前輪42及び後輪43のタ
イヤを清掃する。
【0017】ここで、前輪用ローラ群2は、前端側に位
置してベルト6がかけられるローラ22を太く、他のロ
ーラ23は細くするとともに、他のローラ23は後方ほ
ど少しずつ低くなるように配置してある。後輪用ローラ
群3は、後端側に位置してベルト6がかけられるローラ
33を太く、他のローラ34は細くするとともに、他の
ローラ34は前方ほど少しずつ低くなるように配置して
ある。従って、車椅子4で乗り込んで後輪43を回転さ
せる時にも、車椅子4は前後方向において安定した位置
を保つ。なお、ベルト6またはローラ群2,3をロック
装置(図示せず)でロックさせることができるようにし
ているために、この清掃装置上に車椅子4で乗り込んだ
り降りることも、車椅子4の利用者単独で行うことがで
きる。
【0018】図中7は清掃装置から車椅子4が脱落する
ことを防ぐ脱落防止部材であり、クランクレバー71の
一端に設けてあって、操作レバー70の操作で立ち上が
り、後輪43の後方側にばね74の付勢を受けた状態で
接する。この脱落防止部材7としては、図6に示すよう
に、後輪43との接触面が凹んでタイヤを包む形状とな
るものが好ましく、また表面がブラシ状となったローラ
型のものを好適に用いることができる。この場合、脱落
防止部材7によっても後輪43の清掃を行うことができ
る。
【0019】また、ベルト6のテンション調節やベルト
6の架け替えの便を良くするために、ここでは前輪用ロ
ーラ群2を支持する枠体15と後輪用ローラ群3を支持
する枠体16とを分けて形成してあり、図7に示すよう
に、レバー8の操作で枠体16に対して枠体15を前後
移動させることができるようにしている。
【0020】なお、本例では車椅子4の後輪43を回転
させることで清掃を行うものを示したが、ローラ群2,
3やベルト6の駆動をモータ動力で行うようにしてもよ
いのはもちろんである。この場合、ローラ33をモータ
内蔵のものとするとよい。また、ベルト6や上記脱落防
止部材6の他にも車椅子4の前輪42及び後輪43の汚
れ落としのための部材を設けることを妨げない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明においては、車椅子
の前輪を保持する前輪用ローラ群と、車椅子の後輪を保
持する後輪用ローラ群と、これらローラ群上に載せられ
て回転する車椅子の車輪に接して車輪の汚れを落とす汚
れ落とし部材とからなるために、前輪用ローラ群上に前
輪を載せるとともに後輪用ローラ群上に後輪を載せた状
態で車輪を回転させることで、車輪の汚れを汚れ落とし
部材によって落とすことができるものであり、車椅子利
用者単独で清掃を行うことができる。
【0022】上記の汚れ落とし部材としては、車椅子の
車輪における接地部に接触する水を使用することで、泥
のような汚れを簡単に且つきれいに落とすことができ
る。
【0023】汚れ落とし部材として前後のローラ群間に
張り渡したベルトや車輪外周面に接するブラシ状部材を
使用することで、水を使用した場合のような乾燥の手間
を必要とすることなく、汚れを落とすことができる。特
にベルトを用いたものでは、車椅子の後輪を回転させれ
ば、ベルトによって前輪も回転して前輪の汚れも落とさ
れる。
【0024】また、汚れ落とし部材がローラ群からの車
輪の脱落防止部材を兼ねたものとしておくと、車輪の脱
落の虞なく汚れを落とすことができる。
【0025】前後のローラ群間にベルトを張り渡したも
のでは、前輪用ローラ群と後輪用ローラ群との間隔を可
変としておくことで、ベルトのテンション調節や張替え
を簡単に行うことができる。
【0026】さらにローラ群を回転駆動する電動駆動部
材を備えたものとしておけば、車椅子利用者が車輪を回
転させなくても汚れを落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】他例の断面図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】(a)は前輪用ローラ群の平面図、(b)は後輪用ロ
ーラ群の平面図である。
【図6】脱落防止部材の断面図である。
【図7】部分断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 前輪用ローラ群 3 後輪用ローラ群 4 車椅子 11 水槽 42 前輪 43 後輪

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子の前輪を保持する前輪用ローラ群
    と、車椅子の後輪を保持する後輪用ローラ群と、これら
    ローラ群上に載せられて回転する車椅子の車輪に接して
    車輪の汚れを落とす汚れ落とし部材とからなることを特
    徴とする車椅子タイヤの清掃装置。
  2. 【請求項2】 汚れ落とし部材が車椅子の車輪における
    接地部に接触する水であることを特徴とする請求項1記
    載の車椅子タイヤの清掃装置。
  3. 【請求項3】 汚れ落とし部材が前後のローラ群間に張
    り渡したベルトであることを特徴とする請求項1記載の
    車椅子タイヤの清掃装置。
  4. 【請求項4】 汚れ落とし部材が車輪外周面に接するブ
    ラシ状部材であることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかの項に記載の車椅子タイヤの清掃装置。
  5. 【請求項5】 汚れ落とし部材がローラ群からの車輪の
    脱落防止部材を兼ねていることを特徴とする請求項4記
    載の車椅子タイヤの清掃装置。
  6. 【請求項6】 前輪用ローラ群と後輪用ローラ群との間
    隔を可変としていることを特徴とする請求項3記載の車
    椅子タイヤの清掃装置。
  7. 【請求項7】 ローラ群を回転駆動する電動駆動部材を
    備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの
    項に記載の車椅子タイヤの清掃装置。
JP11068426A 1999-03-15 1999-03-15 車椅子タイヤの清掃装置 Withdrawn JP2000262987A (ja)

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