JP2000262720A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000262720A
JP2000262720A JP11074402A JP7440299A JP2000262720A JP 2000262720 A JP2000262720 A JP 2000262720A JP 11074402 A JP11074402 A JP 11074402A JP 7440299 A JP7440299 A JP 7440299A JP 2000262720 A JP2000262720 A JP 2000262720A
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Japan
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payout
prize
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English (en)
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Toshihiro Uchigashima
敏博 内ヶ島
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
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Takao Co Ltd
Original Assignee
Takao Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞口で入賞検出して即払出実行する払出装
置において、ノイズで払出の実行を防ぎ、遊技客の偽証
を証拠球によって対処可能な処理方法の提供。 【解決手段】 遊技盤制御部45で入賞検出と払出検出
とを比較検討して異常状態を判別するとともに、さらな
る検証で内枠制御部53で証拠球検出部61で入賞球の
有無を判別すると共に、管理コンピュータに送信し不正
遊技による払い出しの対処を可能とする。これにより不
正遊技による遊技球の獲得を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
入賞球処理に関す。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機に代表されるパチンコ遊技
機では、遊技球が遊技盤に設けられている入賞口に入賞
するとその入賞口に設定されている個数の遊技球が払出
装置で払い出され、アレンジボール遊技機や雀球遊技機
等の組み合わせ式遊技機では、遊技球が遊技盤面の入球
口に入球して、特定の組み合わせが成立すると得点とな
り、その得点に応じた個数の遊技球を賞品球として払出
装置により払い出しの実行をする。この払出装置は、近
年CR機と呼称するプリペードカードを応用した玉貸し
ができる装置が開発され、遊技球の貸し出しと賞品球の
払い出しを兼ねた構成で、同じ排出通路で上皿に排出す
るといったものであって、貸し出し中に入賞があればそ
の貸し出しを終了してから賞品球の払い出しをしてい
る。この払出装置は例えばモータによって駆動されるス
クリュウやスプロケット等の回転により遊技球を払い出
す構成となっており、遊技球の払い出しは機構盤に上部
に設けられる球タンクから払出装置に補給を受け、その
球タンクの下部に球流出口が開口しておりこの流出口よ
りタンクレールに接続され、さらにはこのタンクレール
より下流側のカーブレールを経て中継樋に接続され、続
いて球払出装置へと接続された構成で払い出しを行って
いる。
【0003】中継樋には遊技球の有無を検出するための
スイッチが設けられ、遊技球の検出ができないときには
この信号により遊技球の発射点への送り出しの停止や遊
技球の払い出しの停止又は発射の停止が行われ、遊技球
の払い出しについては遊技球の払い出し個数が不足にな
らないようにしている。また機械式の遊技球払出装置は
中継樋にレバーが設けられ、遊技球がないとこのレバー
が浮き上がってレバーの端に設けられた接続連杆で球送
装置が作動できないようになった構成の遊技機もある。
次にパチンコ遊技機においてその遊技盤に設けられる入
賞口にパチンコ球が入賞すると設定された賞品球となる
遊技球が上皿に排出される。しかしながら次に述べる欠
点があり未だに解決されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技客が遊技中に遊技
盤上に設けられる各入賞口に入賞したらその入賞順序に
従った払い出しをすることが当然で、しかも入賞して払
い出しの実行がなされないときのために証拠球を残しな
がら行わなければならない。遊技客にしてみると、例え
ば15個の賞品球と6個の賞品球を払い出す場合、入賞
球溜に溜まって連続した15個の払い出し中に6個の入
賞が発生しその払い出しをするとき15個の払い出すに
もかかわらず後から入賞した6個ものが先に払い出すと
6個しか払い出さなかった思って不信感を抱くものであ
る。このことは、入賞溜という構造となっており、例え
ば特許第2617099号や特許第2582824号に
開示される少ない賞品球または多い賞品球を優先して払
い出すとされているとなっているが、構造上このように
しないと入賞検出までに時間がかかり入賞球溜に遊技球
がつもってしまうのでやむなくこのような構成として、
あたかも発明をしたかのように開示されている。
【0005】また、6個出しは通過検出で15個を6個
に変換しているので15個の払い出し中に外部ノイズが
入ると15の払い出しにもかかわらず6個の払い出しが
実行され、遊技客に不利な状況になってしまうという欠
点をもちあわせ、ノイズで個数を減少させるよりも増大
させるように遊技客に有利するべきである。このこと
は、6個の払い出し入賞口に図柄変動機能が設けてある
ので一般知られている不正遊技で外部ノイズを遊技機に
与えたばあい、賞品球は出ないが図柄が変動させるとい
ったことが往々になされる。通過検出であるのでこのよ
うなことができる。入賞口に通過検出は通過スピードが
速く5ミリセコンド未満であるので、これに対応するす
べきソフト上の検出時間は、短く設定しなければならな
ないので、高速のCPUが望ましいが、CPU自体を安
価に抑えているのでやむを得ない。
【0006】外部ノイズを与える不正遊技をすると、付
近で遊技中の遊技機にも影響を与え15個の払い出し中
であればこのノイズで6個の変換されてしまい付近の遊
技客の総合獲得遊技球数が少なくなってしまうというこ
とである。通過口に設ける検出装置は、安価ではあるが
対ノイズに劣る磁気センサや発振停止式センサ、光セン
サ等である。このように遊技球が入賞口に入球してから
入賞検出、次に払い出しの実行、入賞を終えた遊技球の
排出と一連の流れであるために入賞順序通りの払い出し
は未だに解決をしていない。入賞口に入賞で払い出しを
する方法は実願昭59−41661号で開示され、「入
賞信号が得られるたびに、景品球払出器37が作動さ
れ、」としているが、不正に外部ノイズを与えると払い
出しが実行されてしまうので利用されることもなかっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段とその効果】請求項1は、
遊技盤面に複数個設けられる入賞口に入賞検出器を設
け、前記入賞検出器が入賞検出したとき設定された払い
出し個数に基づいて賞球払出部で払い出しの実行をさせ
る弾球遊技機において、入賞検出信号は遊技盤制御部で
受信すると共に、前記遊技盤制御部は払い出しの実行す
る払出信号をも受信し、双方の信号とで払い出しの管理
をすることを特徴とする弾球遊技機。入賞口に入賞検出
をするスイッチまたはセンサ等を設けて、遊技球が通過
する度毎に各入賞口毎に払い出し個数を記憶して、その
記憶に基づいて払い出しを実行させる弾球遊技機が、遊
技盤制御部で入賞検出信号と払い出しが実行された結果
とを比較して正常であるかの調査をするものであって、
アウト球に対し払い出し数がある定数を平均的に保持さ
れているかの監視をするものである。例えば、6個の払
い出しにも係わらず15個を払い出したとき、ノイズで
6個のフラグが消されたか、または入賞信号もないのに
払い出しが実行されると、アウト球が100に対し払い
出し数が40から50を保持しているか、等の判断をす
る。したがって本請求項で異常な払い出しが実行されて
もその状況が判断できるので通称ゴト帥対策には有効な
手段である。
【0008】請求項2は、請求項1記載の弾球遊技機に
おいて、前記入賞検出器で入賞検出した遊技球を証拠球
として保持し、前記賞品球の払い出し終了で前記証拠球
の保持を解くことを特徴とする弾球遊技機。例えば、遊
技客が入賞したが払い出しをしないと偽りの申し出に対
し、その真偽を確かめるべき装置であって、電源の瞬断
して入賞記憶が解かれたときでも払い出しの実行ができ
るものでもあるので、特に人材等で電源管理の劣るパチ
ンコ遊技店では有効な手段である。請求項3は、請求項
1または2記載の弾球遊技機において、前記賞球払出部
のほかに独立して遊技球の貸し出しをする貸球払出部を
設けたことを特徴とする弾球遊技機。入賞による払い出
しの実行させる装置と貸し出しの実行をさせる装置とを
併設し、それぞれ独自に作動させるようにしたもので、
従来式の1個の払出装置で電気的に切り替えるものや、
払い出し口で賞球通路と貸球通路とに切り替える装置も
開示されてはいるが、貸し出しと入賞の払い出し信号
が、同じセンサまたはスイッチであるがために貸し出し
中に賞球払い出しが実行されると、その信号が不明確
で、両方を連続した払い出しの実行となり、遊技者は、
例えば6個の入賞があったとき払い出し数が少ないので
入賞分の払い出しがしていないと勘違いを起こしてい
た。これを解決するために本請求項で明確にした。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1と2に示すように入賞口
に入賞検出器を設けて入賞検出したとき、賞球払出部で
払い出しをする構成のパチンコ機では、入賞検出が通過
式であるため検知装置をセンサを使用することが一般的
である。マイクロスイッチを利用してアヒルで40ミリ
セコンド(リレーの動作の最小限)以上の接点タイムを
設けた場合は構造が複雑になり上下の制限を必要とする
場所には当然ながら設置不能である。しかるに検知シス
テムはセンサの応用しかありえず、そのセンサは発振式
で遊技球の通過でその発振を停止させる式のものや光を
応用して遊技球の通過でその光を遮断する方式や、磁気
を応用して鋼球である遊技球の通過でコイルに電圧が発
生させて通過信号とするものがある。これらは、外部的
ノイズに反応しやすく入賞もないのに払い出しが実行さ
れてしまう。上述のセンサは安価で構造が至って簡単で
小型であると言った特徴を備えているので利用しなけれ
ばならない。
【0010】そこで本発明の方式は、遊技盤制御部で遊
技球の通過信号を受信すると共に払い出し信号も受信し
て払い出し数を記録して出玉率を計算する。計算にあた
って払い出しが実行されたときから遊技客が連続発射し
ているものと判断して計算をする。通常営業での出玉率
は大当り以外の発射と払い出しの関係が普通100球の
発射に対して40球から60球の払い出しでないと営業
上成り立たない。この関係から遊技盤制御部は発射と払
い出し受信すると共に、前記遊技盤制御部は払い出しの
実行する払出信号をも受信し、双方の信号とで払い出し
の状況を判断して異常に払い出しが実行されているとす
れば、管理コンピュータにその旨を送信して対処する。
さらには、内枠制御部は払い出しを実行するので遊技盤
制御部からの信号と、内枠制御部も払い出し数を検出す
るから共に比較する。このとき入賞球である遊技球を検
出していれば実際に入賞があったものと判断ができるが
遊技球を検出しなかったらノイズによる入賞信号と判断
ができる。ノイズを送って図柄変動をさせ、少しの遊技
球も獲得しながらその獲得した遊技球で発射を重ね、図
柄変動をさせていれば少しの投資で多量の遊技球が獲得
できるといったことを防止しなければならない。このこ
とにより本発明の証拠球検出装置を設ければこの問題の
解決は容易である。
【0011】次に、証拠球検出部を設けないと、遊技客
が入賞したけれども賞品球が出てこないと言った偽りの
申し出をすることがある。これは証拠球が残らない構造
であることを知っている遊技客が述べるもので、過去に
機械式で払い出しをするパチンコ機でこの問題から証拠
球の重みで払い出しをする構造が考えられ、全ての入賞
球が証拠球として残るようにしたが、現在では大当りで
一気に多量の入賞が発生すると払い出しの対処が遅れて
玉詰まりとなってパチンコ機の動作が停止してしまうの
で、入賞が時間のかかる方法、つまりインターバルタイ
ム等を設けて対処している。
【0012】本発明の証拠球処理システムは払い出しの
実行は即座に行って、証拠球処理はできる限りのスピー
ドで対処し、一気に払い出しが終了した時点で証拠球の
数と比較をすれば良く、数値に差が出れば何らかの異常
が発生しているものと判断できて管理コンピュータに送
信をして対処する事が可能となる。前述した遊技盤制御
部で発射球のカウント方法について、払い出しの実行か
ら発射がなされているものと判断するが、発射数をカウ
ントする装置も例えば特願昭63−319908号や特
願昭59−226059号で開示される方式はバック球
のカウントもしなければ実際の発射球数を得ることがで
きないのでコスト面にで不利である。これを排出口でカ
ウントすれば実際に遊技盤上に発射された遊技球数が一
個のスイッチで実現できるので有効なカウント方式と言
える。次に、本発明の好適な実施例を添付する図面を参
照して説明をする。なお、本発明の実施の形態は、下記
の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術
的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは言うま
でもない。
【0013】
【実施例】図1は、弾球遊技機に代表されるパチンコ遊
技機の斜視正面図である(以後パチンコ機10と称す
る)。パチンコ機10の左側には、遊技球の貸し出しを
制御するカードリーダ21を備え図示しない遊技機設置
島へ共に設置される。パチンコ機10には外枠11が設
けられ、パチンコ機10の外殻をなしており遊技機設置
島に固定する筺体でもある。その外枠11には上下に取
り付けられるヒンジ14で前面枠12を外枠11に対し
て着脱開閉可能に取り付けられている。前面枠12の内
部には詳細を省略する遊技盤13とガラス枠開放検出4
1が内蔵され、さらに前面枠12の表面上部には、継続
有効表示29を擁して大当り表示28が設けられるとと
もに、前面枠12右上側に球不足表示30、払出作動表
示32、証拠球検出表示31と前面枠錠42が一体的な
構造で取り付けられている。このうち右上側の表示に関
するものは、ふだんは何も見えないが、例えば、入賞に
より入賞証拠球を検出すると証拠球検出表示31が点灯
または点滅を繰り返し、点灯したときは文字が浮き出て
可視可能となり、消灯すれば何も見えないといった構造
になっている。 尚、この証拠球検出表示31について
はその電気的接続を後述するが、入賞したときに表示し
て入賞球を排出すると表示が消滅するといった構成とし
て、証拠球検出表示31と払出作動表示32とで時差的
点滅させるのでその動作を遊技客に判断可能としてい
る。
【0014】前面枠12の内側周りを窓枠状の金枠18
が取り付けられ、この金枠18に開閉可能に板ガラス1
9を擁したガラス枠17が填められている。前面枠錠4
2に図示しない鍵を挿入して時計方向に回せば前面枠1
2が開放するとともに、反時計方向に回せばガラス枠1
7が開放する。このガラス枠17が開放するとガラス枠
開放検出41がそのガラス枠17の開放を検出する。前
面枠12の中央やや下側に上皿15とその下に下皿16
が設けられ、上皿15の右側には、カードリーダ21を
操作するためのカード操作部24が図示しないコネクタ
により通電可能で着脱容易に設けられており、このカー
ド操作部24には貸出ボタン26、精算ボタン27と残
高表示部25とが併設され、カードリーダ21にはカー
ド口23があって、このカード口23に詳細を述べない
金銭と交換した有効なカードを差し込めば、この残高表
示部25にその内容を表示する。カードを差し込んで残
高表示部25が「0」表示でなければ貸出ボタン26を
押せば、規定数の遊技球が上皿15の図示しない貸球口
より払い出される。
【0015】残高表示部25に「0」以外の表示であれ
ば有効残高であるので精算ボタン27を押せばカードが
カード口23より排出される。このカードリーダ21に
は貸出有効表示35、着脱取手22と着脱錠34が付け
られ、このうち着脱取手22と着脱錠34は着脱錠34
に図示しない鍵を挿入して操作をすればカードリーダ2
1を着脱取手22を手で持って引き出せば簡単に取り出
すことができる。貸出有効表示35は内部にランプが設
けられており、貸出有効表示35が点灯しているときは
カードが挿入されていることを表示するものであって、
余分にカードの挿入をしないように表示している。前面
枠12の右上角には、コーナ保護材20が取り付けられ
ていて、製造工程や遊技場において設置変更ときなど、
前面枠12を外枠11から外して下に置くとき、前面枠
12を反対向きに立て掛けるので、この角が傷むことが
ない。
【0016】上皿15には上皿口40、下皿16には下
皿口39とが設けられそれぞれ遊技球が排出される排出
口となっている。上皿口40は図示を省略したが賞球払
い出し用の口と貸し出し払い出し用の口とが設けられそ
れぞれ別個に排出される構造となっている。下皿16に
は満杯表示33が設けられていて下皿16に遊技球が多
量に排出され満杯になるとこの満杯表示33が点滅表示
し、先に述べた右上側の表示に関する表示方法と同様に
文字が浮き出る方式に構成されているので「球を抜いて
下さい」と点滅表示される。前面枠12の右下には遊技
球を発射するための発射ハンドル36が握り形状で取り
付けられ、この発射ハンドル36の外周に操作レバー3
7が反時計方向に付勢して回動自在に設けられている。
発射ハンドル36を遊技者が握ったときの親指の当たる
位置に発射停止ボタン38が取り付けられている。遊技
者が操作レバー37を時計方向に操作すれば上皿15に
投入された遊技球を遊技盤13に向けて発射させること
ができ、発射中に発射停止ボタン38を押せば発射が一
時停止する。
【0017】なお、操作レバー37はタッチ信号の発生
源でもあり、遊技客の手が触れることでONされる。一
般的には商用周波数に乗じたノイズで作用させる方式や
遊技客の手との容量性を応用したものが採用されている
が、地域差と人による差があって微妙な調整をしなけれ
ばならない。そこで本パチンコ機10の方式は感圧式
で、主に圧力で抵抗値が変化する素材を利用しているの
で、微妙な調整は必要がなく感度調整ボリュームを使用
しなくてすむ。この他にも握り部の腹が何れの方向に動
いても作動する浮遊式が挙げられ、この方式も調整ボリ
ュームを必要としないので有効な方式である。上皿15
にはL滑面材43が設けられており、遊技球の流れを円
滑にする働きを有し、従来のように例えば特公平7−9
8099に示される立直面と平面に金属板を設置した場
合、面活性がないので滑りがなく球詰まりを生じやす
い。本願のパチンコ機10の上皿15は、ジュラコン樹
脂製でL字型で一体形成して取り付けているのでこの問
題はない。ということは、ジュラコン樹脂は油系の活性
面であるから滑りが非常に良く、好適な球流れを得るこ
とができて、従来のような金属面を利用する方法での球
詰まりが起きない。といった優れた効果を発揮できる。
【0018】次に図2は、パチンコ機10の裏構造を示
したものでその内容を説明をする。パチンコ機10の裏
面には機構盤44が遊技盤13を背面からほぼ全体を覆
うように取り付けられており、その機構盤44の上部に
は、賞品球または貸し出し球としての遊技球が貯留され
た賞球タンク48や、その下にタンクレール49が取り
付けられている。タンクレール49には、賞球タンク4
8内の遊技球の有無の検出および遊技球を遊技機設置島
より補給するための補給要求検出50が設けられ、タン
クレール49の下流側にカーブレール67と払出装置5
1が接続されている。タンクレール49の下には特別図
柄表示装置46が設けられその背面側を覗かせている。
この特別図柄表示装置46は、詳細を省略するがその表
側を遊技盤13のほぼ中央に特別図柄を表示できるよう
に設置されているのでその背面側がこの位置になってい
る。
【0019】特別図柄表示装置46の下段には遊技盤制
御部45が取り付けられ、この遊技盤制御部45は遊技
盤13の背面側に取り付けられている集合盤73(集合
盤の詳細図は図3を参照)に着脱自在に取り付けられて
いる。遊技盤制御部45の下方に内枠制御部53が設け
られ、この内枠制御部53の内部には電源部57、駆動
制御部58および電力制御部59が内蔵されている。遊
技盤制御部45は特別図柄表示装置46や遊技盤13の
表面に設けられる各種入賞口の制御および内枠制御部5
3の制御を行っている。内枠制御部53にはエラー表示
部65と隣接してエラーコード表66が設けられ、パチ
ンコ機10に発生するトラブルを数字形式でそのトラブ
ルを表現し、そのトラブル発生時は、この数字形式で表
示するエラーコード表66にしたがって対処できるの
で、即座にエラーの解除が可能である。
【0020】内枠制御部53の下方には、発射装置56
が取り付けられており、発射駆動は発射モータ47によ
って行われるが、制御に関わることは、図1の発射装置
56に設けられる操作レバー37によって発射強弱調整
をするが、発射ハンドル36の腹部に触れると感圧によ
る抵抗値の変化で触れたことを検出するタッチ制御部9
1を設けている(図示省略)。内枠制御部53の右側に
満杯検出52が設けられおり図1の説明で述べた下皿1
6が満杯になるとここでその旨を検出する。カードリー
ダ21はパチンコ機10との信号のやりとりをする貸球
情報線54設けられている。
【0021】機構盤44の下方には発射された全ての遊
技球と球抜通路92からの遊技球の排出する排出口68
が設けられている(この場合は図4も参照)。機構盤4
4にはスピーカを内蔵した音声制御部60が設けられ遊
技の進行に従って各種音声が発せられるようになってい
る。音声制御部60は内枠制御部53からのコマンドに
よって制御され、内部には図を省略するがCPU、RO
M、RAM、I/Oを主体としたマイクロコンピュータ
を内蔵しており、受信したコマンドデータに基づいて各
種音声を発声させている。このマイクロコンピュータ以
外にICロジックでROMよ読み出して発声させる方法
もあって、この音声制御を外部に設けることは、電圧的
ノイズが他の制御装置に影響を与えることが少なく故障
の際、交換も容易であるから有効な手段と言えよう。機
構盤44には球抜レバー74が設けられ、この球抜レバ
ー74を操作すると賞球タンク48、タンクレール49
およびカーブレール67内にある遊技球を排出すること
ができる。機構盤44の左側上下に点検蓋62と止ボタ
ン64が設けられ、上の点検蓋62は払出装置51およ
び下の点検蓋62は内部に証拠球検出部61が設けてあ
るのでこれらメンテナンスのためにある止ボタン64で
それぞれの点検蓋62を固定している。前面枠12の裏
側上部に前面枠開放検出63が設けられ、図1で説明し
たガラス枠開放検出41と共に図示しない管理コンピュ
ータに送信できるようにしてあり、不正遊技の監視に役
立っている。機構盤44には盤側外部接続端子55と枠
側外部接続端子90が設けてあり、盤側外部接続端子5
5は遊技盤情報を、枠側外部接続端子90は機構部の情
報をそれぞれ管理コンピュータに送信可能としている。
【0022】次に図3で本発明の要旨である証拠球を検
出する装置について述べる。証拠球検出部61には排出
モータ69、1球分の溝を設けた球送盤70と証拠球検
出器71とで構成されており、一方集合盤73には証拠
球樋72を設け図示しない各入賞口に入賞した遊技球を
集合盤73に集合させ矢印S及びS’方向から球送盤7
0に導入されるようになっている。証拠球検出部61は
検出した遊技球を排出すべき排出口68があり、この排
出口68には玉抜きで排出される球抜通路92が設けら
れており、球送盤70からの遊技球と遊技盤13を転動
して図示しないアウト口からの排出される遊技球と、球
抜通路92からの遊技球とを合流させて、排出口68か
ら排出させるようにしてある。
【0023】証拠球検出部61の動作は、本パチンコ機
10に通電させると排出モータ69が回転をし同軸の球
送盤70も回転をする。このとき入賞球が証拠球樋72
を転動してきて球送盤70の溝に入り込めば回転矢印R
方向に送られる。移送中に証拠球検出器71で入賞球を
検出すると排出モータ69は一旦停止するが、賞品球を
既に払い出していれば再び回転をし、入賞球を排出させ
る。つまり、払い出しよりも入賞球の排出はしない構成
としているので停電等で入賞情報を消失してもその入賞
した証拠が残るので入賞記憶が消滅しても遊技客安心し
て遊技を楽しむことができ、更に図 で説明をするメモ
リ保持回路を設ければ払い出しの実行かできる。停電等
で入賞情報が消失して入賞球が残っている場合、入賞球
を検出するので最大払い出し数で払い出せばなお遊技客
は安心できる。
【0024】次に上記の払い出しについて証拠球の検出
と関連で払出装置51の詳細を図4で説明する。遊技球
は、タンクレール49からカーブレール67を介して払
出装置51に補給されるが、この払出装置51について
構成から述べる。払出装置51には、分岐樋75が設け
られ上流側一端をカーブレール67に接続されている。
なお、タンクレール49とカーブレール67迄は2列の
構成であって図示したものは手前を示し、奥側にもう一
列存在し、図示を省略した。分岐樋75は、流下途中か
ら2列に分岐し一方を賞品球の払い出しとなり他方を貸
し出し払い出しとなって、計4列の構成となる。図4を
見て左側が貸球払出部93で右側が賞球払出部94であ
る。貸球払出部93には貸球検出80、貸球スプロケッ
ト82と、賞球払出部94には賞球検出79、賞球スプ
ロケット81がそれぞれ奥側を含め2組設けられてい
る。
【0025】貸球払出部93には、貸球モータ78が備
えられその上部に手動抓89が設けられており指で回転
をさせることができる。さらに貸球払出部93には貸球
モータ78に接続した貸球側ウオームギア86が設けら
れ貸し出しを制御する前述した貸球スプロケット82に
接続されている。賞球払出部94は貸球払出部93と同
様な構成となっており、賞球モータ77が備えられその
上部に手動抓が設けられており指で回転をさせることが
できる。さらに賞球払出部94には賞球モータ77に接
続した賞球側ウオームギア85が設けられ賞球制御する
前述した賞球スプロケット81に接続されている。貸球
側ウオームギア86の下方側には貸球位置検出88が設
けられ貸球スプロケット82を定位置に制御するために
設けられている。賞球側ウオームギア85も同様に下方
側には賞球位置検出87が設けられ賞球スプロケット8
1を定位置に制御するために設けられている。賞球払出
部94の下流側には賞球ベル3が設けられてる。
【0026】貸球スプロケット82と賞球スプロケット
81との間には球抜弁84が設けられ球抜ロッド76で
球抜レバー74に連接されている。詳細を図示しない前
面から球抜棒を押し込むと球抜レバー74が作用して球
抜弁84を遊技球の抜ける状態になり、その遊技球の重
みで図示しない通路を経て排出口68に至り賞球タンク
48はもとよりタンクレール49およびカーブレール6
7とその通路ないの遊技球全てが遊技機設置島内部に排
出される。従来、スプロケット式の払出装置は切り換え
弁を排出側に切り替えて通電させモータと連動するスプ
ロケットの回転により球抜を行っていたが本装置は、電
源を必要としないので如何なる場所でも球抜ができる優
れた構成になっている。
【0027】本装置の貸球検出80と賞球検出79は遊
技球の有無の検出と通過個数の検出をしている。従来の
ように遊技球の有無検出と払出個数検出の2組の検出部
を設けていないので省力化に役立つ。貸球払出部93が
作動すると矢印A方向に遊技球が排出され、賞球払出部
94が作動すると矢印B方向に排出される。尚、図でも
判断ができることであるが途中に賞球ベル83が設けて
あるので賞球払出部94は鈴の音が発生させることがで
きる。貸球位置検出88と賞球位置検出87は、従来の
構成からすると払い出し口にカウント検出が設けられ、
スプロケットの位置の検出がなされていないので稼動構
成部品の摩耗により、過剰に払い出しが行われることが
あるが、スプロケットの前段階に設けて通過量を検出し
ているのでこのような現象は起きない。なお、各払い出
しの実行にあたって、入賞の発生したときに貸し出し要
求しても暫くは受け付けなく、遊技客に有利になるよう
な時間差を設けてある。
【0028】次に主な動作系統を図5により説明をす
る。パチンコ機10の能動的制御構成は、主なものとし
て遊技盤制御部45と内枠制御部53を具備し、特別図
柄は受動的に特別図柄表示装置46も含むCPUを主体
としたROM、RAM、I/Oによるマイクロコンピュ
ータにより制御をしている。内枠制御部53に付いては
内蔵RAM保持機能を有するCPUを使用するので以
後、(マイクロコントローラーユニット)MCU95と
称する。遊技盤制御部45は、遊技盤の制御を司るが、
枠側情報である賞球検出79と貸球検出80がそれぞれ
2組接続され、満杯検出52も接続されている。この枠
側情報は遊技球の個数管理をするために接続され、貸し
出し個数と入賞による賞球数を管理して異常入賞の検出
をしている。異常入賞の検出は、不正防止のためで結果
を盤側外部接続端子55が設けてあるので管理コンピュ
ータに連絡をして即座に対処可能としている。
【0029】遊技盤制御部45は、特別図柄表示装置4
6と図示しない普通図柄表示装置の図柄表示制御を行
い、先述の枠情報以外の遊技盤情報の図示しない第1G
O検出(第一種始動口)、規定個数検出(10カウン
ト)、V通過検出(継続入賞)、および第2GO検出
(普通図柄始動口)等の入力制御を行っている。遊技盤
制御部45は、本制御の結果により電力制御部59を経
て遊技盤に設けられる各種装飾照明や大入賞口と電動役
物の制御も行っている。遊技盤制御部45は演算結果の
一部を前述の特別図柄表示装置46と内枠制御部53に
コマンド送信をしている。内枠制御部53は、先の遊技
盤制御部45でも入力としていた賞球検出79と貸球検
出80および満杯検出52をも備えており、遊技盤制御
部45は、遊技球数の管理を行ってるが、内枠制御部5
3は払い出しに関する制御を行うものでもあり、双方の
数値の差で入力事実なのか、ノイズ的入力なのかの判別
をも行っている。
【0030】内枠制御部53は、音声制御部60に対し
て遊技盤制御部45からの総合的コマンドから音声制御
情報を抽出して音声コマンドの送信をし、内容によって
はエラー表示部65にエラー表示をする。音声コマンド
は特別図柄表示装置46からも音声制御部60へ送信を
するが、内枠制御部53からのトラブルに関するものを
信号を優先し、さらに内枠制御部53を経由する遊技盤
制御部45からのトラブル信号を特に優先をする。内枠
制御部53は、遊技盤制御部45からの総合的コマンド
から、電力制御部59を介して大当り表示28、継続有
効表示29、満杯表示33、払出作動表示32、証拠球
検出表示31、球不足表示30等の制御を行っている。
【0031】内枠制御部53は、内枠に生成される前面
枠開放検出63、ガラス枠開放検出41、発射停止検出
(38)証拠球検出器71、補給要求検出50、賞球位
置検出87と貸球位置検出88と、遊技盤制御部45と
並列入力する貸球検出80、賞球検出79、で信号を検
出し遊技盤制御部45からの総合的コマンドから動作判
断をすると共に、枠側情報として枠側外部接続端子90
から管理コンピュータに送信をしている。上記の判断か
ら駆動制御部58を介して排出モータ69、発射モータ
47及び賞球モータ77と貸球モータ78の制御をして
いる。パチンコ機10の制御には作動電源として電源部
57を単独に設けているのでレギュレータの故障に対し
簡単に対処できるようにしてある。この電源部57は、
3端子的な構成でAC24が遮断されるとパスコンに蓄
電される電力は自動的に放電されるので、瞬断すると全
てが消失するのでLoメモリを保持する構成としてい
て、この詳細は図6で説明することとする。
【0032】カードリーダ21は、貸球情報線54を介
して内枠制御部53と相互通信をして、貸出ボタン26
と精算ボタン27からの信号を受けて残高表示部25に
その内容を表示している。この制御で内枠制御部53か
ら貸球モータ78を作動させると共に貸球検出80で貸
し出し個数を検出して、その結果を残高表示部25に表
示している。図5に示す本パチンコ機10の制御で、例
えば電力制御部59が2か所の図示があるが同一部内に
構成するか、並列接続をしているもの等、便宜上分割表
現をしている。本パチンコ機10は入賞による証拠球検
出部61を備えてるが、証拠球を処理する方法以外に不
確定な方法ではあるが電源が遮断されても入賞記憶を保
持させる方法もあって、それはMCU95内部に設けら
れるRAMの一部に電圧を保持させることで電源の遮断
による入賞記憶喪失で遊技客とのトラブルを防ぐことが
できるもので、次にこの入賞記憶について述べることと
する図6は、メモリ電源保持回路について述べるが便宜
上簡単な図で基本的な説明にとどめる。
【0033】内枠制御部53にはRAMを内蔵するMC
U95(マイクロコントロールユニット)及びその他と
整流回路96が内蔵され、電源部57から脈流の+5V
が供給を受けて動作をしている。整流回路96には電源
レギュレータ97が設けられ、P1点に示す脈流を純粋
直流(P2点においてC1と共に)にしている。P2か
ら分岐して一方をD3、D4を経て全体回路内に供給を
し(MCUのSTBYも供給)、他方をD2を経てMC
UのVDDに供給するものでる。C2とR1によりVD
D電圧を保持するが電源の遮断時に逆流の防止にD2を
挿入している。D2の半導体の特性である内部抵抗によ
り0.7Vお電圧降下があるのでバランスを保つために
D3とD4を設けている。D3とD4は相互方向に接続
しているが、これは電源遮断時に半端な電圧があると瞬
間ではあるが動作不良をするので電源レギュレータを通
して急速放電をさせてこの動作不良を防止している。こ
の場合P3地点とP4地点の電圧は5V−0.7Vで
4.3Vに電圧降下をしてしまうので電源レギュレータ
のグランド側にD1を挿入して0.7Vの電圧の上昇を
図って、P3とP4地点の電圧を規定値の5Vに保って
いる。
【0034】ここで電源が遮断するとMCU95のST
BY端子がLoレベルになりVDDにはC2に蓄電され
る電圧で保持され高抵抗のR1でP4の電圧が0.7V
(MCUも半導体)まで電圧降下するまでMCU95の
一部RAMの内容が保持される。実際にはMCU95が
CMOS構造であるので消費される電力は少なくSTB
Y端子がLoレベルであればMCU95内部がハイイン
ピーダンス状態になるので相当時間保持可能となる。こ
れにより一部RAMに入賞数を保持できるので遊技中に
電源の遮断があっても再び通電すれば払い出しが実行さ
れる。
【0035】以上の構成に対し次にその動作をさせるべ
きプログラムをフローチャートによって説明をする。図
7は遊技盤制御部45の作動フローチャートである。フ
ローチャートの説明において以後、Sはそれぞれの説明
用のステップを示し数字はステップ番号として表示して
いる。S10は、遊技盤制御部45のメインシステムの
開始である。S11は、パチンコ機10の電源投入で遊
技盤制御部45に電力の供給開始をしたところである。
S12は、電源投入によるものなのかリセット割り込み
なのかを判断し、リセット割り込みであればS14へ進
み、電源投入と判断したらS13へ進み、I/O及びR
AMの初期値を設定する。このRAMには電源投入を判
断する部分が書き込んであり、たとえば1バイトに55
(0101 0101)とかAA(1010 101
0)等を書き込んで以後判定をし次へのステップとな
る。
【0036】S14は、以後の動作内容で異常を判別し
たらフラグを設定し次のループでこの判断をする。初期
第一回目は異常判定は否定であり2回目以降が試され
る。S15は、2回目以降であって異常判定の結果、肯
定とした場合で図5のエラー表示部65にその異常状態
を表示して音声を発しながら管理コンピュータと内枠制
御部53へ送信をする。この場合異常報知手段を講じて
最後のS23に進みステップをジャンプするのであたか
も動作が停止したかのようになる。復帰したら次のルー
プからS16に進む。S16は、遊技盤13に設けられ
る第1GO検出(第一種始動口検知)、規定個数検出
(10カウント検知)、V通過検出(継続検知)、第2
GO検出(普通図柄作動口検知)の検出を行う。S17
は、図柄制御手段で特別図柄表示装置46の図柄の制御
をするコマンド送信となる。
【0037】S18は、枠側情報取得手段で満杯検出5
2、賞球検出79と貸球検出80等の状況検出である。
S19は、役物照明制御出力手段で遊技盤13に設けら
れる飾りランプや、第1GO検出、第2GO検出で得ら
れた信号を電力制御部59を経て表示する。S20は、
遊技盤情報送信手段で遊技盤13に生成される第一種遊
技情報を内枠制御部53に送信をするもので、音声や枠
飾りランプの情報をコマンド送信をする。S21は、賞
球払出検査手段で賞球検出79と貸球検出80をして、
遊技球の個数管理をし、入賞情報と比較しながらノイズ
の信号なのか払い出しの信号なのかの判断をし、満杯検
出52とをコマンド単位に生成して次のループでS20
により送信可能にする。S22は、外部出力手段で盤側
外部接続端子55に第一種遊技情報を管理コンピュータ
に送信する。S23は、動作停止命令で割り込みが発生
すると解除されるもので一旦停止しているようにみえる
が内部ではループ状になっている。
【0038】図8は、副システム開始で内枠制御部53
の動作フローチャートである。S30は、内枠制御部5
3である副システムの開始である。S31は、パチンコ
機10の電源投入で内枠制御部53に電力の供給開始を
したところである。S32は、RAMの特定領域を参照
して本副システムが電源投入かリセット割り込みかの判
断をする。否定であればS35へジャンプする。S33
は、リセットするかの問い合わせで、遊技盤制御部45
であるメインシステムから入賞数有りのコマンドを受信
していたらS35へジャンプ。S34は、初期値設定で
S33において入賞数を受信していなかったので全てを
クリアーして入出力の初期値の設定をする。S35は、
異常判断手段で、スイッチ類の入りっぱなしがないか、
メインシステムに入賞数がないのに証拠球の存在してい
るかの調査をする。異常ででないときはS37にジャン
プし、異常であればS36でコマンドの設定をしてS4
5へジャンプする。
【0039】S37は、遊技盤情報受信手段で、遊技盤
制御部45のメインシステムからのコマンドを受信して
内容を調査をすると共に入賞処理を含む以降処理へのフ
ラグ設定をする。S38は、枠側情報取得手段で、賞球
検出79、貸球検出80、賞球位置検出87貸球位置検
出88、補給要求検出50、証拠球検出器71、ガラス
枠開放検出41、発射停止検出(38)、前面枠開放検
出63等の枠側スイッチ情報の検出を行う。S39は、
貸球入出力情報取得手段であって、カードリーダ21か
らすでにカードの挿入があった旨を送信しているとき、
残高表示部25へ表示すると共に貸出ボタン26、精算
ボタン27の情報を受信して、この処理を中継して貸し
出し要求に対して払い出し数を設定する。S40は、発
射制御手段で、タッチ制御部91、発射停止検出(3
8)(発射停止ボタン38)及び発射モータ47の制御
を行う。
【0040】S41は、払出制御手段で、貸球数及び賞
球数を読み込んで貸球モータ78、賞球モータ77、貸
球検出80、賞球検出79の処理を行う。S42は、入
賞球排出手段で、証拠球の処理を行う。S43は、飾り
ランプ出力手段で、遊技盤制御部45の情報と内枠制御
部53が得た情報に基づいて前面枠12に設けられる各
種表示または飾り表示を制御させる。S44は、遊技盤
制御部45の情報と内枠制御部53が得た情報に基づい
て音声データのコマンドを音声制御部60に送信をす
る。S45は、内枠制御部53が得た情報を枠側外部接
続端子90から管理コンピュータに送信をする。
【0041】S46は、S23と同様に動作停止命令で
割り込みが発生すると解除されるもので一旦停止してい
るようにみえるが内部ではループ状になっている。次に
副システム(内枠制御部53)のサブルーチンである入
賞球排出手段S41を図9のフローチャートで説明す
る。S41は、副システムの入賞球排出手段のサブルー
チンの開始口である。S50は、メインシステムの入賞
情報と、副システムが受けた入賞信号に基づいて作成さ
れるフラグの検出をし、フラグが立っていなければS5
2にジャンプして、フラグが立っていれば入賞があった
として、次のステップのS51で入賞カウンタをインク
リメントする。
【0042】S52は、排出モータ69はパチンコ機1
0に電源投入で回転を開始する構成で、S54、述べる
ある信号の検出で停止させるもので、その排出モータ6
9が停止している状態かの検出で、停止中であればS5
5へジャンプし、作動中であればS53で遊技球の有無
を検出し、結果なければS58にジャンプする。遊技球
の検出信号が遊技球あるとしたら次のステップへ。S5
4は、遊技球を検出して排出モータ69を一旦停止させ
る。S55は、賞球払出部94の賞球検出79からの設
定通過個数に達した旨のフラグを検査をし、そのフラグ
が立っていなければ払い出しが終了していないものとし
てS58へジャンプする。払い出しの終了に基づいてフ
ラグが立っていれば次のステップのS56で先に入賞数
をインクリメントした数をデクリメントしてS57で排
出モータ69を回転させ入賞球を排出する。本サブルー
チンはS58でメインルーチンへリターンする。以上動
作順序を簡易フローチャートで説明をしたがコンピュー
タプログラムは図5の構成を参照してメインシステムS
10と副システムS30のプログラムの作成が可能であ
るから詳細を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、実施例のパチンコ機正面斜視図である。
【図2】は、実施例のパチンコ機背面図である。
【図3】は、実施例の証拠球検出部の説明図である。
【図4】は、実施例の貸球払出部と賞球払出部の図であ
る。
【図5】は、実施例のパチンコ機の制御に係わる構成図
である。
【図6】は、実施例の入賞払い出しに係わるメモリ保持
回路図である。
【図7】は、実施例の遊技盤制御部のメインフローチャ
ート図である。
【図8】は、実施例の内枠制御部のメインフローチャー
ト図である。
【図9】は、実施例の内枠制御部におけるサブルーチン
で入賞球排出手段の証拠球処理ルーチンを示した図であ
る。
【符号の説明】
10…パチンコ機、11…外枠、12…前面枠、13…
遊技盤、14…ヒンジ、15…上皿、16…下皿、17
…ガラス枠、18…金枠、19…板ガラス、20…コー
ナ保護材、21…カードリーダ、22…着脱取手、23
…カード口、24…カード操作部、25…残高表示部、
26…貸出ボタン、27…精算ボタン、28…表示、2
9…継続有効表示、30…球不足表示、31…証拠球検
出表示、32…払出作動表示、33…満杯表示、34…
着脱錠、35…貸出有効表示、36…発射ハンドル、3
7…操作レバー、38…発射停止ボタン、39…下皿
口、40…上皿口、41…ガラス枠開放検出、42…前
面枠錠、43…L滑面材、44…機構盤、45…遊技盤
制御部、46…特別図柄表示装置、47…発射モータ、
48…賞球タンク、49…タンクレール、50…補給要
求検出、51…払出装置、52…満杯検出、53…内枠
制御部、54…貸球情報線、55…盤側外部接続端子、
56…発射装置、57…電源部、58…駆動制御部、5
9…電力制御部、60…音声制御部、61…証拠球検出
部、62…点検蓋、63…前面枠開放検出、64…止ボ
タン、65…エラー表示部、67…カーブレール、68
…排出口、69…排出モータ、70…球送盤、71…証
拠球検出器、72…証拠球樋、73…集合盤、74…球
抜レバー、75…分岐樋、76…球抜ロッド、77…賞
球モータ、78…貸球モータ、79…賞球検出、80…
貸球検出、81…賞球スプロケット、82…貸球スプロ
ケット、83…賞球ベル、84…球抜弁、85…賞球側
ウオームギア、86…貸球側ウオームギア、87…賞球
位置検出、88…貸球位置検出、89…手動抓、90…
枠側外部接続端子、91…タッチ制御部、92…球抜通
路、93…貸球払出部、94…賞球払出部、95…MC
U、96…整流回路、97…電源レギュレータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に複数個設けられる入賞口に入
    賞検出器を設け、前記入賞検出器が入賞検出したとき設
    定された払い出し個数に基づいて賞球払出部で払い出し
    の実行をさせる弾球遊技機において、 入賞検出信号は遊技盤制御部で受信するとともに、前記
    遊技盤制御部は払い出しの実行する払出信号をも受信
    し、双方の信号とで払い出しの管理をすることを特徴と
    する弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾球遊技機において、 前記入賞検出器で入賞検出した遊技球を証拠球として保
    持し、前記賞品球の払い出し終了で前記証拠球の保持を
    解くことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の弾球遊技機にお
    いて、 前記賞球払出部のほかに独立して遊技球の貸し出しをす
    る貸球払出部を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011045633A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機

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