JP2000262643A - トンネル消火システム - Google Patents

トンネル消火システム

Info

Publication number
JP2000262643A
JP2000262643A JP11070189A JP7018999A JP2000262643A JP 2000262643 A JP2000262643 A JP 2000262643A JP 11070189 A JP11070189 A JP 11070189A JP 7018999 A JP7018999 A JP 7018999A JP 2000262643 A JP2000262643 A JP 2000262643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
protective
tunnel
sections
protection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11070189A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Miura
五郎 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hatsuta Seisakusho Co Ltd filed Critical Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Priority to JP11070189A priority Critical patent/JP2000262643A/ja
Publication of JP2000262643A publication Critical patent/JP2000262643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C3/00Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places
    • A62C3/02Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places for area conflagrations, e.g. forest fires, subterranean fires
    • A62C3/0221Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places for area conflagrations, e.g. forest fires, subterranean fires for tunnels

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災発生防護区画とした防護区画に泡を放出
して火災を起こしている車および漏洩している燃料,可
燃性液体の表面を泡で覆って消火し、同時に火災発生防
護区画の外側で放出する水により停車している車を冷却
して火災の拡大を防ぐと共に火災から発生する煙,有毒
ガスを除去し避難および外部からの消火活動を容易にす
るトンネル消火システムを得る。 【解決手段】 トンネル2を長手方向に複数の小区画
(防護区画)1に分割し、これら防護区画1において炎
検知機3が火災を検出したものを火災発生防護区画とし
てこの火災発生防護区画には放出口から泡を放出すると
共に,前記火災発生防護区画の両側に隣接する防護区画
1には放出口から水を放出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速道路等のト
ンネル内で発生する車火災に有効なトンネル消火システ
ムに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】高速道路のトンネルに
は、一般的に水消火設備が設置されている。ところが、
この水による消火はA火災,引火点が100度C以上の
油火災に有効であり,また火災で燃えている対象物およ
びその付近に存する可燃物の冷却に有効であるが、ガソ
リンもしくは軽油を燃料とする車,可燃性液体を大量に
積んだタンクローリー等がトンネル内で事故を起こし,
その燃料もしくは可燃性液体に火災が発生した場合に
は、かかる水による消火では冷却による火災制御は期待
できても火災の鎮圧は期待できないという問題点があ
る。特に、可燃性液体が道路に漏れ,それに火が点いて
いる場合に、この火災に大量の水を注入することは、火
災を拡大する可能性があって危険である。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明に係るトンネル
消火システムは、火災発生防護区画とした防護区画に泡
を放出して火災を起こしている車および漏洩している燃
料,可燃性液体の表面を泡で覆って消火し、同時に火災
発生防護区画の外側で放出する水により停車している車
を冷却して火災の拡大を防ぐと共に火災から発生する
煙,有毒ガスを除去し避難および外部からの消火活動を
容易にする。
【0004】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1〜
図3について説明する。図1はトンネルの区画状態を示
す図、図2は図1における炎検知機の検知範囲を示す
図、図3は図1における各消火設備を示す図である。
【0005】図において、1はトンネル2を長手方向に
分割して構成した複数個(図面では40個)の防護区
画、3は防護区画1の隣接部をトンネル2の片側(図面
では左側)から数えてその奇数に当たる隣接部の位置に
それぞれ設けて左右2個の防護区画1を検知範囲とする
炎検知機、4は各防護区画1にそれぞれの防護区画1を
包含するようにそれぞれ配置した放出口で、これらは防
護区画1単位で泡あるいは水を放出できるように例えば
図3に示すような泡消火設備および水消火設備にそれぞ
れ接続されている。
【0006】なお、図3において、5は消火水槽で、放
出口4までの水消火設備配管を実線で示している。また
6は泡原液貯蔵タンクで、消火水槽5から放出口4まで
の泡消火設備配管を点線で示している。
【0007】今、1個の炎検知機3(A)が火災を検出
すると、その左右2個の防護区画1(1)および(2)
に対して片側2箇所づつの放出口4からそれぞれ泡が放
射されると共に、その片側外側に隣接する1個の防護区
画1(3)に対して片側1箇所の放出口4からそれぞれ
水が放射される(図2の状態)。
【0008】次に、2個の炎検知機3(A)および
(B)が火災を検出すると、両者の間にある2個の防護
区画1(2)および(3)に対して片側2箇所づつの放
出口4からそれぞれ泡が放射されると共に、その両側外
側に隣接する2個の防護区画1(1)および(4)に対
して片側2箇所づつの放出口4からそれぞれ水が放射さ
れる(図2の状態)。
【0009】また、1個の炎検知機3(B)が火災を検
出すると、その左右2個の防護区画1(3)および
(4)に対して片側2箇所づつの放出口4からそれぞれ
泡が放射されると共に、その両側外側に隣接する2個の
防護区画1(2)および(5)に対して片側2箇所づつ
の放出口4からそれぞれ水が放射される(図2の状
態)。
【0010】次に、本消火システムの制御を図4〜図7
を用いて説明する。図4は本消火システムの制御系統
図、図5は図4の防災受信盤の制御モードフロー図、図
6は火災モードフロー図、図7は地区弁選定フロー図で
ある。
【0011】本消火システムの制御は、図4に示すとお
り防災受信盤,消火設備制御盤,消火ポンプ制御盤,操
作箱,炎検知機で構成される制御システムにより行う。 1.防災受信盤 防災受信盤は、トンネル内の防災に掛かる全ての設備を
監視,制御する盤で、各消火設備もこの防災受信盤によ
り監視,制御される。
【0012】2.消火設備制御盤 消火設備制御盤は、各消火設備を構成する泡消火設備お
よび水噴霧(消火)設備の地区弁を制御する盤で、防災
受信盤からの地区弁開閉信号に従い当該地区弁を開閉す
る。なお、防災受信盤において、各消火設備に係る制御
方法が「手動」になっている場合には、現地に設置した
操作箱からの信号により当該地区弁を開閉することがで
きる。
【0013】3.消火ポンプ制御盤 消火ポンプ制御盤は、消火ポンプおよびブースターポン
プの直近に設置し、防災受信盤からの信号により消火ポ
ンプおよびブースターポンプの起動,停止を制御する。
また、消火ポンプ制御盤の盤面上のスイッチを操作する
ことにより、直近の消火ポンプもしくはブースターポン
プを直接起動,停止することができる。
【0014】4.操作箱 操作箱は、トンネル内の各防護区画付近に設けて泡消火
設備および水噴霧設備の地区弁の開閉を直接制御する。 5.炎検知機 炎検知機は、トンネル内の火災を検知する火災検知機と
して用いられるもので、火災を検知した時火災信号を防
災受信盤に送る。
【0015】6.制御方法 操作場所の切り替え 防災受信盤の盤面の「遠方−直接」スイッチを操作する
ことにより、操作場所を遠方監視制御設備または防災受
信盤に切り替えることができる。 制御方法の切り替え 防災受信盤の盤面の「自動−手動」スイッチを操作する
ことにより、制御方法を自動または手動に切り替えるこ
とができる。
【0016】自動 自動の時には、トンネル内の炎検知機と連動して、消火
ポンプおよび必要なブースターポンプの起動が、また開
放すべき泡消火設備および水噴霧設備の地区弁の選定が
自動で行なわれる。なお、防災受信盤が「鎖錠解」状態
であれば、当該地区弁を開放して泡および水噴霧の放出
を開始する。トンネル内の炎検知機と放出区域の関係
は、図2の放出区域を示す図を参照。
【0017】手動 遠方監視制御設備もしくは防災受信盤の盤面のスイッチ
を手動で操作することにより、消火ポンプ,ブースター
ポンプおよび該当地区弁を開放して泡および水噴霧を放
出することができる。又、地区弁の開閉は、トンネル内
の各防護区画付近に設置した操作箱からも制御できる。
なお、地区弁の開閉についての信号は後入り優先とす
る。
【0018】復旧 遠方監視制御設備もしくは防災受信盤の盤面の復旧スイ
ッチを手動で操作することにより、起動している消火ポ
ンプ,ブースターポンプの停止、開放している地区弁の
閉止を行い、防災受信盤を監視状態に戻すことができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば火災発
生防護区画とした防護区画に泡を放出することにより火
災を起こしている車および漏洩している燃料,可燃性液
体の表面を泡で覆って消火すると同時に、火災発生防護
区画の外側の防護区画に水を放出することにより停車し
ている車を冷却して火災の拡大を防ぐと共に火災から発
生する煙,有毒ガスを除去し避難および外部からの消火
活動を容易にするという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すトンネルの区画
状態図である。
【図2】図1における炎検知機の検知範囲を示す図であ
る。
【図3】図1における各消火設備を示す図である。
【図4】本消火システムの制御系統図である。
【図5】図4の防災受信盤の制御モードフロー図であ
る。
【図6】火災モードフロー図である。
【図7】地区弁選定フロー図である。
【符号の説明】
1 防護区画 2 トンネル 3 炎検知機 4 放出口 5 消火水槽 6 泡原液貯蔵タンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルを長手方向に複数の小区画(防
    護区画)に分割し、これら防護区画の火災をそれぞれ検
    出する炎検知機と、前記各防護区画にそれぞれの防護区
    画を包含するようにそれぞれ配置した放出口と、各放出
    口から防護区画単位で泡あるいは水を放出できるように
    各放出口にそれぞれ接続した泡消火設備および水消火設
    備とを備え、 前記炎検知機が火災を検出した防護区画を火災発生防護
    区画としてこの火災発生防護区画には前記放出口から泡
    を放出すると共に,前記火災発生防護区画の両側に隣接
    する防護区画には前記放出口から水を放出するようにし
    たことを特徴とするトンネル消火システム。
  2. 【請求項2】 炎検知機を、防護区画の隣接部をトンネ
    ルの片側から数えてその奇数に当たる隣接部の位置にそ
    れぞれ設けて左右2個の防護区画を検知範囲とするよう
    にし、かつこの炎検知機が1個で火災を検出した場合に
    はその左右2個の防護区画を火災発生防護区画とし,ま
    た炎検知機が複数個で火災を検出した場合にはその両端
    の炎検知機の間にある防護区画を火災発生防護区画とす
    ることを特徴とする請求項1記載のトンネル消火システ
    ム。
JP11070189A 1999-03-16 1999-03-16 トンネル消火システム Pending JP2000262643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070189A JP2000262643A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 トンネル消火システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070189A JP2000262643A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 トンネル消火システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000262643A true JP2000262643A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13424342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11070189A Pending JP2000262643A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 トンネル消火システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000262643A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002058794A2 (en) * 2001-01-04 2002-08-01 Frans Steur Fire protection system
KR101017806B1 (ko) * 2002-06-28 2011-02-28 마리오프 코퍼레이션 오이 소화방법 및 소화장치
CN102688570A (zh) * 2011-03-24 2012-09-26 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 一种隧道消防安全保障系统及其灭火方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002058794A2 (en) * 2001-01-04 2002-08-01 Frans Steur Fire protection system
WO2002058794A3 (en) * 2001-01-04 2002-10-17 Frans Steur Fire protection system
KR101017806B1 (ko) * 2002-06-28 2011-02-28 마리오프 코퍼레이션 오이 소화방법 및 소화장치
CN102688570A (zh) * 2011-03-24 2012-09-26 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 一种隧道消防安全保障系统及其灭火方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3523265B2 (ja) 火災の予防と消火のための方法と装置
US20070114048A1 (en) Fire Removal System
US20160346573A1 (en) Lithium battery fire suppression water hose system
US6952169B1 (en) Cordless/wireless automatic detection and suppression system
JP3914466B2 (ja) 乗物用防災設備
JP7473722B2 (ja) 水素ステーションの防災設備
US8978778B2 (en) Fire extinguishing system for an airplane and method for firefighting in an airplane
JP2880447B2 (ja) 消火システム
KR20140003853A (ko) 엔진룸 화재 자동 소화장치
JP2000262643A (ja) トンネル消火システム
JP2019088423A (ja) 消火システム
JP3397382B2 (ja) 二酸化炭素消火設備
KR20020029271A (ko) 골목길 소방차
JP3532799B2 (ja) ガス系消火設備における消火ガスの放出制御システム
JP5301345B2 (ja) 塵芥収集車及び塵芥収集車の消火方法
KR20060004219A (ko) 버스의 자동 소화 시스템
JP2859575B2 (ja) 消火システム
Arvidson Alternative fire sprinkler systems for roadway tunnels
JP4009498B2 (ja) 消火設備
JP3286952B2 (ja) 駐車場の消火設備
JPS62711B2 (ja)
JP2007006932A (ja) 消火設備
EP1103285B1 (en) Method and apparatus for reducing the consequences of a fire in a tunnel
JP2007319513A (ja) 交互配置の閉鎖型スプリンクラーヘッドで構成する消火設備
US20190224507A1 (en) Apparatus and system for preventing and extinguishing fires, installable on heavy goods industrial vehicles