JP2000261373A - グループ予約通知システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイムコールの予約通知を一斉通知で行っ
て、短時間に通知を完了するシステムを得る。 【解決手段】 基地局と複数の無線端末間の通信におい
て、基地局から各無線端末への制御チャネルの着呼に拡
張呼出を識別する拡張呼出サービス種別の出力識別子を
付加して、基地局は、各無線端末からの出力識別子相当
の予約サービスの受付を受理・記憶し、かつ予約時間に
なると予約受付対応の各無線端末に対して制御チャネル
を通じて出力識別子を用いて同報通知を行い、各無線端
末は、基地局からのグループに対する出力識別子を識別
する機能を持ち、自局宛の着呼であると、続く着呼を受
信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は移動端末に対する
タイムコール・サービスを行うシステムに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】企業内で使用される事業所用デジタルコ
ードレス電話（ＤＣＴという）、特に、これらＤＣＴ端
末を収容するＰＢＸとＣＴＩ（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｔｅ
ｌｅｐｈｏｎｙ Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ）サーバとの
連携により、事業所内を移動中の各ユーザ（ＤＣＴ端末
を連携するユーザ）に対し、予め登録しておいたスケジ
ュールを同じく予め登録しておいた日時に、更に、同じ
く予め登録しておいた複数のユーザに対して一斉に通知
する必要性がある。

【０００３】従来、個人のスケジュール管理は、紙ベー
スの手帳などにスケジュールを書き込むことにより行っ
ており、これが最近では、電子手帳装置や机上のＰＣ等
を用いて個人のスケジュール管理が行われている。この
電子手帳装置や机上のＰＣを用いてスケジュール管理を
行う場合、一般的にはスケジューラと呼ばれるソフトウ
ェアが動作しており、このスケジューラにおいては、ス
ケジュールを予め入力しておくと、そのスケジュールに
記載されている日時の、例えば、数分前等にアラート
（例えば、ベル音やビープ音など）が発せられるように
なされており、これにより、ユーザに予定があることを
知らせるようになされている。また、企業内での内線電
話においても、従来、簡易的なスケジュール管理サービ
スとしてタイムコールが利用されてきた。タイムコール
とは、予め内線電話からアラームを発したい時刻を登録
しておき、その時刻になるとタイムコールの登録を行っ
た内線電話に対し単体でアラーム音（例えば、ベル音や
ビープ音など）が発せられ、これにより、ユーザに予定
があることを知らせるようになされている。タイムコー
ルは、内線電話単体、或いは、それが収容されるＰＢＸ
の機能であった。

【０００４】前述した従来のスケジュール管理では、紙
ベースの手帳にスケジュールを書き込む場合や机上のＰ
Ｃ上にてスケジューラソフトウェアを動作させる場合、
また、内線電話等のタイムコールを利用する場合、いず
れの場合でもスケジュールを登録したユーザに対しての
みアラーム等を発することにより、予定があることを知
らせるものである。あくまでも、スケジュールは、個人
の管理に委ねられているために、例えば、企業内の活動
において、会議開催時刻になっても時間通りにメンバー
が集まらないなどの問題があった。また、特に、机上の
ＰＣでスケジューラを動作させてスケジュール管理を行
っている場合などは、指定の時刻にアラーム（例えば、
ベル音やビープ音など）が発せられてもユーザが着席し
ている場合でないと、予定があることを知らせることが
できない。

【０００５】この欠点を解消するため、特開平９−１１
６６３２号公報で、単独端末からの事前スケジュール登
録により、所定時間になると対応する端末にこのスケジ
ュール等に基づく出力表示、音声出力を行う構成が示さ
れている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】従来のタイムコールの
予約通知は上記のように構成されており、予め登録の時
間になると任意の出力内容が通知されるようになった
が、個々の端末対応でなされるので、グループに対する
通知にはチャネル数が対応する数だけ必要となり、通話
路が輻輳して他の一般通話に対してサービスを低下させ
ると共に、予約通知の完了までに時間がかかるという課
題があった。

【０００７】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、一斉通知を行って短時間に通知を完了す
るシステムを得ることを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この発明に係るグループ
予約通知システムは、基地局と複数の無線端末間の通信
において、基地局から各無線端末への制御チャネルの着
呼に拡張呼出を識別する拡張呼出サービス種別の出力識
別子を付加して、基地局は、各無線端末からの出力識別
子相当の予約サービスの受付を受理・記憶し、かつ予約
時間になると予約受付対応の各無線端末に対して制御チ
ャネルを通じて出力識別子を用いて同報通知を行い、各
無線端末は、基地局からのグループに対する出力識別子
を識別する機能を持ち、自局宛の着呼であると、続く着
呼を受信するようにした。

【０００９】また更に、基地局は、予約受付した拡張呼
出サービスの内容に指定された予約通報先の各無線端末
に対して制御チャネルの着呼を行い、その着呼に応答が
無い無線端末を記憶し、予約受付元に応答が無い無線端
末を通知するようにした。

【００１０】また更に、基地局は、予約受付した拡張呼
出サービスの内容に指定された予約通報先の各無線端末
に対して、所定の時間前に、または所定の時間毎に、制
御チャネルの着呼を行い、この着呼に応答が無い無線端
末を記憶し、予約受付元に応答が無い無線端末を通知す
るようにした。

【００１１】

【発明の実施の形態】実施の形態１．本発明の制御チャ
ネルを使用しての複数端末に対する一斉同時通報による
タイムコールを行うシステムを説明する。図１は本発明
の制御チャネル経由による同時通報の通信シーケンスの
例を示す図であり、図２は本発明における着呼Ａ、Ｂの
フォーマットを示す図であり、図３は本実施の形態にお
けるシステム構成の例を示した図である。図において、
新規な構成要素はＣＴＩサーバ３に収容した３１のタイ
ムコール内容記憶部と、基地局６に収容した６１の識別
子付与・発信部である。その他、クライアント・パソコ
ン１と、ＣＴＩサーバ３がローカル・エリア・ネットワ
ーク（ＬＡＮ）２に接続され、ＣＴＩサーバ３はＰＢＸ
５を経由して事業所用コードレス基地局６と接続されて
いる。移動端末としての無線端末Ａ，Ｂ，Ｃ ７は、事
業所用コードレス基地局６から図２に示す制御チャネル
経由の着呼Ａ、着呼Ｂで示される同報通知を受け、通話
チャネルを使って受信、通話をする。

【００１２】上記システムのタイムコール・サービスの
動作を説明する。図３のシステムにおいて、例えば、ユ
ーザがＰＣ１からＣＴＩサーバ３に対してスケジュール
を登録する。ユーザＰＣ１からＣＴＩサーバ３に登録す
る情報としては、アラーム発報日時、発報対象である複
数の事業所用コードレス電話７（Ａ〜Ｃ）が属する一斉
着信グループ番号、発報方法が含まれる。ユーザ席のＰ
Ｃ１からＬＡＮ２を介してスケジュールの登録要求を受
け付けたＣＴＩサーバ３は、これをＰＣ対応スケジュー
ル記憶部３１に登録・記憶し、指定のアラーム発報日時
になったときＬＡＮ２を介してＰＢＸ５に対し、発報対
象である複数の事業所用コードレス電話７（Ａ〜Ｃ）が
属する一斉着信グループ番号を通知する。発報対象であ
る複数の事業所用コードレス電話７（Ａ〜Ｃ）が属する
一斉着信グループ番号を通知されたＰＢＸ５は、事業所
用コードレス基地局６を介して事業所用コードレス電話
７（Ａ〜Ｃ）に対して一斉着信（発報）を行う。

【００１３】基地局６の識別子付与発信部６１は、図２
の着呼フォーマット２０として、その中に図２（Ｂ）に
示す拡張着信情報１１を含め、かつ、その拡張呼出サー
ビス種別１２に同時通報を示す識別子を付加して、図１
のシーケンスＳ１でグループとして移動局ａ，ｂ，ｃ，
ｄに図２（Ｂ）の移動局番号１３を指定して、順次、Ｓ
１からＳ４で着呼Ａとして４着呼を送信する。各移動局
ａ，ｂ，ｃ，ｄの事業所用コードレス電話７は、その受
信した着呼Ａの識別子により、続いて着呼Ｂが送られる
ことを知り、図１のシーケンスで示す通り個別に着呼応
答を返さず、続いて着呼Ｂの同時通報を待つ。図１の例
では、図３（Ｃ）の表示情報として文字各６桁を着呼Ｂ
としてＳ５，Ｓ６で送る。この図１のシーケンスによれ
ば、従来の個々の端末毎に個別に一般着呼を行い、端末
からの着呼応答を受け、呼設定し、呼設定受付を端末か
ら返送し、呼出を送信して初めて通報内容が判ることを
端末毎に繰り返すシーケンスに比べて、シーケンス数を
減らすことができる。同時通報を受信した事業所用コー
ドレス電話ａ，ｂ，ｃ，ｄである事業所用コードレス電
話７では、ＬＣＤ上に同時通報を知らされた旨を表示す
ることで、端末のユーザに予定のあることを知らせるこ
とができる。

【００１４】図４は、実施の形態１記載の机上ＰＣ１を
モバイル端末８に置き換えた場合のＣＴＩを用いた事業
所用コードレス電話タイムコールシステムの構成を示し
ている。モバイル端末８が事業所内に所在する場合は、
事業所内の内線として基地局６の配下からＰＢＸ５を介
して内線４に発信し、ＣＴＩサーバ３にダイヤルアップ
にて接続がなされ、ユーザからの要求によりＣＴＩサー
バ３に対してスケジュールを登録することができるよう
になされている。また、モバイル端末８が事業所外に所
在する場合は、公衆用ＰＨＳ端末として公衆ＰＨＳ網９
の配下からＰＢＸ５を介して内線４に発信し、ＣＴＩサ
ーバ３にダイヤルアップにて接続がなされ、同様に、ユ
ーザからの要求によりＣＴＩサーバ３に対してスケジュ
ールを登録することができるようになされている。

【００１５】図５は、実施の形態１記載のＣＴＩサーバ
３に対してユーザが直接スケジュールを設定するのでは
なく、他のシステム（例えば、施設予約システム等）と
の連携によりスケジュール登録を行う場合のＣＴＩを用
いた事業所用コードレス電話タイムコールシステムの構
成を示している。ユーザは、ＬＡＮ２を介して施設予約
サーバ１０に対して、例えば、会議室予約を行う。施設
予約サーバ１０は、会議室予約状況データベースを管理
し、ユーザからの会議室に関する予約・変更・キャンセ
ル等の要求を受け付けることが可能なようになされてい
る。また、施設予約サーバ１０は、事業所内の従業員に
関する内線番号・メールアドレス等のデータベースも管
理するようなされており、ユーザからの会議室予約要求
を受け付けると同時に、出席予定者への会議開催通知を
電子メールにて配信するとともに、ＣＴＩサーバ３への
スケジュール登録を出席予定者の内線番号を通知するこ
とで、自動的に行うようなされている。

【００１６】図１において、発明の実施の形態１記載の
ように、一斉着信グループ内の事業所用コードレス電話
に一斉着信させ、ＬＣＤ画面に一斉着信（発報）があっ
たことを表示させるだけでなく、具体的なスケジュール
内容をＬＣＤに表示させることも可能である。ユーザ席
ＰＣ１からＣＴＩサーバ３に登録する情報は、アラーム
発報日時、発報対象である複数の事業所用コードレス電
話７（Ａ〜Ｃ）の内線番号、スケジュール内容、発報方
法とし、ユーザ席のＰＣ１からＬＡＮ２を介してスケジ
ュールの登録要求を受け付けたＣＴＩサーバ３は、指定
のアラーム発報日時になったとき、ＬＡＮ２を介してＰ
ＢＸ５に発報対象である複数の事業所用コードレス電話
７（Ａ〜Ｃ）の内線番号及びスケジュール内容を通知す
る。発報対象である複数の事業所用コードレス電話７
（Ａ〜Ｃ）の内線番号及びスケジュール内容を通知され
たＰＢＸ５は、事業所用コードレス基地局６を介して事
業所用コードレス電話７（Ａ〜Ｃ）に対して着信動作を
行う。

【００１７】着呼応答信号を返送した事業所用コードレ
ス電話７に対し、ＰＢＸ５は、ポケベルデータコードに
変換したスケジュール内容を着サブアドレスに格納した
呼設定信号を送信する。この呼設定信号を受信した事業
所用コードレス電話７は、着サブアドレス情報として受
信したポケベルデータを具体的なスケジュール内容とし
てＬＣＤに表示させるとともに、ＰＢＸ５に対して呼設
定受付信号を返送し、この呼設定受付信号を受信したＰ
ＢＸ５は、切断処理を開始する。各端末ユーザは、事業
所用コードレス電話７のＬＣＤ画面に表示されたメッセ
ージ（スケジュール内容）から予定のあること及びその
具体的内容を知ることができる。また、ＣＴＩサーバに
対してＰＢＸ５から切断処理が未完了のデータ送信を受
ければ、ＰＣ１のユーザはどの端末がスケジュール内容
を未受信であるか、画面への表示等により把握ができ
る。

【００１８】図１において、実施の形態１記載のよう
に、一斉着信グループ内の事業所用コードレス電話に一
斉着信させ、ＬＣＤ画面に一斉着信（発報）があったこ
とを表示させることに換えて、ＣＴＩサーバが音声デー
タを送信すれば、基地局６は、これを通話チャネルにの
せて具体的なスケジュール内容を音声でユーザに伝える
ことも可能である。

【００１９】また、更に、通常の割り込み通話の機能を
使えば、事業所用コードレス電話７が通話中であって
も、通報が可能である。即ち、事業所用コードレス電話
７が通話中につき、着信させることができないことをＰ
ＢＸ５からの通知によりＣＴＩサーバ３が知ると、ＣＴ
Ｉサーバ３は、ＬＡＮ２を介してＰＢＸ５に対し通話中
端末に関し、キャンプオン登録を行う。キャンプオン登
録がなされた事業所用コードレス電話は、終話したタイ
ミングでＰＢＸ５から呼び返しがかかり、ユーザが該呼
び返しに応答することで、ＣＴＩサーバ３に収容された
内線４と接続され、ＣＴＩサーバ３が音声でスケジュー
ル内容を聞くことができる。また、ＣＴＩサーバ３は、
ユーザからのスケジュール登録時に指定された発報方法
により、通話中の事業所用コードレス電話７に対し強制
的に割り込み、ポケベルデータに変換したスケジュール
内容をＰＢ音にて送信することで、スケジュール内容を
ユーザに知らせることも可能である。この場合、ユーザ
は終話時にＬＣＤ画面に、例えば、「メッセージ受信あ
り」という旨の表示がなされていることを認識し、この
メッセージを表示させる操作を行うことで受信したスケ
ジュール内容を読むことが可能になる。

【００２０】図１において、ＰＢＸ５から通報対象の事
業所用コードレス電話７に着信させた場合、その事業所
用コードレス電話７が電源をＯＦＦにしているか、また
は圏外に移動中であっても、通報設定者であるＰＣ１へ
表示が戻る構成をとることもできる。即ち、ユーザのＰ
Ｃ１からＬＡＮ２を介してスケジュールの登録要求を受
け付けたＣＴＩサーバ３は、指定のアラーム発報日時に
なったとき、ＬＡＮ２を介してＰＢＸ５に発報対象であ
る複数の事業所用コードレス電話７（Ａ〜Ｃ）の内線番
号及びスケジュール内容を通知する。ＰＢＸ５は、これ
らの情報を事業所用コードレス基地局６を介して事業所
用コードレス電話７（Ａ〜Ｃ）に対して着呼動作を行
う。このとき、ＣＴＩサーバ３は、事業所用コードレス
電話７が電源ＯＦＦ、或いは、圏外で着信が不可能であ
ることをＰＢＸ５からの着呼応答信号が無応答という通
知により知ることができる。発報対象の事業所用コード
レス電話７が無応答であることを検知したＣＴＩサーバ
３は、スケジュール登録を行ったＰＣ１に対して無応答
の事業所用コードレス電話７の番号を知らせ、従って、
ＰＣ１は、それを表示できる。

【００２１】特定の無線端末（移動局）が無応答である
ことを定期的にＰＣ１のユーザが知る構成もとれる。即
ち、ユーザのＰＣ１からＬＡＮ２を介してスケジュール
の登録要求を受け付けたＣＴＩサーバ３は、指定のアラ
ーム発報日時になったときＬＡＮ２を介してＰＢＸ５に
通報対象である複数の事業所用コードレス電話７（Ａ〜
Ｃ）の内線番号及びスケジュール内容を通知する。ＣＴ
Ｉサーバは、この通報を定期的に繰り返す。これを受け
たＰＢＸ５は、事業所用コードレス基地局６を介して事
業所用コードレス電話７（Ａ〜Ｃ）に対して定期的に着
呼動作を行う。このとき、先に説明したように、ＣＴＩ
サーバ３は、事業所用コードレス電話７が電源ＯＦＦ、
或いは、圏外につき着信させることができない旨を事業
所用コードレス電話７からの着呼応答信号がないことを
ＰＢＸ５経由で知ることができる。

【００２２】無応答通知を受けたＣＴＩサーバ３は、机
上のＰＣ１に対しこれら端末に対するスケジュール内容
の通知の失敗を知らせる。更に、ＣＴＩサーバ３は、定
期的に本システム配下の全事業所用コードレス電話の位
置情報を収集する手段を有し、スケジュール通知に失敗
したユーザに関して最後に収集した位置情報をもＰＣ１
に通知することで、机上のＰＣ１のユーザに対し、スケ
ジュール通知に失敗したユーザと連絡とるための補助的
な情報を提供することができる。ＣＴＩサーバ３が位置
情報を収集するシステムは、上記のように、本システム
配下の全事業所用コードレス電話を対象としてもよい
し、現在スケジュール通知の対象となっている事業所用
コードレス電話７のみを対象としてもよい。位置情報の
収集手段としては、対象事業所用コードレス電話の発着
信・位置登録時に捕捉した事業所用コードレス基地局の
位置、或いは、対象事業所用コードレス電話が自身で保
有する基地局受信レベル情報等をＣＴＩサーバ３が事業
所用コードレス電話から直接読み出す方法をとればよ
い。

【００２３】

【発明の効果】以上述べたようにこの発明においては、
拡張呼出サービス種別の出力識別子を付加して、基地局
及び無線端末はこの出力識別子を出力、及び識別するよ
うにしたので、タイムコール等の予約サービスに対して
短時間に通知を完了できて通話路の輻輳を防ぐ効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明による通信シーケンスの例を示す図で
ある。

【図２】 本発明による着呼Ａ，Ｂのフォーマットの例
を示す図である。

【図３】 本発明の実施の形態１におけるシステムを示
す図である。

【図４】 実施の形態１の他のシステム形態を示す図で
ある。

【図５】 実施の形態１の他のシステム形態を示す図で
ある。

【符号の説明】

１ クライアントＰＣ、２ ＬＡＮ、３ ＣＴＩサー
バ、４ ＰＢＸ内線、５ＰＢＸ、６ 事業所用コードレ
ス基地局、７ 事業所用コードレス端末、８モバイル端
末、９ ＰＨＳ公衆網とＰＨＳ公衆用基地局、１０ 施
設予約サーバ、１１ 着呼フォーマット中の拡張着信情
報、１２ 着呼Ａフォーマット中の拡張呼出サービス種
別情報、１３ 着呼Ａフォーマット中の宛先移動局端末
番号、２０ 制御チャネルの着呼フォーマット、２１
着呼Ｂフォーマット中の拡張呼出サービス種別情報、２
２ 着呼Ｂフォーマット中の出力情報、３１ ＰＣ対応
スケジュール記憶部、６１ 識別子付与発信部、Ｓ１，
Ｓ２，Ｓ３，Ｓ４ 着呼Ａ、Ｓ５，Ｓ６ 着呼Ｂ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 基地局と複数の無線端末間の通信におい
   て、 上記基地局から各無線端末への制御チャネルの着呼に拡
   張呼出を識別する拡張呼出サービス種別の出力識別子を
   付加して、 上記基地局は、上記各無線端末からの上記出力識別子相
   当の予約サービスの受付を受理・記憶し、かつ上記予約
   時間になると予約受付対応の各無線端末に対して上記制
   御チャネルを通じて上記出力識別子を用いて同報通知を
   行い、 上記各無線端末は、上記基地局からのグループに対する
   上記出力識別子を識別する機能を持ち、自局宛の着呼で
   あると、続く着呼を受信するようにしたことを特徴とす
   るグループ予約通知システム。
2. 【請求項２】 基地局は、予約受付した拡張呼出サービ
   スの内容に指定された予約通報先の各無線端末に対して
   制御チャネルの着呼を行い、該着呼に応答が無い無線端
   末を記憶し、上記予約受付元に上記応答が無い無線端末
   を通知するようにしたことを特徴とする請求項１記載の
   グループ予約通知システム。
3. 【請求項３】 基地局は、予約受付した拡張呼出サービ
   スの内容に指定された予約通報先の各無線端末に対し
   て、所定の時間前に、または所定の時間毎に、制御チャ
   ネルの着呼を行い、該着呼に応答が無い無線端末を記憶
   し、上記予約受付元に上記応答が無い無線端末を通知す
   るようにしたことを特徴とする請求２記載のグループ予
   約通知システム。