JP2000261191A - チップ部品供給装置 - Google Patents

チップ部品供給装置

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JP2000261191A
JP2000261191A JP11064428A JP6442899A JP2000261191A JP 2000261191 A JP2000261191 A JP 2000261191A JP 11064428 A JP11064428 A JP 11064428A JP 6442899 A JP6442899 A JP 6442899A JP 2000261191 A JP2000261191 A JP 2000261191A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ部品供給先の電子部品組立装置から取
り外さずにチップ部品供給用の供給リールを交換するこ
とのできるチップ部品供給装置を実現すること。 【解決手段】 電子部品組立装置31の所定位置にチッ
プ部品を供給するチップ部品供給装置40は、供給リー
ル12と棒状部材41の一部が電子部品組立装置31の
外に出ている。そこで、リール送り部14の近傍に従来
固定されていたリールガイド部42を往復動自在とし、
チップ部品供給テープ16の交換時には供給リール12
を逆に回転させて図のように電子部品組立装置31の外
部に移動させて、交換作業を容易にする。巻取りリール
44に巻き取られるトップテープ16Tの先端は、巻取
りリール44に巻回されている先端処理用テープと接離
自在に接続されるので、交換後はチップ部品供給テープ
16が再び電子部品組立装置31内部に取り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチップ部品型の部品
としてのチップ部品を電子部品に供給するためのチップ
部品供給装置に係わり、特にチップ部品を収容したテー
プを用いてチップ部品の供給を行う場合に、そのテープ
の装填に工夫したチップ部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットアームを使用してIC、コンデ
ンサ、ジャンパ線等の各種のチップ部品を電子部品の所
定位置に取り付ける際に、ロボットアームにこれらのチ
ップ部品を迅速に供給するためのチップ部品供給装置が
使用されている。
【0003】図8は、従来のチップ部品供給装置の要部
を表わしたものである。チップ部品供給装置10は、棒
状部材11の一端に供給リール12を回動自在に保持す
るためのリールホルダ13を取り付けている。棒状部材
11の他端には図示しない駆動源によって駆動されるリ
ール送り部14が配置されている。また、棒状部材11
におけるリール送り部14の近傍にはリールガイド部1
5が固定されている。リールガイド部15は、供給リー
ル12に巻回されたチップ部品供給テープ16の繰り出
された部分の搬送をガイドすると共に、チップ部品供給
テープ16の一部(上層部)を構成するトップ(被覆)
テープ16Tを引き剥がして巻取りリール17に巻き取
るようになっている。巻取りリール17は支持部材18
を介して棒状部材11に回動自在に保持されている。リ
ール送り部14は円板状の部材で、その外周にはスプロ
ケット19が等角度で配置されている。
【0004】図9はチップ部品供給テープの一部を上か
ら見たものであり、図10はこのチップ部品供給テープ
の断面構造を表わしたものである。図9ではチップ部品
供給テープ16のトップテープ16Tの部分(図10参
照)が透明なものとしてこれを透過した状態で表わして
いる。
【0005】チップ部品供給テープ16は写真のフィル
ムのようにその片側に一定間隔でスプロケット穴21を
穿っている。これらのスプロケット穴21にリール送り
部14(図1)のスプロケット19を噛み合わせること
でチップ部品供給テープ16が所定方向に搬送されるよ
うになっている。
【0006】チップ部品供給テープ16のチップ部品収
納テープ16C(図10)には、テープの長手方向に所
定の間隔を置いて収納凹部22が設けられており、これ
らの窪みの箇所にチップ部品23が1つずつ収容されて
いる。トップテープ16Tはチップ部品収納テープ16
Cの上に引き剥がし自在に張り付けられており、トップ
テープ16Tが引き剥がされていない状態でチップ部品
23は収納凹部22に封入されている。
【0007】図8に示した供給リール12に巻回された
チップ部品供給テープ16は、リールホルダ13にも受
けられたテープガイド25に案内されて棒状部材11に
固定されたリールガイド部15を通過し、このときトッ
プテープ16Tは巻取りリール17に巻き取られる方向
に移動して、チップ部品収納テープ16Cから引き剥が
される。引き剥がされたトップテープ16Tは、巻取り
リール17に順次巻き取られていく。また、トップテー
プ16Tが引き剥がされて収納凹部22の上部が開放し
た状態のチップ部品収納テープ16Cは、リール送り部
14によって矢印方向に移動して図示しない収納部に収
納されるか適宜切断される。リール送り部14に送り込
まれる前の所定位置で図示しないロボットアームが収納
凹部22に収納されているチップ部品23を1つずつ取
り出して、図示しない電子部品の所望の位置にこれを配
置することになる。
【0008】図11は、チップ部品供給装置が電子部品
組立装置に取り付けられている状態を表わしたものであ
る。電子部品組立装置31内には図示しないがベルトコ
ンベアでプリント基板等の電子部品が順次送りこまれ、
内部に配置された同じく図示しないロボットアームがチ
ップ部品供給装置10からチップ部品23(図9および
図10参照)を取り出して電子部品の決められた位置に
これらを配置することになる。
【0009】なお、この図では図示の煩雑さを避けるた
めに電子部品組立装置31に1台のチップ部品供給装置
10が取り付けられているように示している。しかしな
がら、実際には取り扱う電子部品に搭載されるチップ部
品の数に応じて複数または多数のチップ部品供給装置1
0が電子部品組立装置31に取り付けられている。そし
て、それぞれのチップ部品供給装置10ごとに異なった
種類のチップ部品をロボットアームに対して供給するこ
とになる。
【0010】なお、チップ部品供給装置自体については
例えば特開平7−212082号公報や特開平8−19
5576号公報について開示がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したようにチ
ップ部品供給装置10は、供給リール12からチップ部
品供給テープ16を順時繰り出して、これによってチッ
プ部品23をロボットアーム等のチップ部品処理手段に
供給するようになっている。1つの供給リール12から
は1種類のチップ部品23が供給されるので、多品種を
少量ずつ生産するような製造ラインでは、1つの種類の
電子部品に対する組立作業が終了すると、現在使用した
供給リール12をチップ部品供給装置10から取り外し
て次の電子部品に使用されるチップ部品を収納した供給
リールに交換する必要がある。
【0012】この交換作業では、図8に示したチップ部
品供給装置10の供給リール12を図示の矢印と反対方
向に回転させて、巻取りリール17に巻回されているト
ップテープ16Tとリール送り部14によって矢印方向
に送られたチップ部品収納テープ16Cを再び供給リー
ル12に巻き取ることになる。ただし、チップ部品収納
テープ16Cを途中で切断した場合には、切断していな
い箇所のみが巻き取られる。以上の作業は図11に示し
た電子部品組立装置31にチップ部品供給装置10を取
り付けた状態で、内部の図示しない駆動源を用いて行う
ことができる。
【0013】ところが、従来のチップ部品供給装置10
では次の組立作業に使用する供給リールをこの装置に取
り付けても、これ以後の作業を電子部品組立装置31に
取り付けた状態で行うことができないという問題があっ
た。すなわち、従来のチップ部品供給装置10では供給
リール12にチップ部品供給テープ16の使用済みの部
分を巻き取ることはできるが、交換後の供給リールから
繰り出されるチップ部品供給テープ16を図8に示した
リールガイド部15を通して巻取りリール17に巻き取
ったり、リール送り部14に係合させるといった作業を
この取付状態のままで行うことができなかった。
【0014】このため、従来の作業ではまずチップ部品
供給装置10を電子部品組立装置31から取り外し、交
換後の供給リール12からチップ部品供給テープ16を
引き出してこれをリールガイド部15に通してトップテ
ープ16Tの部分を巻取りリール17に巻き付け、チッ
プ部品収納テープ16Cをリール送り部14に係合させ
るといった作業を行う必要があった。
【0015】これらチップ部品供給装置10を電子部品
組立装置31から取り外して行う作業は、熟練者でも1
台のチップ部品供給装置10について1分以上の時間を
必要とした。したがって、電子部品組立装置31に多数
のチップ部品供給装置10が取り付けられており、かつ
少量ずつ多くの電子部品を組み立てる現場では、1日に
何回もの供給リール12の交換作業を必要とし、これに
費やす時間の合計はかなりの長時間となるという問題が
あった。
【0016】そこで本発明の目的は、チップ部品供給先
の電子部品組立装置から取り外さずにチップ部品供給用
の供給リールを交換することのできるチップ部品供給装
置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)所定の間隔を置いて収納凹部を配置し、これ
らの収納凹部にチップ部品を収納した長尺のチップ部品
収納テープと、このチップ部品収納テープの収納凹部の
開口部をそれぞれ覆う長尺のトップテープとを剥離自在
に積層してなる長尺の供給テープを巻回した供給リール
を交換自在に保持する供給リール保持部と、(ロ)この
供給リール保持部を一端に保持し、供給リール保持部お
よびその近傍をチップ部品を収納凹部から取り出して処
理する作業装置の外に露出させ、これ以外の部分をこの
作業装置内部に配置した棒状部材と、(ハ)この棒状部
材の供給リール保持部と反対側の端部あるいはその近傍
に配置され、作業装置内の所定位置にチップ部品収納テ
ープの収納凹部が次々と到来してチップ部品の取り出し
が行われるように供給テープを供給リール保持部から作
業装置内に順次送り込むリール送り手段と、(ニ)供給
リールから送り出された供給テープを取り込んでチップ
部品収納テープとトップテープに分離する手段を備え、
それ自体が作業装置の内部と外部の間を往復動自在に配
置されたリールガイド部と、(ホ)リールガイド部によ
って分離されたトップテープを順次巻き取る巻取りリー
ルとをチップ部品供給装置に具備させる。
【0018】すなわち請求項1記載の発明では、供給リ
ール保持部に保持された供給リールに巻回された供給テ
ープをリール送り手段によって引き出し、その途中に設
けられたリールガイド部の出口側でトップテープを分離
して巻取りリールに巻き取る一方で、分離後のチップ部
品収納テープによってチップ部品を順次作業装置内の所
定位置に供給するようにしたチップ部品供給装置におい
て、リールガイド部を作業装置の内と外に往復動自在に
配置したことにある。これによって作業者は、リールガ
イド部を作業装置の外側に移動させた状態で、供給テー
プの交換を行うことができ、チップ部品供給装置全体を
チップ部品を収納凹部から取り出して処理する作業装置
の外に取り出す必要がなくなり、交換作業の効率化を図
ることができる。
【0019】なお、リールガイド部は供給テープをその
内部に取り込んでチップ部品収納テープとトップテープ
に分離する機構となっているので、棒状部材に対する摩
擦抵抗がある程度少なければ、特別の機構を設けなくて
も供給リールを供給テープの回収のために巻き戻す過程
で作業装置の外側に移動してくる。これ以外の場合に
は、リールガイド部を棒状部材に沿って往復動する機構
を設けることになる。
【0020】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
チップ部品供給装置で巻取りリールにはリールガイド部
が作業装置の外部に位置するときにこの位置に少なくと
も到達する長さの先端処理用テープが巻回されており、
供給リールに近い側のその端部は供給テープのトップテ
ープの先端を接続する接続手段を備えていることを特徴
としている。
【0021】すなわち請求項2記載の発明では、トップ
テープを順次巻き取る巻取りリールに、リールガイド部
が作業装置の外部に位置するときにこの位置に少なくと
も到達する長さの先端処理用テープが巻回されており、
供給リールに近い側のその端部に供給テープのトップテ
ープの先端を接続するようにしているので、供給リール
の交換のために供給テープを供給リールに巻き取ってい
くと、巻き取りがほぼ終了した段階で先端処理用テープ
の端部とトップテープの先端の接続箇所が作業装置の外
側にまで出てくる。この状態で作業者はトップテープの
先端を先端処理用テープの端部から外して、リールガイ
ド部を通した後に新たな供給テープのトップテープの先
端を先端処理用テープの端部に接続するようにすればよ
い。この作業はチップ部品供給装置が作業装置に取り付
けられた状態で、作業装置の外側に出ているチップ部品
供給装置の箇所を利用して行われるので、チップ部品供
給装置を取り外す必要がない。したがって、作業がその
分だけ効率化されることになる。
【0022】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
チップ部品供給装置で先端処理用テープにおける供給リ
ールに近い側の端部にはトップテープを繰り返し接着す
ることのできる接着剤が塗布されておりこれが接続手段
を構成していることを特徴としている。
【0023】すなわち請求項3記載の発明では、トップ
テープの先端と先端処理用テープの端部との接続は、繰
り返し接着可能な接着剤を用いて行うことにしている。
これにより、供給テープが特別にかさばることがなく、
その搬送機構を特殊なものに変更する必要がない。
【0024】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
チップ部品供給装置で先端処理用テープにおける供給リ
ールに近い側の端部にはトップテープを繰り返し把持す
ることのできる把持具が取り付けられておりこれが接続
手段を構成していることを特徴としている。
【0025】すなわち請求項4記載の発明では、把持具
という機械的な手段を使用してトップテープの先端と先
端処理用テープの端部との接続を行うようにしている。
このため、接着剤を接続に使用する場合と比べると、供
給リールを多数回交換しても安定した接続が持続する。
また、接続箇所を外観上比較的容易に識別することがで
きるという利点もある。
【0026】請求項5記載の発明では、請求項3記載の
チップ部品供給装置で先端処理用テープにおける供給リ
ールに近い側の端部にはトップテープの幅よりも広い幅
の掛止部材が配置されており、リールガイド部の端部に
はトップテープを自在に通過させると共に掛止部材の通
過を阻止するような幅で1対のフックが配置されている
ことを特徴としている。
【0027】すなわち請求項5記載の発明では、供給テ
ープを構成するトップテープの幅よりも広い幅の掛止部
材を接続部に配置しておくことで、この掛止部材がフッ
クに掛止されるようにし、これを利用してリールガイド
部を確実に所望方向に移動させるようにしている。
【0028】請求項6記載の発明では、(イ)所定の間
隔を置いて収納凹部を配置し、これらの収納凹部にチッ
プ部品を収納した長尺のチップ部品収納テープと、この
チップ部品収納テープの収納凹部の開口部をそれぞれ覆
う長尺のトップテープとを剥離自在に積層してなる長尺
の供給テープを巻回した供給リールを交換自在に保持す
る供給リール保持部と、(ロ)この供給リール保持部を
一端に保持し、供給リール保持部およびその近傍をチッ
プ部品を収納凹部から取り出して処理する作業装置の外
に露出させ、これ以外の部分をこの作業装置内部に配置
した棒状部材と、(ハ)棒状部材と平行して配置されト
ップテープの先端部分を所定長の他のテープとしての先
端処理用テープの一端に接離自在に接続した状態の供給
テープをリール送り手段の方向あるいはこれと逆方向に
搬送させる搬送手段と、(ニ)先端処理用テープを巻回
すると共に前記搬送手段によって搬送され前記チップ部
品収納テープと分離されたトップテープをこの上に順次
巻き取る巻き取りおよび巻き戻し自在の巻取りリールと
をチップ部品供給装置に具備させる。
【0029】すなわち請求項6記載の発明では、リール
ガイド部の代わりに棒状部材に沿って比較的長い搬送手
段を配置して、これ自体で供給テープを順方向(チップ
部品の供給方向)あるいは逆方向に搬送できるようにす
ると共に、先端処理用テープの一端にトップテープを接
離自在に接続するようにしている。先端処理用テープは
巻き取りリールに巻回されているので、供給リールの交
換時に供給テープを供給リールに巻き取る際に先端処理
用テープとトップテープの接続部分が作業装置の外に出
てきた状態で、供給リールを新たなものに容易に交換す
ることができることになる。しかも請求項6記載の発明
では、供給テープを搬送する搬送手段を備えているの
で、システムによっては請求項1等の他の発明に必要と
されたリール送り手段が必ずしも必要とはならない。
【0030】
【発明の実施の形態】
【0031】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の一実施例におけるチップ部
品供給装置の構成を表わしたものである。この図で図8
と同一の部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。本実施例のチップ部品供給装置40
は、棒状部材41の一端に供給リール12を回動自在に
保持するためのリールホルダ13を取り付けている。棒
状部材41の他端には図示しない駆動源によって駆動さ
れるリール送り部14が配置されている。棒状部材41
にはその長手方向に往復動自在にリールガイド部42が
配置されている。リール送り部14の近傍には、リール
ガイド部42の移動に邪魔にならない高さの支持部材4
3によって巻取りリール44が回動自在に支持されてい
る。
【0033】棒状部材41には、リールホルダ13の近
傍に第1の位置決め磁石45が配設されており、リール
送り部14の近傍には第2の位置決め磁石46が配設さ
れている。リールガイド部42は棒状部材41の長手方
向に設けられたレール部材48によって案内されて、こ
れら第1および第2の位置決め磁石45、46の間を自
在に移動できるようになっている。なお、レール部材4
8は棒状部材41の図では隠れた反対側にも同様に設け
られている。
【0034】なお本実施例のチップ部品供給装置40
で、巻取りリール44にはトップテープ16Tが巻き取
られているが、その先端にはこれとは異なる先端処理用
テープ51が取り付けられている。これについては次に
説明する。
【0035】図2は、本実施例のリールガイド部および
を用いたチップ部品供給テープの装填作業あるいは取り
外しの作業を表わしたものである。リールガイド部42
は、断面がほぼHの字の形をしたガイド部本体61と、
このガイド部本体61の2つの対向する面に取り付けら
れたレール部材保持具62、63と、ガイド部本体61
の図1におけるリール送り部14側の端部に設けられた
一対のフック64、65と、ガイド部本体61の上部に
設けられたスプロケット部67および磁石片68と、ガ
イド部本体61の上部に対して開閉自在に配置された蓋
部69から構成されている。蓋部69には、これを閉じ
た状態でスプロケット部67を逃がすための凹部71
と、磁石片68に対向して配置された鉄片72が配置さ
ている。
【0036】レール部材保持具62、63はそれぞれ先
端が内側に直角に曲がったコ字状をしており、前記した
一対のレール部材48を抱きかかえるように配置されて
おり、これによってリールガイド部42を図1に示した
棒状部材41に対して往復動自在に移動できるようにな
っている。
【0037】ところで、図2で右側に示した先端処理用
テープ51は、図1に示した巻取りリール44の基部に
その一方の先端を巻回した通常テープ部74と、通常テ
ープ部74の他端部近傍に設けられた粘着テープ部75
と、その更に先端に取り付けられた掛止部材76とから
構成されている。
【0038】ここで粘着テープ部75は、その表面が粘
着性を有しており、トップテープ16Tの先端部分をこ
れに繰り返し接着することができるようになっている。
トップテープ16Tの幅と粘着テープ部75の幅は等し
くなっており、この幅は一対のフック64、65の間の
間隔よりも多少短くなっている。また、粘着テープ部7
5の先端に位置する掛止部材76は、粘着テープ部75
の幅および一対のフック64、65の間の間隔よりも長
くなっている。また、本実施例で使用する巻取りリール
44のテープを収容する幅は、掛止部材76を巻き込ん
で収容できるように従来の巻取りリール17(図8参
照)よりも多少広くなっている。
【0039】本実施例のチップ部品供給装置40ではリ
ールガイド部42を図1に示した棒状部材41に往復動
自在に取りつけておくと共に、供給リール12を交換す
るときにはリールガイド部42を第1の位置決め磁石4
5と接触して磁気的に軽く吸着する位置まで移動させ
る。
【0040】図3は、リールガイド部42が第1の位置
決め磁石45と吸着する位置まで移動した状態を表わし
たものである。この図で2点鎖線53は電子部品組立装
置31(図11参照)の一番外側の位置を示している。
したがって、リールガイド部42がこの位置まで移動し
てくると、作業者はチップ部品供給装置40を電子部品
組立装置31から抜き出す必要なく、供給リール12お
よびチップ部品供給テープ16の交換作業を行うことが
できるようになる。
【0041】そこで、まずリールガイド部42がどのよ
うにして第1の位置決め磁石45と吸着位置まで移動し
てくるかについての説明を行う。
【0042】先に示した図1ではチップ部品供給装置4
0がチップ部品23(図2参照)の供給を行っている状
態を示している。この状態から供給リール12の巻き取
りに移行するためには、図示しない駆動源を制御して供
給リール12およびリール送り部14をそれぞれ図1に
示した矢印方向と逆の方向に駆動させる。これにより、
巻取りリール44に一度巻き取られた使用済みのトップ
テープ16Tが供給リール12に巻き戻されていく。リ
ール送り部14に噛み合っているチップ部品収納テープ
16Cは、使用済みの部分が適宜切断されている場合に
はこの切断箇所がリール送り部14を通過して巻き戻さ
れた後は、トップテープ16Tのみが供給リール12に
巻き戻されることになる。
【0043】リールガイド部42とレール部材48の間
の摩擦抵抗が少なくかつ磁石46の磁力がかなり弱い場
合には、供給リール12の巻き戻し操作だけでリールガ
イド部42が図3に示した位置まで移動する。磁石46
の磁力がある程度大きい場合でも、先端処理用テープ5
1がリールガイド部42の箇所まで巻き戻された時点か
らリールガイド部42はレール部材48に案内されて図
3に示す位置まで移動する。
【0044】図4は、先端処理用テープがリールガイド
部の箇所まで巻き戻された状態を表わしたものである。
ただしこの図面でも煩雑さを避けるために図3等に示し
た棒状部材41およびレール部材48の図示を省略して
いる。この例では図3に示したチップ部品収納テープ1
6Cの部分がすでに供給リール12に収納されており、
トップテープ16Tのみがリールガイド部42を通過し
ている。
【0045】トップテープ16Tの最先端の部分は、図
2で説明したように先端処理用テープ51の粘着テープ
部75に接着されている。トップテープ16Tの部分が
この図には示されていない供給リール12に巻き取られ
ていくと、先端処理用テープ51の先端の掛止部材76
が一対のフック64、65に図示のように引っ掛かる。
この状態でトップテープ16Tおよび先端処理用テープ
51が供給リール12の方向に移動するので、リールガ
イド部42は第2の位置決め磁石46から離れて供給リ
ール12方向に移動していくことになる。
【0046】したがって、作業者は図3に示した位置に
リールガイド部42が磁気的に固定された状態で、トッ
プテープ16Tの先端部分を粘着テープ部75から引き
剥がし、供給リール12と共にこれに回収されたチップ
部品供給テープ16をチップ部品供給装置40から取り
外すことができる。
【0047】次に、作業者は今度使用するチップ部品供
給テープ16を巻回した供給リール12をチップ部品供
給装置40にセットして、その先端をリールガイド部4
2を通す。そして図2に示したようにトップテープ16
Tの先端部分を引き剥がしてこの部分を先端処理用テー
プ51の粘着テープ部75に接着させる。このとき、先
端処理用テープ51の先端に配置されている掛止部材7
6を一対のフック64、65の内側に配置するようにす
る。
【0048】図5は新たなチップ部品供給テープの使用
に際して掛止部材が掛けかえられた状態を表わしたもの
である。図3に示した新しい供給リール12から繰り出
されたチップ部品供給テープ16は、リールガイド部4
2を通過した後にトップテープ16Tの部分とチップ部
品収納テープ16Cの部分とに引き離されており、トッ
プテープ16Tと接着した先端処理用テープ51の先端
の掛止部材76は、ガイド部本体61と一対のフック6
4、65の間の空間にセットされる。
【0049】この後、チップ部品供給装置40を使用し
た電子部品の組立作業を開始させるためにリール送り部
14および巻取りリール44が図3に示した時計方向に
回転を開始する。すると、チップ部品収納テープ16C
が図5の矢印方向に移動する。巻取りリール44はトッ
プテープ16Tがたるまないように所定の張力を保持し
ながら時計方向に回動する力を与えられている。したが
って、先端処理用テープ51も巻取りリール44に巻き
取られる方向に移動し、これによってフック64、65
が掛止部材76で押される形でリールガイド部42が第
2の位置決め磁石46の箇所まで移動してこれに磁気的
に保持される。
【0050】リールガイド部42が図1に示した支持部
材43の横を通過して第2の位置決め磁石46に吸着さ
れるまでの間、あるいは吸着が行われた後の段階で、ト
ップテープ16Tは比較的強く上向きの力を受けること
になる。この力によって、掛止部材76は一対のフック
64、65から外れて、トップテープ16Tを接着した
まま巻取りリール44に巻き取られることになる。
【0051】変形例
【0052】以上説明した実施例ではリールガイド部4
2を図3に示した電子部品組立装置31の外部にまで移
動させることで、チップ部品供給装置40を電子部品組
立装置31から取り外すことなく供給リール12および
チップ部品供給テープ16の交換(新品の場合と使用途
中での交換の双方を含む)を行うことにした。このよう
な交換は、リールガイド部42を移動させなくてもチッ
プ部品供給テープ16自体を移動させることによっても
行うことができる。
【0053】図6は本発明の変形例におけるチップ部品
供給装置の概要を表わしたものである。この図6で図1
と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明
を適宜省略する。
【0054】この変形例のチップ部品供給装置40A
は、棒状部材41Aと並行にチップ部品供給テープ搬送
部81を配置している。また、リール送り部14の周囲
には所定の間隔を置いて、リール送り部14によって送
り出されたチップ部品収納テープ16Cを下方に案内す
るためのガイド板82が配置されている。
【0055】図7は、チップ部品供給テープ搬送部を拡
大して示したものである。チップ部品供給テープ搬送部
81は搬送駆動部82と棒状部材固定部83とから構成
されており、これらは連結部材84で連結されている。
搬送駆動部82は、チップ部品供給テープ搬送部81の
内部を通過するチップ部品供給テープ16のスプロケッ
ト穴21(図5および図9、図10参照)と噛み合う複
数のスプロケット86を回動自在に支持している。
【0056】搬送駆動部82内には駆動モータ87と図
示しない駆動回路も配置されており、駆動モータ87の
回転軸88と一対のプーリ91、92の間には、同じく
スプロケット穴(図示せず)を開けられた無端ベルト9
3が掛け渡されている。この無端ベルト93の複数のス
プロケット穴は複数のスプロケット86とも噛み合って
いる。したがって、駆動モータ87が所定の方向に回転
することで、チップ部品供給テープ16が図で矢印93
方向あるいはこの逆の矢印94方向に搬送されることに
なる。なお、チップ部品供給装置40Aに駆動源として
の駆動モータ87は必ずしも必要ではない。外部から無
端ベルト93に駆動力を伝達する機構が存在すればそれ
でもよい。
【0057】このような構成の変形例のチップ部品供給
装置40Aでは、図2で説明したと同様に巻取りリール
44(図3参照)の始端部分に先端処理用テープを配置
している。ただしこの変形例の先端処理用テープは、図
2に示した先端処理用テープ51と異なり掛止部材76
は不要であり、単にその端部近傍に粘着テープ部75が
配置されていればよい。粘着テープ部75には初期的に
保護シートとが被覆されている。
【0058】作業者は、先端処理用テープをチップ部品
供給装置40Aを通してチップ部品供給テープ16側の
端部から引き出し、保護シートを剥がして粘着テープ部
75にトップテープ16T(図2参照)の先端を接着さ
せる。そしてこの状態で駆動モータ87を駆動させてチ
ップ部品供給テープ16をリール送り部14方向(矢印
93方向)に搬送させる。そして、粘着テープ部75の
部分がチップ部品供給テープ搬送部81の図で右端部を
出てトップテープ16Tとチップ部品収納テープ16C
(図5参照)が分離されると、トップテープ16Tの部
分は巻取りリール44(図1参照)に巻き取られる。チ
ップ部品収納テープ16Cの部分はリール送り部14
(図1参照)で搬送されながらチップ部品23(図2参
照)を供給することになる。
【0059】チップ部品供給テープ16の交換を必要と
する場合には、駆動モータ87をこれとは逆の方向に駆
動させてチップ部品供給テープ16を矢印94方向に搬
送させ、今まで供給に使用していた供給リール12でチ
ップ部品供給テープ16を巻き戻す。そして、先端処理
用テープがチップ部品供給装置40Aを通してチップ部
品供給テープ16側の端部から引き出された時点で粘着
テープ部75からトップテープ16Tの先端部を引き剥
がし、今度使用する供給リールのトップテープ16Tの
先端部をこれに接着させればよい。
【0060】以下同様にして粘着テープ部75を使用し
てチップ部品供給テープ16を繰り返し交換することが
可能になる。
【0061】以上説明した実施例および変形例では粘着
テープ部にチップ部品供給テープのトップテープの部分
を接着することにしたが、粘着テープ部の代わりにトッ
プテープの部分を接続する他の手段を使用することも可
能である。例えばクリップやステープラを使用して同様
の作用を行わせることができる。
【0062】また実施例では蓋部69およびリールガイ
ド部42(図2参照)に磁石を使用したが、仮に固定す
る手段として他の手段を使用してもよいし、重力や摩擦
力を使用することで特別の手段を用意しないでよい場合
があることも当然である。また第1および第2の位置決
め磁石45、46の代わりにリールガイド部42の移動
範囲を制限するためのピンであってもよい場合もあるこ
とは当然である。
【0063】更に実施例および変形例ではチップ部品供
給テープ16にスプロケット穴21が穿設されたものに
ついて説明したが、これ以外のチップ部品供給テープに
ついても本発明を適用することができることも当然であ
る。また、変形例で示したチップ部品供給テープ搬送部
81は一体的な構造のものとして説明したが、テープの
搬送される方向に対して複数に分断された構成となって
いてもよいことは当然である。
【0064】また変形例ではチップ部品供給テープ搬送
部81によって搬送された後のチップ部品収納テープ1
6Cをリール送り部14で更に搬送するようにしたが、
リール送り部14は省略可能である。すなわち、チップ
部品供給テープ搬送部81の出口側でチップ部品23を
供給した後のチップ部品収納テープ16Cは、そのまま
チップ部品供給テープ搬送部81の搬送力だけで電子部
品組立装置31内部の所定の回収箇所に送り込むように
することも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、棒状部材に沿ってリールガイド部を往復動自
在な構成として作業装置の内と外を移動できるようにし
たので、作業者は、リールガイド部を作業装置の外側に
移動させた状態で、供給テープの交換を行うことがで
き、チップ部品供給装置全体をチップ部品を収納凹部か
ら取り出して処理する作業装置の外に取り出す必要がな
くなる。したがって、供給リールを途中まで使用した状
態で巻き戻して他の供給リールと交換する場合のように
頻繁に交換作業が発生するような状況下でも交換作業の
効率化を図ることができ、作業の迅速化とコストダウン
を実現することが可能になる。
【0066】また請求項2記載の発明によれば、供給リ
ールの交換のために供給テープを供給リールに巻き取っ
ていき、先端処理用テープの端部とトップテープの先端
の接続箇所が作業装置の外側にまで出てきた時点で、作
業者はトップテープの先端を先端処理用テープの端部か
ら外して、新たな供給テープのトップテープの先端を先
端処理用テープの端部に接続するようにすればよいので
作業が単純であり、特別の熟練を要しないという利点が
ある。
【0067】更に請求項3記載の発明によれば、トップ
テープの先端と先端処理用テープの端部との接続を、繰
り返し接着可能な接着剤を用いて行うことにしているの
で供給テープが特別にかさばることがなく、その搬送機
構として従来の機構をそのまま使用することができる。
【0068】また請求項4記載の発明によれば、把持具
という機械的な手段を使用してトップテープの先端と先
端処理用テープの端部との接続を行うようにしたので、
供給リールを多数回交換しても安定した接続が持続する
だけでなく、接続箇所を外観上比較的容易に識別するこ
とができるという利点がある。
【0069】更に請求項5記載の発明によれば、供給テ
ープを構成するトップテープの幅よりも広い幅の掛止部
材を接続部に配置しておくことで、この掛止部材がフッ
クに掛止されるようにし、これを利用してリールガイド
部を確実に所望方向に移動させることができ、交換時の
リールガイド部の移動に伴うトラブルを解消することが
できる。
【0070】また請求項6記載の発明では、リールガイ
ド部の代わりに棒状部材に沿って比較的長い搬送手段を
配置して、これ自体で供給テープを順方向(チップ部品
の供給方向)あるいは逆方向に搬送できるようにすると
共に、先端処理用テープの一端にトップテープを接離自
在に接続するようにしたので、供給テープあるいはその
構成部品としてのトップテープの移動によってリールガ
イド部を移動させる請求項1記載の発明と異なり移動す
る部品がないので、テープが疲労によって切断されるト
ラブルが減少し、装置の信頼性を向上することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるチップ部品供給装置
の構成を表わした平面図である。
【図2】本実施例のリールガイド部およびを用いたチッ
プ部品供給テープの装填作業あるいは取り外しの作業を
示した説明図である。
【図3】本実施例でリールガイド部が第1の位置決めピ
ンと接触する位置まで移動した状態を表わした平面図で
ある。
【図4】本実施例で先端処理用テープがリールガイド部
の箇所まで巻き戻された状態を表わした斜視図である。
【図5】新たなチップ部品供給テープの使用に際して掛
止部材が掛けかえられた状態を表わした斜視図である。
【図6】本発明の変形例におけるチップ部品供給装置の
構成の概要を表わした平面図である。
【図7】図6に示した変形例におけるチップ部品供給テ
ープ搬送部を具体的に表わした断面図である。
【図8】従来のチップ部品供給装置の要部を表わした平
面図である。
【図9】チップ部品供給テープの一部を上から見た平面
図である。
【図10】図9に示したチップ部品供給テープの断面図
である。
【図11】従来のチップ部品供給装置が電子部品組立装
置に取り付けられている状態を表わした概略構成図であ
る。
【符号の説明】
12 供給リール 14 リール送り部 16 チップ部品供給テープ 16C チップ部品収納テープ 16T トップテープ 21 スプロケット穴 23 チップ部品 31 電子部品組立装置 40、40A チップ部品供給装置 41、41A 棒状部材 42 リールガイド部 44 巻取りリール 45 第1の位置決め磁石 46 第2の位置決め磁石 48 レール部材 51 先端処理用テープ 62、63 レール部材保持具 64、65 フック 75 粘着テープ部 76 掛止部材 81 チップ部品供給テープ搬送部 86 スプロケット 87 駆動モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を置いて収納凹部を配置し、
    これらの収納凹部にチップ部品を収納した長尺のチップ
    部品収納テープと、このチップ部品収納テープの前記収
    納凹部の開口部をそれぞれ覆う長尺のトップテープとを
    剥離自在に積層してなる長尺の供給テープを巻回した供
    給リールを交換自在に保持する供給リール保持部と、 この供給リール保持部を一端に保持し、供給リール保持
    部およびその近傍を前記チップ部品を前記収納凹部から
    取り出して処理する作業装置の外に露出させ、これ以外
    の部分をこの作業装置内部に配置した棒状部材と、 この棒状部材の前記供給リール保持部と反対側の端部あ
    るいはその近傍に配置され、前記作業装置内の所定位置
    に前記チップ部品収納テープの前記収納凹部が次々と到
    来してチップ部品の取り出しが行われるように前記供給
    テープを前記供給リール保持部から前記作業装置内に順
    次送り込むリール送り手段と、 前記供給リールから送り出された供給テープを取り込ん
    で前記チップ部品収納テープとトップテープに分離する
    手段を備え、それ自体が前記作業装置の内部と外部の間
    を往復動自在に配置されたリールガイド部と、 前記リールガイド部によって分離されたトップテープを
    順次巻き取る巻取りリールとを具備することを特徴とす
    るチップ部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記巻取りリールには前記リールガイド
    部が前記作業装置の外部に位置するときにこの位置に少
    なくとも到達する長さの先端処理用テープが巻回されて
    おり、前記供給リールに近い側のその端部は前記供給テ
    ープの前記トップテープの先端を接続する接続手段を備
    えていることを特徴とする請求項1記載のチップ部品供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記先端処理用テープにおける前記供給
    リールに近い側の端部には前記トップテープを繰り返し
    接着することのできる接着剤が塗布されておりこれが前
    記接続手段を構成していることを特徴とする請求項2記
    載のチップ部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記先端処理用テープにおける前記供給
    リールに近い側の端部には前記トップテープを繰り返し
    把持することのできる把持具が取り付けられておりこれ
    が前記接続手段を構成していることを特徴とする請求項
    2記載のチップ部品供給装置。
  5. 【請求項5】 前記先端処理用テープにおける前記供給
    リールに近い側の端部には前記トップテープの幅よりも
    広い幅の掛止部材が配置されており、前記リールガイド
    部の端部にはトップテープを自在に通過させると共に掛
    止部材の通過を阻止するような幅で1対のフックが配置
    されていることを特徴とする請求項3記載のチップ部品
    供給装置。
  6. 【請求項6】 所定の間隔を置いて収納凹部を配置し、
    これらの収納凹部にチップ部品を収納した長尺のチップ
    部品収納テープと、このチップ部品収納テープの前記収
    納凹部の開口部をそれぞれ覆う長尺のトップテープとを
    剥離自在に積層してなる長尺の供給テープを巻回した供
    給リールを交換自在に保持する供給リール保持部と、 この供給リール保持部を一端に保持し、供給リール保持
    部およびその近傍を前記チップ部品を前記収納凹部から
    取り出して処理する作業装置の外に露出させ、これ以外
    の部分をこの作業装置内部に配置した棒状部材と、 前記棒状部材と平行して配置され前記トップテープの先
    端部分を所定長の他のテープとしての先端処理用テープ
    の一端に接離自在に接続した状態の供給テープを前記リ
    ール送り手段の方向あるいはこれと逆方向に搬送させる
    搬送手段と、 前記先端処理用テープを巻回すると共に前記搬送手段に
    よって搬送され前記チップ部品収納テープと分離された
    トップテープをこの上に順次巻き取る巻き取りおよび巻
    き戻し自在の巻取りリールとを具備することを特徴とす
    るチップ部品供給装置。
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