JP2000260981A - 電界効果トランジスタを含む半導体装置 - Google Patents

電界効果トランジスタを含む半導体装置

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JP2000260981A
JP2000260981A JP11058862A JP5886299A JP2000260981A JP 2000260981 A JP2000260981 A JP 2000260981A JP 11058862 A JP11058862 A JP 11058862A JP 5886299 A JP5886299 A JP 5886299A JP 2000260981 A JP2000260981 A JP 2000260981A
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐圧構造のMOSFETを含む半導体装置
が熱破壊する。 【解決手段】 サブストレート領域11の上に第1のド
レイン領域12とこれよりも不純物濃度の高い第2のド
レイン領域13とチャネル形成領域14とソース領域1
5とを有するMOSFETにおいて、サブストレート領
域11と第1のドレイン領域12との間に埋め込み領域
31を形成する。埋め込み領域31の不純物濃度をサブ
ストレート領域11及び第1のドレイン領域12よりも
高くし、第1のドレイン領域12側への空乏層の広がり
を埋め込み領域31と第1のドレイン領域12との境界
又はこの近くに制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高耐圧化された絶
縁ゲート型電界効果トランジスタを含む半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、図1に示す複合又は集積
化された半導体装置を製作した。この半導体装置は、絶
縁ゲート型電界効果トランジスタから成る第1の半導体
素子1とこの第1の半導体素子1よりも電力容量の小さ
い第2の半導体素子2とを有する。第1及び第2の半導
体素子1、2を構成するためにシリコン半導体基体3、
第1の半導体素子1のためのドレイン電極4、ソース電
極5、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、グランド電極
8、容量結合形フィールドプレート構成体9、第2の半
導体素子2のための電極10等を有する。
【0003】半導体基体3は、P形(第1導電形)のサ
ブストレート(基層)領域11と、N形(第2導電形)
の第1のドレイン領域12と、第1のドレイン領域12
よりも不純物濃度の高いN+ 形の第2のドレイン領域1
3と、平面的に見て第1のドレイン領域12を包囲して
いるP形のチャネル形成領域14と、N+ 形ソース領域
15と、第2の半導体素子2用の半導体領域16とを有
する。第2の半導体素子2のための半導体領域16はコ
レクタ領域16a、ベース領域16b、エミッタ領域1
6cから成る。なお、コレクタ電極16a内に、コレク
タ電極とのオーミックコンタクトを良好に取るための高
不純物濃度のN+形コンタクト領域を形成しても良い。
サブストレート領域11は板状の半導体基体3の裏面
(下面)の全部を含むように形成されている。第1のド
レイン領域12はサブストレート領域11上にN形半導
体をエピタキシャル成長させた層に基づくものであっ
て、平面的に見て比較的大きな面積を有し、FETの高
耐圧化に寄与している。N+ 形の第2のドレイン領域1
3はドレイン電極3を良好にオーミック接触させるため
の領域であって、第1のドレイン領域12の中心に配置
されている。なお、N+ 形の第2のドレイン領域13は
第1のドレイン領域12にN形不純物を島状に拡散する
ことによって形成されており、サブストレート領域11
に到達しないように比較的浅く形成されている。P形の
チャネル形成領域14は平面的に見て第1のドレイン領
域12を包囲すると共に、半導体基体3の表面(上面)
からP形のサブストレート領域11に達するように配置
されている。従って、チャネル形成領域14はFETの
チャネルの形成に寄与しているのみでなく、第1及び第
2の半導体素子1、2の電気的分離にも寄与している。
なお、チャネル形成領域14又はこれとサブストレート
領域11とを合せてFETのボディ領域と呼ぶこともで
きる。N+形ソース領域15は平面的に見て第1のドレ
イン領域12をチャネル形成領域14を介して囲むよう
に環状に配置され、N形不純物をチャネル形成領域14
に島状に拡散することによって形成されている。第2の
半導体素子2のための半導体領域16としてトランジス
タのN形コレクタ領域16aは平面的に見てチャネル形
成領域14に隣接するようにサブストレート領域11の
上に配置されている。
【0004】ドレイン電極4はN+ 形の第2のドレイン
領域13に接続されている。ソース電極5はN+ 形ソー
ス領域15に接続されている。ゲート絶縁膜6はソース
領域15と第1のドレイン領域12との間で半導体基体
3の表面に露出しているチャネル形成領域14を覆うよ
うに配置されている。ゲート電極7はゲート絶縁膜6の
上に配置され、ソース領域15と第1のドレイン領域1
2との間のチャネル形成領域14に対向されている。グ
ランド電極又はバックゲート電極8はゲート電極7から
離間して配置され、チャネル形成領域14を介してサブ
ストレート領域11に接続され、サブストレート領域1
1を最低電位に固定するために寄与している。なお、エ
ミッタ電極5とグランド電極8とを一体的に形成するこ
ともできる。
【0005】容量結合形フィールドプレート構成体9
は、第1のドレイン領域12の表面上に環状に形成され
たシリコン酸化膜から成る絶縁膜17と、複数のフィー
ルドプレート用環状金属導体層18と、複数の誘電体層
19と、複数の接続導体層20a、20b、20cとか
ら成る。図2から明らかなように、環状金属導体層18
は絶縁膜17を介して第1のドレイン領域12に対向し
てフィールドプレートを構成する。誘電体層19は各フ
ィールドプレート導体層18を被覆するように配置され
ている。第1の容量結合手段としての接続導体層20a
は最内周側のフィールドプレート導体層18に誘電体層
19を介して対向し且つドレイン電極4に接続されてい
る。第2の容量結合手段としての接続導体層20bは最
外周側のフィールドプレート導体層18に誘電体層19
を介して対向し、且つグランド電極8に接続されてい
る。第3の容量結合手段としての接続導体層20cはフ
ィールドプレート導体層18に対向し且つコンデンサ直
列接続部材として機能している。導体層20a、20
b、20cと誘電体19と5個のフィールドプレート導
体層18とは互いに直接に接続された10個のコンデン
サを構成し、この10個のコンデンサの直列回路がドレ
イン電極4とグランド電極8との間に接続されている。
環状の導体層18はフィールドプレートとして作用し、
第1のドレイン領域12の図1の左右方向における電位
変化をなだらかにして均一な電界強度を与えることで耐
圧向上に寄与している。
【0006】第1の半導体素子1としてのFETは、ド
レイン電極4の電位をソース電極5の電位よりも高く設
定し、ゲート電極7とソース電極5との間にゲート信号
を印加すると、チャネル形成領域14の表面にN形チャ
ネルが形成され、ドレイン電極4、第2のドレイン領域
13、第1のドレイン領域12、N形チャネル、ソース
領域15、及びソース電極5から成る経路でドレイン電
流が流れる。第1のドレイン領域12は比較的厚く形成
され且つP形サブストレート領域11よりも高い不純物
濃度を有し、またフィールドプレート構成体9が設けら
れているので、ドレイン電極4とソース電極5との間に
比較的高い電圧を印加することが可能になり、高耐圧M
OSFETを提供することができる。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、ドレイン電
極4の電位がソース電極5の電位よりも高くされ、サブ
ストレート領域11と第1のドレイン領域12との間の
第1のPN接合21及び第1のドレイン領域12とチャ
ネル形成領域14との間の第2のPN接合22がそれぞ
れ逆バイアス状態となり、且つゲート電極7に電圧が印
加されてドレイン電極4とソース電極5との間に電流が
流れている場合には、図1の2つの破線23a、23b
で挟まれた領域に空乏層が生じる。第1のドレイン領域
12は抵抗を有するので、第1のドレイン領域12にお
ける電位はチャネル形成領域14側から第2のドレイン
領域13に向って徐々に高くなる。従って、空乏層23
a、23bは第1のPN接合21の下方部分において最
も広がる。この結果、第2のドレイン領域13の近傍で
第1のドレイン領域12のドレイン電流通路が第1のド
レイン領域12の空乏層23bによって大幅に狭めら
れ、ドレイン電流通路の抵抗が増大し、且つ電流密度が
大きくなる。第2のドレイン領域13の近くの抵抗の高
い電流通路に比較的大きな電流が流れると、この領域の
電界の強さが大きくなり、この電界の強さが半導体の最
大電界強度を超えると、N形の第1のドレイン領域12
内に高電界に加速された多数の電子が発生し、これ等が
結晶粒子に衝突して更に電子を生成し、加速度的に多数
キヤリア(電子)が増大する。発生した多数キャリアは
P形のサブストレート領域11に吸い込まれる。P形サ
ブストレート領域11は隣接する他の半導体素子2に共
用されているため、第2の半導体領域2のN形コレクタ
領域16aとP形のサブストレート領域11及びP形の
チャネル形成領域14とN形の第1のドレイン領域12
とによってNPN形の寄生トランジスタが形成され、N
形の第1のドレイン領域12に生じた多数キャリアのP
形サブストレート領域11への吸い込みが寄生トランジ
スタのベース電流として作用し、寄生トランジスタがオ
ン状態となり、大きな電流が流れ続けて半導体装置が熱
破壊するおそれがある。この熱破壊の発生する電圧は、
トランジスタに電流の流れていない状態のドレイン・ソ
ース間の計算上(理論上)の電圧(耐圧)よりも低いド
レイン・ソース間電圧で発生するため、図1に示すよう
に高耐圧構造にしたにも拘らず、電流を流した場合の実
使用時の耐圧をあまり高めることができなかった。この
様な問題は第2のドレイン領域13を中心に同心円状に
第1のドレイン領域12及びソース領域15を環状に配
置する場合に特に第2のドレイン領域13の近くで電流
密度が高くなり、より顕著となる。
【0008】そこで、本発明の目的は第2のドレイン領
域の近傍での電流密度の増大を抑制することができる半
導体装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、共通の半導体基体3に
基づいて形成された第1の半導体素子1と第2の半導体
素子2とを含み、前記第1の半導体素子1は絶縁ゲート
型電界効果トランジスタである半導体装置であって、前
記半導体基体3は、第1導電形のサブストレート領域1
1と、第1導電形と反対の第2導電形の第1及び第2の
ドレイン領域12、13と、第1導電形のチャネル形成
領域14と、第2導電形のソース領域15と、第2導電
形の埋め込み領域31又は31a又は31bと、前記第
2の半導体素子2のための半導体領域16とを有し、前
記サブストレート領域11は前記第1及び第2の半導体
素子1、2の共通のサブストレートであり、前記第1の
ドレイン領域12は前記サブストレート領域11の不純
物濃度よりも高い不純物濃度を有し且つ前記半導体基体
3の一方の主面に露出する部分を有し且つ前記サブスト
レート領域11に隣接する部分を有するように配置さ
れ、前記第2のドレイン領域13は前記第1のドレイン
領域12の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有し且つ
前記半導体基体3の一方の主面に露出するように配置さ
れ且つ前記第1のドレイン領域12の中に島状に配置さ
れ、前記チャネル形成領域14は前記半導体基体3の一
方の主面に露出する部分を有し且つ前記第2のドレイン
領域13から離間して前記第1のドレイン領域12に隣
接するように配置され、前記ソース領域15は前記チャ
ネル形成領域14の中に島状に配置され、前記埋め込み
領域31は前記第1のドレイン領域12の不純物濃度よ
りも高い不純物濃度を有し且つ前記サブストレート領域
11と前記第1のドレイン領域12との間に配置され且
つ前記第1のドレイン領域12を介して前記第2のドレ
イン領域13に対向する部分を有し、前記第2のドレイ
ン領域13にドレイン電極4が接続され、前記ソース領
域15にソース電極5が接続され、前記半導体基体3の
一方の主面の前記ソース領域15と前記第1のドレイン
領域12との間を覆うようにゲート絶縁膜6が設けら
れ、前記ゲート絶縁膜6の上にゲート電極7が配置され
ていることを特徴とする半導体装置に係わるものであ
る。
【0010】なお、請求項2に示すように埋め込み領域
31が、空乏層の第1のドレイン領域12側への広がり
を埋め込み領域31と第1のドレイン領域12との境界
又は近傍に制限されるように構成されていることが望ま
しい。また、請求項3及び4に示すように埋め込み領域
31の第2のドレイン領域13に対向する部分の不純物
濃度を埋め込み領域31のチャネル形成領域14寄りの
部分の不純物濃度よりも高くすることが望ましい。ま
た、請求項5に示すように第1のドレイン領域12の上
に絶縁層17を介して複数のフィールドプレート導体層
18を設けることが望ましい。
【0011】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、埋め込み領域
31、31a、31bの不純物濃度が第1のドレイン領
域12の不純物濃度よりも高く設定されているので、こ
こで空乏層の広がりの制限効果が得られ、第1のドレイ
ン領域12に空乏層が大幅に広がらなくなり、第1のド
レイン領域12におけるドレイン電流の通路が狭くなる
ことを防ぐことができる。この結果、第2のドレイン領
域13の近くでの電流密度の増大を抑制し、半導体装置
の熱破壊を防止することができる。請求項2〜4の発明
によれば、第1のドレイン領域側への空乏層の広がりの
制限を良好に達成することができ、更に、サブストレー
ト領域11側に広がる空乏層をなだらかにすることがで
きる。これにより、熱破壊の防止及び耐圧向上が良好に
達成される。また、請求項5の発明によれば、フィール
ドプレートの効果を伴なって耐圧向上を良好に達成する
ことができる。
【0012】
【実施形態及び実施例】次に、図3〜図11を参照して
本発明の実施形態及び実施例を説明する。但し、図3〜
図11において図1と実質的に同一の部分には同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0013】
【第1の実施例】図3は第1の実施例の半導体装置の半
導体基体3の表面を示し、図4は半導体装置の図3のA
−A線に相当する部分を示す断面図である。図3には第
1の半導体素子1よりも電力容量の小さい第2の半導体
素子2のための半導体領域16としてN形コレクタ領域
16aとP形ベース領域16bとN形エミッタ領域16
cが示されている。図4に示す第1の実施例の半導体装
置は、図1の従来の半導体装置にN形の埋め込み領域3
1を付加した他は図1と同一に構成したものである。埋
め込み領域31は図4から明らかなように第1のドレイ
ン領域12とサブストレート領域11との間に配置され
且つ平面的に見て図3に示すようにその中央に第2のド
レイン領域13の全部を含むように配置されている。更
に詳細には、この埋め込み領域31は平面的に見て第1
及び第2のドレイン領域12、13、ソース領域15に
対して同心円状に配置され、この外周縁は第2のドレイ
ン領域13とチャネル形成領域14との間に位置してい
る。埋め込み領域31はサブストレート領域11と第1
のドレイン領域12とに食い込んだように配置されてい
る。この様な配置はサブストレート領域11の主面の所
定領域にN形不純物を拡散し、この上に第1のドレイン
領域12を得るためのN形シリコンをエピタキシャル成
長させることによって必然的に生じる。
【0014】埋め込み領域31は、第1のドレイン領域
12におけるドレイン電流の通路が空乏層によって狭ま
ることを防ぐために設けられている。従って、ドレイン
電極4とソース電極5との間に定格電圧を印加し、電流
を流した時にP形サブストレート領域11とN形埋め込
み領域31との間のPN接合32の逆バイアスによって
生じるN形埋め込み領域31側の破線23cで示す空乏
層の広がりの範囲が第1のドレイン領域12と埋め込み
領域31との境界又はこの近傍となるようにN形埋め込
み領域31の不純物濃度及び厚さ(深さ)が決定されて
いる。もし、埋め込み領域31の不純物濃度が低過ぎる
と、PN接合32に基づく空乏層が埋め込み領域31を
埋めつくし、更に第1のドレイン領域12にも大幅に広
がり、第1のドレイン領域12におけるドレイン電流の
通路が狭められる。また、埋め込み領域31の厚さ(深
さ)が薄過ぎると、この不純物濃度が比較的高くても空
乏層によって埋めつくされ、空乏層が第1のドレイン領
域12に大幅に広がるために第1のドレイン領域12に
おけるドレイン電流の通路が狭められる。そこで、本実
施例では、サブストレート領域11の不純物濃度が約
2.5×1014cm-3、第1のドレイン領域12の不純
物濃度が約1×1015cm-3、埋め込み領域31の不純
物濃度が約1.2×1015〜2.5×1015cm-3に設
定されている。
【0015】図5で破線で示すP形サブストレート領域
11とN形の第1のドレイン領域12との間のPN接合
21の延長平面33と第2のドレイン領域13との間隔
をD1 、上記平面33と埋め込み領域31の上面との間
隔をD2 とした時に、D2 /D1 が1/3〜2/3の範
囲に収まるように第1のドレイン領域12及び埋め込み
領域31の厚み(深さ)が設定されている。
【0016】N形埋め込み領域32は図5に示すように
第1及び第2の不純物濃度領域34、35を有する。埋
め込み領域31の中央の第1の不純物濃度領域34は第
2のドレイン領域13に対向するように配置され、平面
形状が円形である。第2の不純物濃度領域35は第1の
不純物濃度領域34を環状に囲むように配置され、第1
の不純物濃度領域34よりも低い不純物濃度を有する。
なお、第1の不純物濃度領域34の不純物濃度は約2.
5×1015cm-3であり、第2の不純物濃度領域35の
不純物濃度は約1.2×1015cm-3である。この実施
例では埋め込み領域31の不純物濃度を2段階に変えた
が、3段階以上又は連続的に変えてもよい。
【0017】埋め込み領域31に第1及び第2の不純物
濃度領域34、35を形成するために、本実施例では、
図6に示すようにサブストレート領域11の表面上に目
標とする第1及び第2の不純物濃度領域34、35に対
応するように2段階に厚みが変化する注入抑制膜36
a、36bを有する薄いマスク37を形成し、周知のイ
オン注入法で不純物イオンをマスク37を介してサブス
トレート領域11に注入し、不純物濃度がマスク37の
厚さの変化に対応して異なるN形不純物注入領域38を
形成し、しかる後、マスク37を除去した後に、N形エ
ピタキシャル成長層を形成した。なお、厚さの異なるマ
スク37を形成する代りに、図5の第1及び第2の不純
物濃度領域34、35に対応して不純物濃度の異なる2
回の不純物拡散をして2つの領域34、35を得ること
もできる。
【0018】図4の第1の半導体素子1としてのFET
のドレイン電極4とソース電極5との間にドレイン電極
4の電位がソース電極5の電位よりも高くなるようにド
レイン・ソース間電圧を印加し、チャネル形成領域14
にNチャネルが形成されるようにゲート電極7とソース
電極5との間にゲート・ソース間電圧を印加すると、ド
レイン電流がドレイン電極4、第2のドレイン領域1
3、第1のドレイン領域12、N形チャネル、ソース領
域15及びソース電極5の経路で流れる。この時、サブ
ストレート領域11と第1のドレイン領域12との間の
第1のPN接合21、チャネル形成領域14と第1のド
レイン領域12との間の第2のPN接合22及びサブス
トレート領域11と埋め込み領域31との間の第3のP
N接合32が逆バイアス状態となり、図4で破線23
a、23b、23cで示すように空乏層が生じる。図4
で破線23a、23bで示す空乏層は図1で破線23
a、23bで示した空乏層と同様に第1及び第2のPN
接合21、22に基づくものである。図4で破線23c
で示す空乏層は本発明に従う埋め込み領域31で制限さ
れた空乏層である。第3のPN接合32に基づいて埋め
込み領域31側に広がる空乏層は既に説明したように埋
め込み領域31の不純物濃度及び電界の強さに依存して
変化する。埋め込み領域31を持たない図1では第2の
ドレイン領域13の近くにおいて空乏層の広がりが大き
くなる。これに対して、本実施例では不純物濃度が第1
のドレイン領域12よりも高い埋め込み領域31によっ
て空乏層の第2のドレイン領域13方向への広がりが制
限され、破線23cで示す空乏層は第1のドレイン領域
12と埋め込み領域31との境界又はこの近傍まで広が
るのみである。この結果、第1のドレイン領域12のド
レイン電流の通路が空乏層によって実質的に狭められな
いか又は狭める程度が低くなる。このため、第1のドレ
イン領域12の第2のドレイン領域13近傍部分におい
てドレイン電流密度が異常に高くならず、多数キャリア
(電子)のサブストレート領域11への注入による熱破
壊が制限される。従って、ドレイン電極4とソース電極
5との間の最高電圧を高めることができる。また、この
実施例では、D2 /D1 が1/3〜2/3の範囲に設定
されているので、ドレイン・ソース間の耐圧の確保と、
第1のドレイン領域12における電流通路の確保との両
方が合理的に達成されている。また、埋め込み領域31
の不純物濃度が第2のドレイン領域13に対向する中央
部よりも外周側で低くなっているので、埋め込み領域3
1の空乏層の広がり抑制作用が外側の第2の不純物濃度
領域35よりも中央の第1の不純物濃度領域34で強く
なる。これにより、図1で破線23bで示した空乏層の
広がりを図4に示すように抑制するために好都合であ
る。また、埋め込み領域31の不純物濃度を外周側で低
くすることにより、サブストレート領域11に広がる空
乏層がなだらかになり、高耐圧化が達成される。また、
同心円状に配置されたフィールドプレート構成体9が設
けられているので、第1のドレイン領域12における電
位変化をなだらかに固定して均一な電界強度を与えるこ
とができ、耐圧特性が向上する。また、埋め込み領域3
1は第2のドレイン領域13に対向する部分のみではな
く、チャネル形成領域14と第2のドレイン領域13と
の間にも設けられているので、埋め込み領域31とフィ
ールドプレート構成体9との間の第1のドレイン領域1
2は比較的大きな電流通路を有し且つ安定した電界強度
状態となり、熱破壊及び電圧破壊し難くなる。
【0019】
【第2の実施例】図7に示す第2の実施例の半導体装置
は図4の埋め込み領域31の代りに埋め込み領域31a
を設けた他は図4と同一に構成したものである。図7の
N形埋め込み領域31aは不純物濃度の異なる第1、第
2及び第3の部分41、42、43を有する。第2のド
レイン領域13に対向配置され第1の部分41の平均不
純物濃度は約2.5×1015cm-3であり、第2の部分
42の平均不純物濃度は約1.9×1015cm-3であ
り、第3の部分43の平均不純物濃度は約1.2×10
15cm-3である。
【0020】図7に示すように3段階に変化する不純物
濃度を有する埋め込み領域31aを形成する時には、例
えば、図8(A)に示すようにP形サブストレート領域
11の上に第1の部分41を得るための第1のN形不純
物拡散層41aを形成し、次に、図8(B)に示すよう
に第2の部分42を得るための第2のN形不純物拡散層
42aを第1のN形不純物拡散層41aに重ねて形成
し、次に、図8(C)に示すように第3の部分43を得
るための第3のN形不純物拡散層43aを第1及び第2
のN形不純物拡散層41a、42aに重ねて形成する。
しかる後、サブストレート領域11上にN形半導体をエ
ピタキシャル成長させることによって図7の埋め込み領
域31aを得る。
【0021】図7の埋め込み領域31aの深さ及び不純
物濃度は図4の埋め込み領域31と同様に決定されてい
るので、第2の実施例によっても第1の実施例と同一の
効果を得ることができる。
【0022】
【第3の実施例】図9に示す半導体装置は図4の埋め込
み領域31を埋め込み領域31bに変形した他は図4と
同一に構成したものである。図9の埋め込み領域31b
は複数の球状半導体領域51の集合から成る。複数のN
形の球状半導体領域51はそれぞれほぼ同一の不純物濃
度を有する。しかし、複数の球状半導体領域51の互い
に重なり合っている部分は重なり合っていない部分に比
べて不純物濃度が高い。複数の球状半導体領域51は第
2のドレイン領域13の下方において密に配置され、こ
こから離れるに従って粗に配置されている。従って、第
2のドレイン領域13の下方の中央領域で平均不純物濃
度が高く、ここから離れるに従って平均不純物濃度が低
下する。図9の埋め込み領域31bの平均的厚み(高
さ)及び平均的不純物濃度は第1の実施例の埋め込み領
域31と同様に決定されている。これにより、図9の第
3の実施例によっても第1の実施例と同一の効果を得る
ことができる。
【0023】
【第4の実施例】図10及び図11の半導体装置は図3
及び図4の第1の実施例の第2の半導体素子2の代りに
FETから成る第2の半導体素子2aを設け、また、第
1の実施例の円形の第2のドレイン領域13を環状の第
2のドレイン領域13aに変形し、この内側に第2の半
導体素子2aを配置した他は第1の実施例と同一に構成
したものである。図10及び図11に概略的に示す第2
の半導体素子2aはP形チャネル形成領域61とN+
ソース領域62とN+ 形ドレイン領域63とゲート絶縁
膜64とソース電極65とドレイン電極66とゲート電
極67とを有する。P形チャネル形成領域61はN形の
第1のドレイン領域12の中に島状に形成されている。
ソース領域62及びドレイン領域63はP形チャネル形
成領域61の中に島状に形成されている。ソース電極6
5はソース領域62に接続され、ドレイン電極66はド
レイン領域63に接続され、ゲート電極67はゲート絶
縁膜64の上に配置されている。この様に構成した場合
においても、第1の半導体素子1を第1の実施例と同一
に構成することにより、第1のドレイン領域12におけ
る電流密度の増大が抑制される。これにより、第1の半
導体素子1の第1のドレイン領域12から第2の半導体
素子2aのP形チャネル形成領域61への多数キャリア
の流入を防ぐことができ、第1の実施例と同様な効果が
得られる。
【0024】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでは
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図9では多数の球状半導体領域51の組み合せ
で埋め込み領域31bを構成したが、この代りに、複数
の平板状半導体領域の組み合せ、又は平板状半導体領域
と球状半導体領域の組み合せで埋め込み領域を構成する
ことができる。 (2) 各実施例では埋め込み領域31、31a、31
bが第2のドレイン領域13に対向する中央部で不純物
濃度が最も高く、ここから離れるに従って不純物濃度が
低くなっているが、領域31、31a、31bの全部を
これ等の中央部分と同一の不純物濃度とすることができ
る。 (3) 各実施例のようにシリンドリカル構造にするこ
とによって顕著な効果が得られるが、第2のドレイン領
域13の左側半分又は右側半分を取り除いたような構造
にすることもできる。 (4) 図9に示す第3の実施例において、球状半導体
領域51の代りに、平面的に見て第2のドレイン領域1
3を中心にして環状の半導体領域を設け、この環状半導
体領域の切断面を図9の球状半導体領域51の位置に一
致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置の断面図である。
【図2】図1のフィールドプレート構成体の一部を拡大
して示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の半導体装置の半導体基
体の表面の一部を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の半導体装置の図3のA
−A線に相当する部分を拡大して示す断面図である。
【図5】図4の埋め込み領域及びこの近傍を説明するた
めの断面図である。
【図6】図4の埋め込み領域の形成方法を説明するため
の断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例の半導体装置を図4と同
様な方法で示す断面図である。
【図8】図7の埋め込み領域の形成方法を説明するため
の断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例の半導体装置を図4と同
様な方法で示す断面図である。
【図10】本発明の第4の実施例の半導体装置の半導体
基体の第2の半導体素子及びこの近傍を示す平面図であ
る。
【図11】第4の実施例の第2の半導体素子及びこの近
傍を図10のB−B線に相当する部分で示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の半導体素子 2 第2の半導体素子 3 半導体基体 11 サブストレート領域 12 第1のドレイン領域 13 第2のドレイン領域 14 チャネル形成領域 15 ソース領域 31 埋め込み領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の半導体基体(3)に基づいて形成
    された第1の半導体素子(1)と第2の半導体素子
    (2)とを含み、前記第1の半導体素子(1)は絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタである半導体装置であっ
    て、 前記半導体基体(3)は、第1導電形のサブストレート
    領域(11)と、第1導電形と反対の第2導電形の第1
    及び第2のドレイン領域(12、13)と、第1導電形
    のチャネル形成領域(14)と、第2導電形のソース領
    域(15)と、第2導電形の埋め込み領域(31又は3
    1a又は31b)と、前記第2の半導体素子(2)のた
    めの半導体領域(16)とを有し、 前記サブストレート領域(11)は前記第1及び第2の
    半導体素子(1、2)の共通のサブストレートであり、 前記第1のドレイン領域(12)は前記サブストレート
    領域(11)の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有し
    且つ前記半導体基体(3)の一方の主面に露出する部分
    を有し且つ前記サブストレート領域(11)に隣接する
    部分を有するように配置され、 前記第2のドレイン領域(13)は前記第1のドレイン
    領域(12)の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有し
    且つ前記半導体基体(3)の一方の主面に露出するよう
    に配置され且つ前記第1のドレイン領域(12)の中に
    島状に配置され、 前記チャネル形成領域(14)は前
    記半導体基体(3)の一方の主面に露出する部分を有し
    且つ前記第2のドレイン領域(13)から離間して前記
    第1のドレイン領域(12)に隣接するように配置さ
    れ、 前記ソース領域(15)は前記チャネル形成領域(1
    4)の中に島状に配置され、 前記埋め込み領域(31)は前記第1のドレイン領域
    (12)の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有し且つ
    前記サブストレート領域(11)と前記第1のドレイン
    領域(12)との間に配置され且つ前記第1のドレイン
    領域(12)を介して前記第2のドレイン領域(13)
    に対向する部分を有し、 前記第2のドレイン領域(13)にドレイン電極(4)
    が接続され、前記ソース領域(15)にソース電極
    (5)が接続され、前記半導体基体(3)の一方の主面
    の前記ソース領域(15)と前記第1のドレイン領域
    (12)との間を覆うようにゲート絶縁膜(6)が設け
    られ、前記ゲート絶縁膜(6)の上にゲート電極(7)
    が配置されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記埋め込み領域(31)が、前記ドレ
    イン電極(4)と前記ソース電極(5)との間に定格電
    圧を印加し、且つ前記ゲート電極(7)に電圧を印加し
    て前記ドレイン電極(4)と前記ソース電極(5)との
    間に電流を流した時に前記サブストレート領域(11)
    と前記埋め込み領域(31)との間のPN接合(32)
    に基づいて生じる空乏層の前記第1のドレイン領域側へ
    の広がりを、前記埋め込み領域(31)と前記第1のド
    レイン領域(12)との境界はこの近傍に制限するよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記埋め込み領域(31又は31a又は
    31b)は前記第2のドレイン領域(13)に対向する
    第1の部分の他に、前記チャネル形成領域(14)と前
    記第2のドレイン領域(13)との間において前記第1
    のドレイン領域(12)に隣接する第2の部分を有し、
    前記第1の部分の平均不純物濃度が前記第2の部分の平
    均不純物濃度よりも高く設定されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記埋め込み領域(31a又は31b)
    の前記第2の部分の不純物濃度が前記第2のドレイン領
    域(13)から前記チャネル形成領域(14)の方向に
    向って段階的又は連続的に低下していることを特徴とす
    る請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記チャネル形成領域(14)の
    前記ゲート絶縁膜(6)が配置された部分から離れた部
    分に接続されたグランド電極(8)と、前記半導体基体
    (3)の前記第2のドレイン領域(13)と前記チャネ
    ル形成領域(14)との間の表面上に形成された絶縁膜
    (17)と、前記絶縁膜(17)の上に配置された複数
    のフィールドプレート導体層(18)と、前記複数のフ
    ィールドプレート導体層(18)の内で前記ドレイン電
    極(4)に最も近いものを前記ドレイン電極(4)に容
    量結合させるための第1の結合手段と、前記複数のフィ
    ールドプレート導体層(18)の内で前記ドレイン電極
    (4)から最も遠いものを前記グランド電極(8)に容
    量結合させるための第2の結合手段と、前記複数のフィ
    ールドプレート導体層(18)を順次に容量結合させる
    第3の結合手段とを備えていることを特徴とする請求項
    1又は2又は3又は4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のドレイン領域(12)は平面
    的に見て円形に形成され、 前記第2のドレイン領域(13)は平面的に見て前記第
    1のドレイン領域(12)の中央に配置され、 前記ソース領域(15)は平面的に見て前記チャネル形
    成領域(14)を介して前記第1のドレイン領域(1
    2)を囲むように配置されていることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置。
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JP2010157760A (ja) * 2010-03-01 2010-07-15 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

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