JP2000258715A - タンデム方式の走査光学装置 - Google Patents

タンデム方式の走査光学装置

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JP2000258715A
JP2000258715A JP11063900A JP6390099A JP2000258715A JP 2000258715 A JP2000258715 A JP 2000258715A JP 11063900 A JP11063900 A JP 11063900A JP 6390099 A JP6390099 A JP 6390099A JP 2000258715 A JP2000258715 A JP 2000258715A
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Masataka Nishiyama
政孝 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査光学系が収納された筐体と感光体ドラム
が収納されたドラム支持体とで発熱状態が異なる場合に
も、各感光体ドラムに対する走査線の位置を一定に揃え
ることができるタンデム方式の走査光学装置を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 ミラー235,336は、温度が上昇し
て筐体10,20が膨張すると、調整板の作用により第
3レンズ233,333の移動と同一方向に、その移動
量より大きく外側に移動する。第3レンズ233,33
3は副走査方向に正のパワーを有するため、入射光の中
心軸がその光軸に対して外側に偏心すれば、射出光は内
側に向けて偏向する。この偏向による走査線の移動と、
筐体10,20とドラム支持台30との膨張量の差によ
る走査線の移動とが打ち消し合うよう調整板の膨張率、
サイズを設定することにより、温度変化に関わらず走査
線の位置を一定に揃えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーレーザー
プリンタ等に利用されるタンデム方式の走査光学装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】タンデム方式の走査光学装置は、半導体
レーザーから発するレーザー光をポリゴンミラーにより
偏向し、fθレンズを介して走査線を形成する走査光学
系と、走査光学系に対応して配置された感光体ドラムと
を各色成分毎に複数組備え、1枚のシートに多重印刷す
ることによりカラー画像を形成する。
【0003】このようなタンデム方式のカラープリンタ
では、感光体ドラムに対する各走査線の副走査方向の位
置を一定に揃えることにより、色ずれのない印刷結果を
得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走査光
学系が設けられた筐体と、感光体ドラムが収められたド
ラム支持台とでは、内蔵する機器の発熱状態の違いに応
じて使用時の温度が異なる場合が多い。このため、筐体
と支持台とで収縮・膨張の量が異なり、温度変化によっ
て感光体ドラムに対する走査線の副走査方向の位置が各
色成分毎にずれ、印刷結果に色ずれが生じるという問題
がある。
【0005】この発明は、上述した従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、走査光学系が収納された筐
体と感光体ドラムが収納されたドラム支持体とで使用時
の内蔵機器の発熱状態が異なる場合にも、各感光体ドラ
ムに対する走査線の位置を一定に揃えることができるタ
ンデム方式の走査光学装置を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるタンデ
ム方式の走査光学装置は、光源から発するレーザー光を
偏向器により偏向し、結像光学系及び平面ミラーを介し
て走査線を形成する走査光学系と、この走査光学系に対
応して配置された感光体ドラムとを複数組備え、1枚の
シートに多重印刷する装置において、複数の走査光学系
の少なくとも1つには、走査光学系が固定された筐体と
は熱膨張率が異なり、温度変化による膨張/収縮により
平面ミラーを筐体に対して副走査方向に移動させる調整
部材が備えられ、この調整部材は、筐体の熱変形に基づ
く各感光体ドラム上での走査線の副走査方向のずれを補
正すべく平面ミラーを移動させるよう設定されているこ
とを特徴とする。
【0007】上記の構成によれば、温度変化により筐体
と感光体ドラムを保持するドラム支持台との位置関係が
変化した場合にも、この変化による感光体ドラム上での
走査線の副走査方向の移動を、調整部材に取り付けられ
た平面ミラーの移動により補正することができる。
【0008】調整部材の筐体への固定位置、サイズは、
筐体とドラム支持台との間の熱変形による相対移動が生
じない変形基準位置を設定した場合、この変形基準位置
と各走査光学系の被調整レンズとの副走査方向の位置関
係により定めることができる。なお、変形基準位置に近
い感光体ドラムに対応する走査光学系については、筐体
の熱変形による走査線の移動量が小さいため、調整部材
による補正をしなくとも足りる場合がある。例えば、4
本の感光体ドラムが、回転軸が互いに平行となるように
変形基準位置を挟んで対称に2本づつ設けられている場
合には、変形基準位置から離れた外側の2本の感光体ド
ラムに対応する走査光学系についてのみ平面ミラーを移
動させる調整部材を設けるようにしてもよい。
【0009】調整部材による平面ミラーの移動方向は、
平面ミラーと感光体ドラムとの間に副走査方向に正のパ
ワーを持つ最終レンズが含まれる場合と含まれない場合
とで異なる。最終レンズが含まれる場合には、調整部材
は、温度変化による最終レンズの副走査方向の光軸移動
と同一方向に、その光軸移動量より大きく平面ミラーを
移動させる。最終レンズが含まれない場合には、筐体の
変形によっても平面ミラーのドラム支持台に対する位置
が変化しないよう筐体に対して相対的に平面ミラーを移
動させればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るタンデム方
式の走査光学装置の実施形態について説明する。図1は
実施形態の走査光学装置の断面図である。この装置は、
ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの各色成分につ
いてそれぞれ独立した走査光学系と感光体ドラムとを備
え、1枚のシートに多重印刷することによりカラープリ
ントを得るタンデム方式のカラープリンタである。
【0011】実施形態のタンデム方式の走査光学装置
は、図1に示すように、上筐体10及び下筐体20、そ
してドラム支持台30を備えている。上筐体10には、
第1,第2の走査光学系100,200の主要部分が配
置され、下筐体20には第3,第4の走査光学系30
0,400が配置されている。また、ドラム支持台30
には、各走査光学系により走査線が形成される第1,第
2,第3,第4の感光体ドラム31,32,33,34
が設けられている。感光体ドラム31,32,33,3
4は、回転軸が互いに平行となるように4本並列して設
けられている。感光体ドラムの周囲には、走査光学系に
よる露光プロセスの他、現像、転写、クリーニングの各
プロセスを実行するためのユニットが配置されるが、こ
こでは図示を省略する。
【0012】上筐体10及び下筐体20、そしてドラム
支持台30は、例えばアルミ等の同一の材質で形成され
ており、図1に一点鎖線で示す基準線Sの位置(変形基
準位置)で全体が位置決めされている。すなわち、上下
の筐体、及びドラム支持台は、温度が変化すると基準線
Sを中心に相対的に膨張/収縮し、基準線Sの位置では
熱変形による相対移動が生じない。
【0013】プリント用紙は、例えば図1中左側から供
給され、それぞれの色成分のトナーにより現像された第
3の感光体ドラム33、第1の感光体ドラム31、第4
の感光体ドラム34、第2の感光体ドラム32の順にパ
ターンが転写され、これらが多重印刷されて用紙上にカ
ラー画像が形成される。
【0014】最初に、各走査光学系の光学部品の配置に
ついて図1〜図3に基づいて説明する。図2は上筐体1
0、図3は下筐体20を示す平面図である。第1の走査
光学系100は、図1及び図2に示すように、平行なレ
ーザー光を発する光源部110と、この光源部110か
ら発したレーザー光を主走査方向に偏向する偏向器であ
るポリゴンミラー120と、ポリゴンミラー120によ
り偏向されたレーザー光を感光体ドラム31上に結像さ
せて走査線を形成する結像光学系であるfθレンズとを
備えている。
【0015】光源部110は、半導体レーザーと、半導
体レーザーから発する発散光を平行光にするコリメート
レンズとを備えている。光源部110とポリゴンミラー
120との間には、副走査方向にのみパワーを有するシ
リンドリカルレンズ115が設けられている。
【0016】fθレンズは、上筐体10内に配置された
第1レンズ131及び第2レンズ132と、下筐体20
内に配置された第3レンズ(最終レンズ)133とから構
成されている。ポリゴンミラー120で反射され、fθ
レンズの第1,第2レンズ131,132を透過したレ
ーザー光は、ミラー135によりほぼ直角に反射、偏向
され、第3レンズ133を介して感光体ドラム31に達
する。ポリゴンミラー120は、図2中時計回りに回転
し、反射光束は矢印yで示す方向に走査される。
【0017】光源部110から平行光として射出された
レーザー光は、主走査方向においては平行光のままポリ
ゴンミラー120で反射され、fθレンズのパワーによ
って感光体ドラム31上に結像する。また、副走査方向
においては、シリンドリカルレンズ115によりポリゴ
ンミラー120の近傍で一旦結像し、発散光としてfθ
レンズに入射し、fθレンズのパワーにより感光体ドラ
ム31上に結像する。このようにレーザー光をポリゴン
ミラー120の近傍で一旦結像させることにより、ポリ
ゴンミラーの反射面の傾き(面倒れ)による走査位置のず
れを防ぐことができる。
【0018】第2レンズ132とミラー135との間に
は、感光体ドラム31上での走査範囲外の光束をモニタ
ー光として分離する分離ミラー140が配置されてお
り、この分離ミラー140により反射されたモニター光
は、モニター用集光レンズ141を介してモニターセン
サ142上に集光する。モニター光は、レーザー光が入
射するポリゴンミラー120の反射面が切り替わる毎
に、感光体ドラム31上のレーザー光が走査範囲に入る
手前でモニターセンサー142を図中の矢印x方向に走
査し、モニターセンサー142からは一走査毎の書き始
めタイミングを決める同期信号が出力される。
【0019】モニター用集光レンズ141は、副走査方
向に主たるパワーを持つ第3レンズを介さずに分離され
たモニター光をモニターセンサ142上に集光させるた
め、副走査方向に収束パワーを有するシリンドリカルレ
ンズとして構成されている。
【0020】モニターセンサ142は、長方形平板状の
センサ基板143の長手方向の一方側に固定され、この
センサ基板143は、その長手方向の中央付近で、上筐
体10にネジ止めされた取り付け板144に第1、第2
のネジ145a,145bにより固定されている。
【0021】同様にして、第2の走査光学系200も、
光源部210、ポリゴンミラー220、fθレンズを構
成する第1,第2,第3レンズ231,232,23
3、ミラー235を備えており、第2の感光体ドラム3
2上に走査線を形成する。
【0022】また、分離ミラー240により分離された
モニター光は、モニター用集光レンズ241を介してモ
ニターセンサ242上に集光する。モニターセンサ24
2は、センサ基板243を介して上筐体10に固定され
た取り付け板244にネジ245a,245bにより固
定されている。
【0023】下筐体20に配置された第3、第4の走査
光学系300,400は、図1及び図3に示すように、
基本的な構成においては第1の走査光学系100と同一
であり、光路の取り回しのみが若干異なる。すなわち、
第3の走査光学系300では、光源部310から発して
ポリゴンミラー320で反射されfθレンズの第1,第
2レンズ331,332を透過したレーザー光は、第1
ミラー335により図中斜上側に向けてポリゴンミラー
320側へ反射された後、第1レンズ331の図中上側
に配置された第2ミラー336により反射され、第3レ
ンズ333を介して感光体ドラム33に達する。
【0024】また、分離ミラー340により分離された
モニター光は、モニター用集光レンズ341を介してモ
ニターセンサ342上に集光する。モニターセンサ34
2は、センサ基板343を介して下筐体10に固定され
た取り付け板344に2本のネジにより固定されてい
る。
【0025】同様にして、第4の走査光学系400も、
光源部410、ポリゴンミラー420、fθレンズを構
成する第1,第2,第3レンズ431,432,43
3、第1,第2ミラー435,436を備えており、第
4の感光体ドラム34上に走査線を形成する。
【0026】第4の走査光学系400のモニター光学系
も、第3の走査光学系300におけるのと同様に分離ミ
ラー440、モニター用集光レンズ441、モニターセ
ンサ442を有し、モニターセンサ442は、センサ基
板443を介して下筐体10に固定された取り付け板4
44に固定されている。
【0027】次に、上記の走査光学装置における温度補
償の手段について説明する。実施形態の走査光学装置
は、上下の筐体10,20内に光源部、ポリゴンミラー
(モータ)等の発熱源があり、ドラム支持台30内にも定
着器等の発熱源が存在する。筐体、支持台は同一材質で
形成されているため、温度変化が同一であれば、熱変形
量も等しくなるため、走査線のずれの問題は生じない。
しかし、実施形態のような構成では、一般に、使用時に
筐体側の温度がドラム支持台の温度より高くなる傾向が
ある。
【0028】そこで、実施形態の装置では、4つの走査
光学系のうちの外側に位置する感光体ドラム32,33
に対応する第2,第3の走査光学系200,300につ
いて、平面ミラー235,336を、温度変化に応じて
筐体に対して副走査方向に相対移動させることにより、
感光体ドラム上に形成される走査線の移動を防ぐように
している。
【0029】まず、第2の走査光学系200について見
ると、図4に拡大して示したように、ミラー235は、
板バネ271によりミラー支持台272に固定され、こ
のミラー支持台272がボルト273により調整板27
4に固定されている。調整板274は、上筐体10より
大きな熱膨張率を有するプラスチック等の材料で形成さ
れており、その副走査方向の基準線S側でボルト275
により上筐体10に固定されている。調整板274は、
温度変化による膨張/収縮によりミラー235を上筐体
10に対して副走査方向に移動させる機能を有してい
る。すなわち、温度が上昇した場合には、調整板274
が上筐体10よりも大きな割合で膨張し、ミラー235
は上筐体10に対して図4中右側に移動する。温度が下
降すると、調整板274が上筐体10よりも大きな割合
で収縮し、ミラー235は上筐体10に対して図4中左
側に移動する。
【0030】他方、第3の走査光学系300について見
ると、図5に拡大して示したように、第2ミラー336
は、板バネ371によりミラー支持台372に固定さ
れ、このミラー支持台372がボルト373により調整
板374に固定されている。調整板374は、下筐体2
0より大きな熱膨張率を有するプラスチック等の材料で
形成されており、その副走査方向の基準線S側でボルト
375により下筐体20に固定されている。調整板37
4は、上記と同様に、温度が上昇した場合には第2ミラ
ー336を下筐体10に対して図5中左側に移動させ、
温度が下降すると第2ミラー336を下筐体20に対し
て図5中右側に移動させる。
【0031】調整板274,374の熱膨張率及びサイ
ズ(ボルト273と275との間、ボルト373と37
5との間の距離)は、上下の筐体10,20の熱変形に
基づく感光体ドラム32,33上での走査線の副走査方
向のずれを補正できるように定められている。これを図
6に基づいて説明する。
【0032】図6において、筐体10,20とドラム支
持台30との温度が等しい場合、各筐体10,20は実
線で示すようにドラム支持台30の大きさに一致し、各
走査光学系からの光束は図中実線で示した光路を通って
各感光体ドラム上で所定の位置に走査線を形成する。次
に、筐体10,20の温度が相対的に上昇し、各筐体が
ドラム支持台30に対して基準線Sを中心にして二点鎖
線で示すように膨張した場合を想定する。各走査光学系
の光学素子は、いずれも破線で示したように基準線Sか
ら離れる方向に外側に移動し、その移動量は基準線Sか
らの距離が大きいほど大きくなる。なお、図6では、説
明のため膨張量を誇張して示している。
【0033】ここで、ミラー235,336が筐体1
0,20の膨張のみにより移動したと仮定すると、すな
わち、調整板274,374が設けられていない場合を
想定すると、ミラー235,336は破線で示した位置
に設定される。それぞれのミラー235,336の移動
量は各第3レンズ233,333の移動量と等しくなる
ため、相対的に同一の位置関係を保ちつつ、ミラーとレ
ンズとが共に外側に移動することとなる。この場合、感
光体ドラム32,33に達する光束は図中破線で示した
ように正規の位置に対して外側にずれることとなる。
【0034】このずれを各ミラー235,336の移動
により補正するためには、各ミラー235,336を図
中二点鎖線で示すように、各第3レンズ233,333
の移動と同一方向に、その移動量より大きく外側に移動
させればよい。すなわち、第3レンズ233,333は
副走査方向に正のパワーを有するため、入射光の中心軸
がその光軸に対して外側に偏心すれば、射出光は二点鎖
線で示すように内側に向けて偏向する。この偏向による
走査線の移動と、筐体10,20とドラム支持台30と
の膨張量の差による走査線の移動とが打ち消し合うよう
調整板274,374の膨張率、サイズを設定すれば、
筐体とドラム支持台との間に温度差が生じた場合にも、
感光体ドラム32,33上の正規の位置に走査線を形成
することができる。
【0035】なお、上記の実施形態では、調整部材によ
りミラー支持台に取り付けられた平面ミラーを副走査方
向に移動させることにより、筐体の熱変形による走査線
の移動を補正するようにしているが、ミラー支持台のミ
ラー当てつけ部分を調整部材とし、温度変化により平面
ミラーの角度を変化させることにより走査線の移動を補
正するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各走査光学系に含まれる平面ミラーの副走査方向の
位置を温度変化に応じて変更することにより、走査光学
系が設けられた筐体と感光体ドラムが収納されたドラム
支持台との温度変化による膨張/収縮量が異なる場合に
も、各感光体ドラム上での走査線のズレを防ぐことがで
きる。したがって、カラープリンター等に適用した場合
の色ずれを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態にかかるタンデム方式の
走査光学装置の光学部品の配置を示す断面図。
【図2】 図1の装置の上筐体内の光学部品の配置を示
す平面図。
【図3】 図1の装置の下筐体内の光学部品の配置を示
す平面図。
【図4】 図1の第2の走査光学系部分の一部拡大断面
図。
【図5】 図1の第3の走査光学系部分の一部拡大断面
図。
【図6】 図1の装置の温度補償作用を示す説明図。
【符号の説明】
10 上筐体 20 下筐体 30 ドラム支持台 31,32,33,34 感光体ドラム 100,200,300,400 走査光学系 110,210,310,410 光源部 120,220,320,420 ポリゴンミラー 131,231,331,431 第1レンズ 132,232,332,432 第2レンズ 133,233,333,433 第3レンズ 274,374 調整板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA10 BA50 BA51 BA87 BB46 DA03 DA04 2H030 AA01 AB02 AD16 BB02 BB16 2H045 AA01 CA93 DA02 DA04 2H076 AB05 AB12 AB18 AB22 AB61 AB68 EA01 5C072 AA03 BA19 DA02 DA04 DA21 MB10 XA01 XA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から発するレーザー光を偏向器によ
    り偏向し、結像光学系及び平面ミラーを介して走査線を
    形成する走査光学系と、当該走査光学系に対応して配置
    された感光体ドラムとを複数組備え、1枚のシートに多
    重印刷するタンデム方式の走査光学装置において、 前記複数の走査光学系の少なくとも1つには、前記走査
    光学系が固定された筐体とは熱膨張率が異なり、温度変
    化による膨張/収縮により前記平面ミラーを前記筐体に
    対して副走査方向に移動させる調整部材が備えられ、該
    調整部材は、前記筐体の熱変形に基づく前記各感光体ド
    ラム上での走査線の副走査方向のずれを補正すべく前記
    平面ミラーを移動させるよう設定されていることを特徴
    とするタンデム方式の走査光学装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体ドラムを保持するドラム支持
    台と前記筐体との間の熱変形による相対移動が生じない
    変形基準位置が設定され、各走査光学系の平面ミラーの
    前記変形基準位置に対する副走査方向の位置関係によ
    り、前記調整部材の前記筐体への固定位置、サイズが定
    められることを特徴とする請求項1に記載のタンデム方
    式の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の感光体ドラムは、回転軸が互
    いに平行となるように前記変形基準位置を挟んで対称に
    2本づつ4本並列して設けられており、前記調整部材
    は、前記変形基準位置から離れた外側の2本の感光体ド
    ラムに対応する走査光学系について設けられていること
    を特徴とする請求項2に記載のタンデム方式の走査光学
    装置。
  4. 【請求項4】 前記結像光学系は、前記調整部材に取り
    付けられた前記平面ミラーと前記感光体ドラムとの間
    に、副走査方向に正のパワーを持つ最終レンズを含み、
    前記調整部材は、温度変化による前記最終レンズの副走
    査方向における光軸移動と同一方向に、該光軸移動量よ
    り大きく前記平面ミラーを移動させることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載のタンデム方式の走査光
    学系。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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