JP2000258610A - フライアイレンズおよびそれを備えた投影露光装置 - Google Patents

フライアイレンズおよびそれを備えた投影露光装置

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JP2000258610A
JP2000258610A JP11065609A JP6560999A JP2000258610A JP 2000258610 A JP2000258610 A JP 2000258610A JP 11065609 A JP11065609 A JP 11065609A JP 6560999 A JP6560999 A JP 6560999A JP 2000258610 A JP2000258610 A JP 2000258610A
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fly
eye lens
eye
annular
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Koji Yamanaka
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、絞りを利用してフライアイレンズ
の一部を覆った状態で照明光を透過させて露光した場合
であっても、照明効率の均一性を良好にすることがで
き、照明光のコヒーレンシイσの方向依存性を低減する
ことができるフライアイレンズとそれを備えた投影露光
装置の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、断面扇形環状体のエレメント
レンズ21からなるレンズユニット22から少なくとも
外周部が構成されてなる。更に、断面扇形環状体のエレ
メントレンズ21が周方向に複数連続されて環状のレン
ズユニット22が構成され、このレンズユニットにおい
て外径の異なるものが複数、同心円状に組み合わされ
て、前記エレメントレンズが放射状に同心円配列された
環状のフライアイレンズが具備されてなる構成が好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細回路を基板上
に形成するためのフォトリソグラフィ技術に用いられる
投影露光の際に用いるフライアイレンズおよびそれを備
えた投影露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程の分野においては、ハー
フミクロンレベル、クオーターミクロンレベルあるいは
それらのレベルを更に超えた極微細なパターニングを行
なうことが可能なフォトリソグラフィ技術の開発が進め
られている。
【0003】図12にこの種のフォトリソグラフィ技術
に適用されている投影露光装置の一例を示す。図12に
示す投影露光装置は、光源1と第1反射鏡2とフライア
イレンズ装置3と第2反射鏡5とレンズ6とレチクル7
と投影レンズ8とを具備して構成され、光源1から出射
された光を投影レンズ8の先方に配置された半導体ウェ
ハ等の基板9に投影して基板9上のレジストに露光する
ものである。なお、図12において符号11はフライア
イレンズ3に隣接して配置された絞りを示し、符号12
は絞り11と第2反射鏡5との間に設けられた調整レン
ズを示す。
【0004】図12に示す投影露光装置において、基板
9に均一な露光を行なうための重要な要素はフライアイ
レンズ装置3である。このフライアイレンズ装置3は、
図13に示すように断面方形の形状を有する同じ大きさ
の複数のフライアイ構成レンズ13を縦横に配列して構
成されている。この例のフライアイレンズ装置3は照明
光を均一化するためのものであって、光源1からの照明
光が仮に不均一なものであっても、複数のフライアイ構
成レンズ13を通過した光を重なり合わせて平均化でき
るので、結果として基板9に均一な照明光の照射ができ
る。
【0005】前述のフライアイレンズ装置3にあって
は、特性面で種々の要求がなされており、その1つとし
てコヒーレンシイσを適切な値にすることが要求されて
いる。この種の投影露光装置ではレチクル7のマスクパ
ターンの転写精度を高めるために、いわゆる位相シフト
法が採用される場合があり、この場合に絞り11の開口
部11aの寸法を、例えば、図13の2点鎖線で囲むA
領域から図13の2点鎖線で囲むB領域のように小さく
すれば、絞り11の開口部11aを通過する照明光の可
干渉度を増加、即ち、コヒーレンシイσを小さくできる
ために、マスクパターンとして良好なコントラスト像を
得ることができると予想できる。しかしながら従来のフ
ライアイレンズ装置3にあっては、フライアイ構成レン
ズ13が全て同じ大きさの方形状であるために、絞り1
1の開口部11aの寸法を小さくして図13のB領域の
みに照明光を透過させるとフライアイ構成レンズ13の
数が減り、その結果、レチクル7上でのコヒーレンシイ
σの方向依存性が悪くなり、マスクパターンの転写精度
を向上できないという問題を有していた。
【0006】このような背景から特開平4−30360
1号明細書に開示のフライアイレンズ装置が提供されて
いる。この例のフライアイレンズ装置は、図14に示す
ように、複数のフライアイ構成レンズ15aが集合され
たフライアイレンズ装置15において、フライアイ構成
レンズ15a・・・のうち、中心部側に位置するフライア
イ構成レンズ15A・・・のみを周囲のフライアイ構成レ
ンズ15aよりも小さく形成し、絞りを絞ってB領域で
縮小投影した場合であってもできるだけ多くのフライア
イ構成レンズ15A・・・を使用できるようにしてコヒー
レンシイσの方向依存性をできるだけ悪化しないように
したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種のフライアイレンズ装置にあっては、フライアイレン
ズ装置に隣接して設けられる絞り11の開口部11aの
開口面積を予め小さく設定して使用することがある。例
えば、図15に示すように方形状のフライアイ構成レン
ズ16a・・・が縦横に配列された構成のフライアイレン
ズ装置16にあっては、絞りにより図15の斜線で表示
した領域部分を覆い隠して使用されることがある。従っ
て図15の斜線領域部分の内側に存在する複数のフライ
アイ構成レンズ16aが照明光の均一化に寄与すること
になる。ところが、図15においてフライアイレンズ装
置16の中心部の原点Oから右方向に所定距離離れたA
1点(原点Oの右方向に存在する絞りの開口周縁内側部
分に位置するフライアイ構成レンズ16aの中心点に相
当する点)までの間の領域を通過する照明光と、原点O
から右斜め下方の領域のA2点(原点Oの右斜め下方に
存在する絞りの開口周縁内側部分に位置するフライアイ
構成レンズ16aの中心点に相当する点)までの間の領
域を通過する照明光を比較すると、両者は原点Oからの
距離が異なることとなり、この様な構成のフライアイレ
ンズ装置では全方向において均一なコヒーレンシイσを
得ることが難しい問題を有していた。
【0008】また、図15に示す絞り領域の境界部分に
位置するフライアイ構成レンズにあっては、絞り領域の
周方向においてフライアイ構成レンズ16aを覆い隠す
部分が位置毎に異なることになり、絞りの大きさを変え
ていった場合に縦横方向と斜め方向においてフライアイ
構成レンズ16a・・・の蹴られ方(絞りで個々のフライ
アイ構成レンズが隠される部分の形状)が異なるので、
照明効率とコヒーレンシイσの方向依存性の面で問題が
あった。
【0009】本発明は前記の事情に鑑みてなされたもの
で、絞りを利用してフライアイレンズの一部を覆った状
態で照明光を透過させて露光した場合であっても、照明
効率の均一性を良好にすることができ、コヒーレンシイ
σの方向依存性を良好にすることができるフライアイレ
ンズとそれを備えた投影露光装置を提供することを目的
とする。また、本発明は、フライアイレンズを絞りで絞
る場合に絞りの開口部の周縁部分で隠されるエレメント
レンズの部分を均等化することでフライアイレンズの中
央部と周縁部分でエレメント蹴られの方向差が発生しな
いフライアイレンズを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、少なくとも外周部が断面扇形環状体のエレ
メントレンズからなることを特徴とする。断面扇形環状
体のエレメントレンズの集合体からなる環状のレンズユ
ニットであるならば、絞りを絞ってレンズユニットの一
部分を覆い隠すようにして使用しても、レンズユニット
の周方向の任意の位置に存在するいずれのエレメントレ
ンズであっても絞りに隠されて蹴られる領域が等しくな
るので、縦方向と斜め方向での照明効率の均一性、コヒ
ーレンシイσの方向依存性低減、パターン特性向上に寄
与する。
【0011】本発明は、断面扇形環状体のエレメントレ
ンズが周方向に複数連続されて環状のレンズユニットが
構成され、このレンズユニットにおいて外径の異なるも
のが複数、同心円状に組み合わされて、前記エレメント
レンズが放射状に同心円配列された環状にされてなるこ
とを特徴とする。外径の異なる環状のレンズユニットが
同心円状に配置されることで、絞りによってレンズユニ
ットの一部分あるいは大部分を覆い隠して使用しても、
レンズユニットの周方向の任意の位置に存在するいずれ
のエレメントレンズであっても絞りに隠されて蹴られる
領域が等しくなるので、照明効率の均一性、コヒーレン
シイσの方向依存性低減、パターン特性向上に寄与す
る。
【0012】本発明は、断面扇形環状体のエレメントレ
ンズが周方向に複数連続されて環状のレンズユニットが
構成され、このレンズユニットにおいて外径の異なるも
のが複数、同心円状に組み合わされて、前記エレメント
レンズが放射状に同心円配列された環状に形成され、最
小径のレンズユニットの内側に中央部エレメントが設け
られてなることを特徴とする。
【0013】本発明は、前記複数のレンズユニットのう
ち、最小径のものの内側に断面扇形のエレメントレンズ
の組み合わせからなる中央部エレメントが設けられてな
ることを特徴とする。中央部エレメントが設けられるこ
とにより、レンズユニットの中央部を通過する照明光に
対し複数のエレメントレンズが寄与するので照明効率の
均一性、コヒーレンシイσの方向依存性の向上がなされ
る。更に前記同心円状に配置されたレンズユニットの数
がコヒーレンシイσのステップ数に対応されて決定され
たものであることが好ましい。
【0014】本発明の投影露光装置は、光源と絞りとフ
ライアイレンズと反射鏡を有する投影光学系により、基
板上にレチクルのパターンを投影するための投影露光装
置において、前記フライアイレンズが断面扇形環状体の
エレメントレンズを具備してなることを特徴とする。こ
の構成により、絞りを絞ってレンズユニットの一部分を
覆い隠すようにして使用しても、レンズユニットの周方
向の任意の位置に存在するいずれのエレメントレンズで
あっても絞りに隠されて蹴られる領域が等しくなるの
で、縦方向と斜め方向での照明効率の均一性、コヒーレ
ンシイσの方向依存性低減、パターン特性向上に寄与す
る。よって、レチクルのパターンが正確に投影される。
【0015】本発明は、断面扇形環状体のエレメントレ
ンズが周方向に複数連続されて環状のレンズユニットが
構成され、このレンズユニットにおいて外径の異なるも
のが複数、同心円状に組み合わされ、各エレメントレン
ズが放射状に同心円配列された環状にされてなることを
特徴とする。外径の異なる環状のレンズユニットが同心
円状に配置されることで、絞りによってレンズユニット
の一部分あるいは大部分を覆い隠して使用しても、レン
ズユニットの周方向の任意の位置に存在するいずれのエ
レメントレンズであっても絞りに隠されて蹴られる領域
が等しくなるので、照明効率の均一性、コヒーレンシイ
σの方向依存性低減、パターン特性向上に寄与する。
【0016】本発明は、フライアイレンズに近接して設
けられる絞りの開口端が前記同心円状に配置された複数
のレンズユニットの境界部分に位置されてなることを特
徴とする。絞りの開口端がレンズユニットの境界部分に
位置されるのであれば、絞りを絞っていても、レンズユ
ニットの境界部分に絞りの境界部分を配置できるので、
照明効率の均一性、コヒーレンシイσの方向依存性低減
に寄与する。
【0017】更に前記同心円状に配置されたレンズユニ
ットの数がコヒーレンシイσのステップ数に対応されて
決定されたものであることが好ましい。これにより、い
ずれのステップの条件で露光する場合であっても、レン
ズユニットの境界部分に絞りの開口部を位置させてコヒ
ーレンシイσの方向依存性を悪化させることなく使用で
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】「第1実施形態」以下に本発明の
第1実施形態について図面を参照して説明するが、本発
明が以下の実施形態に限定されるものではないことは明
らかである。図1は本発明に係るフライアイレンズ装置
の第1実施形態を示し、図2は第1実施形態のフライア
イレンズ装置の一部を分解して示す図、図3は図1に示
すフライアイレンズ装置を備えた投影露光装置の第1実
施形態を示す。この第1実施形態のフライアイレンズ2
0にあっては、断面扇形環状体の同一の大きさのエレメ
ントレンズ21・・・が周方向に環状に組み合わされて最
外周部のドーナツ状のレンズユニット22が構成され、
このレンズユニット22と相似形状でレンズユニット2
2よりも順次外径の小さなレンズユニット23、24、
25がレンズユニット22の内側に順次同心円状に接続
され、更に最小のレンズユニット25の内側に扇状のレ
ンズユニット26を環状に配置してなる円状の中央部ユ
ニットレンズ27が接続されて構成されている。なお、
フライアイレンズ20の外部側にはこれを支持する支持
枠が設けられ、全体としてフライアイレンズ装置が構成
されているが、図面では支持枠を省略して記載した。ま
た、各エレメントレンズ・・・とレンズユニット・・・は相互
に接着層を介して接合一体化されている。
【0019】前記レンズユニット22を構成するエレメ
ントレンズ21は、図2に示すように円弧状の外周部2
1aおよび円弧状の内周部21bと外周部21aの端部
と内周部21bの端部とに接続する直線状の側面部21
c、21cとで区画される断面扇形環状体とされてい
る。そして、このエレメントレンズ21が本実施形態で
は16個環状に組み合わされてレンズユニット22が形
成されている。また、レンズユニット22の内側には、
先のエレメントレンズ21と相似形状でエレメントレン
ズ21よりも若干小型のエレメントレンズ30を16個
組み合わせて構成されたレンズユニット23が設けら
れ、このレンズユニット23の内側には先のエレメント
レンズ30と相似形状でエレメントレンズ30よりも若
干小型のエレメントレンズ31を16個組み合わせて構
成されたレンズユニット24が設けられ、更にレンズユ
ニット24の内側には先のエレメントレンズ24よりも
若干小型のエレメントレンズ32を16個組み合わせて
構成されたレンズユニット25が設けられている。
【0020】即ち、最外周に位置するエレメントレンズ
21・・・の内側に各々16個ずつのエレメントレンズ3
0、31、32が順次隙間なく密着されているととも
に、内周側のレンズユニット25の更に内側に扇形のエ
レメントレンズ26を16個隙間なく組み合わせて円状
の中央部エレメント27が設けられ、全体としてエレメ
ントレンズを隙間なく組み合わせて一体化した断面円状
のフライアイレンズ20が構成されている。また、フラ
イアイレンズ20の近傍には開口部の広さを調節自在な
絞り35が設けられている。
【0021】なお、この第1実施形態においては、16
個のエレメントレンズを周回りに接合することで各レン
ズユニットが構成されているが、1つのレンズユニット
を構成するエレメントレンズの個数は16個以外の任意
の個数であっても良いのは勿論である。例えば、周回り
に4個、5個、6個〜15個、あるいは17個以上のエ
レメントレンズで構成しても良い。
【0022】また、本実施形態では中央部エレメント2
7を16個のユニットレンズ26から構成したが、中央
部エレメント27を構成するユニットレンズ26の個数
も16個以外の任意の個数で差し支えない。ただし、こ
れらのエレメントレンズは照明光の均一化を行なう目的
のものであるので、出来る限り多くのエレメントレンズ
からユニットレンズを構成することが好ましい。また、
この実施形態のフライアイレンズ20は、レンズユニッ
ト22、23、24、25と中央部エレメント27の合
計5層構造とされているが、3、4、6層構造あるいは
それ以上の数の積層構造でも良いのは勿論である。
【0023】ところで、前記構成のフライアイレンズ2
0において、絞りを最大に開いた場合にコヒーレンシイ
σが0.8であったとすると、可能性としてコヒーレン
シイσ=0.6、0.5、0.3でもって投影露光するケ
ースが考えられるので、最大開口の絞りのコヒーレンシ
イσ=0.8を8等分して8層構造のレンズユニットか
らフライアイレンズを構成することが好ましい。前記フ
ライアイレンズ20を構成するレンズユニットの数を決
定する場合に、投影露光時に使用する絞りの段階数に合
わせて適宜決定することができる。上記のようにコヒー
レンシイσ=0.6、0.5、0.3でもって投影露光す
る可能性が考えられる場合は全てに対応可能なように8
つのレンズユニットから構成しても良いし、コヒーレン
シイσ=0.6、0.5、0.3の3通りのみに対応可能
なように各レンズユニットの内径と外径を調整した大き
さの異なるレンズユニットを用いても良い。更に、各レ
ンズユニットの幅(外径から内径を引いた値)は同一で
あることが好ましいが異なっていても差し支えない。
【0024】図3は第1実施形態のフライアイレンズ2
0が設けられる投影露光装置の第1実施形態を示すもの
で、この第1実施形態の投影露光装置は、光源40と第
1反射鏡41とフライアイレンズ20と絞り(アパーチ
ャー絞り)35とレチクルブラインド42と第2反射鏡
45とコンデンサレンズ46とレチクル47とレチクル
ステージ48と縮小投影レンズ49とを具備して構成さ
れている。更に、前記縮小投影レンズ49の前方側(図
面では下方)には、ウェハなどの基板50を支持したス
テージ51が設置されている。
【0025】図3に示す投影露光装置は、光源40から
出射された照明光を第1反射鏡41でフライアイレンズ
20に導入し、このフライアイレンズ20で均一化した
照明光を第2反射鏡45でコンデンサレンズ46を介し
てレチクル47に導き、レチクルに形成されている精密
パターンを縮小投影レンズ系49により縮小して基板5
0上の必要部分に投影して露光するものである。
【0026】前記基板50の上面側には、成膜工程にお
いて必要な膜が積層形成されるとともに、レジスト塗布
工程においてレジストが塗布されていて、このレジスト
にレチクル47の精密回路パターンを転写露光すること
で、レチクルに描かれた所望の精密回路パターンをレジ
ストに露光記録することができる。ここで露光されたレ
ジストは後工程の現像工程において現像液に浸漬するな
どの現像手段により、露光部分あるいは未露光部分が現
像除去されて所望のパターンのレジストが残るのでこの
レジストを利用して次のエッチング工程において基板上
の堆積膜に必要な回路を形成することができる。
【0027】また、断面扇形環状体のエレメントレンズ
21、30、31、32からなるフライアイレンズ20
であるならば、フライアイレンズ20の中心部からフラ
イアイレンズ20の任意の最外周部のエレメントレンズ
21までの間に存在するレンズエレメントの数を同一に
することができる。例えば、図4に示すフライアイレン
ズ20の中心部の位置から上方あるいは左斜め上方ある
いは左方にフライアイレンズ20の周辺部分(絞り35
に隠された部分の手前部分)までそれぞれ描いた矢印に
相当する領域のいずれの領域においても照明光の均一化
に寄与するエレメントレンズの数を等しくすることがで
きる。即ち、フライアイレンズ20の外周部の任意の位
置と中心部を比較し、照明光の均一化に寄与するエレメ
ントレンズ数を同一にできるので、照明光の均一化を図
ることができる。
【0028】これに対して図5に示す従来構造の如く、
断面方形状のレンズエレメント50を集合してなるフラ
イアイレンズ51では絞り35によって周辺部分を覆い
隠した状態で照明光を照射すると、フライアイレンズ5
1の中心部分の位置から上方あるいは左斜め上方あるい
は左方にフライアイレンズ50の周辺部分までそれぞれ
描いた矢印に相当する領域で照明光の均一化に寄与する
レンズエレメント50の数が異なるので照明光の均一化
には不利である。
【0029】次に、図1と図4に示す構成のフライアイ
レンズ20であるならば、絞り35によって隠されるの
は最外周のエレメントレンズ21の外側であり、最外周
のエレメントレンズ21も隠されていないが、図5に示
す構成のフライアイレンズ51では絞り35の開口部の
内側に位置するエレメントレンズ50が必ず部分的に隠
され、しかもエレメントレンズ50・・・において絞り3
5で隠される部分はエレメントレンズ50毎に異なるの
で、絞り35の開口部の内側に位置するエレメントレン
ズ50・・・の全てが同等に照明光を均一化することはで
きない。よって、図1と図4に示すフライアイレンズ2
0の構造の方が図5に示す従来の構造よりも照明光の均
一性を向上させることができる。
【0030】次に、絞り35の開口部35aを図1と図
4に示す場合よりも更に狭くして投影露光する場合の例
について図6を基に説明すると、図6(A)に示すよう
にエレメントレンズ26、32、31のみが絞り35の
開口部の内側に位置するように絞り35を絞った場合、
図6(A)に示す本発明構造では絞り35の内側に位置
するレンズユニット24はどの部分も隠されないが、図
6(B)に示す従来の方形状のエレメントレンズ50を
有するフライアイレンズ51では、絞り35の開口部周
辺部分のエレメントレンズ50・・・は不均一に隠され
る。従って絞り35により不均一に隠された状態の絞り
50・・・により照明光の均一性が悪化することとなる。
よって以上のように絞り35を絞った場合であっても、
本実施形態のフライアイレンズ20であれば、常に各レ
ンズユニットの各エレメントレンズの全面を利用して照
明光のコヒーレンシイσの方向依存性を低減できる。
【0031】次に投影露光を行なう場合に輪帯照明と称
される形態の照明を行なう場合がある。これは、図7
(A)に示すようにフライアイレンズ20の中央部を絞
りで覆い隠し、外周部分も一部絞りで覆い隠すことで、
中央部分と外周部を除いた部分のフライアイレンズ20
に照明孔を透過させる照明形態である。このような輪帯
照明を行なう場合であっても、本実施形態のフライアイ
レンズ20であるならば、外周部のレンズユニット2
2、23の全面を有効に利用して照明光の均一化を図る
ことができる。これに対して図7(B)に示すように断
面方形状のエレメントレンズ50・・・からなるフライア
イレンズ51では、絞り35の外側開口部周辺部分およ
び内側開口部分のエレメントレンズ50・・・がいずれも
周方向の位置毎に不均一に隠される。よって輪帯照明を
行なった場合であっても、本実施形態のフライアイレン
ズ20であれば、従来の構造よりも照明光のコヒーレン
シイσの方向依存性を低減できる。
【0032】図8は本発明に係る第2実施形態のフライ
アイレンズを示すもので、この第2実施形態のフライア
イレンズ60は、断面扇形環状体の16個のエレメント
レンズ21からなるレンズユニット22と、断面扇形環
状体の16個のエレメントレンズ30からなるレンズユ
ニット23と、断面扇形環状体の16個のエレメントレ
ンズ31からなるレンズユニット24と、断面扇形環状
体の16個のエレメントレンズ32からなるレンズユニ
ット25が具備された点に関しては先の第1実施形態と
同等の構造であるが、この第2実施形態の構成では、環
状の最小のレンズユニット25の内側に断面円形状の中
央部レンズ62が設けられている点に特徴を有する。図
8に示す第2実施形態のフライアイレンズ60において
も先の第1実施形態の構造と同様に照明光の均一化を図
ることができる。なお、図8に示す構造においては中央
部レンズ62が分割されていないので、中央部を通過す
る照明光の均一化効果は第1実施形態よりも多少低下す
るが、この第2実施形態の構造においても照明光のコヒ
ーレンシイσの方向依存性を低減できるという目的を達
成するには支障はない。
【0033】図9は本発明に係る第3実施形態のフライ
アイレンズを示すもので、この第2実施形態のフライア
イレンズ70は、断面扇形環状体の16個のエレメント
レンズ21からなるレンズユニット22と、断面扇形環
状体の16個のエレメントレンズ30からなるレンズユ
ニット23と、断面扇形の16個のエレメントレンズ2
6からなる中央部エレメント27が設けられた点に関し
ては先の第1実施形態の構造と同等であるが、この第3
実施形態の構造では、レンズユニット23の内側に断面
扇形環状体の32個のエレメントレンズ71からなるレ
ンズユニット72と、断面扇形環状体の32個のエレメ
ントレンズ73からなるレンズユニット75が具備され
た点に関して第1実施形態の構造と異なっている。
【0034】図9に示す第3実施形態のフライアイレン
ズ70においても先の第1実施形態の構造と同様に照明
光の均一化を図ることができる。なお、図9に示す構造
においては、レンズユニット72が32個のエレメント
レンズ71からなり、レンズユニット75が32個のエ
レメントレンズ73からなり、内部側のエレメントレン
ズが第1実施形態の構造よりも更に小さいエレメントレ
ンズ71、73に分割されているので、絞り35を絞っ
た場合であってもより多くのエレメントレンズで照明光
を均一化できる効果を奏する。また、その他の効果は先
の第1実施形態の構造のフライアイレンズ20と同等で
ある。なお、この実施形態においては、レンズユニット
72、75を各々32個のエレメントレンズに分割した
が、この分割数は任意の数で良いのは勿論である。
【0035】ここで以下に、先に説明したコヒーレンシ
イσについて説明する。図10において符号80で示す
レチクルに対してその中心光束S1が入射されて透過中
心光束S2として透過したと仮定すると、照明光S1に対
する入射側の1次光広がりをS3、S4として表すと、透
過中心光束S2に対する透過光側の1次光広がりはS5
6として表示することができる。(なお、広がり光は
2次広がり光、3次広がり光・・・と順次発生するが、こ
こでは2次広がり光、3次広がり光・・・以降は簡略化の
ために省略して説明する。)
【0036】図10に示すように中心光束S1と1次広
がり光S4のなす角度をθ1とし、透過中心光束S2と1
次透過光S5とのなす角度をθ2とすると、開口率(数)
NAi ll=Sinθ1と表示することができ、開口率
(数)NAobj=Sinθ2と表示することができる。そ
して、これらの式で求めることができるNAill/NA
objの値がコヒーレンシイσとなる。(なお、詳細には
開口率(数)NAill=Sinθ1の式において照明光が
通過する媒体の屈折率をnとすると、NAill=n・S
inθ1の関係であるが、屈折率は空気の場合1と仮定
するので先の式においては省略している。) 図10に示すようにレチクル80に照明光が入射される
と入射光の1次広がり角度θ1に対して透過光の1次光
広がり角度θ2はより広がる性質を有する。これはレチ
クルの微細パターンに入射光が当たると、回折光が出る
ことに起因している。
【0037】以上の背景に鑑み、基板上にレチクルのパ
ターンを投影露光する場合にコヒーレンシイσの値の大
小により、基板上のパターンにどの程度のパターン寸法
とデフォーカス値で露光できるか否かの試験を行なっ
た。図11はこの試験結果を示すバイナリーマスクを用
いた0.18μmパターンのフォーカス特性であり、横
軸にデフォーカス値、縦軸にパターン寸法を示す。コヒ
ーレンシイσが0.75と大きい場合の方が、σ=0.3
と小さい場合よりも、焦点深度が拡大していることがわ
かる。即ち、コヒーレンシイσの違いによって焦点深度
が変化することがわかる。従って、コヒーレンシイσの
値を変更する必要が生じて絞りを変更した場合であって
も、本発明のエレメントレンズを有するフライアイレン
ズであるならば、常に有効に照明光のコヒーレンシイσ
の方向依存性を低減できる特徴を有するものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも外周部を断面扇形環状体のエレメントレンズか
ら構成してなるので、絞りを絞ってレンズユニットの外
周部分を覆い隠すようにして使用しても、レンズユニッ
トの周方向に存在するいずれのエレメントレンズであっ
ても絞りに隠されて蹴られる領域を等しくできるので、
照明効率の均一性、照明光のコヒーレンシイσの方向依
存性低減、パターン特性向上に寄与する。更に、フライ
アイレンズを平面視した場合にフライアイレンズの中央
部から縦方向にかけての領域を通過する照明光の均一化
に寄与するレンズエレメントと、フライアイレンズの中
央部から斜め方向にかけての領域を通過する照明光の均
一化に寄与するレンズエレメントの数を同等にできるの
で、照明効率の均一性、照明光のコヒーレンシイσの方
向依存性低減、パターン特性向上に寄与する。
【0039】本発明は、断面扇形環状体のエレメントレ
ンズからなる環状のレンズユニットを同心円状に配置し
てなるので、絞りによってレンズユニットの一部分ある
いは大部分を覆い隠して使用しても、レンズユニットの
周方向に存在するいずれのエレメントレンズであっても
絞りに隠されて蹴られる領域を等しくすることができ
る。従って本発明により、照明効率の均一性、照明光の
コヒーレンシイσの方向依存性低減、パターン特性向上
をなすことができる。
【0040】本発明は、同心円状に配置された環状のレ
ンズユニットの内側に断面扇形のエレメントレンズの組
み合わせからなる中央部エレメントを設けてなるので、
レンズユニットの中央部を通過する照明光に対し複数の
エレメントレンズを用いることができるので、更なる照
明効率の均一性、照明光のコヒーレンシイσの方向依存
性低減をなし得る。
【0041】更に前記同心円状に配置されたレンズユニ
ットの数をコヒーレンシイσのステップ数に対応させて
決定することで、絞りのステップ毎に最外周部分のレン
ズユニットの一部分を隠すことなくレンズユニットの境
界部分に絞りの開口部周縁を位置合わせできるので、絞
りの開口部周縁を常にレンズユニットの外周部に位置合
わせして露光処理ができ、照明効率の均一性の向上をな
し得る。
【0042】本発明の投影露光装置は、光源と絞りとフ
ライアイレンズと反射鏡を有する投影露光装置におい
て、前記フライアイレンズの少なくとも外周部を断面扇
形環状体のエレメントレンズから構成したので、フライ
アイレンズを平面視した場合にフライアイレンズの中央
部から縦方向にかけての領域を通過する照明光の均一化
に寄与するレンズエレメントと、フライアイレンズの中
央部から斜め方向にかけての領域を通過する照明光の均
一化に寄与するレンズエレメントの数を同等にできるの
で、照明効率の均一性、照明光のコヒーレンシイσの方
向依存性低減、パターン特性向上に寄与する。
【0043】更に本発明の投影露光装置の構成により、
絞りを絞ってレンズユニットの一部分を覆い隠すように
使用しても、レンズユニットの周方向の任意の位置に存
在するいずれのエレメントレンズであっても絞りに隠さ
れて蹴られる領域を等しくできるので、縦方向と斜め方
向での照明効率の均一性、照明光のコヒーレンシイσの
方向依存性低減、パターン特性向上に寄与する。
【0044】更に前記同心円状に配置されたレンズユニ
ットの数をコヒーレンシイσのステップ数に対応させて
決定したものであることが好ましい。これにより、いず
れのステップ条件で露光する場合であっても、レンズユ
ニットの境界部分に絞りの開口部を位置させることがで
き、レンズユニットを構成する全部のエレメントレンズ
の全面で照明光の均一化を図ることができるので、照明
光のコヒーレンシイσの方向依存性を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフライアイレンズの第1実施形
態を示す平面図。
【図2】 図2(A)は図1に示すフライアイレンズの
中央部と絞り周縁部の距離の関係を示す図、図2(B)
は従来のフライアイレンズの中央部と絞り周縁部の距離
の関係を示す図。
【図3】 本発明に係る投影露光装置の第2実施形態を
示す構成図。
【図4】 図4は図1に示す第1実施形態のフライアイ
レンズと絞りの関係を示す図。
【図5】 図5従来のフライアイレンズと絞りの関係を
示す図。
【図6】 図6(A)は第1実施形態のフライアイレン
ズに対して絞りを絞った状態を示す図、図6(B)は従
来のフライアイレンズに対して絞りを絞った状態を示す
図。
【図7】 図7(A)は図1に示す第1実施形態のフラ
イアイレンズを用いて輪帯照明を行なっている状態を示
す図、図5(B)は従来のフライアイレンズを用いて輪
帯照明を行なっている状態を示す図。
【図8】 本発明に係るフライアイレンズの第2実施形
態を示す平面図。
【図9】 本発明に係るフライアイレンズの第3実施形
態を示す平面図。
【図10】 レチクルに対して入射する光と透過する光
の1次光広がりを示してコヒーレンシイσについて説明
するための図。
【図11】 投影露光装置におけるフォーカス特性と焦
点深度の測定結果を示す図。
【図12】 従来の投影露光装置の一例を示す図。
【図13】 従来のフライアイレンズの第1の例を示す
図。
【図14】 従来のフライアイレンズの第2の例を示す
図。
【図15】 従来のフライアイレンズ第1の例と絞りの
関係を示す図。
【符号の説明】
21、26、30、31、32・・・エレメントレンズ、
22、23、24、25・・・レンズユニット、27・・・中
央部エレメント、40・・・光源、41・・・第1反射鏡、3
5・・・絞り、45・・・第2反射鏡、47・・・レチクル、5
0・・・基板。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面扇形環状体のエレメントレンズから
    なるレンズユニットから少なくとも外周部が構成されて
    なることを特徴とするフライアイレンズ。
  2. 【請求項2】 断面扇形環状体のエレメントレンズが周
    方向に複数連続されて環状のレンズユニットが構成さ
    れ、このレンズユニットにおいて外径の異なるものが複
    数、同心円状に組み合わされて、前記エレメントレンズ
    が放射状に同心円配列された環状とされてなることを特
    徴とするフライアイレンズ。
  3. 【請求項3】 断面扇形環状体のエレメントレンズが周
    方向に複数連続されて環状のレンズユニットが構成さ
    れ、このレンズユニットにおいて外径の異なるものが複
    数、同心円状に組み合わされて、前記エレメントレンズ
    が放射状に同心円配列された環状に形成され、最小径の
    レンズユニットの内側に中央部エレメントが設けられて
    なることを特徴とするフライアイレンズ。
  4. 【請求項4】 前記中央部エレメントが断面扇形のエレ
    メントレンズの組み合わせからなることを特徴とする請
    求項3に記載のフライアイレンズ。
  5. 【請求項5】 同心円状に配置された複数のレンズユニ
    ットの数がコヒーレンシイσのステップ数に対応されて
    決定されたものであることを特徴とする請求項1ないし
    請求項5のいずれかに記載のフライアイレンズ。
  6. 【請求項6】 光源と絞りとフライアイレンズと反射鏡
    を有する投影光学系により、基板上にレチクルのパター
    ンを投影するための投影露光装置において、前記フライ
    アイレンズの少なくとも外周部が断面扇形環状体のエレ
    メントレンズからなることを特徴とする投影露光装置。
  7. 【請求項7】 断面扇形環状体のエレメントレンズが周
    方向に複数連続されて環状のレンズユニットが構成さ
    れ、このレンズユニットにおいて外径の異なるものが複
    数、同心円状に組み合わされ、各エレメントレンズが放
    射状に同心円配列された環状にされてなることを特徴と
    する請求項6に記載の投影露光装置。
  8. 【請求項8】 フライアイレンズに近接して設けられる
    絞りの開口端が前記同心円状に配置された複数のレンズ
    ユニットの境界部分に位置されてなることを特徴とする
    請求項7に記載の投影露光装置。
  9. 【請求項9】 同心円状に配置されたレンズユニットの
    数がコヒーレンシイσのステップ数に対応されて決定さ
    れたものであることを特徴とする請求項6ないし請求項
    8のいずれかに記載の投影露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018503132A (ja) * 2015-01-19 2018-02-01 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ コリメータ及び小型レンズアレイを有する光学デバイス

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