JP2000258195A - 測定器 - Google Patents

測定器

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JP2000258195A
JP2000258195A JP11063880A JP6388099A JP2000258195A JP 2000258195 A JP2000258195 A JP 2000258195A JP 11063880 A JP11063880 A JP 11063880A JP 6388099 A JP6388099 A JP 6388099A JP 2000258195 A JP2000258195 A JP 2000258195A
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JP11063880A
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English (en)
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Yoshinobu Nagashima
芳信 長島
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最小限の操作量で画面間の移動が行え、
操作性の向上および誤操作の低減を図る。 【解決手段】 表示画面1の左上部には、タッチキーか
らなる「Setup 」主画面キー3A、「Interface 」主画
面キー3B、「Measure 」主画面キー3C、「Analyze
」主画面キー3Dが配置される。主画面キー3A,3
C,3Dのいずれかが押下されたときには、その主画面
キー3で選択可能な項目がタッチキーからなる選択キー
として確定キー5及び取消キー6とともに配置された副
画面4がポップアップ表示される。ポップアップ表示さ
れた副画面4の取消キー6を押下すると、副画面4が消
えて主画面キー3が表示された画面に戻り、所望の選択
キーを押下し、更に確定キー5を押下すると、その選択
キーによる項目の内容が汎用エリア8に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数の統計
的データにより伝送品質を評価する伝送品質測定器等の
測定器に関し、特に、表示画面上で複数の項目(設定や
処理に関する項目)の中から所定の項目を選択して設定
や処理を行う際の操作性に優れた測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の測定器では、所望の設定や処理を
行う場合、表示画面上の映し出された、又は写し出され
る複数の情報項目(設定情報項目、処理情報項目)の中
から処理しようとする情報項目をファンクションキーに
より選択する構成が一般的に採用されている。
【0003】図8はこの種のファンクションキーを用い
た測定器の表示パネルを示す図である。
【0004】この測定器では、表示パネル本体に設けら
れた複数のファンクションキー50(以下、Fキーと略
称する)に対応して表示画面51上の下部に写し出され
た複数のウインドゥ52内に、各種設定や処理に関する
情報項目が表示されるようになっている。個々のFキー
50は、ウインドゥ52内の情報項目と一つ一つ位置的
に対応しており、Fキー50が押下されると、そのFキ
ー50に対応する位置の情報項目が選択され、この選択
された情報項目の内容が表示画面51上に表示されるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の統計
的データにより伝送品質を評価する伝送品質測定器で
は、通信品質の評価基準としてはビットエラーの量が種
々定義化されて扱われているが、被測定物やトラブルの
内容によってはその測定項目も異なる。このため、ユー
ザ(オペレータ)の使用目的に合わせて測定項目が自由
に選択できる機能が必要となる。
【0006】また、この種の伝送品質測定器では、伝送
品質を評価するための基本的な測定項目がビットエラー
であるが、測定器を用いる保守者の作業は、(1)品質
劣化、故障の検出、(2)ユーザに対するサービスの復
旧、(3)故障箇所および原因の特定、(4)通信網に
潜む基本的問題の抽出、(5)暫定または恒久的対処、
(6)保守に有効なデータベースの構築など多岐にわた
る。
【0007】そのため、伝送品質測定器では、保守用機
器とし単にビットエラーを測定するだけでなく、(1)
誤り測定、(2)電圧測定、(3)周波数測定、(4)
遅延時間測定、(5)ユーザパターン発生、トレース、
(6)アナログ信号発生、レベル測定、(7)パルス歪
測定、(8)コード・デコード、ディジタルレベル測
定、(9)ジッタ発生・測定、(10)誤り測定データ
の時系列分析などの測定および解析の機能が必要とな
る。
【0008】このように、伝送品質測定器では、多機能
化に伴い、精密なデータを得るべく、より細かい設定や
処理が行えるようになっており、その分だけ選択可能な
項目も増加する。このため、図8に示す測定器を伝送品
質測定器として構築した場合、従来は図9に示すような
表示画面の階層構造を採用していた。
【0009】図9に示す階層構造では、表示画面50を
用途毎に分類して、(1)初期画面:電源投入後の表示
であり、それまでの使用での設定条件や登録された組合
せ条件の一括指定キー、時刻等を表示、(2)インタフ
ェース画面:測定器本体と被測定物を接続するための各
プラグインユニットと被測定物との接続条件の表示設
定、(3)測定画面:測定条件の設定および測定結果の
表示、(4)測定応用画面:より細かい測定条件の設定
や詳しい測定結果の表示、の4階層構造とされている。
【0010】更に図9の階層構造について説明すると、
第1階層の「初期モード画面」が表示されている状態で
は、Fキー50のF1が「プリセットメモリー一覧画
面」を表示させるための機能に割り当てられ、F2が
「ユニット一覧画面」を表示させるための機能に割り当
てられ、F3が「インタフェース条件設定画面」を表示
させるための機能に割り当てられる。
【0011】第2階層の「インタフェース条件設定画
面」が表示されている状態では、Fキー50のF1が
「誤り測定画面」を表示させるための機能に割り当てら
れ、F2が「電圧/周波数測定画面」を表示させるため
の機能に割り当てられ、F3が「遅延時間測定画面」を
表示させるための機能に割り当てられ、F4が「ワード
トレース設定画面」を表示させるための機能に割り当て
られる。また、第2階層の「インタフェース条件設定画
面」が表示されている状態で、表示パネル本体に設けら
れる機能切替キー53を押下することにより、Fキー5
0のF1が「誤り分析収集データ一覧画面」を表示させ
るための機能に割り当てられ、F2が「歪み測定画面」
を表示させるための機能に割り当てられ、F3が「アナ
ログ測定画面」を表示させるための機能に割り当てら
れ、F4が「コーデック測定画面」を表示させるための
機能に割り当てられる。
【0012】第3階層の「誤り測定画面」が表示されて
いる状態では、Fキー50のF1が「誤り測定結果全項
目表示画面」を表示させるための機能に割り当てられ、
F2が「誤り測定印字条件(インターバル)画面」を表
示させるための機能に割り当てられ、F3が「誤り測定
印字条件設定(ピリオディック)画面」を表示させるた
めの機能に割り当てられ、F4が「誤り分析データ収集
条件設定画面」を表示させるための機能に割り当てられ
る。また、第3階層の「ワードトレース設定画面」が表
示されている状態では、FキーのF1が「ワードトレー
ス結果表示画面」を表示させるための機能に割り当てら
れる。
【0013】上述した4階層構造の表示画面51におい
て、下の階層の画面から上の階層の画面に切り替える場
合には、表示パネル本体に設けられる画面切替キー54
を押下することによって行われる。
【0014】そして、上記階層構造を伝送品質測定器に
採用して画面間を移動する場合には、以下に説明する操
作が行われる。
【0015】例えばインタフェースの設定を変えなが
ら、その都度ワードトレースのデータを確認する場合に
は、第1階層の「初期モード画面」が表示されている状
態でFキー50のF3を押下する。これにより、第2階
層の「インタフェース条件設定画面」が表示される。こ
の状態でインタフェースの設定を変更する。続いて、
「インタフェース条件設定画面」が表示されている状態
でFキー50のF4を押下する。この状態で、表示画面
51には「ワードトレース設定画面」が表示される。そ
して、この「ワードトレース設定画面」が表示されてい
る状態でFキー50のF1を押下する。これにより、第
4階層の「ワードトレース結果表示画面」を表示され
る。この状態でワードトレスのデータを確認する。
【0016】そして、第4階層の「ワードトレース結果
表示画面」が表示されている状態から第2階層の「イン
タフェース条件設定画面」に移行させる場合には、画面
切替キー54を2回押下する。このような操作を繰り返
してインタフェースの設定を変えながら、その都度ワー
ドトレースのデータの確認を行っていた。
【0017】したがって、図9の階層構造を採用した従
来の測定器では、画面間を移動する場合、階層数に応じ
た画面の切り替え作業が必要であり、操作性に欠けてい
た。しかも、表示の階層数が増すにつれ、作業が煩雑に
なるだけでなく、誤操作を招くおそれがあった。
【0018】また、図9の第3階層のように、同一の階
層において、Fキー50の数よりも選択可能な画面の数
が多い場合には、Fキー50に割り当てる画面の機能を
切り替えるための機能切替キー53がFキー50とは別
に必要不可欠であった。しかも、下の階層の表示から上
の階層の表示に移行する場合には、画面を切り替えるた
めの画面切替キー54がFキーとは別に必要不可欠であ
った。
【0019】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、表示画面上で各種設定や処理を行う
際に、表示パネル本体に設けられるキーを操作すること
なく、表示画面内のタッチキーにより必要最小限の操作
量で画面間の移動が行え、操作性の向上および誤操作の
低減が図れる測定器を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、少なくとも測定に関する表示を
指示するタッチキーからなる主画面キーが表示画面上に
複数配置され、前記いずれかの主画面キーが押下された
ときに、当該主画面キーで選択可能な項目がタッチキー
からなる選択キーとして配置された副画面をポップアッ
プ表示する手段を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の測定器にお
いて、選択された前記主画面キー又は前記副画面の選択
キーを反転表示することを特徴とする。
【0022】請求項3の発明は、請求項1又は2の測定
器において、前記主画面の個々に対応する前記副画面内
の選択キーは、測定中のときに、測定に関与する選択項
目を制限して表示することを特徴とする。
【0023】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの測定器において、前記副画面のそれぞれには、選択
キーによって選択された項目を確定するときに押下され
る確定キーと、副画面4の表示を取り消すときに押下さ
れる取消キーとが配置されていることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明による測定器の表示
画面の一例を示す図であり、「Setup」主画面キー
を押下して副画面を表示した状態を示す図、図2は図1
における表示画面の主画面キーと副画面の選択キーとの
画面移動関係を示すブロック図、図3は「Measur
e」主画面キーを押下して副画面を表示した状態を示す
図、図4は「Analyze」主画面キーを押下して副
画面を表示した状態を示す図、図5は「Measur
e」主画面キーを押下したときに副画面の選択項目が制
限されて表示された状態を示す図である。
【0025】本実施の形態による測定器は、図1に示す
ような表示画面構成による表示パネルを備えている。表
示パネルにおける表示画面1の左上端半部は、主画面キ
ー用エリア2を形成している。主画面キー用エリア2に
は、画面移動を行うためのタッチキーからなる4つの主
画面キー3が配置されている。
【0026】本例における主画面キー3は、図1及び図
2に示すように、各々タッチキーからなる「Setu
p」主画面キー3A、「Interface」主画面キ
ー3B、「Measure」主画面キー3C、「Ana
lyze」主画面キー3Dで構成される。
【0027】図2に示すように、主画面キー3による画
面間は双方向に切替可能である。
【0028】上記主画面キー(タッチキー)3のいずれ
かが押下されたときには、その主画面キー3において設
定や処理が可能な選択項目が配置されたポップアップメ
ニュー形式の副画面4(4A,4C,4D)が表示され
る。
【0029】図1、図3〜図5に示すように、副画面4
は、押下された主画面キー3の一部に重なるように矩形
状のウインドゥとしてポップアップ表示され、選択項目
が各々タッチキーで構成されている。各副画面4の表示
エリア下部には、確定キー5と取消キー6とが並設して
配置されている。また、各副画面4の表示エリアの上部
には、主画面キー3と対応した表示がなされる。例えば
副画面4Aの表示エリアの上部には、「Setup」と
表示される。
【0030】確定キー5は、「Set」と表示されたタ
ッチキーで構成され、副画面4の後述する選択キー(4
Aa〜4Af,4Ca〜4Cf,4Da〜4Dc)の押
下により選択された選択項目を確定するときに押下され
る。取消キー6は、「Cancel」と表示されたタッ
チキーで構成され、その副画面4の表示を取り消して消
灯するときに押下される。
【0031】図1に示すように、表示画面1の右上隅部
には、測定の動作を開始又は停止するための動作制御キ
ー7が配置されている。動作制御キー7は、測定動作が
停止している状態では「Start」と表示されたタッ
チキーとして機能する。これに対し、動作制御キー7
は、測定動作中の状態では「Stop」と表示されたタ
ッチキーとして機能する。
【0032】上記主画面キー3および動作制御キー7を
除く表示画面1上の大半部分は、後に詳述する副画面4
(4A,4C,4Dのいずれか)で押下された選択キー
(4Aa〜4Af,4Ca〜4Cf,4Da〜4Dcの
いずれか)による項目の内容を示す表示を行う汎用エリ
ア(内容表示エリア)8を形成している。
【0033】ここで、各主画面キー3について詳述する
と、「Setup」主画面キー3Aは、測定に関与しな
い設定、測定に関して基本的な設定(頻繁に設定を変更
しないもの)を行うときに操作される。
【0034】図1に示すように、「Setup」主画面
キー3Aが押下されたときには、確定キー5と取消キー
6を含め、各々タッチキーからなる「Input/Ou
tput」と表示された選択キー4Aa、「Memor
y」と表示された選択キー4Ab、「System」と
表示された選択キー4Ac、「Print」と表示され
た選択キー4Ad、「Floppy Disk」と表示
された選択キー4Ae、「Selftest」と表示さ
れた選択キー4Afが矩形状の表示ウインドゥからなる
同一表示エリア内に副画面4Aとしてポップアップ表示
される。
【0035】そして、「Input/Output」の
選択キー4Aaが押下されたときには、インタフェース
の入出力の設定を行うための内容が汎用エリア8に表示
される。「Memory」の選択キー4Abが押下され
たときには、測定条件、各種データのメモリ操作を行う
ための内容が汎用エリア8に表示される。「Syste
m」の選択キー4Acが押下されたときには、システム
一般の設定を行うための内容が汎用エリアに表示され
る。「Print」の選択キー4Adが押下されたとき
には、プリンタ印字条件の設定を行うための内容が汎用
エリア8に表示される。「Floppy Disk」の
選択キー4Aeが押下されたときには、フロッピーディ
スクの操作を行うための内容が汎用エリア8に表示され
る。「Selftest」の選択キー4Afが押下され
たときには、自己診断を行うための内容が汎用エリア8
に表示される。
【0036】「Interface」主画面キー3B
は、測定対象となるインタフェースの設定を行うときに
操作される。「Interface」主画面キー3Bが
押下されたときには、インタフェース条件の設定を行う
ための内容が汎用エリア8に表示される。
【0037】図3に示すように、「Measure」主
画面キー3Cは、測定に関する設定、測定結果を表示す
るときに操作される。「Measure」主画面キー3
Cが押下されたときには、確定キー5と取消キー6を含
め、各々タッチキーからなる「Error/Alar
m」と表示された選択キー4Ca、「Frame re
lay」と表示された選択キー4Cb、「Delay」
と表示された選択キー4Cc、「Frequency」
と表示された選択キー4Cd、「Digitallev
el」と表示された選択キー4Ce、「Word tr
ace」と表示された選択キー4Cfが矩形状の表示ウ
インドゥからなる同一表示エリア内に副画面4Cとして
ポップアップ表示される。
【0038】そして、「Error/Alarm」の選
択キー4Caが押下されたときには、エラー/アラーム
測定に関する設定を行うための内容や測定結果が汎用エ
リア8に表示される。「Frame relay」の選
択キー4Cbが押下されたときには、フレームリレー測
定に関する設定を行うための内容や測定結果が汎用エリ
ア8に表示される。「Delay」4Ccが押下された
ときには、遅延時間測定に関する設定を行うための内容
や測定結果が汎用エリア8に表示される。「Frequ
ency」4Cdが押下されたときには、周波数測定に
関する設定を行うための内容や測定結果が汎用エリア8
に表示される。「Digital level」4Ce
が押下されたときには、ディジタルレベル測定に関する
設定を行うための内容や測定結果が汎用エリア8に表示
される。「Word trace」4Cfが押下された
ときには、ワードパターン発生/トレースに関する設定
を行うための内容が汎用エリア8に表示される。
【0039】図4に示すように、「Analyze」主
画面キー3Dは、グラフ表示、ログ表示、キャプチャデ
ータ表示等、測定後に解析を行うときに操作され、内部
メモリやフロッピーディスクに保存したデータを表示す
るときにも操作される。「Analyze」主画面キー
3Dが押下されたときには、確定キー5と取消キー6を
含め、各々タッチキーからなる「Error/Alar
m」と表示された選択キー4Da、「Trace da
ta」と表示された選択キー4Db、「Recall」
と表示された選択キー4Dcが矩形状の表示ウインドゥ
からなる同一表示エリア内に副画面4Dとしてポップア
ップ表示される。
【0040】そして、「Error/Alarm」の選
択キー4Daが押下されたときには、エラー/アラーム
測定データのログ表示(リアルタイム)、エラー/アラ
ーム測定データのグラフ表示(リアルタイム)が汎用エ
リア8になされる。「Trace data」の選択キ
ー4Dbが押下されたときには、ワードパターントレー
スデータの表示(オフライン)が汎用エリア8になされ
る。「Recall」の選択キー4Dcが押下されたと
きには、内部メモリやフロッピーディスクから読み出し
たグラフデータ、ログデータ、トレースデータの表示が
汎用エリア8になされる。
【0041】上述した表示パネルにおける表示画面1の
制御は、表示画面1上に表示されるタッチキー(主画面
キー3、副画面4の各選択キー(4Aa〜4Af,4C
a〜4Cf,4Da〜4Dc)の操作入力、測定器内部
に装備される記憶部(ROM、RAMなど)の処理プロ
グラムや各データに基づく制御部(CPU)によって実
行される。
【0042】図6は後述する画面移動処理に関わる制御
部11の機能ブロック図である。図6に示すように、制
御部11は、主画面キー判別手段11a、主画面キー表
示反転処理手段11b、選択キー比較判別手段11c、
選択キー表示反転処理手段11d、選択キー表示制限処
理手段11e、副画面表示制御手段11fを備えて構成
される。
【0043】なお、図6における記憶部12には、以前
(前回)選択された主画面3及び副画面4の選択キーに
よる選択情報が記憶される。この記憶部12の選択情報
は、所定の主画面キー3における副画面4の選択キー
(4Aa〜4Af,4Ca〜4Cf,4Da〜4Dcの
いずれか)が押下され確定キー5が押下されたときに、
制御部11の制御によりそのときの主画面キー3及び副
画面4の選択キーによる選択情報に更新記憶される。ま
た、記憶部12には、表示パネルの表示画面1上の予め
決まった位置に主画面キー3及び副画面4を表示した
り、後述する画面移動処理を実行するための処理プログ
ラムが記憶されている。
【0044】主画面キー判別手段11aは、主画面キー
3(3A〜3D)のいずれかが押下されたときに、その
入力に基づいてどの主画面キー3が押下されたかを判別
しており、そのときの主画面キー3の押下情報を主画面
キー表示反転処理手段11bに出力している。また、主
画面キー判別手段11aは、押下された主画面キー3が
「Interface」主画面キー3Bか否かを判別し
ている。そのときの判別情報は選択キー表示制限処理手
段11e及び副画面表示制御手段11fに出力される。
【0045】主画面キー表示反転処理手段11bは、主
画面キー判別手段11aから入力される主画面キー3の
押下情報に基づき、その押下情報に該当する主画面キー
3を反転するように表示処理している。
【0046】選択キー比較判別手段11cは、副画面4
A,4C,4Dのいずれかが表示されている状態で、押
下された選択キー(4Aa〜4Af、4Ca〜4Cf、
4Da〜4Dcのいずれか)の押下情報と記憶部12の
選択情報とを比較し、その比較結果情報を副画面キー表
示反転処理手段11d及び副画面表示制御手段11fに
出力している。
【0047】副画面キー表示反転処理手段11dは、選
択キー比較判別手段11cから入力される比較結果情報
に該当する副画面4の選択キーが反転表示されるように
反転表示情報を副画面表示制御手段11fに出力してい
る。
【0048】選択キー表示制限処理手段11eは、動作
制御キー7の押下により測定が開始されている状態で、
特定の主画面キー3が押下されたときに、その主画面キ
ー3の副画面4で選択可能な選択キーを判別している。
そして、選択キー表示制限処理手段11eは、選択可能
な選択キー以外の選択キーの表示を制限するための制限
情報を副画面表示制御手段11fに出力している。
【0049】本例では、「measure」主画面キー
3Cが押下されたときに、図5に示すように、副画面4
Cとして表示される選択キーを「Word trac
e」選択キー4Cfのみに制限して表示が制御されるよ
うになっている。その際、確定キー5及び取消キー6は
同一の表示エリア内に表示される。
【0050】副画面表示制御手段11fは、主画面キー
判別手段11aの判別情報、選択キー比較判別手段11
cの押下情報、選択キー表示反転処理手段11dの反転
表示情報、選択キー表示制限処理手段11eの情報、副
画面4の表示エリア内における確定キー5と取消キー6
の押下情報、記憶部12に記憶された選択情報に基づい
て副画面4(4A,4C,4D)の表示(消灯を含む)
を制御している。
【0051】すなわち、副画面表示制御手段11fで
は、主画面キー3の押下に伴う副画面4の点灯及び消灯
の制御、副画面4における選択キーの反転表示処理の制
御、副画面4で選択された選択項目の内容の汎用エリア
8への表示処理の制御、副画面4の表示エリアに表示さ
れる選択キーの制限処理の制御等を行っている。
【0052】上記選択キーの制限処理の制御について説
明すると、副画面表示制御手段11fは、主画面キー判
別手段11aから「Interface」主画面キー3
Bが押下された旨の判別情報が入力されたときに、イン
タフェースの入出力の設定を行うための内容を汎用エリ
ア8に表示するように表示パネルの表示を制御してい
る。
【0053】次に、上記制御部11により実行される各
種設定や処理を行う際の表示画面1の画面移動処理動作
を図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0054】まず、オペレータにより主画面キー3(3
A〜3Dのいずれか)が押下されたか否かが判別される
(ST1)。いずれかの主画面キー3が押下されたと判
別されると(ST1−Yes)、押下された主画面キー
3の表示色を反転する(ST2)。
【0055】その際、上記押下された主画面キー3が
「Interface」主画面キー3Bか否かの判別も
なされ、「Interface」主画面キー3Bと判別
すれば(ST3−Yes)、インタフェース条件の設定
を行うための内容(Interface画面)が汎用エ
リア8に表示される(ST4)。この状態で、測定対象
となるインタフェースの設定を行うことができる。
【0056】上記押下された主画面キー3が「Inte
rface」主画面キー3B以外のキー(3A,3C,
3Dのいずれか)と判別されると(ST3−No)、そ
の主画面キー3において現在選択可能な副画面4の選択
項目を判定し、選択可能な選択項目の選択キー(4A,
4C,4Dのいずれか)を確定キー5、取消キー6とと
もにポップアップ表示する(ST5)。そして、以前
(前回)に選択されていた選択キーの表示色を反転する
(ST6)。
【0057】ここで、オペレータが以前に選択されてい
た選択キーとは異なる選択キーを押下し、他の選択キー
が押下されたと判別されると(ST7−Yes)、その
押下された選択キーの表示色を反転する(ST8)。
【0058】その後、表示されている副画面4の取消キ
ー6が押下されず(ST9−No)、確定キー5が押下
されると(ST10−Yes)、選択キーによる選択項
目の内容が汎用エリア8に表示され、副画面4が消える
(ST11)。
【0059】これに対し、副画面4の取消キー6が押下
されたと判別すると(ST9−Yes)、その副画面4
を消し、主画面キー3の表示色を元に戻す(ST1
2)。
【0060】次に、上記フローチャートの画面移動処理
動作の具体的な例について説明する。
【0061】(例1)Error/Alarm測定の設
定内容と、Delay測定の設定内容をそれぞれフロッ
ピーディスクに保存し、Error/Alarm測定と
Delay測定をフロッピーディスクから読み出し交互
に測定を行う場合。
【0062】この場合、測定中は「Measure」E
rror/Alarm画面や「Measure」Del
ay画面を見たいが、フロッピーディスクの操作は「S
etup」Floppy Disk画面に行かなくては
ならない。
【0063】本例では、まず「Measure」主画面
3Cを押下して副画面4Cを表示させる。この状態で、
副画面4Cの「Error/Alarm」選択キー4C
aを押下すれば、Error/Alarm画面に移行す
る。また、「Delay」選択キー4Ccを押下すれ
ば、Delay画面に移行する。そして、上記画面を表
示している状態からフロッピーディスクの操作を行う画
面に移行する場合には、「Setup」主画面3Aを押
下して副画面4Aを表示させる。この状態で、副画面4
Aの「Floppy Disk」選択キー4Aeを押下
すれば、フロッピーディスクの操作を行う画面に移行で
きる。したがって、例1では、画面移動を1回の操作で
済ませることができる。
【0064】(例2)インタフェースの設定を変えなが
ら、その都度Error/Alarmのデータを確認す
る場合。
【0065】インタフェースの設定を変えるには「In
terface」Interface画面に行く必要が
あり、Error/Alarmのデータを見るには「M
easure」Error/Alarm画面に行かなく
てはならない。
【0066】本例では、「Interface」主画面
3Bが押下されると、インタフェースの設定画面が表示
されるので、この状態で必要な設定変更を行う。そし
て、この設定変更後、Error/Alarmのデータ
を見るための画面に移行する場合には、「Measur
e」主画面3Cを押下して副画面4Cを表示させる。こ
の状態で、副画面4Cの「Error/Alarm」選
択キー4Caを押下すれば、Error/Alarm画
面に移行し、Error/Alarmのデータを見るこ
とができる。したがって、例2でも、例1と同様に、画
面移動を1回の操作で済ませることができる。
【0067】このように、本実施の形態の測定器では、
各種設定や処理に関する項目が4つの主画面キー3によ
って分類表示され、主画面キー3(本例では、「Int
erface」主画面キー3Bを除く)毎に選択可能な
項目がタッチキー(選択キー)として配置された副画面
4が主画面キー3の押下によってポップアップ表示され
る。そして、ポップアップ表示された副画面4内の所望
の選択キーを押下することにより、その選択キーよる選
択項目の内容が汎用エリア8に表示される。
【0068】したがって、本実施の形態の測定器によれ
ば、画面の階層が1階層のみであり、図9の階層構造を
採用した従来の測定器と比較して、少ない操作で画面間
の移動を行うことができる。
【0069】上述した画面間の移動は、従来の測定器の
ような表示パネル本体に設けられるFキー50、機能切
替キー53、画面切替キー54を用いることなく、各々
タッチキーからなる主画面キー3、副画面4の操作キー
4A,4C,4D、確定キー5及び取消キー6により表
示画面1内で行うことができる。
【0070】いずれかの副画面4の選択項目の内容が汎
用エリア8に表示されている状態では、主画面キー3を
押下することにより、即座に別の副画面4をポップアッ
プ表示することができ、また、副画面4がポップアップ
表示されている状態で副画面4の取消キー6を押下すれ
ば、即座に主画面キー3が表示された画面に戻すことが
できる。
【0071】主画面キー3や副画面4の選択キー4A,
4C,4Dは、現在選択されているものが反転表示さ
れ、他の主画面キーや他の副画面4の選択キーと容易に
区別がつくので、誤操作を低減することができる。しか
も、副画面4の選択キー4A,4C,4Dは、対応する
主画面キー3が押下されたときに、選択可能な選択キー
のみが表示されるので、更に誤操作を低減できる。
【0072】ところで、上記実施の形態では、「Int
erface」主画面(タッチキー)3Bが押下された
ときに、副画面4のポップアップ表示を行わず、インタ
フェース条件の設定を行うための内容が直接汎用エリア
8に表示されるものとして説明したが、他の主画面と同
様に、複数の選択項目がある場合には、「Interf
ace」主画面3Bが押下されたときに、選択項目数に
対応したタッチキー、確定キー5、取消キー6を同一ウ
インドゥ内にポップアップ表示させることもできる。
【0073】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
測定器によれば、画面の階層が1階層のみであり、従来
の測定器と比較して、少ない操作で画面間の移動を行う
ことができる。しかも、画面間の移動は、従来の測定器
のような表示パネル本体に設けられるキーを用いること
なく、各々タッチキーからなる主画面キー、副画面のキ
ーにより表示画面内で行うことができる。
【0074】いずれかの副画面の選択項目の内容が表示
されている状態では、主画面キーを押下することによ
り、即座に別の副画面をポップアップ表示することがで
き、また、副画面がポップアップ表示されている状態で
副画面の取消キーを押下すれば、即座に主画面キーが表
示された画面に戻すことができる。
【0075】主画面キーや副画面の選択キーは、現在選
択されているものが反転表示され、他の主画面キーや他
の副画面の選択キーと容易に区別がつくので、誤操作を
低減することができる。しかも、副画面の選択キーは、
対応する主画面キーが押下されたときに、選択可能な選
択キーのみが表示されるので、更に誤操作を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による測定器の表示画面の一例を示す図
であり、「Setup」主画面キーを押下して副画面を
表示した状態を示す図
【図2】図1における表示画面の主画面キーと副画面の
選択キーとの関係を示すブロック図
【図3】「Measure」主画面キーを押下して副画
面を表示した状態を示す図
【図4】「Analyze」主画面キーを押下して副画
面を表示した状態を示す図
【図5】「Measure」主画面キーを押下したとき
に副画面の選択項目が制限されて表示された状態を示す
【図6】画面移動処理に関わる制御部の機能ブロック図
【図7】各種設定や処理を行う際の画面移動処理動作を
示すフローチャート
【図8】(a),(b)従来の測定器の画面移動処理動
作を説明するための図
【図9】従来の測定器を伝送品質測定器として構築した
ときの表示画面の階層構造を示す図
【符号の説明】
1…表示画面、3(3A,3B,3C,3D)…主画面
キー、4…副画面、4A,4C,4D…選択キー、5…
確定キー、6…取消キー、7…動作制御キー、8…汎用
エリア、11…制御部、12…記憶部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも測定に関する表示を指示する
    タッチキーからなる主画面キーが表示画面上に複数配置
    され、前記いずれかの主画面キーが押下されたときに、
    当該主画面キーで選択可能な項目がタッチキーからなる
    選択キーとして配置された副画面をポップアップ表示す
    る手段を備えたことを特徴とする測定器。
  2. 【請求項2】 選択された前記主画面キー又は前記副画
    面の選択キーを反転表示することを特徴とする請求項1
    記載の測定器。
  3. 【請求項3】 前記主画面の個々に対応する前記副画面
    内の選択キーは、測定中のときに、測定に関与する選択
    項目を制限して表示することを特徴とする請求項1又は
    2記載の測定器。
  4. 【請求項4】 前記副画面のそれぞれには、選択キーに
    よって選択された項目を確定するときに押下される確定
    キーと、副画面4の表示を取り消すときに押下される取
    消キーとが配置されていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の測定器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013076681A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Panasonic Industrial Devices Sunx Co Ltd センサユニット、及びセンサシステム
JP2015185861A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 アンリツ株式会社 測定装置及び測定方法

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JP2013076681A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Panasonic Industrial Devices Sunx Co Ltd センサユニット、及びセンサシステム
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