JP2000255849A - 巻取装置の制御方法 - Google Patents

巻取装置の制御方法

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JP2000255849A
JP2000255849A JP11064155A JP6415599A JP2000255849A JP 2000255849 A JP2000255849 A JP 2000255849A JP 11064155 A JP11064155 A JP 11064155A JP 6415599 A JP6415599 A JP 6415599A JP 2000255849 A JP2000255849 A JP 2000255849A
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arm
reel drum
wound
force
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JP11064155A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Iso
好博 井漕
Shinji Miyamoto
紳司 宮本
Hirotoshi Shimoda
洋敏 下田
Yukikatsu Kondou
之克 近藤
Shiyuusuke Tsuzuno
秀典 廿野
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Hitachi Zosen Corp
Hitachi Zosen Tomioka Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Zosen Tomioka Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転駆動装置でスプールを回転させながら紙
を巻取る際、回転駆動装置を正確にスプールに追従させ
て移動させる。 【解決手段】 回転駆動装置23aを移動させるシリン
ダ装置24aと、回転駆動装置23aの位置を検出する
位置検出装置40aと、回転駆動装置23aの駆動軸3
0に発生する力W2を検出する力検出装置42aと、ス
プール5の位置を検出する位置検出装置19aとが具備
され、力検出装置42aで検出された力と設定値とを第
1比較部で比較し、位置検出装置19aで検出されたス
プール5の位置と位置検出装置40aで検出された回転
駆動装置23aの位置とを第2比較部で比較し、第1比
較部で得られた第1偏差を増幅した偏差と第2比較部で
得られた第2偏差とを加算し、この偏差に基づいてシリ
ンダ装置24aを作動させることを繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば抄紙機より
送り出される紙等の被巻取物を巻き取る巻取装置の制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の巻取装置は、例えば特開
平9−278238号公報に記載されている。これによ
ると、スプールを左右一対のプライマリアーム(第1ア
ーム)で転動自在に保持してリールドラムに押圧接触さ
せ、カップリングを介してスプールの軸芯のいずれか片
端を片方のセンタ巻駆動部(回転駆動装置)に接続して
スプールを回転させ、紙をスプールとリールドラムとで
挟持しながらスプールに巻き付けていく。この際、スプ
ールに巻き付けられた紙の量が増加するのに従って、 A:スプールをリールドラムの径方向に沿ってリールド
ラムから離れる方向へ移動させるとともに、 B:上記プライマリアームを横倒させて上記スプールを
リールドラムの周方向へ移動させる。
【0003】そして、スプールに所定量の被巻取物が巻
き付けられると、スプールをプライマリアームから左右
一対のセカンダリアーム(第2アーム)へ渡し、セカン
ダリアームでスプールを前方から後方へ移動させながら
上記スプールで紙を巻き取っていく。尚、図11に示す
ように、上記巻取り行程Aにおけるスプール80のリー
ルドラム81の径方向への移動は、プライマリアーム8
2に取付けられた第1シリンダ装置83によって行われ
る。また、上記のようにスプール80がプライマリアー
ム82からセカンダリアームへ移動するのに追従して、
上記左右いずれか片方のセンタ巻駆動部84もスプール
80に接続された状態で移動する。
【0004】すなわち、両プライマリアーム82の外側
にはそれぞれ、プライマリアーム82と同方向に回動す
る枠体85が設けられ、上記センタ巻駆動部84は枠体
85に支持案内されてリールドラム81の径方向イへ移
動自在に設けられている。また、上記枠体85には、セ
ンタ巻駆動部84をリールドラム81の径方向イへ移動
させる駆動部用シリンダ装置86が設けられている。
【0005】これによると、スプール80はカップリン
グ87を介して接続されているいずれか片方のセンタ巻
駆動部84によって回転駆動され、紙88を巻き取って
いく。上記スプール80がプライマリアーム82に保持
されている際、スプール80に巻き取られる紙88の量
が増加するに従って、スプール80は、第1シリンダ装
置83によって、リールドラム81の径方向イに沿って
リールドラム81から離れる方向ロへ移動される。
【0006】この時、スプール80に接続されているセ
ンタ巻駆動部84が、駆動部用シリンダ装置86によっ
て、上記スプール80と同方向ロへ移動される。これに
より、片方のセンタ巻駆動部84の回転駆動力が片方の
カップリング87を介してスプール80へ付与される。
この際、上記スプール80は両第1シリンダ装置83に
よって左右それぞれ均等な押付力W1でリールドラム8
1に押付けられ、これにより、スプール80に巻き付け
られた紙88の外周面は均等な線圧でリールドラム81
の外周面に接触する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、上記片方のセンタ巻駆動部84がスプール
80に追従してリールドラム81の径方向イに沿ってリ
ールドラム81から離れる方向ロへ移動した場合、スプ
ール80の位置に対して片方のセンタ巻駆動部84の位
置が正確に追従しておれば、上記のようにスプール80
に巻付けられた紙88の外周面が均等な線圧でリールド
ラム81の外周面に接触することになる。ところが、実
際には、スプール80の移動に対して片方のセンタ巻駆
動部84の追従に位置ずれが生じてしまい、図11に示
すように、片方のセンタ巻駆動部84の駆動軸89に、
リールドラム81の径方向の余分な力W2が発生した。
【0008】このような余分な力W2の発生によって、
上記スプール80の左右に作用する押付力W1のバラン
スが崩れ、図11の矢印で示すように上記線圧W3が不
均等になって、スプール80に巻き付けられた紙88と
リールドラム81との接触が片当り状態になってしまう
といった問題があった。本発明は、回転駆動装置を正確
にスプールに追従させて移動させながら巻取りを行う巻
取装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明は、スプールを第1アームで転動自在に保
持してリールドラムに押圧接触させ、上記スプールの中
心軸に回転駆動装置の駆動軸を接続してスプールを回転
させ、被巻取物をスプールとリールドラムとで挟持しな
がらスプールに巻き付け、上記スプールに巻き付けられ
た被巻取物の量の増加に応じて、上記スプールをリール
ドラムの径方向と周方向へ移動させ、上記スプールに所
定量の被巻取物が巻き付けられると、スプールを第1ア
ームから第2アームへ渡し、この第2アームでスプール
を水平方向へ移動させながら上記スプールで被巻取物を
巻き取る巻取装置において、上記回転駆動装置をスプー
ルに追従してリールドラムの径方向へ移動させる移動装
置と、上記回転駆動装置の位置を検出する駆動装置用位
置検出装置と、上記回転駆動装置の駆動軸に発生するリ
ールドラムの径方向の力を検出する力検出装置と、上記
スプールの位置を検出するスプール用位置検出装置とが
巻取装置に具備され、上記力検出装置で検出された力と
指令された設定値とを第1比較部で比較するとともに、
上記スプール用位置検出装置で検出されたスプールの位
置と上記駆動装置用位置検出装置で検出された回転駆動
装置の位置とを第2比較部で比較し、上記第1比較部で
得られた第1偏差を増幅器で増幅し、上記増幅された第
1偏差と上記第2比較部で得られた第2偏差とを加えた
偏差に基づいて、調節部が移動装置を作動させることを
繰り返すものである。
【0010】これによると、スプールに巻き付けられた
被巻取物の量の増加に応じて、スプールがリールドラム
の径方向へ移動し、これに追従して、回転駆動装置がス
プールと同方向へ移動する。この際、スプールの移動に
対して回転駆動装置の追従に位置ずれが生じると、回転
駆動装置の駆動軸に余分な力が発生し、この余分な力が
力検出装置で検出され、第1比較部で得られる第1偏差
が増加し、さらに、この偏差が増幅器によって増幅され
る。また、第2比較部で得られる第2偏差も増加し、こ
の第2偏差と上記増幅器によって増幅された第1偏差と
を加えた偏差が0に収束するように、調節部が移動装置
を作動させるため、スプールの位置に対して正確に追従
するように回転駆動装置の位置が補正される。
【0011】また、本第2発明は、第1アームを起立姿
勢から横倒姿勢へ回動することによって、スプールをリ
ールドラムの周方向へ移動させ、上記第1アームの回動
に追従して、第1アームと同方向へ回転駆動装置と移動
装置とを一体に回動させ、上記第1アームが横倒姿勢の
状態で、スプールを第1アームから第2アームへ渡す巻
取装置において、増幅器の増幅比を増減可能とし、上記
スプールを第1アームで保持した状態で被巻取物を巻き
取っている際の増幅器の増幅比を、スプールを第2アー
ムへ渡した状態で被巻取物を巻き取っている際の増幅器
の増幅比よりも大きくするものである。
【0012】これによると、スプールが第1アームで保
持された状態で被巻取物を巻き取っている際、第1アー
ムが起立姿勢から横倒姿勢へ回動することによって、ス
プールがリールドラムの周方向へ移動し、これに追従し
て、第1アームと同方向へ回転駆動装置と移動装置とが
一体に回動する。この時の回転駆動装置と移動装置との
回動によって、回転駆動装置と移動装置との姿勢が変化
し、その結果、移動装置にかかる負荷(回転駆動装置の
自重等)が急激に変化するため、移動装置の作動に誤差
が生じ易くなり、力検出装置で検出される検出値が微妙
に変動する。これに対して、増幅器の増幅比を大きくす
ることによって、第1比較部で得られる第1偏差がわず
かな値であっても、増幅器によって大きく増幅されるた
め、感度のよい制御が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1〜図10に基づいて説明する。図4〜図6に示すよう
に、1は、抄紙機から送り出される紙3(被巻取物の一
例)を巻き取る巻取装置である。以下に、巻取装置1の
構成を説明する。
【0014】上記巻取装置1は、紙3をリールドラム4
とスプール5とで挟持しながらスプール5に巻き付ける
形式のものである。上記リールドラム4はインバータモ
ータ(図示せず)によって回転駆動される。上記スプー
ル5は、リールドラム4の両側に配設された左右一対の
第1アーム6の遊端部間に回転自在に保持されており、
両第1アーム6が起立姿勢(図6の実線参照)から横倒
姿勢(図8参照)まで回動することによって、上記リー
ルドラム4の周方向ハに沿って移動し、両第1アーム6
から両第2アーム17へ渡されて、水平に配置された左
右一対の支持レール16で支持される。
【0015】上記両第1アーム6には、スプール5の中
心軸7を受けかつガイドレール39に案内されてリール
ドラム4の径方向イへ移動自在なスプール受台8と、こ
れらスプール受台8を移動させる第1アーム用シリンダ
装置9とが設けられている。したがって、上記両スプー
ル受台8が第1アーム用シリンダ装置9によって移動す
ることにより、スプール5がリールドラム4の径方向イ
へ移動する。
【0016】また、上記スプール受台8には、開閉自在
なスプール押え10と、このスプール押え10を開閉さ
せる開閉用シリンダ装置11とが設けられている。上記
スプール押え10を開放した場合、上記スプール5はス
プール受台8から離脱可能となり、上記スプール押え1
0を閉じた場合、上記スプール5は脱落することなくス
プール受台8に装着される。
【0017】図2に示すように、上記第1アーム6で保
持されたスプール5の上記径方向イにおける位置はスプ
ール用第1位置検出装置19a,19bによって検出さ
れる。すなわち、各スプール用第1位置検出装置19
a,19bは、エンコーダによって各第1アーム用シリ
ンダ装置9のピストンロッド43の出退量を検出し、こ
の出退量に基づいて上記スプール5の中心軸7の位置を
求めるように構成されている。
【0018】また、上記スプール5の中心軸7に作用す
るリールドラム4の径方向イの力W1はそれぞれスプー
ル用力検出装置45a,45bによって検出される。す
なわち、各スプール用力検出装置45a,45bは、ロ
ードセルによって上記各スプール受台8と各第1アーム
用シリンダ装置9のピストンロッド43との結合部に作
用する力を検出し、検出された力に基づいて上記スプー
ル5の中心軸7に作用する力W1を求めるように構成さ
れている。
【0019】図4,図5に示すように、上記両第1アー
ム6はアーム回動用サーボモータ12によって回動され
る。すなわち、上記アーム回動用サーボモータ12に連
動連結された駆動軸13の両端には第1駆動ピニオン1
4が設けられ、これら両第1駆動ピニオン14は各第1
アーム6の基端部に設けられた第1従動セクタギヤ15
に歯合している。尚、上記両第1従動セクタギヤ15は
上記リールドラム4と同軸に設けられている。
【0020】図5,図8,図9に示すように、上記第2
アーム17は、両支持レール16で支持されたスプール
5を前後方向ニへ移動させるものであり、両支持レール
16の外側方に左右一対設けられている。すなわち、上
記両第2アーム17はそれぞれ、第2アーム用シリンダ
装置29によって前後移動自在に構成されており、図9
に示すように両第1アーム6から両支持レール16へ渡
されたスプール5をリールドラム4側(すなわち前方)
へ加圧する加圧レバー17aと、図10に示すように両
支持レール16に支持されて満巻状態になったスプール
5を後方へ押し出して上記リールドラム4から離間させ
る分離レバー17bとを有している。
【0021】上記第2アーム17へ渡されて支持レール
16で支持されたスプール5の上記径方向イ(この場
合、前後方向ニと同方向)における位置は、図3に示す
ように、スプール用第2位置検出装置20a,20bに
よって検出される。すなわち、各スプール用第2位置検
出装置20a,20bは、エンコーダによって各第2ア
ーム用シリンダ装置29のピストンロッド44の出退量
を検出し、この出退量に基づいて上記スプール5の中心
軸7の位置を求めるように構成されている。
【0022】図4,図5,図7に示すように、上記両第
1アーム6の外側方には、第1アーム6と同方向へ回動
自在な支持アーム21a,21bが設けられている。こ
れら両支持アーム21a,21bにはそれぞれ、可動レ
ール22に支持案内されてリールドラム4の径方向イへ
移動自在な可動フレーム25a,25bと、可動フレー
ム25a,25bに設けられた回転駆動装置23a,2
3bと、上記可動フレーム25a,25bを上記径方向
イへ移動させる移動用シリンダ装置24a,24b(移
動装置の一例)とが備えられている。上記回転駆動装置
23a,23bは、スプール5に回転駆動力を付与する
ものであり、サーボモータ26ならびに減速機27で構
成されている。また、上記各移動用シリンダ装置24
a,24bのピストンロッド41の出退はそれぞれ制御
弁28a,28b(図1,図2参照)によって制御され
ている。
【0023】上記構成により、図7に示すように、各回
転駆動装置23a,23bは、各支持アーム21a,2
1bの回動によってリールドラム4の周方向ハへ移動す
るとともに、移動用シリンダ装置24a,24bの作動
によって、可動フレーム25a,25bを介してリール
ドラム4の径方向イへ移動する。また、上記各回転駆動
装置23a,23bの径方向イにおける位置はそれぞれ
駆動装置用位置検出装置40a,40b(図2参照)に
よって検出される。すなわち、各駆動装置用位置検出装
置40a,40bは、エンコーダによって各移動用シリ
ンダ装置24a,24bのピストンロッド41の出退量
を検出し、この出退量に基づいて上記各回転駆動装置2
3a,23bの減速機27の駆動軸30の位置を求める
ように構成されている。
【0024】図2〜図4に示すように、上記スプール5
の中心軸7と各回転駆動装置23a,23bの減速機2
7の駆動軸30とは接続用カップリング31によって着
脱自在に接続される。また、図2,図3に示すように、
上記駆動軸30に発生するリールドラム4の径方向イの
力W2はそれぞれ力検出装置42a,42bによって検
出される。すなわち、各力検出装置42a,42bは、
ロードセルによって上記各可動フレーム25a,25b
と各移動用シリンダ装置24a,24bのピストンロッ
ド41との結合部に作用する力を検出し、検出された力
に基づいて上記駆動軸30に発生する力W2を求めるよ
うに構成されている。
【0025】図4,図5,図7に示すように、上記両支
持アーム21a,21bはそれぞれ左右の駆動部回動用
サーボモータ32a,32bによって個別に回動され
る。すなわち、上記各駆動部回動用サーボモータ32
a,32bに連動連結された駆動軸33の先端には第2
駆動ピニオン34が設けられ、これら第2駆動ピニオン
34は各支持アーム21a,21bの基端部に設けられ
た第2従動セクタギヤ35にそれぞれ歯合している。
尚、上記両第2従動セクタギヤ35は上記リールドラム
4と同軸に設けられている。
【0026】また、図5,図7に示すように、上記支持
レール16の外側方には、枠体36によって水平に支持
された固定レール37が並設されている。図7の仮想線
で示すように、上記支持アーム21a,21bが横倒姿
勢まで回動して各可動レール22が水平になると、可動
レール22は固定レール37に連結する。上記巻取装置
1には、図1に示すように、上記スプール5の移動に追
従して上記回転駆動装置23a,23bを移動させるた
めの制御回路50が具備されている。この制御回路50
は以下のように構成されている。
【0027】すなわち、上記力検出装置42a,42b
で検出された力と指令された設定値56とを比較する第
1比較部51(減算器)と、上記スプール用第1および
第2位置検出装置19a,19b,20a,20bで検
出されたスプール5の位置と上記駆動装置用位置検出装
置40a,40bで検出された回転駆動装置23a,2
3bの位置とを比較する第2比較部52(減算器)と、
上記第1比較部51で得られた第1偏差を増幅する増幅
器53と、上記増幅器53で増幅された第1偏差と上記
第2比較部52で得られた第2偏差とを加える加算器5
4と、加算器54で加算された偏差に基づいて移動用シ
リンダ装置24a,24bの制御弁28a,28bを制
御する調節部55とが設けられている。
【0028】尚、上記設定値56はW×sinθで示さ
れる値である。このうち、上記Wとは、図7に示すよう
に、回転駆動装置23aの重量+可動フレーム25aの
重量(または回転駆動装置23bの重量+可動フレーム
25bの重量)である。尚、上記回転駆動装置23aの
重量(または回転駆動装置23bの重量)とは、サーボ
モータ26の重量+減速機27の重量に相当する。ま
た、上記θは支持アーム21a,21bの傾斜角度であ
る。すなわち、上記設定値56は一方の回転駆動装置2
3aと可動フレーム25a(または他方の回転駆動装置
23bと可動フレーム25b)との合計重量の鉛直成分
に相当する。尚、上記傾斜角度θの値は左右の各駆動部
回動用サーボモータ32a,32bから求められる。
【0029】図1に示すように、上記増幅器53には、
乗算器が用いられ、第1比較部51で得られた第1偏差
に定数を乗算して増幅するものである。尚、この増幅器
53は、巻取装置1の運転中に、増幅比(すなわち上記
定数)を増減し得るように構成されている。また、上記
調節部55は、加算器54で加算された偏差が目的値
(=0)に収束するように、上記制御弁28に対して比
例積分微分動作(PID動作)を行うものである。
【0030】以下、上記巻取装置1による紙3の巻取り
手順について説明する。 A:図4〜図6に示すように、スプール5を両第1アー
ム6で保持してリールドラム4に押圧接触させ、左右い
ずれか一方の回転駆動装置23aの駆動軸30を接続用
カップリング31でスプール5の中心軸7に接続し、リ
ールドラム4を回転させるとともに上記一方の回転駆動
装置23aのサーボモータ26を駆動させることによっ
て、スプール5を回転させる。これにより、紙3はリー
ルドラム4とスプール5とに挟持されながらスプール5
に巻き取られる。
【0031】B:そして、スプール5に巻き取られた紙
3の径が増加するにしたがって、第1アーム用シリンダ
装置9のピストンロッド43が伸長してスプール受台8
が移動し、図6に示すように、スプール5の軸心がリー
ルドラム4の軸心から径方向イに沿って離れる方向ロへ
移動する。 C:この際、図7に示すように、一方の移動用シリンダ
装置24aのピストンロッド41が伸長して、一方の回
転駆動装置23aが一方の可動レール22に案内されな
がら上記スプール5に追従して上記同方向ロへ移動す
る。このため、図4に示すように、接続用カップリング
31を介して一方の回転駆動装置23aとスプール5と
は接続されたままとなり、以って、スプール5が一方の
回転駆動装置23aにより回転駆動される状態が維持さ
れる。
【0032】D:さらに、アーム回動用サーボモータ1
2が駆動して、両第1アーム6が起立姿勢(図6の実
線)から横倒姿勢(図6の仮想線)へ後方に回動するこ
とによって、スプール5がリールドラム4の周方向ハに
沿って後方へ移動する。この際、一方の駆動部回動用サ
ーボモータ32aが駆動して、一方の支持アーム21a
が、上記両第1アーム6の回動に追従して、起立姿勢
(図7の実線)から横倒姿勢(図7の仮想線)へ後方に
回動する。この一方の支持アーム21aの回動によっ
て、一方の回転駆動装置23aと移動用シリンダ装置2
4aとが一体に回動するため、接続用カップリング31
を介して一方の回転駆動装置23aとスプール5との接
続が維持される。
【0033】E:所定量の紙3がスプール5で巻き取ら
れると、図8に示すように、上記両第1アーム6と一方
の支持アーム21aとが横倒位置に達する。この際、図
7の仮想線で示すように、横倒位置まで横倒した一方の
支持アーム21aの可動レール22が一方の固定レール
37に連結し、図8に示すように、スプール5が両支持
レール16上に移載されて支持されるとともに、スプー
ル5の中心軸7の両端部が両第2アーム17の前後一対
の加圧レバー17aと分離レバー17bとの間にはまり
込んで保持され、さらに、開閉用シリンダ装置11が作
動してスプール押え10が開放される。これにより、ス
プール5が両第1アーム6から両第2アーム17へ渡さ
れる。
【0034】F:そして、図9に示すように、両第2ア
ーム17は加圧レバー17aでスプール5をリールドラ
ム4側(すなわち前方)へ押圧しながら巻取りを続行
し、スプール5に巻き取られた紙3の径が増大するにし
たがって、第2アーム用シリンダ装置29のピストンロ
ッド44が伸長して第2アーム17が後方へ移動する。
これにより、スプール5は、第2アーム17と共に支持
レール16上を後方へ水平移動し、両第1アーム6から
離脱する。この際、上記一方の移動用シリンダ装置24
a(図7参照)のピストンロッド41が伸長して一方の
回転駆動装置23aが一方の可動レール22から一方の
固定レール37へ移行し上記スプール5の移動に追従し
て移動するため、接続用カップリング31を介して一方
の回転駆動装置23aとスプール5とは接続したままと
なり、引き続いて、スプール5が上記一方の駆動装置2
3aによって回転駆動される状態が維持される。
【0035】G:このようにして、先行のスプール5を
両第1アーム6から切り離した後、図3に示すように一
方の支持アーム21aと一方の駆動装置23aとを横倒
位置に残したまま、図9に示すように空の両第1アーム
6を逆方向へ回動して起立位置に復帰させる。そして、
後続の新しい空のスプール5を両第1アーム6間にセッ
トする。そして、反対側の他方の回転駆動装置23bが
接続用カップリング31を介して上記後続のスプール5
に接続され、後続のスプール5が上記他方の回転駆動装
置23bによって回転駆動される。
【0036】H:この間、図10に示すように、上記先
行のスプール5が満巻状態になると、紙3が高速空気噴
射によって切断されるとともに吹き上げられて上記後続
のスプール5に自動的に巻き付けられ、上記後続のスプ
ール5に対して上記A〜Fと同様な手順が繰り返され
る。尚、紙3を切断した後、満巻状態の先行のスプール
5は、両第2アーム17の分離レバー17bで後方へ押
し出されてリールドラム4の後方へ離間し、カップリン
グ31を介して一方の回転駆動装置23aの駆動軸30
から分離され、両支持レール16上から次の作業工程の
箇所へ搬送される。
【0037】上記A〜Hの巻取り手順において、スプー
ル5の移動に追従させて回転駆動装置23a,23bを
移動させる際の制御方法を説明する。 上記巻取り手順A〜Dを行っている場合、図1に示す
ように、増幅器53の増幅比(すなわち乗算の定数)の
値をαに増大させる。そして、図2に示すように、一方
の力検出装置42aで検出された力と指令された設定値
56(=W×sinθ)とを第1比較部51で比較し、
第1比較部51で得られた偏差を増幅器53でα倍に増
幅する。また、一方のスプール用第1位置検出装置19
aで検出されたスプール5の中心軸7の位置と一方の駆
動装置用位置検出装置40aで検出された一方の回転駆
動装置23aの駆動軸30の位置とを第2比較部52で
比較する。
【0038】そして、上記増幅器53で増幅された第1
偏差と上記第2比較部52で得られた第2偏差とを加算
器54で加え、加えられた偏差に基づいて調節部55
が、一方の制御弁28aに対してPID動作を行う。こ
れにより、一方の移動用シリンダ装置24aが制御さ
れ、上記一方の力検出装置42aで検出された力が上記
第1比較部51にフィードバックされるとともに、上記
一方の駆動装置用位置検出装置40aで検出された位置
が第2比較部52へフィードバックされて繰り返し制御
される。
【0039】この際、スプール5の移動に対して一方の
回転駆動装置23aが正確に追従移動しておれば、一方
の力検出装置42aで検出される力はW×sinθ(=
設定値56)のみとなる。しかしながら、スプール5の
移動に対して一方の回転駆動装置23aの追従に位置ず
れが生じると、一方の回転駆動装置23aの駆動軸30
に余分な力W2が発生し、この余分な力W2が一方の力
検出装置42aで検出されるため、一方の力検出装置4
2aで検出される力は設定値56(=W×sinθ)か
ら変動した値となる。これにより、第1比較部51で得
られる第1偏差が増加し、さらに、この偏差が増幅器5
3によってα倍に増幅される。また、第2比較部52で
得られる第2偏差も増加し、この第2偏差と上記増幅器
53によって増幅された第1偏差とを加えた偏差が0に
収束するように、調節部55がPID動作を行うため、
スプール5の中心軸7の位置に対して正確に追従するよ
うに一方の回転駆動装置23aの駆動軸30の位置が補
正される。
【0040】また、上記巻取り手順Eにおいてスプー
ル5が両第1アーム6から両第2アーム17へ渡され、
上記巻取り手順Fを行っている場合においても、上記制
御方法と同様な制御が行われるのであるが、この際、
図3に示すように、スプール5は第2アーム17側へ渡
されているため、スプール5の中心軸7の位置は一方の
スプール用第2位置検出装置20aで検出される。尚、
この際、増幅器53の増幅比(すなわち定数)の値をα
からβへ減小させておく(すなわちα>β)。
【0041】さらに、上記巻取り手順Gを行っている
場合においても、上記制御方法と同様な制御で、他方
の回転駆動装置23bを後続のスプール5に追従させて
移動させている。この際、後続のスプール5には上記他
方の回転駆動装置23bが接続されているため、後続の
スプール5の移動に対して他方の回転駆動装置23bの
追従に位置ずれが生じた場合、他方の回転駆動装置23
bの駆動軸30に余分な力W2が発生し、この余分な力
W2は他方の力検出装置42bで検出される。これによ
り、上記他方の力検出装置42bで検出される力は設定
値56(=W×sinθ)から変動した値となる。ま
た、後続のスプール5の中心軸7の位置は他方のスプー
ル用第1位置検出装置19bで検出され、他方の回転駆
動装置23bの位置は他方の駆動装置用位置検出装置4
0bで検出される。尚、この際、調節部55は他方の制
御弁28bに対してPID動作を行い、これにより、他
方の移動用シリンダ装置24bが制御される。
【0042】そして、上記後続のスプール5が第1アー
ム6から第2アーム17へ渡された場合には、スプール
5の中心軸7の位置は他方のスプール用第2位置検出装
置20bで検出される。このように、第1比較部51で
得られる力の偏差と第2比較部52で得られる位置の偏
差との両方を用いて各移動用シリンダ装置24a,24
bをそれぞれ制御しているため、上記第2比較部52で
得られる位置の偏差のみを用いた場合に比べて、高精度
で上記移動用シリンダ装置24a,24bを制御するこ
とができ、その結果、スプール5に対して回転駆動装置
23a,23bを正確に追従させることができる。これ
により、図2,図3に示すように、スプール5の左右に
作用するリールドラム4側への押付力W1のバランスが
保たれ、スプール5に巻き付けられた紙3の外周面が均
等な線圧W3でリールドラム4の外周面に接触する。し
たがって、スプール5に巻き付けられた紙3とリールド
ラム4との接触が片当り状態になるといった問題は解決
される。
【0043】また、上記巻取り手順Dにおいては、支持
アーム21aの回動と共に回転駆動装置23aと移動用
シリンダ装置24aとが一体に回動するため、これら回
転駆動装置23aと移動用シリンダ装置24aとの姿勢
が大きく変化し、その結果、移動用シリンダ装置24a
にかかる負荷(回転駆動装置23aの自重等)が急激に
変化する。このため、移動用シリンダ装置24aの作動
に誤差が生じ易くなり、上記制御方法において、一方
の力検出装置42aで検出される検出値が微妙に変動す
る。これに対して、増幅器53の増幅比の値αを上記制
御方法における値βよりも大きくすることによって、
第1比較部51で得られる第1偏差がわずかな値であっ
ても、増幅器53によって大きく増幅されるため、力検
出に基づいた制御を主体とした感度のよい制御が行え
る。
【0044】また、その後の巻取り手順E〜Hにおいて
は、上記回転駆動装置23aと移動用シリンダ装置24
aとは横倒姿勢のままであるため、移動用シリンダ装置
24aにかかる負荷はほぼ一定となる。これにより、制
御方法において、増幅器53の増幅比の値をαからβ
へ減少して、位置検出に基づいた制御を主体にすること
ができる。
【0045】上記実施の形態では、被巻取物の一例とし
て紙3を挙げたが、ウェブや薄膜状のビニール等であっ
てもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1比較
部で得られる力の偏差と第2比較部で得られる位置の偏
差との両方を用いて移動装置を制御しているため、上記
第2比較部で得られる位置の偏差のみを用いた場合に比
べて、高精度で上記移動装置を制御することができ、そ
の結果、スプールに対して回転駆動装置を正確に追従さ
せることができる。これにより、スプールの左右に作用
するリールドラム側への押付力のバランスが保たれ、ス
プールに巻き付けられた被巻取物とリールドラムとの接
触が片当り状態になるといった問題は解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における巻取装置の制御回
路の図である。
【図2】同、巻取装置に設けられた各種検出装置を示す
概略正面図である。
【図3】同、巻取装置に設けられた各種検出装置を示す
概略平面図である。
【図4】同、巻取装置の正面図である。
【図5】同、巻取装置の平面図である。
【図6】同、巻取装置のスプールで紙を巻取る手順を説
明する側面図であり、図4におけるX−X矢視図に相当
し、第1アームが起立姿勢にある状態を示す。
【図7】図4におけるY−Y矢視図である。
【図8】同、巻取装置のスプールで紙を巻取る手順を説
明する側面図であり、第1アームが横倒姿勢に達した状
態を示す。
【図9】同、巻取装置のスプールで紙を巻取る手順を説
明する側面図であり、先行のスプールが支持レール上に
渡されて紙を巻取るとともに、第1アームが起立姿勢へ
復帰して新しいスプールがセットされた状態を示す。
【図10】同、巻取装置のスプールで紙を巻取る手順を説
明する側面図であり、先行のスプールが満巻状態となっ
て支持レールの後端部まで達した状態を示す。
【図11】従来の巻取装置の概略正面図である。
【符号の説明】
1 巻取装置 3 紙(被巻取物) 4 リールドラム 5 スプール 6 第1アーム 7 中心軸 17 第2アーム 19a,19b スプール用第1位置検出装置 20a,20b スプール用第2位置検出装置 23a,23b 回転駆動装置 24a,24b 移動用シリンダ装置(移動装置) 30 駆動軸 40a,40b 駆動装置用位置検出装置 42a,42b 力検出装置 51 第1比較部 52 第2比較部 53 増幅器 55 調節部 56 設定値 イ 径方向 ハ 周方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 紳司 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 下田 洋敏 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 近藤 之克 埼玉県川口市元郷1丁目1番27号 日立造 船富岡機械株式会社内 (72)発明者 廿野 秀典 埼玉県川口市元郷1丁目1番27号 日立造 船富岡機械株式会社内 Fターム(参考) 3F055 AA01 BA21 CA01 DA01 DA12 EA01 EA06 EA08 EA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプールを第1アームで転動自在に保持
    してリールドラムに押圧接触させ、上記スプールの中心
    軸に回転駆動装置の駆動軸を接続してスプールを回転さ
    せ、被巻取物をスプールとリールドラムとで挟持しなが
    らスプールに巻き付け、上記スプールに巻き付けられた
    被巻取物の量の増加に応じて、上記スプールをリールド
    ラムの径方向と周方向へ移動させ、上記スプールに所定
    量の被巻取物が巻き付けられると、スプールを第1アー
    ムから第2アームへ渡し、この第2アームでスプールを
    水平方向へ移動させながら上記スプールで被巻取物を巻
    き取る巻取装置において、上記回転駆動装置をスプール
    に追従してリールドラムの径方向へ移動させる移動装置
    と、上記回転駆動装置の位置を検出する駆動装置用位置
    検出装置と、上記回転駆動装置の駆動軸に発生するリー
    ルドラムの径方向の力を検出する力検出装置と、上記ス
    プールの位置を検出するスプール用位置検出装置とが巻
    取装置に具備され、上記力検出装置で検出された力と指
    令された設定値とを第1比較部で比較するとともに、上
    記スプール用位置検出装置で検出されたスプールの位置
    と上記駆動装置用位置検出装置で検出された回転駆動装
    置の位置とを第2比較部で比較し、上記第1比較部で得
    られた第1偏差を増幅器で増幅し、上記増幅された第1
    偏差と上記第2比較部で得られた第2偏差とを加えた偏
    差に基づいて、調節部が移動装置を作動させることを繰
    り返すことを特徴とする巻取装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 第1アームを起立姿勢から横倒姿勢へ
    回動することによって、スプールをリールドラムの周方
    向へ移動させ、上記第1アームの回動に追従して、第1
    アームと同方向へ回転駆動装置と移動装置とを一体に回
    動させ、上記第1アームが横倒姿勢の状態で、スプール
    を第1アームから第2アームへ渡す巻取装置において、
    増幅器の増幅比を増減可能とし、上記スプールを第1ア
    ームで保持した状態で被巻取物を巻き取っている際の増
    幅器の増幅比を、スプールを第2アームへ渡した状態で
    被巻取物を巻き取っている際の増幅器の増幅比よりも大
    きくすることを特徴とする請求項1記載の巻取装置の制
    御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002274709A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 紙の巻取装置
US7095190B2 (en) 2001-09-06 2006-08-22 Bruckner Maschinenbau Gmbh Arrangement for operating a contact roller and associated method for operating a contact roller

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