JP2000255555A - 繊維状物用梱包箱及び梱包方法 - Google Patents

繊維状物用梱包箱及び梱包方法

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JP2000255555A
JP2000255555A JP11054486A JP5448699A JP2000255555A JP 2000255555 A JP2000255555 A JP 2000255555A JP 11054486 A JP11054486 A JP 11054486A JP 5448699 A JP5448699 A JP 5448699A JP 2000255555 A JP2000255555 A JP 2000255555A
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JP
Japan
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partition plate
box
packing
fibrous material
outer box
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JP11054486A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Yamaoka
弘和 山岡
Masayuki Naozuka
政之 直塚
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Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単、かつ、低コストで繊維状物用梱包箱内
を仕切り板で2分し、しかも仕切り板のずれがなく、2
つの収納室に繊維状物を所定の梱包量で収納することが
でき、さらに、使用しないときは容易に折り畳むことが
できる繊維状物用梱包箱及び梱包方法を提供する。 【解決手段】 外箱1と、外箱1内に取り外し自在に装
着される仕切り板2とで構成される繊維状物用梱包箱に
おいて、仕切り板2は同一方向に2つの折り返しを有す
る断面が略コ字状を呈し、装着時には対面する二面の外
側が外箱1の内側と接しており、かつ、対面する二面の
先端部が外箱1の内面の角部と接して外箱内に2つの収
納室3、4を形成する繊維状物用梱包箱。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トウなどの繊維状
物を梱包する際に使用する繊維状物用梱包箱及び梱包方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トウなどの繊維状物を収納、梱包して輸
送する際に使用する容器としては、紙袋や段ボール箱な
どが一般に用いられている。紙袋は、通常、小口用とし
て、手作業により収納を行う際に広く利用されている
が、人手で持ち運ぶため、持ち運べる重さとして梱包量
を20kg前後とするのが限度である。
【0003】一方、梱包量を紙袋より多くできる段ボー
ル箱は、繊維状物を取り出す際、1箱から1本しか繊維
状物の末端を取り出すことができないため、一度に多く
の本数を必要とする際は、非常に広いスペースを必要と
する問題があった。
【0004】その解決法としては、段ボール箱内を仕切
り板などによって2つに分ける方法が考えられる。段ボ
ール箱内を2つに分け,2つの収納室間の渡り部分の繊
維状物を切断することで1箱から2本の繊維状物末端を
取り出すことができるので、スペースを半減することが
できる。しかし、仕切り板を段ボール箱に固定すると、
段ボール箱の加工費が高くなったり、空の段ボール箱を
畳み込み難いという問題があった。また、段ボール箱に
仕切り板を固定しないと、仕切り板がずれて2つの収納
室に所定の梱包比で収納することが難しいという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した問
題点を解決し、簡単、かつ、低コストで繊維状物用梱包
箱内を仕切り板で2分し、しかも仕切り板のずれがな
く、2つの収納室に繊維状物を所定の梱包量で収納する
ことができ、さらに、使用しないときは容易に折り畳む
ことができる繊維状物用梱包箱及び梱包方法を提供する
ことを技術的な課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明は、次の構成を有するものであ
る。 (1) 外箱と、外箱内に取り外し自在に装着される仕切り
板とで構成される繊維状物用梱包箱において、仕切り板
は同一方向に2つの折り返しを有する断面が略コ字状を
呈し、装着時には対面する二面の外側が外箱の内側と接
しており、かつ、対面する二面の先端部が外箱の内面の
角部と接して外箱内に2つの収納室を形成することを特
徴とする繊維状物用梱包箱。 (2) 仕切り板に撥水加工が施してある上記(1) に記載の
繊維状物用梱包箱。 (3) 繊維状物を梱包するに際し、上記(1) 又は(2) 記載
の繊維状物用梱包箱を使用して外箱内に仕切り板を装着
し、次いで、仕切り板に囲まれていない収納室に繊維状
物を充填して仕切り板を固定した後、仕切り板に囲まれ
た収納室に繊維状物を充填することを特徴とする繊維状
物の梱包方法。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面により詳細に
説明する。
【0008】図1は、本発明の外箱と仕切り板からなる
繊維状物用梱包箱の一実施態様を示す斜視図、図2は、
外箱の一実施態様を示す斜視図、図3は、仕切り板の一
実施態様を示す斜視図である。本発明の繊維状物用梱包
箱は、外箱1と仕切り板2とで構成されている。外箱1
と仕切り板2としては、段ボール製や木製、プラスチッ
ク製、樹脂製などその材質は特に限定されるものではな
いが、軽量性やコスト、折り畳み性の面から段ボール製
が好ましい。
【0009】断面略コ字状をした仕切り板2は、JLと
NPで面IJKLと面MNOPが対面するように同一方
向の折り返しを有し、外箱1内に装着された時、外箱1
内の面ABCDと仕切り板2の折り返し部の面IJKL
が、また、外箱1内の面EFGHと仕切り板2の折り返
し部の面MNOPが接するようになっている。さらに、
角部Aと角部I、角部Cと角部K、角部Eと角部M、角
部Gと角部Oも接するようになっており、外箱1内に仕
切り板2に囲まれた収納室3と仕切り板2に囲まれてい
ない収納室4の2つの収納室が形成される。
【0010】仕切り板2は、段ボール製の場合、トウな
どの繊維状物に含まれる水分による劣化を防ぐため、撥
水加工が施されたものが好ましく、その手段としては、
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムによる
ラミネート加工などを採用することができる。
【0011】上記の繊維状物用梱包箱に繊維状物を充填
するに際しては、外箱1内に仕切り板2を装着して仕切
り板2に囲まれた収納室3と仕切り板2に囲まれていな
い収納室4を形成した後、まず、仕切り板2に囲まれて
いない収納室4に繊維状物を充填する。すると、繊維状
物に押されて、接している外箱1内の面ABCDと仕切
り板2の折り返し部の面IJKL、及び外箱1内の面E
FGHと仕切り板2の折り返し部の面MNOP、さらに
は、角部Aと角部I、角部Cと角部K、角部Eと角部
M、角部Gと角部Oが密着され、仕切り板2が外箱1に
固定される。仕切り板2が固定され後に、仕切り板2に
囲まれた収納室3に繊維状物を充填する。
【0012】このように、繊維状物用梱包箱に2つの収
納室を形成して繊維状物を充填するので、収納室3、4
が同じ容積となるような仕切り板2を使用すれば、収納
室3、4内に同じ量を梱包することができるので、繊維
状物を2カ所から同時に取り出すことができる。
【0013】また、仕切り板2の折り返しの長さによっ
て収納室3、4の容積を変えることで、梱包の重量比を
自由に変えることができる。なお、繊維状物用梱包箱を
使用しないときは、外箱1から仕切り板2を取り外せ
ば、いずれもほぼ平面状に折り畳んで保管することがで
きる。
【0014】
【作用】本発明の繊維状物用梱包箱は、上記のように、
仕切り板を外箱のどこにも固定せず、仕切り板の形状と
収納されるの繊維状物によって固定するので、低コスト
で簡単に繊維状物用梱包箱内を2分することができ、し
かも仕切り板はずれることがないので、2分した双方の
収納室に所定の梱包量で繊維状物を収納することができ
る。
【0015】また、仕切り板を外箱のどこにも固定して
いないので、仕切り板を使用せず、外箱のみでも梱包す
ることができる。さらに、梱包箱から繊維状物を取り出
した後は、外箱と仕切り板のいずれもほぼ平面状に折り
畳んでコンパクトに収納できるため、回収費用を低減す
ることが可能となる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0017】実施例1 図1に示す形状の繊維状物用梱包箱であって、外箱と仕
切り板には段ボール(厚み11mm)製のものを用い、
外箱の中にはビニール袋を入れ、仕切り板には厚さ10
0μmのPETフィルムをラミネートして撥水加工を施
したものを用いた。また、サイズは、外箱が縦の長さ9
60mm、横の長さ720mm、高さ520mmのもの
を使用し、仕切り板が長さ960mm、幅(折り返し部
の長さ)360mm、高さ520mmのものを使用し
た。なお、外箱と仕切り板を別々に折り畳むと、双方と
もほぼ平面になった。
【0018】繊維状物を梱包するに際しては、まず、図
1のように繊維状物用梱包箱を組み立て(外箱の中にビ
ニール袋を入れている)、ポリエステルのノークリンプ
トウをベルトコンベアーで運搬し、スノートにより綾振
りをさせながら、繊維状物用梱包箱の仕切り板に囲まれ
ていない収納室に落下させて80kgを収納した後、仕
切り板に囲まれた収納室にも同様に80kgを収納し、
1箱の重量を160kgとした。このような箱を4箱作
成した。
【0019】梱包した4箱をフォークリフトでトラック
の荷台に2段に積み、約300kmの走行をし、輸送試
験を実施した。その結果、4箱とも仕切り板のズレや劣
化は認められなかった。
【0020】実施例2 外箱のサイズが、縦の長さ1060mm、横の長さ80
0mm、高さ500mm、仕切り板のサイズが、長さ1
060mm、幅(折り返し部の長さ)400mm、高さ
500mmのものに変更した以外は、実施例1と同様な
繊維状物用梱包箱を使用した。この場合も、外箱と仕切
り板を折り畳むと、双方ともほぼ平面になった。
【0021】繊維状物を梱包するに際しては、まず、図
1のように繊維状物用梱包箱を組み立て(外箱の中にビ
ニール袋を入れている)、ポリエステルのクリンプトウ
をベルトコンベアーで運搬し、スノートにより綾振りを
させながら、繊維状物用梱包箱の仕切り板に囲まれてい
ない収納室に落下させて100kgを収納した後、仕切
り板に囲まれた収納室にも同様に100kgを収納し、
1箱の重量を200kgとした。実施例1と同様にして
輸送試験を実施した結果、仕切り板のズレや劣化は認め
られなかった。
【0022】比較例1 折り返しの一方を逆方向にした仕切り板を用いて、実施
例1と同様の方法で実施したところ、仕切り板のズレに
より、収納量は一方が75kgで、他方が85kgにな
って、所定の重量に梱包することができなかった。
【0023】比較例2 実施例1と同様の方法で、仕切り板に囲まれた収納室に
先に繊維状物を充填したところ、仕切り板がズレてしま
い、仕切り板に囲まれた室が105kgで、仕切り板に
囲まれていない室が55kgになって、所定の重量で梱
包することができなかった。
【0024】
【発明の効果】本発明の繊維状物用梱包箱を使用すれ
ば、仕切り板によって、簡単、かつ、低コストで繊維状
物用梱包箱内を2分することができ、しかも仕切り板が
ずれることないので、2分した収納室のいずれにも所定
の梱包量で繊維状物を収納することができる。また、繊
維状物を取り出した後は、外箱と仕切り板を双方ともほ
ぼ平面状に折り畳んでコンパクトに収納できるため、回
収費用を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維状物用梱包箱の一実施態様を示す
斜視図である。
【図2】上記の繊維状物用梱包箱を構成する外箱の一実
施態様を示す斜視図である。
【図3】上記繊維状物用梱包箱を構成する仕切り板の一
実施態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外箱 2 仕切り板 3、4 収納室 A〜H 外箱の角部 I〜P 仕切り板の角部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、外箱内に取り外し自在に装着さ
    れる仕切り板とで構成される繊維状物用梱包箱におい
    て、仕切り板は同一方向に2つの折り返しを有する断面
    が略コ字状を呈し、装着時には対面する二面の外側が外
    箱の内側と接しており、かつ、対面する二面の先端部が
    外箱の内面の角部と接して外箱内に2つの収納室を形成
    することを特徴とする繊維状物用梱包箱。
  2. 【請求項2】 仕切り板に撥水加工が施してある請求項
    1に記載の繊維状物用梱包箱。
  3. 【請求項3】 繊維状物を梱包するに際し、請求項1又
    は2記載の繊維状物用梱包箱を使用して外箱内に仕切り
    板を装着し、次いで、仕切り板に囲まれていない収納室
    に繊維状物を充填して仕切り板を固定した後、仕切り板
    に囲まれている収納室に繊維状物を充填することを特徴
    とする繊維状物の梱包方法。
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