JP2000255453A - 自動車用緩衝部材 - Google Patents

自動車用緩衝部材

Info

Publication number
JP2000255453A
JP2000255453A JP10159899A JP10159899A JP2000255453A JP 2000255453 A JP2000255453 A JP 2000255453A JP 10159899 A JP10159899 A JP 10159899A JP 10159899 A JP10159899 A JP 10159899A JP 2000255453 A JP2000255453 A JP 2000255453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shock absorbing
absorbing member
peripheral side
side wall
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10159899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Fukuda
一人 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daytona Corp
Original Assignee
Daytona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daytona Corp filed Critical Daytona Corp
Priority to JP10159899A priority Critical patent/JP2000255453A/ja
Publication of JP2000255453A publication Critical patent/JP2000255453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の重心を落としても快適な乗り心地を
実現する自動車用緩衝部材を提供することである。 【解決手段】 自動車用緩衝部材において、緩衝部材本
体1を弾性材にて略円錐台形で有底中空とし且つ内外共
に周囲の側壁がベローズ状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシャシー
において振動や衝撃を抑えると共にストッパー機能を有
する緩衝部材(一般にバンパラバーと呼ばれるもの)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のシャシーにおける振動や
衝撃を抑えると共にストッパー機能を有する緩衝部材
(バンパラバー)としては矩形または先端が尖ったU字
形のゴムの無垢材が多く用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、自動車のサス
ペンションを改造してスポーツカー的にシャシーの重心
を低くする、即ち俗に言うローダウンした場合はシャシ
ーの緩衝部材(バンパラバー)が常に車軸ストッパに当
接する状態に近く、走行中の路面状態などによって不快
なゴツゴツやガッツン症状が発生しやすいので乗り心地
は悪いものであった。また、これによって車の耐久性の
低下にも影響する場合も考えられる。本発明は、この問
題を解決するために為されたもので、自動車の重心を落
としても快適な乗り心地を実現する自動車用緩衝部材を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】自動車用緩衝部材におい
て、緩衝部材本体を弾性材にて略円錐台形で有底中空と
し且つ内外共に周囲の側壁がベローズ状に形成すること
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
自動車用緩衝部材について図面に従って説明する。図1
は本発明の斜視図であり、図2は図1の主要部である緩
衝部材を一部切り欠いたA−A断面図である。また図3
は従来の自動車用緩衝部材の斜視図である。図1及び図
2に於いて、符号1は緩衝部材本体、2は鋳込みボル
ト、3はナット、4はブラケットである。図1及び図2
で示すように、緩衝部材本体1は弾性材である加硫ゴム
にて中子と割り型によって肉厚を5mm程度として略円
錐台形で有底中空とし且つ内外共に周囲の側壁がベロー
ズ状に形成する。ブラケット4に取付ける鋳込みボルト
2は溶かしたゴム材と一緒に鋳込んで固定する。ゴムの
硬度はゴム累材の構成割合と加硫処理によって最良のも
のを実際のテスト車両搭載走行テスド結果に基づいて究
明して完成した。
【0006】これを使用するときは、夫々の車種に合わ
せた装着ブラケットと共に一体化されたものをシャシー
の所定場所に装着された該当緩衝部材(例えば図3のよ
うなもの)と交換して装着するだけでよい。その結果、
乗り心地と併せて、余り目立たないところの隠れた個性
的なデザインをも楽しむこともできる。
【0007】次に作用を説明すると、図4で示すように
ショックアブソーバ11のサスペンション有効ストロー
クLの長さ範囲を車が上下するが通常車高のシャシー1
2の場合の緩衝部材13はリヤーサスペンションがフル
ボトム(底まで一杯に作動)した時即ち変動ストローク
がaになった時のみ車軸ストッパ14に当接することと
なり、充分な間隔があるので通常の走行に於ては当発明
品に該当する緩衝部材の衝撃吸収力は車の乗り心地には
殆ど関係しない。しかしながらスポーツ仕様にアレンジ
されたローダウンのシャシー15の場合の本発明品緩衝
部材16は走行中常に車軸ストッパ14に当接しやすい
状態、即ち変動ストロークがbになった時でシャシーと
車軸が極めて少ない間隔となるので、この時取付けられ
た緩衝部材16の衝撃吸収力によって車の乗り心地が大
きく変化する。ここで緩衝部材本体がゴムにて中空とし
且つ内外共に周囲の側壁がベローズ状に形成されている
ので、該緩衝部材が車軸ストッパーに当接する衝撃力に
対応して周囲の側壁が重なるような状態に縮んで撓むこ
とになる。従って、本発明品緩衝部材16はこの衝撃吸
収力が著しく大きくなっているので快適な乗り心地が得
られることである。
【0008】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、自
動車の重心を落としても快適な乗り心地を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の斜視図である。
【図2】は、図1の一部を切り欠いたA−A断面図であ
る。
【図3】は、従来の緩衝部材の斜視図である。
【図4】は、本発明の作用説明概念図である。
【符号の説明】
1 緩衝部材本体 2 鋳込みボルト 3 ナット 4 ブラケット 11 ショックアブソーバ 12 通常車高のシャシー 13 通常車高の緩衝部材 14 車軸ストッパ 15 ローダウンのシャシー 16 本発明品緩衝部材 17 車軸 18 ホィールタイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用緩衝部材において、緩衝部材本
    体(1)を弾性材にて略円錐台形で有底中空とし且つ内
    外共に周囲の側壁がベローズ状に形成されたことを特徴
    とする自動車用緩衝部材。
JP10159899A 1999-03-03 1999-03-03 自動車用緩衝部材 Pending JP2000255453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10159899A JP2000255453A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 自動車用緩衝部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10159899A JP2000255453A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 自動車用緩衝部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000255453A true JP2000255453A (ja) 2000-09-19

Family

ID=14304835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10159899A Pending JP2000255453A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 自動車用緩衝部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000255453A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030426A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Honda Motor Co Ltd クッション体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030426A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Honda Motor Co Ltd クッション体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7976039B2 (en) Upper support apparatus for a vehicle suspension
JP3978177B2 (ja) ロアアームアセンブリー
JP3725346B2 (ja) 防振マウント
KR102452684B1 (ko) 쇽업소버의 인슐레이터 부시, 인슐레이터 조립체 및 그 제조방법
JP2000255453A (ja) 自動車用緩衝部材
KR101816219B1 (ko) 완충력 조절이 가능한 에어 서스펜션의 에어 마운트
KR101488282B1 (ko) 에어 댐핑 방식 부시
KR101162309B1 (ko) 쇽업소버의 더스트 커버
KR102033983B1 (ko) 차량용 부시장치
KR100471829B1 (ko) 상용차 현가장치의 에어스프링
JP2003326932A (ja) ストラット型サスペンション装置
JP2002234302A (ja) 弾性ホイールとサスペンションメンバとの組合せ構造体
JPH07259915A (ja) 車輪のサスペンション装置
JP2000313358A (ja) 自動車用緩衝部材
KR100391418B1 (ko) 스트러트형 현가장치
KR20240002484A (ko) 차량용 서스펜션 장치
KR20220087729A (ko) 쇽 업소버의 인슐레이터
KR100260191B1 (ko) 자동차의 현가장치
KR101125301B1 (ko) 스트럿 가변 인슐레이터
KR101535193B1 (ko) 차량용 부시장치
JPS593287B2 (ja) 自動車用エンジンの支持装置
KR0139695Y1 (ko) 상부 컨트롤 아암의 리바운드 범퍼
KR100380467B1 (ko) 차량용 캐브 마운팅
CN102490829A (zh) 摩托车减振搁脚
KR19980067934U (ko) 자동차용 쇽업소버의 하부마운트