JP2000255342A - 車両用電装品への給電システム及び車両用電装品 - Google Patents

車両用電装品への給電システム及び車両用電装品

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JP2000255342A
JP2000255342A JP11063701A JP6370199A JP2000255342A JP 2000255342 A JP2000255342 A JP 2000255342A JP 11063701 A JP11063701 A JP 11063701A JP 6370199 A JP6370199 A JP 6370199A JP 2000255342 A JP2000255342 A JP 2000255342A
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lamp
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power supply
coil
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Heiji Kuki
平次 九鬼
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用電装品の組み付け作業に伴う給電路の
確立作業を不要にする。 【解決手段】 リアコンビネーションランプ20はラン
プハウス21にターンランプ22とストップランプ23
とを取り付けてなり、バッテリーを電力源として交流を
発生させるインバータ装置27が配設され、その出力側
には一次コイル28が接続されている。その隣に位置す
るトランクリッドランプ30はテールランプ32を備え
ると共に、そのランプ32に電力を供給する二次コイル
35が配設されている。トランクリッド12が閉鎖位置
に至ると、一次コイル28及びコア29と僅かなギャッ
プを隔てて対向状態となり、両コイル28,35が結合
して給電可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導による給
電方式を採用した車両用電装品及びその電装品への給電
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両には多くの電装品が装備されてお
り、その電装品内に設けられた負荷への給電方式は従来
よりワイヤハーネスを利用して行われている。具体的に
は、例えば車両の後部に設けられるリアコンビネーショ
ンランプの場合には、ハウジングにランプや配線路を取
り付けてユニット化したランプユニットを車体に固定
し、車体側には給電線を束ねたワイヤハーネスを引き回
しておき、ワイヤハーネスの先端に設けたコネクタに、
ランプユニットから導出したワイヤハーネスのコネクタ
を接続して給電路を確立するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコネ
クタとワイヤハーネスを利用した給電方式では、ランプ
ユニット等の電装品の車体への取付作業を行い、次に、
ワイヤハーネスのコネクタの接続作業を行う必要があ
り、作業工数が多いという問題がある。
【0004】また、例えばデザイン上の要請からトラン
クリッドの後面にリアコンビネーションランプを配置し
たり、或いは、RV車等の背の高い車両ではブレーキラ
ンプをリアドアの上部にハイマウントランプとして配置
する例がある。このような場合、トランクリッドやリア
ドアは開閉されるから、車体からワイヤハーネスを使用
して給電するには、ドア等のヒンジ部分を跨ぐようにし
てワイヤハーネスを配索し、その上で電装品のコネクタ
と接続して給電路を設けなければならない。このこと
は、ワイヤハーネスの取り回しのためにその全長が長く
なって車両の重量増をもたらし、また、ヒンジ部分での
繰り返し屈曲によってワイヤハーネスが損傷を受けやす
いという問題も惹起させる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、車両用電装品の本体を車両に取り付けることにより
電装品内の負荷への給電路を自ずと構成することができ
てコネクタの接続作業を不要にできる車両用電装品への
給電システム及びその車両用電装品を提供することを目
的とする。また、他の目的は、ドア或いはトランクリッ
ド等の開閉型車両部品に設けられる電装品の場合に、そ
こへの給電路をヒンジに煩わされることなく構成できて
ワイヤハーネスの短縮化を図るところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
車両に取り付けられる車両用電装品に対して電力を供給
するための給電システムであって、車両用電装品の本体
に二次コイルを一体的に設けると共に、その本体には前
記二次コイルに誘導される電力を負荷に供給する給電路
を配設してあり、前記車両側には、前記車両用電装品の
取付位置に対応して前記二次コイルと電磁的に結合可能
な一次コイルを配する一方、その一次コイルに車載直流
電源を電力源として交流を供給するインバータ装置を設
けてあり、前記車両用電装品の本体を車両の所定位置に
取り付けることによりその車両用電装品の前記二次コイ
ルが前記車両の一次コイルに電磁結合可能状態となる構
成としたところに特徴を有する。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1の給電シ
ステムにおいて、前記車両用電装品は、車体に取り付け
られるドア或いはトランクリッド等の開閉型車両部品に
設けられる電装品であって、前記一次コイルは前記車体
のうち前記開閉型車両部品が閉鎖位置にあるときに前記
車両用電装品の二次コイルに対応する位置に設けられる
ところに特徴を有する。
【0008】請求項3の発明は、車体の車両用電装品の
取付位置に対応して設けられた一次コイルに対応可能な
二次コイルが、電装品本体に一体的に設けられると共
に、前記二次コイルにて誘導される電力を電装品本体の
負荷に供給する給電路を備えてなる車両用電装品であっ
て、電装品本体を車両の所定位置に取り付けることによ
り前記二次コイルが前記一次コイルと電磁結合可能状態
となると共に、前記車体側の一次コイルは車載直流電源
を電力源として交流を供給するインバータ装置により励
磁されるものとしたところに特徴を有する。
【0009】請求項4の発明は、車体の静止部位に取り
付けられた第1ランプユニットと、前記車体に取り付け
られるドア或いはトランクリッド等の開閉型車両部品に
設けられ、その開閉型車両部品が閉鎖位置にあるときに
前記第1ランプユニットと隣接状態となる第2ランプユ
ニットとからなる車両用電装品であって、前記第1ラン
プユニットには車載直流電源によって駆動されるインバ
ータ装置により励磁される一次コイルが設けられ、前記
第2ランプユニットには、前記開閉型車両部品への取り
付けによりその開閉型車両部品が閉鎖位置にあるときに
前記一次コイルと対応する位置に二次コイルが設けられ
ると共に、その二次コイルに誘導される電力をランプに
供給する給電路が設けられている構成に特徴を有する。
【0010】
【発明の作用・効果】請求項1の発明に係る給電システ
ム及び請求項3の車両用電装品によれば、車両用電装品
を車両の所定位置に取り付けることによりその車両用電
装品の二次コイルが車両側に固定されている一次コイル
に電磁結合可能状態となる。その一次コイルは、車載直
流電源によって駆動されるインバータによって励磁され
るから、車両用電装品の二次コイルには交流電力が誘導
され、これが電装品内に設けた給電路を通して負荷に供
給される。従って、車両の組立時には、車両用電装品の
取付作業を行えば、自ずと車両側から電装品への給電路
が完成し、従来のようなコネクタの接続作業を不要ない
し削減することができる。
【0011】請求項2の発明によれば、ドア或いはトラ
ンクリッド等の開閉型車両部品が閉鎖位置にあるときに
一次及び二次の両コイルが電磁結合状態となるから、電
力供給を支障なく行い得ると共に、構造が簡単になる。
【0012】請求項4の発明に係る車両用電装品によれ
ば、ドア或いはトランクリッド等の開閉型車両部品が閉
鎖位置になったときに、第1ランプユニットの一次コイ
ルと第2ランプユニットの二次コイルとが電磁結合状態
となって第1ランプユニットから隣の第2ランプユニッ
トに電力が供給される。従って、第2ランプユニットに
対しては専用にワイヤハーネスやコネクタを使用して電
力の給電路を構成する必要がなく、これを車体に取り付
けるだけで給電路が構成され、また、ドア或いはトラン
クリッド等が車体に対して開閉するという事情があって
も、そこへの給電路をヒンジに煩わされることなく構成
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両後部のライテ
ィングシステムに適用した一実施形態について図面を参
照して説明する。車体10の後部にはトランクルーム1
1が設けられると共に、そのトランクルーム11を開閉
する開閉型車両部品であるトランクリッド12が前縁側
を車体10に図示しないヒンジ機構によって回動可能に
取り付けられている。車体10のうち、リアバンパー1
3の上方には、トランクルーム11の開口部の左右両側
に位置して2個のリアコンビネーションランプ20が対
をなして取り付けられており、一方、トランクリッド1
2のうち後端部両側には2個のトランクリッドランプ3
0が上記リアコンビネーションランプ20と並んでデザ
イン的に一体となるように設けられている。
【0014】このリアコンビネーションランプ20及び
トランクリッドランプ30は共に車両に取り付けられる
車両用電装品であり、リアコンビネーションランプ20
は車体の静止部位に取り付けられる第1ランプユニット
に相当し、トランクリッドランプ30はリアコンビネー
ションランプ20と隣接状態となる第2ランプユニット
に相当する。なお、トランクリッドランプ30はトラン
クリッド12が閉鎖位置にあるときに前記リアコンビネ
ーションランプ20と側面同士を対応させた隣接状態と
なる。
【0015】さて、上記リアコンビネーションランプ2
0は、図3及び図4に示すように、プラスチック製のラ
ンプハウス21にターンランプ22とストップランプ2
3とをランプソケット24を介して取り付けてなる。そ
して、上記ランプハウス21内には、車載直流電源であ
るバッテリー40(図5にのみ図示)を電源として交流
を発生させるインバータ装置27が配設され、その出力
側には一次コイル28が接続されている。前記インバー
タ装置27は、作動すると例えば数十kHzの交流を一
次コイル28に供給するようになっており、その一次コ
イル28は一端面側を開放した円筒容器状のフェライト
製のコア29に巻装されてランプハウス21のトランク
リッドランプ30側の側面に固定されている。上述の各
ランプ22,23及びインバータ装置27には電線25
群が接続され、その先端に設けたコネクタ25Aを車体
10の貫通孔10Aに貫通させて車体10内に導出し、
車体10内に配索したワイヤハーネス26に接続するこ
とでバッテリー40に接続される。
【0016】一方、前記トランクリッドランプ30は、
やはり図3及び図4に示すように、プラスチック製のラ
ンプハウス31にテールランプ32をランプソケット3
3を介して取り付けてなり、ランプハウス31内にコア
34に巻装した二次コイル35が配設されている。その
二次コイル35の出力側は整流回路36を介して給電路
に相当する電線37により前記テールランプ32に接続
されており、これにより二次コイル35に誘導される起
電力によってテールランプ32を直流点灯させるように
なっている。上記二次コイル35及びコア34は、ラン
プハウス31のリアコンビネーションランプ20側の側
面に固定されており、トランクリッド12がトランクル
ーム11を閉鎖する閉鎖位置に至ると、図4に示すよう
に一次コイル28及びコア29と僅かなギャップを隔て
て対向状態となる。また、トランクリッド12を開放作
動させる場合には、図2に示すように、一次及び二次の
両コイル28,35は互いに離れて非対向状態となる。
【0017】なお、電気的構成は図5に示す通りであ
り、バッテリー40からの通電路がブレーキスイッチや
ライティングスイッチ等の所要のスイッチ群41を介し
てワイヤハーネス25の形でリアコンビネーションラン
プ20側に導入され、このリアコンビネーションランプ
20から一次及び二次の両コイル28,35の電磁結合
を介してトランクリッドランプ30に接続された状態に
ある。
【0018】本発明は以上の構成であり、その作用は次
の通りである。車両の組立ラインには予め組み立てられ
たリアコンビネーションランプ20,トランクリッドラ
ンプ30等が搬入され、これらが車体10及びトランク
リッド12の所定箇所に組み付けられる。リアコンビネ
ーションランプ20の組み付けに際しては、そのランプ
ハウス21を図示しないネジ等によって車体10に固定
し、さらに、電線25を車体10の貫通孔10Aを貫通
させて車体10側に引き出し、そのコネクタ25Aをワ
イヤハーネス26に接続することで組付けが完了する。
一方、トランクリッドランプ30に関しては、そのラン
プハウス31をトランクリッド12の所定部位に図示し
ないネジ等により固定するだけで、その組み付けが完了
する。ランプハウス31を所定位置に固定すると、既に
取り付けられているリアコンビネーションランプ20の
一次コイル28にトランクリッドランプ30の二次コイ
ル35が電磁結合可能状態となり、トランクリッド12
を閉鎖することにより両コイル28,35が実際に対向
することで電磁結合状態となる。
【0019】車両の走行時、トランクリッド12は閉鎖
位置にあるから、両コイル28,35は対向状態にあ
る。夜間の走行状況となってテールランプ32の点灯操
作がされると、インバータ装置27にバッテリー40か
らの電力が供給され、これに基づき一次コイル28に高
周波交流が流される。この結果、この一次コイル28に
対向して電磁結合状態にある二次コイル35には交流起
電力が誘導され、これが整流回路36により整流されて
テールランプ32に供給され、テールランプ32が点灯
される。
【0020】以上述べたように、本実施形態によれば、
トランクリッドランプ30をトランクリッド12に組み
付けるだけで、内蔵したテールランプ32への電力供給
路が確立されるから、テールランプ32への電力供給路
を構成するためのワイヤハーネスの配索・接続等の作業
が不要になり、組立作業が簡単になる。しかも、一次コ
イル28と二次コイル35との電磁結合によって電力を
供給する非接触給電であるから、多少の組み付け誤差は
気にすることなく作業を行うことができ、作業能率は高
くできる。
【0021】また、仮に、従来のように車体10からワ
イヤハーネスを使用してトランクリッドランプ30に給
電する場合には、リアコンビネーションランプ20へ独
立の給電路を構成し、これとは別に、車体10側からト
ランクリッド12のヒンジ機構を跨ぐようにして別のワ
イヤハーネスを配索し、さらにそのワイヤハーネスの先
端をトランクリッド12の後部まで配索し、その上でコ
ネクタを接続してトランクリッドランプ30への給電路
を完成させねばならない。このため、ワイヤハーネス全
体が必然的に長くなって車両の重量増をもたらし、ま
た、ヒンジ部分での繰り返し屈曲によってワイヤハーネ
スが損傷を受けやすいという問題も懸念されていた。
【0022】これに対して、本実施形態では、リアコン
ビネーションランプ20へは従来と同様にワイヤハーネ
スを利用して給電路を構成するものの、トランクリッド
ランプ30に関しては単にこれをトランクリッド12に
取り付けるだけで自ずと給電路が構成されるから、特別
にワイヤハーネスの配索が不要であり、作業能率の向上
のみならず、車両の軽量化も併せて図ることができる。
【0023】<他の実施形態>
【0024】本発明は上記記述及び図面によって説明し
た実施の形態に限定されるものではなく、例えば次のよ
うな実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0025】(1)上記実施形態では、リアコンビネー
ションランプ20とトランクリッドランプ30のとの間
の給電システムに適用した例を示したが、これに限ら
ず、車体10からリアコンビネーションランプ20への
給電システムに本発明を適用することもできる。この場
合には、一次コイルを、車体のうちリアコンビネーショ
ンランプの取付位置に予め固定しておき、リアコンビネ
ーションランプ側にはこれを車体に組み付けたときに上
記一次コイルに対向状態となる位置に二次コイルを配設
する構成とすればよい。
【0026】(2)本発明が適用される電装品として
は、ライティングシステムに限らず、ウインドガラスの
ワイパー装置、電動式フェンダーミラー、パワーシート
の駆動装置等の他の車両用電装品であってもよく、その
電装品の本体と一体的に二次コイルを設け、車体側には
電装品の取付位置に一次コイルを配置しておき、電装品
が取り付けられると、上記各コイルが電磁結合可能とな
ればよい。また、車両前席に設けられるランプ付のバニ
ティーミラー装置に適用することもでき、バニティーミ
ラー装置の取付基部に二次コイルを収容しておき、車体
側には一次コイルを配置しておき、その取付基部を車体
に取り付けることにより、一次及び二次の両コイルが電
磁結合可能となるように構成すればよい。要は、車両用
電装品には、その本体と一体的に設けられた二次コイル
と、そこに誘導される電力を負荷に供給する給電路とが
設けられていればよく、それにより電装品本体を車体に
取り付けることによって電磁結合を介した給電路が自ず
と構成されるようになっていれば良い。
【0027】(3)また、ドアやトランクリッド等の開
閉される開閉型車両部品に取り付けられる電装品に適用
すれば、ヒンジ動作によってワイヤハーネスが屈曲変形
を繰り返し受けて損傷することを防止できるという顕著
な効果が得られる。このようなヒンジ機構を利用した開
閉型車両部品に本発明を適用する場合、一次及び二次の
コイル及びコアの軸心を、ヒンジ機構の回動軸と同心と
なるように配置すれば、ドアやトランクリッドの開閉動
作に関わらず、両コイルを常に対向状態として常に電力
を供給可能とすることができる。
【0028】(4)上記実施形態では電磁結合方式によ
って給電される負荷はテールランプ32の1個のみとし
たが、もちろん複数の負荷に給電することもできる。こ
の場合、負荷毎に動作を制御する必要がある場合には、
制御信号を光(赤外線)や電波を使用した伝送方式によ
って送信すればよい。なお、光を利用して制御信号を各
電装品に送信する場合には、一次コイル側に発光素子、
二次コイル側に受光素子を設ける構成とすることができ
る。
【0029】(5)上記実施形態では、インバータ装置
27をリアコンビネーションランプ内に配置したが、こ
れに限らず、車体のいずれかの箇所に配置し、ここから
ケーブルを引いて一次コイルに給電する構成としてもよ
い。このようにすると、複数の一次コイルを使用する場
合に、インバータ装置を共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す車両後部の斜視図
【図2】同じくトランクリッドを一部開放した斜視図
【図3】リアコンビネーションランプ及びトランクリッ
ドランプの分解斜視図
【図4】トランクリッドの閉鎖位置で示すリアコンビネ
ーションランプ及びトランクリッドランプの横断面図
【図5】電気的構成を示す回路図
【符号の説明】
12…トランクリッド(開閉型車両部品) 20…リアコンビネーションランプ(第1ランプユニッ
ト) 22…ターンランプ(負荷) 23…ストップランプ(負荷) 27…インバータ装置 28…一次コイル 30…トランクリッドランプ(第2ランプユニット) 32…テールランプ(負荷) 35…二次コイル 40…バッテリー(車載直流電源)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取り付けられる車両用電装品に対
    して電力を供給するものであって、前記車両用電装品の
    本体に二次コイルを一体的に設けると共に、その本体に
    は前記二次コイルに誘導される電力を負荷に供給する給
    電路を配設してあり、前記車両側には、前記車両用電装
    品の取付位置に対応して前記二次コイルと電磁的に結合
    可能な一次コイルを配する一方、その一次コイルに車載
    直流電源を電力源として交流を供給するインバータ装置
    を設けてあり、前記車両用電装品の本体を車両の所定位
    置に取り付けることによりその車両用電装品の前記二次
    コイルが前記車両の一次コイルに電磁結合可能状態とな
    ることを特徴とする車両用電装品への給電システム。
  2. 【請求項2】 前記車両用電装品は、車体に取り付けら
    れるドア或いはトランクリッド等の開閉型車両部品に設
    けられる電装品であって、前記一次コイルは前記車体の
    うち前記開閉型車両部品が閉鎖位置にあるときに前記車
    両用電装品の二次コイルに対応する位置に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用電装品への給電シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 車体の車両用電装品の取付位置に対応し
    て設けられた一次コイルに対応可能な二次コイルが、電
    装品本体に一体的に設けられると共に、前記二次コイル
    にて誘導される電力を電装品本体の負荷に供給する給電
    路を備えてなる車両用電装品であって、前記電装品本体
    を車両の所定位置に取り付けることにより前記二次コイ
    ルが前記一次コイルと電磁結合可能状態となると共に、
    前記車体側の一次コイルは車載直流電源を電力源として
    交流を供給するインバータ装置により励磁されるもので
    ある車両用電装品。
  4. 【請求項4】 車体の静止部位に取り付けられた第1ラ
    ンプユニットと、前記車体に取り付けられるドア或いは
    トランクリッド等の開閉型車両部品に設けられ、その開
    閉型車両部品が閉鎖位置にあるときに前記第1ランプユ
    ニットと隣接状態となる第2ランプユニットとからなる
    車両用電装品であって、前記第1ランプユニットには車
    載直流電源によって駆動されるインバータ装置により励
    磁される一次コイルが設けられ、前記第2ランプユニッ
    トには、前記開閉型車両部品への取り付けによりその開
    閉型車両部品が閉鎖位置にあるときに前記一次コイルと
    対応する位置に二次コイルが設けられると共に、その二
    次コイルに誘導される電力をランプに供給する給電路が
    設けられていることを特徴とする車両用電装品。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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