JP2000255139A - データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2000255139A
JP2000255139A JP11058713A JP5871399A JP2000255139A JP 2000255139 A JP2000255139 A JP 2000255139A JP 11058713 A JP11058713 A JP 11058713A JP 5871399 A JP5871399 A JP 5871399A JP 2000255139 A JP2000255139 A JP 2000255139A
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聡 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフライン制御が必要であると判定された場
合に、印刷ジョブにオフラインコマンドを自動的に付加
してプリンタに転送し、当該オフラインコマンドにより
プリンタをオフライン状態に自動的に遷移させることで
ある。 【解決手段】 アプリケーション502より印刷開始コ
マンドを取得して、特定のプレプリントジョブを満足し
ているかどうかを判定ファイル510を参照して判定
し、該判定を満足する場合にネットワークプリンタ50
9をオフライン状態に自動遷移させるオフラインコマン
ドを印刷ジョブの先頭に付加して転送する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に印刷ジ
ョブを出力可能なデータ処理装置およびデータ処理方法
およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷装置では、無垢の用紙と何ら
かのフォーマット等が印刷されたプレプリント用紙とに
対する印刷はユーザ個々の責任において運用されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ユーザにと
って間違った用紙(例えば無垢の用紙に印刷したい場合
に、プレプリント用紙が選択されていたり、その逆の状
態の用紙)がセットされていても通常通り印刷されてし
まい、印刷結果を保証できないといった問題があった。
【0004】特に、ネットワークに接続されたプリンタ
を複数のユーザで共有する場合には、印刷順を保証する
ことができず、プリンタにプレプリント用紙を給紙した
にも拘わらず、別のユーザからの印刷が割り込んでしま
い、プレプリント用紙に不正なデータが印刷されること
があった。
【0005】また、指定したプレプリント用紙へ印刷し
たにもかかわらず、別のユーザによって給紙用紙が変更
された場合、間違った用紙にプレプリント文書が印刷さ
れてしまうという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、所定の判定情報に基づいて、アプリケ
ーションから印刷要求された際に、発行される印刷ジョ
ブが、印刷装置においてオフライン制御が必要であると
判定された場合に、印刷ジョブにオフラインコマンドを
付加してプリンタに転送することにより、印刷装置を共
有する印刷環境において、いずれかのデータ処理装置か
ら要求される印刷ジョブがオフライン制御が必要である
ことを識別して印刷装置をオフライン状態に自動的に遷
移させることにより、ユーザが意図するプレプリントジ
ョブを優先処理させて、プレプリントジョブ要求と他の
データ処理装置からの印刷ジョブ要求とが競合してもユ
ーザにとって不具合な印刷出力となってしまう事態を確
実に回避できる印刷環境を自在に構築することができる
データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、印刷装置に印刷ジョブを出力可能なデータ処理装置
であって、所定の判定情報に基づいて、アプリケーショ
ンから印刷要求された際に、発行される印刷ジョブが、
印刷装置においてオフライン制御が必要であるか否かを
判定する判定手段と、前記判定手段により前記印刷ジョ
ブがオフライン制御が必要であると判定された場合に、
前記印刷ジョブにオフラインコマンドを付加するコマン
ド付加手段とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記判定情報
を設定する設定手段を有するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記判定手段
が、ジョブ情報を収集するジョブ情報収集手段(図6に
示すジョブ情報収集部503)を含むものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記コマンド
付加手段が、前記印刷ジョブの先頭にオフラインコマン
ドを付加するジョブ拡張手段(図6に示すジョブ拡張部
504)を含むものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記判定情報
は、印刷アプリケーション名,印刷ドキュメント名,プ
レプリント用紙サイズ,用紙の給紙方法を規定する判定
ファイルである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記ジョブ情
報収集手段が、所定のOSに基づくシステムで提供され
る描画関数中の印刷開始関数を取得して特定の印刷ジョ
ブ情報を収集するものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、前記ジョブ拡
張手段は、前記判定手段により特定される前記プレプリ
ントジョブの先頭に前記ネットワーク印刷装置が前記プ
リンタオフラインコマンドであると解釈可能な固有のプ
リンタ制御コマンドを付加挿入するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記描画関数
が、グラフィックデバイスインタフェース関数である。
【0015】本発明に係る第9の発明は、プリンタ制御
コマンドを生成する生成手段(図6に示すプリンタドラ
イバ506)を有するものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、プリンタ制
御コマンドを前記印刷装置に送信する送信制御手段を有
する(図6に示すモニタ508)ものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、印刷装置に
印刷ジョブを出力可能なデータ処理装置におけるデータ
処理方法であって、所定の判定情報に基づいて、アプリ
ケーションから印刷要求された際に、発行される印刷ジ
ョブが、印刷装置においてオフライン制御が必要である
か否かを判定する判定工程(図8に示すステップS10
03,S1005)と、前記判定工程により前記印刷ジ
ョブがオフライン制御が必要であると判定された場合
に、前記印刷ジョブにオフラインコマンドを付加するコ
マンド付加工程(図9に示すステップS2008)とを
有するものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、前記判定情
報を設定する設定工程を有するものである。
【0019】本発明に係る第13の発明は、前記判定工
程が、アプリケーションから発行されるコマンド中から
印刷開始コマンドを取り出して特定の印刷ジョブ情報を
収集するジョブ情報収集工程(図8に示すステップS1
001,S1002)を含むものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、前記コマン
ド付加工程が、前記印刷ジョブの先頭にオフラインコマ
ンドを付加するジョブ拡張工程(図8に示すステップS
1006,S1007)を含むものである。
【0021】本発明に係る第15の発明は、前記判定情
報が、印刷アプリケーション名,印刷ドキュメント名,
プレプリント用紙サイズ,用紙の給紙方法を規定する判
定ファイルである。
【0022】本発明に係る第16の発明は、前記ジョブ
情報収集工程が、所定のOSに基づくシステムで提供さ
れる描画関数中の印刷開始関数を取得して特定の印刷ジ
ョブ情報を収集するものである。
【0023】本発明に係る第17の発明は、前記ジョブ
拡張工程が、前記判定工程により特定される前記プレプ
リントジョブの先頭に前記ネットワーク印刷装置が前記
プリンタオフラインコマンドであると解釈可能な固有の
プリンタ制御コマンドを付加挿入するものである。
【0024】本発明に係る第18の発明は、前記描画関
数が、グラフィックデバイスインタフェース関数であ
る。
【0025】本発明に係る第19の発明は、プリンタ制
御コマンドを生成する生成工程を有するものである。
【0026】本発明に係る第20の発明は、プリンタ制
御コマンドを前記印刷装置に送信する送信制御工程を有
するものである。
【0027】本発明に係る第21の発明は、印刷装置に
印刷ジョブを出力可能なデータ処理装置を制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体であって、所定の判定情報に基づいて、アプリケーシ
ョンから印刷要求された際に、発行される印刷ジョブ
が、印刷装置においてオフライン制御が必要であるか否
かを判定する判定工程(図8に示すステップS100
3,S1005)と、前記判定工程により前記印刷ジョ
ブがオフライン制御が必要であると判定された場合に、
前記印刷ジョブにオフラインコマンドを付加するコマン
ド付加工程(図9に示すステップS2008)とを有す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体
に格納したものである。
【0028】本発明に係る第22の発明は、前記判定情
報を設定する設定工程を有するコンピュータが読み出し
可能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0029】本発明に係る第23の発明は、前記判定工
程が、アプリケーションから発行されるコマンド中から
印刷開始コマンドを取り出して特定の印刷ジョブ情報を
収集するジョブ情報収集工程(図8に示すステップS1
001,S1002)を含むコンピュータが読み出し可
能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0030】本発明に係る第24の発明は、前記コマン
ド付加工程が、前記印刷ジョブの先頭にオフラインコマ
ンドを付加するジョブ拡張工程(図8に示すステップS
1006,S1007)を含むコンピュータが読み出し
可能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0031】本発明に係る第25の発明は、前記判定情
報が、印刷アプリケーション名,印刷ドキュメント名,
プレプリント用紙サイズ,用紙の給紙方法を規定する判
定ファイルであるコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを記憶媒体に格納したものである。
【0032】本発明に係る第26の発明は、前記ジョブ
情報収集工程が、所定のOSに基づくシステムで提供さ
れる描画関数中の印刷開始関数を取得して特定の印刷ジ
ョブ情報を収集するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを記憶媒体に格納したものである。
【0033】本発明に係る第27の発明は、前記ジョブ
拡張工程が、前記判定工程により特定される前記プレプ
リントジョブの先頭に前記ネットワーク印刷装置が前記
プリンタオフラインコマンドであると解釈可能な固有の
プリンタ制御コマンドを付加挿入するコンピュータが読
み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。
【0034】本発明に係る第28の発明は、前記描画関
数が、グラフィックデバイスインタフェース関数である
コンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に
格納したものである。
【0035】本発明に係る第29の発明は、プリンタ制
御コマンドを生成する生成工程を有するコンピュータが
読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したもので
ある。
【0036】本発明に係る第30の発明は、プリンタ制
御コマンドを前記印刷装置に送信する送信制御工程を有
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒
体に格納したものである。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を詳細に説明する。
【0038】図1は、本発明に係るデータ処理装置を適
用可能な印刷システムの一例を示す図であり、本実施形
態では、クライアントコンピュータは、n台接続されて
いるが、図中では4台の場合を示す。
【0039】図において、101〜104はクライアン
トコンピュータ(クライアント)で、ネットワークケー
ブルによりネットワーク106に接続され、アプリケー
ションプログラム等の各種のプログラムを実行可能であ
り、印刷データを作成するプリンタドライバを搭載して
いる。
【0040】105はネットワークプリンタであり、ネ
ットワークインタフェースを介してネットワーク106
と接続されており、いずれかのクライアントコンピュー
タから送信される印刷データを印刷処理する。なお、ネ
ットワーク106は、所定のプロトコルでクライアント
コンピュータ101〜104とプリンタ105との通信
を可能としている。
【0041】図2は、図1に示したクライアントコンピ
ュータ101〜104の構成を説明するブロック図であ
り、各クライアントコンピュータ101〜104は、拡
張可能な資源(RAMの容量,CPUの動作クロック,
ハードディスクの容量)を除いて、共通するハード資源
により構成されるものとする。
【0042】図2において、200はCPUで、ハード
ディスク(HD)205に格納されているアプリケーシ
ョンプログラム,プリンタドライバプログラム,OSや
プレプリント印刷自動判別プログラム,関連プログラム
等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な
情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
【0043】201はROMで、基本I/Oプログラム
等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデー
タ,テンプレート用データ等の各種データを記憶する。
203はフロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドラ
イブであり、図3に示すようにFDドライブ203を通
じてFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュ
ータシステムにロードすることができる。
【0044】205はハードディスク(HD)で、アプ
リケーションプログラム,プリンタドライバプログラ
ム,OS,プレプリント印刷自動判別プログラム,関連
プログラム等を格納している。
【0045】206はキーボードであり、ユーザがクラ
イアントコンピュータに対して、デバイスの制御コマン
ドの命令等を入力指示するものである。207はディス
プレイであり、キーボード206から入力したコマンド
や、プリンタの状態等を表示したりするものである。2
08はシステムバスであり、クライアントコンピュータ
内のデータの流れを司るものである。
【0046】図3は、図1に示したクライアントコンピ
ュータの一例を示すシステム外観を示す図である。
【0047】図において、204はフロッピーディスク
で、所定のOSに準拠してフォーマットされて、図4に
示すメモリマップに従う所定のディレクトリには後述す
るプレプリント印刷自動判別プログラムおよび関連デー
タが格納されている。
【0048】図4は、図3に示したフロッピーディスク
204のメモリマップを説明する図である。
【0049】図において、400は前記FD204のデ
ータ内容、401はデータの情報を示すボリューム情
報、402はディレクトリ情報、403はプレプリント
印刷自動判別プログラム、404は関連データで、プレ
プリント印刷自動判別プログラム403により参照され
る。なお、プレプリント印刷自動判別プログラム403
は、後述するプレプリント印刷自動判別制御手順のフロ
ーチャートに基づいてプログラムコード化されたもので
ある。
【0050】図5は、図2に示したRAM202のメモ
リマップを示す図であり、本プレプリント印刷自動判別
プログラムがRAM202にロードされて、実行可能と
なった状態のメモリマップに対応する。
【0051】本実施形態では、FD204からプレプリ
ント印刷自動判別プログラム及び管理データを直接RA
M202にロードして実行させる例を示すが、これ以外
にも、ハードディスク205からRAM202へロード
するように構成してもよい。
【0052】また、本プレプリント印刷自動判別プログ
ラムを記録する媒体には、FD以外にCD−ROM,I
Cメモリカード等であっても良い。更に、本プレプリン
ト印刷自動判別プログラムをROM201に記録してお
き、これをメモリマップの一部となすように構成し、直
後CPU200で実行するように構成することも可能で
ある。
【0053】図において、301は基本I/Oプログラ
ムであり、本制御装置の電源がONされたときに、ハー
ドディスク205からOSがRAM202に読み込ま
れ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログ
ラムローディング)機能等を有しているプログラムが入
っている領域である。
【0054】302はOSで、各種のシステムプログラ
ム,デバイスマネージャー等を含んでいる。303はプ
レプリント印刷自動判別システムで、フロッピーディス
ク204等からロードされる。304は関連データで、
プレプリント印刷自動判別システム303に参照される
データであり、フロッピーディスク204等からロード
される。305はワークエリアで、CPU200が本プ
レプリント印刷自動判別プログラムを実行する際にラン
ダムに確保される。
【0055】図6は、図1に示した各クライアントコン
ピュータ101〜104のソフトモジュールの構成を説
明するブロック図であり、各モジュールは、例えばFD
204より供給されるものとする。
【0056】図において、501はクライアントコンピ
ュータのソフトモジュール全体、502は市販の各種の
アプリケーションソフト、503は印刷ジョブ収集部で
あり、OS(本実施形態では、米国のマイクロソフト社
のWindows(登録商標))に準拠する印刷処理に
係る全ての情報を収集する。504はジョブ拡張部で、
印刷ジョブ収集部503で判定されたプレプリント印刷
ジョブの先頭にプリンタオフラインコマンドを埋め込
む。505は描画コマンド処理部(GDI)で、Win
dowsシステムGDI関数を提供する。
【0057】なお、ジョブ情報収集部503は、GDI
505のGDI関数として提供される印刷開始コマンド
であるStartDoc()をHOOKすることで、W
indowsの印刷処理に関わるすべての情報を修正
し、判定ファイル510と照らし合わせて指定されたプ
レプリント印刷であることを判定処理する。
【0058】また、上記各モジュールは、プレプリント
印刷自動判別システムを構成するものであり、記憶媒
体、本実施形態では、FD204から供給される。
【0059】以下、上記のように構成された印刷制御装
置において、クライアントコンピュータ101からネッ
トワーク106に印刷ログを行ったときのプレプリント
印刷の自動判別処理を説明する。なお、使用するOSと
しては、Windowsとする。
【0060】クライアントコンピュータ上で、アプリケ
ーション502はGDI505を通して印刷を開始す
る。このとき、GDI関数のHOOKモジュール(横取
りモジュール)として登録しているジョブ情報収集部5
03が呼び出されることになり、印刷ジョブのドキュメ
ント名、および印刷アプリケーション名を収集し、判定
ファイル510に記述されたものと一致するかどうかを
判定し、該判定により一致した場合は、印刷ジョブID
とアプリケーション名の組み合わせテーブルを関連デー
タ304に保持する。
【0061】なお、HOOKとは、システムが提供して
いる標準コマンドを横取りし、標準コマンドを自由にカ
スタマイズできるデータ処理機構を意味するものとす
る。
【0062】次に、アプリケーション502が印刷ペー
ジの作成を開始する。このとき、GDI関数のHOOK
モジュールとして登録しているジョブ拡張部504が呼
び出されることになり、呼び出したアプリケーション名
から、前記組み合わせテーブルに登録された印刷ジョブ
IDを検索する。
【0063】そして、検索した印刷ジョブのジョブ情報
にセットされている出力用紙,給紙方法と判定ファイル
510に記述されたものとが一致した場合には、指定さ
れたプレプリント印刷であると断定し、印刷ジョブの先
頭にプリンタオフラインコマンドを挿入する。
【0064】この後、アプリケーション502で通常の
印刷ジョブ作成処理が実行され、GDI関数505,プ
リンタドライバ506を介してスプーラ507に送られ
る。スプーラ507からネットワークプリンタ509に
送られたプレプリント印刷ジョブは、プリンタ内部で解
析され、前記先頭に付加したプリンタオフラインコマン
ドを解析した時点で、ネットワークプリンタ509がオ
フラインとなり、ユーザオペレーションによってオンラ
イン状態になるまで、ネットワークプリンタ509を一
時的にオフラインとし、他のクライアントからのジョブ
が印刷されることなく、給紙トレイにセットされたプレ
プリント用紙に印刷できることになる。
【0065】このようにして、プレプリント印刷自動判
別システムは、複数のクライアントから印刷した場合、
指定されたプレプリント印刷に限り、プリンタを自動的
にオフラインにすることで、プレプリント用紙への間違
ったユーザからの印刷データを出力してしまう事態を防
止する。
【0066】なお、本実施形態では、OSとしてデファ
クトスタンダードなWindowsを用いた場合を例と
して説明したが、これに限られるものではなく、OS/
2等の他のOSでも構築することが可能である。
【0067】図7は、図6に示した判定ファイル510
のフォーマットの一例を示す図であり、プレプリント印
刷時に、使用される印刷ドキュメント名,用紙サイズ,
給紙トレイおよび印刷アプリケーションを指定する。
【0068】図において、「“”」で囲まれた文字列あ
るいはシステムで定義された定義値を記述することにな
る。
【0069】また、〔Section〕以下にプレプリ
ント印刷の条件項目をカンマ区切りで記述する。
【0070】本例では、図7に示すように、“帳票1”
は、印刷ドキュメント名を示し、“A4”は出力用紙が
A4であることを示す。そして、図中の「:」に続く
“1”は、システムで定義されている用紙サイズ識別I
Dを示す。この用紙サイズ識別IDは、システムによっ
て異なるため省略も可能である。
【0071】また、”手差しトレイ”は、給紙トレイを
示し、この他に上段トレイ、中段トレイ等を指定でき
る。これは、プリンタの装着状況によって自由に変更可
能である。最後に、“Word Processor”
はアプリケーションを示し、本例では、アプリケーショ
ンWord Processorを使って、印刷ファイ
ル“帳票1”を手差しトレイを指定して、A4サイズの
プレプリント用紙に印刷すると、印刷データがプリンタ
に送られ印刷が開始される直前でプリンタがオフライン
となる。
【0072】図8は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、ジョブ情報収集部503が実行するデータ処理
手順に対応する。なお、S1001〜S1008は各ス
テップを示す。
【0073】本第1のデータ処理は、アプリケーション
からの印刷開始コマンドを受け付けた際にジョブIDを
割り付ける処理である。これは、例えばWindows
のシステムでは、アプリケーションから印刷開始コマン
ドを受け付けるタイミングに対して、その後の描画関数
を受け付けるタイミングが遅くなり間に別のデータが入
ることがあり、そのため描画関数を受け付けたときに、
印刷開始コマンドで受け付けたジョブと同じであるかわ
からなくなることがある。よって、後述する第2のデー
タ処理で同じジョブであるかを判断するためのジョブI
Dの割り付け処理である。
【0074】なお、当該処理の概要は、アプリケーショ
ン502の印刷開始コマンドが実行された時点で呼び出
されたならば、HOOK先関数として登録されている印
刷ジョブ情報収集処理が呼び出され、そのときに引数と
して渡された印刷ドキュメント名を取得し、予めハード
ディスク205に登録されている判定ファイル510に
記述された印刷ドキュメント名と一致するかどうかを判
断する。ドキュメント名が一致したなら、アプリケーシ
ョン名が一致するかどうかを判断する。
【0075】そして、該判断で両方とも一致したなら、
プレプリント印刷であると判断し、システムが提供する
印刷開始コマンドを実行し、そのときの返却値であるジ
ョブIDと印刷アプリケーション名の組み合わせテーブ
ルをプロセスで共有可能なワークエリア305に格納す
る。
【0076】ここで、格納された組み合わせテーブル
は、印刷アプリケーション502で、印刷ジョブの作成
処理が実行された時に呼び出される印刷ジョブ拡張処理
部504で、ジョブを判別する条件として利用される。
【0077】先ず、印刷アプリケーション502で、印
刷の開始(StartDoc)が実行されたときに、ジ
ョブ情報収集部503が立ち上がり、描画関数(GDI
関数)をGDIに渡す前に受け取り、ステップS100
1において、判定ファイル510を読み込み、判定ファ
イルに記述されている印刷ドキュメント名,印刷アプリ
ケーション名をワークエリア305の図示しない変数P
aramDocname,変数ParamApplic
ationにそれぞれ格納する。
【0078】次に、ステップS1002において、ジョ
ブ情報収集部503は、アプリケーションから引数で渡
された印刷ドキュメント名を取得し、ステップS100
3において、ワークエリア305に格納されている前記
変数ParamDocnameを比較して、アプリケー
ションから印刷要求されたジョブが予め判定ファイル5
10に登録されているプレプリント印刷かどうかを判定
する。そして、判定の結果、一致しなかった場合には、
ステップS1008において、ジョブ情報収集部503
は、システム(例えば、GDI505)が提供している
標準のStartDoc()を呼び出し、アプリケーシ
ョンに制御を戻す。ステップS1003の判断の結果、
ドキュメント名が一致した場合には、ステップS100
4において、ジョブ情報収集部503は、印刷開始コマ
ンドを発行したアプリケーションから引数で渡されたア
プリケーション名を取得する。
【0079】次に、ステップS1005において、ジョ
ブ情報収集部503は、ステップS1004で取得した
アプリケーション名と、ワークエリア305に格納され
ている変数ParamApplicationに格納さ
れたアプリケーション名を比較して、判定ファイル51
0で指定されたアプリケーションかどうかを判別する。
そして、該判別の結果、一致しなかった場合には、ステ
ップS1008において、ジョブ情報収集部503は、
システムが提供しているStartDoc()を呼び出
し、アプリケーションに制御を戻す。
【0080】一方、ステップS1005の判別の結果、
アプリケーション名も一致した場合には、ステップS1
006において、ジョブ情報収集部503は、システム
が提供するStartDoc()を呼び出す。ここで
は、すぐにはアプリケーションに制御を戻さずにステッ
プS1007の処理を行う。
【0081】次に、ステップS1007において、ジョ
ブ情報収集部503は、StartDoc()の返却値
をジョブを識別するためのジョブIDと、変数Para
mApplicationに格納されたアプリケーショ
ン名を組み合わせたリストテーブルを作成し、後述する
印刷ジョブ拡張処理で識別する検索テーブルとして、ワ
ークエリア305に格納する。その後、アプリケーショ
ンに制御を戻し、ジョブ情報収集部503は、処理を終
了する。
【0082】本実施形態では、Windowsシステム
のGDIが提供するStartDoc()の返却値が、
ユニークであることを利用して、この返却値をジョブを
識別するためのジョブIDとして用いたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ジョブ情報収集部503
が独自にジョブIDを割り付けてもよい。
【0083】なお、既に登録されたアプリケーション名
があるなら、新規にテーブルを追加することはせず、新
しいジョブIDと組み合わせることになる。ここで、作
成されるリストテーブルは、既知の技術を使用する。
【0084】以上の結果、印刷アプリケーション名と印
刷ドキュメント名をキーとしたプレプリント印刷判別の
第1ステップと、印刷ジョブ拡張部504で識別する検
索テーブルの作成が可能となる。
【0085】図9は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、ジョブ拡張部504が実行するデータ処理手順
に対応する。なお、S2001〜S2009は各ステッ
プを示す。
【0086】なお、当該処理の概要は、アプリケーショ
ン502で印刷開始処理に引き続き、IN差tページ開
始(StartPage)が呼び出されたならば、HO
OK先関数として登録されている印刷ジョブ拡張処理が
呼び出され、カレントプロセスである呼び出し元アプリ
ケーション名と、ジョブ情報収集部503による印刷ジ
ョブ情報収集処理で作成された検索テーブルに基づい
て、アプリケーションが現在印刷しているジョブを識別
する。そして、識別したジョブのジョブ情報の中に格納
されている出力用紙サイズ、給紙方法と、前記判定ファ
イルで定義した出力用紙サイズ、給紙方法とを比較し、
両者が一致したなら、プレプリント印刷と断定し、印刷
ジョブの先頭にプリンタオフラインコマンドをセットす
る。
【0087】その後は、通常の印刷ジョブ作成処理が続
行され、プリンタドライバ506,GDI505,スプ
ーラ507を経由して、ネットワークプリンタ509に
印刷ジョブとして送信される。
【0088】そして、ネットワークプリンタ509が、
この印刷ジョブにセットされたオフラインコマンドを解
析すると、印刷ジョブを展開する前にプリンタがオフラ
イン状態となる。ここで、このプレプリント印刷ジョブ
の所有者が、指定した給紙トレイに指定したプレプリン
ト用紙がセットされていることを確認した後、手動でネ
ットワークプリンタ509をオンラインにすれば、印刷
ジョブの内容がネットワークプリンタ509内部で展開
され、指定されたプレプリント用紙に出力されることに
なる。
【0089】先ず、アプリケーション502で印刷開始
処理に引き続き、印刷ページ開始(StartPag
e)が実行されたときにジョブ拡張部504が立ち上が
り、ステップS2001において、プレプリントするた
めの印刷ジョブを識別するためのジョブIDを検索する
ためのキーとして、アプリケーション名を取得する。
【0090】次に、ステップS2002において、ジョ
ブ拡張部504は、取得したアプリケーション名をキー
にジョブ情報収集部503で作成したワークエリア30
5内のプロセスで共有可能なリストテーブルを検索す
る。
【0091】次に、ステップS2003において、検索
の結果、ジョブ情報収集部503で受け取ったジョブI
Dが見つからなかったならば、ステップS2009にお
いて、ジョブ拡張部504はシステム(例えば、GDI
505)が提供するStartPage()を呼び出
し、アプリケーション502に制御を移し、通常の印刷
ジョブとしてGDI505にデータを流し、プリンタド
ライバ506で印刷コマンドを生成する処理を実行す
る。
【0092】一方、ステップS2003で、ジョブ情報
収集部503で受け取ったジョブIDが見つかったなら
ば、ステップS2004において、ジョブ拡張部504
は、アプリケーションから印刷ジョブ情報(用紙サイ
ズ,給紙方法を含む)を取得する。
【0093】次に、ステップS2005において、ジョ
ブ拡張部504は、判定ファイル510を読み込み、判
定ファイルにアプリケーション名とドキュメント名に対
応して記述された用紙サイズ,給紙方法をワークエリア
305の図示しない変数ParamPaperSiz
e,変数ParamInputTrayにそれぞれ格納
する。
【0094】そして、ステップS2006で、ジョブ拡
張部504は、変数ParamPaperSizeと、
ステップS2004において取得した用紙サイズとを比
較し、判断の結果、用紙サイズが一致しなかった場合に
は、ステップS2009において、ジョブ拡張部504
はシステムが提供するStartPage()を呼び出
し、アプリケーションに制御を戻し、通常の印刷ジョブ
として実行する。
【0095】一方、ステップS2006で、出力用紙が
一致すると判断された場合は、ステップS2007にお
いて、ジョブ拡張部504は、変数ParamInpu
tTrayと、ステップS2004において取得した給
紙トレイを比較し、該比較判断の結果、給紙トレイが一
致しないと判断した場合には、ステップS2009にお
いて、ジョブ拡張部504は、システムが提供するSt
artPage()を呼び出し、アプリケーションに制
御を戻し、通常の印刷ジョブとして実行する。
【0096】一方、ステップS2007で、給紙方法が
一致していると判断した場合は、ステップS2008に
おいて、ジョブ拡張部504は、印刷ジョブデータ内
(このタイミングでは、必ずジョブの先頭になる)にプ
リンタをオフライン制御できるプリンタ制御コマンド
(例えば、エスケープ命令:以後、オフラインコマンド
と呼ぶ)を印刷ジョブに埋め込む。このオフラインコマ
ンドは、プリンタドライバが発行するプリンタ制御コマ
ンド(例えばページ記述言語など)であり、このコマン
ドは、手差しやカセットなどの印刷ジョブで指定される
給紙部に用紙が存在する場合でもオフラインになる強制
的なオフラインコマンドである。GDI505は、描画
関数でないこのオフラインコマンドを無視して読み飛ば
してプリンタドライバに渡すことになる。
【0097】次に、ステップS2009において、ジョ
ブ拡張部504は、システムが提供するStartPa
ge()を呼び出し、アプリケーションに制御を戻し、
通常の印刷ジョブとして実行する。アプリケーションに
制御を戻した以降は、通常通り印刷ページ作成処理が実
行されることになる。この制御コマンドをネットワーク
プリンタ509が解析した時点で、ネットワークプリン
タ509は自動的にオフライン状態となる。
【0098】なお、ネットワークプリンタ105でプレ
プリント用紙印刷を実行させる際に、ネットワークプリ
ンタ105におけるオフライン状態は、ユーザによる解
除指示がなされるまでその状態が維持される場合につい
て説明したが、当該ユーザが取り込みの応対で、すぐに
ネットワーク105の設置位置まで移動できない事態が
生じて、印刷ジョブ処理が遅延してしまう場合がある。
そこで、所定のタイムアウトにより自動的にオンライン
状態に復帰し、当該プレプリントジョブを破棄して、他
のクライアントからの印刷ジョブを速やかに処理できる
ように構成してもよい。
【0099】また、破棄されたジョブについては、その
要求元のクライアントにその旨を通知してもよい。
【0100】以下、図10に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るデータ処理装置を適用可能な印刷システ
ムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につい
て説明する。
【0101】図10は、本発明に係るデータ処理装置を
適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処
理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明
する図である。
【0102】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0103】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0104】本実施形態における図8,図9に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0105】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0106】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0107】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0108】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0109】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
から第10の発明よれば、印刷装置を複数のデータ処理
装置が共有する環境において、いずれかのデータ処理装
置のユーザによる印刷ジョブが通常ジョブであるかオフ
ライン制御が必要な、例えばプレプリントジョブである
かを識別して、該プレプリントジョブであれば当該印刷
ジョブの先頭に印刷装置をオフラインに遷移させるオフ
ラインコマンドを付加したプレプリントジョブを自動作
成して印刷装置に転送でき、プレプリントジョブを受信
する印刷装置を他のデータ処理装置からの印刷ジョブを
受け付けないオフライン状態に遷移させることができ、
オンライン状態による他のデータ処理装置からの後続印
刷ジョブが当該プレプリントジョブよりも先行処理され
てしまう事態を回避して、所望のプレプリント用紙にユ
ーザが意図するプレプリントジョブを印刷させる印刷環
境を自在に構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置を適用可能な印刷
システムの一例を示す図である。
【図2】図1に示したクライアントコンピュータの構成
を説明するブロック図である。
【図3】図1に示したクライアントコンピュータの一例
を示すシステム外観を示す図である。
【図4】図3に示したフロッピーディスクのメモリマッ
プを説明する図である。
【図5】図2に示したRAMのメモリマップを示す図で
ある。
【図6】図1に示した各クライアントコンピュータのソ
フトモジュールの構成を説明するブロック図である。
【図7】図6に示した判定ファイルのフォーマットの一
例を示す図である。
【図8】本発明に係るデータ処理装置における第1のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るデータ処理装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係るデータ処理装置を適用可能な印
刷システムで読み出し可能な各種データ処理プログラム
を格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。
【符号の説明】
501 クライアント 502 アプリケーション 503 ジョブ情報収集部 504 ジョブ拡張部 505 GDI 506 プリンタドライバ 507 スプーラ 508 モニタ 509 ネットワークプリンタ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置に印刷ジョブを出力可能なデー
    タ処理装置であって、 所定の判定情報に基づいて、アプリケーションから印刷
    要求された際に、発行される印刷ジョブが、印刷装置に
    おいてオフライン制御が必要であるか否かを判定する判
    定手段と、 前記判定手段により前記印刷ジョブがオフライン制御が
    必要であると判定された場合に、前記印刷ジョブにオフ
    ラインコマンドを付加するコマンド付加手段と、を有す
    ることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定情報を設定する設定手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、アプリケーションから
    発行されるコマンド中から印刷開始コマンドを取り出し
    て特定の印刷ジョブ情報を収集するジョブ情報収集手段
    を含むことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記コマンド付加手段は、前記印刷ジョ
    ブの先頭にオフラインコマンドを付加するジョブ拡張手
    段を含むことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記判定情報は、印刷アプリケーション
    名,印刷ドキュメント名,プレプリント用紙サイズ,用
    紙の給紙方法を規定する判定ファイルであることを特徴
    とする請求項1記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ジョブ情報収集手段は、所定のOS
    に基づくシステムで提供される描画関数中の印刷開始関
    数を取得して特定の印刷ジョブ情報を収集することを特
    徴とする請求項3記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ジョブ拡張手段は、前記判定手段に
    より特定される前記プレプリントジョブの先頭に前記ネ
    ットワーク印刷装置が前記プリンタオフラインコマンド
    であると解釈可能な固有のプリンタ制御コマンドを付加
    挿入することを特徴とする請求項4記載のデータ処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記描画関数は、グラフィックデバイス
    インタフェース関数であることを特徴とする請求項1記
    載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 プリンタ制御コマンドを生成する生成手
    段を有することを特徴とする請求項1記載のデータ処理
    装置。
  10. 【請求項10】 プリンタ制御コマンドを前記印刷装置
    に送信する送信制御手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 印刷装置に印刷ジョブを出力可能なデ
    ータ処理装置におけるデータ処理方法であって、 所定の判定情報に基づいて、アプリケーションから印刷
    要求された際に、発行される印刷ジョブが、印刷装置に
    おいてオフライン制御が必要であるか否かを判定する判
    定工程と、 前記判定工程により前記印刷ジョブがオフライン制御が
    必要であると判定された場合に、前記印刷ジョブにオフ
    ラインコマンドを付加するコマンド付加工程と、を有す
    ることを特徴とするデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記判定情報を設定する設定工程を有
    することを特徴とする請求項11記載のデータ処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記判定工程は、アプリケーションか
    ら発行されるコマンド中から印刷開始コマンドを取り出
    して特定の印刷ジョブ情報を収集するジョブ情報収集工
    程を含むことを特徴とする請求項11記載のデータ処理
    方法。
  14. 【請求項14】 前記コマンド付加工程は、前記印刷ジ
    ョブの先頭にオフラインコマンドを付加するジョブ拡張
    工程を含むことを特徴とする請求項11記載のデータ処
    理方法。
  15. 【請求項15】 前記判定情報は、印刷アプリケーショ
    ン名,印刷ドキュメント名,プレプリント用紙サイズ,
    用紙の給紙方法を規定する判定ファイルであることを特
    徴とする請求項11記載のデータ処理方法。
  16. 【請求項16】 前記ジョブ情報収集工程は、所定のO
    Sに基づくシステムで提供される描画関数中の印刷開始
    関数を取得して特定の印刷ジョブ情報を収集することを
    特徴とする請求項13記載のデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 前記ジョブ拡張工程は、前記判定工程
    により特定される前記プレプリントジョブの先頭に前記
    ネットワーク印刷装置が前記プリンタオフラインコマン
    ドであると解釈可能な固有のプリンタ制御コマンドを付
    加挿入することを特徴とする請求項14記載のデータ処
    理方法。
  18. 【請求項18】 前記描画関数は、グラフィックデバイ
    スインタフェース関数であることを特徴とする請求項1
    1記載のデータ処理方法。
  19. 【請求項19】 プリンタ制御コマンドを生成する生成
    工程を有することを特徴とする請求項11記載のデータ
    処理方法。
  20. 【請求項20】 プリンタ制御コマンドを前記印刷装置
    に送信する送信制御工程を有することを特徴とする請求
    項11記載のデータ処理方法。
  21. 【請求項21】 印刷装置に印刷ジョブを出力可能なデ
    ータ処理装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
    プログラムを格納した記憶媒体であって、 所定の判定情報に基づいて、アプリケーションから印刷
    要求された際に、発行される印刷ジョブが、印刷装置に
    おいてオフライン制御が必要であるか否かを判定する判
    定工程と、 前記判定工程により前記印刷ジョブがオフライン制御が
    必要であると判定された場合に、前記印刷ジョブにオフ
    ラインコマンドを付加するコマンド付加工程と、を有す
    ることを特徴とするコンピュータが読み出し可能なプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記判定情報を設定する設定工程を有
    することを特徴とする請求項21記載のコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記判定工程は、アプリケーションか
    ら発行されるコマンド中から印刷開始コマンドを取り出
    して特定の印刷ジョブ情報を収集するジョブ情報収集工
    程を含むことを特徴とする請求項21記載のコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記コマンド付加工程は、前記印刷ジ
    ョブの先頭にオフラインコマンドを付加するジョブ拡張
    工程を含むことを特徴とする請求項21記載のコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記判定情報は、印刷アプリケーショ
    ン名,印刷ドキュメント名,プレプリント用紙サイズ,
    用紙の給紙方法を規定する判定ファイルであることを特
    徴とする請求項21記載のコンピュータが読み出し可能
    なプログラムを格納した記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記ジョブ情報収集工程は、所定のO
    Sに基づくシステムで提供される描画関数中の印刷開始
    関数を取得して特定の印刷ジョブ情報を収集することを
    特徴とする請求項23記載のコンピュータが読み出し可
    能なプログラムを格納した記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記ジョブ拡張工程は、前記判定工程
    により特定される前記プレプリントジョブの先頭に前記
    ネットワーク印刷装置が前記プリンタオフラインコマン
    ドであると解釈可能な固有のプリンタ制御コマンドを付
    加挿入することを特徴とする請求項24記載のコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記描画関数は、グラフィックデバイ
    スインタフェース関数であることを特徴とする請求項2
    1記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
  29. 【請求項29】 プリンタ制御コマンドを生成する生成
    工程を有することを特徴とする請求項21記載のコンピ
    ュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  30. 【請求項30】 プリンタ制御コマンドを前記印刷装置
    に送信する送信制御工程を有することを特徴とする請求
    項21記載のコンピュータが読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7528969B2 (en) 2002-10-31 2009-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Process for off-line processing, and method and program for controlling printing process including halting the printing process for off-line processing
US7688462B2 (en) 2003-10-31 2010-03-30 Seiko Epson Corporation Computer readable recording medium storing printer drive program

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