JP2000255104A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000255104A
JP2000255104A JP11064554A JP6455499A JP2000255104A JP 2000255104 A JP2000255104 A JP 2000255104A JP 11064554 A JP11064554 A JP 11064554A JP 6455499 A JP6455499 A JP 6455499A JP 2000255104 A JP2000255104 A JP 2000255104A
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light source
laser beam
control mode
start signal
image forming
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JP11064554A
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English (en)
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Masahiro Takamatsu
雅広 高松
Akira Ishii
昭 石井
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時のレーザー光源の駆動電流制御を、安
定に行える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像情報に応じて変調されたレーザービ
ームを、副走査方向に移動する感光体上で、主走査方向
に走査して感光体の画像形成領域に静電潜像を形成する
画像形成装置である。装置の立ち上げ時には、擬似走査
開始信号発生手段311からの仮の走査開始信号HS
(仮)に基づき、画像形成領域を含む主走査領域の全域
で、光源を点灯させる第1の制御モードとして、光源へ
の駆動電流を最小設定値として起動する。光源の光量が
増加してレーザービーム検出手段でレーザービームが検
出された後の一定期間経過後において、レーザービーム
検出手段からの走査開始信号HSに基づき、画像形成領
域以外の主走査領域で、光源を点灯させる第2の制御モ
ードに切り替えて、光源への駆動電流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真プロセ
スによって画像を形成するデジタル複写機や、コンピュ
ータプリンタ、ネットワークプリンタなどの画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在製品化されている、デジタル複写
機、コンピュータプリンタまたはネットワークプリンタ
などの、多くの画像形成装置では、画像出力部(画像出
力装置)として、高品質の画像を高速で得ることができ
る電子写真方式が広く採用されている。
【0003】これらの画像形成装置は、半導体レーザー
(以下、LDと呼ぶ)からのレーザービームを、画像情
報に従って変調を行い、ポリゴンミラーによって、一方
向(副走査方向)に回転する感光体上を、感光体の回転
軸方向にほぼ平行な、したがって、副走査方向に直交す
る方向の、主走査方向に走査させて、露光することで画
像形成を行っている。この露光装置はROS(Rast
er OutputScanner)と呼ばれている。
【0004】レーザービームを用いた露光装置において
は、レーザービームの光量を一定として、画像情報に応
じて発光時間を変化させることで、階調を表現するパル
ス幅変調方式が用いられている。このために、画像形成
の際には、LDは一定の光量で発光する必要がある。
【0005】この場合に、LDの駆動においては、LD
にはレーザー発光しない程度のバイアス電流を常時供給
しておき、その上に駆動電流を加えることでレーザー発
光を得る駆動方式が用いられている。そして、LDの発
光光量を一定に保つための方式として、LDの発光光を
受光素子で受光して電気量に変換し、その値と基準値と
を比較して、両者が一致するように、LDへ供給する駆
動電流の制御を行う方式が採用されている。
【0006】その光量の制御のタイミングは、レーザー
ビームの走査面上の所定の位置に配置されたレーザービ
ーム検出手段であるSOS(Start Of Sca
n)センサから出力される走査開始信号を基準にしてい
る。すなわち、レーザービーム検出手段でレーザービー
ムが検出されて、走査開始信号が得られると、この走査
開始信号のタイミングに基づき、レーザービームの走査
領域(主走査方向の走査領域、以下同じ)のうちの、感
光体上での画像形成領域外でLDを点灯させるようにし
て、LDに供給する駆動電流の増減の制御を行う。
【0007】ただし、この駆動電流の制御の開始時に
は、LDに供給する駆動電流の値をゼロとしているた
め、LDはレーザー発光せず、レーザービーム検出手段
でレーザービームが検出されないので、走査開始信号を
得ることができず、LDに供給する駆動電流の制御がで
きない。
【0008】そこで、特許第2739215号では、擬
似走査開始信号発生手段を設けて、レーザービーム検出
手段から走査開始信号が得られないときであっても、擬
似走査開始信号発生手段から仮の走査開始信号を発生さ
せ、この仮の走査開始信号に基づき、レーザービームの
走査領域の全域で、LDを点灯させた状態で駆動電流の
制御を開始するようにしている。
【0009】そして、LDの発光光量が増加して、レー
ザービーム検出手段から走査開始信号が検出された時点
で、仮の走査開始信号から、このレーザビーム検出手段
からの真の走査開始信号に切り替え、その真の走査開始
信号に基づいて、画像形成領域外でのみLDを点灯させ
るように変更し、LDへの駆動電流の制御を行うように
している。
【0010】また、露光装置として、複数のレーザー光
源から発せられる複数のレーザービームを合成して、感
光体上を走査させるものも知られている。この種の露光
装置の場合には、複数の光源の各々のLDの発光光量を
制御する必要がある。
【0011】例えば特開平9−169136号公報に記
載されている画像形成装置では、通常よりも高い帯電電
位で帯電した感光体上を第1、第2のレーザービームの
合成ビームで走査するようにしたものが記載されてい
る。この場合、第1のレーザービームは画像情報に基づ
いて生成された第1の変調信号に応じて変調され、第1
のレーザービームよりもビーム径が大きく光量の弱い第
2のレーザービームは、前記第1の変調信号を反転して
生成した第2の変調信号により変調され、それら第1、
第2のレーザービームが合成されて、その合成ビームに
より、感光体上にコントラストの高い静電潜像が形成さ
れる。
【0012】このように、複数のレーザー光源を持つ場
合にも、その複数のレーザー光源のそれぞれ毎に、前記
と同様に、LDの発光光量を所定の一定値とするための
駆動電流の制御方式が適用される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2739215号のように、擬似走査開始信号発生手段
からの仮の走査開始信号に基づきLDを全走査領域で点
灯させて駆動電流制御を行い、LDへの駆動電流が増加
して、レーザービーム検出手段でレーザービームが検出
された時点で、即座に、このレーザービーム検出手段か
らの走査開始信号に基づいて画像形成領域外でのみLD
を点灯させる制御状態に変更した場合、駆動電流の制御
においては、一度に変化させる駆動電流が小さいこと
と、駆動電流増加中は光量安定状態までの過渡的な状態
であり、LDの状態が不安定であることから、制御状態
を変更した直後は、レーザービーム検出手段でレーザー
ビームを安定に検出できずに、制御が不安定になるおそ
れがある。
【0014】また、特開平9−169136号公報に記
載されている画像形成装置のように、複数のレーザー光
源を用いる場合には、第1と第2の合成レーザービーム
は、ビームの形状が崩れ、レーザービーム検出手段で正
確に検出できないおそれがある。特に、電流増加中の光
量安定状態までの過渡的な状態では、レーザービーム検
出手段で正確にレーザービームを検出できないおそれが
ある。
【0015】この発明は、以上の点にかんがみ、仮の走
査開始信号に基づくLDの点灯制御状態でのLDへの駆
動電流制御の状態から、レーザービーム検出手段でレー
ザービームが検出されることにより得られる真の走査開
始信号に基づくLDの点灯制御状態でのLDへの駆動電
流制御の状態に、安定に移行することができるようにす
ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、画像情報に応じて変調された
レーザービームを、副走査方向に移動する感光体上で、
前記副走査方向に直交する方向の主走査方向に走査し
て、前記感光体の画像形成領域に静電潜像を形成する画
像形成装置において、駆動電流に応じた光量でレーザー
ビームを発生する光源と、前記光源から発生するレーザ
ービームの光量を示す光量検出信号を発生する光量検出
手段と、レーザービームを主走査方向の前記画像形成領
域外の所定の位置で検出して、走査開始信号を出力する
レーザービーム検出手段と、仮の走査開始信号を発生す
る擬似走査開始信号発生手段と、前記走査開始信号また
は前記仮の走査開始信号に基づいたタイミングで、所定
のタイミングで前記光量検出手段の光量検出信号に応じ
て前記光源を駆動する駆動電流を制御する駆動電流制御
手段と、前記擬似走査開始信号発生手段からの前記仮の
走査開始信号に基づき、前記画像形成領域を含む前記主
走査領域の全域で、前記光源を点灯させる第1の制御モ
ードと、前記レーザービーム検出手段からの前記走査開
始信号に基づき、前記画像形成領域以外の前記主走査領
域で、前記光源を点灯させる第2の制御モードとを切り
替える制御モード切り替え手段と、を備え、前記制御モ
ード切り替え手段により、装置の立ち上げ時には、前記
第1の制御モードとして、前記光源への前記駆動電流を
最小設定値として起動し、前記第1の制御モードにおけ
る前記駆動電流の制御により前記光源の光量が増加して
前記レーザービーム検出手段でレーザービームが検出さ
れた後の一定期間経過後において、前記第2の制御モー
ドに切り替えて、前記光源への駆動電流を制御すること
を特徴とする。
【0017】そして、請求項2の発明においては、請求
項1の画像形成装置において、前記制御モード切り替え
手段は、前記レーザービーム検出手段からの走査開始信
号をカウントする走査開始信号計数手段を備え、前記走
査開始信号計数手段のカウント値が所定値に達したとき
に、前記第1の制御モードから、前記第2の制御モード
に切り替えることを特徴とする。
【0018】また、請求項3の発明においては、請求項
1の画像形成装置において、前記制御モード切り替え手
段は、前記光源の光量が所定値に達した時に、前記第1
の制御モードから、前記第2の制御モードに切り替える
ことを特徴とする。
【0019】また、請求項4の発明は、画像情報に基づ
いて生成された第1の変調信号に応じて変調された所定
の光量の第1のレーザービームと、前記第1の変調信号
を反転して生成した第2の変調信号に応じて変調される
ものであって、前記第1のレーザービームの光量より小
なる光量の第2のレーザービームとを出射し、前記第1
のレーザービームと前記第2のレーザービームを合成し
て合成レーザービームとし、前記合成レーザービーム
を、副走査方向に移動する感光体上で、前記副走査方向
とは直交する方向の主走査方向に走査して、前記感光体
上に静電潜像を形成する画像形成装置において、駆動電
流に応じた光量で前記第1のレーザービームおよび前記
第2のレーザービームをそれぞれ発生するための第1お
よび第2の光源と、前記第1および第2の光源からそれ
ぞれ発生するレーザービームの光量を示す第1および第
2の光量検出信号をそれぞれ発生する第1および第2の
光量検出手段と、レーザービームを前記主走査方向の前
記画像形成領域外の所定の位置で検出して、走査開始信
号を出力するレーザービーム検出手段と、仮の走査開始
信号を発生する擬似走査開始信号発生手段と、前記走査
開始信号または前記仮の走査開始信号に基づいたタイミ
ングで、前記第1および第2の光量検出手段からの前記
第1および第2の光量検出信号に応じて前記第1および
第2の光源を駆動する駆動電流を制御する第1および第
2の駆動電流制御手段と、前記擬似走査開始信号発生手
段からの前記仮の走査開始信号に基づき、前記画像形成
領域を含む前記主走査領域の全域で前記光源を点灯させ
る第1の制御モードと、前記レーザービーム検出手段か
らの前記走査開始信号に基づき、前記画像形成領域以外
の前記主走査領域で光源を点灯させる第2の制御モード
と、前記擬似走査開始信号発生手段からの前記仮の走査
開始信号に基づき、前記画像形成領域を含む前記主走査
領域の全域で光源を消灯させる第3の制御モードとを切
り替える制御モード切り替え手段と、を備え、前記制御
モード切り替え手段により、前記第1の光源および前記
第2の光源についての前記第1〜第3の制御モードの切
り換えを独立に行って、前記第1および第2の光源への
駆動電流の制御を行うことを特徴とする画像形成装置で
ある。
【0020】そして、請求項5の発明は、前記請求項4
の画像形成装置において、前記制御モード切り替え手段
により、装置の立ち上げ時には、前記第2の光源は前記
第3の制御モードとし、前記第1の光源は前記第1の制
御モードとして前記第1の光源への前記駆動電流を最小
設定値として起動し、前記第1の制御モードにおける前
記第1の光源の駆動電流の制御により前記第1の光源の
光量が増加して前記レーザービーム検出手段でレーザー
ビームが検出された後の一定期間経過後において、前記
第1の光源と前記第2の光源とについての制御モード
を、それぞれ前記第2の制御モードに切り替えて、前記
第1および前記第2の光源への駆動電流を制御すること
を特徴とする。
【0021】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、前記制御モード切り替え手段は、前記レーザ
ービーム検出手段からの前記走査開始信号をカウントす
る走査開始信号計数手段を備え、前記走査開始信号計数
手段のカウント値が所定値に達したときに、前記第1の
光源の駆動電流の制御モードを前記第1の制御モードか
ら前記第2の制御モードに切り替え、前記第2の光源の
駆動電流の制御モードを前記第3の制御モードから前記
第2の制御モードへ切り替えることを特徴とする。
【0022】また、請求項7の発明は、請求項5に記載
の画像形成装置において、前記制御モード切り替え手段
により、前記第1の制御モードにおける前記第1の光源
の駆動電流の制御により前記第1の光源の光量が増加し
て、前記第1の光源の光量が所定値に達したときに、前
記第1の光源の駆動電流の制御を、前記第1の制御モー
ドから前記第2の制御モードへ切り替え、前記第2の光
源の駆動電流の制御を、前記第3の制御モードから第2
の制御モードへ切り替えることを特徴とする。
【0023】また、前記第1の光源と前記第2の光源と
が、ともに前記第2の制御モードにあるときは、どちら
か一方の光源は、それから発生するレーザービームが、
少なくとも前記ビーム検出手段でそのレーザービームを
検出する位置を走査するときには消灯するようにする
と、さらによい。
【0024】
【作用】上記のように構成した請求項1から請求項3の
画像形成装置においては、光源からのレーザービームの
光量を検出して、基準値と比較しながら光源への供給電
流を制御することで所望の光量を得るものであって、制
御開始時には光源を第1の制御モードである全点灯状態
で最小設定値から光量を増加させていき、レーザービー
ム検出手段で検出可能な光量に達してからは、制御モー
ド切り替え手段は走査開始信号を計数または光量が所定
値に達した時点で、画像形成領域外で点灯させる第2の
モードで光量の制御に移行する。
【0025】したがって、モード切り替え後も、確実に
走査開始信号を検出することができ、安定に、制御モー
ドの切り替えを行って、光源の駆動電流制御を行うこと
ができる。
【0026】また、請求項4から請求項7の画像形成装
置は、第1、第2の光源からのレーザービームを合成し
て、その合成ビームによって感光体上を露光することに
より、画像形成を行う装置の場合であり、この場合に
は、装置の立ち上げ時には、どちらか一方の光源を全点
灯させる第1のモードとすると共に、もう一方の光源は
消灯させる第3のモードで制御を開始し、レーザービー
ム検出手段でレーザービームが検出されてから一定期間
経過したところで、双方を画像形成領域外でLDを点灯
させる第2のモードで制御を行うようにして、モード切
り替えを行うようにする。
【0027】したがって、請求項1〜請求項3の光源が
単一のときと同様に、モード切り替え後も、確実に走査
開始信号を検出することができ、安定に、制御モードの
切り替えを行って、光源の駆動電流制御を行うことがで
きる。
【0028】そして、第1および第2の光源の双方が第
2のモードで制御されるときには、どちらか一方の光源
がレーザービーム検出部で、レーザービームが検出され
るような走査位置では、消灯させるようにされる場合に
は、合成ビームではない、単独のレーザービームを、レ
ーザビーム検出手段は検出するので、より安定に走査開
始信号の検出ができる。
【0029】
【発明の実施の態様】〔第1の実施の形態…図1〜図
3〕図1は、この発明の画像形成装置の第1の実施の形
態の露光像形成部(画像記録部)の構成図を示す。以
下、この露光像形成部について説明する。
【0030】走査光学系においては、レーザー光源1a
から出射したレーザービームLaが、コリメータレンズ
2aにより平行光束とされて、アパーチャ3aを介して
シリンダーレンズ5に入射する。シリンダーレンズ5
は、レーザービームLaを副走査方向に集光する。シリ
ンダーレンズ5を通ったレーザービームLaは、反射ミ
ラー6で反射した後、ポリゴンミラー7によって、図中
の左から右に走査される。このとき、レーザービームL
aは、f−θレンズ8によって走査角と走査距離が比例
するように調整され、シリンダー光学系9により副走査
方向に集光されて、一方向に回転する感光体10上の同
一の主走査線上に結像する。
【0031】主走査方向の、レーザービームLaが感光
体10に入射する直前の位置には、反射ミラー11が配
され、この反射ミラー11で反射した光がレーザービー
ム検出器12で検出されることにより、このレーザービ
ーム検出器12からは、走査開始信号HSが得られる。
この走査開始信号HSは、感光体10上での2次元走査
における水平同期信号に相当する。
【0032】この走査開始信号HSと、基準周波数発振
器13からの周波数foが例えば36MHzの基準周波
数信号とが、周波数同期回路14に供給されて、周波数
同期回路14から、走査開始信号HSに同期した、周波
数fpが例えば18MHzの画素クロックCLKoが得
られる。
【0033】この画素クロックCLKoと、図では省略
した画像処理装置からの画像データとが、変調信号発生
部20に供給される。この変調信号発生部20では、画
像データの大小をパルス幅の大小で表すパルス幅変調を
行って、その変調信号VMaを、レーザービームLaを
変調するための信号として、光量制御部30に供給す
る。
【0034】光量制御部30では、これに供給されるレ
ーザービーム検出手段12からの走査開始信号HSと、
装置の起動信号RUNとによって、レーザー光源1aの
LDの発光光量を制御するタイミング信号を発生し、目
標光量データQrefaと、レーザー光源1aの発光光
量を示す光量モニタ信号MOaとによって、レーザー光
源1aに供給する駆動電流を制御し、変調信号発生部2
0からの変調信号VMaに従って駆動電流をスイッチン
グすることで、レーザー光源1aのLDを直接変調す
る。
【0035】図2は、光量制御部30の一例のブロック
図である。この例では、光量制御部30は、LD変調信
号生成部31と、電流制御信号生成部32と、電流スイ
ッチング回路33とからなる。
【0036】LD変調信号生成部31は、仮の走査開始
信号HS(仮)を発生する擬似走査開始信号発生回路3
11と、レーザービーム検出器12からの走査開始信号
HSをカウントするカウンタ312と、レーザービーム
検出器12からの走査開始信号HSと、擬似走査開始信
号発生回路311からの仮の走査開始信号HS(仮)と
を、カウンタ312からのキャリー出力CAに応じて切
り替える2→1セレクタ313と、この2→1セレクタ
313で選択された信号に基づいて、画像形成領域を示
す信号nARaと、光量制御タイミング信号である光量
設定トリガ信号TGaとを出力するタイミング回路31
4と、オアゲート315と、アンドゲート316とから
なる。
【0037】擬似走査開始信号発生回路311は、画像
形成時の走査開始信号HSと同じ周期で、仮の走査開始
信号HS(仮)を、常時、発生する。カウンタ312
は、この例では、8ビットカウンタで構成されており、
装置の立ち上げ時からアクティブ状態になる起動信号R
UNによりクリアされる。そして、カウンタ312は、
レーザービーム検出器12からの走査開始信号HSを、
この例では、256個、カウントすると、キャリー出力
CAをアクティブ状態に反転させる。
【0038】このカウンタ312からのキャリー出力C
Aは、前述したように、セレクタ313に供給され、セ
レクタ313は、キャリー出力CAがアクティブ状態に
なるまでは、擬似走査開始信号発生回路311からの仮
の走査開始信号HS(仮)をタイミング回路314に供
給する。そして、キャリー出力CAがアクティブ状態に
なると、セレクタ313は、レーザービーム検出器12
からの走査開始信号HSをタイミング回路314に供給
する。
【0039】タイミング回路314は、走査開始信号H
Sまたは仮の走査開始信号HS(仮)から、感光体10
上の主走査方向の画像形成領域を示すエリア信号nAR
aと、光量設定トリガ信号TGaとを生成し、画像形成
領域を示すエリア信号nARaをオアゲート315に供
給し、光量設定トリガ信号TGaを、後述する電流制御
信号生成部32のアップダウンカウンタ324に供給す
る。
【0040】オアゲート315には、さらに、変調信号
発生器20からの変調信号VMaと、カウンタ312か
らのキャリー出力CAが反転されたものとが供給され
る。したがって、オアゲート315からは、キャリー出
力CAがアクティブ状態になった後に、エリア信号nA
Raにより指定される画像形成領域において、変調信号
VMaがゲートされて出力され、アンドゲート316に
供給される。
【0041】アンドゲート316は、装置の起動信号R
UNによりゲート開とされるので、装置の立ち上げ後に
は、オアゲート315からの出力であるLD変調信号M
ODaを電流スイッチング回路33に供給する。
【0042】次に、電流制御信号生成部32について説
明するに、この電流制御信号生成部32は、レーザー光
源1aの目標光量データQrefaを電圧変換するため
のD/A変換器321と、目標光量とレーザー光源1a
の光量とを比較する光量比較器322と、この光量比較
器322の比較出力を保持するDフリップフロップから
なるラッチ回路323と、駆動電流を制御する電流制御
信号を生成するためのアップダウンカウンタ324と、
アップダウンカウンタ324の出力カウント値をD/A
変換して、電流制御信号Icntを得るためのD/A変
換器325とからなる。
【0043】光量比較器322は、D/A変換器321
からの目標光量データQrefaの電圧変換値と、レー
ザー光源1aの発光光量を検出する光量検出手段(図示
せず)からの光量モニタ信号MOa(電圧値)とを比較
し、光量モニタ信号MOaの方が小さいときにはアップ
ダウンカウンタ324でアップカウント、光量モニタ信
号MOaの方が大きいときにはアップダウンカウンタ3
24でダウンカウントをそれぞれ指示するアップダウン
制御信号UDを生成する。
【0044】このアップダウン制御信号UDは、LD変
調信号生成部31のタイミング回路314からの光量設
定トリガ信号TGaのタイミングで、ラッチ回路323
に取り込まれることにより、光量設定トリガ信号TGa
のタイミングで、アップダウンカウンタ324のアップ
ダウン制御端子U/Dに供給される。
【0045】光量設定トリガ信号TGaは、アップダウ
ンカウンタ324のクロック端子に供給されており、ア
ップダウンカウンタ324は、アップダウン制御信号U
Dに従って、光量制御トリガ信号TGaのタイミング
で、そのカウント値をアップまたはダウンさせる。この
アップダウンカウンタ324のカウント値は、D/A変
換器325でアナログ信号に変換され、電流制御信号I
cntとされて、電流スイッチング回路33に供給され
る。
【0046】電流スイッチング回路33は、電流制御信
号Icntで決まる駆動電流を、LD変調信号MODa
によってスイッチングしてLD駆動信号を生成し、レー
ザー光源1aに出力する。
【0047】次に、図3のタイムチャートを参照しなが
ら、装置の立ち上げ時から、レーザー光源1aを安定に
駆動制御するようにするまでの動作を、さらに説明す
る。以下の説明においては、状態信号がアクティブなと
きをon、非アクティブなときをoffとする。ただ
し、エリア信号nARaおよび後述のエリア信号nAR
bは、ローレベルがアクティブであり、他はハイレベル
がアクティブである。
【0048】装置の起動信号RUN(図3(A))がo
ffの間は、LD変調信号MODa(図3(G))はo
ffとなり、駆動電流を決定するアップダウンカウンタ
324のカウント値(図3(K))はクリアされた状
態、すなわち、最小設定値となるので、レーザー光源1
aは消灯状態を維持している。この間、レーザービーム
検出器12からは走査開始信号HS(図3(B))は出
力されないので、2→1セレクタ313では、仮の走査
開始信号HS(仮)(図3(C))が選択され、タイミ
ング回路314へ送られる。
【0049】タイミング回路314では、この仮の走査
開始信号HS(仮)より、画像形成領域内をon、画像
形成領域外をoffとするエリア信号nARa(図3
(E))と、光量制御のタイミングを示す光量設定トリ
ガ信号TG(図3(H))を出力する。8ビットカウン
タ312は、起動信号RUNがoffであるので、クリ
ア状態のままであり、キャリー出力CA(図3(D))
はoffとなっている。
【0050】装置の起動信号RUN(図3(A))がo
nになると、8ビットカウンタ312と、アップダウン
カウンタ324とは、カウント可能状態となる。アップ
ダウンカウンタ324がカウント可能状態になることに
より、レーザー光源1aの光量の制御が開始されるが、
8ビットカウンタ312のキャリー出力CAがoffの
間は、LD変調信号MODa(図3(G))は、全走査
領域でonの状態となる。すなわち、レーザー光源1a
は、画像形成領域を含む主走査領域の全域で点灯状態に
されて、レーザー光源1aの発光光量の制御が開始され
る。このレーザー光源1aを、画像形成領域を含む主走
査領域の全域で点灯状態にするモードを、第1の制御モ
ードと呼ぶ。
【0051】装置の起動信号RUNがonになった直後
は、レーザー光源1aの光量が小さいため、レーザービ
ーム検出器12ではレーザービームLaが検出されず、
走査開始信号HSは出力されない。したがって、8ビッ
トカウンタ312は、しばらくはカウントアップされな
い(図3(B)参照)。
【0052】一方、電流制御信号生成部32において
は、目標光量データQrefaと、光量モニタ信号MO
aとが、光量比較器322で比較され、光量モニタ信号
MOaの方が小さいため、アップダウン制御信号UD
(図3(J))は、例えばハイレベルとなって、アップ
カウントを指示する。このため、アップダウンカウンタ
324のカウント値(図3(K))は、光量設定トリガ
信号TG(図3(H))毎にアップしていく。
【0053】これにより、レーザー光源1aの駆動電流
が上昇するため、光量モニタ信号MOa(図3(I))
も上昇してゆく。そして、アップダウンカウンタ324
のカウント値が、例えば数十になった適当な光量のとこ
ろで、レーザービーム検出器12でレーザービームLa
が検出され、レーザービーム検出器12から走査開始信
号HSが出力され、8ビットカウンタ312のカウント
が開始される(図3(B)参照)。
【0054】しかしながら、この例においては、8ビッ
トカウンタ312のカウント値が216となって、キャ
リー出力CAがアクティブになるまでは、2→1セレク
タ312では、擬似走査開始信号発生回路311からの
仮の走査開始信号HS(仮)が選択された状態を維持
し、第1の制御モードの状態を維持する。
【0055】さらに、アップダウンカウンタ324のカ
ウント値が所定の値、例えば、図3の例では、120に
なったときに、目標光量データQrefaと光量モニタ
信号MOaの電圧変換値が等しくなる。このように両者
の値が等しくなった以降は、アップダウンカウンタ32
4は、そのカウント値を維持するように、アップカウン
トまたはダウンカウントを繰り返す。しかし、この時点
でも、8ビットカウンタ312のキャリー出力CAがア
クティブにならない間は、レーザー光源1aは、全点灯
状態(第1の制御モード)を維持して、走査開始信号H
Sによって、8ビットカウンタ312のカウント値は増
加していく。
【0056】そして、8ビットカウンタ312の値が2
56に達すると、キャリー出力CA(図3(D))がo
nになり、2→1セレクタ313は、タイミング回路3
14に出力する信号を、仮の走査開始信号HS(仮)か
ら、レーザービーム検出器12から出力される走査開始
信号HSに切り替え、第1の制御モードの状態から第2
の制御モードの状態に切り替える。
【0057】8ビットカウンタ312のキャリー出力C
Aは、装置の起動信号RUNがoffになるまで、on
の状態を維持する。以上のことから判るように、8ビッ
トカウンタ312のキャリー出力CAは、レーザービー
ム検出器12から走査開始信号HSが安定に得られる状
態であることを示す信号である。
【0058】このように、8ビットカウンタ312のキ
ャリー出力CAがonになって、第2の制御モードの状
態になると、LD変調信号MODa(図3(G))は、
エリア信号nARaがoffの期間、即ち、感光体10
上の画像形成領域外の領域で、レーザー光源1aを点灯
する。そして、そのレーザー光源1aの点灯期間におい
て、目標光量データQrefaと光量モニタ信号MOa
のそれぞれの電圧変換値を比較して、光量制御トリガ信
号TGaにより、アップダウンカウンタ324をアッ
プ、ダウンさせることで、光量を制御し続ける。
【0059】その後、図に記載されていない画像形成開
始信号がonになったときには、エリア信号nARa
が、onの期間では、変調信号VMaがLD変調信号M
ODaとして電流スイッチング回路33に出力され、感
光体10上に露光像が形成される。このとき、電流制御
信号生成部32は、アップダウンカウンタ324の動作
を継続しても良いし、あるいは、画像形成開始信号がo
ffのときの値を保持するようにしても良い。
【0060】以上のように、光量制御部30は、装置の
起動信号RUNがonになった直後は、レーザー光源1
aを全点灯状態で、レーザー光源の光量の制御を開始す
る。そして、レーザービーム検出手段から走査開始信号
HSが検出された後、一定期間経過した後の安定に走査
開始信号HSが得られるようになったら、感光体上の画
像形成領域ではレーザー光源1aを消灯し、画像形成領
域外でレーザー光源1aを点灯して制御を行う。
【0061】レーザー光源の光量は、同じ駆動電流がL
Dに供給されていても、レーザー光源の置かれている環
境温度により変化してしまう。装置の起動信号RUNが
onになったときは、装置内の定着部等の各ユニットも
動作を開始し、装置内の環境の変動の大きなときであ
り、駆動電流制御によりレーザー光源の光量が増加して
レーザービーム検出器12にて走査開始信号HSが出力
された後のビーム検出位置で、レーザービーム検出器1
2が走査開始信号信号HSを出力できる光量を維持して
いる補償がない。
【0062】以上説明した実施の形態では、レーザービ
ーム検出器12からの走査開始信号HSを、一定数計数
する間、レーザー光源1aの全点灯状態での第1の制御
モードを継続し、確実にレーザービーム検出器12に
て、走査開始信号HSが出力可能な光量に達した後に、
レーザー光源1aを、画像形成領域では消灯し、画像形
成領域外で点灯して光量制御を行うようにしたので、レ
ーザー光源の駆動電流の制御を安定に行うことができ
る。
【0063】〔第1の実施の形態の変形例〕以上の実施
の形態の説明では、8ビットカウンタ312は、0から
カウンタするようにしたが、プリセットした値からカウ
ントを開始させるようにしてもよい。その場合には、プ
リセット値を適宜に設定することにより、走査開始信号
HSを、そのプリセット値に応じた任意の個数だけ、カ
ウントしたときに、キャリー出力CAをアクティブにす
るようにすることができる。
【0064】また、上述の実施の形態の説明では、カウ
ンタ312で、所定数を計数した後に、第1の制御モー
ドから第2の制御モードに切り替えるようにしたが、レ
ーザー光源1aの光量が目標値に達した時点で制御状態
を切り替えるように構成しても良い。例えば、アップダ
ウンカウンタ324のアップダウン制御信号によるアッ
プ/ダウンのカウント方向指示が、ダウンに変化した時
点で、第1の制御モードから、第2の制御モードに切り
替えるように構成してもよい。
【0065】〔第2の実施の形態…図4〜図6、〕次
に、この発明の第2の実施の形態として、複数の光源か
らのレーザービームを合成して画像形成を行う画像形成
装置について説明する。図4は、この第2の実施の形態
の画像形成装置の露光像形成部(画像記録部)の構成図
を示す。
【0066】この第2の実施の形態の画像形成装置は、
画像情報に基づいて第1の変調信号を生成すると共に、
この第1の変調信号を反転した第2の変調信号を生成
し、第1の変調信号に応じて変調された所定の光量の第
1のレーザービームと、第2の変調信号に応じて変調さ
れた第1のレーザービームの光量より小なる光量の第2
のレーザービームを合成して、その合成レーザービーム
を、副走査方向に移動する感光体上で、主走査方向に走
査して、感光体上に静電潜像を形成するものである。
【0067】図4に示すように、この例の走査光学系に
おいては、レーザー光源1aから出射したレーザービー
ムLaが、コリメータレンズ2aにより平行光束とされ
て、アパーチャ3aを介して、ビームスプリッタ4を透
過し、一方、レーザー光源1bから出射したレーザービ
ームLbが、コリメータレンズ2bにより平行光束とさ
れて、アパーチャ3aを介して、ビームスプリッタ4で
反射する。レーザー光源1a,1bが、共にレーザービ
ームLa,Lbを出射する状態では、ビームスプリッタ
4からは、レーザービームLaとレーザービームLbと
の合成ビームが得られる。
【0068】ビームスプリッタ4を透過したレーザービ
ームLa、およびビームスプリッタ4で反射したレーザ
ービームLbは、シリンダーレンズ5によって副走査方
向に集光され、反射ミラー6で反射した後、ポリゴンミ
ラー7によって、図中の左から右に走査される。このと
き、レーザービームLaは、f−θレンズ8によって走
査角と走査距離が比例するように調整され、シリンダー
光学系9により副走査方向に集光されて、一方向に回転
する感光体10上の同一の主走査線上に結像する。
【0069】感光体10上でのレーザービームLa、L
bのビーム径は、アパーチャ3a、3bによって設定さ
れる。
【0070】ビームスプリッタ4は、ハーフミラーで構
成できるが、偏光ビームスプリッタを用いてもよい。一
般に、レーザープリンタのレーザー偏光方向は、主走査
方向に平行にするので、ビームスプリッタ4として偏光
ビームスプリッタを用いる場合には、レーザー光源1b
側に1/2波長板を挿入して、レーザービームLbの偏
光方向を90゜回転させればよい。
【0071】主走査方向の、レーザービームLa、Lb
が感光体10に入射する直前の位置には、反射ミラー1
1が配され、この反射ミラー11で反射した光がレーザ
ービーム検出器12で検出されることにより、このレー
ザービーム検出器12からは、走査開始信号HSが得ら
れる。この走査開始信号HSは、感光体10上での2次
元走査における水平同期信号に相当する。
【0072】この走査開始信号HSと、基準周波数発振
器13からの周波数foが例えば36MHzの基準周波
数信号とが、周波数同期回路14に供給されて、周波数
同期回路14から、走査開始信号HSに同期した、周波
数fpが例えば18MHzの画素クロックCLKoが得
られる。
【0073】この画素クロックCLKoと、図では省略
した画像処理装置からの画像データとが、変調信号発生
部20に供給される。この第2の実施の形態の変調信号
発生部20では、画像データの大小をパルス幅の大小で
表すパルス幅変調を行って、第1の変調信号VMaを生
成して、レーザービームLaを変調するための信号とし
て、第1の光量制御部30aに供給すると共に、第1の
変調信号VMaを位相反転した第2の変調信号VMbを
生成して、レーザービームLbを変調するための信号と
して、第2の光量制御部30bに供給する。
【0074】第1の光量制御部32aでは、レーザービ
ーム検出器12からの走査開始信号HSと、装置の起動
信号RUNとによって、第1のレーザー光源1aの光量
を制御するタイミング信号を発生し、目標光量データQ
refaと光量モニタ信号MOaとによって、レーザー
光源1aに供給する駆動電流を制御し、第1の変調信号
VMaに従って駆動電流をスイッチングすることで、レ
ーザー光源1aを直接変調する。
【0075】この第1の光量制御部30aは、前述の第
1の実施の形態の光量制御部30と全く同一の構成とさ
れる。すなわち、図2に示した、LD変調信号生成部3
1と、電流制御信号生成部32と、電流スイッチング回
路33とからなる構成とされる。ただし、図2のオアゲ
ート315には、変調信号発生部20からの第1の変調
信号VMaが供給され、また、電流制御信号生成部32
のD/A変換器321に供給される目標光量データは、
第1のレーザー光源1a用の目標光量データQrefa
とされる。
【0076】そして、この第1の光量制御部30aによ
り第1のレーザー光源1aについては、装置の起動時か
ら、走査開始信号HSが安定に得られるまでの間は、第
1の制御モードとされる。すなわち、擬似走査開始信号
発生回路311からの仮の走査開始信号HS(仮)に基
づき、第1のレーザー光源1aは主走査領域の全領域で
点灯状態とし、目標光量データQrefaと光量モニタ
信号MOaとのそれぞれの電圧変換値を比較して、光量
制御トリガ信号TGにより、アップダウンカウンタ32
4をアップダウンさせることで、第1のレーザー光源1
aのLDの駆動電流の制御を行う。
【0077】そして、LD変調信号生成部31の8ビッ
トカウンタ312のキャリー出力CAがアクティブ状態
になって、走査開始信号HSが安定に得られるようにな
ると、第2の制御モードに切り替えられ、レーザービー
ム検出器12からの走査開始信号HSに基づき生成され
るエリア信号nARaがoffの期間、すなわち、主走
査領域のうちの画像形成領域外の領域で、レーザー光源
1aを点灯状態として、その期間において目標光量デー
タQrefaと光量モニタ信号MOaとのそれぞれの電
圧変換値を比較して、光量制御トリガ信号TGにより、
アップダウンカウンタ324をアップダウンさせること
で、駆動電流の制御を行い、レーザー光源1aの光量を
制御し続ける。
【0078】その後、図に記載されていない画像形成開
始信号がonになったときには、エリア信号nARaが
onの期間では、第1の変調信号VMaが、LD変調信
号MODaとして電流スイッチング回路33に出力さ
れ、感光体10上に露光像が形成される。このとき、電
流制御信号生成部32は、アップダウンカウンタ324
の動作を継続しても良いし、画像形成開始信号がoff
のときの値を保持するようにしても良い。
【0079】次に、第2の光量制御部30bについて説
明する。この第2の光量制御部30bでは、レーザービ
ーム検出器12からの第1のレーザー光源1aからのレ
ーザービームLaを検出することによる走査開始信号H
Sと、装置の起動信号RUNおよび第1の光量制御部3
2aの8ビットカウンタ312からのキャリー出力CA
(走査開始信号HSが安定に得られるようになったこと
を示す信号)によって、第2のレーザー光源1bの光量
を制御するタイミング信号を発生し、目標光量データQ
refbと、第2のレーザー光源1bの発光光量を示す
光量モニタ信号MObによって、第2のレーザー光源1
bに供給する駆動電流を制御し、第2の変調信号VMb
に従って駆動電流をスイッチングすることで、第2のレ
ーザー光源1bのLDを直接変調する。
【0080】図5は、この第2の光量制御部30bの一
例のブロック図である。この例の光量制御部32bも、
光量制御部30と同様に、LD変調信号生成部31と、
電流制御信号生成部32と、電流スイッチング回路33
とからなるが、LD変調信号生成部31の具体的な構成
が、光量制御部30aと異なっている。
【0081】すなわち、この第2の実施の形態のLD変
調信号生成部31は、図2の擬似走査開始信号発生器3
11と、2→1セレクタ313と、8ビットカウンタ3
12とを持たず、タイミング回路317と、オアゲート
318と、アンドゲート319とからなる。
【0082】そして、タイミング回路317には、レー
ザービーム検出器12からの走査開始信号HSと、第1
の光量制御部30aから出力される、走査開始信号HS
が安定に得られる状態になったことを示す信号である、
8ビットカウンタ312のキャリー出力CAとが、入力
として与えられる。
【0083】タイミング回路317は、これら入力信号
HSおよびCAから、キャリー出力CAがアクティブ状
態になった後において、感光体10上の主走査方向の画
像形成領域内と、レーザービーム検出器12の位置およ
びその近傍の走査領域とでon、それ以外の画像形成領
域外でoffとなるエリア信号nARbと、第2のレー
ザー光源1bの光量設定トリガ信号TGbとを生成し、
画像形成領域を示すエリア信号nARbをオアゲート3
18に供給し、光量設定トリガ信号TGbを、電流制御
信号生成部32のアップダウンカウンタ324に供給す
る。
【0084】また、オアゲート318には、さらに、変
調信号発生器20からの第2の変調信号VMbが供給さ
れる。したがって、オアゲート318の出力は、キャリ
ー出力CAがアクティブ状態になった後において、レー
ザービーム検出器12の位置およびその近傍の走査領域
を除く画像形成領域外と、第2の変調信号VMbに応じ
た期間とでonとなる。このオアゲート318の出力
は、アンドゲート319に供給される。
【0085】アンドゲート319は、装置の起動信号R
UNによりゲート開とされるので、装置の立ち上げ後に
は、オアゲート318からの出力である第2のLD変調
信号MODbを電流スイッチング回路33に供給する。
【0086】前述したように、電流制御信号生成部32
の構成は、第1の光量制御部30aのそれと全く同一
(したがって、図2の光量制御部30と全く同一)であ
り、第2のレーザー光源1bの目標光量データQref
bを電圧変換するためのD/A変換器321と、この目
標光量とレーザー光源1bの光量を示す光量モニタ信号
MObとを比較する光量比較器322と、この光量比較
器322の比較出力を保持するDフリップフロップから
なるラッチ回路323と、駆動電流を制御する電流制御
信号を生成するためのアップダウンカウンタ324と、
アップダウンカウンタ324の出力カウント値をD/A
変換して、電流制御信号Icntbを得るためのD/A
変換器325とからなる。
【0087】電流スイッチング回路33は、LD変調信
号MODbによって、電流制御信号Icntbで決まる
駆動電流をスイッチングして、レーザー光源1bをため
の駆動するLD駆動信号を出力する。
【0088】次に、図6のタイムチャートを参照しなが
ら、光量制御部32bの動作を説明する。
【0089】装置の起動信号RUN(図6(A))がo
ffの間は、タイミング回路317に入力されるキャリ
ー出力CA(図6(C))がoffの状態であり、この
間は、タイミング回路317はクリアされた状態とな
り、これより出力されるエリア信号nARb(図6
(D))はoffとされ、また、光量制御トリガ信号T
Gb(図6(G))も生成しない。したがって、LD変
調信号MODb(図6(F))もoffとなる。
【0090】次に、装置の起動信号RUNがonになっ
ても、第1の光量制御部30aにおいて、その8ビット
カウンタ312で走査開始信号HS(図6(B))が、
256カウントされて、キャリー出力CA(図6
(C))がonになるまで、つまり第1のレーザー光源
1aの光量が安定して、走査開始信号HSがレーザービ
ーム検出器12で安定に検出されるようになるまでは、
前記状態を維持する。すなわち、第2のレーザー光源1
bは、全ての走査領域で消灯の状態(全消灯の状態)で
起動される。この全消灯の制御状態を、この実施の形態
では、第3の制御モードと称する。
【0091】その後、キャリー出力CA(図6(C))
がonになると、タイミング回路317は、走査開始信
号HSに基づいて、画像形成領域内と、レーザービーム
検出器12の位置およびその近傍の走査領域とでon、
それ以外の画像形成領域外でoffとなるエリア信号n
ARbと、光量制御部32aと同様のタイミングの光量
制御トリガTGbを出力し、レーザー光源1bの光量制
御を開始する。この制御状態は、第1の実施の形態で説
明した第2の制御モードの状態である。
【0092】すなわち、第2のレーザー光源1bの駆動
電流の制御においては、第1のレーザー光源1aの光量
が安定するまでは、第3の制御モードとして、第2のレ
ーザー光源1bは消灯状態を維持し、第1のレーザー光
源1aの光量が安定した後、第2の制御モードに切り替
え、エリア信号nARbがoffの期間、即ち、画像形
成領域外の領域で、第2のレーザー光源1bを点灯し、
その期間において、目標光量データQrefbと光量モ
ニタ信号MOb(図6(H))のそれぞれの電圧変換値
を比較して、光量制御トリガ信号TGbにより、アップ
ダウンカウンタ324を、図6(J)のように、アップ
ダウン制御信号UD(図6(I))に応じてアップダウ
ンカウントさせることで、第2のレーザー光源1bの光
量を制御し続ける。
【0093】ただし、第2の制御モードにおいて、エリ
ア信号nARbは、レーザービーム検出器12の位置に
対応する走査位置およびその近傍の走査区間でもonと
なるが、これらの走査位置および区間では、第2の変調
信号VMb(図6(E))は、offの状態であるた
め、第2のレーザー光源1bは、その出射レーザービー
ムLbがレーザービーム検出器12の走査位置およびそ
の近傍の走査位置となるときには、消灯状態となる。
【0094】したがって、このときレーザービーム検出
器12に入射するレーザービームは、第1のレーザー光
源1aからのレーザービームLaのみとなり、合成レー
ザービームではないので、レーザービーム検出器12
は、安定して走査開始信号HSを出力することができ
る。
【0095】その後、図に記載されていない画像形成開
始信号がonになったときには、エリア信号nARbが
onの期間では、第2の変調信号VMbが、LD変調信
号MODbとして電流スイッチング回路33に出力さ
れ、感光体10上に露光像が形成される。このとき、電
流制御信号生成部32は、アップダウンカウンタ324
の動作を継続しても良いし、画像形成開始信号がoff
のときの値を保持するようにしても良い。
【0096】なお、画像形成の終了時には、第1の光源
を第3のモードである全消灯とし、第2の光源を第1の
モードである全点灯にするようにすれば、高い電位で帯
電された感光体の電位を適正な電位まで低減できるの
で、感光体、現像、除電にかかる負荷を軽減できる。
【0097】以上のように、複数のレーザー光源からの
ビームを合成して、副走査方向に移動する感光体10上
で、主走査方向に走査して、感光体10上に静電潜像を
形成する画像形成装置における光量制御においては、設
定光量の大きい主となるレーザー光源を第1のレーザー
光源、もう一方のレーザー光源を第2のレーザー光源と
して、第2のレーザー光源を消灯状態、第1のレーザー
光源を全点灯状態で第1のレーザー光源の光量制御を開
始する。
【0098】そして、光量が上昇して、レーザービーム
検出器12にて走査開始信号HSが検出されてから、一
定期間後は、第1のレーザー光源と、第2のレーザー光
源とを、画像形成領域外で点灯させての光量の制御を継
続する。このときに第2のレーザー光源は、ビーム検出
器の位置およびその近傍を走査するタイミングで消灯す
るように、タイミングを設定する。
【0099】以上により、どの期間においても、レーザ
ービーム検出器には、主となる第1のレーザー光源から
のビームのみが入射するため、第1と第2のビームが重
なり、レーザービーム検出器12を通過するビームのプ
ロファイルがくずれて走査開始信号HSの検出精度が低
下することを防止することができる。
【0100】また、第1のレーザー光源の全点灯状態で
の制御状態から、画像形成領域外で点灯して制御する制
御状態への移行に際して、走査開始信号HSが検出され
てから一定期間経過しているので、画像形成領域外での
点灯時に、確実に、レーザービーム検出器でビームを検
出することができ、安定した制御が可能となる。
【0101】〔第2の実施の形態の変形例〕上述の第2
の実施の形態の例では、設定光量の大きい主となるレー
ザー光源1aを第1のレーザー光源、もう一方のレーザ
ー光源1bを第2のレーザー光源としたが、設定光量の
大きい主となるレーザー光源1aを第2のレーザー光
源、もう一方のレーザー光源1bを第1のレーザー光源
としてもよい。
【0102】また、上述の第2の実施の形態では、装置
の立ち上げ時には、第1のレーザー光源と第2のレーザ
ー光源の一方は第1の制御モード、他方は第3の制御モ
ードとしたが、第1および第2のレーザー光源の双方
を、装置立ち上げ時に第1の制御モードとし、レーザー
ビーム検出器12で、安定に走査開始信号が得られるよ
うになった後に、共に、第2の制御モードに切り替える
ようにしてもよい。
【0103】また、光量制御部30aにおいては、カウ
ンタ312で走査開始信号HSを所定数計数したときに
得られるキャリー出力CAを、走査開始信号HSが安定
して得られることを示す信号とし、これを制御モードの
切り替えに使用したが、前述の第1の実施の形態の変形
例と同様に、レーザー光源1aの光量が目標値に達した
時点で、状態を反転する信号を生成し、それを走査開始
信号HSが安定して得られることを示す信号として用
い、それにより制御モードを切り替えるように構成して
も良い。
【0104】
【発明の効果】この発明によれば、画像形成装置の光源
の光量制御を開始してから、感光体に負荷をかけること
なく、安定した光量制御が可能になる。また、複数の光
源からのビームを合成して画像形成を行う画像形成装置
の光源の光量制御においても、同期信号の検出精度を落
とすことなく且つ感光体に感光体に負荷をかけることな
く、安定した光量制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置の第1の実施の形
態のレーザー光源が一つの場合の構成を示すブロック図
である。
【図2】第1の実施の形態における光量制御部の一例を
示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態の光量制御部の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図4】この発明による画像形成装置の第2の実施の形
態としての光源が複数の場合の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】第2の実施の形態における第2の光源の光量制
御部の一例を示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態における第2の光源の光量制
御部の動作タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1a、1b;レーザー光源 10;感光体 11;反射ミラー 12;レーザービーム検出器 30、30a、30b;光量制御部 31;LD変調信号生成部 32;電流制御信号生成部 33;電流スイッチング回路 311;擬似走査開始信号発生回路 312;走査開始信号HSをカウントするカウンタ 322;光量比較器
フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA12 AA53 AA54 AA56 AA57 AA61 AA68 BB32 BB33 2H045 AA01 BA22 BA32 CA88 CB42 5C072 AA03 BA13 HA02 HB01 HB11 XA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報に応じて変調されたレーザービー
    ムを、副走査方向に移動する感光体上で、前記副走査方
    向に直交する方向の主走査方向に走査して、前記感光体
    の画像形成領域に静電潜像を形成する画像形成装置にお
    いて、 駆動電流に応じた光量でレーザービームを発生する光源
    と、 前記光源から発生するレーザービームの光量を示す光量
    検出信号を発生する光量検出手段と、 レーザービームを前記主走査方向の前記画像形成領域外
    の所定の位置で検出して、走査開始信号を出力するレー
    ザービーム検出手段と、 仮の走査開始信号を発生する擬似走査開始信号発生手段
    と、 前記走査開始信号または前記仮の走査開始信号に基づい
    たタイミングで、前記光量検出手段の光量検出信号に応
    じて前記光源を駆動する駆動電流を制御する駆動電流制
    御手段と、 前記擬似走査開始信号発生手段からの前記仮の走査開始
    信号に基づき、前記画像形成領域を含む前記主走査領域
    の全域で、前記光源を点灯させる第1の制御モードと、
    前記レーザービーム検出手段からの前記走査開始信号に
    基づき、前記画像形成領域以外の前記主走査領域で、前
    記光源を点灯させる第2の制御モードとを切り替える制
    御モード切り替え手段と、 を備え、前記制御モード切り替え手段により、 装置の立ち上げ時には、前記第1の制御モードとして、
    前記光源への前記駆動電流を最小設定値として起動し、 前記第1の制御モードにおける前記駆動電流の制御によ
    り前記光源の光量が増加して前記レーザービーム検出手
    段でレーザービームが検出された後の一定期間経過後に
    おいて、前記第2の制御モードに切り替えて、前記光源
    への駆動電流を制御することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像形成装置において、 前記制御モード切り替え手段は、 前記レーザービーム検出手段からの走査開始信号をカウ
    ントする走査開始信号計数手段を備え、 前記走査開始信号計数手段のカウント値が所定値に達し
    たときに、前記第1の制御モードから、前記第2の制御
    モードに切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の画像形成装置において、 前記制御モード切り替え手段は、前記光源の光量が所定
    値に達した時に、前記第1の制御モードから、前記第2
    の制御モードに切り替えることを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】画像情報に基づいて生成された第1の変調
    信号に応じて変調された所定の光量の第1のレーザービ
    ームと、前記第1の変調信号を反転して生成した第2の
    変調信号に応じて変調されるものであって、前記第1の
    レーザービームの光量より小なる光量の第2のレーザー
    ビームとを出射し、前記第1のレーザービームと前記第
    2のレーザービームを合成して合成レーザービームと
    し、前記合成レーザービームを、副走査方向に移動する
    感光体上で、前記副走査方向とは直交する方向の主走査
    方向に走査して、前記感光体上に静電潜像を形成する画
    像形成装置において、 駆動電流に応じた光量で前記第1のレーザービームおよ
    び前記第2のレーザービームをそれぞれ発生するための
    第1および第2の光源と、 前記第1および第2の光源からそれぞれ発生するレーザ
    ービームの光量を示す第1および第2の光量検出信号を
    それぞれ発生する第1および第2の光量検出手段と、 レーザービームを主走査方向の前記画像形成領域外の所
    定の位置で検出して、走査開始信号を出力するレーザー
    ビーム検出手段と、 仮の走査開始信号を発生する擬似走査開始信号発生手段
    と、 前記走査開始信号または前記擬似走査開始信号に基づい
    たタイミングで、前記第1および第2の光量検出手段か
    らの前記第1および第2の光量検出信号に応じて前記第
    1および第2の光源を駆動する駆動電流を制御する第1
    および第2の駆動電流制御手段と、 前記擬似走査開始信号発生手段からの前記仮の走査開始
    信号に基づき、前記画像形成領域を含む前記主走査領域
    の全域で前記光源を点灯させる第1の制御モードと、前
    記レーザービーム検出手段からの前記走査開始信号に基
    づき、前記画像形成領域以外の前記主走査領域で光源を
    点灯させる第2の制御モードと、前記擬似走査開始信号
    発生手段からの前記仮の走査開始信号に基づき、前記画
    像形成領域を含む前記主走査領域の全域で光源を消灯さ
    せる第3の制御モードとを切り替える制御モード切り替
    え手段と、 を備え、前記制御モード切り替え手段により、前記第1
    の光源および前記第2の光源についての前記第1〜第3
    の制御モードの切り換えを独立に行って、前記第1およ
    び第2の光源への駆動電流の制御を行うことを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の画像形成装置において、 前記制御モード切り替え手段により、 装置の立ち上げ時には、前記第2の光源は前記第3の制
    御モードとし、前記第1の光源は前記第1の制御モード
    として前記第1の光源への前記駆動電流を最小設定値と
    して起動し、 前記第1の制御モードにおける前記第1の光源の駆動電
    流の制御により前記第1の光源の光量が増加して前記レ
    ーザービーム検出手段でレーザービームが検出された後
    の一定期間経過後において、前記第1の光源と前記第2
    の光源とについての制御モードを、それぞれ前記第2の
    制御モードに切り替えて、前記第1および前記第2の光
    源への駆動電流を制御することを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像形成装置において、 前記制御モード切り替え手段は、 前記レーザービーム検出手段からの前記走査開始信号を
    カウントする走査開始信号計数手段を備え、 前記走査開始信号計数手段のカウント値が所定値に達し
    たときに、前記第1の光源の駆動電流の制御モードを前
    記第1の制御モードから前記第2の制御モードに切り替
    え、前記第2の光源の駆動電流の制御モードを前記第3
    の制御モードから前記第2の制御モードへ切り替えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の画像形成装置において、 前記制御モード切り替え手段により、 前記第1の制御モードにおける前記第1の光源の駆動電
    流の制御により前記第1の光源の光量が増加して、前記
    第1の光源の光量が所定値に達したときに、前記第1の
    光源の駆動電流の制御を、前記第1の制御モードから前
    記第2の制御モードへ切り替え、前記第2の光源の駆動
    電流の制御を、前記第3の制御モードから第2の制御モ
    ードへ切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項5〜請求項7のいずれかに記載の画
    像形成装置において、 前記第1の光源は、前記第1のレーザービームを発生す
    るためのものであり、前記第2の光源は、前記第2のレ
    ーザービームを発生するためのものであることを特徴と
    する画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項5〜請求項7のいずれかに記載の画
    像形成装置において、 前記第2の光源は、前記第1のレーザービームを発生す
    るためのものであり、前記第1の光源は、前記第2のレ
    ーザービームを発生するためのものであることを特徴と
    する画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項4に記載の画像形成装置におい
    て、 装置の立ち上げ時には、前記第1の光源の駆動電流と、
    前記第2の光源の駆動電流とを、同一の制御モードで制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の装置の画像形成装置
    において、 装置の立ち上げ時には、前記第1の光源と前記第2の光
    源とを、それぞれの光源への駆動電流を最小設定値とし
    て第1の制御モードで起動して、前記第1の光量検出信
    号および前記第2の光量検出信号に応じて、それぞれの
    光源への駆動電流を制御し、 前記第1および第2の光源からのレーザービームの光量
    が増加して、前記レーザービーム検出手段で前記合成レ
    ーザービームが検出された後、一定期間経過後に前記第
    1の光源と前記第2の光源とをそれぞれ前記第2の制御
    モードに切り替えて、前記第1の光源および前記第2の
    光源への駆動電流を制御することを特徴とする画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】請求項4〜請求項11に記載の画像形成
    装置において、 前記第1の光源と前記第2の光源とが、ともに前記第2
    の制御モードにあるときは、どちらか一方の光源は、そ
    れから発生するレーザービームが、少なくとも前記レー
    ザービーム検出手段でそのレーザービームを検出する位
    置を走査するときには消灯することを特徴とする画像形
    成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062444A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Canon Inc レーザ光量制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008062444A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Canon Inc レーザ光量制御装置

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