JP2000254655A - パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置 - Google Patents

パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置

Info

Publication number
JP2000254655A
JP2000254655A JP11060212A JP6021299A JP2000254655A JP 2000254655 A JP2000254655 A JP 2000254655A JP 11060212 A JP11060212 A JP 11060212A JP 6021299 A JP6021299 A JP 6021299A JP 2000254655 A JP2000254655 A JP 2000254655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
magnetic
magnet
pole
activation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11060212A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Kakisaka
啓輔 柿坂
Atsushi Kakisaka
淳 柿坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
Priority to JP11060212A priority Critical patent/JP2000254655A/ja
Publication of JP2000254655A publication Critical patent/JP2000254655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて強力な磁場を発生でき、取り付け及び
取り外しの作業が簡単で構成も簡略化された磁気活性化
装置を提供する。 【解決手段】 パイプ側にS(又はN)極面を有する磁
石1と、磁石1の両側面に設けられ、パイプ外周面と接
触可能なテーパ状のパイプ接触面2aを有するアルミニ
ウム製接触部材2と、磁石1のパイプ側とは逆側の面に
設けられた純鉄製部材3とを備えることを特徴とするパ
イプ内を流れる流体の磁気活性化装置。この装置では、
磁石1のパイプ側の面(S極)と、パイプ接触面2a
(N極)との間の斜め方向にも磁場が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ内に磁界を
発生させてパイプ内を流れる流体を磁気的に活性化する
ことにより、例えば、水道水の味覚を向上したり、ガソ
リンの燃費を向上できる簡易取付け可能な磁気活性化装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁石を有する装置を水道の蛇
口に取付けて、その水道水を磁気的に活性化することに
より水の味覚を向上する磁気活性化装置が知られてい
る。
【0003】図4は、従来の磁気活性化装置の一例を示
す模式図である。この装置は、水道の蛇口50を二枚の
板材51で挟み、固定材52及びボルト53により固定
してなるものである。図5に模式的に示すように、二枚
の板材51には、それぞれ複数の磁石54が設けられて
おり、一方はS極、他方はN極が内側になるよう配置さ
れている。これにより二枚の板材51間に磁場が形成さ
れ、蛇口50内の水道水を磁気的に活性化する。また、
図5に模式的な磁力線で示すように、互いに対向する磁
石の間で主たる磁場が形成され、それと隣接する磁石
(斜め方向の磁石)との間でも弱い磁場が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の磁気活性化装置は、パイプ内にかかる磁場が
比較的弱く、磁気活性化による十分な作用効果を得る上
では未だ磁力強度が不十分である。
【0005】さらに、従来の磁気活性化装置は、ボルト
等を使用して固定するものなので、その装置の取り付け
及び取り外しの作業が不便であり、装置構成も複雑にな
らざるを得ず、装置のコンパクト化、大量生産、低価格
化が困難である。
【0006】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものである。すなわち、本発明の目的
は、従来の装置よりも極めて強力な磁場を発生でき、し
かも取り付け及び取り外しの作業が簡単であり、装置構
成も簡略化された、パイプ内を流れる流体の磁気活性化
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、上下をSN方向とする
磁石の下側に純鉄製部材を設け、磁石の側面にアルミニ
ウム製のパイプ接触部材を設けると、パイプ内に特徴的
な磁気の流れを形成でき、非常に強力でかつ効率的な磁
場を発生できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち本発明は、パイプ側にS又はN極
面を有する磁石(1)と、該磁石(1)の両側面に設け
られ、パイプ外周面と接触可能なパイプ接触面(2a)
を有するアルミニウム製接触部材(2)と、該磁石
(1)のパイプ側とは逆側の面に設けられた純鉄製部材
(3)とを備えることを特徴とするパイプ内を流れる流
体の磁気活性化装置である。
【0009】さらに本発明者らは、上記磁気活性化装置
の二個を一組として使用すれば、磁力により両者が適度
な力で引き合い、ボルト等の固定具を用いずにパイプに
取付け可能で、装置構成が簡略化でき、しかもこの組合
わせにより更に強力でかつ効率的な磁場を発生できるこ
とを見出し、更なる本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、更なる本発明は、パイプ側にS
極面を有する磁石(1)を備えた上記磁気活性化装置、
及び、パイプ側にN極面を有する磁石(1)を備えた上
記磁気活性化装置の二つの装置を一組として用い、パイ
プを介して、両装置が引き合う磁力によりパイプに取付
けられることを特徴とするパイプ内を流れる流体の磁気
活性化装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて説明する。
【0012】図1は、本発明の磁気活性化装置の一例を
示す斜視図である。この磁気活性化装置は、上側(パイ
プ側)がS極、下側がN極の磁石1を有している。この
磁石1としては、ネオジウム鉄ホウ素(Nd−Fe−
B)の永久磁石が好ましい。ただし、本発明はこれに限
定されない。例えばフェライト・バリウム磁石やその他
各種の永久磁石など、十分な磁力が得られるものであれ
ば、従来より知られる様々な磁石を用いることができ
る。
【0013】磁石1の両側面には、パイプ4の外周面と
接触可能なパイプ接触面2aを有するアルミニウム製の
接触部材2が設けられている。この接触部材2のパイプ
接触面2aは、テーパ状に形成されている。このテーパ
面の代わりにパイプ4の外周面と面接触可能な凹曲面が
形成されていてもよい。これら二つの接触部材2は互い
に同一形状であり、互いのテーパ面(又は凹曲面)が対
向するように設けられている。
【0014】磁石1のN極側(下側)には、純鉄製部材
3がさらに設けられている。この純鉄製部材3は、磁石
1の下側に面接触する板材である。このような純鉄製部
材3を設けることにより、パイプ内に非常に強力な磁場
が形成される。この純鉄製部材3の厚さは、3〜5mm
が好ましい。
【0015】図2は、パイプ4側にS極面を有する磁石
1を備えた磁気活性化装置と、パイプ4側にN極面を有
する磁石1を備えた磁気活性化装置の二つの装置を一組
として用い、パイプ4を介して両装置が引き合う磁力に
より取付けた状態を示す模式的断面図である。この両装
置は、磁石の極性が逆向きであること以外は同一形状及
び同一材料で構成されている。
【0016】本発明の磁気活性化装置は、一個を単独で
用いることもできるが、図2に示すように二個を一組と
して用いることが、強力な磁場を形成する点等において
非常に有効である。図2に示す装置においては、両装置
の磁石1の間に垂直な磁場が発生する。しかも、これに
加えて、各磁石1と各パイプ接触面2aとの間にも斜め
の方向に磁場が発生する。このような斜め方向の磁場が
発生するのは、磁石1のパイプ側の面がN極である場合
はパイプ接触面2aがS極となり、磁石1のパイプ側の
面がS極である場合はパイプ接触面2aがN極となるか
らである。図2に全体の磁気的な極性を示す。このよう
な極性は、側面の部材2と底面の部材3を分けて構成し
た結果得られる。この両部材2、3を一体にして単一の
部材で構成した場合は、磁石1とパイプ接触面2aは同
じ極性になってしまう。
【0017】図2に示す装置においては、パイプ4内
に、垂直方向の磁場と斜め方向の磁場を同時に発生させ
るので、非常に効率よく強い磁場を発生できる。そし
て、この磁場はパイプ4内を流れる流体の流れる方向と
交差するものであり、これによりパイプ4内の流体は磁
気的に活性化され、その活性化による十分な作用効果を
得ることができる。
【0018】さらに本発明においては、特に、側面の部
材2にアルミニウムを用い、底面の部材3に純鉄を用い
ている。これにより、良好な磁気回路の形成、磁束の漏
れ防止を図ることもできる。
【0019】ただし、本発明の磁気活性化装置は、この
ような使用用途に限定されるものではない。例えば、一
個を単独でパイプに取り付けて使用してもよいし、2個
を一組として使用した場合でも、さらにバンド状やボル
ト状の保持部材を用いても構わない。
【0020】本発明の磁気活性化装置により発生する磁
場の強さの具体的レベルは、その用途に応じて適宜決定
すればよく、本発明では特に限定されない。ただし、図
2に示したようなパイプの中心となる位置の磁場をパイ
プの無い状態で測定した場合に430mT以上の磁束密
度を示すことが好ましく、また、パイプ接触面2aの位
置の磁場を測定した場合に、300mT以上の磁束密度
を示すことが好ましい。従来の磁気活性化装置では、上
述の強い磁場をこのような簡易な構成で発生することは
できない。
【0021】図3は、本発明の磁気活性化装置の更なる
実施形態を示す模式的断面図である。この実施形態は、
パイプ接触面2aよりも下側が全て樹脂層5で被覆した
ものであり、これにより製品価値を向上させ、かつ本体
の保護を図っている。
【0022】以上説明した本発明の磁気活性化装置は、
特に、水道管又は水道の蛇口に取り付ける用途に非常に
有用である。この用途においては、水の味覚の向上に著
しい効果を示し、また例えば、この水を浴水として用い
れば温泉効果が得られ、また例えば、この水を農産物等
に用いればその生育の向上を図ることもできる。
【0023】更に、燃料パイプに取り付ける用途にも非
常に有用である。この用途においては、ガソリン、軽油
等の燃料の構成分子を磁気で細分化することにより、燃
焼性を向上し、その結果、排ガスの減少、燃費の向上を
図ることができる。このような効果は、灯油、プロパン
ガス、液化天然ガス等の燃料でも得られる。なお、車両
用の燃料パイプに用いる場合は、磁力による固定だけで
は振動により外れてしまうおそれが有るので、適当な固
定部材により強固に固定しておくとよい。
【0024】また、本発明の磁気活性化装置は、上述の
用途以外でも、従来より知られる種々の用途に適用可能
である。例えば、水槽の循環装置のパイプに取付けれ
ば、水槽内の魚の育成が促進される。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。
【0026】以下の材料を用いて、図1及び図2に示し
た本発明の磁気活性化装置を実際に作製した。
【0027】磁石1 材料:ネオジウム鉄ホウ素(Nd−Fe−B)の永久磁
石 サイズ:30mm×20mm×12mm アルミニウム製接触部材2 サイズ:32mm×28mm×5mm テーパー面の
角度約18° 純鉄製部材3 サイズ:30mm×12mm×5mm。
【0028】このようにして作製した磁気活性化装置を
図2に示したように組み合わせ、パイプの中心となる位
置の磁場をパイプの無い状態で測定したところ、310
mT以上の高い磁束密度が認められた。また、パイプ接
触面2aの位置の磁場を測定したところ、340mT以
上の高い磁束密度が認められた。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、従
来の装置よりも極めて強力な磁場を発生でき、しかも取
り付け及び取り外しの作業が簡単であり装置構成も簡略
化された磁気活性化装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気活性化装置の一実施形態を示す斜
視図。
【図2】本発明の磁気活性化装置の磁性の状態を示す模
式的断面図。
【図3】本発明の磁気活性化装置の更なる実施形態を示
す模式的断面図。
【図4】従来の磁気活性化装置の一例を示す斜視図。
【図5】従来の磁気活性化装置の磁性の状態を示す模式
的断面図。
【符号の説明】
1 磁石 2 アルミニウム製接触部材 3 純鉄製部材 4 パイプ 5 樹脂層 50 蛇口 51 板材 52 固定材 53 ボルト 54 磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ側にS又はN極面を有する磁石
    (1)と、該磁石(1)の両側面に設けられ、パイプ外
    周面と接触可能なパイプ接触面(2a)を有するアルミ
    ニウム製接触部材(2)と、該磁石(1)のパイプ側と
    は逆側の面に設けられた純鉄製部材(3)とを備えるこ
    とを特徴とするパイプ内を流れる流体の磁気活性化装
    置。
  2. 【請求項2】 パイプ接触面(2a)は、テーパ面或い
    はパイプ外周面と面接触可能な凹曲面である請求項1記
    載の磁気活性化装置。
  3. 【請求項3】 パイプ接触面(2a)は、磁石(1)の
    パイプ側の面の極性とは逆の極性を示し、該パイプ接触
    面(2a)と該磁石(1)のパイプ側の面との間でも磁
    場を形成する請求項1又は2記載の磁気活性化装置。
  4. 【請求項4】 水道管又は水道の蛇口に用いられる請求
    項1〜3の何れか一項記載の磁気活性化装置。
  5. 【請求項5】 燃料パイプに用いられる請求項1〜3の
    何れか一項記載の磁気活性化装置。
  6. 【請求項6】 パイプ側にS極面を有する磁石(1)を
    備えた請求項1記載の磁気活性化装置、及び、パイプ側
    にN極面を有する磁石(1)を備えた請求項1記載の磁
    気活性化装置の二つの装置を一組として用い、パイプを
    介して、両装置が引き合う磁力によりパイプに取付けら
    れることを特徴とするパイプ内を流れる流体の磁気活性
    化装置。
JP11060212A 1999-03-08 1999-03-08 パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置 Pending JP2000254655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11060212A JP2000254655A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11060212A JP2000254655A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000254655A true JP2000254655A (ja) 2000-09-19

Family

ID=13135632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11060212A Pending JP2000254655A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000254655A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005169358A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Aaku Quest:Kk 磁化水器
KR100795379B1 (ko) 2006-08-04 2008-01-17 황은주 특고자성 자기화수기
KR101751920B1 (ko) 2015-01-08 2017-06-30 주식회사 금산이엔지 자력 및 원적외선을 이용한 탈착형 유체연료 활성화장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005169358A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Aaku Quest:Kk 磁化水器
JP4551655B2 (ja) * 2003-12-15 2010-09-29 克巳 小松 磁化水器
KR100795379B1 (ko) 2006-08-04 2008-01-17 황은주 특고자성 자기화수기
KR101751920B1 (ko) 2015-01-08 2017-06-30 주식회사 금산이엔지 자력 및 원적외선을 이용한 탈착형 유체연료 활성화장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0448640A1 (en) Device for magnetically treating a fluid
MY123921A (en) Planar acoustic transducer
JP2000254655A (ja) パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置
KR20050061507A (ko) 디젤엔진 연로를 위한 마그네틱 컨디셔닝 장치
KR100779269B1 (ko) 자화육각수 생성장치
KR200412414Y1 (ko) 자화육각수 생성장치
LU100660B1 (en) Soup ladle convenient to mount
JP3671323B2 (ja) パイプ型の部品供給ロッド
JP2006224080A (ja) ドーナツ式活水器
JP2003145973A5 (ja)
JP3187804U (ja) 液体燃料改質装置
JP2003265434A5 (ja)
JP3598461B2 (ja) 流体磁気処理装置
JP2000220789A (ja) パイプ内を流れる流体の磁気活性化装置
JP2000317459A (ja) 磁力線による水処理装置
JPS6111451B2 (ja)
JP3122044U (ja) 燃料磁化装置
JP2000002160A (ja) 低公害・燃費向上用磁気具
KR200383812Y1 (ko) 육각자화기
JP3057245U (ja) 水処理装置
JP2005081037A (ja) 磁気発生装置
KR200206197Y1 (ko) 유체의 자화 처리 장치
JP3095237U (ja) 流体磁化器
TWM293273U (en) Improved processor device for magnetizing the fluid in a pipe
JP2002238664A (ja) 組み合わせテーブル