JP3122044U - 燃料磁化装置 - Google Patents

Abstract

【課題】
エンジンに供給される燃料の磁化ができるとともに、燃料パイプに対して装着性の優れた燃料磁化装置を提供する。
【解決手段】
非磁性体のケースには、極性を同じくした一対のネオジウム磁石を保持させると共に両磁石の燃料パイプに対する面以外を磁性体で囲むようにし、燃料パイプに対する面には、燃料パイプとのがたつき防止のために弾性部材を採用した。また、非磁性体のケースは、燃料パイプの曲面に沿う形で湾曲面を有している。非磁性体のケースの両ケースは、燃料パイプに装着性を持たせるために片側を回転継ぎ手で連結し、もう片側には両ケースを閉じるだけで燃料パイプに装着できるようにした。また、閉じた両ケースは留め具により簡単に開口しない手段も採用した。
【解決手段】図1

Description

本考案は、高性能のネオジウム磁石を利用した燃料磁化装置に関するものである。

燃料パイプに強力なネオジウム磁石を取り付ける場合、磁力の強力さから燃料パイプに装着する際、たいへん梃子摺るのが実情である。

燃料パイプに燃料磁化装置を装着する場合に安全な装着を可能とする必要がある。

燃料パイプに燃料磁化装置を装着する場合に工具を必要とせず簡単な方法で装着を可能とする必要がある。

上記目的を達成するため本考案は、非磁性体のケースに同極の一対の磁石を保持すると共に、両ネオジウム磁石の燃料パイプ接着面に弾性部材を設置して磁化装置本体とし、一対の磁化装置本体の弾性部材面で燃料パイプを挟持して燃料パイプとのがたつきをなくすという手段を採用した。

装着性を持たせるために一対の非磁性体ケースの片側を回転継ぎ手で連結することも採用した。

非磁性体ケースにさらに装着性を持たせるために、開口側にケース留め具を設けたことも採用した。

燃料パイプに燃料磁化装置を装着する場合に、安全に且つ簡便な装着を可能とした。

以下、本考案に係る燃料磁化装置を添付図面に従って説明する。
図１において、１は燃料磁化装置本体であって、燃料磁化装置上部と対向する一対の燃料磁化装置下部で燃料パイプを挟持するようにしたものである。この燃料磁化装置本体１において、２は磁性体でネオジウム磁石３を囲うように設置する。燃料磁化装置本体１に燃料パイプの外側曲面に応じた曲凹部４を設けて燃料パイプに装着しやすくしたものである。また、ネオジウム磁石３の底面に弾性部材を設置し燃料パイプとのがたつきをなくすようにしてある。燃料磁化装置本体１も燃料パイプに取り付け作業時の安全面からケースを湾曲面８に仕上げてある。

６は燃料磁化装置本体１において、一対の本体ケースを回転継ぎ手で連結させるものである。また、一方の開口側は燃料パイプを挟持するように装着した後、留め具７により連結されるようになっている。

上記構成の燃料磁化装置本体１は、一対で燃料パイプを挟持するように装着するものであるが、ネオジウム磁石が互いに反発力を生ずるようN極同士を対向させて燃料パイプを挟持し、両ケースの留め具７で締結するものである。このような配置にすることで強力な磁力線が燃料磁化装置１、１間に発生し、燃料パイプはこの磁力線の中を横切ることになって燃料パイプ中の流体は磁化される。この磁力線の磁化作用によって燃料が分子レベルで活性化し、他の電子等との結合力が強まって、完全燃焼を促すことになる。

本実施形態に係る燃料磁化装置の全体図である。 本実施形態に係る燃料磁化装置の断面図である。 イ）正面 ロ）背面 本実施形態に係る燃料磁化装置の分解図である。 イ）上部 ロ）下部

符号の説明

１：燃料磁化装置
２：磁性体
３：ネオジウム磁石
４：曲凹部
５：弾性部材
６：回転継ぎ手
７：留め具
８：湾曲面

Claims (3)

1. 非磁性体のケースに同極の一対の磁石を保持すると共に、両ネオジウム磁石の燃料パイプ接着面に弾性部材を設置して磁化装置本体とし、一対の磁化装置本体の弾性部材面で燃料パイプを挟持して磁力線が燃料に接触し易くしたことを特徴とする燃料磁化装置。
2. 装着性を持たせるために、片側を回転継ぎ手で連結した一対の非磁性体ケースにした請求項１記載の燃料磁化装置。
3. 非磁性体ケースにさらに装着性を持たせるために、開口側にケース留め具を設けた請求項１または請求項２記載の燃料磁化装置。
   

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