JP2000254236A - 先端可動型カテーテル - Google Patents

先端可動型カテーテル

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JP2000254236A
JP2000254236A JP11058519A JP5851999A JP2000254236A JP 2000254236 A JP2000254236 A JP 2000254236A JP 11058519 A JP11058519 A JP 11058519A JP 5851999 A JP5851999 A JP 5851999A JP 2000254236 A JP2000254236 A JP 2000254236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】細かなカテーテルの曲がりを得ることが困難で
あり、複雑に蛇行、分岐する血管には未だ十分に対応で
きない。 【解決手段】カテーテル1の可動部3に、先端開口に連
通するメインルーメン4と、一対のサブルーメン5,5
とを内設する。サブルーメン5,5には、それぞれ導線
(リード線)6,6とこれに電気的に接続された二重の
形状記憶線状体7,7とを内設する。形状記憶線状体
7,7は、より大きな収縮力が得られるように先端側が
M字状になるように接続されており、同形状記憶線状体
7が加熱・収縮することによりカテーテル1の先端側が
屈曲する。例えば、この形状記憶線状体7,7は、下端
側を導線6,6に接続すると共に、先端側を加締めピン
10を介してM字型に接続し、かつ、先端の折り曲げ部
分を固定用チューブ11,11を介してカテーテル1の
先端二カ所に固定するのが良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選択的血管造影や
血管拡張術(例えば、経皮的動脈拡張術(PTA) や経皮的
冠状動脈拡張術(PTCA))等々を実行するのに使用される
カテーテルの改良に関し、更に詳しくは、複雑に蛇行、
分岐している血管に対処すべく屈曲させたい箇所で自由
かつ任意に先端を曲げることができる有用な先端可動型
カテーテルに存する。
【0002】
【従来の技術】従来、斯かる先端可動型カテーテルとし
ては、例えば、特許第2767424号公報に開示され
ているものが知られている。この従来のカテーテルは、
設定温度以上においては予め記憶している長さとなり、
設定温度より低い温度においては自由に変形できる2個
の一方向性形状記憶合金線状体を該カテーテルの少なく
とも先端近傍部分に長軸方向と実質的に平行に設け、か
つ、該一方向性形状記憶合金線状体の少なくとも一つが
前記設定温度以上にすることにより、予め記憶している
長さに変化する際に生じる力を、他の設定温度より低い
温度の一方向性形状記憶合金線状体に対し曲げ力として
作用される位置に、前記一方向性形状記憶合金線状体を
それぞれ設けると共に、該一方向性形状記憶合金線状体
の内側に、曲げ方向には柔軟でかつ縦方向には圧縮しに
くい筒状の支持体を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特許第2767424号公報に開示されているカテー
テルにあっては、前記一方向性形状記憶合金線状体の先
端が逆U字型に形成されており、また、その内側に筒状
の支持体が挿着されることも相俟って、十分かつ細かな
カテーテルの曲がりを得ることは困難であり、複雑に蛇
行、分岐する血管には未だ対応できないといった問題を
有するものである。
【0004】一方、挿入病変部位に合わせて種々の形状
が形作られ、利用されている常套のカテーテルでは、最
終的な病変部位の形状或いは途中最も挿入困難な血管に
合わせた形状になるため、極端に蛇行・湾曲している部
位や細くなっている血管には挿入しにくいといった問題
を有するものである。
【0005】他方、従来より開発されている他社の先端
可動型カテーテルでは、加熱用のルーメン以外に、形状
を直状に戻すための冷却用ルーメンが必要になるため、
薬用注入用のルーメンの内径が不十分だったり、チュー
ブの外径が大きくなったりする等の不都合が生じてい
る。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、複雑に蛇行、分岐する血管にも対処で
きるように、屈曲させたい箇所で自由かつ細かに先端を
曲げることができる操作性の良い先端可動型カテーテル
を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、カテーテルの先端部側に形状記憶線状体を設
けてなる先端可動型カテーテルにおいて、前記形状記憶
線状体は、少なくとも先端側が角状若しくはM字状に接
続されている先端可動型カテーテルに存し、延いては、
ルーメン内に埋め込まれた形状記憶線状体に通電した
際、その温度変化で軸方向に同形状記憶線状体が収縮し
て先端を可動せしめる先端可動型カテーテルに存する。
【0008】また、カテーテルの剛性と、形状記憶線状
体の収縮力と、連続通電時間及び/又はパルス電流とに
より、曲がり角度と形状保持性をコントロールするのが
良い。
【0009】更に、好ましくは、カテーテル内に少なく
とも一以上のルーメンを介して形状記憶線状体を二重に
挿通したり、チューブ外の手元にスイッチ及び/又は電
源部を兼備させるのが良い。
【0010】このように構成される本発明の先端可動型
カテーテルは、前記形状記憶線状体の少なくとも先端側
が角状若しくはM字状に接続されていることによって、
従来の逆U字型に比して伸縮量が大きくなり、先端側に
大きな曲がりを発現し得ることとなる。
【0011】しかも、斯かる形状の変化が、別体の支持
体を用いることなく、少なくとも一本の形状記憶線状体
と同線状体を埋め込んだルーメンのみで可能となり、チ
ューブ外径を可能な限り小さくし、かつ、必要なルーメ
ン内径は可能な限り大きくし得ることとなる。
【0012】また、ルーメン内に埋め込まれた形状記憶
線状体に通電した際、その温度変化で軸方向に同形状記
憶線状体が収縮して先端が可動することによって、通電
スイッチのオン、オフ操作のみで、血管の蛇行の程度に
合わせての挿入および抜去が容易に行えることとなる。
【0013】就中、カテーテルの加撓力(剛性)と、形
状記憶線状体の収縮力と、連続通電時間及び/又はパル
ス電流とにより、曲がり角度と形状保持性をコントロー
ルすることによって、複雑に蛇行、分岐する血管でも、
屈曲させたい箇所で自由かつ細かに先端を曲げ得ること
となる。
【0014】更に、カテーテル内に少なくとも一以上の
ルーメンを介して形状記憶線状体を二重に挿通すること
によって、特別な支持体を要することなく、長軸方向へ
の収縮率を大きくし、先端の可動性を増大させ得ること
となる。
【0015】また、カテーテル外の手元にスイッチ及び
/又は電源部を兼備すれば、少なくとも重心がカテーテ
ル側(先端側)にかかることがないため、選択的血管造
影や血管拡張術等々を実行するに際し、よりコンパクト
化され使用勝手が良くなることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一例を図面
を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る先端
可動型カテーテルであり、このカテーテルAは、図1に
示すように、カテーテル1と、該カテーテル1の基端側
に連結される電源ユニット2とを備えている。
【0017】カテーテル1は、例えば、側孔1a,1a
…が付設されたポリアミド製の可撓性チューブからな
り、屈曲及び/又は挿入し易いように途中から先端に向
かうに従って細くなるように形成されている。
【0018】また、好ましくは、カテーテル1を、外側
が硬く内側が柔らかくなるように剛性(可撓性)の異な
る素材で二層チューブにし、かつ、先端に至るほど外側
層の肉厚を薄くすることで、先端部に柔軟性を、手元側
に剛性を持たせるのが良い。
【0019】斯かる内外異剛性の二層チューブとして
は、例えば、外層:硬質ナイロン(グリルアミド)と、
内層:軟質ナイロン(PEBA×55D)とからなるト
リプルルーメン二層チューブを使用し、外層部の周面約
10cm程度を削り、内層部を露出させたものが挙げら
れる。
【0020】更に、カテーテル1の先端側には、可動部
3が連設されている。この可動部3は、図2に示すよう
に、先端開口に連通するメインルーメン4と、一対のサ
ブルーメン5,5とが長手方向に内設されている(以
下、単にトリプルルーメンチューブという)。
【0021】前記メインルーメン4は、薬液を注入する
ためのものであり、後述する電源ユニットの導管2bと
水密に連通されており、薬液を漏らすことなく送給する
ことができる。
【0022】また、サブルーメン5,5には、それぞれ
導線(リード線)6,6とこれに電気的に接続された二
重の形状記憶線状体7,7とが内設されており、血液等
が同ルーメン5,5内に流入しないように、先端、末端
とも合成樹脂等の栓材(図示せず)で閉塞されている。
【0023】導線6,6は、合成樹脂材等で被覆されて
おり、サブルーメン5,5中を通って基端側のハブ8の
手前でカテーテル1の外に導出されており、モジュラー
ジャック式コネクター9を介して電源ユニット部2に接
続されている。
【0024】一方、形状記憶線状体7,7は、より大き
な収縮力が得られるように先端側がM字状になるように
接続されており、同形状記憶線状体7が加熱・収縮する
ことによりカテーテル1の先端側が屈曲するように組み
付けられている。
【0025】すなわち、この形状記憶線状体7,7は、
それぞれ下端側を導線6,6に接続すると共に、先端側
をステンレスパイプ等の加締めピン10を介してM字型
に接続されており、かつ、先端の折り曲げ部分を後述す
る固定用チューブ11,11を介してカテーテル1の先
端二カ所に固定している。
【0026】尚、この形状記憶線状体7,7としては、
例えば、直径150μmのチタン・ニッケル合金等の形
状記憶合金線が挙げられるものであり、表面に漏電を防
止するための樹脂が塗布されている(漏電防止処理)。
【0027】また、この形状記憶線状体7,7は、サブ
ルーメン5,5内で安易に遊動しないように、導線4,
4との接続部分及び同線状体7を折り曲げている部分に
固定用チューブ11,11…を介して同ルーメン5,5
の内壁に止着されている。
【0028】他方、電源ユニット部2は、図4に示すよ
うに、前記ハブ8を接続できるようにカテーテル側にル
アーテーパー状の連結部2aと、該連結部2a及び前記
メインルーメン4に連通すべく長手方向に内設された導
管2bとを備えている。
【0029】更に、この電源ユニット部2は、例えば、
一個乃至直列に接続した複数個の乾電池等からなる6ボ
ルトの電源12を動力としており、導線6,6を介して
前記形状記憶線状体7と電気的に接続されている。
【0030】また、この電源ユニット部2の所定位置に
は、スイッチ13と電気回路14とが配設されている。
スイッチ13は、押している間はオンになり、離すとオ
フになる所謂A接点スイッチや、一度押すと通電し、再
度押すと通電状態が切れるボタン式スイッチ等を使用す
るものである。
【0031】更に、この電気回路14には、図5(a)に
示すように、タイマー式制御回路が組み込まれており、
形状記憶線状体7に過剰な電流が流れたり、過度に昇温
する危険がないように制御されている。尚、同図中の各
番号はICの脚番である。
【0032】このタイマー式制御回路としては、例え
ば、一定時間(数秒〜数十秒)連続通電を行い、その
後、短い周期でオン−オフが切り替わるパルス通電を行
う制御回路が挙げられるものであり、図5(b)に示すよ
うに、点滅時間調整用ボリューム14aと、スイッチ投
入時間調整用ボリューム14bと、出力モニター(LE
D)14cとを備えている。因に、信号出力はオープン
コレクター出力であり、赤に+5V、青に信号(OV)
出力を示す。
【0033】従って、このタイマー制御回路により、カ
テーテル1の剛性(可撓性)と形状記憶線状体7の収縮
力とを利用し、連続通電時間及びパルス電流との相関関
係により、曲がり角度と形状保持性を自由にコントロー
ルできるのである。
【0034】このように構成される本発明の先端可動型
カテーテルAは、スイッチ13を押すことにより前記形
状記憶線状体7が通電され、温度上昇に伴ってカテーテ
ル1の可動部2を屈曲させるが、その際、前記形状記憶
線状体7の先端側がM字状を呈しているため、従来の逆
U字型に比して伸縮量が大きくなり、先端側に大きな曲
がりを発現することができる。
【0035】換言すれば、この形状記憶線状体7は、固
定している箇所から固定している箇所までの間で温度上
昇により長軸方向の長さが短くなると共に、M字型の形
状記憶線状体7がカテーテル1の先端二カ所に固定され
ているため、同形状記憶線状体7が収縮すると同カテー
テル1の全長が少し余剰となって屈曲するものであり、
そして、スイッチ13をオフ操作することにより、前記
通電状態が解除され、形状記憶線状体7の温度が低下し
て元の真っ直ぐな形状に戻ることができる。
【0036】尚、本発明の先端可動型カテーテルは、本
実施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で
自由に設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全
てを包摂するものである。例えば、形状記憶線状体7と
しては、本実施例で示した標準のM字型に限定されるも
のではなく、図6に示すように、角型(図6(a)参
照)、縦長M型(図6(c)参照)、二重M型(図6(d)
参照)、多重M型(図6(e)参照)のように様々なバリ
エーションが挙げられるものであり、使用する目的や機
能に応じた最適なものが選出される。
【0037】また、先端可動方向のバリエーションとし
ては、図7に示すように、一対の導線6と形状記憶線状
体7とを四方に組み込むことにより、矢印で示す様々な
方向に可動させることができる。
【0038】更に、バイオメタルアクチュエーターとし
て、図8に示すように、形状記憶線状体7を耐熱性、絶
縁性に優れたフィルム15でラミネートし、下端側から
突出させた端子16,16を導線若しくは同軸ケーブル
17に接続し、ダブルルーメンカテーテル18に先端か
ら差し込み挿着させる構成を採用しても良い。
【0039】また、カテーテル1の素材としては、本実
施例で示したポリアミド製に限定されることなく、フッ
素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ポリスチレン、ポリエステル系エラストマー等の
適宜合成樹脂材を使用しても良いものであり、使用箇所
や治療目的に応じた適時長さ及び径寸のものが使用され
ることは云うまでもない。
【0040】尚、本明細書で言及している「形状記憶線
状体」とは本実施例で示した「形状記憶合金」のみなら
ず「形状記憶樹脂」からなる線状体をも包摂するもので
あり、これらは全て本発明の技術的範囲に属するもので
ある。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、前記形
状記憶線状体の少なくとも先端側が角状若しくはM字状
を呈していることによって、従来の逆U字型に比し、伸
縮量が大きくなるため、先端側に大きな曲がりを発現で
きると共に、血管内の屈曲させたい箇所でも自由に一方
向に曲げることができ、かつ、その分、元の直状な形に
も回復し易くなるといった効果を奏するものである。
【0042】しかも、斯かる形状の変化が、別体の支持
体を用いることなく、一本の形状記憶線状体と同線状体
を埋め込んだルーメンのみで可能となるため、チューブ
外径を可能な限り小さくし、かつ、必要なルーメン内径
は可能な限り大きくできるといった効果を兼備するもの
である。
【0043】また、ルーメン内に埋め込まれた形状記憶
線状体に通電した際、その温度変化で軸方向に同形状記
憶線状体が収縮することにより、先端が可動するため、
通電スイッチのオン、オフ操作のみで、血管の蛇行の程
度に合わせての挿入および抜去が容易に行えるといった
効果を奏するものである。
【0044】更に、カテーテルの加撓力と、形状記憶線
状体の収縮力と、連続通電時間及び/又はパルス電流と
により、曲がり角度と形状保持性をコントロールすれ
ば、複雑に蛇行、分岐する血管でも、屈曲させたい箇所
で自由かつ細かに先端を曲げることができるため、カテ
ーテルとしての操作性及び商品価値を高めることができ
るといった効果を奏するものである。
【0045】また、カテーテル内に少なくとも一以上の
ルーメンを介して形状記憶線状体を二重に通すことによ
って、長軸方向への収縮率をより大きくし、先端の可動
性を増大させることができるといった効果を奏するもの
である。
【0046】更に、カテーテル外の手元にスイッチ及び
/又は電源部を兼備すれば、少なくとも重心がカテーテ
ルの先端側にかかることがないため、選択的血管造影や
血管拡張術等々を実行するに際し、よりコンパクト化さ
れ使用勝手が良くなるといった効果をも奏するものであ
る。
【0047】このように本発明は、カテーテルの剛性と
形状記憶線状体の収縮力とを利用し、連続通電時間及び
/又はパルス電流により曲がり角度と形状保持性をコン
トロールすることにより、複雑に蛇行、分岐する血管で
も上手く対処できるように自由かつ細かに先端を曲げる
ことができる他、構成が単純であるため、大量生産に適
し、価格も低廉なものとして需要者に供給できる等、本
発明を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る先端可動型カテーテルを示す説明
図である。
【図2】同先端可動型カテーテルの可動部を示す要部拡
大説明図である。
【図3】同先端可動型カテーテルを示す回路図である。
【図4】図4(a)は同先端可動型カテーテルのユニット
部を示す説明図、図4(b)はC部拡大斜視図である。
【図5】図5(a)は同ユニット部のタイマー式(パルス
通電制御回路)回路図、図5(b)は同タイマーの説明図
である。
【図6】先端可動部の金属記憶合金線状体のバリエーシ
ョンを示すものであり、図6(a) は角形、図6(b)は
標準M型、図6(c)は縦長M型、図6(d)は二重M型、
図 6(e)多重M型を示す。
【図7】同先端可動型カテーテルの可動方向を示す説明
図である。
【図8】本発明に係る先端可動型カテーテルの可動部
(バイオメタルアクチュエーター) の他の取付構造を
示す説明図である。
【符号の説明】
A 先端可動型カテーテル 1 カテーテル 2 電源ユニット 2a 連結部 2b 導管 3 可動部 4 メインルーメン 5 サブルーメン 6 導線(リード線) 7 形状記憶線状体 8 ハブ 9 モジュラージャック式コネクター 10 加締めピン 11 固定用チューブ 12 電源 13 スイッチ 14 電気回路 14a 点滅時間調整用ボリューム 14b スイッチ投入時間調整用ボリューム 14c 出力モニター(LED) 15 フィルム 16 端子 17 同軸ケーブル 18 ダブルルーメンカテーテル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カテーテルの先端部側に形状記憶線状体を
    設けてなる先端可動型カテーテルにおいて、前記形状記
    憶線状体は、少なくとも先端側が角状若しくはM字状に
    接続されていることを特徴とする先端可動型カテーテ
    ル。
  2. 【請求項2】ルーメン内に埋め込まれた形状記憶線状体
    に通電した際、その温度変化で軸方向に同形状記憶線状
    体が収縮して先端側を可動せしめることを特徴とする請
    求項1に記載の先端可動型カテーテル。
  3. 【請求項3】カテーテル内に少なくとも一以上のルーメ
    ンを介して形状記憶線状体を二重に挿通してなることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の先端可動型カテーテ
    ル。
  4. 【請求項4】カテーテルの可撓性と、形状記憶線状体の
    収縮力と、連続通電時間及び/又はパルス電流とにより
    曲がり角度と形状保持性をコントロールすることを特徴
    とする請求項1に記載の先端可動型カテーテル。
  5. 【請求項5】カテーテル外の手元にスイッチ及び/又は
    電源部を兼備していることを特徴とする請求項1に記載
    の先端可動型カテーテル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019535456A (ja) * 2016-10-18 2019-12-12 アクラレント インコーポレイテッドAcclarent, Inc. 拡張システム
JP2021023691A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 国立大学法人滋賀医科大学 医療用管状体および医療機器

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