JP2000253954A - 縁 台 - Google Patents

縁 台

Info

Publication number
JP2000253954A
JP2000253954A JP11061434A JP6143499A JP2000253954A JP 2000253954 A JP2000253954 A JP 2000253954A JP 11061434 A JP11061434 A JP 11061434A JP 6143499 A JP6143499 A JP 6143499A JP 2000253954 A JP2000253954 A JP 2000253954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joist
seat
seat plate
leg
seat board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11061434A
Other languages
English (en)
Inventor
Karoku Sugimoto
可六 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIZUOKA MOKKO KK
Original Assignee
SHIZUOKA MOKKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIZUOKA MOKKO KK filed Critical SHIZUOKA MOKKO KK
Priority to JP11061434A priority Critical patent/JP2000253954A/ja
Publication of JP2000253954A publication Critical patent/JP2000253954A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁台を設置した際に外観に釘・ネジなどの留
め具が見えることを少なくし、デザイン性及び安全性を
向上させながらも、縁台としての強度性に富み、しかも
組み立てが簡単で早く行える縁台を提供する。 【解決手段】 座部1と脚部2とを具えて成り、このう
ち前記座部1は根太13とこれに支承される座板10と
を具え、且つこの座板10は奥行き方向端部が前記根太
13に嵌まり、釘・ネジなどの留め具を使用しない状態
で組み付けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釘・ネジなどの留め
具が目視されることが少なくなるように構成した縁台に
関する発明である。
【0002】
【発明の背景】従来の縁台は、数本の水平に張り渡した
根太の上面に、例えば座板を構成する複数枚の短冊状の
座板単材を載置し、これらを上方から釘で前記根太へ打
ち付けて構成されている。
【0003】しかし、このような製造手法は、釘の頭が
上面に出て見えるため、デザイン上好ましくなく、また
使用状況によっては、釘ががたつきなどにより飛び出て
きて例えばそれを知らずに座った者が怪我をするような
危惧もあった。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、縁台を設置した際に外観に釘
・ネジなどの留め具が見えることを少なくし、デザイン
性及び安全性を向上させながらも、縁台としての強度性
に富み、しかも組み立てが簡単で早く行える新規な縁台
の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
縁台は、座部と脚部とを具えて成り、このうち前記座部
は根太とこれに支承される座板とを具え、且つこの座板
は奥行き方向端部が前記根太に嵌まり、釘・ネジなどの
留め具を使用しない状態で組み付けられていることを特
徴として成るものである。
【0006】また請求項2記載の縁台は、前記要件に加
え、前記座板は、複数枚の座板単材から成り、奥行き方
向の中間部位下面において長手方向に連結桟が張り渡し
て設けられ、前記座板単材が連結されていることを特徴
として成るものである。
【0007】更にまた請求項3記載の縁台は、前記要件
に加え、前記座板の左右端部と、前記根太の左右端部を
連結する端部連結材との間には、座板の左右端部方向へ
の延び許容スペースを有していることを特徴として成る
ものである。
【0008】更にまた請求項4記載の縁台は、前記要件
に加え、前記座部における根太と、前記脚部における脚
とは、ボルト結合され、且つ少なくとも前面側に位置す
る脚は、根太の内面側に添わされた状態でボルトが差し
込まれ、ボルトの先端は根太の前面に突出していない状
態でネジ止めされていることを特徴として成るものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の縁台を図示の実施の
形態に基づき説明する。図中符号Aに示すものが本発明
の縁台であり、このものは座部1と脚部2とにより構成
される。
【0010】座部1について説明する。座部1は、座板
10と、これを支承する前後二本の根太13と、この根
太13の左右端部で根太13を連結する端部連結材16
とから成る。
【0011】座板10は図4(a)の底面図に示される
ように、例えば数枚の比較的長尺の座板単材11と、余
ったスペースを埋める短冊状の座板単材11とが、その
長手方向の辺を隣接させて敷き並べられるようにして組
み合わされて構成されたものである。因みに前記複数枚
の比較的長尺の座板単材11の上面には、図1等に示さ
れるように、短冊状の単材に分割されているよう見える
ように、複数本の分割溝が形成されている。なお座板1
0はその他一枚板で実施してもよいし、逆に短冊状の座
板単材のみで形成するようにしてもよく、更に上面には
種々の彫物を施すようにしてもよい。また座板単材11
の前後端にはほぞ11aが形成されており、この前後の
ほぞ11aが図2(b)に示すように、角材状の前後の
根太13の内面の支承溝13aに、嵌挿され支承されて
いる。
【0012】根太13は前方の根太13と後方の根太1
3とから成り、それぞれの根太13には脚部2を取り付
けるための脚取付ネジ孔13bが左右端側に二個づつ穿
孔されている。根太13の脚取付ネジ孔13bの外面側
には大径孔の台座面が形成されており、ボルト17の頭
は埋設し、根太13の外面はフラット面となっている。
【0013】また図1(b)等に示されるように、根太
13の内面側には、これら脚取付ネジ孔13bを左右か
ら挟むように、脚部2の脚20を支持するための挾持板
14が、ネジにより止められるなどして設けられる。更
に図1(b)に示されるように、根太13の前記脚取付
ネジ孔13bの内面であって支承溝13aの下方には、
座板単材11を前記支承溝13aとともに支承するため
の支承杆15が、ネジ止め等により取り付けられる。も
ちろんこの支承杆15は、前記支承溝13aの深さが充
分に深く、座板単材11が外れる心配がない場合には、
設ける必要がない。
【0014】また根太13の左右端には、前方の根太1
3と後方の根太13とを連結する端部連結材16が木ネ
ジ18で取り付けられている。そして本発明の一つの特
徴として、この端部連結材16と、前記座板10の左右
端部との間には、座板10の左右方向への延びを許容す
るための、延び許容スペースGを有している。
【0015】脚部2について説明する。図1(b)等に
示されるように、脚部2は、座部1に取り付けられる脚
20と、前後の脚20を連結する桟21とから成る。脚
20は角柱状のものであり、上部に前記根太13と連結
するための脚取付ネジ孔20aが穿孔されている。また
この脚20の中間高さよりやや下方寄りに桟21が取り
付けられ、縁台Aの左右端部のそれぞれ前後の脚20が
連結されている。脚20は、前記根太13の内面側の脚
取付ネジ孔13bに、脚20の脚取付ネジ孔20aを一
致させた状態で、ボルト17を貫通させ、ナット17N
とワッシャ17Wを用いて締結している。
【0016】なお上記実施の形態では縁台Aを、図4
(a)に示されるように平面から見て直線状に形成した
実施の形態を示したが、その他平面から見てV字状に形
成したり、円環状や円弧状に形成して実施することも適
宜可能である。
【0017】本発明の縁台Aは以上のようにして成り、
これを使用した際には、外観に釘やネジ、またその他の
接続金具が目立たず、とても綺麗である。また釘等が衣
類に引っ掛かるようなこともない。更に雨天時や晴天時
などの違いや、年月の経過等で、材料に木材を使用した
場合には座板10の長尺方向(左右方向)への伸縮は比
較的大きいが、延び許容スペースGによって許容され、
設計寸法が狂い支承をきたすようなことがない。
【0018】また縁台Aの製作の際には、釘、ネジ類を
あまり使用しないため、手早く簡単に組み立てることが
できるものであって、以下に組み立ての一例を説明す
る。 (イ)座部の製作 製作にあたっては、例えば具体的には、最初に根太13
に支承杆15及び挾持板14をネジ等により取り付け
る。次に前方と後方の根太13を、端部連結材16でま
ず左右いずれかの端部のみを木ネジ18により取り付け
る。そして次に座板単材を連結桟12により連結し、根
太13の支承溝13aに前記端部連結材16が取り付け
られていない端部側から嵌挿する。この際支承溝13a
内には、適宜接着剤を注入しておくことも可能である。
なお支承溝13aに座板単材を嵌挿した後に連結桟12
により連結するようにしてもよい。すべての座板単材が
支承溝13aに嵌挿されたら、残り端部側も端部連結材
16で閉鎖する。
【0019】(ロ)脚部の製作 以上のように製作された座部1に対し、脚部2を組み付
ける。まず脚20を根太13の内面側の挾持板14の間
に添わせ、根太13と脚20の脚取付ネジ孔13b、2
0aとを一致させた状態で、ボルト17を根太13の外
面側から差し込み、脚20の内面側からナットで締結し
て固定する。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の縁台によれば、座板10
の奥行き方向端部が前記根太13に嵌まり、釘・ネジな
どの留め具を使用しない状態で組み付けられているた
め、外観に釘類が見えず綺麗である。また座板10の取
り付けが簡単であり、製作スピードが速くなる。更に座
板上面に釘類が出ないため、飛び出した釘の頭により、
怪我をしたり、また衣類が引っ掛かるような危惧もな
い。
【0021】請求項2記載の縁台によれば、座板10
は、複数枚の座板単材11から成り、下面によって連結
桟12により座板単材11が連結されているため、座板
単材11が個別に動くことが規制されるとともに、上方
からの荷重に対し、強度性が増す。また組み付け時等の
座板10の取り扱いも楽である
【0022】請求項3記載の縁台によれば、座板10の
左右端部と、前記根太13の左右端部を連結する端部連
結材16との間には、延び許容スペースGを有している
ため、例えば雨に濡れた際などに座板10の長手方向へ
の延びが許容される。
【0023】請求項4記載の縁台によれば、前方の脚2
0の根太13への取り付けにあたっては、脚20を根太
13の内面側に添わした状態でボルト17がねじ込ま
れ、ボルト17の先端は根太13の前面に突出していな
い状態でネジ止めされているため、正面側から見た際、
根太13の前面に釘・ネジ、その他取付金具類が見え
ず、綺麗な外観が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縁台の実施の形態を示す斜視図並びに
分解斜視図である。
【図2】同上長手方向端部の取付態様を示す斜視図並び
に図2(a)におけるX−X線矢印方向から断面側面図
である。
【図3】同上前記図2とは異なった角度から見た長手方
向端部の取付態様を示す斜視図並びに並びに図3(a)
におけるY−Y線矢印方向から断面側面図である。
【図4】同上平面図並びに図4(a)におけるZ−Z線
矢印方向から断面側面図である。
【符号の説明】 1 座部 2 脚部 10 座板 11 座板単材 11a ほぞ 12 連結桟 13 根太 13a 支承溝 13b 脚取付ネジ孔 14 挾持板 15 支承杆 16 端部連結材 17 ボルト 17N ナット 17W ワッシャ 18 木ネジ 20 脚 20a 脚取付ネジ孔 21 桟 A 縁台 G 延び許容スペース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と脚部とを具えて成り、このうち前
    記座部は根太とこれに支承される座板とを具え、且つこ
    の座板は奥行き方向端部が前記根太に嵌まり、釘・ネジ
    などの留め具を使用しない状態で組み付けられているこ
    とを特徴とする縁台。
  2. 【請求項2】 前記座板は、複数枚の座板単材から成
    り、奥行き方向の中間部位下面において長手方向に連結
    桟が張り渡して設けられ、前記座板単材が連結されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の縁台。
  3. 【請求項3】 前記座板の左右端部と、前記根太の左右
    端部を連結する端部連結材との間には、座板の左右端部
    方向への延び許容スペースを有していることを特徴とす
    る請求項1または2記載の縁台。
  4. 【請求項4】 前記座部における根太と、前記脚部にお
    ける脚とは、ボルト結合され、且つ少なくとも前面側に
    位置する脚は、根太の内面側に添わされた状態でボルト
    が差し込まれ、ボルトの先端は根太の前面に突出してい
    ない状態でネジ止めされていることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の縁台。
JP11061434A 1999-03-09 1999-03-09 縁 台 Pending JP2000253954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061434A JP2000253954A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 縁 台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061434A JP2000253954A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 縁 台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000253954A true JP2000253954A (ja) 2000-09-19

Family

ID=13170971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11061434A Pending JP2000253954A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 縁 台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000253954A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766636B1 (ko) 2006-11-22 2007-10-15 박규수 조립식 의자
KR200480310Y1 (ko) * 2014-10-10 2016-05-11 김정주 조립식 평상
JP7191426B1 (ja) 2022-04-04 2022-12-19 高千穂工業株式会社 椅子

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766636B1 (ko) 2006-11-22 2007-10-15 박규수 조립식 의자
KR200480310Y1 (ko) * 2014-10-10 2016-05-11 김정주 조립식 평상
JP7191426B1 (ja) 2022-04-04 2022-12-19 高千穂工業株式会社 椅子
JP2023152496A (ja) * 2022-04-04 2023-10-17 高千穂工業株式会社 椅子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6237295B1 (en) Flooring assembly and fastener therefor
US3544072A (en) Wall mounted continuous track and handrail assembly
US9874008B2 (en) Non-metallic joist hanger
JP4376501B2 (ja) デスクシステム
US5295755A (en) Shock mount
NL7906332A (nl) Zitplaats voor een stadion.
JP2000253954A (ja) 縁 台
CN215958785U (zh) 薄型板材结构以及支撑平台结构
US4805860A (en) Shelf support brackets
KR101790993B1 (ko) 목재 데크 및 판재용 하이브리드 고정 장치
JP2544469Y2 (ja) トラック用バンパー
US2900014A (en) Supporting structure
KR200372732Y1 (ko) 구축물 판넬의 연결장치
CN108720383A (zh) 间隔件组件
JP3631092B2 (ja) ガーデンデッキ
KR102329689B1 (ko) 조립식 알루미늄 팔레트용 상판부재의 이탈방지장치
JPH0740579Y2 (ja) 一般家屋用の曲線階段
KR200497022Y1 (ko) 벤치
JP2580339B2 (ja) 軸組構造
JPS6142563B2 (ja)
KR200393659Y1 (ko) 조립식 의자의 팔걸이 연결구조
JP2514947Y2 (ja) Alc外壁パネルの取付部の構造
KR200229584Y1 (ko) 벤치
JP3056782U (ja) 組合せ式床板
JPH10299215A (ja) 擬木製手すりの接続部の構造