JP2000253510A - バッテリーカーの駆動回路 - Google Patents

バッテリーカーの駆動回路

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JP2000253510A
JP2000253510A JP11052178A JP5217899A JP2000253510A JP 2000253510 A JP2000253510 A JP 2000253510A JP 11052178 A JP11052178 A JP 11052178A JP 5217899 A JP5217899 A JP 5217899A JP 2000253510 A JP2000253510 A JP 2000253510A
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current
switching element
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electric double
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Toshiaki Jofu
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーカーに搭載するバッテリーの容量
を最適容量とする。 【解決手段】 充電時には、変圧器10の交流電流を整
流部20にて整流した直流電流、または、太陽電池80
からの直流電流を、降圧チョッパ部30により、大容量
の電気二重層コンデンサ40に充電する。その後、走行
時等において、電気二重層コンデンサ40の電荷を、昇
圧チョッパ部50により、バッテリー60に移して、バ
ッテリー60の充電を行う。バッテリー60への充電
は、走行時等に行うことができ、バッテリー60の放電
率を小さくできるため、バッテリー60として小容量の
ものを採用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフカートや遊
覧用屋外サービスカーなど、駆動源としてバッテリーを
採用しているバッテリーカーの駆動回路に関し、バッテ
リーの容量を最適容量とすることができるように工夫し
たものである。
【0002】
【従来の技術】現在の屋外走行用のサービスカーは、エ
ンジン車が主流でありバッテリーカーは敬遠されてい
た。バッテリーカーが敬遠される原因としては、バッテ
リーカーに使用するモータの容量が大きいことに起因し
て、バッテリーカーの駆動源であるバッテリーの容量が
大きいことが挙げられる。つまり、バッテリーカーで
は、、坂路走行時に必要なトルクと走行速度とを考慮し
てモータ容量を考慮する必要があるが、このモータ容量
は平坦路走行時に必要なモータ容量に比較して数倍(4
〜5倍)であるため、特殊設計されたモータが必要であ
った。このように特殊設計した大容量のモータの電源と
して、必然的に大容量のバッテリーが必要であった。し
かし、環境的な配慮から、モータ駆動するバッテリーカ
ーが注視されてきている。
【0003】ここで、現在採用されているバッテリーカ
ーの駆動原理を、図2を参照しつつ説明する。同図に示
すように、バッテリーBと、トランジスタ等の半導体ス
イッチング素子TRと、モータMとにより、閉回路が形
成されている。そして、チョッパー制御装置01によ
り、半導体スイッチング素子TRに流す電流の通流幅を
制御することにより、モータMを速度制御をして、目標
速度に対応するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在採用されているバ
ッテリーBの容量は、連続走行し、かつ停止中の制御装
置の消費電力を考慮したものとなっているため、必要容
量以上となっている。また、バッテリー寿命は、図3に
示されるように、放電率によって大きく変わる。屋外走
行車では、年間300サイクル程度と考え、3年の寿命
と考えると、30%放電で使用することが必要となり、
この点からも必要以上の容量を使用することになる。
【0005】このことは、バッテリー重量が、車体重量
に対して大きな比率となり、車両としては不利な要因と
なる。
【0006】本発明は、上記従来技術に鑑み、バッテリ
ー容量の最適化を図ることができるバッテリーカーの駆
動回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、交流電流を直流電流として出力する整流部
と、太陽電池と、電気二重層コンデンサと、充電された
電流を駆動装置に供給するバッテリーと、前記整流部の
電流又は前記太陽電池の電流を前記電気二重層コンデン
サに充電する降圧チョッパ部と、前記電気二重層コンデ
ンサに充電された電流を前記バッテリーに充電する昇圧
チョッパ部とでなることを特徴とする。
【0008】また本発明の構成は、交流電流を直流電流
として出力する整流部と、太陽電池と、電気二重層コン
デンサと、充電された電流を駆動装置に供給するバッテ
リーと、第1のスイッチング素子と、第1の直流リアク
トルと、第1のダイオードとを有しており、第1のスイ
ッチング素子が導通状態になると、前記整流部の電流又
は前記太陽電池の電流が第1のスイッチング素子と第1
の直流リアクトルを流れて前記電気二重層コンデンサに
充電され、前記電気二重層コンデンサに流入する電流の
電流値が目標上限コンデンサ電流値に達すると第1のス
イッチング素子が遮断状態にされて、第1の直流リアク
トルと前記電気二重層コンデンサと第1のダイオードと
でなる閉回路に環流電流を流し、この環流電流の電流値
が目標下限コンデンサ電流値になると第1のスイッチン
グ素子が再び導通状態となる動作が繰り返され、しか
も、第1のスイッチング素子の導通・遮断動作は、前記
電気二重層コンデンサの充電電圧の電圧値が目標コンデ
ンサ電圧値になるまで行われる降圧チョッパ部と、第2
のスイッチング素子と、第2の直流リアクトルと、第2
のダイオードとを有しており、第2のスイッチング素子
が導通状態になると、前記電気二重層コンデンサに充電
された電流がこの電気二重層コンデンサと第2の直流リ
アクトルと第2のスイッチング素子とでなる閉回路に環
流し、この環流する電流の電流値が目標バッテリー電流
値になると第2のスイッチング素子が遮断状態にされ
て、前記電気二重層コンデンサに充電された電圧と第2
の直流リアクトルの電磁エネルギーにより生じた電圧と
による電流が第2のダイオードを介して前記バッテリー
に充電されるとともに、一旦遮断状態となった第2のス
イッチング素子は前回に導通状態になった時点から一定
時間経過すると再び導通状態となる動作が繰り返され、
しかも、第2のスイッチング素子の導通・遮断動作は、
前記バッテリーの充電電圧の電圧値が目標バッテリー電
圧値に等しくなってから一定時間が経過するまで行われ
る昇圧チョッパ部とでなることを特徴とする。
【0009】また本発明の構成は、前記バッテリーの充
電電圧の電圧値が目標バッテリー電圧値に近づいていく
と、前記目標バッテリー電流値は徐々に低減され、前記
バッテリーの充電電圧の電圧値が目標バッテリー電圧値
に等しくなった後は、前記目標バッテリー電流値は補充
バッテリー電流値にまで小さくされることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にか
かるバッテリーカーの駆動回路を、図1を参照しつつ詳
細に説明する。
【0011】図1に示すように、このバッテリーカーの
駆動回路は、変圧器10と、整流部20と、降圧チョッ
パ部30と、電気二重層コンデンサ40と、昇圧チョッ
パ部50と、バッテリー60と、駆動装置70と、太陽
電池80とで構成されている。
【0012】変圧器10は、商用交流電圧が入力され、
バッテリー60を充電するのに適切な電圧値に変圧した
交流電圧を出力する。
【0013】整流部20は、ダイオードD21,D2
2,D23,D24により形成したダイオードブリッジ
全波整流回路と、平滑コンデンサC21とで構成されて
いる。この整流部20は、変圧器10の交流電流を直流
電流に整流して出力する。
【0014】降圧チョッパ部30は、第1のスイッチン
グ素子TR1と、第1の直流リアクトルL1と、第1の
ダイオードD1とで構成されている。スイッチング素子
TR1としては、IGBTやパワートランジスタやFE
Tなどを用いることができる。詳細動作は後述するが、
この降圧チョッパ部30は、整流部20から出力された
直流電流や、太陽電池80から出力される直流電流を、
電気二重層コンデンサ40に充電する動作を行う。
【0015】電気二重層コンデンサ40は、電解質中の
アニオン(陰イオン),カチオン(陽イオン)をそれぞ
れ正極,負極に物理吸着させて分極性電極に電気を蓄え
るという原理で動作するコンデンサであり、アルミニウ
ム電解コンデンサに代表される電極間に誘電体を有する
コンデンサに比べて、体積あたりの容量が300〜10
00倍大きい大容量コンデンサである。この電気二重層
コンデンサ40は、大電流により充電することができ、
充電時間は短い。
【0016】更に説明すると、電気二重層コンデンサ4
0の充電電流・放電電流の電流値の制限は、内部インピ
ーダンスにより規制される。電気二重層コンデンサ40
の内部インピーダンスは小さいので、その充・放電電流
の電流値は、バッテリーの充・放電電流の電流値に比べ
て、極めて大きい(10数倍である)。具体例で説明す
ると、電気二重層コンデンサ40は、その容量が200
0F、、その充電電圧が2.5V、その内部抵抗が5m
Ωである場合には、充電許容電流は500A(=2.5
V/5mΩ)と極めて大きい。
【0017】昇圧チョッパ部50は、第2のスイッチン
グ素子TR2と、第2の直流リアクトルL2と、第2の
ダイオードD2とで構成されている。スイッチング素子
TR2としては、IGBTやパワートランジスタやFE
Tなどを用いることができる。詳細動作は後述するが、
この昇圧チョッパ部50は、電気二重層コンデンサ40
に充電された電流を、小さな電流値にしてバッテリー6
0に充電する動作を行う。
【0018】バッテリー60は、充電された電流を駆動
装置70に供給する。駆動装置70は電気モータやイン
バータ等を内蔵しており、供給された電流により電気モ
ータが駆動して、バッテリーカーが走行する。
【0019】ここで、充電動作について詳細に説明す
る。充電動作は、バッテリー60の充電量が低下してき
て地上局に戻り商用電源を利用して充電する場合と、停
止中や走行中において太陽電池80にて充電する場合と
がある。
【0020】バッテリーカーが地上局に戻ってきて充電
する場合には、まず変圧器10を商用電源に接続する。
そうすると、変圧器10から出力された交流電流は、整
流部20にて整流されて直流電流となる。
【0021】降圧チョッパ30のスイッチング素子TR
1が導通状態になると、整流部20からの電流i1が、
スイッチング素子TR1と直流リアクトルL1を流れて
電気二重層コンデンサ40に充電される。このとき、整
流部20の出力電圧(コンデンサC21の両端電圧)を
E20、直流リアクトルL1のリアクタンスをL1、時
間をtとすると、電流i1は(E20/L1)×tの割
合で電流値が上昇していく。
【0022】電流i1の電流値が上昇してきて、予め決
めた目標上限コンデンサ電流値IC1に達すると、スイ
ッチング素子TR1が遮断状態となる。なお、目標上限
コンデンサ電流値IC1は、電気二重層コンデンサ40
の特性によって決定される大きな値である。
【0023】スイッチング素子TR1が遮断状態になる
と、直流リアクトルL1に蓄積された電磁エネルギーに
より、直流リアクトルL1と電気二重層コンデンサ40
とダイオードD1とでなる閉回路に、環流電流i2が流
れる。この環流電流i2の電流値は、前記閉回路(L1
→40→D1→L1)の内部抵抗により減衰していく。
【0024】そして、環流電流i2の電流値が、予め設
定した目標下限コンデンサ電流値IC2に達すると、ス
イッチング素子TR1が再び導通状態となる。スイッチ
ング素子TR1が導通状態になると、再び電流i1が流
れる。
【0025】このようにして、スイッチング素子TR1
が導通・遮断動作を繰り返して、電流i1,i2が流れ
ることにより、電気二重層コンデンサ40は充電されて
いく。電気二重層コンデンサ40の充電電圧値が、予め
設定した目標コンデンサ電圧値VC0になったら、スイ
ッチング素子TR1の動作を停止すると共に、変圧器1
0を商用電源から切り離す。
【0026】かくして、地上局での充電操作は終了す
る。このとき、電流i1,i2の電流値は、電気二重層
コンデンサ40の内部抵抗で決められる電流値まで許容
されるので、大電流値とすることができる。この結果、
電気二重層コンデンサ40への充電は短時間で終了す
る。つまり、地上局での充電操作は短時間で終了する。
【0027】具体的には、地上局での(電気二重層コン
デンサ40への)充電時間Tは次式で表される。 T=(VC0/i1)×C40 但し、VC0・・・目標コンデンサ電圧値 C40・・・電気二重層コンデンサの静電容量
【0028】また、電気二重層コンデンサ40には大電
流により充電ができるため、電気二重層コンデンサ40
への印加電圧が過大にならないように注意するだけでよ
く、制御動作設計は簡単にできる。
【0029】また、太陽電池80により太陽光発電が可
能な場合は、太陽電池80から出力された直流電流を、
スイッチング素子TR1を導通・遮断動作させることに
より、上述したのと同様にして、電気二重層コンデンサ
40への充電をしていく。このため、晴天時には、地上
局からの充電を必要とせず省エネを図ることができる。
このように太陽電池80による充電は、バッテリーカー
の停止中や走行中にかかわらず、実行することができ
る。
【0030】電気二重層コンデンサ40への充電が完了
したら、バッテリーカーでは、走行時や停止時におい
て、昇圧チョッパ部50を動作させ、電気二重層コンデ
ンサ40に充電された電荷を、バッテリー60に移し
て、バッテリー60の充電をする。
【0031】ここで、昇圧チョッパ部50の動作を説明
する。スイッチング素子TR2が導通状態になると、電
気二重層コンデンサ40と直流リアクトルL2とスイッ
チング素子TR2とでなる閉回路に、充電状態となって
いる電気二重層コンデンサ40から出力された電流i3
が環流する。このとき、電気二重層コンデンサ40の充
電電圧をV40、直流リアクトルL2のリアクタンスを
L2、時間をtとすると、電流i3は(V40/L2)
×tの割合で電流値が上昇していく。
【0032】電流i3の電流値が上昇してきて、予め決
めた目標バッテリー電流値IBOになると、スイッチン
グ素子TR2が遮断状態となる。なお、目標バッテリー
電流値IBOは、バッテリー60の特性によって決定さ
れる小さな値である。
【0033】スイッチング素子TR2が遮断状態になる
と、電気二重層コンデンサ40に充電された電圧と、直
流リアクトルL2の電磁エネルギーにより生じた電圧と
が加わり、これにより、電流i4がダイオードD2を介
してバッテリー60に充電される。
【0034】一旦遮断状態となったスイッチング素子T
R2は、前回に導通状態になった時点から一定時間経過
すると、再び導通状態となり、これにより再び電流i3
が流れる。このように、スイッチング素子TR2を導通
状態にすることにより電流i3を流し、スイッチング素
子TR2を遮断状態にすることにより電流i4を流す動
作を繰り返していくことにより、バッテリー60への充
電が行われる。
【0035】このとき、電流i4の電流値は、目標バッ
テリー電流値IBOにより規制されるため、バッテリー
60に対してダメージを与えることなく最適な電流値に
て充電をすることができる。
【0036】上述したように、スイッチング素子TR2
の導通開始は、一定周期で(一定時間毎に)行われ、ス
イッチング素子TR2の遮断開始は、電流i3の電流値
が目標バッテリー電流値IBOになると行われる。
【0037】バッテリー60の充電電圧の電圧値が、予
め設定した目標バッテリー電圧値VBOに近づいていく
と、過充電を防止するために、目標バッテリー電流値I
BOを徐々に低減していく。
【0038】そして、バッテリー60の充電電圧の電圧
値が、予め設定した目標バッテリー電圧値VBOに達し
た後は、目標バッテリー電流値IBOを、補充バッテリ
ー電流値IBHにまで下げて、バッテリー60への充電
動作を数時間継続する。このため、車両走行によりバッ
テリー60から放電された電荷は、直ちに、電気二重層
コンデンサ40に蓄えた電荷により充電される。なお、
補充バッテリー電流値IBHは、目標バッテリー電流値
IBOに比べて大幅に小さい値としている。
【0039】なお、バッテリー60の充電電圧値が、目
標バッテリー電圧値VBOよりも小さくなったら、補充
バッテリー電流値IBHを目標バッテリー電流値IBO
に戻して、バッテリー60への充電をする。
【0040】以上のようにバッテリー60への充電は、
バッテリーカーの走行中にも行われる。このとき、走行
時のバッテリー60からの放電電流が充電電流よりも大
きい場合には、電気二重層コンデンサ40からの充電
は、走行していたバッテリーカーが停止した後も継続し
て行われる。この結果、屋外走行用バッテリーカーのよ
うに走行時間に対し停止時間が長い用途に対しては、バ
ッテリー容量を小さくしても、電気二重層コンデンサ4
0の容量を最大走行時間に対してもつように選定するこ
とにより、バッテリー60の放電率は極めて小さくで
き、高寿命化が図れる。
【0041】結局、充電容量の大きな電気二重層コンデ
ンサ40を用いているため、バッテリー60の容量を、
屋外走行用バッテリーカーのバッテリー容量を、要求仕
様に合致する最低容量に選定することができるのであ
る。
【0042】なお、曇天時や雨の日には、地上局による
充電を短時間に行えるように、変圧器10,整流部2
0,スイッチング素子TR1の容量を選定すれば、電気
二重層コンデンサ40の充電電流を大きく選定できるの
で、実用上の問題はなくなる。
【0043】
【発明の効果】以上実施の形態と共に具体的に説明した
ように、本発明によれば、地上局での充電の他に太陽電
池での充電も行うことができるため、バッテリーの容量
を小さくすることができる。さらに詳述すると、バッテ
リー容量をバッテリーカーの1日当りの総走行時に要す
る容量に選定しても、年間の太陽電池不使用日数を60
日とした場合、この時のバッテリー放電率は100%で
あり、80%容量低下を寿命と考えると200サイクル
程度となる。また、晴天日を240日とすると、この時
の放電率を10%以下と考えると、充電サイクルによる
寿命は考慮する必要がなくなる。したがって寿命は約3
年と考えられ、従来のバッテリーカーのバッテリー寿命
程度となることから、バッテリーの小容量化が図れる。
【0044】また、バッテリーの放電率を小さくできる
ため、シールドバッテリーが採用でき、バッテリー捕集
に必要な補水作業をなくすことができ、保全性の向上を
図ることができる。
【0045】また、バッテリーの小型化によりバッテリ
ーカーの自重低減が図れる。
【0046】更に、エンジン車に比較してクリーンであ
り、しかも、太陽電池を使うことで省エネ化による運転
コストの低減を図ることができる。
【0047】また更に、エンジン車では、力行−回生制
動の切替時に伝達トルク係数が変化するため、滑らかな
制御ができないが、電気モータでは、4象限運転が可能
で乗り心地のよい制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるバッテリーカーの
駆動回路を示す回路図。
【図2】バッテリーカーの従来の駆動回路を示す構成
図。
【図3】バッテリーのサイクル寿命特性を示す特性図。
【符号の説明】
10 変圧器 20 整流部 30 降圧チョッパ部 40 電気二重層コンデンサ 50 昇圧チョッパ部 60 バッテリー 70 駆動装置 80 太陽電池

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電流を直流電流として出力する整流
    部と、太陽電池と、電気二重層コンデンサと、充電され
    た電流を駆動装置に供給するバッテリーと、前記整流部
    の電流又は前記太陽電池の電流を前記電気二重層コンデ
    ンサに充電する降圧チョッパ部と、前記電気二重層コン
    デンサに充電された電流を前記バッテリーに充電する昇
    圧チョッパ部とでなることを特徴とするバッテリーカー
    の駆動回路。
  2. 【請求項2】 交流電流を直流電流として出力する整流
    部と、 太陽電池と、 電気二重層コンデンサと、 充電された電流を駆動装置に供給するバッテリーと、 第1のスイッチング素子と、第1の直流リアクトルと、
    第1のダイオードとを有しており、第1のスイッチング
    素子が導通状態になると、前記整流部の電流又は前記太
    陽電池の電流が第1のスイッチング素子と第1の直流リ
    アクトルを流れて前記電気二重層コンデンサに充電さ
    れ、前記電気二重層コンデンサに流入する電流の電流値
    が目標上限コンデンサ電流値に達すると第1のスイッチ
    ング素子が遮断状態にされて、第1の直流リアクトルと
    前記電気二重層コンデンサと第1のダイオードとでなる
    閉回路に環流電流を流し、この環流電流の電流値が目標
    下限コンデンサ電流値になると第1のスイッチング素子
    が再び導通状態となる動作が繰り返され、しかも、第1
    のスイッチング素子の導通・遮断動作は、前記電気二重
    層コンデンサの充電電圧の電圧値が目標コンデンサ電圧
    値になるまで行われる降圧チョッパ部と、 第2のスイッチング素子と、第2の直流リアクトルと、
    第2のダイオードとを有しており、第2のスイッチング
    素子が導通状態になると、前記電気二重層コンデンサに
    充電された電流がこの電気二重層コンデンサと第2の直
    流リアクトルと第2のスイッチング素子とでなる閉回路
    に環流し、この環流する電流の電流値が目標バッテリー
    電流値になると第2のスイッチング素子が遮断状態にさ
    れて、前記電気二重層コンデンサに充電された電圧と第
    2の直流リアクトルの電磁エネルギーにより生じた電圧
    とによる電流が第2のダイオードを介して前記バッテリ
    ーに充電されるとともに、一旦遮断状態となった第2の
    スイッチング素子は前回に導通状態になった時点から一
    定時間経過すると再び導通状態となる動作が繰り返さ
    れ、しかも、第2のスイッチング素子の導通・遮断動作
    は、前記バッテリーの充電電圧の電圧値が目標バッテリ
    ー電圧値に等しくなってから一定時間が経過するまで行
    われる昇圧チョッパ部とでなることを特徴とするバッテ
    リーカーの駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記バッテリーの充電電圧の電圧値が目
    標バッテリー電圧値に近づいていくと、前記目標バッテ
    リー電流値は徐々に低減され、前記バッテリーの充電電
    圧の電圧値が目標バッテリー電圧値に等しくなった後
    は、前記目標バッテリー電流値は補充バッテリー電流値
    にまで小さくされることを特徴とする請求項2のバッテ
    リーカーの駆動回路。
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