JP2004221521A - 電動車両の充電システム - Google Patents

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吉男 真田
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Abstract

【課題】環境にクリーンであり、電動車両20の質量を軽量化できる充電システムを提供する。
【解決手段】電動車両20の走行コースに、第一の太陽電池8aを用いて鉛蓄電池1a(第一の蓄電池)を充電する充電ステーション30を設置する。そして、充電ステーション30は、太陽電池8a及び鉛蓄電池1aの出力を、インバータ7および充電器5を用いて、電動車両20に搭載した鉛蓄電池1b(第二の蓄電池)を充電する。ここで、鉛蓄電池1bへの充電条件は、鉛蓄電池1a又は鉛蓄電池1bの放電量や、太陽光線の強さ等に応じて自動的に調整する。さらに、電動車両20に第二の太陽電池8bを搭載して、第二の太陽電池8bから鉛蓄電池1bを充電する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池で発電した電力を用いて、電動車両に搭載されている蓄電池の充電をするための電動車両の充電システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な電動車両は、電源として鉛蓄電池などの蓄電池を搭載しており、深夜の安価な余剰電力で蓄電池に充電しておき、昼間に該蓄電池を放電させて電動車両を動かしている。
【0003】
ここで、ゴルフカートなどの電動車両の種類にかかわらず、走行距離を長くするためには電動車両の軽量化が重要視されている。そこで、電動車両を軽量化するためには、図4に示すように車両本体には蓄電池、例えば鉛蓄電池1bのみを搭載しておき、車両の外部に設置した充電器5によって、鉛蓄電池1bを充電する方式が一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
そして、昼間にゴルフコースを回ったゴルフカートなどの電動車両20は、夜間にはカート倉庫に収納される。そして、商用電源6から交流電力を充電器5によって直流電力に変換して鉛蓄電池1bを充電するものである。なお、電動車両20に使用する蓄電池としては、鉛蓄電池1b以外にもニッケル水素電池やリチウムイオン電池などが現在使用されている。
【0005】
ここで夜間の充電時において、電動車両20のコントローラ10は、リレー2aを充電器5側に接続する。そして、充電器5は、充電時の鉛蓄電池1bの電圧、充電時間及び電流検出器4で測定された充電電流値などを用いて、適正な充電制御を行うものである。一方、昼間は、電動車両20のコントローラ10は、リレー2aをモータ3側に接続して、鉛蓄電池1bを電源にしてゴルフコースを回るものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−017006号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電動車両20は環境にクリーンではあるものの、ガソリンエンジンなどの内燃機関を用いた車両に比べて、走行距離が短いという欠点がある。この原因の一つは電動車両20に使用される蓄電池のエネルギー密度が、内燃機関に使用されているガソリン等に比べて低いためである。そこで、電動式ゴルフカートなどでは、あらかじめ一日の走行が充分可能な容量の蓄電池を搭載しておき、夜間には満充電状態まで充電して使用する必要があった。
【0008】
さらに、一般的に電動車両は、使用する蓄電池の質量が重いために、車両全体の質量が重くなり、その結果、蓄電池の質量に耐えるような車体構造の設計が必要となることや、ゴルフコースのフェアウエイに乗り入れると芝生を痛めるという欠点もあった。加えて、電動車両の質量が重くなると、その質量に反比例するように走行距離も短くなるという欠点も認められている。したがって、電動車両の走行距離を長くするには、単により多くの蓄電池を車両に搭載すればよいという手段は用いられない。
【0009】
本発明は、上記した課題を解決するものであり、環境にクリーンであり、従来に比べて小形の蓄電池の使用ができ、且つ、電動車両全体の質量を軽くすることができる充電システムを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電動車両の走行コースの決められた場所に、あらかじめ太陽電池と第一の蓄電池で構成される充電ステーションを設置しておき、その場所に到着した電動車両は、車体に搭載している第二の蓄電池を充電するものある。加えて、第二の蓄電池の充電に際しては、第一の蓄電池や第二の蓄電池の放電状況及び太陽光線などの状況に応じて適切な充電をすることを特徴としている。加えて、電動車両に搭載した第二の太陽電池によっても、車体に搭載している第二の蓄電池を充電するものである。
【0011】
すなわち、請求項1の発明は、電動車両の走行コースに、太陽電池と第一の蓄電池で構成される充電ステーションを設置しておき、該充電ステーションによって前記電動車両に搭載した第二の蓄電池を充電する電動車両の充電システムであって、前記充電ステーションは、前記第二の蓄電池の放電状況又は前記第一の蓄電池の放電状況の少なくとも一方より判断して、前記第二の蓄電池の充電をすることを特徴としている。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記充電ステーションは、太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、インバータおよび充電器を用いて第二の蓄電池を充電することを特徴としている。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1記載の発明において、前記充電ステーションは、太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、スイッチング回路、コイルおよび電解コンデンサを用いて第二の蓄電池を充電することを特徴としている。
【0014】
請求項4の発明は、請求項2又は3記載の発明において、前記第二の蓄電池は、前記電動車両に搭載した第二の太陽電池によっても充電することを特徴としている。
【0015】
請求項5の発明は、電動車両の走行コースに、太陽電池と第一の蓄電池で構成される充電ステーションを設置しておき、該充電ステーションによって前記電動車両に搭載した第二の蓄電池を充電する電動車両の充電システムであって、
前記充電ステーションは、前記第二の蓄電池の放電状況又は前記第一の蓄電池の放電状況の少なくとも一方、及び、前記太陽電池の発電状況より判断して、前記第二の蓄電池の充電をすることを特徴としている。
【0016】
請求項6の発明は、請求項5記載の発明において、前記充電ステーションは、太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、インバータおよび充電器を用いて第二の蓄電池を充電することを特徴としている。
【0017】
請求項7の発明は、請求項5記載の発明において、前記充電ステーションは、太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、スイッチング回路、コイルおよび電解コンデンサを用いて第二の蓄電池を充電することを特徴としている。
【0018】
請求項8の発明は、請求項6又は7記載の発明において、前記第二の蓄電池は、前記電動車両に搭載した第二の太陽電池によっても充電することを特徴としている。
【0019】
請求項9の発明は、請求項1〜8記載の発明において、前記第二の蓄電池は、夜間に一定量の充電をしておくことを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明は、電動車両の走行コースの決められた場所に、あらかじめ太陽電池と第一の蓄電池で構成される充電ステーションを設置しておき、その場所で車両に搭載した第二の蓄電池を充電するものである。本発明を用いると、それぞれの充電ステーションで車両に搭載した蓄電池を補充電して走行できるために、従来に比べて小形の蓄電池を搭載していても、一定の走行コースを充電不足になることもなく走行することができる。本発明に係わる電動車両の充電システムについて、電動車両としてゴルフカートを用いた実施例について以下において詳細に説明する。
【0021】
【実施例】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1を示す充電システムのブロック図である。通常のゴルフコースには、アスファルトなどで舗装されたゴルフフカート用の走行コースが設置されており、走行コースの複数箇所には太陽電池8aを用いた充電ステーション30を設けるようにした。
【0022】
図1に示されるように充電ステーション30は、主に太陽電池8a、ダイオード9、鉛蓄電池1a、インバータ7及び充電器5で構成されている。すなわち、太陽電池8aで発電された電力は、逆流防止を目的とするダイオード9を通した後に、第一の蓄電池として鉛蓄電池1aに充電される。ここで、太陽電池8aからは200V程度の電圧が供給され、鉛蓄電池1aとしては2Vの鉛蓄電池を100個程度直列に接続したものが用いられるのが一般的である。
【0023】
なお、図3に示す太陽電池8aの出力特性図から明らかなように、太陽電池8aは特定の電圧値(図3において、Vmaxと表示した。)と電流値(図3において、Imaxと表示した。)で、最大の出力値(図3において、Pmaxと表示した。)を得ることができる。そこで、太陽光線に応じて、太陽電池8aで発電された電力を、図示されていないコイルを利用するスイッチング回路等を用いて昇圧または降圧した後に、鉛蓄電池1aに充電することによって充電効率を高めることができる。
【0024】
充電ステーション30に到着した電動車両20は、図1に示されるように、例えば、ソケット15などを用いて充電ステーション30と電気的に接続される。そして電動車両20のコントローラ10は、リレー2aを充電器5側に切り替える。この状態では、モータ3には電力が供給されず、電動車両20が動くことはない。
【0025】
充電ステーション30は、電動車両20との接続を確認し、太陽電池8a及び鉛蓄電池1aから供給される直流電力をインバータ7で交流に変換した後に、充電器5で直流に変換して電動車両20に搭載した第二の蓄電池として鉛蓄電池1bを充電するようにした。
【0026】
ここで、充電ステーション30の電力で、電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bを充電するには電圧変換をする必要がある。すなわち、太陽電池8aの出力は200V系が多く用いられているのに対して、ゴルフカートなどの比較的低速で走行する電動車両20には、48V〜96V程度の鉛蓄電池1bが使用されているためである。そこで、約200Vの電圧を、インバータ7で交流に変換した後に、充電器5で再び直流に変換して電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bを充電するようにした。
【0027】
本発明に係わるインバータ7及び充電器5は、鉛蓄電池1a(第一の蓄電池)や鉛蓄電池1b(第二の蓄電池)の放電状況、太陽電池の発電状況等に応じて、鉛蓄電池1bへの充電条件を変更できるようにした。例えば、充電ステーション30が、鉛蓄電池1bの放電が進んでおり、現在の充電量では次の充電ステーション30まで電動車両20を走行できないと判断した場合には、鉛蓄電池1bへの充電を自動的に最優先にするようにした。そして、このような場合には、上記した太陽電池8aの出力(図3)と鉛蓄電池1aの充電量を考慮しながら、可能な限り最大の電流値で鉛蓄電池1bに充電するようにした。
【0028】
ここで、図1に示されるように、インバータ7と充電器5とが直列に接続されているため、インバータ7への入力電圧が多少変動した場合でも出力電圧の調整が可能であり、充電器5からは大電流で安定して電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bを充電することができる。
【0029】
一方、充電ステーション30が、鉛蓄電池1bは充分に充電された状態にあり、次の充電ステーション30まで電動車両20を充分走行できる一方で、鉛蓄電池1aの放電が進んでいると判断した場合には鉛蓄電池1bへの充電を制限し、鉛蓄電池1aへの充電を優先するようにした。上記したのと同様の理由で、インバータ7と充電器5とが直列に接続されているため、インバータ7への入力電圧が多少変動した場合でも、電動車両20に搭載している鉛蓄電池1bへの充電電流を安定して制限することができる(図1)。
【0030】
加えて、太陽光線が強い夏場においては、太陽光線が弱い冬場に比べて、短時間で鉛蓄電池1aへの充電ができるために、鉛蓄電池1aへの充電を制限するとともに、電動車両20に搭載している鉛蓄電池1bへの充電を最優先とするようにできる。
【0031】
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2を示す充電システムのブロック図であり、本発明の実施例1と同様に、ゴルフカートの走行コースの複数箇所に充電ステーション30を設けるようにした。
【0032】
図2に示されるように充電ステーション30は、太陽電池8a、ダイオード9、第一の蓄電池として鉛蓄電池1b、チョッパ方式を用いたスイッチング回路13、コイル12、電解コンデンサ11及びスイッチング制御回路13で構成されている。すなわち、太陽電池8aで発電された電力は、逆流防止を目的とするダイオード9を通した後に鉛蓄電池1aに充電される。
【0033】
充電ステーション30に到着した電動車両20は、図2に示されるように、例えば、ソケット15などを用いて充電ステーション30と電気的に接続される。そして電動車両20のコントローラ10は、リレー2aを充電器5側に切り替える。この状態では、モータ3には電力が供給されず、電動車両20が動くことはない。
【0034】
充電ステーション30は、電動車両20との接続を確認した後に、太陽電池8a及び鉛蓄電池1aから供給される直流電力をスイッチング回路13で矩形波状に変換した後に、コイル12及び電解コンデンサ11を用いて直流に変換し、電動車両20に搭載した第二の蓄電池として鉛蓄電池1bを充電するようにした。
【0035】
なお、実施例2(図2)では、実施例1(図1)と異なり、インバータ7や充電器5を用いないで、スイッチング回路13で電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bを充電しており、充電ステーション30の回路構成が簡単にできるために、設備コストを低減させることができる。
【0036】
ここで、充電ステーション30の鉛蓄電池1aの電力で、電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bを充電するには電圧変換をする必要がある。本実施例1でも説明したように、太陽電池8aの出力は200V系が多く用いられているのに対して、ゴルフカートなどの比較的低速で走行する電動車両20には、48V〜96V程度の鉛蓄電池1bが使用されている。そこで、約200Vの電圧を、スイッチング回路13で矩形波に変換し、コイル12及び電解コンデンサ11を用いて直流に変換した後に、電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bを充電するようにした。
【0037】
ここで、スイッチング制御回路14は、鉛蓄電池1a(第一の蓄電池)や鉛蓄電池1b(第二の蓄電池)の放電状況や太陽光線等に応じて、鉛蓄電池1bへの充電条件を変更できるようにした。例えば、鉛蓄電池1bの放電が進んでおり、現在の充電量では次の充電ステーションまで電動車両20を走行できないと判断した場合には、自動的に鉛蓄電池1bへの充電を最優先にするようにした。そして、このような場合には、上記した太陽電池8aの出力(図3)と鉛蓄電池の出力を考慮しながら、可能な限り最大の電流値で鉛蓄電池1bに充電するように、通常の手法でスイッチング回路13から出力されるパルス数やパルス幅を制御するようにした。
【0038】
一方、鉛蓄電池1bは充分に充電された状態にあり、次の充電ステーションまで電動車両20を充分走行できる一方で、鉛蓄電池1aの放電が進んでいると判断した場合には鉛蓄電池1bへの充電を制限し、鉛蓄電池1aへの充電を優先するようにした。なお、太陽光線が強い夏場においては、太陽光線が弱い冬場に比べて、短時間で鉛蓄電池1aへの充電ができるために、車両に搭載している鉛蓄電池1bへの充電を最優先とするようにした。
【0039】
(実施例3)
図5は、本発明の実施例3を示す充電システムのブロック図であり、本発明の実施例1の内容に加えて、電動車両20の屋根に太陽電池8b(第二の太陽電池)のパネルを搭載して鉛蓄電池1bを直接充電するものである。そして、鉛蓄電池1bの電圧をコントローラ10で監視して、鉛蓄電池1bの電圧が一定電圧以上になった場合には、リレー2bを切離して充電を停止するようにした。
【0040】
電動車両20の屋根に太陽電池8bのパネルを搭載して鉛蓄電池1bを充電することによって、さらに小形の鉛蓄電池1b(第二の蓄電池)を利用することができる。
【0041】
(実施例4)
図6は、本発明の実施例3を示す充電システムのブロック図であり、本発明の実施例2の内容に加えて、電動車両20の屋根に太陽電池8b(第二の太陽電池)のパネルを搭載して鉛蓄電池1bを直接充電するものである。そして、鉛蓄電池1bの電圧をコントローラ10で監視して、鉛蓄電池1bの電圧が一定電圧以上になった場合には、リレー2bを切離して充電を停止するようにした。
【0042】
電動車両20の屋根に太陽電池8bのパネルを搭載して鉛蓄電池1bを充電することによって、さらに小形の鉛蓄電池1b(第二の蓄電池)を利用することができる。
【0043】
実施例1〜4において説明したように、本発明に係わる充電システムを用いると、従来に比べて小形の鉛蓄電池1b(第二の蓄電池)を利用できるために、電動車両の質量を軽量化することができる。したがって、車体構造の設計が容易になることや、ゴルフコースのフェアウエイに乗り入れても芝生を痛めることもない。加えて、昼間は環境にクリーンな太陽電池8aを用いて鉛蓄電池1a(第一の蓄電池)を補充電しながら電動車両20を運転することができる。
【0044】
なお、上記した本発明の実施例1〜4の充電ステーション30としては、ゴルフプレーヤが比較的長時間にわたって滞在するスタート地点や、ティーショットの位置などが好ましい。例えば、充電ステーション30で5分程度の補充電をした電動車両20は、充電ステーション30との電気的な接続を切り離した後に、コントローラ10によってリレー2aをモータ3側に接続してゴルフコースを回ることができる。
【0045】
ここで、充電ステーション30と電動車両20との接続は、上記したソケット15の代わりに、例えば特開2000−133537号公報などで開示されている非接触式のカプラ等を用いて充電することもできる。この方式を用いると、上記したようなソケット15を用いた場合に比べて、充電ステーション30と電動車両20との電気的な接続や切離し作業を容易にすることができる。
【0046】
また、本発明の実施の態様としては、従来から使用されている夜間電力の利用と上記した本発明の実施例1又は2とを組み合わせて実施をすることもできる。すなわち、夜間に電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bに一定量の充電をしておき、昼間にゴルフコースを回りながら、上記した本発明の実施例1又は2による補充電をする方式である。特に、夜間に一定量の充電をしておくことによって、太陽光による鉛蓄電池1aの充電が不十分な早朝から、ゴルフカートを運転することができる。
【0047】
なお、この方式を用いると、電動車両20に搭載した鉛蓄電池1bをさらに小型化することができるために、車両質量のさらなる軽量化を図ることができること、各充電ステーション30における設備を小型化できるとともに充電時間を短くできる。加えて、太陽光線が強い夏場には、夜間の深夜電力による充電量を減少させて、昼間の充電ステーション30からの充電を優先させて、電力料金を節約することもできる。
【0048】
【発明の効果】
上述したように、本発明に係わる充電システムは、電動車両の走行路に太陽電池からの電力を第一の蓄電池に充電した充電ステーションを設けておき、各充電ステーションで電動車両に搭載した第二の蓄電池を放電量等に応じて適切な補充電をしながら運転をするものである。加えて、電動車両に搭載した第二の太陽電池によっても、車体に搭載している第二の蓄電池を充電するものである。
【0049】
したがって、電動車両全体の質量を軽くすることができるとともに、昼間は環境にクリーンな太陽電池を用いて第一の蓄電池を充電することができるために工業上優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係わる電動車両の充電システムのブロック図である。
【図2】実施例2に係わる電動車両の充電システムのブロック図である。
【図3】太陽電池の出力特性図である。
【図4】従来の電動車両の充電システムのブロック図である。
【図5】実施例3に係わる電動車両の充電システムのブロック図である。
【図6】実施例4に係わる電動車両の充電システムのブロック図である。
【符号の説明】
1a:鉛蓄電池(第一の蓄電池)、1b:鉛蓄電池(第二の蓄電池)、
2a:リレー(第一のリレー)、2b:リレー(第二のリレー)、3:モータ、
4:電流検出器、5:充電器、6:商用電源、7:インバータ、
8a:太陽電池(第一の太陽電池)、8b:太陽電池(第二の太陽電池)、
9:ダイオード、10:コントローラ、11:電解コンデンサ、12:コイル、
13:スイッチング回路、14:スイッチング制御回路、15:ソケット、
20:電動車両、30:充電ステーション

Claims (9)

  1. 電動車両の走行コースに、第一の太陽電池と第一の蓄電池で構成される充電ステーションを設置しておき、該充電ステーションによって前記電動車両に搭載した第二の蓄電池を充電する電動車両の充電システムであって、前記充電ステーションは、前記第二の蓄電池の放電状況又は前記第一の蓄電池の放電状況の少なくとも一方より判断して、前記第二の蓄電池の充電をすることを特徴とする電動車両の充電システム。
  2. 前記充電ステーションは、第一の太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、インバータおよび充電器を用いて第二の蓄電池を充電することを特徴とする請求項1記載の電動車両の充電システム。
  3. 前記充電ステーションは、第一の太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、スイッチング回路、コイルおよび電解コンデンサを用いて第二の蓄電池を充電することを特徴とする請求項1記載の電動車両の充電システム。
  4. 前記第二の蓄電池は、前記電動車両に搭載した第二の太陽電池によっても充電することを特徴とする請求項2又は3記載の電動車両の充電システム。
  5. 電動車両の走行コースに、第一の太陽電池と第一の蓄電池で構成される充電ステーションを設置しておき、該充電ステーションによって前記電動車両に搭載した第二の蓄電池を充電する電動車両の充電システムであって、前記充電ステーションは、前記第二の蓄電池の放電状況又は前記第一の蓄電池の放電状況の少なくとも一方、及び、前記第一の太陽電池の発電状況より判断して、前記第二の蓄電池の充電をすることを特徴とする電動車両の充電システム。
  6. 前記充電ステーションは、第一の太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、インバータおよび充電器を用いて第二の蓄電池を充電することを特徴とする請求項5記載の電動車両の充電システム。
  7. 前記充電ステーションは、第一の太陽電池及び第一の蓄電池の出力を、スイッチング回路、コイルおよび電解コンデンサを用いて第二の蓄電池を充電することを特徴とする請求項5記載の電動車両の充電システム。
  8. 前記第二の蓄電池は、前記電動車両に搭載した第二の太陽電池によっても充電することを特徴とする請求項6又は7記載の電動車両の充電システム。
  9. 前記第二の蓄電池には、夜間に一定量の充電をしておくことを特徴とする請求項1〜8のうち、いずれか1項記載の電動車両の充電システム。
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