JP2000252945A - フレーム同期装置及びフレーム同期方法 - Google Patents

フレーム同期装置及びフレーム同期方法

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JP2000252945A
JP2000252945A JP11053040A JP5304099A JP2000252945A JP 2000252945 A JP2000252945 A JP 2000252945A JP 11053040 A JP11053040 A JP 11053040A JP 5304099 A JP5304099 A JP 5304099A JP 2000252945 A JP2000252945 A JP 2000252945A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤り訂正・検出符号の誤り訂正・検出能
力を超えるような大きい誤りが、ヘッダ内の長さ情報に
存在している場合に、誤っている長さ情報に基づいたま
まペイロードの抽出を行ってしまう頻度を低くするこ
と。 【解決手段】 復号部112は、受信信号からペイロー
ド長情報を復号し、最小ペイロード長算出部113は、
予測最小ペイロード長を算出し、最大ペイロード長算出
部114は、予測最大ペイロード長を算出し、誤り判定
部115は、復号されたペイロード長情報が、予測最小
ペイロード長以上であり、かつ予測最大ペイロード長以
下である場合に、ペイロード長情報に誤りがないと判定
し、誤りがないと判定された場合に、フレーム判定部1
09は、受信信号から1フレームを判定し、フレームか
らペイロードを抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号誤りの発生し
やすい通信環境において、複数の可変長フレームからな
るデータの伝送に適したフレーム同期装置およびフレー
ム同期方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声データや画像データなどを伝
送する場合には、データ量の圧縮を目的として、伝送デ
ータを一定間隔のフレームに区切り、フレーム毎に長さ
の異なる可変長データに変換する可変長符号化技術が用
いられる。可変長符号化された伝送データは、各フレー
ム毎に長さの異なる可変長フレームから構成されてお
り、これらの可変長フレームを送信側が通信路に順次送
出することにより送信される。受信側では、通信路を介
して順次伝送されてきた可変長フレームを受け取って復
号することにより伝送データを受信する。この際、受信
側での復号はフレーム単位で行われるので、受信側にお
いて、受信信号系列から可変長フレームを検出する機
能、すなわち可変長フレーム同期の機能が必要とされ
る。以下の、従来のフレーム同期装置について、図5を
用いて説明する。
【0003】図5は、フレームの構成を示す図である。
図5に示すように、符号化された音声データや画像デー
タ等をのせたペイロード1は適当な長さに区切られ、区
切られたペイロード1の先端には、ユニークワード(以
下、「UW」という)2、ヘッダ3、および重複ヘッダ
4が挿入されている。そして、UW2、ヘッダ3、重複
ヘッダ4、およびペイロード1を1単位としてフレーム
が構成される。
【0004】ヘッダ3には、ペイロード1の長さを示す
情報(以下、「ペイロード長情報」という)、ペイロー
ド1に書き込まれているデータの種類を示す情報(以
下、「多重化情報」という)等のデータが書き込まれて
いる。
【0005】重複ヘッダ4には、前フレームの多重化情
報、CRC(Cyclic Redundancy Check)検査ビット等
のデータが書き込まれている。
【0006】なお、以下の説明において、フレーム同期
処理の対象となるフレームを現フレームといい、現フレ
ームの次に受信されたフレームを次フレームという。ま
た、各フレームのペイロード1の長さは可変であり、U
W2、ヘッダ3、および重複ヘッダ4の長さは一定であ
る。
【0007】従来のフレーム同期装置は、UW2の位置
を検出してフレームの先端を割り出し、UW2の検出
後、ヘッダ内のペイロード長情報によりペイロード1の
長さを割り出すことによって、ペイロード1をフレーム
から抽出している。
【0008】フレーム同期装置は、現フレームのペイロ
ード1を抽出した後、UW長と、ヘッダ長と、重複ヘッ
ダ長と、ペイロード長とを全て加算したバイト長分、現
フレームの先端位置からシフト操作を行い、次フレーム
のUW2の位置を検出する。その後は、以上のような動
作が繰り返されることにされることによって、各フレー
ムからペイロードが抽出されていく。
【0009】また、ヘッダ3はGOLAY符号化されて
保護されており、GOLAY符号を復号した結果、ヘッ
ダ3ついて誤りがあると検出された場合には、フレーム
同期装置の動作は以下のようになる。
【0010】ヘッダ3について誤りがあるため、フレー
ム同期装置は、ヘッダ3内のペイロード長情報を使用し
てペイロード1の抽出を行うことができない。このた
め、フレーム同期装置は、UW長と、ヘッダ長と、重複
ヘッダ長とを加算したバイト長分、現フレームの先端位
置からシフト操作を行い、その後は、1バイトづつシフ
ト処理を行っていき、次フレームのUW2を検出する。
【0011】UW2、ヘッダ3の長さは一定であるた
め、フレーム同期装置は、次フレームの重複ヘッダ4を
抽出することができる。次フレームの重複ヘッダ4に
は、CRC検査ビットとともに、前フレーム(ペイロー
ド長情報に誤りがあったため、ペイロード1の抽出を行
うことができなかったフレーム)の多重化情報が書き込
まれているため、フレーム同期装置は、この多重化情報
を使用することによって、前フレームのペイロード1の
抽出を行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フレーム同期装置においては、以下のような問題があ
る。すなわち、通信環境が非常に悪く、符号誤りの非常
に発生しやすい伝送路においては、GOLAY符号の誤
り訂正・検出能力を超えるような大きい誤りが、現フレ
ームのヘッダ3に存在していることがある。この場合に
は、GOLAY符号の誤り訂正・検出能力を超えている
ため、フレーム同期装置は、ヘッダ3に書き込まれてい
る誤っているペイロード長情報を、正しいものとして復
号してしまう。
【0013】誤っているペイロード長情報は、図5に示
すように、現フレームのペイロード1の終端位置ではな
い、誤った終端位置を示してしまうことになる。このた
め、フレーム同期装置は、本来の終端位置よりも短い位
置が示された場合には、現フレームのペイロード1を正
しく抽出することができなく、また、本来の終端位置よ
りも長い位置が示された場合には、現フレームおよび次
フレーム以降のフレームのペイロード1を正しく抽出す
ることができなくなってしまう。
【0014】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、誤り訂正・検出符号の誤り訂正・検出能力を超え
るような大きい誤りが、ヘッダ内のペイロード長情報に
存在している場合に、誤っているペイロード長情報に基
づいたままペイロードの抽出を行ってしまう頻度を低く
するフレーム同期装置及びフレーム同期方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、誤っている
ペイロード長情報に基づいたままペイロードの抽出が行
われる原因は、ペイロード長情報がペイロード長として
採り得る値の範囲外にある場合であっても、そのまま誤
っているペイロード長情報に基づいてペイロードの抽出
が行われていることにあると着目して、ペイロード長情
報がペイロード長として採り得る値の範囲内にある場合
にのみ、ペイロード長情報に基づいてペイロードの抽出
が行われることにより、誤っているペイロード長情報に
基づいたままペイロードの抽出が行われる頻度を低くで
きることを見出し、本発明をするに至った。
【0016】すなわち、本発明の骨子は、復号されたペ
イロード長情報が、各情報から予測した最小のペイロー
ド長と、最大のペイロード長との範囲内にある場合にの
み、ペイロード長情報に基づいてペイロードの抽出を行
うことである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、データの
ペイロード長情報を復号する復号手段と、予測ペイロー
ド長を算出する算出手段と、復号されたペイロード長情
報と、前記予測ペイロード長とを比較し、前記ペイロー
ド長情報の誤りの有無を判定する判定手段と、判定結果
に基づきフレームを判定しペイロードを分離する分離手
段と、を具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、復号されたペイロード
長情報が所定の範囲内にある場合にのみ、そのペイロー
ド長情報に基づいてフレームからペイロードを抽出する
ため、誤っているペイロード長情報に基づいたままペイ
ロードの抽出を行ってしまう頻度を低くすることができ
る。
【0019】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記算出手段は、フレームに多重されているデータ
の種類数に基づいて予測最小ペイロード長を算出する構
成を採る。
【0020】この構成によれば、ヘッダに書き込まれて
いる多重化情報のみに基づいて予測最小ペイロード長を
算出するため、算出手段を簡易に構成することができ
る。
【0021】本発明の第3の態様は、第1の態様におい
て、前記算出手段は、音声符号化方式の種別に基づいて
予測最小ペイロード長を算出する構成を採る。
【0022】この構成によれば、音声符号化方式の種別
に基づいて予測最小ペイロード長を算出するため、第2
の態様に記載の算出手段よって算出される最小のペイロ
ード長よりも適正な長さの予測最小ペイロード長を算出
することができる。
【0023】本発明の第4の態様は、第1の態様におい
て、前記算出手段は、音声符号化方式の種別及び最大音
声データ長に基づいて予測最大ペイロード長を算出する
構成を採る。
【0024】本発明の第5の態様は、第1の態様から第
4の態様のいずれかにおいて、前記判定手段は、復号さ
れたペイロード長情報が、予測最小ペイロード長以上で
あり、かつ予測最大ペイロード長以下であった場合に、
復号されたペイロード長情報に誤りがないと判定する構
成を採る。
【0025】本発明の第6の態様は、第1の態様から第
4の態様のいずれかにおいて、前記判定手段は、復号さ
れたペイロード長情報が、予測最小ペイロード長以上ま
たは予測最大ペイロード長以下であった場合に、復号さ
れたペイロード長情報に誤りがないと判定する構成を採
る。
【0026】これらの構成によれば、復号されたペイロ
ード長情報が所定の範囲内にある場合にのみ、そのペイ
ロード長情報に基づいてフレームからペイロードを抽出
するため、誤っているペイロード長情報に基づいたまま
ペイロードの抽出を行ってしまう頻度を低くすることが
できる。
【0027】本発明の第7の態様に係る無線通信装置
は、第1の態様から第6の態様のいずれかのフレーム同
期装置を搭載する構成を採る。
【0028】本発明の第8の態様は、データのペイロー
ド長情報を復号する復号工程と、予測ペイロード長を算
出する算出工程と、復号されたペイロード長情報と、前
記予測ペイロード長とを比較し、前記ペイロード長情報
の誤りの有無を判定する判定工程と、判定結果に基づき
フレームを判定しペイロードを分離する分離工程と、を
具備するようにした。
【0029】この方法によれば、復号されたペイロード
長情報が所定の範囲内にある場合にのみ、そのペイロー
ド長情報に基づいてフレームからペイロードを抽出する
ため、誤っているペイロード長情報に基づいたままペイ
ロードの抽出を行ってしまう頻度を低くすることができ
る。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態に係るフレーム同期装置の構成を示すブロック図
である。
【0032】図1において、第1バッファ101は、入
力端子102から入力された受信信号を一時的に蓄え
る。
【0033】UW判定部103は、第1バッファ101
から出力されるUWの候補部分の信号と、あらかじめ定
められた所定のUWとの比較を行うことによりUWを検
出して、フレームの先端位置を割り出す。そして、UW
判定部103は、UWを検出した際には、ヘッダ検査部
104に対してはヘッダに対する復号処理を指示する制
御信号を出力し、重複ヘッダ検査部105に対しては重
複ヘッダに対する復号処理を指示する制御信号を出力す
る。
【0034】また、UW判定部103は、UWを検出し
ない場合には、UWの候補部分の信号を、フレーム信号
の候補として第2バッファ106へ出力する。出力後、
第1バッファ101に蓄えられている受信信号は、1バ
イトシフトされる。
【0035】ヘッダ検査部104は、UW判定部103
から復号処理を指示する制御信号が出力されたときに、
第1バッファ101から出力されるヘッダ部分の信号に
対して復号処理を行い、ペイロード長情報と、多重化情
報とを得る。また、ヘッダ検査部104は、入力端子1
07から入力される音声符号化方式の種別等を示す情報
に基づき、ヘッダ情報に誤りがあるか否かの誤り判定を
行う。
【0036】誤りがあると判定された場合には、ヘッダ
検査部104は、フラグ記憶部108へ、誤りフラグを
「1」にする信号を出力するとともに、第2バッファ1
06へ、ヘッダ部分の信号をフレーム信号の候補として
出力する。一方、誤りがないと判定された場合には、ヘ
ッダ検査部104は、フレーム判定部109へ、復号さ
れたペイロード長情報と、多重化情報とを出力する。
【0037】重複ヘッダ検査部105は、UW判定部1
03から復号処理を指示する制御信号が出力されたとき
に、第1バッファ101から出力される重複ヘッダ部分
の信号に対して復号処理を行い、多重化情報を得る。
【0038】また、重複ヘッダ検査部105は、フラグ
記憶部108に記憶されている誤りフラグの状態を参照
し、誤りフラグが「1」となっている場合には、重複ヘ
ッダ情報に誤りがあるか否かの検査を行う。その結果、
誤りが検出されない場合には、重複ヘッダ検査部105
は、フレーム判定部109へ、復号された多重化情報を
出力する。
【0039】第2バッファ106は、UW判定部103
にて、UWが検出されない場合に、UWの候補部分の信
号をフレーム信号の候補として一時的に蓄える。また、
第2バッファ106は、ヘッダ検査部104にてヘッダ
情報に誤りがあると判定された場合に、ヘッダ部分の信
号および重複ヘッダ部分の信号をフレーム信号の候補と
して一時的に蓄える。
【0040】第2バッファ106には、次フレームのU
Wが検出されるまで、現フレームの1フレーム分の信号
の候補が順次繰り返し蓄積されていく。その蓄積された
フレーム信号の候補は、次フレームの重複ヘッダの多重
化情報に基づいてペイロードの抽出が行われる際のペイ
ロード抽出の対象となるフレーム信号になる。
【0041】フラグ記憶部108は、誤りフラグを記憶
する。誤りフラグは、ヘッダ情報に誤りがあったか否か
を示すフラグであり、例えば、「1」のときは誤りがあ
り、「0」のときは誤りがなかったことを表す。誤りフ
ラグが「1」である場合には、後述するように、重複ヘ
ッダ情報を用いてペイロードの抽出が行われる。
【0042】フレーム判定部109は、ヘッダ情報また
は重複ヘッダ情報に基づき、1フレームを判定した後、
フレームからペイロードを抽出し、ペイロードを音声デ
ータ、画像データ等に分離した後、出力端子110,1
11から、分離したそれぞれのデータを出力する。
【0043】フレーム判定部109は、ヘッダ検査部1
04にてヘッダ情報に誤りがないと判定された場合に
は、ヘッダ情報に基づき、第1バッファ101に蓄えら
れている受信信号から、ペイロードを抽出する。一方、
ヘッダ検査部104にてヘッダ情報に誤りがあると判定
された場合には、重複ヘッダ情報に基づき、第2バッフ
ァ106に蓄えられているフレーム信号の候補からペイ
ロードを抽出する。
【0044】次に、ヘッダ検査部104の構成について
説明する。ヘッダ検査部104は、復号部112と、最
小ペイロード長算出部113と、最大ペイロード長算出
部114と、誤り判定部115とから成る。
【0045】復号部112は、UW判定部103から復
号処理を指示する制御信号が出力されたときに、第1バ
ッファ101から出力されるヘッダ部分の信号に対して
復号処理を行い、ペイロード長情報と、多重化情報とを
得る。そして、復号部112は、復号した信号を最小ペ
イロード長算出部113および誤り判定部115へ出力
する。
【0046】最小ペイロード長算出部113は、復号部
112から出力された多重化情報と入力端子107から
入力された音声符号化方式の種別等を示す情報に基づ
き、後述する算出方法によって、予測最小ペイロード長
を算出し、予測最小ペイロード長を誤り判定部115へ
出力する。
【0047】最大ペイロード長算出部114は、入力端
子107から入力された音声符号化方式の種別等を示す
情報に基づき、後述する算出方法によって、予測最大ペ
イロード長を算出し、予測最大ペイロード長を誤り判定
部115へ出力する。
【0048】誤り判定部115は、復号部112にて行
われたGOLAY復号により、ヘッダ情報に誤りが発生
しているか否かを検出する。GOLAY復号により誤り
が検出された場合には、誤り判定部115は、誤りフラ
グを「1」にする信号をフラグ記憶部108へ出力する
とともに、ヘッダ部分の信号をフレーム信号の候補とし
て第2バッファ106へ出力する。
【0049】更に、誤り判定部115は、GOLAY復
号によってヘッダ情報に誤りが検出されない場合でも、
GOLAY符号の誤り訂正・検出能力を超えるような大
きい誤りがヘッダ情報に存在することを考慮し、ペイロ
ード長情報と、予測最小ペイロード長、予測最大ペイロ
ード長との比較を行う。
【0050】そして、ペイロード長情報のペイロード長
が、予測最小ペイロード長以上であり、かつ予測最大ペ
イロード長以下である場合には、誤り判定部115は、
ペイロード長情報に誤りはないものと判定して、ペイロ
ード長情報と多重化情報とをフレーム判定部109へ出
力する。一方、ペイロード長情報のペイロード長が、予
測最小ペイロード長より小さい場合または予測最大ペイ
ロード長より大きい場合には、誤り判定部115は、ペ
イロード長情報に誤りがあるものと判定し、誤りフラグ
を「1」にする信号をフラグ記憶部108へ出力すると
ともに、ヘッダ部分の信号をフレーム信号の候補として
第2バッファ106へ出力する。なお、ペイロード長情
報のペイロード長が、予測最小ペイロード長以上または
予測最大ペイロード長以下である場合に、誤り判定部1
15がペイロード長情報に誤りはないと判定する方法を
採ることもできる。
【0051】次に、予測最小ペイロード長の算出方法に
ついて説明する。予測最小ペイロード長は、例えば以下
のような方法により算出される。
【0052】最小ペイロード長算出部113は、復号部
112から出力された多重化情報によって、ペイロード
に書き込まれているデータの種類が分かるため、データ
の種類数nも分かる。n種類のデータがペイロードに書
き込まれている場合には、最低でもnバイト以上のデー
タがペイロードに書き込まれていることになる。従っ
て、最小ペイロード長算出部113は、データの種類数
nを算出し、予測最小ペイロード長として設定する。例
えば、多重化情報によって、音声データと画像データの
2種類のデータがペイロードに書き込まれていることが
判明した場合には、予測最小ペイロード長は2バイトに
なる。
【0053】なお、ペイロードのそれぞれのデータに、
CRC、通し番号情報等が付加されている場合には、そ
れらのバイト数も加算して予測最小ペイロード長を算出
する。例えば、上記の例で示した音声データと画像デー
タの2種類のデータに、それぞれCRC(1バイト)、
通し番号情報(1バイト)が付加されている場合には、
予測最小ペイロード長は6バイトになる。
【0054】この算出方法によれば、多重化情報のみに
基づいて予測最小ペイロード長を算出するため、簡易な
装置構成によって予測最小ペイロード長を算出すること
ができる。
【0055】また例えば以下のような方法によって、予
測最小ペイロード長は算出される。図2は、予測最小ペ
イロード長の算出方法を示すフロー図である。
【0056】最小ペイロード長算出部113は、まず、
ST201で予測最小ペイロード長を0に初期化する。
【0057】ST202では、最小ペイロード長算出部
113は、復号部112から出力された多重化情報によ
って、ペイロードに書き込まれているデータの種類数を
判断し、音声データ以外のデータ種類数を一旦、予測最
小ペイロード長として設定する。音声データ以外のデー
タ種類数がm種類であれば、mバイトとして、一旦、予
測最小ペイロード長は設定される。
【0058】ST203では、最小ペイロード長算出部
113は、ST202において、ペイロードに音声デー
タが含まれているか否かが分かるので、含まれている場
合にはST204へ進み、含まれていない場合には、S
T202において設定された予測最小ペイロード長mバ
イトがそのまま、最終的な予測最小ペイロード長とな
る。例えば、ペイロードに画像データしか含まれていな
い場合には、ST202において設定される予測最小ペ
イロード長である1バイトが、そのまま最終的な予測最
小ペイロード長となる。
【0059】ペイロードに音声データを含み、ST20
4へ進んだ場合には、最小ペイロード長算出部113
は、ST202において設定された予測最小ペイロード
長に音声符号化方式の種別毎に定められている音声フレ
ーム長を加えることによって、最終的な予測最小ペイロ
ード長とする。最小ペイロード長算出部113は、音声
符号化方式の種別毎に決められている音声フレーム長
を、具体的には次のようにして知ることができる。
【0060】すなわち、フレームに音声データを含む場
合には、送信機側では、音声符号化方式の種別を示す信
号を送信し、受信機側では、通信の開始時にその種別を
示す信号を受信する。その種別を示す信号は、入力端子
107を介して最小ペイロード長算出部113へ入力さ
れる。最小ペイロード長算出部113には、以下の表1
に示すような、ITU規格やISO規格等によって定め
られている音声符号化方式の種別に対応する一定の音声
フレーム長がテーブルとして記憶されているため、最小
ペイロード長算出部113は、このテーブルを用いるこ
とにより、ペイロードに書き込まれた音声データのフレ
ーム長を知ることができる。
【表1】
【0061】今、例えば、音声符号化方式の種別がG.
729であるとすると、音声データのフレーム長は、上
記表1より10[msec]となる。これを音声符号化ビッ
トレート8.0[kbit/sec]によってビット換算する
と、音声データのフレーム長は、80[bit]、すなわ
ち10[byte]となる。従って、ST204ではm+1
0[byte]が最終的な予測最小ペイロード長となる。
【0062】この算出方法によれば、音声符号化方式の
種別に基づいて予測最小ペイロード長を算出するため、
上述した算出方法に比べて、より適正な長さの予測最小
ペイロード長を算出することができる。
【0063】次に、予測最大ペイロード長の算出方法に
ついて説明する。予測最大ペイロード長は、例えば以下
のような方法により算出される。
【0064】音声符号化方式の種別を示す制御信号が、
通信開始時に入力端子107を介して、最大ペイロード
長算出114へ入力される。最大ペイロード長算出部1
14は、上記表1に示すテーブルを記憶しているため、
音声符号化方式の種別を示す制御信号から、音声フレー
ム長[sec]と音声符号化ビットレート[bit/sec]とを
特定する。また、1フレームに多重化される最大音声デ
ータ長[bit]と、多重化伝送レート[bit/sec]とを示
す制御信号が、通信開始時に入力端子107を介して、
最大ペイロード長算出部114へ入力される。
【0065】まず、1フレームに書き込むことのできる
音声フレーム数N[個]を求めると
【数1】 となる。ここで、小数点以下を切り上げまたは切り捨て
ているのは、最大ペイロード長を厳密に算出することは
ここでは想定しておらず、ある程度の誤差があっても、
最大ペイロード長として適当な長さを予測最大ペイロー
ド長とすれば足りるからである。なお、上記式(1)の
算出結果N[個]の小数点以下を切り上げまたは切り捨
てることなくそのまま以下の計算にて用い、後述する予
測最大ペイロード長Z[bit]を算出する際に最終的に
整数に変換してもよい。
【0066】上記式(1)より1フレームに音声フレー
ムはN個含まれるため、音声フレームを含むフレーム
は、最長でも X[sec]=N[個]×音声フレーム長[sec] (2) に1回は発生しなくてはいけないこととなる。これによ
り、X[sec]毎に必ず1つ以上のフレームが構成され
ることになるので、1フレームの最大長はX[sec]に
相当するビット数であることが分かる。
【0067】上記式(2)によって算出された時間X
[sec]を、ビット換算すると、多重化伝送レート[bit
/sec]の下では Y[bit]=X[sec]×多重化伝送レート[bit/sec] (3) となる。
【0068】上記式(3)によって算出されたY[bi
t]には、次フレームのUW長[bit]と、ヘッダ長[bi
t]と、重複ヘッダ長[bit]とが含まれているため、最
終的に、予測最大ペイロード長Z[bit]は式(4)の
ようになる。Z[bit]= Y[bit]−(UW長[bit]+ヘッダ長[bit]+重複ヘッダ長[bit]) (4)
【0069】具体的には、予測最大ペイロード長は以下
のように算出される。図3は、予測最大ペイロード長の
算出方法を示した図である。図3において、301はU
W、302はヘッダ、303は重複ヘッダ、304およ
び305は現フレームに含まれる音声データ、306は
次フレームに含まれる音声データである。今、例えば、
音声符号化方式の種別をG.729とすると、上記表1
より、音声フレーム長は10[msec]、音声符号化ビッ
トレートは8.0[kbit/sec]となる。また、ここで
は、1フレームに多重化される最大音声データ長を15
0[bit]、多重化伝送レートを64[kbit/sec]とし
て計算する。更に、UW長を16[bit]、ヘッダ長を
24[bit]、および重複ヘッダ長を8[bit]として計
算する。
【0070】まず、1フレームに書き込むことのできる
音声フレーム数N[個]を求めると、上記式(1)より
【数2】 となる。ここでは、小数点以下を切り上げることとす
る。
【0071】上記式(5)より1フレームに音声フレー
ムは2個含まれるため、音声フレームを含むフレーム
は、上記式(2)に従い、最長でも X=2[個]×10[msec]=20[msec] (6) に1回は発生しなくてはいけないこととなる。
【0072】上記式(6)によって算出された時間20
[msec]を、ビット換算すると、多重化伝送レートが6
4[kbit/sec]の下では Y=20[msec]×64[kbit/sec]=1280[bit] (7) となる。
【0073】上記式(7)によって算出されたビット数
1280[bit]には、次フレームのUW長[bit]と、
ヘッダ長[bit]と、重複ヘッダ長[bit]とが含まれて
いるため、最終的に、予測最大ペイロード長Zは式
(8)のようになる。 Z=1280[bit]−(16[bit]+24[bit]+8[bit]) =1232[bit] =154[byte] (8)
【0074】次に、上記構成を有するフレーム同期装置
の動作について、図4に示すフロー図を用いて説明す
る。
【0075】ST401では、初期状態として、フラグ
記憶部108に記憶されている誤りフラグが「0」にセ
ットされる。
【0076】ST402では、UW判定部103が、第
1バッファ101から出力されるUWの候補部分の信号
と、あらかじめ定められた所定のUWとの比較を行うこ
とによりUWを検出して、フレームの先端位置を割り出
す。
【0077】UW判定部103が、UWを検出しない場
合には、ST403へ進み、UWの候補部分の信号を、
フレーム信号の候補として第2バッファ106へ出力す
る。出力後ST404へ進み、第1バッファ101に蓄
えられている受信信号は、1バイトシフトされ、再びS
T402進む。
【0078】UW判定部103がUWを検出するまで、
ST402からST404までの処理が繰り返さる。そ
して、UW検出103がUWを検出した際には、復号部
112に対してはヘッダに対する復号処理を指示する制
御信号を出力し、重複ヘッダ検査部105に対しては重
複ヘッダに対する復号処理を指示する制御信号を出力
し、ST405へ進む。
【0079】ST405では、復号部112が、ヘッダ
に対して復号処理を行う。また、重複ヘッダ検査部10
5が、重複ヘッダに対して復号処理を行う。そして、S
T406へ進む。
【0080】ST406では、復号部112および重複
ヘッダ検査部105が、フラグ記憶部108に記憶され
ている誤りフラグの状態を参照する。誤りフラグが
「0」の場合にはST407へ進み、誤りフラグが
「1」の場合にはST415へ進む。
【0081】ST407では、復号部112が、復号さ
れたペイロード長情報と多重化情報とを最小ペイロード
長算出部113および誤り判定部115へ出力する。そ
して、誤り判定部115が、復号部112にて行われた
GOLAY復号により、ヘッダ情報に誤りが発生してい
るか否かを検出する。ヘッダ情報に誤りが検出されない
場合には、ST408へ進み、誤りが検出された場合に
は、ST412へ進む。
【0082】ST408では、まず、最小ペイロード長
算出部113が、復号部112から出力された多重化情
報と入力端子107から入力された音声符号化方式の種
別等を示す情報に基づき、予測最小ペイロード長を算出
し、予測最小ペイロード長を誤り判定部115へ出力す
る。また、同時に、最大ペイロード長算出部114が、
入力端子107から入力された音声符号化方式の種別等
を示す情報に基づき、予測最大ペイロード長を算出し、
予測最大ペイロード長を誤り判定部115へ出力する。
【0083】そして、誤り判定部115が、ST407
において、GOLAY復号によって、ヘッダ情報の誤り
が検出されない場合でも、更に、GOLAY符号の誤り
訂正・検出能力を超えるような大きい誤りがヘッダ情報
に存在することを考慮し、ペイロード長情報と、予測最
小ペイロード長、予測最大ペイロード長との比較を行
う。
【0084】比較が行われた結果、ペイロード長情報の
ペイロード長が、予測最小ペイロード長以上であり、か
つ予測最大ペイロード長以下である場合には、誤り判定
部115は、ペイロード長情報に誤りはないものと判定
して、ペイロード長情報と多重化情報とをフレーム判定
部109へ出力し、ST409へ進む。
【0085】一方、ペイロード長情報のペイロード長
が、予測最小ペイロード長より小さい場合または予測最
大ペイロード長より大きい場合には、誤り判定部115
は、ペイロード長情報に誤りがあるものと判定し、ST
412へ進む。
【0086】ST409では、フレーム判定部109
が、第一バッファ内に蓄えられている受信信号に対し、
フレームの先端位置から、UW長とヘッダ長と重複ヘッ
ダ長とを全て加えたバイト数のシフト処理を行う。
【0087】ST410では、フレーム判定部109
が、ヘッダ情報または重複ヘッダ情報に基づき、1フレ
ームを判定した後、フレームからペイロードを抽出し、
ペイロードを音声データ、画像データ等に分離した後、
出力端子110,111から、分離したそれぞれのデー
タを出力する。
【0088】その後、ST411にて、第1バッファに
蓄えられている受信信号に対して、ペイロード長分のバ
イト数のシフト処理が行われる。ST411の処理によ
って、次フレームの先端位置までシフト処理が行われ、
再びST402へ戻る。
【0089】また、ST407またはST408にて、
ヘッダ情報に誤りがあると判定され、ST412へ進ん
だ場合には、誤り判定部115が、フラグ記憶部108
に記憶されている誤りフラグを「0」から「1」にす
る。
【0090】ST413では、UW判定部103がUW
部分の信号を、誤り判定部115がヘッダ部分の信号
を、重複ヘッダ検査部105が重複ヘッダ部分の信号
を、それぞれフレーム信号の候補として第2バッファ1
06へ出力する。
【0091】第2バッファ106にUW部分の信号とヘ
ッダ部分の信号と重複ヘッダ部分の信号とが蓄えられた
後、ST414にて、第1バッファに蓄えられている受
信信号に対し、UW長とヘッダ長と重複ヘッダ長とを全
て加えたバイト数のシフト処理が行われ、再びST40
2へ戻る。
【0092】そして、ST406にて、誤りフラグが
「1」になっている場合には、前フレームのヘッダ情報
に誤りがあったことを表しているので、ST415へ進
む。
【0093】ST415では、重複ヘッダ検査部105
が、重複ヘッダ情報に誤りがあるか否かの検査を行う。
その結果、誤りが検出されない場合には、重複ヘッダ検
査部105は、フレーム判定部109へ、復号された多
重化情報を出力し、ST416へ進み、誤りが検出され
た場合には、そのままST417へ進む。
【0094】ST416では、フレーム判定部109
が、重複ヘッダの多重化情報に基づき、第2バッファ1
06に蓄えられている前フレーム信号の候補を前フレー
ムと判定した後、前フレームからペイロードを抽出す
る。そして、フレーム判定部109が、ペイロードを音
声データ、画像データ等に分離した後、出力端子11
0,111から分離したそれぞれのデータを出力し、S
T417へ進む。
【0095】ST417では、ST416にて第2バッ
ファ106に蓄えられている前フレームからペイロード
の抽出を終えたので、重複ヘッダ検査部105が、フラ
グ記憶部108に記憶されている誤りフラグを「0」に
リセットするとともに、第2バッファ106に蓄えられ
ている前フレーム信号を廃棄し、第2バッファを初期化
する。また、ST415にて重複ヘッダ情報に誤りされ
た場合には、第2バッファ106に蓄えられている前フ
レームからペイロードの抽出をすることが結局できない
ため、ST417では、同様に、フラグ記憶部108に
記憶されている誤りフラグを「0」にリセットするとと
もに、第2バッファ106に蓄えられている前フレーム
信号を廃棄し、第2バッファを初期化する。
【0096】なお、本実施の形態では、ヘッダ情報がG
OLAY符号化されて保護されている場合について説明
したが、誤り訂正・検出符号はGOLAY符号に限定さ
れるものでなく、他の誤り訂正・検出符号を用いてヘッ
ダ情報が保護されていても特に問題ない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誤り訂正・検出符号の誤り訂正・検出能力を超えるよう
な大きい誤りが、ヘッダ内のペイロード長情報に存在し
ている場合に、誤っているペイロード長情報に基づいた
ままペイロードの抽出を行ってしまう頻度を低くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るフレーム同期装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る予測最小ペイロー
ド長の算出方法を説明するためのフロー図
【図3】本発明の一実施の形態に係る予測最大ペイロー
ド長の算出方法を説明するための図
【図4】本発明の一実施の形態に係るフレーム同期装置
の動作を説明するためのフロー図
【図5】従来のフレーム同期装置の動作を説明するため
のフレームの構成図
【符号の説明】
104 ヘッダ検査部 112 復号部 113 最小ペイロード長算出部 114 最大ペイロード長算出部 115 誤り判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 AA01 BA01 EA01 FA02 FA08 5K028 AA04 AA15 EE03 KK03 MM05 MM09 MM17 NN01 PP02 PP12 SS05 SS15 SS24 5K047 AA12 AA13 CC02 DD01 DD02 HH01 HH11 HH21 HH44 HH54 HH57 KK03 KK12 KK17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データのペイロード長情報を復号する復
    号手段と、予測ペイロード長を算出する算出手段と、復
    号されたペイロード長情報と、前記予測ペイロード長と
    を比較し、前記ペイロード長情報の誤りの有無を判定す
    る判定手段と、判定結果に基づきフレームを判定しペイ
    ロードを分離する分離手段と、を具備することを特徴と
    するフレーム同期装置。
  2. 【請求項2】 前記算出手段は、フレームに多重されて
    いるデータの種類数に基づいて予測最小ペイロード長を
    算出することを特徴とする請求項1記載のフレーム同期
    装置。
  3. 【請求項3】 前記算出手段は、音声符号化方式の種別
    に基づいて予測最小ペイロード長を算出することを特徴
    とする請求項1記載のフレーム同期装置。
  4. 【請求項4】 前記算出手段は、音声符号化方式の種別
    及び最大音声データ長に基づいて予測最大ペイロード長
    を算出することを特徴とする請求項1記載のフレーム同
    期装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、復号されたペイロード
    長情報が、予測最小ペイロード長以上であり、かつ予測
    最大ペイロード長以下であった場合に、復号されたペイ
    ロード長情報に誤りがないと判定することを特徴とする
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のフレーム同期
    装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、復号されたペイロード
    長情報が、予測最小ペイロード長以上または予測最大ペ
    イロード長以下であった場合に、復号されたペイロード
    長情報に誤りがないと判定することを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載のフレーム同期装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のフレーム同期装置を搭載することを特徴とする無線通
    信装置。
  8. 【請求項8】 データのペイロード長情報を復号する復
    号工程と、予測ペイロード長を算出する算出工程と、復
    号されたペイロード長情報と、前記予測ペイロード長と
    を比較し、前記ペイロード長情報の誤りの有無を判定す
    る判定工程と、判定結果に基づきフレームを判定しペイ
    ロードを分離する分離工程と、を具備することを特徴と
    するフレーム同期方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013240120A (ja) * 2013-09-05 2013-11-28 Fujitsu Semiconductor Ltd データ受信処理方法及びデータ受信処理装置

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