JP2000251961A - 圧着端子及び圧着端子の製造方法 - Google Patents
圧着端子及び圧着端子の製造方法Info
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- JP2000251961A JP2000251961A JP11049692A JP4969299A JP2000251961A JP 2000251961 A JP2000251961 A JP 2000251961A JP 11049692 A JP11049692 A JP 11049692A JP 4969299 A JP4969299 A JP 4969299A JP 2000251961 A JP2000251961 A JP 2000251961A
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- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/10—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
- H01R4/18—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
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- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/048—Crimping apparatus or processes
- H01R43/0488—Crimping apparatus or processes with crimp height adjusting means
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信頼性が高く、工程管理の容易な圧着端子及
び圧着端子の製造方法を提供する。 【解決手段】 圧着端子21は、電線Wの導体部Waを
圧着するための導体圧着部4の内面に、導電性部材22
を設けたことを特徴としている。また、製造方法として
は、ブランク前の端子母材23(図2参照)の表面に、
導電性部材22を条状に付ける工程を含んだことを特徴
としている。
び圧着端子の製造方法を提供する。 【解決手段】 圧着端子21は、電線Wの導体部Waを
圧着するための導体圧着部4の内面に、導電性部材22
を設けたことを特徴としている。また、製造方法として
は、ブランク前の端子母材23(図2参照)の表面に、
導電性部材22を条状に付ける工程を含んだことを特徴
としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の導体部を圧
着するための導体圧着部を有する圧着端子及び圧着端子
の製造方法に関する。
着するための導体圧着部を有する圧着端子及び圧着端子
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7において、引用符号1は一般的な圧
着端子を示しており、その圧着端子1は、図示しない相
手側接続部に電気的に接触して接続される電気接触部2
と、電気接触部2に連成され電線Wを圧着する電線圧着
部3とから構成されている。電線圧着部3には、電線W
の導体部(芯線)Waを圧着するための導体圧着部4
と、電線Wの被覆Wbを圧着するための被覆圧着部5と
が形成されており、導体部Wa及び被覆Wbをそれぞれ
巻き込むような状態で加締められている。
着端子を示しており、その圧着端子1は、図示しない相
手側接続部に電気的に接触して接続される電気接触部2
と、電気接触部2に連成され電線Wを圧着する電線圧着
部3とから構成されている。電線圧着部3には、電線W
の導体部(芯線)Waを圧着するための導体圧着部4
と、電線Wの被覆Wbを圧着するための被覆圧着部5と
が形成されており、導体部Wa及び被覆Wbをそれぞれ
巻き込むような状態で加締められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、圧着端子1の導体圧着部4の高さ、即ち図
8に示されるようなクリンプハイト(C/H)CHが高
くなる製造がなされると、導体圧着部分の抵抗値が大き
くなってしまうことが分かっていた。これは、導体圧着
部4と導体部Waとの圧着の際に数多く生じる間隙6の
大きさがクリンプハイトCHによって左右されてしまう
からで、クリンプハイトCHの規格値外れは、抵抗値の
不安定化の要因となっている。
にあっては、圧着端子1の導体圧着部4の高さ、即ち図
8に示されるようなクリンプハイト(C/H)CHが高
くなる製造がなされると、導体圧着部分の抵抗値が大き
くなってしまうことが分かっていた。これは、導体圧着
部4と導体部Waとの圧着の際に数多く生じる間隙6の
大きさがクリンプハイトCHによって左右されてしまう
からで、クリンプハイトCHの規格値外れは、抵抗値の
不安定化の要因となっている。
【0004】以上のことは、図9のクリンプハイトと導
体圧着部分の抵抗との関係を示すグラフにも詳細に現れ
ている。即ち、横軸に示されるクリンプハイトCHの高
さが高くなると、初期抵抗(縦軸、製造後の抵抗)及び
耐熱後の抵抗(縦軸、耐熱試験後の抵抗)も大きくな
り、特に、耐熱後の抵抗値の変化(上昇)は、初期の抵
抗値の変化(上昇)よりも顕著な結果となっている。ま
た、耐熱後の抵抗値は、縦軸方向の線の範囲に示される
ようなバラツキを含んでいる。
体圧着部分の抵抗との関係を示すグラフにも詳細に現れ
ている。即ち、横軸に示されるクリンプハイトCHの高
さが高くなると、初期抵抗(縦軸、製造後の抵抗)及び
耐熱後の抵抗(縦軸、耐熱試験後の抵抗)も大きくな
り、特に、耐熱後の抵抗値の変化(上昇)は、初期の抵
抗値の変化(上昇)よりも顕著な結果となっている。ま
た、耐熱後の抵抗値は、縦軸方向の線の範囲に示される
ようなバラツキを含んでいる。
【0005】従って、圧着端子1の製造にあっては、ク
リンプハイトCHの寸法管理が重要であり、そして、圧
着端子1の信頼性を確保するためには、煩雑な管理にな
るものの、クリンプハイトCHの規格値幅dを狭く設定
(図9ではグラフのほぼ一目盛り分に設定されている)
して製造する必要がある。
リンプハイトCHの寸法管理が重要であり、そして、圧
着端子1の信頼性を確保するためには、煩雑な管理にな
るものの、クリンプハイトCHの規格値幅dを狭く設定
(図9ではグラフのほぼ一目盛り分に設定されている)
して製造する必要がある。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、信頼性が高く、工程管理の容易な圧着端子及び
圧着端子の製造方法を提供することを課題とする。
もので、信頼性が高く、工程管理の容易な圧着端子及び
圧着端子の製造方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の圧着端子は、電線の導
体部を圧着するための導体圧着部を有する圧着端子であ
って、前記導体圧着部の内面に、前記導体部の圧着の際
に生じる前記導体圧着部と前記導体部との間隙を埋める
導電性部材を設けたことを特徴としている。
なされた請求項1記載の本発明の圧着端子は、電線の導
体部を圧着するための導体圧着部を有する圧着端子であ
って、前記導体圧着部の内面に、前記導体部の圧着の際
に生じる前記導体圧着部と前記導体部との間隙を埋める
導電性部材を設けたことを特徴としている。
【0008】請求項1に記載された本発明によれば、導
電性部材によって導体圧着部と導体部とを密着させるこ
とが可能である。そして、導電性部材が導体圧着部と導
体部との間隙を埋めると、導体圧着部分はガスタイトな
状態になり、その導体圧着部分における抵抗値の上昇及
びバラツキが小さくなる。また、これによりクリンプハ
イトの規格値幅が広げられ、工程管理を容易にすること
が可能である。従って、信頼性が高く、工程管理の容易
な圧着端子を提供することができる。
電性部材によって導体圧着部と導体部とを密着させるこ
とが可能である。そして、導電性部材が導体圧着部と導
体部との間隙を埋めると、導体圧着部分はガスタイトな
状態になり、その導体圧着部分における抵抗値の上昇及
びバラツキが小さくなる。また、これによりクリンプハ
イトの規格値幅が広げられ、工程管理を容易にすること
が可能である。従って、信頼性が高く、工程管理の容易
な圧着端子を提供することができる。
【0009】上記課題を解決するためなされた請求項2
記載の本発明の圧着端子の製造方法は、電線の導体部を
圧着するための導体圧着部を有する圧着端子の製造方法
であって、前記導体圧着部の内面側となるブランク前の
端子母材の表面に、導電性部材を条状に付ける工程を含
むことを特徴としている。
記載の本発明の圧着端子の製造方法は、電線の導体部を
圧着するための導体圧着部を有する圧着端子の製造方法
であって、前記導体圧着部の内面側となるブランク前の
端子母材の表面に、導電性部材を条状に付ける工程を含
むことを特徴としている。
【0010】請求項2に記載された本発明によれば、上
記工程を含んでいることから、端子母材をブランクした
後に電線を圧着すると、導電性部材によって導体圧着部
と導体部とが密着し、その導体圧着部分における抵抗値
の上昇及びバラツキを小さくすることが可能である。ま
た、これによりクリンプハイトの規格値幅が広げられ、
工程管理を容易にすることが可能である。従って、信頼
性が高く、工程管理の容易な圧着端子の製造方法を提供
することができる。
記工程を含んでいることから、端子母材をブランクした
後に電線を圧着すると、導電性部材によって導体圧着部
と導体部とが密着し、その導体圧着部分における抵抗値
の上昇及びバラツキを小さくすることが可能である。ま
た、これによりクリンプハイトの規格値幅が広げられ、
工程管理を容易にすることが可能である。従って、信頼
性が高く、工程管理の容易な圧着端子の製造方法を提供
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の圧着端子の一実
施の形態を示す導体圧着部分の斜視図である。尚、従来
例と基本的に同一の構成部材には、同一の符号を付して
詳細な説明を省略する。
実施の形態を説明する。図1は本発明の圧着端子の一実
施の形態を示す導体圧着部分の斜視図である。尚、従来
例と基本的に同一の構成部材には、同一の符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0012】図1において、先ず圧着端子21の構成に
ついて説明する。圧着端子21は、従来同様、電気接触
部2と電線圧着部3とから構成されており、電線圧着部
3には、電線Wの導体部(芯線)Waを圧着する導体圧
着部4と、電線Wの被覆Wbを圧着する被覆圧着部5と
が形成されている。
ついて説明する。圧着端子21は、従来同様、電気接触
部2と電線圧着部3とから構成されており、電線圧着部
3には、電線Wの導体部(芯線)Waを圧着する導体圧
着部4と、電線Wの被覆Wbを圧着する被覆圧着部5と
が形成されている。
【0013】導体圧着部4には、条状の導電性部材22
がその内面で幅方向いっぱいに設けられており、その導
電性部材22によって圧着の際に生じる導体圧着部4と
導体部Waとの間隙がガスタイトな状態で埋められてい
る。
がその内面で幅方向いっぱいに設けられており、その導
電性部材22によって圧着の際に生じる導体圧着部4と
導体部Waとの間隙がガスタイトな状態で埋められてい
る。
【0014】次に、圧着端子21の製造方法(工程)に
ついて図2ないし図4を参照しながら説明すると、その
圧着端子21を製造する際は、端子母材23に対して複
数の展開状圧着端子24を打ち抜くこととなるブランク
前に、図2に示されるような導電性部材22を端子母材
23に張り付ける工程を先ず行う。
ついて図2ないし図4を参照しながら説明すると、その
圧着端子21を製造する際は、端子母材23に対して複
数の展開状圧着端子24を打ち抜くこととなるブランク
前に、図2に示されるような導電性部材22を端子母材
23に張り付ける工程を先ず行う。
【0015】導電性部材22の張り付け位置は、導体圧
着部4(図1参照)の内面側となる位置の端子母材23
の表面であり、展開状圧着端子24の連鎖方向(図2に
おいては上下方向)に沿って長く条状に付けられてい
る。
着部4(図1参照)の内面側となる位置の端子母材23
の表面であり、展開状圧着端子24の連鎖方向(図2に
おいては上下方向)に沿って長く条状に付けられてい
る。
【0016】導電性部材22は、図3に示される如く、
接着剤25と一体となった条材であり、市販される両面
テープやシールの張り付け形態と同様に端子母材23の
表面に付けられている。尚、導電性部材22は、銀ペー
ストや銅ペースト等であってもよく、また、張り付けの
他に塗布等の手段で設けることも可能である。接着剤2
5には、導電性のフィラー混入されていることが好まし
い。
接着剤25と一体となった条材であり、市販される両面
テープやシールの張り付け形態と同様に端子母材23の
表面に付けられている。尚、導電性部材22は、銀ペー
ストや銅ペースト等であってもよく、また、張り付けの
他に塗布等の手段で設けることも可能である。接着剤2
5には、導電性のフィラー混入されていることが好まし
い。
【0017】導電性部材22を端子母材23に付けた後
は、図4に示される如く、端子母材23をブランクす
る。その後は、従来同様に展開状圧着端子24をプレス
加工して図1に示されるような圧着端子21を製造す
る。尚、引用符号26は連鎖、27はキャリヤーを示し
ている。また、製造において不要となる部分は、捨てら
れたり再利用されたりする。
は、図4に示される如く、端子母材23をブランクす
る。その後は、従来同様に展開状圧着端子24をプレス
加工して図1に示されるような圧着端子21を製造す
る。尚、引用符号26は連鎖、27はキャリヤーを示し
ている。また、製造において不要となる部分は、捨てら
れたり再利用されたりする。
【0018】以上のように製造された圧着端子21は、
その導体圧着部分の断面をみると、図5に示される如
く、従来では間隙6(図8参照)となっていた導体圧着
部4と導体部Waとの接触部分が導電性部材22によっ
てガスタイトな状態で埋められている。また、図6に示
される如く、導体圧着部分における抵抗値の上昇及びバ
ラツキが小さくなり、性能保証をするためのクリンプハ
イトCH(図5参照)の規格値幅Dを従来よりも若干広
く(D>d)設定することができる(図6においては二
目盛り分に設定されている)。これにより当然の如く、
工程管理が容易になる。
その導体圧着部分の断面をみると、図5に示される如
く、従来では間隙6(図8参照)となっていた導体圧着
部4と導体部Waとの接触部分が導電性部材22によっ
てガスタイトな状態で埋められている。また、図6に示
される如く、導体圧着部分における抵抗値の上昇及びバ
ラツキが小さくなり、性能保証をするためのクリンプハ
イトCH(図5参照)の規格値幅Dを従来よりも若干広
く(D>d)設定することができる(図6においては二
目盛り分に設定されている)。これにより当然の如く、
工程管理が容易になる。
【0019】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0020】尚、以上は横連鎖端子となる形態での製造
方法を説明したが、縦連鎖端子の形態でも製造すること
ができる。また、図面上では雌型の圧着端子となってい
るが、雄型であってもよい。さらには、電線の導体部同
士を接続するバンド状の部材にも上記導電性部材22を
設けることができる。
方法を説明したが、縦連鎖端子の形態でも製造すること
ができる。また、図面上では雌型の圧着端子となってい
るが、雄型であってもよい。さらには、電線の導体部同
士を接続するバンド状の部材にも上記導電性部材22を
設けることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、圧着端子は、電線の導体部を圧着
するための導体圧着部を有する圧着端子であって、導体
圧着部の内面に、電線の導体部の圧着の際に生じる導体
圧着部と導体部との間隙を埋める導電性部材が設けられ
ていることから、その導電性部材によって導体圧着部と
導体部とを密着させることができる。そして、導電性部
材が導体圧着部と導体部との間隙を埋めると、導体圧着
部分はガスタイトな状態になり、その導体圧着部分にお
ける抵抗値の上昇及びバラツキが小さくなる。また、こ
れによりクリンプハイトの規格値幅が広げられ、工程管
理を容易にすることができる。従って、信頼性が高く、
工程管理の容易な圧着端子を提供することができるとい
う効果を奏する。
れた本発明によれば、圧着端子は、電線の導体部を圧着
するための導体圧着部を有する圧着端子であって、導体
圧着部の内面に、電線の導体部の圧着の際に生じる導体
圧着部と導体部との間隙を埋める導電性部材が設けられ
ていることから、その導電性部材によって導体圧着部と
導体部とを密着させることができる。そして、導電性部
材が導体圧着部と導体部との間隙を埋めると、導体圧着
部分はガスタイトな状態になり、その導体圧着部分にお
ける抵抗値の上昇及びバラツキが小さくなる。また、こ
れによりクリンプハイトの規格値幅が広げられ、工程管
理を容易にすることができる。従って、信頼性が高く、
工程管理の容易な圧着端子を提供することができるとい
う効果を奏する。
【0022】請求項2に記載された本発明によれば、圧
着端子の製造方法は、電線の導体部を圧着するための導
体圧着部を有する圧着端子の製造方法であって、導体圧
着部の内面側となるブランク前の端子母材の表面に、導
電性部材を条状に付ける工程を含んでいることから、端
子母材をブランクした後に電線を圧着すると、導電性部
材によって導体圧着部と導体部とが密着し、その導体圧
着部分における抵抗値の上昇及びバラツキを小さくする
ことができる。また、これによりクリンプハイトの規格
値幅が広げられ、工程管理を容易にすることができる。
従って、信頼性が高く、工程管理の容易な圧着端子の製
造方法を提供することができるという効果を奏する。
着端子の製造方法は、電線の導体部を圧着するための導
体圧着部を有する圧着端子の製造方法であって、導体圧
着部の内面側となるブランク前の端子母材の表面に、導
電性部材を条状に付ける工程を含んでいることから、端
子母材をブランクした後に電線を圧着すると、導電性部
材によって導体圧着部と導体部とが密着し、その導体圧
着部分における抵抗値の上昇及びバラツキを小さくする
ことができる。また、これによりクリンプハイトの規格
値幅が広げられ、工程管理を容易にすることができる。
従って、信頼性が高く、工程管理の容易な圧着端子の製
造方法を提供することができるという効果を奏する。
【図1】本発明による圧着端子の一実施の形態を示す導
体圧着部分の斜視図である。
体圧着部分の斜視図である。
【図2】図1の圧着端子を製造するため端子母材に導電
性部材を付けた状態の平面図である。
性部材を付けた状態の平面図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】図2の端子母材をブランクした平面図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】クリンプハイトと導体圧着部分の抵抗との関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図7】従来例の圧着端子の導体圧着部分の斜視図であ
る。
る。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】従来例のクリンプハイトと導体圧着部分の抵抗
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
W 電線 Wa 導体部 4 導体圧着部 21 圧着端子 22 導電性部材 23 端子母材 24 展開状圧着端子 25 接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 電線の導体部を圧着するための導体圧着
部を有する圧着端子であって、 前記導体圧着部の内面に、前記導体部の圧着の際に生じ
る前記導体圧着部と前記導体部との間隙を埋める導電性
部材を設けたこと特徴とする圧着端子。 - 【請求項2】 電線の導体部を圧着するための導体圧着
部を有する圧着端子の製造方法であって、 前記導体圧着部の内面側となるブランク前の端子母材の
表面に、導電性部材を条状に付ける工程を含むことを特
徴とする圧着端子の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11049692A JP2000251961A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 圧着端子及び圧着端子の製造方法 |
US09/514,319 US20020058447A1 (en) | 1999-02-26 | 2000-02-28 | Crimp-type terminal and method of producing crimp-type terminal |
US09/770,401 US20010005647A1 (en) | 1999-02-26 | 2001-01-29 | Crimp-type terminal and method of producing crimp-type terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11049692A JP2000251961A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 圧着端子及び圧着端子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000251961A true JP2000251961A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12838249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11049692A Pending JP2000251961A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 圧着端子及び圧着端子の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20020058447A1 (ja) |
JP (1) | JP2000251961A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006156363A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-06-15 | Yazaki Corp | シールド編組部の接続構造及び接続方法 |
US7115004B2 (en) | 2004-04-09 | 2006-10-03 | Yazaki Corporation | Wire press-clamping method |
DE102009042710A1 (de) | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Yazaki Corporation | Crimpanschluss und Drahtfixierungsaufbau |
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