JP2000251280A - 光ディスク用ピックアップの性能測定方法および装置 - Google Patents

光ディスク用ピックアップの性能測定方法および装置

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JP2000251280A
JP2000251280A JP11046435A JP4643599A JP2000251280A JP 2000251280 A JP2000251280 A JP 2000251280A JP 11046435 A JP11046435 A JP 11046435A JP 4643599 A JP4643599 A JP 4643599A JP 2000251280 A JP2000251280 A JP 2000251280A
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error signal
optical disk
pickup
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Ritsu Watanabe
律 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定精度を向上させしかも短時間で測定を完
了させることができる光ピックアップの性能測定方法を
提供すること。 【解決手段】 光ディスクDからの反射光を受光してフ
ォーカシングエラー信号FEおよびトラッキングエラー
信号TEを得る光ディスク用センサ10と、フォーカス
電圧に応じて対物レンズ3の位置を制御するフォーカシ
ング機構とを有する光ディスク用ピックアップ100に
おいて、前記光ディスク用ピックアップを1トラック分
移動させた時の前記トラッキングエラー信号のピーク・
ツー・ピークTEp-pの大きさと前記フォーカス電圧の
オフセットとの関係を測定し、その関係を3次式で近似
する。次に、近似式に基づいて、前記トラッキングエラ
ー信号のピーク・ツー・ピークの大きさが、その最大値
より所定量小さくなる時のフォーカス電圧のオフセット
値x1およびx2を求め、さらにその2つのオフセット値x1
およびx2の差、およびその間の対物レンズの移動量に基
づいてフォーカスエラー感度FESを求める構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク用ピ
ックアップの性能測定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク等の媒体を
利用する光ディスク装置の光学系は、レーザー光源と、
光源から射出された光束を光ディスクの情報記録面上に
収束させてスポットを形成する対物レンズおよび、媒体
からの反射光を受光して記録信号、フォーカシングエラ
ー信号、トラッキングエラー信号を検出するセンサシス
テムを備えた光ピックアップを有する。フォーカシング
エラー信号に基づいて、フォーカスサーボ機構により、
光ディスクの情報記録面でレーザー光源から射出された
光束が収束するように対物レンズが光軸方向に移動され
る。また、トラッキングエラー信号に基づいて、所望の
トラック上にスポットが位置するように、光ピックアッ
プが光ディスクのラジアル方向に移動される。
【0003】フォーカスサーボ機構では、まずフォーカ
シングエラー信号の大きさに対応したサーボ電圧が生成
され、このフォーカスサーボ電圧に基づき、レンズ駆動
機構が対物レンズの位置を光軸に沿って変化させる。
【0004】図5は、上記のような光ピックアップにお
いて、スポットを1トラック分移動させて得られるトラ
ッキングエラー信号の変化を示す図である。また、図6
は、フォーカスサーボ電圧のオフセットを変化させた時
(すなわち光ディスク面でのスポットの合焦状態を変化
させたとき)の図5に示す波形のピーク・ツー・ピーク
の値TEp-pを表すグラフである。
【0005】値TEp-pは、スポットが光ディスクの情
報記録面で合焦している時に最も大きくなり、デフォー
カスの度合いが大きくなるほど小さくなる。なお、図6
に示すように、オフセット電圧が0(ゼロ)の時ではな
く、ややずれたところで値TEp-pは最大値を取る。こ
のオフセット電圧の値は所定の範囲に収まることが望ま
しく、値TEp-pが最大値を取る時のオフセット電圧
は、ピックアップの性能を判断する指標となる。加え
て、値TEp-pが最大となるオフセット電圧を基準とす
る所定のオフセット電圧範囲において、値TEp-pの変
動幅はピックアップの光学的設計により定まる所定の変
動範囲内にあることが望ましく、この変動幅もピックア
ップの性能を判断する指標となる。
【0006】すなわち、値TEp-pが最大となるオフセ
ット電圧と、上記所定の電圧範囲を規定するオフセット
電圧の最大・最小値とに基づいて、光ピックアップの性
能を評価することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、図6に示す特
性、すなわちフォーカスサーボ電圧のオフセットとトラ
ッキングエラー信号のピーク・ツー・ピークの値TEp-
pを求めるには、多数の測定点が必要であった。特に、
値TEp-pが最大となるオフセット電圧を求める場合、
値TEp-pの変化量が小さいためにオフセット電圧を小
刻みに変化させ、いわゆる挟み込み法により値TEp-p
が最大となるオフセット電圧を求めていた。この方法で
は、精度を上げるためには、オフセット電圧の刻みを非
常に細かくする必要がある。しかし、電圧の刻みを細か
くした場合、値TEp-pの変化量も小さくなるため、精
度を上げるには限界があった。しかも、測定誤差の影響
を減らすためには、図6に示すように、同様の測定作業
を何度も繰り返す必要があった。
【0008】以上のように、従来の光ピックアップの性
能測定方法および装置は、測定に非常に時間が掛かると
共に測定精度にも限界があり、改善が望まれていた。
【0009】この発明は、上述した従来技術の問題に鑑
みてなされたものであり、測定精度を向上させしかも短
時間で測定を完了することができる光ディスク用ピック
アップの性能測定方法および装置を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の光ディスク用ピックアップの性能
測定方法は、光ディスクからの反射光を受光してフォー
カシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を得
る光ディスク用センサと、フォーカス電圧に応じて対物
レンズの位置を制御するフォーカシング機構とを有する
光ディスク用ピックアップにおいて、前記光ディスク用
ピックアップを1トラック分移動させた時の前記トラッ
キングエラー信号のピーク・ツー・ピークの大きさと前
記フォーカス電圧のオフセットとの関係を測定し、前記
トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピークの大き
さy(x)と前記フォーカス電圧のオフセットxとの関係を
表す3次式 y(x) = a1x3 + a2x2 + a3x + a4 ・・・(1) の係数a1、a2、a3、a4を決定し、前記トラッキングエラ
ー信号のピーク・ツー・ピークの大きさy(x)が、その最
大値より所定量小さくなる時のフォーカス電圧のオフセ
ット値x1およびx2を式(1)から求め、式(2)により
フォーカスエラー感度FESを求めることを特徴として
いる。 FES=|x2−x1|/d ・・・(2) なお、dは上記オフセット値x1およびx2に対応する前記
対物レンズの位置の間隔である。また、フォーカスエラ
ー感度とは、対物レンズの単位移動量に対応するオフセ
ット電圧の変化量と定義することができる。ここで、上
記所定量小さいピーク・ツー・ピークの大きさは、例え
ば最大値の75%である。また、請求項3に記載の光デ
ィスク用ピックアップの性能測定装置は、光ディスクか
らの反射光を受光してフォーカシングエラー信号および
トラッキングエラー信号を得る光ディスク用センサと、
フォーカス電圧に応じて対物レンズの位置を制御するフ
ォーカシング機構とを有する光ディスク用ピックアップ
に用いられるものであって、前記光ディスク用ピックア
ップを1トラック分移動させた時の前記トラッキングエ
ラー信号のピーク・ツー・ピークの大きさと前記フォー
カス電圧のオフセットとの関係を測定し、前記トラッキ
ングエラー信号のピーク・ツー・ピークの大きさy(x)と
前記フォーカス電圧のオフセットxとの関係を表す3次
式 y(x) = a1x3 + a2x2 + a3x + a4 ・・・(1) の係数a1、a2、a3、a4を決定する第1の演算手段手段
と、前記トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピー
クの大きさy(x)が、その最大値より所定量小さくなる時
のフォーカス電圧のオフセット値x1およびx2を式(1)
から求める第2の演算手段と、フォーカスエラー感度F
ESを次式(2)により求める第3の演算手段と、を有
することを特徴とする光ディスク用ピックアップの性能
測定装置。 FES=|x2−x1|/d ・・・(2) なお、dは上記オフセット値x1およびx2に対応する前記
対物レンズの位置の間隔である。また、請求項5に記載
の光ディスク用ピックアップの性能測定装置は、フォー
カスエラー感度FESの大きさに基づいて、前記光ディ
スク用ピックアップの性能を判定する判定手段をさらに
有することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る光ディスク
用ピックアップの性能測定方法および装置について説明
する。
【0012】図1は光ディスク装置の光学系の概略を示
す図である。光ディスク装置は、レーザー光源1と、レ
ーザー光源1から発した光束を平行光束にするコリメー
トレンズ2と、この光束を光ディスクD上に収束させて
スポットを形成する対物レンズ3とを備えると共に、光
ディスクDからの反射光を入射光路から分離するビーム
スプリッター4と、ビームスプリッター4で反射された
光ディスクからの反射光を受光して記録信号、フォーカ
シングエラー信号、トラッキングエラー信号を検出する
センサシステム10を備えている。また、対物レンズ3
は、フォーカシング機構20により光軸方向(図中左右
方向)に駆動される。対物レンズ3を含むヘッド部5
は、トラッキング機構30によりラジアル方向(図中上
下方向)に駆動される。
【0013】なお、ヘッド部5、ビームスプリッタ4、
センサシステム10がピックアップ100を構成してい
る。
【0014】光磁気ディスク等の光ディスクDは、ラジ
アル方向の断面において山形のグルーブと、グルーブ間
に位置する情報記録用のランドとを有している。情報の
記録/再生時には、対物レンズ3はランドのラジアル方
向中央にスポットが形成されるよう位置決めされる。
【0015】センサシステム10は、例えば、公知のス
ポットサイズ法によりフォーカシングエラー信号FEを
検出し出力すると共に、公知のプッシュプル法によりト
ラッキングエラー信号TEを検出し出力するよう構成さ
れている。
【0016】図2は、図1の光ディスク装置の制御系の
構成の概略を示すブロック図である。センサシステム1
0から出力されたトラッキングエラー信号TE、フォー
カシングエラー信号FEは共にCPU40に入力され
る。CPU40は、トラッキングエラー信号TEに基づ
いてトラッキング機構30を制御し、スポットのディス
ク上の位置を調整すると共に、フォーカシングエラー信
号FEに基づいて生成されるフォーカシング電圧により
フォーカシング機構20を制御し、スポットがディスク
Dの記録面で合焦するように対物レンズ3を駆動する。
【0017】検査装置50および表示装置60は、光ピ
ックアップの性能検査の際に接続される。検査装置50
は、CPU40からトラッキングエラー信号TEおよび
フォーカシングエラー信号FEを取り込むと共に、フォ
ーカシング機構20を制御して検査に必要なフォーカシ
ングオフセット電圧を変化させることができる。
【0018】次に、上記の光ディスク装置おける光ディ
スク用ピックアップ3の性能の測定方法について説明す
る。
【0019】図3は、図6と同様、フォーカシング機構
に印加される駆動電圧のオフセット値と、スポットを1
トラック分移動させた時のトラッキングエラー信号のピ
ーク・ツー・ピークの値TEp-pとの関係を示すグラフ
である。
【0020】従来は、オフセット電圧を小刻みに変えな
がら、各オフセット電圧に対応するピーク・ツー・ピー
クの値TEp-pを計測していた。本実施の形態では、図
3の関係が3次式により精度良く近似できることに着目
し、前記トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピー
クの大きさをy(x)、前記フォーカス電圧のオフセット値
をxとして3次式 y(x) = a1x3 + a2x2 + a3x + a4 ・・・(1) により近似するようにしている。
【0021】まず、4種類のオフセット電圧V1、V2、V
3、V4に対するピーク・ツー・ピーク電圧TEを計測
し、その4つのオフセット値とピーク・ツー・ピーク電
圧との組み合わせに基づいて、式(1)の係数a1、a2
a3、a4を決定する。次に、前記トラッキングエラー信号
のピーク・ツー・ピークの大きさy(x)が最大となるオフ
セット値x0を式(1)から求める。次いで、ピーク・ツ
ー・ピークの値が、最大値y(x0)より所定量小さい値
(本実施形態では最大値の75%)になる時の2つのオフ
セット値x1とx2(x1<x0<x2)を式(1)から求める。
上記x1およびx2から、式(2)によりフォーカスエラー
感度FESを求める。 FES=|x2−x1|/d ・・・(2) なお、dは上記オフセット値x1およびx2に対応する前記
対物レンズの2つの位置の間隔である。上記フォーカス
エラー感度FESが所定の範囲内にあるか否かにより、
ピックアップの性能を評価することができる。なお、フ
ォーカスエラー感度とは、対物レンズの単位移動量に対
応するオフセット電圧の変化量を意味する。
【0022】図4は、検査装置40により実行される、
光ピックアップ性能検査処理のフローチャートである。
【0023】処理が開始されると、フォーカシングオフ
セット電圧V1、V2、V3、V4のそれぞれの場合にについ
て、ヘッド5を1トラック分移動させて、ピーク・ツー
・ピーク電圧TE1、TE2、TE3、TE4を得る(S1)。次
に、電圧V1〜V4、TE1〜TE4を用いて式(1)の係数a1
a4を計算する(S3)。なお、ここでは最も簡単な例と
して4つのフォーカシングオフセット電圧に対し4つの
ピーク・ツー・ピーク電圧を求める場合について説明す
るが、種々の近似の方法により精度を上げることができ
る。例えば、各フォーカシングオフセット電圧に対して
ピーク・ツー・ピーク電圧を複数回計測し、平均値を取
るようにすることもできる。
【0024】式(1)の係数が定まると、図3の曲線を
表す関数が決定される。次に、この関数が極大となるx
とy、即ちオフセット電圧x0とその時のピーク・ツー・
ピーク電圧y(x0)を計算により求める(S5)。
【0025】S7では、オフセット電圧x0を挟む両側の
区間、即ち、上記関数y(x)が単調増加するx<x0の区間お
よび、上記関数y(x)が単調減少するx>x0の区間それぞれ
において、関数y(x)の値が最大値y(x0)の75%となる
オフセット電圧の値x1、x2を求める。即ち、 0.75・y(x0)=y(x1)=y(x2) となるx1およびx2を求める(x1<x0<x2)。
【0026】S9では、式(2)により定義されるフォ
ーカスエラー感度FESを求める。 FES=|x2−x1|/d ・・・(2) なお、dは上記オフセット値x1およびx2に対応する前記
対物レンズの位置の間隔である。本実施の形態において
は、d=1.4μmなので、フォーカスエラー感度FES
は、 FES=|x2−x1|/1.4 [mV/μm] となる。
【0027】S11では、S9で求めたフォーカスエラ
ー感度FESが所定範囲内の値であるかどうかが判定さ
れる(S11)。もしも、フォーカスエラー感度が所定
範囲外の値であれば、表示装置60にはエラーメッセー
ジが表示される(S13)。また、フォーカスエラー感
度FESが許容範囲内の値であれば、その旨のメッセー
ジ(OK表示)が表示装置60に表示される(S1
5)。
【0028】なお、CPU40により実行されるS3の
処理が本発明の光ディスク用ピックアップの性能測定装
置における第1の演算手段に該当し、S5およびS7の
処理が第2の演算手段に該当し、S9の処理が第3の演
算手段に該当する。また、CPU40により実行される
S11の処理が判定手段に該当する。
【0029】従って、式(1)の係数を決定するために
必要な情報が入力されれば、当該ピックアップのフォー
カスエラー感度が自動的に演算され、表示装置60にメ
ッセージが表示される。表示装置60に表示されたメッ
セージにより、その光ピックアップの性能に問題がある
か否かを判定することができる。
【0030】なお、本実施の形態では、フォーカスエラ
ー感度がある許容範囲に入っているか否かのみで、エラ
ーの判定を行っているが、本実施形態の変形として、許
容範囲を細分化することにより、単に良否の判定をする
だけでなく、性能にランク付けする構成とする事もでき
る。
【0031】以上説明したように、本発明の光ディスク
用ピックアップの性能測定方法および装置によれば、光
ディスク用ピックアップの性能の測定精度を向上させ、
しかも短時間で測定を完了させ、ピックアップの性能を
評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置の概略構成を示す説明図であ
る。
【図2】光ディスク装置の主要部およびピックアップの
性能を検査する検査システムのブロック図である。
【図3】フォーカスオフセット電圧とピーク・ツー・ピ
ーク電圧との関係を示すグラフである。
【図4】性能検査の処理を示すフローチャートである。
【図5】トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピー
ク電圧を説明する波形図である。
【図6】実測値によるフォーカスオフセット電圧とピー
ク・ツー・ピーク電圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
3 対物レンズ 5 ヘッド 10 センサシステム 20 フォーカシング機構 30 トラッキング機構 40 CPU 50 検査装置 60 表示装置 100 ピックアップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクからの反射光を受光してフォ
    ーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を
    得る光ディスク用センサと、フォーカス電圧に応じて対
    物レンズの位置を制御するフォーカシング機構とを有す
    る光ディスク用ピックアップにおいて、 前記光ディスク用ピックアップを1トラック分移動させ
    た時の前記トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピ
    ークの大きさと前記フォーカス電圧のオフセットとの関
    係を測定し、 前記トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピークの
    大きさy(x)と前記フォーカス電圧のオフセットxとの関
    係を表す3次式 y(x) = a1x3 + a2x2 + a3x + a4 ・・・(1) の係数a1、a2、a3、a4を決定し、 前記トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピークの
    大きさy(x)が、その最大値より所定量小さくなる時のフ
    ォーカス電圧のオフセット値x1およびx2を式(1)から
    求め、 フォーカスエラー感度FESを次式(2)により求める
    ことを特徴とする光ディスク用ピックアップの性能測定
    方法。 FES=|x2−x1|/d ・・・(2) なお、dは上記オフセット値x1およびx2に対応する前記
    対物レンズの位置の間隔である。
  2. 【請求項2】 前記所定量小さいピーク・ツー・ピーク
    の大きさは、前記トラッキングエラー信号のピーク・ツ
    ー・ピークの大きさy(x)の最大値の75%であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク用ピックアップ
    の性能測定方法。
  3. 【請求項3】 光ディスクからの反射光を受光してフォ
    ーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を
    得る光ディスク用センサと、フォーカス電圧に応じて対
    物レンズの位置を制御するフォーカシング機構とを有す
    る光ディスク用ピックアップの性能測定装置であって、 前記光ディスク用ピックアップを1トラック分移動させ
    た時の前記トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピ
    ークの大きさと前記フォーカス電圧のオフセットとの関
    係を測定し、前記トラッキングエラー信号のピーク・ツ
    ー・ピークの大きさy(x)と前記フォーカス電圧のオフセ
    ットxとの関係を表す3次式 y(x) = a1x3 + a2x2 + a3x + a4 ・・・(1) の係数a1、a2、a3、a4を決定する第1の演算手段手段
    と、 前記トラッキングエラー信号のピーク・ツー・ピークの
    大きさy(x)が、その最大値より所定量小さくなる時のフ
    ォーカス電圧のオフセット値x1およびx2を式(1)から
    求める第2の演算手段と、 フォーカスエラー感度FESを次式(2)により求める
    第3の演算手段と、を有することを特徴とする光ディス
    ク用ピックアップの性能測定装置。 FES=|x2−x1|/d ・・・(2) なお、dは上記オフセット値x1およびx2に対応する前記
    対物レンズの位置の間隔である。
  4. 【請求項4】 前記所定量小さいピーク・ツー・ピーク
    の大きさは、前記トラッキングエラー信号のピーク・ツ
    ー・ピークの大きさy(x)の最大値の75%であることを
    特徴とする請求項3に記載の光ディスク用ピックアップ
    の性能測定装置。
  5. 【請求項5】 前記フォーカスエラー感度FESの大き
    さに基づいて、前記光ディスク用ピックアップの性能を
    判定する判定手段をさらに有することを特徴とする、請
    求項3に記載の光ディスク用ピックアップの性能測定装
    置。
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