JP2000250450A - 画像表示装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像表示装置及び方法及び記憶媒体

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JP2000250450A
JP2000250450A JP4715699A JP4715699A JP2000250450A JP 2000250450 A JP2000250450 A JP 2000250450A JP 4715699 A JP4715699 A JP 4715699A JP 4715699 A JP4715699 A JP 4715699A JP 2000250450 A JP2000250450 A JP 2000250450A
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F19/00Advertising or display means not otherwise provided for
    • G09F19/22Advertising or display means on roads, walls or similar surfaces, e.g. illuminated
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駅等の広告表示において、電子情報を表示す
る画像表示装置の適用を可能とし、内容更新のための作
業を著しく簡素化するとともに、車両の走行状況に基づ
いて表示内容を切り換えることにより車内外の人々に適
切に情報を提供することを可能とする。 【解決手段】ステップS42とステップS44において
表示パネルと車両の位置関係を特定し、表示パネルの前
方の所定範囲内に車両が存在しない場合はステップS4
1により表示パネルの全面に画像表示を行う。一方、表
示パネルの前方の所定範囲内に車両が存在する場合は、
ステップS43において、表示パネルの車両の窓枠の大
きさに応じた範囲で表示を行う。このように、表示パネ
ルと車両との位置関係に応じて、表示パネルにおける表
示形態を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大面積の画像表示が
可能な画像表示装置及びその制御方法に関する。特に、
定められた車両走路に沿って車両が走行する鉄道車両や
新交通システム等の駅において、大面積にわたる表示を
行うのに適した画像表示装置とその制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両や新交通システムのように、定
められたレールに沿って走行する走行車両の駅のプラッ
トホームにおいては、乗客への案内や広告等の情報提供
は、プラットホームに対向して、レールを挟んで設置さ
れた対面壁に、紙またはプラスチックボード等の印刷物
を配置して行っていた。
【0003】鉄道車両等を利用して通勤または旅行など
を行っている乗客が駅のプラットホームで最も目にする
のが、レールを挟んでプラットホームに対向する壁面に
設けられた各種の広告である。即ちプラットホーム上
で、丁度の目につく位置に配置されている広告や案内は
非常に宣伝価値が高いものである。そして、このような
壁面の広告等は一定期間ごとに人手によって貼りかえら
れて利用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の印刷物による広告表示には以下のような
問題があった。すなわち、 (1)人力による情報更新作業であるため、費用工数が
かさむ。とりわけ、壁への広告は、プラットホーム上の
乗客を対象としているため大面積にわたったものになり
やすく、これを壁面に取り付ける作業は容易ではなかっ
た。 (2)印刷物であるため、張り替えするまで同一情報の
表示しかできない。またその内容も季節や時間の変化に
対して違和感を感じさせない無難な内容になるため、総
合情報量としては少ないものとならざるを得なかった。
この意味で広告効果が小さく、広告効果に対するコスト
が高いものとなっていた。 (3)前述のように、従来の広告表示は、その対象をプ
ラットホーム上の乗客を対象としており、通常窓の外に
顔を向けている走行車両の乗客に対する考慮はなされて
いなかった。
【0005】本発明は以上のような問題に鑑みてなされ
たものであり、駅等の広告表示において、電子情報を表
示する画像表示装置を適用可能とし、内容更新のための
作業を著しく簡素化することを目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、車両の走行状
況に基づいて表示内容を切り換えることを可能とし、車
内外の人々に適切に情報を提供可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像表示装置は例えば以下の構成を備え
る。すなわち、表示パネルと車両の位置関係を特定する
特定手段と、前記特定手段で特定された前記表示パネル
と前記車両との位置関係に応じて、該表示パネルにおけ
る表示形態を切り換える切り換え手段とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0009】[実施形態1]図1は実施形態1による情
報提供装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て1(1a、1b…)は情報表示を行う表示装置ユニッ
トで、複数の表示装置が並んで情報提供装置を構成して
いる。ここでは、当該情報提供装置が備える表示装置ユ
ニットの一つを取り上げ、その構成を以下に説明する。
【0010】表示装置ユニットにおいて、2は演算処理
部であり、不図示のメモリと、該メモリに格納された表
示用プログラムやその他必要なプログラムに基づいて所
要の処理を実行するマイクロプロセッサとを含む。ま
た、演算処理部2には、アドレスバス、データバス、制
御ライン等を備えたバスライン3が接続されている。4
は平板型表示パネルであり、フルカラーPDPやフィー
ルドエミッションディスプレイ(FED)等からなり、
後述する情報ファイル格納部5に格納された表示情報に
基づいて広告または案内情報を表示する。本実施形態で
は、表示パネル4で表示される情報は情報ファイル格納
部5に格納されている。なお、情報ファイル格納部5は
具体的にはハードディスクドライブ、半導体メモリドラ
イブ、CDROMドライブ等の情報蓄積手段を用いて情
報を格納する。
【0011】情報格納ファイル5は、プラットホーム上
の乗客を対象とした案内ないしは広告画像情報を格納し
た全面情報格納部6と、プラットホームに走行車両が存
在している際に走行車両内の人を対象とした情報を格納
した部分情報格納部7から構成されている。なお、これ
らの格納部は同一ファイルであっても個別ファイルであ
ってもよい。8は通信部であり、有線又は無線により、
各表示装置ユニット1を集中管理するホスト制御装置9
との間の通信を行う。10は車両位置検出部であり、駅
に入ってきた車両の位置を検出する。
【0012】次に、このように構成された本実施形態の
情報提供装置の使用例を図2及び図3を用いて説明す
る。図2は、電車の駅のプラットホームに設置された情
報提供装置の概観図である。レールを挟んでプラットホ
ームに対向する壁に複数の表示装置ユニット(1a、1
b、1c…)が横一列に配置され、プラットホームに立
つ乗客に広告情報を提供している。図3は図2に示す表
示装置の配置状態を別の角度から見た様子を示す図であ
る。大型の平面型表示パネルが、丁度プラットホームの
上に立つ乗客と、電車内の来客の目に映るように壁に取
り付けられている。
【0013】次に図4を用いて本実施形態の情報提供装
置の動作をフローチャートと表示パネルの表示内容を示
しながら説明する。ホスト制御装置9からの指令によっ
て情報提供装置は情報提供を開始する。まず、ステップ
S41において、広告表示の開始時には、情報提供装置
を構成する表示装置ユニット群(1a、1b…)は、プ
ラットホームに立つ乗客を対象として広告情報を提供す
る。この“全面広告表示”状態において、各表示装置ユ
ニットは全面情報格納部6に格納されている広告情報を
演算処理部2で読み出し、表示パネル4に表示する。こ
の時、表示パネル4には、図4の(a)に示されるよう
に、パネル全面にわたる広告表示を行い、プラットホー
ムに立つ乗客を対象として広告情報を提供する。その
後、何も無ければ“全面広告表示”状態の状態を保持し
ている。
【0014】暫くして走行車両がプラットホームに入っ
てきたことを検出すると(この検出は、ホスト制御装置
9が車両位置検出部10の信号を解析することでなされ
る)、処理はステップS42からステップS43へ進
む。本実施形態では、ホームの所定位置を電車の先頭部
分が通過したことを検出することで電車の到着を検出す
る。ステップS43において、ホスト制御装置9は各表
示装置ユニット群にたいして、別の表示内容を表示パネ
ルに出力するように指令を送る。各表示装置ユニットの
通信部8はこの指令を受け、部分表示情報格納部7に格
納された情報を表示パネル4に表示させる、すなわち
“部分広告表示”を行う。この“部分広告表示”におい
て、各表示装置ユニットは、停車する走行車両内の乗客
を対象とした広告表示を行う。具体的には走行車両の窓
枠の上下幅に応じた部分のみに、停止中の走行車両内の
乗客が認識しやすいような大きさで広告表示を行う。例
えば、図4の(b)に示されるように、広告に使用され
ている絵や文字の大きさを小さくして表示を行う。すな
わち、走行車両内の乗客が表示の全体を観察できるサイ
ズで広告表示を行う。
【0015】そして、走行車両がプラットホームから移
動すると、ステップS44からステップS41へ戻り、
再び“全面広告表示”に遷移し、プラットホームに立つ
乗客を対象として広告情報を提供する。なお、本実施形
態では、ステップS44において、所定位置を電車の最
後尾が通過したことを検出して、表示の切り換えを行
う。
【0016】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、広告表示内容を車両の時間帯により異なる客層に合
わせて内容変更することができ、その広告効果を一層高
めることができる。また、本実施形態によれば、表示内
容を自由に変更できる表示パネルを使用していること
で、例えば、従来の人手による広告内容の取り替え作業
が不要になる等、多くのメリットがある。
【0017】[実施形態2]次に本発明の他の第2の実
施形態について説明する。
【0018】図5は第2の実施形態による情報提供装置
の構成を示すブロック図である。同図において、演算処
理部502、バスライン503、表示パネル504、通
信部508、全画面表示情報格納部506、ホスト制御
装置509は、それぞれ実施形態1における演算処理部
2、バスライン3、表示パネル4、通信部8、全画面表
示情報格納部6、ホスト制御装置9と同様である。図5
に示される構成と、図1に示される構成とでは、情報フ
ァイル505が複数の部分表示情報格納部(部分表示情
報a格納部507、部分表示情報b格納部508)を備
えている点が異なっている。また、車両位置検出部51
0は、車両の現在位置とともに、車両が移動中か否かを
ホスト制御装置509に通知する。
【0019】2種類のファイル、部分表示情報a格納部
507と部分表示情報b格納部509は、いずれも走行
車両内の人を対象とした表示情報を格納している。本実
施形態2では、走行車両がプラットホームに停車/発車
する際に走行速度を加減速するので、その走行速度に応
じて表示パネルで表示する情報を変える。そのために、
部分表示情報格納部を2つのファイルで構成し、表示を
行う。
【0020】図6を用いて実施形態2の情報提供装置の
動作を説明する。ホスト制御装置509からの指令によ
って情報提供装置は情報提供を開始する。情報提供の開
始時において、情報提供装置を構成する各表示装置ユニ
ット群は、プラットホームに立つ乗客を対象として広告
情報を提供する(ステップS61)。すなわち、各表示
装置ユニットにおいて、演算処理部502が全面情報格
納部506に格納された広告情報を読み出し、図5の
(a)に示すような“全面広告表示”の状態で表示パネ
ル504に表示する。従って、この時、表示パネル50
4には、パネル全面にわたって広告表示がなされ、プラ
ットホームに立つ乗客を対象として広告情報を提供す
る。その後、何も無ければ“全面広告表示”状態の状態
を保持している。
【0021】暫くして走行車両がプラットホームに入る
と、ホスト制御装置509は各表示装置ユニット群50
1a、501b…にたいして、部分表示情報a格納部に
格納された情報を表示パネル504に出力するように指
令を送る(ステップS62、S63)。ここで、走行車
両の検出は、ホスト制御装置509が車両位置検出部5
10からの信号を解析して、ホームの所定位置を車両の
先頭が通過したことを検出することにより行われる。各
表示装置ユニットの通信部508においてこの指令を受
けると、演算処理部502は“部分広告A表示”シーケ
ンスに遷移し、部分表示情報a格納部507に格納され
た情報を読出して、図5の(b)に示されるごとく表示
パネル504にその内容を表示する。こうして、各表示
装置ユニットは、停車のためプラットホームに進入して
きた走行車両内の乗客を対象とした広告表示を行う。具
体的には走行車両の窓枠程度の上下幅に応じた部分のみ
に、低速で動いている走行車両内の乗客が認識しやすい
ような大きさで広告の表示を行う。例えば図6の(b)
においては、広告に使用されている文字の大きさを走行
車両の進行方向に拡大変倍(横方向に拡大)して表示を
行い、低速で動いている走行車両の乗客にも容易に認識
できる様にしてある。
【0022】次に、ホスト制御装置509が車両位置検
出部510の信号により、走行車両が完全に停止したこ
とを検出すると、ステップS64からステップS65へ
進み、ホスト制御装置509は、部分表示情報b格納部
510に格納された表示情報を表示パネル504に出力
するように各表示装置ユニットに指令を送る。表示装置
ユニットの通信部508にてこの指令を受けると、演算
処理部502は、“部分広告B表示”シーケンスに遷移
し、部分表示情報b格納部510に格納された情報を表
示パネル504に出力する。こうして、図6(c)に示
すごとき表示がなされる。この“部分広告B表示”にお
いて、各表示装置ユニットは、停車中の走行車両内の乗
客を対象とした広告表示を行う。具体的には走行車両の
窓枠程度の上下幅に応じた部分のみに、停止中の走行車
両内の乗客が認識しやすいような大きさで広告の表示を
行う。例えば図6においては、広告に使用されている絵
や文字の大きさを図6(a)に比べて小さくして表示を
行っている。
【0023】次に、走行車両がプラットホームから発車
すると、処理はステップS66からステップS67へ進
み、ホスト制御装置509は、再び部分表示情報a格納
部に格納された情報を表示するよう各表示装置ユニット
に指令を送る。表示装置ユニットの通信部508を介し
てこの指令を受けると、演算処理部502は再び“部分
広告A表示”シーケンスに遷移する。すなわち、部分表
示情報a格納部507に格納された情報に基づいて、図
6の(d)(図6の(b)と同じ)に示されるごとく表
示を行い、走行中の車両内の乗客を対象とした広告表示
を行う。
【0024】そして、走行車両がプラットホームから完
全に移動すると、ステップS68からステップS61へ
戻り、再び“全面広告表示”に遷移し、プラットホーム
に立つ乗客を対象とした広告情報を提供する。
【0025】以上のように実施形態2によれば、車両内
の乗客に対する広告表示を、車両が走行中のときと停車
中のときとで切り換えることにより、より広告効果を高
めることができる。なお、上記の図6の例では、(b)
と(d)で同一内容を表示するが、表示のフォーマット
は同じにして、内容を異ならせてもよい。
【0026】[実施形態3]次に本発明の実施形態3に
ついて説明する。
【0027】実施形態3の構成は図1に示したもののと
同じであるので、説明は省略する。本実施形態は走行車
両が駅のプラットホームを停車せずに通過する場合に特
に有効な広告表示を提供するものである。
【0028】即ち、走行車両が駅を通過する際、駅のプ
ラットホームの壁に設置された情報提供装置により通過
する走行車両内の乗客に広告または情報提供を行う。こ
の場合走行する車両の速度は速いため、実施形態1及び
2のように情報表示させても文字や図柄が流れてしまっ
て乗客の目に留まりくい。そこで実施形態3において
は、走行車両内の乗客に情報提供を行う場合は情報表示
を点滅させて表示する。この時各表示パネルの表示内容
を同じにすれば、走行車両の乗客には残像効果により静
止画情報が認識できる。
【0029】図7を用いて本実施形態の情報提供装置の
動作を説明する。なお、動作手順は、図4に示したフロ
ーチャートと同様であるので図示を省略する。
【0030】まず、ホスト制御装置からの指令によって
情報提供装置は情報提供を開始する。開始時、情報提供
装置を構成する表示装置ユニット群は、プラットホーム
に立つ乗客を対象として広告情報を提供する。すなわ
ち、各表示装置ユニットは全面情報格納部6の広告情報
を演算処理部2で読み出し、“全面情報表示”によって
表示する。この時、表示パネル4には、、図7の(a)
に示される如くパネル全面にわたって広告表示がなさ
れ、プラットホームに立つ乗客を対象として広告情報を
提供する。その後、何も無ければ“全面情報表示”状態
の状態を保持している。
【0031】走行車両がプラットホームを通過する際に
は、先頭車両の所定位置の通過を検出することにより、
ホスト制御装置9が各表示装置ユニットに対して、別の
表示内容を表示パネル4に出力するように指令を送る。
表示装置ユニットの通信部8を介して演算制御部2がこ
の指令を受け付けると、部分表示情報格納部7に格納さ
れた情報を出力するため、“部分情報表示”シーケンス
に遷移する。そして、各表示装置ユニットは、通過する
走行車両内の乗客を対象とした広告表示を行う。具体的
には、走行車両の窓枠程度の上下幅に応じた部分のみ
に、走行車両内の乗客が認識しやすいような大きさで情
報の点滅表示を行う。例えば図7(b)に示されるよう
に、通過する駅の情報と次の到着駅の情報を点滅表示さ
せる。そして、走行車両がプラットホームから移動する
と、再び“全面広告表示”に遷移し、プラットホームに
立つ乗客を対象として広告情報を提供する。
【0032】以上のように、通過電車に対して同一内容
の点滅表示を行うことにより、通過車両内の乗客はより
容易に表示内容を認識することができる。なお、駅に進
入してきた列車が停車するのか否かを判定して、停車す
る場合は実施形態1(或いは実施形態2)の表示を実行
し、通過する場合は実施形態3の表示を実行するように
してもよい。
【0033】[実施形態4]次に本発明の実施形態4に
ついて説明する。
【0034】実施形態4の構成も実施形態1(図1)に
示したもののと同じであり説明は省略する。また、本実
施形態も上記実施形態3と同様に、走行車両が駅のプラ
ットホームを停車せずに通過する場合に有効なものであ
る。
【0035】本実施形態においても、走行車両が駅を通
過時に情報提供装置で表示させても文字や図柄が流れて
しまわないように表示を行う。具体的には、走行車両内
の来客に情報提供を行う場合には、情報表示を走行車両
の移動方向と直交した列単位で部分パターンを表示し、
残像現象で走行車両の移動方向に広がりを持った情報と
して認識させる。
【0036】図9を用いて、本実施形態の表示方法を説
明する。例えば、文字「A」を表示する場合について説
明する。図9において文字「A」をX1〜X8の8ブロ
ックに分け、点線で示す様に走行車両の移動方向と直交
した列単位のパターンを順次発光させる。一定周期毎に
所定の位置の表示パネルで列パターンが点灯される。こ
のとき、残像現象が生ずる時間内となるように表示パタ
ーンを設定しておけば、車両に乗車している人が車外を
見ていると、縦一列のパターンは車両の走行方向に広が
った二次元的な面として観察されることになり、文字や
絵を認識することができる。
【0037】以下、図8を用いて本実施形態の情報提供
装置の動作を説明する。なお、実施形態4による具体的
な動作手順も図4に示したフローチャートと同様である
のでここでは図示を省略する。
【0038】ホスト制御装置9からの指令によって情報
提供装置は情報表示を開始する。情報表示の開始時、情
報提供装置を構成する表示装置ユニット群は、プラット
ホームに立つ乗客を対象として広告情報を提供する。す
なわち、全面表示情報格納部6に格納された情報に基づ
いて図8の(a)に示されるような“全面情報表示”を
行う。
【0039】走行車両のプラットホームの通過を検出す
る(先頭車両の書定位置の通過を検出する)と、ホスト
制御装置は各表示装置ユニット群にたいして、別の表示
内容を表示パネルに出力するように指令を送る。この結
果、各表示装置ユニットは“部分情報表示”シーケンス
に遷移し、部分表示情報格納部7に格納された情報に基
づいて表示を行う。具体的には走行車両の窓枠程度の上
下幅に応じた部分のみに、通過する駅の情報と次の到着
駅の情報を図9に示すようなライン単位での点滅表示を
行う。そして、走行車両がプラットホームから移動する
と(最後尾車両の書定位置の通過を検出すると)、再び
“全面広告表示”に遷移し、プラットホームに立つ乗客
を対象として広告情報を提供する。
【0040】以上のように、上記各実施形態によれば、
プラットホームにおける走行車両の有無等の運行状況に
応じて、各表示装置の内容が更新される。例えば、プラ
ットホームに走行車両が存在しない場合は、プラットホ
ームで走行車両を待っている乗客を対象として表示装置
による広告等の情報提供を行う。一方、プラットホーム
に走行車両が存在しプラットホーム上の乗客に対して情
報が提供できない場合は、走行車両中の乗客を対象とし
て情報提供を行う。この結果、多くの乗客を対象として
情報提供を行うことが可能になる。また乗客の時間帯に
応じた情報を表示することが可能であるため、宣伝効果
をより高めることもできる。また、上記実施形態では車
両の位置を検出して表示の切換を行うが、車両の発着の
タイムテーブルに従って表示を切り換えるようにするこ
とも可能であろう。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、駅等の
広告表示において、電子情報を表示する画像表示装置の
適用が可能となり、内容更新のための作業が著しく簡素
化される。また、車両の走行状況に基づいて表示内容を
切り換えることが可能となり、車内外の人々に適切に情
報を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1による情報提供装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】電車の駅のプラットホームに設置された情報提
供装置の概観図である。
【図3】図2に示す表示装置の配置状態を別の角度から
見た様子を示す図である。
【図4】第1の実施形態による情報提供装置の動作を説
明する図である。
【図5】第2の実施形態による情報提供装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】第2の実施形態による情報提供装置の動作を説
明する図である。
【図7】第3の実施形態による情報提供装置の動作を説
明する図である。
【図8】第4の実施形態による情報提供装置の動作を説
明する図である。
【図9】第4の実施形態による情報提供装置の動作を説
明する図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルと車両の位置関係を特定する
    特定手段と、 前記特定手段で特定された前記表示パネルと前記車両と
    の位置関係に応じて、該表示パネルにおける表示形態を
    切り換える切り換え手段とを備えることを特徴とする画
    像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示パネルは前記車両の進行方向と
    略並行して設置されており、 前記特定手段は、前記車両が前記表示パネルの前方の所
    定範囲に存在するか否かを特定し、 前記切り換え手段は、前記所定範囲に車両が存在しない
    間は第1の表示形態で表示を行い、該所定範囲に車両が
    存在する間は前記第1の表示形態とは異なる第2の表示
    形態で表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の表示形態は前記表示パネルの
    全面に画像表示を行い、前記第2の表示形態は前記車両
    の窓枠に基づいたサイズで画像表示を行うことを特徴と
    する請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記車両の進行方向と並行して複数の表
    示パネルが設置されており、 前記第2の表示形態は、前記複数の表示パネルで同一の
    画像を点滅表示することを特徴とする請求項2に記載の
    画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記車両の進行方向と並行して複数の表
    示パネルが設置されており、 前記第2の表示形態は、前記複数の表示パネルの各々に
    所定の画像の異なる部分の画像を点滅表示させることを
    特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記所定範囲に車両が存在する間に該車
    両が走行中か停止中かを判定する判定手段を更に備え、 前記切り換え手段は、前記所定範囲に車両が存在しない
    間は第1の表示形態で、車両が前記所定範囲内にあって
    停止中である場合は第2の表示形態で、車両が該所定範
    囲内にあって走行中である場合は第3の表示形態で表示
    を行うべく、表示を切り換えることを特徴とする請求項
    2に記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 表示パネルと車両の位置関係を特定する
    特定工程と、 前記特定工程で特定された前記表示パネルと前記車両と
    の位置関係に応じて、該表示パネルにおける表示形態を
    切り換える切り換え工程とを備えることを特徴とする画
    像表示方法。
  8. 【請求項8】 前記表示パネルは前記車両の進行方向と
    略並行して設置されており、 前記特定工程は、前記車両が前記表示パネルの前方の所
    定範囲に存在するか否かを特定し、 前記切り換え工程は、前記所定範囲に車両が存在しない
    間は第1の表示形態で表示を行い、該所定範囲に車両が
    存在する間は前記第1の表示形態とは異なる第2の表示
    形態で表示を行うことを特徴とする請求項7に記載の画
    像表示方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の表示形態は前記表示パネルの
    全面に画像表示を行い、前記第2の表示形態は前記車両
    の窓枠に基づいたサイズで画像表示を行うことを特徴と
    する請求項8に記載の画像表示方法。
  10. 【請求項10】 前記車両の進行方向と並行して複数の
    表示パネルが設置されており、 前記第2の表示形態は、前記複数の表示パネルで同一の
    画像を点滅表示することを特徴とする請求項8に記載の
    画像表示方法。
  11. 【請求項11】 前記車両の進行方向と並行して複数の
    表示パネルが設置されており、 前記第2の表示形態は、前記複数の表示パネルの各々に
    所定の画像の異なる部分の画像を点滅表示させることを
    特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
  12. 【請求項12】 前記所定範囲に車両が存在する間に該
    車両が走行中か停止中かを判定する判定工程を更に備
    え、 前記切り換え工程は、前記所定範囲に車両が存在しない
    間は第1の表示形態で、車両が前記所定範囲内にあって
    停止中である場合は第2の表示形態で、車両が該所定範
    囲内にあって走行中である場合は第3の表示形態で表示
    を行うべく、表示を切り換えることを特徴とする請求項
    8に記載の画像表示方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータに画像表示を実行させる
    ための制御プログラムを格納する記憶媒体であって、該
    制御プログラムが、 表示パネルと車両の位置関係を特定する特定工程のコー
    ドと、 前記特定工程で特定された前記表示パネルと前記車両と
    の位置関係に応じて、該表示パネルにおける表示形態を
    切り換える切り換え工程のコードとを備えることを特徴
    とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009057360A1 (ja) * 2007-10-30 2009-05-07 Sharp Kabushiki Kaisha インフォメーションディスプレイ
JP2012204979A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Yamaha Corp 音響システム

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