JP2000250447A

JP2000250447A - 大型電子掲示板システム

Info

Publication number: JP2000250447A
Application number: JP5261399A
Authority: JP
Inventors: Shigenao Hagura; 重尚羽倉; Norihiko Nishiura; 敬彦西浦; Tadashi Kitajima; 正北嶋
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1999-03-01
Filing date: 1999-03-01
Publication date: 2000-09-14

Abstract

(57)【要約】【課題】効果的に、かつ、経済的な面にも配慮して多
数の地域住民に情報を提供しあるいは逆に情報を求めた
いというニーズに応えられる掲示板を提供する。【解決手段】店内に設置された広告情報を入力するた
めの広告主入力端末３と、前記広告情報を表示する大型
電子掲示板５とを備えた大型電子掲示板システムであっ
て、前記大型電子掲示板は、複数の表示エリアに区分さ
れており、前記表示エリアの大きさに対応した特定の料
金体系を有し、予約可能な表示エリアと時間帯及び期間
を、前記広告主入力端末に表示する手段と、前記広告主
入力端末から入力された広告に関する情報と前記料金体
系に基づき、入力された広告に対する料金を演算し、前
記広告主入力端末に表示する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は大型電子掲示板シス
テムに係り、特に一般の人が広告のために使用するにの
適した大型電子掲示板システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】公営の掲示板として、例えば、警察署の
交番等の掲示板、あるいは駅頭に設置した地方自治体の
掲示板等がある。特開平７−３６３９９号公報には、一
般市民が多数通行する場所に設置されている掲示板に、
従来から掲示されていた情報の他に地域住民からのお知
らせ等を掲示して情報を多くの人に見てもらえるように
するために、通信回線を通じて送られる警察署あるいは
市区町村役所等からの情報に基づいて表示を行うように
する他、情報入力端末機を設置し、この端末機の操作に
より入力された情報を掲示板に表示できるようにしたも
のが開示されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】公営の掲示板は、公共
の福祉を優先するものであり、掲示される情報は、公正
なものでなければならず、特定の個人が例えば営利目的
で利用するのにはなじまない。

【０００４】しかし、特定の人が営利、非営利を問わ
ず、多数の地域住民に情報を提供しあるいは逆に情報を
求めたいというニーズは高い。例えば、特定地域を対象
とした飲食店、病院、不動産等の宣伝広告、同好会の案
内、求人広告、家電品や衣類のリサイクルに関する案
内、探し物などには、主に情報誌のような活字媒体が活
用されている。しかし、幅広い広告効果を得るには、よ
り多くの広告媒体が存在するのが望ましい。

【０００５】本発明は、より効果的に、かつ、経済的な
面にも配慮して多数の地域住民に広告情報を流しあるい
は逆に情報を求めたいというニーズに応えられる、掲示
板を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、店内に設置された広告情報を入力するため
の広告主入力端末と、前記広告情報を表示する大型電子
掲示板とを備えた大型電子掲示板システムであって、前
記大型電子掲示板は、複数の表示エリアに区分されてお
り、前記表示エリアの大きさに対応した特定の料金体系
を有し、予約可能な表示エリアと時間帯及び期間を、前
記広告主入力端末に表示する手段と、前記広告主入力端
末から入力された広告に関する情報と前記料金体系に基
づき、入力された広告に対する料金を演算し、前記広告
主入力端末に表示する手段を備えたことを特徴とする。

【０００７】本発明の他の特徴は、店舗内に設置された
広告情報を入力するための広告主入力端末と、前記広告
情報を表示する大型電子掲示板とを備えた大型電子掲示
板システムであって、前記大型電子掲示板は、複数の表
示エリアに区分されており、予約可能な表示エリアと時
間帯及び期間を、前記広告主入力端末に表示する手段
と、前記時間帯及び期間に関して当該店舗固有の情報を
加味した、広告作成アシスト情報を前記広告主入力端末
に表示する手段とを備えたことにある。

【０００８】本発明の他の特徴は、前記広告主入力端末
から入力された広告に関する情報をチェックし、不適切
な広告の受付を拒否する旨の表示を前記広告主入力端末
に送る管理者端末とを備えたことにある。

【０００９】本発明によれば、コンビニエンスストアの
ように、多数の地域住民の目に触れやすい立地条件のよ
い場所にある店舗やその付近の通路などに電子掲示板を
設置し、地域に密着した広告や、求人、探し物等のお知
らせ情報を掲示できるので、多くの人に掲示板を見ても
らうことが出来、広告効果が高くなる。

【００１０】また、電子掲示板の表示領域や時間帯を区
分したり、広告の範囲を特定のコンビニエンスストアに
限定するなどの対策により、料金体系を幅広く設定する
ことが出来、誰でも手軽に電子掲示板を利用できるよう
になる。

【００１１】また、当該店舗固有の情報を加味した広告
作成アシスト情報を提供することで、地域に密着した高
い広告効果の期待できる広告媒体を提供することができ
る。

【００１２】さらに、誰でも手軽に電子掲示板を利用で
きると共に、広公の秩序や善良の風俗を害するおそれの
有る不適切な広告を事前に排除した、健全な広告媒体を
提供することができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例になる
大型電子掲示板システムの全体構成を示す図である。コ
ンビニエンスストアのように一般市民が多数利用する店
内に設置された大型電子掲示板システム１は、サーバー
管理者（店長）端末２と、広告主入力端末３と、店員用
のＰＯＳレジスター（端末）４と、大型電子掲示板５を
備えている。広告主入力端末３及びＰＯＳ端末４は、バ
ックヤードに設置されたサーバー管理者端末２に接続さ
れている。大型液晶表示板５は、液晶パネル、発光ダイ
オードＰＤＰ（プラズマディスプレイパネル）等により
構成されている。なお、広告主入力端末３は、管理上、
店内に設置されるのが望ましいが、大型液晶表示板５
は、多数の地域住民の目に触れやすい立地条件のよい場
所であれば良く、店舗内に限らず、店舗の外壁や店舗の
駐車場等一般の人が多数通行しあるいは利用する場所に
面して、１ないし複数箇所設置してもよい。

【００１４】図２に示すように、広告主入力端末３は、
ＣＰＵ３１、入力パネル３２、ディスプレイ３３、補助
入力装置３４、通信制御装置３５、入出力制御部３６及
び記憶装置３７を有し、これらはバスを介して接続され
ている。補助入力装置３４はマウスやキーボードよる文
字情報やコマンド入力に加えて、イメージスキャナー、
ＦＤＤ、ビデオ、ＤＶＤなどによる動画、静止画などの
画像情報や、音声情報も入力可能になっている。また、
インターネットを介して広告主のパソコン情報を取り込
めるようにモデムを具備していても良い。３８は電源装
置、３９はプリンターである。入出力制御部３６は、広
告主入力端末３と大型液晶表示板５との間の信号の送受
を制御する。通信制御装置３５は、広告主入力端末３と
サーバー管理者端末２やＰＯＳ端末４との間でデータ通
信を行う。

【００１５】記憶装置３７には、表示制御、印刷制御、
通信制御等のＣＰＵ３１で実行される各種プログラムと
各種コマンド、表示属性を含むデータが記憶されてい
る。さらに、入力パネル３２や補助入力装置３４から入
力された各種データ及び通信制御装置３５を介して受信
したデータなども記憶されている。ＣＰＵ３１では、表
示制御プログラムに基づく処理を行い、大型電子掲示板
５に表示データと表示属性を出力する。表示制御プログ
ラムはさらに、大型液晶表示板５の音声出力部３１の広
告用音声情報を出力し、サーバー管理者端末２やＰＯＳ
端末４への告知、警告のための音声も制御する。またＣ
ＰＵ３１の印刷制御プログラムに基づき、プリンター３
９に所定の印刷データを出力する。

【００１６】なお、表示制御プログラムは、対話形式の
表示画面作成プログラム及び表示属性設定用のプログラ
ムや、画面データ作成上必要なデータを記憶する画面デ
ータ作成用プログラムで構成される。また、広告主入力
端末は、記憶装置３７に保持された広告の予約状況に基
づき、新たに予約可能な表示エリアと時間帯及び期間を
算出する機能を有している。さらに、前記広告を所定の
期間経過後、自動的に消去する機能も有している。

【００１７】入力パネル３２とディスプレイ３３は、対
をなすタツチスクリーンとして構成されており、これら
に加えて、補助入力装置３４のマウスあるいはキーボー
ド等からの入力に基づき、表示制御プログラムの画面デ
ータ作成処理部が、必要な画面データを作成する。この
画面データ作成処理部で作成される画面データは、ビツ
トマツプメモリやフレームメモリ等の、記憶装置３７内
の画面データメモリに記憶される。記憶装置３７には、
広告作成アシスト用データも保持されている。

【００１８】また、画面制御に関する操作として、ディ
スプレイ３３の画面の操作、拡大、縮小、移動、切り替
えなどを行うことができる。例えば画面の特定のメニュ
ーやアイコンなどをマウスでクリックすると、当該メニ
ュー等に関するポツプアツプメニューが表示され、この
メニューの中の1つを選択し、かつ、選択されたメニュ
ーに基づいて必要なデータを入力することができ、また
は当該選択されたメニューに基づいてさらに下位のメニ
ューが表示される。

【００１９】サーバー管理者端末２やＰＯＳ端末４も、
広告主入力端末３と同様に、ＣＰＵ、入力パネル、ディ
スプレイ、通信制御装置、入出力制御部及び記憶装置を
有し、これらはバスを介して接続されている。

【００２０】サーバー管理者端末２は、広告主が広告を
入力し、承認を求めている場合に、そのことをサーバー
管理者に告知し、サーバー管理者の承認もしくは不承認
の結果を広告主入力端末３に送るための、音声出力手段
を含む告知承認部２１０を備えている。さらに、当該店
舗の時間帯毎の商品の売上や顧客層に関する情報を加工
し、広告の対象に対して効果が期待できる時間帯などの
お勧め情報を作成し広告主入力端末３に送るための、ア
シストデータ部２２０がある。さらに、顧客数をふまえ
た時間帯毎の料金など、店舗固有の料金体系を作成する
料金体系部２３０や、他のサーバー管理者端末を含めた
システム内の通信を制御する通信制御部２４０を有す
る。

【００２１】ＰＯＳ端末４は、通常の顧客商品情報に関
するデータを入力する顧客商品情報部４１０に加えて、
広告主入力端末３の入力状況を監視するための表示監視
部４２０を備えている。さらに、広告主が広告を入力
し、承認を求めていることを告知するのための音声出力
手段４３０を備えている。

【００２２】次に、以上のように構成された大型電子掲
示板システム１の動作について、図３以下で説明する。
店内において、大型電子掲示板システム１が起動されて
いる状態で、ディスプレイ３３には図４の（Ａ）に示す
ような初期画面４００が表示されている（３００）。広
告主がマウスあるいはキーボードを操作して、いずれか
のメニューを選択すると、そのメニューに関するポツプ
アツプメニューがディスプレイ３３に表示される。例え
ば、広告作成アシストのメニューを選択した場合（３０
２）、図４の（Ｂ）に示すような広告作成のアシストに
関するポツプアツプメニュー４０２が表示される。この
広告作成アシストのメニューには、当該大型電子掲示板
システム１の予約状況を日時、料金体系、広告ターゲッ
トで確認したり、あるいは、当該店舗固有の情報を加味
したお勧め時間帯などを提供するポツプアツプメニュー
がある。料金体系は、顧客の多い時間帯が高く設定され
る。店舗によっては平日の朝夕や週末に顧客の多い所、
平日の昼間に多い所等、まちまちであり、当該店舗の状
況に応じて、固有の料金体系が設定されている。広告作
成アシストのメニューに関するデータは記憶装置３７か
ら読み出して表示される。

【００２３】前記広告作成のアシストメニューはサーバ
ー管理者端末にて適宜設定することができる。例えば、
この実施の形態では、日時で見た予約状況、料金体系で
見る予約状況、広告ターゲットでみた予約状況、お勧め
の掲示、時間帯、サイズのメニューを表示画面上に操作
キー形式で表示し、この各操作キーエリアをタッチする
ことで対応するポップアップメニューを開くことができ
る。

【００２４】広告主が、日時で見た予約状況のメニュー
を選択すると、図５に示すような確認画面５００がディ
スプレイ３３に表示されるので、広告主は広告のために
選択できる表示エリアや時間帯を知ることが出来る。

【００２５】例えば、図５の確認画面５００では、１週
間を横軸方向に示し、縦軸方向に２４時間を示してい
る。そして、画面右上に画面を１週間単位でスクロール
させるための送り戻りキーと元の画面に戻すための操作
キーが表示されている。またこの実施の形態では、１時
間単位で表示させ、各時間帯を明暗を交互に付けること
により視認性を向上させている。例えば、前記確認画面
５００によれば、２／１５（月）は、「迷い犬捜査大
犬持男」の広告が２４時間予約されており、画面の１／
４の大きさを使用していることが分かる。また、この事
例では、前記広告は５分の間隔をおいて１分間前記広告
が繰り返し表示されることを示している。このように、
この予約状況確認表示によれば、１週間単位で予約状況
を容易に確認することができる。もちろん、１月単位、
あるいは１日単位で画面に表示させるようにしてもよ
い。

【００２６】また、料金体系で見た予約状況のメニュー
を選択すると、図４（Ｄ）に示すようなポツプアツプメ
ニュー４０４が表示され、該当メニューを選択すると、
図４（Ｅ）に示すような確認画面４０６が表示されるの
で、広告主は料金から見て広告のために選択できる表示
エリアや時間帯を知ることが出来る。

【００２７】このポップアップメニュー４０４及び確認
画面４０６もまた、前記ポップアップメニュー４０２及
び確認画面４０８と同様に構成される。ここでは、説明
を省略する。

【００２８】さらに、広告ターゲットで見た予約状況の
メニューを選択すると、図６（Ａ）に示すようなポツプ
アツプメニュー６０２が表示され、該当メニューを選択
すると、図６（Ｂ）に示すようなポツプアツプメニュー
６０４が表示され、さらに、当該店舗固有の商品と顧客
に関する情報を加味したお勧め情報の画面６０６が表示
されるので、広告主は広告ターゲットから見て効果的な
時間帯を知ることが出来る。

【００２９】例えば、この実施の形態では、前記ポップ
アップメニュー６０２では、年齢別、性別、職業別等の
操作キー形式で表示し、所定の操作キーをタッチするこ
とでこれを選択できる。ポップアップメニュー６０４
は、前記ポップアップメニューの職業別の操作キーを選
択した状態を示している。このポップアップメニュー６
０４では、更に会社員、主婦、学生等の代表的な操作キ
ーを表示させて、メニュー階層を更に深めて広告主に選
択しやすいようにしている。また、図４（Ｃ）図は、前
記お勧めの掲示時間帯サイズを押下した状態のポッ
プアップメニュー４０８を示している。このポップアッ
プメニュー４０８では、更に、迷い犬をさがしている、
会合の連絡等の代表的なお勧め操作キーを更に表示する
ことで、広告主のニーズに対応して的確な情報を与える
ようにしている。

【００３０】このように、広告主は、広告作成アシスト
メニューを利用して自ら、大型電子掲示板システム１に
より広告する表示エリアや時間帯、期間、広告の繰返し
頻度などを選定し、料金を確認できる。

【００３１】次に、広告主が、図４の（Ａ）に示した初
期画面４００の新規入力のメニューを選択すると、図７
に示すような表示エリア選択の画面７００がディスプレ
イ３３に表示されるので、予め選定した空白の表示エリ
アを仮選択する（３０４）。

【００３２】図７に示す画面７００は、表示画面の利用
可能な代表的な分割画面を示している。例えば、この実
施の形態では、全画面表示（画面左上）、左右１／２画
面（表示画面中央）、１／４画面表示（画面右側）の各
画面の大きさをタッチすることで設定することができ
る。この他、画面７００の右上の戻る、進むキーをタッ
チすることで、画面をスクロールさせて他の大きさを設
定することができる。

【００３３】例えば、上下、左右に帯状に設けた設定な
どがある。これらの大きさの設定は、前記サーバー管理
者端末にて、表示画面の大きさを考慮してあらかじめ決
定するようにしている。

【００３４】また、広告の時間帯、期間、繰返し頻度を
仮入力する（３０６）。表示エリア、時間帯、期間、料
金体系とから、全体の料金が決まるので、表示エリアの
選択や広告の時間帯、繰返し頻度の条件を調整した後、
最終的な、表示エリア、時間帯、期間、繰返し頻度を決
定するようになっている（３０８）。そして、料金の見
積もりがなされる（３１０）。

【００３５】この後、広告主が広告のコンテンツを入力
する（３１２）。ディスプレイ３３でコンテンツ入力の
メニューを選択すると、図８（Ａ）に示すような入力画
面９０２が表示されるので、広告主はメニューに沿っ
て、入力画面８０２から直接、あるいは補助入力装置３
４を介して、広告主名やコンテンツ等必要なデータを入
力する。入力データは、逐一、受付日及び仮の受付番号
と共に記憶装置３７に蓄積される。画面のデザインを行
う場合、図９に示すようなデザイン画面９００を呼び出
し、文字のフォントや文字、図形及び背景の色等の表示
属性を選定する。入力結果を確認したいときは、プレビ
ューのメニューを選択すると、図８（Ｂ）に示すような
表示画面８０４が表示される（３１２）。

【００３６】この実施の形態では、前記入力画面８０２
は、左側に文字入力キーエリアを設け、この入力キーか
ら入力した結果を画面右側の表示エリアに出力するよう
にしている。前記文字入力エリアは入力切換キーや、あ
いうえお順の文字入力キーさらにカーソルキーがある。
そして、前記表示エリアにはタイトルエリア、内容エリ
ア、図面エリアがあり、各エリアの移動は前記カーソル
キーで行うようになっている。この入力画面８０２で入
力した内容で良ければ、入力キー内の決定キーを押下す
ることで、その入力内容が記憶され、次のデザイン画面
９００に進む。なお、画面右上には戻ると進むキーが用
意されており、前の画面に戻したり、デザイン画面９０
０の設定を自動にしてスキップさせて次の料金画面へ進
ませることができる。

【００３７】また、ここでは、説明を省略しているが、
前記入力画面８０２の前に広告主の住所氏名を入力する
入力画面が用意されている。この入力画面は、表示画面
には表示されないが、管理上の関係で入力するものであ
り、その画面構成は、前記入力画面の右側に、住所、氏
名、等をエリアを設けるようにしている。更に、インタ
ーネットからのダウンロードや、スキャナーからの入
力、更にフロッピーからの入力を設定する画面を設けて
いる。

【００３８】次ぎに、前記デザイン画面９００では、右
側に前記入力画面で入力した内容を表示するエリア、左
側に多様な色を選択可能なパレット、中央にカーソルキ
ーや文字の大きさ等のフアンクションキーを配置してい
る。そして、このデザイン画面９００で設定した内容は
決定キーのタッチで決定することができる。

【００３９】これらの入力画面やデザイン画面は、一例
でありこれに限定されるものではない。

【００４０】入力端末３に入力されたコンテンツのデー
タは、通信制御装置３５を介してサーバー管理者端末２
やＰＯＳレジスター４にも送信される（３１５）。ディ
スプレイ３３には、「店員がＰＯＳ端末で見ていま
す。」とのメッセージ画面８０６（図８のＣ）が表示さ
れる（３１６）。これは、公の秩序や善良の風俗を害す
るおそれの有る不適切な広告を予防するための、広告主
に対する警告である。

【００４１】広告主がプレビューの結果に満足し、料金
表示のメニューを選択すると、図１０に示すような料金
確認画面１０００が表示される。広告主が料金の支払い
方法を選定し（３２０）、入金がなされると広告の掲載
が受付けられる（３２２）。

【００４２】このように、広告主は対話形式で必要な情
報を入力し、受け付けられた広告のコンテンツと表示エ
リア、時間帯、期間、繰返し頻度、広告主名等のデータ
が１件の広告とし、受付番号をキーとし、かつ、受付日
を補助的なキーとして、記憶装置３７の所定の領域に蓄
積される。

【００４３】そして、記憶装置３７に記録保持された広
告の受付日及び受付番号、広告主名及び料金に関するデ
ータが印刷制御プログラムで処理され、所定のフォーマ
ットの印刷データとしてプリンター３９に送られ、広告
の受付日及び受付番号通知と領収書が印刷発行される
（３２４）。

【００４４】一方、広告のコンテンツは、サーバー管理
者端末２にも送られ、さらに、サーバー管理者端末２や
ＰＯＳレジスター４において、広告主が広告を入力し承
認を求めていることを告知するのための音声が出力され
る。その後、コンテンツが店長（サーバー管理者）によ
り確認され（３２６）、内容に問題が無ければ店長が掲
載を承認した旨のメッセージがディスプレイ３３に表示
される（３２８）。ＣＰＵ３１では、表示制御プログラ
ムに基づく処理を実行し、記憶装置３７に記録保持され
た広告の内容に基づいて表示データと表示属性を出力す
る。画面データメモリは画面1ドットごとに赤、音、緑
の各色について輝度を表す色データを記憶し、この画面
データメモリに記憶される色データが変換されて、大型
電子掲示板８に表示される（３３０）。図１１に、大型
電子掲示板８に表示された広告の例を示す。

【００４５】一方、コンテンツが公の秩序や善良の風俗
を害するおそれの有る不適切なものであるとして店長に
より承認されない場合（３３２）、その旨のメッセージ
がディスプレイ３３に表示される（３３４）、さらに、
料金の払い戻しの処理がなされる（３３６、３３８）。
その後、記憶装置３７に記録保持された広告の内容のデ
ータを削除して（３４０）、終了する。

【００４６】なお、この実施の形態では、コンテンツが
公の秩序等に該当するか否かを即決するようにしている
が、この判断を後日行うようにしてもよい。この場合、
広告主が入力した住所、氏名、電話番号等を参照して、
広告できない内容である旨を連絡して、返金するように
してもよい。また、同様に、問題が後日発覚した場合も
同様に処理することができる。

【００４７】次に、広告主が、図４の（Ａ）に示した初
期画面４００の継続入力のメニューを選択すると、図１
２に示す手順（１２００〜１２２２）で入力処理がなさ
れる。広告主は、新規入力の場合と同様に、受付番号を
キーにして、対話形式で必要な情報を入力更新し、更新
され、受け付けられた広告のコンテンツと表示エリア、
時間帯、期間、繰返し頻度、広告主名等のデータが１件
の広告とし、受付番号をキーにして、記憶装置３７の所
定の領域に蓄積される。継続入力は、前回入力しすでに
処理が実行されている広告の内容の一部を、顧客の反応
等を踏まえてその後変更したいという、広告主の要求に
応えるものである。

【００４８】なお、継続メニューを実行するためには、
入力者が広告主と同一人であることを特定するためのチ
ェックを受けることも必要である。この場合、前記入力
画面において、暗唱番号エリアを設け、継続希望の場合
は、この暗唱番号を入力してもらい、これを照合すると
良い。

【００４９】以上述べた実施例は、１つの店舗を対象と
した大型電子掲示板システムであるが、地域内に同じコ
ンビニエンスストアのチェーン店が複数存在する場合、
サーバー管理者端末を他の店舗のサーバー管理者端末と
接続してデータ通信可能に構成し、広告主入力端末から
の入力時のメニュー画面に、広告できる地域（他の店
舗）と料金も併せて表示するようにしても良い。あるい
は、サーバー管理者がサーバー管理者端末からも直接、
広告データを入力、編集する機能を付加しても良い。

【００５０】

【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、コンビニエンスストアのように、多数の地域住民の
目に触れやすい立地条件のよい場所にある店舗やその付
近の通路などに電子掲示板を設置し、地域に密着した広
告や、求人、探し物等のお知らせ情報を掲示できるの
で、多くの人に掲示板を見てもらうことが出来、広告効
果が高くなる。

【００５１】また、電子掲示板の表示領域や時間帯を区
分したり、広告の範囲を特定のコンビニエンスストアに
限定するなどの対策により、料金体系を幅広く設定する
ことが出来、誰でも手軽に電子掲示板を利用できるよう
になる。

【００５２】また、当該店舗固有の情報を加味した広告
作成アシスト情報を提供することで、地域に密着した高
い広告効果の期待できる広告媒体を提供することができ
る。

【００５３】さらに、誰でも手軽に電子掲示板を利用で
きると共に、広公の秩序や善良の風俗を害するおそれの
有る不適切な広告を事前に排除した、健全な広告媒体を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例になる大型電子掲示板システ
ムの全体構成を示す図である。

【図２】図１の広告主入力端末の構成例を示す図であ
る。

【図３】図１の大型電子掲示板システムの動作フローを
示す図である。

【図４】広告主入力端末の画面を示す図である。

【図５】予約状況のメニュー画面を示す図である。

【図６】広告ターゲットで見た予約状況のメニュー画面
を示す図である。

【図７】表示エリア選択の画面を示す図である。

【図８】コンテンツ入力画面を示す図である。

【図９】デザイン画面示す図である。

【図１０】料金確認画面の一例を示す図である。

【図１１】大型電子掲示板に表示された広告の例を示す
図である。

【図１２】継続入力の処理手順を示す図である。

【符号の説明】

１…大型電子掲示板システム、２…サーバー管理者端
末、３…広告主入力端末、４…ＰＯＳ端末、５…大型電
子掲示板、３１…ＣＰＵ、３２…入力パネル、３３…デ
ィスプレイ、３４…補助入力装置、３５…通信制御装
置、３６…入出力制御部、３７…記憶装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者北嶋正千葉県柏市新十余二３番地１号株式会社日立ホームテック内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】店内に設置された広告情報を入力するため
の広告主入力端末と、前記広告情報を表示する大型電子
掲示板とを備えた大型電子掲示板システムであって、前記大型電子掲示板は、複数の表示エリアに区分されて
おり、前記表示エリアの大きさに対応した特定の料金体
系を有し、予約可能な表示エリアと時間帯及び期間を、前記広告主
入力端末に表示する手段と、前記広告主入力端末から入力された広告に関する情報と
前記料金体系に基づき、入力された広告に対する料金を
演算し、前記広告主入力端末に表示する手段を備えたこ
とを特徴とする大型電子掲示板システム。
【請求項２】店舗内に設置された広告情報を入力するた
めの広告主入力端末と、前記広告情報を表示する大型電
子掲示板とを備えた大型電子掲示板システムであって、前記大型電子掲示板は、複数の表示エリアに区分されて
おり、予約可能な表示エリアと時間帯及び期間を、前記広告主
入力端末に表示する手段と、前記時間帯及び期間に関して当該店舗固有の情報を加味
した、広告作成アシスト情報を前記広告主入力端末に表
示する手段とを備えたことを特徴とする大型電子掲示板
システム。
【請求項３】店舗内に設置された広告情報を入力するた
めの広告主入力端末と、前記広告情報を表示する大型電
子掲示板とを備えた大型電子掲示板システムであって、前記大型電子掲示板は、複数の表示エリアに区分されて
おり、前記表示エリアと広告の時間帯及び期間に対応し
た特定の料金体系を有し、予約可能な表示エリアと時間帯及び期間を、前記広告主
入力端末に表示する手段と、当該店舗固有の情報を加味した広告作成アシスト情報を
前記広告主入力端末に表示する手段と、前記広告主入力端末から入力された広告に関する情報と
前記料金体系に基づき、入力された広告に対する料金を
演算し、前記広告主入力端末に表示する手段を備えたこ
とを特徴とする大型電子掲示板システム。
【請求項４】店内に設置された広告情報を入力するため
の広告主入力端末と、前記広告情報を表示する大型電子
掲示板と、前記広告主入力端末に接続された管理者端末
を備えた大型電子掲示板システムであって、前記大型電子掲示板は、複数の表示エリアに区分されて
おり、前記表示エリアの大きさに対応した特定の料金体
系を有し、予約可能な表示エリアと時間帯及び期間を、前記広告主
入力端末に表示する手段と、前記広告主入力端末から入力された広告に関する情報と
前記料金体系に基づき、入力された広告に対する料金を
演算し、前記広告主入力端末に表示する手段と、前記広告主入力端末から入力された広告に関する情報を
チェックし、不適切な広告の受付を拒否する旨の表示を
前記広告主入力端末に送る管理者端末とを備えたことを
特徴とする大型電子掲示板システム。
【請求項５】請求項１ないし４のいずれかに記載の大型
電子掲示板システムにおいて、前記広告主入力端末は、前記広告の予約状況に基づき、
新たに予約可能な表示エリアと時間帯及び期間を算出す
る手段を有することを特徴とする大型電子掲示板システ
ム。
【請求項６】請求項１ないし５のいずれかに記載の大型
電子掲示板システムにおいて、前記店舗がコンビニエンスストアであり、前記広告主入
力端末は該入力端末のディスプレイに、当該店舗の時間
帯ごとの顧客層と人数に関するデータを、広告作成アシ
スト情報として表示することを特徴とする大型電子掲示
板システム。
【請求項７】請求項４に記載の大型電子掲示板システム
において、前記広告主入力端末から入力された広告に関
する情報を前記記憶装置に記録保持し、前記広告の受付
を拒否した場合、前記記憶装置に記録保持された広告に
関する情報を削除することを特徴とする大型電子掲示板
システム。