JP2000249939A - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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JP2000249939A
JP2000249939A JP5661799A JP5661799A JP2000249939A JP 2000249939 A JP2000249939 A JP 2000249939A JP 5661799 A JP5661799 A JP 5661799A JP 5661799 A JP5661799 A JP 5661799A JP 2000249939 A JP2000249939 A JP 2000249939A
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed
yoke
movable
optical fiber
yokes
Prior art date
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Pending
Application number
JP5661799A
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English (en)
Inventor
Masaya Horino
正也 堀野
Hisao Kurosawa
久夫 黒沢
Hideaki Tsushima
英明 対馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】可動ヨークの切り替え位置を電気的に検出す
る。 【解決手段】電極板と第二の可動ヨークを永久磁石の磁
極と二つの固定ヨークとの間に設け、電極板と二つの固
定ヨークに電極を取り付け、光ファイバを保持する可動
ヨークに電極を取り付ける必要がないので、可動ヨーク
の動作を妨害することがなく、光ファイバの高精度切り
替えが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切り替え位置を電
気的に検出するのに適した切り替え位置検出機構を有す
る光スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光スイッチ用磁気回路の可動ヨーク位置
を切り替える構造としては、特開平10-268212号公報の
「発明の実施の形態」の中に次の通り記述されている。
【0003】「位置決めピンや位置決め用台形溝は、可
動光ファイバ保持部材を固定光ファイバ固定部材に対し
位置決めするための機構である。基板10には、可動光
ファイバ保持部材30を動かすためのアクチュエータ5
0a,50bが固定されている。アクチュエータ50
a,50bは、コイルと永久磁石からなっておリ(図示
せず)、可動光ファイバ保持部材に固定された軟磁性部
材(図示せず)を交互に吸引することで、可動光ファイ
バ保持部材を変位させる。」この構造は光スイッチを切
り替えるアクチュエータの構造としては優れているが、
光ファイバの切り替え位置を反映する可動光ファイバ保
持部材の切り替え位置の検出について考慮されたもので
はなく、光ファイバの切り替え位置を検出することはで
きなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光フ
ァイバの切り替え位置を電気的に検出するのに適した構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の光スイッチは、電極板と第二の可動ヨー
クを永久磁石の磁極と二つの固定ヨークとの間に設け、
電極板と二つの固定ヨークに電極を取り付けたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0007】図1は本発明による切り替え位置検出機構
を含む光スイッチの斜視図である。
【0008】101は永久磁石、102a,102b,
103a及び103bは鉄製の固定ヨーク、104は光
ファイバを保持する軟磁性セラミックス製の可動ヨー
ク、105は鉄製の第二の可動ヨーク、106は鉄製の
電極板、107及び108は軟磁性セラミックス製の固
定ブロック、109及び110はコイル、111及び1
12は光ファイバ、113はベース、114,115及
び116はヨークに取り付けられた電極、117及び1
18はコイル電極である。
【0009】ベース113上に固定ブロック107及び
108が固定され、それぞれに光ファイバ111及び1
12が保持されている。光ファイバ112は光ファイバ
111の切り替え位置に対応して配置されている。光フ
ァイバ111の先端には可動ヨーク104が固定されて
いる。固定ブロック107には永久磁石101と電極板
106が固定され、さらに第二の可動ヨーク105が取
り付けられている。第二の可動ヨーク105の端部の一
方はコイル109が巻かれた固定ヨーク102aに接触
している。
【0010】固定ヨーク102aはさらに固定ヨーク1
02bと接触している。固定ヨーク102a及び102
bの反対側には固定ヨーク103a及び103bが配置
されている。固定ヨーク103aにはコイル110が巻
かれている。コイル109及び110には、それぞれコ
イル電極117及び118が取り付けられている。固定
ヨーク102a及び103aには、それぞれ電極114
及び116が取り付けられ、可動ヨーク105には電極
115が取り付けられている。
【0011】図1に示す状態では可動ヨーク104は実
線で示すごとく固定ヨーク102b側に切り替えられて
おり、可動ヨーク104、固定ヨーク102a,102
b、第二の可動ヨーク105、電極板106永久磁石1
01及び固定ブロック107が閉じた磁路を形成してお
り、永久磁石101の作用で位置を保持し続けることが
できる。ここでコイル電極117及び118に電流を流
すと、コイル109は固定ヨーク102a内の磁束を弱
める方向に磁力を発生させ、コイル110は固定ヨーク
103a内の磁束を強める方向に磁力を発生させる。そ
のため、第二の可動ヨーク105は固定ヨーク103a
に引き付けられ、破線で示したように固定ヨーク103
aと接触する。
【0012】また、可動ヨーク104は固定ヨーク10
3b側に引き付けられ、破線で示す位置に切り替えられ
る。光ファイバ111も可動ヨーク104の移動に伴
い、破線で示す位置に切り替えられる。すると可動ヨー
ク104、固定ヨーク103a,103b、第二の可動
ヨーク105,電極板106永久磁石101及び固定ブ
ロック107が閉じた磁路を形成し、永久磁石101の
作用でこの状態が保持される。さらにコイル電極117
及び118にこれとは逆方向の電流を流すと、同様の原
理で第二の可動ヨーク105、可動ヨーク104及び光
ファイバ111は実線で示す位置に戻る。
【0013】以上述べたように、コイル電極117及び
118に流す電流の向きにより、可動ヨーク104の位
置を切り替えることができる。可動ヨークは光ファイバ
111を保持しており、また、光ファイバ112は光ファ
イバ111の切り替え位置に対応して配置されているの
で、可動ヨーク104の位置が切り替わることにより、
光ファイバ111の位置が切り替わり、光の進路を切り
替えることができる。
【0014】次に図2により、本発明による電磁アクチ
ュエータの動作を詳細に説明する。図2は本発明による
切り替え位置検出機構を含む電磁アクチュエータの上面
図である。
【0015】102及び103は固定ヨーク、201a
及び201bは磁路の形成状況を表わす矢印、205は
位置検出装置、207は電源、208及び209は電流
値表示装置である。
【0016】可動ヨーク105が固定ヨーク102と接
触している場合は、永久磁石101の作用により磁路は
矢印201aのごとく形成されている。可動ヨーク10
5と固定ヨーク103との間にも磁気吸引力が働くが、
磁気吸引力は磁性体同士の距離の4乗に反比例するとい
う性質がある。したがって、いったん可動ヨーク105が
固定ヨーク102と接触すると、その磁気吸引力は可動
ヨーク105と固定ヨーク103との間の磁気吸引力よ
りもはるかに大きい。そのため、コイル109及び11
0に流す電流を切断した後も、可動ヨーク105と固定
ヨーク102の接触が保たれる。同様に可動ヨーク10
4と固定ヨーク102の接触も保たれる。可動ヨーク1
05と電極板106は常に電気的接触を保っているの
で、位置検出装置205に内蔵された電源207によ
り、電極114及び115間に電流iが流れる。
【0017】次にコイル109に図示しない電源を用い
て永久磁石101の磁束を弱める方向に磁束を発生さ
せ、コイル110には永久磁石101の磁束を強める方
向に磁束を発生させる。可動ヨーク105及び104は
固定ヨーク103に強く引き付けられ、その結果、可動
ヨーク104及び105は破線で示す位置に移動する。
永久磁石101の作用により、コイルに流す電流を切断
した後も、ヨーク105及び可動ヨーク104と固定ヨ
ーク103の接触は保たれ、矢印201bで示すごとく
磁路が形成される。
【0018】このとき、位置検出装置205に内蔵され
た電源207により、電極114及び115間に電流i
が流れる。以上説明したとおり、可動ヨーク104と連
動して動く可動ヨーク105の固定ヨーク102及び1
03との接触状態により、電流iが流れる電極が異な
る。これにより、可動ヨーク104に電極などを取り付
けることなく、その切り替え位置を電気的に検出するこ
とができる。
【0019】本実施例では電極板106に電極115を
取り付けたが、電極115が可動ヨーク105の動作を
妨げないのなら、可動ヨーク105に直接電極を取り付
けてもよい。このとき電極板106は不要となる。ま
た、電極115を永久磁石101に直接取り付けることに
よっても同様の効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、駆動対
象である光ファイバを保持している可動ヨークに電極を
取り付ける必要がないので、光ファイバの動作を妨害す
ることがなく、光ファイバの高精度位置切り替えが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による切り替え位置検出機構を含む光ス
イッチの斜視図。
【図2】本発明による切り替え位置検出機構を含む電磁
アクチュエータの上断面図。
【符号の説明】
101…永久磁石、102a,102b,103a,1
03b…固定ヨーク、104…光ファイバを保持する可
動ヨーク、105…第二の可動ヨーク、106…電極板、
107,108…固定ブロック、109,110…コイ
ル、111,112…光ファイバ、113…ベース、1
14,115,116…ヨークに取り付けられた電極、
117,118…コイル電極、102,103…固定ヨ
ーク、201a,201b…磁路の形成状況を表わす矢
印、205…位置検出装置、207…電源、208,2
09…電流値表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 久夫 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地 日立金属株 式会社磁性材料研究所内 (72)発明者 対馬 英明 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 Fターム(参考) 2H041 AA18 AB19 AC05 AZ03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に固定された可動光ファイバ固定部
    材と、前記可動光ファイバ固定部材に片持ち梁状に支持
    されたN本(Nは2以上の数)の可動光ファイバと、前
    記N本の可動光ファイバの先端に固定された軟磁性体か
    らなる可動第一の可動ヨークと、前記基板上で前記可動
    ヨークに対向する位置に固定された軟磁性体からなる固
    定ヨークと、前記固定ヨーク内に固定されたM本(Mは
    1以上の整数)の固定光ファイバと、前記可動ヨークを
    前記固定ヨークに対し前記基板面に平行に相対運動させ
    るためのアクチュエータと、前記可動ヨークを前記固定
    ヨークに対し位置決めする手段とを有し、前記N本の可
    動光ファイバと前記可動光ファイバ固定部材と前記可動
    ヨークが、可動光ファイバを弾性体とする平行板バネ構
    造をなしている光スイッチにおいて、前記アクチュエー
    タが、前記固定光ファイバ固定部材に一方の磁極を取り
    付けられた永久磁石と、その永久磁石の他方の磁極に取
    り付けられた軟磁性体の電極板と、前記電極板近傍から
    前記可動光ファイバ保持部材の両脇にそれぞれ磁束を導
    く導電性軟磁性体の二つの固定ヨークと、二つの固定ヨ
    ークにそれぞれ巻かれたコイルと、前記電極板に常に接
    し、前記二つの固定ヨークのどちらか一方と接する導電
    性軟磁性体の第二の可動ヨークとからなり、前記電極板
    と前記二つの固定ヨークとに電極を取り付けたことを特
    徴とする光スイッチ。
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