JP2000249932A - 光源装置および内視鏡装置 - Google Patents

光源装置および内視鏡装置

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JP2000249932A
JP2000249932A JP11047148A JP4714899A JP2000249932A JP 2000249932 A JP2000249932 A JP 2000249932A JP 11047148 A JP11047148 A JP 11047148A JP 4714899 A JP4714899 A JP 4714899A JP 2000249932 A JP2000249932 A JP 2000249932A
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秀夫 杉本
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貴之 榎本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要時に接続ユニットの光源装置本体への着脱
を規制することにより、回路の破壊や誤動作等の悪影響
を防止する。 【解決手段】光源装置本体10には、一対の基板レール
ガイド4と、コネクタ90と、着脱選択手段9を構成す
るソレノイド92とが設置されている。初段信号処理回
路基板3は、基板レールガイド4に沿って移動し、光源
装置本体10に装着されるもので、初段信号処理回路1
1と、スコープコネクタ14と、ライトガイド用開口1
5と、カードエッジ13と、凹部91とが設けられてい
る。光源装置本体10の電源がオンの状態では、ソレノ
イド92が作動し、プランジャ94の先端部の係合片9
41が突出し、初段信号処理回路基板3の着脱が禁止さ
れる。光源装置本体10の電源がオンの状態では、ソレ
ノイド92のプランジャ94が退避し、初段信号処理回
路基板3の着脱が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡装置の光源
装置および内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば医療の分野では、消化管等
の検査や診断に電子内視鏡装置が使用されている。
【0003】この電子内視鏡装置は、光源装置と、この
光源装置に着脱自在に装着(接続)され、撮像素子(C
CDイメージセンサ)を備えた内視鏡(スコープ)とで
構成されている。内視鏡は、例えば、接続ケーブル(ユ
ニバーサルケーブル)の長さの異なるもの、撮像素子の
種類や画素数が異なるもの、撮像方式が異なるもの(例
えば、モノクロ(白黒)面順次撮像方式、カラー単板撮
像方式)、信号処理方式が異なるもの等、その種類も様
々である。使用の際は、内視鏡を対応する光源装置に装
着する。
【0004】前記光源装置のフロントパネルには、内視
鏡との電気的接続を図るためのスコープコネクタと、内
視鏡との光学的接続を図るためのライトガイド用孔とが
設けられている。
【0005】一方、内視鏡には、光源装置との電気的接
続を図るためのスコープコネクタと、光源装置との光学
的接続を図るためのライトコネクタとを備えた接続部が
設けられている。
【0006】内視鏡を光源装置に装着する際には、内視
鏡のライトコネクタをライトガイド用孔を介して光源装
置内に挿入すると共に、内視鏡のスコープコネクタと光
源装置のスコープコネクタとを接続することで、光源装
置と内視鏡との光学的な接続および電気的な接続を行
う。
【0007】しかしながら、前述したように内視鏡に
は、撮像方式が異なるもの等、様々な種類のものが存在
するため、従来の電子内視鏡装置では、使用する内視鏡
に対応した光源装置を用いる必要がある。
【0008】例えば、白黒面順次撮像方式の内視鏡を使
用する場合は、モノクロ面順次撮像方式の専用の光源装
置、すなわち、モノクロ面順次撮像方式の内視鏡用のス
コープコネクタおよび信号処理回路や、モノクロ面順次
撮像方式に必要なRGB回転フィルタ等の所定の機構を
備えた光源装置を用意し、この光源装置に前記内視鏡を
装着する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光源装置の
所定の信号処理回路やスコープコネクタ等をユニット化
し、そのユニットを交換し得るようにすることが可能で
あると考えられる。この場合には、使用する内視鏡の種
類に応じた前記ユニットを製造しておき、これらのユニ
ットを適宜交換して使用することにより、光源装置全体
を交換することなく、様々な内視鏡に対応することがで
きるという利点がある。
【0010】各ユニットは、それに搭載された信号処理
回路の端子を複数備え、光源装置本体への着脱の際に、
前記各端子が光源装置本体側の対応する端子と電気的に
接続されるように構成されている。
【0011】しかしながら、このようなユニットを交換
可能な光源装置では、ユニットの着脱に伴う光源装置本
体との電気的な接/断と、光源装置の作動状態との関係
が未解決であり、例えば、光源装置の作動中にユニット
の着脱を行うと、電子回路が破壊されたり、誤動作を生
じたりし、信頼性を低下させるという問題がある。
【0012】本発明の目的は、接続ユニットの光源装置
本体への着脱を規制することにより、回路の破壊や誤動
作等の悪影響を防止し、信頼性の高い光源装置および内
視鏡装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(12)の本発明により達成される。
【0014】(1) 光源装置本体と、内視鏡と電気的
に接続されるコネクタを備え、前記光源装置本体に対し
着脱自在に電気的に接続される接続ユニットと、光源装
置本体の電源のオン/オフに応じて前記接続ユニットの
前記光源装置本体への着脱を禁止/許容する着脱選択手
段とを有することを特徴とする光源装置。
【0015】(2) 光源装置本体と、信号処理回路を
形成した基板と、該基板上に設置され、内視鏡と電気的
に接続されるコネクタとを備え、前記光源装置本体に対
し着脱自在に電気的に接続される接続ユニットと、光源
装置本体の電源のオン/オフに応じて前記接続ユニット
の前記光源装置本体への着脱を禁止/許容する着脱選択
手段とを有することを特徴とする光源装置。
【0016】(3) 前記着脱選択手段は、前記電源の
オン/オフに連動して作動する駆動源と、前記駆動源の
作動により、前記接続ユニットに係合する位置と前記接
続ユニットに係合しない位置とに変位する係合部材とを
備えている上記(1)または(2)に記載の光源装置。
【0017】(4) 前記駆動源は、ソレノイドであ
り、前記係合部材は、前記ソレノイドの作動により進退
する移動体である上記(3)に記載の光源装置。
【0018】(5) 前記着脱選択手段は、前記電源の
オン/オフに連動して作動するソレノイドと、前記ソレ
ノイドの作動により、前記基板に形成された凹部または
孔に係合する位置と前記凹部または孔から退避する位置
とに変位する移動体とを備えている上記(2)に記載の
光源装置。
【0019】(6) 前記移動体の移動方向は、前記接
続ユニットの着脱の際の移動方向に対しほぼ直角方向で
ある上記(4)または(5)に記載の光源装置。
【0020】(7) 前記着脱選択手段は、前記電源の
オン/オフを行うための操作部材に連動し、前記接続ユ
ニットに係合する位置と前記接続ユニットに係合しない
位置とに変位する係合部材を備えている上記(1)また
は(2)に記載の光源装置。
【0021】(8) 前記操作部材は、ボタン式電源ス
イッチにおけるボタンであり、前記係合部材は、前記ボ
タンの押圧方向と同方向に移動する上記(7)に記載の
光源装置。
【0022】(9) 前記係合部材は、前記操作部材に
固定され、その端部が前記接続ユニットに係合し得るロ
ッドで構成されている上記(7)または(8)に記載の
光源装置。
【0023】(10) 前記接続ユニットが前記光源装
置本体に装着されているときに、前記コネクタが前記光
源装置本体に対して前記内視鏡の着脱方向に変位するの
を阻止する変位阻止手段を設けた上記(1)ないし
(9)のいずれかに記載の光源装置。
【0024】(11) 上記(1)ないし(10)のい
ずれかに記載の光源装置と、前記コネクタに着脱自在に
電気的に接続される内視鏡とを有することを特徴とする
内視鏡装置。
【0025】(12) 前記内視鏡は、先端部に撮像素
子を有する電子内視鏡である上記(11)に記載の内視
鏡装置。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光源装置および内
視鏡装置を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細
に説明する。
【0027】図1は、本発明の光源装置の実施形態を示
す全体斜視図、図2は、本発明の内視鏡装置における接
続ユニットの主要部を示す斜視図、図3は、本発明の光
源装置の主要部の構成を示す断面側面図、図4および図
5は、それぞれ、接続ユニットの着脱状態を示す正面図
である。
【0028】これらの図に示すように、電子内視鏡装置
(内視鏡装置)100は、光源装置1と、光源装置1に
対し着脱自在な内視鏡(スコープ)2とを有している。
【0029】光源装置1は、光源装置本体10と、光源
装置本体10に着脱自在の初段信号処理回路基板(接続
ユニット)3とで構成されている。光源装置本体10に
は、所定の入力等を行うキーボード50が着脱自在に電
気的に接続されている。
【0030】光源装置本体10の前面(図1中正面)に
は、各種キーやスイッチが設けられたフロントパネルス
イッチ73と、ボタン式の電源スイッチ(メインスイッ
チ)74と、内視鏡2を光源装置1に装着する際、内視
鏡2の後述するスコープコネクタ(内視鏡側スコープコ
ネクタ)41が挿入されるコネクタ用孔5と、内視鏡2
を光源装置1に装着する際、内視鏡2の後述するライト
コネクタ42が挿入されるライトガイド用孔7とが、そ
れぞれ設けられている。コネクタ用孔5と、ライトガイ
ド用孔7は、図1中上下方向に並んでいる。
【0031】この光源装置1では、様々な内視鏡2に対
応し得るように、初段信号処理回路基板3が交換可能と
なっており、光源装置本体10の図1中左側の側面部に
は、この初段信号処理回路基板3を交換(着脱)する際
に通過する開口52が形成されている。
【0032】図2に示すように、初段信号処理回路基板
3には、内視鏡2に設けられた後述する撮像素子(CC
Dイメージセンサ)からの信号に対して所定の初段の信
号処理を施す回路や、光源装置本体10側の後述するタ
イミングコントロール回路と内視鏡2に設けられた後述
する撮像素子用ドライバ回路とを導通させるパターン等
を備えた初段信号処理回路11と、所定の情報が記憶
(記録)されているROM(不揮発性メモリ)12と、
この初段信号処理回路基板3と光源装置本体10との電
気的接続を図るためのカードエッジ13とが設けられて
いる。
【0033】カードエッジ13には、複数の端子131
が並設され、各端子131は、初段信号処理回路基板3
上で初段信号処理回路11、ROM12等における所定
の部位に電気的に接続されている。
【0034】ROM12には、例えば、初段信号処理回
路基板3のID番号、この初段信号処理回路基板3に対
応する内視鏡2の型式(スコープ型式)に関する情報、
この初段信号処理回路基板3に対応する撮像方式に関す
る情報(例えば、モノクロ(白黒)面順次撮像方式やカ
ラー単板撮像方式、RGB回転フィルタの有無)等、初
段信号処理回路基板3およびそれに関連する情報が記憶
されている。
【0035】また、初段信号処理回路基板3には、初段
信号処理回路基板3を光源装置本体10に装着した際
に、光源装置本体10のコネクタ用孔5およびライトガ
イド用孔7に対応する位置に、それぞれ、この初段信号
処理回路基板3と内視鏡2との電気的接続を図るための
円柱状のスコープコネクタ(プロセッサ側スコープコネ
クタ)14および内視鏡2を光源装置1に装着する際、
内視鏡2の後述するライトコネクタ42が挿入されるラ
イトガイド用開口15が設けられている。なお、スコー
プコネクタ14に内蔵された複数の端子は、初段信号処
理回路11、ROM12等における所定の部位に電気的
に接続されている。
【0036】さらに詳しくは、前記モノクロ面順次撮像
方式に対応する初段信号処理回路11を有する初段信号
処理回路基板3は、図6(a)に示すように構成されて
いる。
【0037】スコープコネクタ14は、複数のコネクタ
ピン21と、その中心部に設けられ、CCDイメージセ
ンサからのモノクロ映像信号等を伝送するための1つの
映像信号用同軸コネクタ20とを備えている。前記コネ
クタピン21は、前記モノクロ映像信号以外の所定の信
号、例えば、スコープコネクタ14に接続された内視鏡
2の型式(種類)を示す信号や、光源装置1から前記内
視鏡2の駆動を制御するための各種制御信号等の伝送に
用いられる。
【0038】また、ROM12には、初段信号処理回路
11がモノクロ面順次撮像方式用のものであることを示
す情報等が記憶されている。なお、図2には、このモノ
クロ面順次撮像方式に対応する初段信号処理回路11を
有する初段信号処理回路基板3が示されている。
【0039】これに対して、前記カラー単板撮像方式に
対応する初段信号処理回路11を有する初段信号処理回
路基板3は、図6(b)に示すように構成されている。
【0040】スコープコネクタ14は、複数のコネクタ
ピン21と、その中心部に設けられ、CCDイメージセ
ンサからの輝度信号(Y)および2つの色差信号(R−
Y、B−Y)をそれぞれ伝送するための3つの映像信号
用同軸コネクタ22とを備えている。前記コネクタピン
21は、前記輝度信号(Y)および2つの色差信号(R
−Y、B−Y)以外の所定の信号、例えば、スコープコ
ネクタ14に接続された内視鏡2の型式(種類)を示す
信号や、光源装置1から前記内視鏡2の駆動を制御する
ための各種制御信号等の伝送に用いられる。
【0041】また、ROM12には、初段信号処理回路
11がカラー単板撮像方式用のものであることを示す情
報等が記憶されている。
【0042】前記モノクロ面順次撮像方式に対応する初
段信号処理回路11を有する初段信号処理回路基板3お
よびカラー単板撮像方式に対応する初段信号処理回路1
1を有する初段信号処理回路基板3のいずれにおいて
も、図2に示すように、円柱形状のスコープコネクタ1
4の外周部には、リング状の溝25がその外周に沿って
設けられている。
【0043】図4、図5および図12に示すように、光
源装置本体10内には、初段信号処理回路基板3のカー
ドエッジ13が挿入(接続)されるメス型のコネクタ9
0と、初段信号処理回路基板3をカードエッジ13をコ
ネクタ90に導く、溝が形成された一対の基板レールガ
イド4、4とが設けられている。
【0044】コネクタ90内には、カードエッジ13の
各端子131に対応する複数の端子901が設けられ、
それらの端子901は、後述するタイミングコントロー
ル回路、画像メモリ、モータ制御回路、システムコント
ロール回路(制御手段)56等、光源装置本体10の所
定の回路に電気的に接続されている。
【0045】後述する初段信号処理回路基板3の光源装
置本体10への装着が許容された状態において、初段信
号処理回路基板3を基板レールガイド4に沿って移動さ
せ、カードエッジ13をコネクタ90に挿入(嵌合)す
ると、カードエッジ13とコネクタ90との対応する端
子同士が電気的に接続し、初段信号処理回路基板3と光
源装置本体10とが電気的に接続されると共に、初段信
号処理回路基板3が光源装置本体10に機械的に接続
(装着)される。
【0046】初段信号処理回路基板3の縁部には、着脱
選択手段9を構成する凹部(切欠き)91が形成されて
いる。この凹部91の初段信号処理回路基板3上での形
成位置は、初段信号処理回路基板3を光源装置本体10
に装着した状態(カードエッジ13とコネクタ90とが
電気的に接続された状態)で、後述するソレノイド92
のプランジャ94の係合片941が挿入(係合)し得る
位置とされる。
【0047】また、初段信号処理回路基板3のカードエ
ッジ13と反対側の端部には、初段信号処理回路基板3
を光源装置本体10に装着したとき、開口52を覆う蓋
部材53が固着されている。また、この蓋部材53に
は、コ字状の把持部54が一体形成されている。この把
持部54を手で握って初段信号処理回路基板3の光源装
置本体10への着脱操作を行う。
【0048】図3に示すように、光源装置本体10のフ
ロントパネル1aのコネクタ用孔5の背面側(光源装置
本体1の内側)には、変位阻止手段として、コネクタ受
け(コネクタ支持部材)6が固定されている。
【0049】このコネクタ受け6の側面図、正面図およ
び背面図をそれぞれ図7(a)、(b)および(c)に
示す。
【0050】図7に示すように、コネクタ受け6は、初
段信号処理回路基板3のスコープコネクタ14を挿入可
能な空間6aが形成された略U字状のコネクタ挿入部3
0を有しており、このコネクタ挿入部30の空間6aの
内縁部(リブ36)と、前記スコープコネクタ14の外
周部(溝25)とが係合することにより、スコープコネ
クタ14が光源装置本体10に対して内視鏡2の着脱方
向(図3中横方向)に変位するのを阻止する。
【0051】すなわち、コネクタ受け6は、互いに平行
になるように設けられた第1のガイド片32および第2
のガイド片33と、第1および第2のガイド片32、3
3の図7(a)中右側に設けられた当接部37とで構成
された略U字状のコネクタ挿入部30を有している。
【0052】当接部37の空間6aの内縁における図7
(a)中右側の部分は半円状になっており、その曲率
(後述するリブ36を含まない部分の曲率)は、スコー
プコネクタ14の外周最大部の曲率より若干小さい。す
なわち、当接部37の内径(後述するリブ36を含まな
い部分の内径)は、スコープコネクタ14の外径より若
干大きい。
【0053】また、第1のガイド片32と第2のガイド
片33の間隔(後述するリブ36を含まない部分の間
隔)は、スコープコネクタ14の直径より若干大きい。
【0054】第1および第2のガイド片32、33およ
び当接部37の空間6aの内縁部には、それぞれ、リブ
(凸条)36が形成されている。このリブ36は、第1
のガイド片32の先端から第2のガイド片33の先端ま
で連続的に形成されており、スコープコネクタ14に設
けられた溝25と係合し得るようになっている。
【0055】図7(b)中上下方向には、本実施形態で
は、コネクタ受け6のリブ36がスコープコネクタ14
の溝25に遊びなく嵌合するようになっているが、若干
の遊びがあってもよい。
【0056】また、図7(b)中左右方向には、本実施
形態では、コネクタ受け6のリブ36がスコープコネク
タ14の溝25に遊びなく嵌合するようになっている
が、若干の遊びがあってもよい。
【0057】また、第1および第2のガイド片32、3
3の先端部(図7(a)中左側の端部)の対向面には、
それぞれ、テーパ面34が形成されている。すなわち、
第1および第2のガイド片32、33の先端部(図7
(a)中左側の端部)における第1のガイド片32と第
2のガイド片33の間隔は、図7(a)中左側に向かっ
て漸増している。
【0058】前記各テーパ面34により、スコープコネ
クタ14の空間6aへ誘導するガイド部が構成され、こ
のガイド部により、初段信号処理回路基板3を光源装置
本体10に装着する際のスコープコネクタ14の空間6
aへの挿入を円滑かつ確実に行うことができる。
【0059】また、コネクタ受け6には、当該コネクタ
受け6を光源装置本体10にネジ止めするための4つの
ネジ孔31が設けられている。すなわち、コネクタ受け
6は、図3に示すようにこれらのネジ孔31を介してネ
ジ35により光源装置本体10の内側に強固にネジ止め
される。
【0060】このような光源装置1は、電源スイッチ7
4による電源のオン/オフに応じて初段信号処理回路基
板3の光源装置本体10への着脱を禁止/許容する着脱
選択手段9を有している。着脱選択手段9は、主に、初
段信号処理回路基板3に形成された前述の凹部91と、
ソレノイド92と、ソレノイド92の駆動を制御するソ
レノイド制御回路98とで構成されている。
【0061】ソレノイド92は、支持部材97により光
源装置本体10のフロントパネル1aの内側に支持、固
定されている。
【0062】ソレノイド92は、電磁石を内蔵するソレ
ノイド本体93と、ソレノイド本体93に対し軸方向に
移動可能なプランジャ(移動体)94とを備えている。
また、ソレノイド本体93の後端およびプランジャ94
の後端には、それぞれ、バネ座として機能するワッシャ
ー95、95が設置され、両ワッシャー間95間に、プ
ランジャ94を図3〜図5中下方に付勢するバネ(付勢
手段)96が挿入されている。
【0063】プランジャ94の先端部は、初段信号処理
回路基板3に形成された凹部91に係合する部分であ
り、その幅が初段信号処理回路基板3の厚さより若干大
きい係合片941を有している(図3参照)。
【0064】プランジャ94は、初段信号処理回路基板
3の着脱の際の移動方向に対しほぼ直角方向に移動す
る。これにより、できるだけ少ない移動ストロークで係
合片941の凹部91への係合/離脱を確実かつ効率的
に行うことができる。
【0065】電源スイッチ74により光源装置本体10
の電源がオフの状態(電源回路743から装置各部への
電力供給がなされていない状態)では、ソレノイド制御
回路98は、ソレノイド92への通電を行わず、これに
より、図3および図4に示すように、プランジャ94
は、バネ96の弾性力により図4中下方側に位置し、す
なわち、先端部の係合片941が凹部91と係合しない
位置(以下この位置を「退避位置」と言う)にある。
【0066】プランジャ94が退避位置にあるときに
は、初段信号処理回路基板3は、プランジャ94に当接
することなくプランジャ94の近傍を図4中横方向に自
由に移動することができる。従って、初段信号処理回路
基板3を光源装置本体10に着脱すること、すなわち、
カードエッジ13をコネクタ90に着脱(接続および離
脱)することが許容される。
【0067】一方、電源スイッチ74により光源装置本
体10の電源がオンの状態(電源回路743から装置各
部への電力供給がなされている状態)では、ソレノイド
制御回路98は、ソレノイド92への通電を行い、これ
により、図5に示すように、プランジャ94は、バネ9
6の弾性力に抗して図5中上方側に移動し、突出する。
そして、初段信号処理回路基板3が光源装置本体10に
装着された状態では、係合片941が凹部91と係合す
る(以下この位置を「係合位置」と言う)。
【0068】プランジャ94が係合位置にあるときに、
初段信号処理回路基板3を開口52から挿入し、カード
エッジ13をコネクタ90に接続しようとした場合、初
段信号処理回路基板3の角部がプランジャ94の係合片
941に当接し、その時点で初段信号処理回路基板3の
移動が止められる。従って、初段信号処理回路基板3を
光源装置本体10に装着すること、すなわちカードエッ
ジ13をコネクタ90に接続することが禁止される。
【0069】また、カードエッジ13がコネクタ90に
接続されており、かつ電源がオン状態であることにより
係合片941が凹部91と係合しているときには、初段
信号処理回路基板3は、図5中横方向に移動することが
できず、よって、初段信号処理回路基板3を光源装置本
体10から離脱させること、すなわちカードエッジ13
とコネクタ90との接続を解除することが禁止される。
【0070】このような着脱選択手段9を設けたことに
より、光源装置本体10の電源がオフであるときにの
み、初段信号処理回路基板3の光源装置本体10への着
脱、すなわちカードエッジ13とコネクタ90との接続
およびその解除が可能となるので、初段信号処理回路1
1や、光源装置本体10側の回路(例えば、システムコ
ントロール回路56、画像メモリ回路、タイミングコン
トロール回路)等が破壊されたり、誤動作を生じたりす
る等の悪影響が防止され、高い信頼性を維持することが
できる。
【0071】図3に示すように、内視鏡2は、接続部4
0と、可撓性(柔軟性)を有する長尺物の図示しない内
視鏡本体と、前記接続部40と内視鏡本体とを接続する
接続ケーブル(ユニバーサルケーブル)43とを備えて
いる。
【0072】接続部40には、前記光源装置1との電気
的接続を図るためのスコープコネクタ(内視鏡側スコー
プコネクタ)41と、光源装置1との光学的接続を図る
ためのライトコネクタ42とが設けられている。
【0073】スコープコネクタ41は、初段信号処理回
路基板3側のスコープコネクタ14に対応する複数の端
子を内蔵し、これらの端子は、前記接続ケーブル43等
を介して、CCDイメージセンサ(撮像素子)68や、
撮像素子用ドライバ69等の内視鏡2に設置された所定
の回路に電気的に接続されている(図9参照)。
【0074】また、図3および図9に示すように、ライ
トコネクタ42は、その内部に、内視鏡2のライトガイ
ド(LCB:ライトケーブルバンドル)8の一方の端部
を有している。このライトガイド8は、例えば、複数本
の光ファイバーを束ねて形成されている。
【0075】図9に示すように、前記内視鏡本体の先端
部には、照明系レンズ66、撮像レンズ(対物レンズ)
67およびCCDイメージセンサ(撮像素子)68が設
置されている。また、内視鏡本体の先端部には、前記ラ
イトガイド8の他方の端部が位置している。
【0076】次に、電子内視鏡装置100における初段
信号処理回路基板3の着脱の際の作用(装着・離脱の手
順等)と、内視鏡2の着脱の際の作用とをそれぞれ説明
する。
【0077】この電子内視鏡装置100において、光源
装置1に内視鏡2を装着(接続)する場合、それに先立
ち、装着する内視鏡2の種類、特性等に応じた初段信号
処理回路基板3を選択する。
【0078】そして、図1に示すように、選択した初段
信号処理回路基板3をカードエッジ13側から開口52
を介して光源装置本体10内に挿入し、装着(接続)す
る。以下、詳述する。
【0079】[初段信号処理回路基板の装着]光源装置
本体10に初段信号処理回路基板3を装着するに際して
は、まず、電源スイッチ74をオフとし、電源回路74
3からの装置各部への電力供給がなされていない状態と
する。これにより、前述したように、ソレノイド92の
プランジャ94は、退避位置に位置し、初段信号処理回
路基板3の装着が可能となる。
【0080】把持部54を手で把持しつつ、初段信号処
理回路基板3をカードエッジ13側から開口52を介し
て光源装置本体10内に挿入し、図3に示すように初段
信号処理回路基板3の上端部3aおよび下端部3bを上
下一対の基板レールガイド4の溝にそれぞれ係合させ、
初段信号処理回路基板3を押し込む。これにより、初段
信号処理回路基板3は、基板レールガイド4に沿って図
1中の矢印方向(図1中右側)に移動する。
【0081】このとき、ソレノイド92のプランジャ9
4は、退避位置にあるので、初段信号処理回路基板3
は、プランジャ94に当接することなくプランジャ94
の近傍を通過することができる。
【0082】また、初段信号処理回路基板3の移動の途
中で、図8に示すように、初段信号処理回路基板3のス
コープコネクタ14がコネクタ受け6の空間6aに挿入
され、コネクタ受け6のリブ36がスコープコネクタ1
4の溝25に係合する。このとき、第1および第2のガ
イド片32、33の先端部にはテーパ面34が形成され
ているので、スコープコネクタ14は、このテーパ面3
4に沿って、コネクタ受け6の空間6aに導かれる。
【0083】このように、初段信号処理回路基板3は、
基板レールガイド4に沿って、スコープコネクタ14
は、第1および第2のガイド片32、33に沿って、そ
れぞれ、さらに奥部へ移動し、カードエッジ13の先端
部がコネクタ90に当接した時点で、その移動(挿入)
が一旦停止される。
【0084】この状態で、初段信号処理回路基板3に対
してさらに挿入方向へ力を加えると、図5に示すよう
に、カードエッジ13がコネクタ90に嵌合し、これら
が電気的に接続されると共に、図8に示すように、スコ
ープコネクタ14がコネクタ受け6の当接部37に当接
し、初段信号処理回路基板3が光源装置本体10に対し
て位置決めされる。これにより、初段信号処理回路基板
3の光源装置本体10への装着が完了する。
【0085】なお、初段信号処理回路基板3の装着が完
了したときには、蓋部材53が開口52を封止する。そ
のため、開口52からの光源装置本体10内への塵、埃
等の侵入が防止される。
【0086】以上のようにして所望の初段信号処理回路
基板3の装着を行ったら、電源スイッチ74をオンとす
る。なお、電源スイッチ74のオンは、以下に述べる内
視鏡2の光源装置1への接続後に行ってもよい。
【0087】電源スイッチ74をオンすると、それまで
退避位置にあったソレノイド92のプランジャ94が、
係合位置へ移動し、プランジャ94の係合片941が凹
部91に係合する。これにより、初段信号処理回路基板
3は、基板レールガイド4に沿って移動することができ
なくなり、初段信号処理回路基板3の抜き取りが防止さ
れる。
【0088】[内視鏡の着脱]次に、初段信号処理回路
基板3が装着された光源装置1に内視鏡2を装着(接
続)する。この場合には、図3に示すように、その初段
信号処理回路基板3に対応する内視鏡2の接続部40を
把持し、スコープコネクタ41を光源装置本体10のコ
ネクタ用孔5に挿入すると共に、ライトコネクタ42を
ライトガイド用孔7に挿入して、接続部40を図3中の
矢印A方向(光源装置本体10側)に押し込む。
【0089】これにより、スコープコネクタ41および
ライトコネクタ42が、矢印A方向に移動し、スコープ
コネクタ41とスコープコネクタ14とが接続され、光
源装置1と内視鏡2との電気的および機械的接続が図ら
れる。また、ライトコネクタ42が初段信号処理回路基
板3のライトガイド用開口15を貫通し、ライトコネク
タ42の先端部(図3中左側の端部)が光源装置本体1
0内の所定の位置に位置し、これにより、光源装置本体
1内で形成されたランプ57からの照明光をライトガイ
ド8を介して内視鏡2の先端部まで導光することが可能
となる。すなわち、光源装置1と内視鏡2とが光学的に
接続される。
【0090】また、光源装置1から内視鏡2を取り外す
場合には、内視鏡2の接続部40を把持し、その接続部
40を図2中の矢印B方向側に引き抜く。
【0091】これにより、スコープコネクタ14とスコ
ープコネクタ41との接続が外れ、スコープコネクタ4
1がコネクタ用孔5から引き抜かれると共に、ライトコ
ネクタ42がライトガイド用孔7から引き抜かれる。
【0092】前述したように、この電子内視鏡装置1で
は、図3および図8に示すように、初段信号処理回路基
板3に実装されたスコープコネクタ14の溝25が、光
源装置本体10に固定的に設置されたコネクタ受け6の
リブ36に係合している。このため、内視鏡2の着脱の
際に、スコープコネクタ41からスコープコネクタ14
に対して図3中の矢印A方向または矢印B方向(内視鏡
2の着脱方向)の力や衝撃が加わっても、コネクタ受け
6により、スコープコネクタ14が光源装置本体10に
対して矢印A方向または矢印B方向に変位(姿勢の変更
や移動等)することが阻止され、これにより初段信号処
理回路基板3が安定的に保持される(初段信号処理回路
基板3の反りやたわみ等の変形を防止することができ
る)。
【0093】すなわち、スコープコネクタ14がコネク
タ受け6によって光源装置本体10に対して直接支持さ
れているので、内視鏡2の着脱の際に、スコープコネク
タ41からスコープコネクタ14に加わる力や衝撃が初
段信号処理回路基板3に伝わることがなく、このため、
内視鏡2の着脱により初段信号処理回路基板3が変形し
て、初段信号処理回路基板3が破損したり、あるいは初
段信号処理回路3の回路パターンや実装部品の変形、剥
離、初段信号処理回路基板3のカードエッジ13と光源
装置本体10のコネクタ90との接触不良等の不都合が
生じるのを防止することができる。
【0094】[初段信号処理回路基板の離脱]光源装置
本体10から初段信号処理回路基板3を取り外すに際し
ては、まず、電源スイッチ74をオフとし、電源回路7
43からの装置各部への電力供給がなされていない状態
とする。これにより、前述したように、ソレノイド92
のプランジャ94が退避位置へ移動し、初段信号処理回
路基板3の離脱が可能となる。
【0095】把持部54を手で把持し、初段信号処理回
路基板3を光源装置本体10から引き抜く。このとき、
ソレノイド92のプランジャ94は、退避位置にあり、
凹部91との係合が解除されているので、初段信号処理
回路基板3は、それを抜き取る方向に移動することがで
きる。
【0096】初段信号処理回路基板3を引き抜くと、ま
ず、カードエッジ13がコネクタ90から外れ、それら
の電気的接続が断たれた後、初段信号処理回路基板3
は、基板レールガイド4に沿って、スコープコネクタ1
4は、第1および第2のガイド片32、33に沿って、
それぞれ、前記と逆方向に(開口52に向かって)移動
し、光源装置本体10から取り出される。
【0097】次に、電子内視鏡装置100の動作説明を
する。
【0098】図9は、電子内視鏡装置100の回路構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、電子内
視鏡装置100の光源装置本体10には、所定の入力を
行うためのキーボード50および観察部位の画像(電子
画像)等の表示を行うモニター(表示手段)51が、そ
れぞれ電気的に接続されている。そして、この電子内視
鏡装置100は、前述したモノクロ面順次撮像方式に対
応する初段信号処理回路基板3と、カラー単板撮像方式
に対応する初段信号処理回路基板3とを備えており、こ
れらの初段信号処理回路基板3を選択的に光源装置本体
10に装着することにより、モノクロ面順次撮像方式お
よびカラー単板撮像方式のいずれにも対応し得るように
なっている。
【0099】図9に示すように、光源装置本体10は、
書き換え可能な不揮発性のメモリ561を内蔵したシス
テムコントロール回路(制御手段)56を有している。
【0100】システムコントロール回路56は、通常、
マイクロコンピュータ(CPU)で構成され、電子内視
鏡装置100全体の制御を行う。
【0101】また、図9および図12に示すように、光
源装置本体10は、初段信号処理回路基板3の装着の有
無を検出する基板検出器55を有している。
【0102】この基板検出器55は、一端がコネクタ9
0の所定の端子901に電気的に接続され、他端に電圧
Vが印加されているプルアップ抵抗551を有し、この
プルアップ抵抗551の一端の電位(電圧)を検出する
方式の検出器である。
【0103】初段信号処理回路基板3が光源装置本体1
0に装着されていないとき(未装着時)は、基板検出器
55からシステムコントロール回路(制御手段)56に
入力される基板検出信号のレベル(電圧レベル)がハイ
レベル(H)になり、初段信号処理回路基板3が光源装
置本体10に装着されているとき(装着時)は、前記基
板検出信号のレベルがローレベル(L)になる。システ
ムコントロール回路56は、前記基板検出信号に基づい
て、初段信号処理回路基板3が光源装置本体10に装着
されているか否かを判別することができる。
【0104】初段信号処理回路基板3を光源装置本体1
0に装着した後、電源スイッチ74をオンすると、図示
しないAC電源に接続されている電源回路743が起動
し、装置の各部に電力が供給される。これにより、シス
テムコントロール回路56は、ソレノイド制御回路98
を作動させて、ソレノイド92へ通電し、ソレノイド9
2を駆動する。このソレノイド92の駆動により、プラ
ンジャ94が係合位置へ移動し、凹部91に係合し、電
源スイッチ74をオフにするまでの間は、初段信号処理
回路基板3を光源装置本体10から離脱させることがで
きなくなる。
【0105】また、電源スイッチ74がオンされたこと
により、システムコントロール回路56は、初段信号処
理回路基板3のROM12に記憶されている情報のうち
の必要な情報を読み出す。
【0106】システムコントロール回路56は、前記R
OM12から読み出した情報をメモリ561に記憶す
る。
【0107】この場合、既に、メモリ561に情報が記
憶されているときは、前記メモリ561に記録されてい
る情報と、前記ROM12から読み出した情報とを比較
し、同じ場合には、前記メモリ561に記録されている
情報を維持し、異なる場合には、前記メモリ561に記
録されている情報を前記ROM12から読み出した情報
に書き換える。
【0108】なお、初段信号処理回路基板3が別の基板
に交換された場合には、前記メモリ561に記録されて
いる情報と、前記ROM12から読み出した情報とが異
なる。
【0109】まず、図9等に基づいて、カラー単板撮像
方式に対応する初段信号処理回路11を有する初段信号
処理回路基板3が装着された場合の動作を説明する。
【0110】システムコントロール回路56は、メモリ
561から撮像方式に関する情報を読み出し、その情報
に基づいて、装着されている初段信号処理回路基板3に
対応する撮像方式等を把握する。
【0111】この場合、カラー単板撮像方式に対応する
初段信号処理回路基板3が装着されているので、システ
ムコントロール回路56は、撮像方式を「カラー単板撮
像方式」と把握し、カラー単板撮像方式用の設定を行
う。
【0112】前記設定の一つとして、システムコントロ
ール回路56は、フィルタ移動機構72を駆動制御し
て、モータ62およびこれにより回転するRGB回転フ
ィルタ63を、絞り60からライトガイド8の一端に集
光される光(光束)の光路から離間した所定の位置へ退
避させる。
【0113】また、システムコントロール回路56は、
白色光を発光する光源57を発光駆動すると共に、モー
タ制御回路58を介してモータ59を回転駆動し、絞り
60の開口部を適切な開口量(絞り値)に調整する。
【0114】光源57としては、例えば、ハロゲンラン
プ等を用いることができる。
【0115】光源57から出射した光は、集光レンズ6
4で集光され、絞り60で光量が調整された後、ライト
コネクタ42のライトガイド8の一端に照射される。
【0116】このライトガイド8の一端に照射された光
は、ライトガイド8によりその他端に導かれ、その他端
から照明系レンズ66を介して被検体の所定の部位に照
射される。
【0117】この場合、前記ライトガイド8の他端から
出射した照明光は、照明系レンズ66により、所定の照
射範囲に照射されるように調整され、これにより撮像範
囲(観察部位)を含む領域に照射される。
【0118】前記照明光が照射された撮像範囲からの反
射光は、撮像レンズ67により、所定のカラーフィルタ
を備えたCCDイメージセンサ68の受光面に結像する
ように導かれ、この撮像範囲の像(被写体像)は、その
CCDイメージセンサ68により撮像される。
【0119】CCDイメージセンサ68は、タイミング
コントロール回路65からの撮像素子駆動信号に基づい
て駆動する撮像素子用ドライバ回路69により駆動制御
され、所定のタイミングで撮像して、輝度信号(Y)お
よび2つの色差信号(R−Y、B−Y)をそれぞれ生成
する。
【0120】CCDイメージセンサ68からの輝度信号
(Y)および各色差信号(R−Y、B−Y)は、それぞ
れ、信号線(CCDケーブル)、スコープコネクタ41
および14を介して初段信号処理回路11に入力され
る。
【0121】カラー単板撮像方式に対応する初段信号処
理回路11は、図10に示す構成となっており、CCD
イメージセンサ68からの輝度信号(Y)、色差信号
(R−Y)および色差信号(B−Y)は、それぞれ、各
信号用のプリアンプ75a、75bおよび75cにより
所定の利得で増幅され、各信号用のビデオフィルタ76
a、76bおよび76cによりフィルタリング処理さ
れ、マトリクス回路77に入力される。
【0122】マトリクス回路77は、コンポジット映像
信号として供給される各信号を、R(赤)、G(緑)、
B(青)のコンポーネント映像信号に変換して出力す
る。
【0123】マトリクス回路77からのR信号、G信号
およびB信号は、それぞれ、各信号用のアンプ78R、
78Gおよび78Bにより所定の利得で増幅され、各信
号用のガンマ補正回路79R、79Gおよび79Bによ
り補正され、A/D変換器80に入力される。
【0124】A/D変換器80は、アナログの信号形態
で供給されたR信号、G信号およびB信号を、それぞ
れ、デジタルの信号形態に変換し、これらをそれぞれ図
9に示すタイミングコントロール回路65に出力する。
【0125】タイミングコントロール回路65は、R信
号、G信号およびB信号を、それぞれ、R信号用メモ
リ、G信号用メモリおよびB信号用メモリで構成される
画像メモリ70に一旦書き込み、これらを所定のタイミ
ングで読み出して、後段映像信号処理回路71に出力す
る。
【0126】後段映像信号処理回路71は、内蔵する図
示しないD/A変換器により、デジタルの信号形態で供
給されたR信号、G信号およびB信号を、それぞれ、ア
ナログの信号形態に変換し、さらに、これらに所定のビ
デオプロセス処理を施すことにより、所定の形態のテレ
ビジョン信号を生成し、モニター51に出力する。
【0127】モニター51には、CCDイメージセンサ
68で撮像されたカラーの画像(電子画像)、すなわ
ち、カラーの動画の内視鏡画像が表示される。
【0128】なお、後段映像信号処理回路71は、色バ
ランス(主にRとB)を調整する機能を有する。この色
バランスは、フロントパネルスイッチ73の色バランス
調整スイッチを操作して、所望の値に設定することがで
きる。
【0129】また、後段映像信号処理回路71は、所定
の情報をモニター51に表示する機能を有しており、モ
ニター51には、必要に応じて所定の情報(例えば、初
段信号処理回路基板3のROM12に記憶されている情
報、キーボード50から入力したキャラクタ、警告等)
が表示される。
【0130】また、画像メモリ70に書き込まれている
同一画像のR信号、G信号およびB信号を、それぞれ、
繰り返し読み出して後段映像信号処理回路71に出力す
ることにより、モニター51に表示される内視鏡画像を
静止画にすることも可能である。
【0131】次に、図9等に基づいて、モノクロ面順次
撮像方式に対応する初段信号処理回路11を有する初段
信号処理回路基板3が装着された場合の動作を説明す
る。
【0132】システムコントロール回路56は、メモリ
561から撮像方式に関する情報を読み出し、その情報
に基づいて、装着されている初段信号処理回路基板3に
対応する撮像方式等を把握する。
【0133】この場合、モノクロ面順次撮像方式に対応
する初段信号処理回路基板3が装着されているので、シ
ステムコントロール回路56は、撮像方式を「モノクロ
面順次撮像方式」と把握し、モノクロ面順次撮像方式用
の設定を行う。
【0134】前記設定の一つとして、システムコントロ
ール回路56は、フィルタ移動機構72を駆動制御し
て、モータ62およびこれにより回転するRGB回転フ
ィルタ63を図9に示す位置、すなわち、絞り60から
ライトガイド8の一端に集光される光(光束)の光路上
にRGB回転フィルタ63が位置する位置に移動させ
る。
【0135】システムコントロール回路56は、白色光
を発光する光源57を発光駆動すると共に、モータ制御
回路58を介してモータ59を回転駆動し、絞り60の
開口部を適切な開口量(絞り値)に調整する。
【0136】光源57から出射した光は、集光レンズ6
4で集光され、絞り60およびRGB回転フィルタ63
を介してライトコネクタ42のライトガイド8の一端に
照射される。
【0137】一方、タイミングコントロール回路65か
らモータ制御回路61に所定の周波数のタイミングパル
スが入力される。モータ制御回路61は、このタイミン
グパルスのタイミングで、回転軸にRGB回転フィルタ
63が設置されているモータ62を回転駆動する。例え
ば、タイミングパルスの周波数が30Hzの場合には、
モータ制御回路61は、モータ62、すなわちRGB回
転フィルタ63を、1秒間に30回転させる。
【0138】また、RGB回転フィルタ63の全フィル
タ領域は、その中心から放射状に伸びる3本の直線によ
り、扇状の3つの領域を形成するように3等分割されて
いる。前記各フィルタ領域には、それぞれ、赤色の光の
みを透過させるR(赤)用色フィルタ、緑色の光のみを
透過させるG(緑)用色フィルタ、青色の光のみを透過
させるB(青)用色フィルタが設けられている。
【0139】従って、モータ62が前記タイミングパル
スに基づいて回転駆動されることにより、RGB回転フ
ィルタ63によって、絞り60からの白色光が、前記タ
イミングパルスの周波数で、順次、赤色光、緑色光およ
び青色光に変換され、ライトガイド8の一端に照射され
る。例えば、タイミングパルスの周波数が30Hzの場
合には、1秒間に、赤色光、緑色光および青色光が、そ
れぞれ、ライトガイド8の一端に30回照射される。
【0140】このライトガイド8の一端に照射された照
明光は、ライトガイド8によりその他端に導かれ、その
他端から照明系レンズ66を介して被検体の所定の部位
に照射される。
【0141】この場合、前記ライトガイド8の他端から
出射した照明光は、照明系レンズ66により、所定の照
射範囲に照射されるように調整され、これにより撮像範
囲(観察部位)を含む領域に照射される。
【0142】前記照明光が照射された撮像範囲からの反
射光は、撮像レンズ67により、カラーフィルタを備え
ていないCCDイメージセンサ68の受光面に結像する
ように導かれ、この撮像範囲の像(被写体像)は、その
CCDイメージセンサ68により撮像される。
【0143】CCDイメージセンサ68は、タイミング
コントロール回路65からの撮像素子駆動信号に基づい
て駆動する撮像素子用ドライバ回路69により駆動制御
され、所定のタイミングで撮像して、モノクロ映像信号
を生成する。
【0144】この撮像は、赤色光、緑色光および青色光
が照射されているときに、各々行われ、赤色光に対応す
るモノクロ映像信号(R信号)、緑色光に対応するモノ
クロ映像信号(G信号)および青色光に対応するモノク
ロ映像信号(B信号)が順次生成される。例えば、タイ
ミングパルスの周波数が30Hzの場合には、1秒間
に、90回撮像が行われる。
【0145】CCDイメージセンサ68からのモノクロ
映像信号は、信号線(CCDケーブル)、スコープコネ
クタ41および14を介して初段信号処理回路11に入
力される。
【0146】モノクロ面順次撮像方式に対応する初段信
号処理回路11は、図11に示す構成となっており、C
CDイメージセンサ68からのモノクロ映像信号は、プ
リアンプ81により所定の利得で増幅され、ビデオフィ
ルタ82によりフィルタリング処理され、サンプルホー
ルド回路(S/H回路)83に入力される。
【0147】サンプルホールド回路83は、いわゆる相
関二重サンプリング法に基づいてモノクロ映像信号をサ
ンプリング処理することにより、そのモノクロ映像信号
からノイズ成分を除去して出力する。
【0148】サンプルホールド回路83からのモノクロ
映像信号は、アンプ84により所定の利得で増幅され、
ガンマ補正回路85により補正され、A/D変換器86
に入力される。
【0149】A/D変換器86は、アナログの信号形態
で供給されたモノクロ映像信号をデジタルの信号形態に
変換し、これを図9に示すタイミングコントロール回路
65に出力する。
【0150】タイミングコントロール回路65は、赤色
光に対応するモノクロ映像信号(R信号)、緑色光に対
応するモノクロ映像信号(G信号)および青色光に対応
するモノクロ映像信号(B信号)を、順次、R信号用メ
モリ、G信号用メモリおよびB信号用メモリで構成され
る画像メモリ70に一旦書き込み、これらを所定のタイ
ミングで読み出して、後段映像信号処理回路71に出力
する。
【0151】後段映像信号処理回路71は、内蔵する図
示しないD/A変換器により、デジタルの信号形態で供
給されたR信号、G信号およびB信号を、それぞれ、ア
ナログの信号形態に変換し、さらに、これらに所定のビ
デオプロセス処理を施すことにより、所定の形態のテレ
ビジョン信号を生成し、モニター51に出力する。
【0152】モニター51には、CCDイメージセンサ
68で撮像されたカラーの画像(電子画像)、すなわ
ち、カラーの動画の内視鏡画像が表示される。
【0153】なお、前記カラー単板撮像方式に対応する
初段信号処理回路基板3が装着された場合と同様に、モ
ニター51に表示される内視鏡画像を静止画にすること
も可能であり、また、モニター51には、必要に応じて
所定の情報が表示される。
【0154】以上説明したように、この光源装置1およ
び電子内視鏡装置100によれば、初段信号処理回路基
板3を交換して使用することができるので、単一の光源
装置本体10で(光源装置全体を交換することなく)、
例えば、カラー単板撮像方式およびモノクロ面順次撮像
方式の両方に対応することができる。
【0155】また、将来、規格、仕様、設計等の変更が
あった場合、例えば、CCDイメージセンサ68の画素
数が変更された場合や、信号処理方式が変更された場合
(例えば、モノクロ面順次撮像方式に対応する初段信号
処理回路11のサンプルホールド回路83が光源装置1
側から内視鏡2側に移動した場合)でも、光源装置本体
10を変更せずに、初段信号処理回路基板3のみを変更
することにより、それらに対応することができる。
【0156】すなわち、単一の光源装置本体10で、例
えば、内視鏡2の接続ケーブル43の長さの異なるも
の、CCDイメージセンサ68の種類や画素数が異なる
もの、撮像方式が異なるもの(例えば、モノクロ面順次
撮像方式、カラー単板撮像方式)、信号処理方式が異な
るもの等、種々の内視鏡2に対応することができる。
【0157】また、光源装置1は、電源のオン/オフに
応じて初段信号処理回路基板3の光源装置本体10への
着脱を禁止/許容する着脱選択手段9を備えているの
で、光源装置本体10の電源がオフであるときにのみ、
初段信号処理回路基板3の光源装置本体10への着脱、
すなわちカードエッジ13とコネクタ90との接続およ
びその解除が可能となる。
【0158】従って、初段信号処理回路11や、光源装
置本体10側の回路等が破壊されたり、誤動作を生じた
りする等の悪影響が防止され、高い信頼性を維持するこ
とができる。
【0159】また、初段信号処理回路基板3を光源装置
本体10に装着すると、スコープコネクタ14の溝25
がコネクタ受け6のリブ36に係合し、これにより、ス
コープコネクタ14がコネクタ受け6によって光源装置
本体10に対して直接支持される。
【0160】このため、内視鏡2を着脱しても、スコー
プコネクタ14が光源装置本体10に対して、内視鏡2
の着脱方向、すなわち図3中の矢印A方向または矢印B
方向に変位(姿勢の変更や移動等)することがないか、
または、前記スコープコネクタ14の変位を実質的に影
響がない程度に抑制することができ、これにより初段信
号処理回路基板3が安定的に保持される。
【0161】以上のように、本発明では、信頼性、耐久
性を低下させることなく、初段信号処理回路基板3が交
換可能(着脱可能)な光源装置および電子内視鏡装置を
実現することができる。
【0162】図13および図14は、それぞれ、本発明
の第2実施形態の主要部の構成を示す断面側面図であ
る。以下、この第2実施形態について、前記第1実施形
態との相違点について説明し、同一の事項については、
その説明を省略する。
【0163】第2実施形態の光源装置1は、着脱選択手
段の構成が第1実施形態と異なり、その他は同様であ
る。
【0164】第2実施形態における着脱選択手段9’
は、電源スイッチ74による電源のオン/オフに応じて
初段信号処理回路基板3の光源装置本体10への着脱を
禁止/許容するもので、主に、初段信号処理回路基板3
に、該基板を貫通するよう形成された孔911と、前記
と同様のソレノイド92と、ソレノイド92の駆動を制
御するソレノイド制御回路98とで構成されている。
【0165】孔911の初段信号処理回路基板3上での
形成位置は、初段信号処理回路基板3を光源装置本体1
0に装着した状態(カードエッジ13とコネクタ90と
が電気的に接続された状態)で、後述するソレノイド9
2のプランジャ94の係合片941が挿入(係合)し得
る位置とされる。
【0166】ソレノイド92は、支持部材97により光
源装置本体10の低部(底板)の内側に支持、固定され
ている。このソレノイド92は、電磁石を内蔵するソレ
ノイド本体93と、ソレノイド本体93に対し軸方向に
移動可能なプランジャ(移動体)94とを備えている。
また、ソレノイド本体93の後端およびプランジャ94
の後端には、それぞれ、バネ座として機能するワッシャ
ー95、95が設置され、両ワッシャー間95間に、プ
ランジャ94を図13、図14中左方に付勢するバネ
(付勢手段)96が挿入されている。
【0167】プランジャ94の先端部は、初段信号処理
回路基板3に形成された孔911に係合する部分(挿入
される部分)である(図14参照)。
【0168】プランジャ94は、初段信号処理回路基板
3の着脱の際の移動方向に対しほぼ直角方向に移動す
る。これにより、できるだけ少ない移動ストロークでプ
ランジャ94の先端部の孔911への係合/離脱を確実
かつ効率的に行うことができる。
【0169】電源スイッチ74により光源装置本体10
の電源がオフの状態では、ソレノイド制御回路98は、
ソレノイド92への通電を行わず、これにより、図13
に示すように、プランジャ94は、バネ96の弾性力に
より図13中左方向に位置し、すなわち、プランジャ9
4の先端部が孔911と係合しない位置(退避位置)に
ある。
【0170】プランジャ94が退避位置にあるときに
は、初段信号処理回路基板3は、プランジャ94に当接
することなくプランジャ94の近傍を図13中前後方向
に自由に移動することができる。従って、初段信号処理
回路基板3を光源装置本体10に着脱すること、すなわ
ち、カードエッジ13をコネクタ90に着脱(接続およ
び離脱)することが許容される。
【0171】一方、電源スイッチ74により光源装置本
体10の電源がオンの状態では、ソレノイド制御回路9
8は、ソレノイド92への通電を行い、これにより、図
14に示すように、プランジャ94は、バネ96の弾性
力に抗して図14中右方向に移動し、突出する。そし
て、初段信号処理回路基板3が光源装置本体10に装着
された状態では、プランジャ94の先端部が孔911内
に挿入し、孔911と係合する(係合位置)。
【0172】プランジャ94が係合位置にあるときに、
初段信号処理回路基板3を開口52から挿入し、カード
エッジ13をコネクタ90に接続しようとした場合、初
段信号処理回路基板3の角部(または縁部)がプランジ
ャ94の先端部に当接し、その時点で初段信号処理回路
基板3の移動が止められる。従って、初段信号処理回路
基板3を光源装置本体10に装着すること、すなわちカ
ードエッジ13をコネクタ90に接続することが禁止さ
れる。
【0173】また、カードエッジ13がコネクタ90に
接続されており、かつ電源がオン状態であることにより
プランジャ94の先端部が孔911と係合しているとき
には、初段信号処理回路基板3は、図14中前後方向に
移動することができず、よって、初段信号処理回路基板
3を光源装置本体10から離脱させること、すなわちカ
ードエッジ13とコネクタ90との接続を解除すること
が禁止される。
【0174】このような着脱選択手段9’を設けたこと
により、光源装置本体10の電源がオフであるときにの
み、初段信号処理回路基板3の光源装置本体10への着
脱、すなわちカードエッジ13とコネクタ90との接続
およびその解除が可能となるので、前記と同様に、初段
信号処理回路11や光源装置本体10側の回路等が破壊
されたり、誤動作を生じたりする等の悪影響が防止さ
れ、高い信頼性を維持することができる。
【0175】図15および図16は、それぞれ、本発明
の第3実施形態の主要部の構成を示す断面側面図であ
る。以下、この第3実施形態について、前記第1実施形
態との相違点について説明し、同一の事項については、
その説明を省略する。
【0176】第3実施形態の光源装置1は、着脱選択手
段の構成が第1実施形態(または第2実施形態)と異な
り、その他は同様である。
【0177】第3実施形態における着脱選択手段99
は、電源スイッチ74による電源のオン/オフに応じて
初段信号処理回路基板3の光源装置本体10への着脱を
禁止/許容するものである。電源スイッチ74は、ボタ
ン式のスイッチであり、電源のオン/オフを行うための
操作部材であるボタン741と、スイッチボックス74
2とで構成されている。スイッチボックス742内に
は、ボタン741の押圧操作に伴って接触する電気接点
と、ボタン741を図15および図16中右方向へ付勢
するバネと、ボタン741を押圧した状態を維持するス
トッパ(いずれも図示せず)とが設置されている。
【0178】着脱選択手段99は、初段信号処理回路基
板3に形成された前記と同様の孔911と、ボタン74
1の押圧操作に連動して移動するロッド(係合部材)9
91と、ロッド991を摺動可能に支持するロッド支持
部材994、996と、ロッド支持部材994、996
を光源装置本体10に対し支持、固定する支持部材99
8とで構成されている。
【0179】孔911の初段信号処理回路基板3上での
形成位置は、初段信号処理回路基板3を光源装置本体1
0に装着した状態(カードエッジ13とコネクタ90と
が電気的に接続された状態)で、ロッド991の先端部
993が挿入(係合)し得る位置とされる。
【0180】ロッド991は、L字状に屈曲した棒状の
部材であり、その基端側には、リング状の固定部992
を有している。ロッド991は、この固定部992によ
り、ボタン741に固定されている。
【0181】また、ロッド991の先端部993側は、
ボタン741の操作方向(押圧方向)とほぼ平行な方向
(同方向)に移動する。ロッド991の先端部993付
近は、ロッド支持部材994、996により摺動可能に
支持されている。なお、ロッド991の先端部993の
移動方向は、初段信号処理回路基板3の着脱の際の移動
方向に対しほぼ直角方向である。これにより、できるだ
け少ない移動ストロークでロッド991の先端部993
の孔911への係合/離脱を確実かつ効率的に行うこと
ができる。
【0182】ロッド支持部材994には、ロッド991
が挿通可能な貫通孔995が形成され、この貫通孔99
5にロッドが挿通されている。また、ロッド支持部材9
96には、ロッド991の先端部993が挿入可能な凹
部997が形成されている。
【0183】ロッド支持部材994とロッド支持部材9
96とは、初段信号処理回路基板3またはその通路を介
して互いに反対側に設置されている。ロッド991の先
端部993が孔911または初段信号処理回路基板3の
通路を越えて凹部997に挿入された際には、ロッド9
91は、ロッド支持部材994とロッド支持部材996
とで両持ち支持となるので、高強度が得られ、初段信号
処理回路基板3の移動を確実に阻止することができる。
【0184】このようなロッド支持部材994、996
は、支持部材998により、光源装置本体10の低部
(底板)の内側に支持、固定されている。また、前記ス
イッチボックス742も、支持部材998により支持、
固定されている。
【0185】図15に示すように、ボタン741が押さ
れておらず、電源スイッチ74がオフ(光源装置本体1
0の電源がオフ)の状態では、ロッド991の先端部9
93は、初段信号処理回路基板3の孔911と係合しな
い位置(退避位置)にある。
【0186】ロッド991の先端部993が退避位置に
あるときには、初段信号処理回路基板3は、ロッド99
1の先端部993に当接することなく図15中前後方向
に自由に移動することができる。従って、初段信号処理
回路基板3を光源装置本体10に着脱すること、すなわ
ち、カードエッジ13をコネクタ90に着脱(接続およ
び離脱)することが許容される。
【0187】一方、図16に示すように、スイッチボッ
クス742内に収納されたバネ(図示せず)の付勢力に
抗してボタン741を図16中の矢印方向に指で押圧
し、電源スイッチ74をオン(光源装置本体10の電源
がオン)にすると、この操作に伴い、ロッド991が同
方向(図16中左方向)に移動する。そして、初段信号
処理回路基板3が光源装置本体10に装着された状態で
は、ロッド991の先端部993が孔911内に挿入
し、孔911と係合する(係合位置)。さらに、ロッド
991の先端部993は、ロッド支持部材996の凹部
997内に挿入される。
【0188】ロッド991の先端部993が係合位置に
あるときに、初段信号処理回路基板3を開口52から挿
入し、カードエッジ13をコネクタ90に接続しようと
した場合、初段信号処理回路基板3の角部(または縁
部)がロッド991の先端部993に当接し、その時点
で初段信号処理回路基板3の移動が止められる。従っ
て、初段信号処理回路基板3を光源装置本体10に装着
すること、すなわちカードエッジ13をコネクタ90に
接続することが禁止される。
【0189】また、カードエッジ13がコネクタ90に
接続されており、かつボタン741が押圧されている
(電源がオン状態である)ことによりロッド991の先
端部993が孔911と係合しているときには、初段信
号処理回路基板3は、図16中前後方向に移動すること
ができず、よって、初段信号処理回路基板3を光源装置
本体10から離脱させること、すなわちカードエッジ1
3とコネクタ90との接続を解除することが禁止され
る。
【0190】なお、一旦ボタン741が押圧されると、
スイッチボックス742内に設置された前記ストッパの
機能により、ボタン741から指を離しても、ボタン7
41の押圧状態(図16に示す状態)が維持される。従
って、前述した初段信号処理回路基板3の移動を禁止す
る機能も維持される。再度ボタン741を押圧すると、
ボタン741は、元の位置(図15に示す位置)に戻
り、電源スイッチ74がオフとなる。
【0191】このような着脱選択手段99を設けたこと
により、光源装置本体10の電源がオフであるときにの
み、初段信号処理回路基板3の光源装置本体10への着
脱、すなわちカードエッジ13とコネクタ90との接続
およびその解除が可能となるので、前記と同様に、初段
信号処理回路11や光源装置本体10側の回路等が破壊
されたり、誤動作を生じたりする等の悪影響が防止さ
れ、高い信頼性を維持することができる。
【0192】また、第3実施形態の光源装置1では、着
脱選択手段99が電源スイッチ74の操作に伴って機械
的に作動する構成のものであり、前記第1、第2実施形
態におけるソレノイド92のような電気的に作動する駆
動源や、それを駆動制御する制御回路を有さないので、
構造の簡素化、小型化、軽量化を図ることができると共
に、誤作動を確実に防止することができるという利点が
ある。
【0193】以上、本発明の光源装置および内視鏡装置
を図示の各実施形態に基づいて説明したが、本発明はこ
れらに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の
機能を有する任意の構成のものに置換することができ
る。
【0194】特に、光源装置本体に対し着脱する接続ユ
ニットは、初段信号処理回路基板3に限られず、内視鏡
と電気的に接続されるコネクタを備えているものであれ
ば、いかなる物でもよい。
【0195】また、着脱選択手段は、光源装置本体の電
源のオン/オフに応じて接続ユニット(初段信号処理回
路基板3)の光源装置本体への着脱を禁止/許容するこ
とができるものであれば、いかなる構成のものでもよ
い。
【0196】例えば、着脱選択手段が、電気的に作動す
るものである場合、駆動源としては、前記のソレノイド
の他、モータ等であってもよい。また、着脱選択手段
が、機械的に作動するものである場合、電源のオン/オ
フを行うための操作部材と、これに連動して変位する係
合部材との間に、例えば、回動機構、リンク機構、カム
機構、歯車機構、プーリーおよびベルト等の動力を伝達
し得る任意の機構が存在していてもよい。
【0197】本発明では、前記実施の形態のような医療
用の内視鏡装置に限らずこの他、例えば、工業用の内視
鏡装置等にも適用することができる。
【0198】また、本発明では、光源装置本体に装着さ
れる初段信号処理回路基板は、前記実施形態のような撮
像方式(カラー単板撮像方式やモノクロ面順次撮像方
式)に対応する初段信号処理回路基板には限られない。
【0199】また、前記実施形態では、光源装置1に装
着される内視鏡2が電子内視鏡(ビデオスコープ)であ
るが、本発明では、光源装置1に装着される内視鏡2が
ファイバー内視鏡(ファイバースコープ)であってもよ
く、また、光源装置1に電子内視鏡とファイバー内視鏡
とをそれぞれ装着し得るように構成されていてもよい。
【0200】また、前記実施の形態では、スコープコネ
クタ14に溝25が形成され、コネクタ受け6にリブ3
6が形成されているが、本発明では、例えば、コネクタ
受け(コネクタ支持部材)6に溝が形成され、スコープ
コネクタ14に前記溝に係合するリブ(凸条)が形成さ
れていてもよい。
【0201】また、前記実施の形態では、スコープコネ
クタ14の形状は、円柱状であるが、本発明では、スコ
ープコネクタ14の形状は、これに限らず、例えば、四
角柱等の角柱状であってもよい。
【0202】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光源装置
および内視鏡装置によれば、接続ユニットを交換するこ
とができるので、光源装置全体を交換することなく、様
々な内視鏡に対応することができる。すなわち、単一の
光源装置本体で、例えば、内視鏡の接続ケーブル(ユニ
バーサルケーブル)の長さの異なるもの、撮像素子(C
CDイメージセンサ)の種類、仕様、画素数等が異なる
もの、撮像方式が異なるもの(例えば、モノクロ面順次
撮像方式、カラー単板撮像方式)、信号処理方式が異な
るもの等、種々の内視鏡に対応することができる。この
場合、現存の内視鏡はもちろんのこと、将来、規格、仕
様、設計等の変更があったときでも、それに容易に対応
することができる。
【0203】そして、着脱選択手段を設けたことによ
り、光源装置本体の電源がオンの状態では、接続ユニッ
トの光源装置本体への着脱が禁止されるので、接続ユニ
ット側または光源装置本体側に設置された回路等が破壊
されたり、誤動作を生じたりする等の悪影響が防止さ
れ、高い信頼性を維持することができる。
【0204】また、接続ユニットに設けられたコネクタ
が光源装置本体に対して内視鏡の着脱方向に変位するの
を阻止する変位阻止手段を設けた場合には、内視鏡を光
源装置本体に対して着脱する際に、接続ユニットの回路
パターンや実装部品の変形、剥離等の不都合が生じるの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光源装置の第1実施形態を示す全体斜
視図である。
【図2】本発明における接続ユニットの主要部を示す斜
視図である。
【図3】光源装置の第1実施形態の主要部(光源装置に
内視鏡が装着された状態)の構成を示す断面側面図であ
る。
【図4】光源装置の第1実施形態における接続ユニット
の装置本体に対する着脱状態(電源がオフの状態)を示
す正面図である。
【図5】光源装置の第1実施形態における接続ユニット
の装置本体に対する着脱状態(電源がオフの状態)を示
す正面図である。
【図6】モノクロ面順次撮像方式に対応する初段信号処
理回路基板およびカラー単板撮像方式に対応する初段信
号処理回路基板の構成例を示す側面図である。
【図7】本発明におけるコネクタ受けの構成例を示す側
面図、正面図および背面図である。
【図8】本発明における初段信号処理回路基板に設けら
れたスコープコネクタと、光源装置本体に設けられたコ
ネクタ受けとが係合した状態を示す図である。
【図9】本発明の内視鏡装置の回路構成例を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明におけるカラー単板撮像方式に対応す
る初段信号処理回路の構成例を示すブロック図である。
【図11】本発明におけるモノクロ面順次撮像方式に対
応する初段信号処理回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明における光源装置本体に設けられたコ
ネクタと、初段信号処理回路基板と、基板検出器とを示
す図である。
【図13】光源装置の第2実施形態の主要部(電源がオ
フの状態)の構成を示す断面側面図である。
【図14】光源装置の第2実施形態の主要部(電源がオ
ンの状態)の構成を示す断面側面図である。
【図15】光源装置の第3実施形態の主要部(電源がオ
フの状態)の構成を示す断面側面図である。
【図16】光源装置の第3実施形態の主要部(電源がオ
ンの状態)の構成を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 光源装置 1a フロントパネル 10 光源装置本体 2 内視鏡 3 初段信号処理回路基板 3a 上端部 3b 下端部 4 基板レールガイド 5 コネクタ用孔 6 コネクタ受け 6a 空間 7 ライトガイド用孔 8 ライトガイド 9、9’ 着脱選択手段 91 凹部 911 孔 92 ソレノイド 93 ソレノイド本体 94 プランジャ 941 係合片 95 ワッシャー 96 バネ 97 支持部材 98 ソレノイド制御回路 99 着脱選択手段 991 ロッド 992 固定部 993 先端部 994 ロッド支持部材 995 貫通孔 996 ロッド支持部材 997 凹部 998 支持部材 11 初段信号処理回路 12 ROM 13 カードエッジ 131 端子 14 スコープコネクタ 15 ライトガイド用開口 20 映像信号用同軸コネクタ 21 コネクタピン 22 映像信号用同軸コネクタ 25 溝 30 コネクタ挿入部 31 ネジ孔 32 第1のガイド片 33 第2のガイド片 34 テーパ面 35 ネジ 36 リブ 37 当接部 40 接続部 41 スコープコネクタ 42 ライトコネクタ 43 接続ケーブル 50 キーボード 51 モニター 52 開口 53 蓋部材 54 把持部 55 基板検出器 551 プルアップ抵抗 56 システムコントロール回路 561 メモリ 57 光源 58 モータ制御回路 59 モータ 60 絞り 61 モータ制御回路 62 モータ 63 RGB回転フィルタ 64 集光レンズ 65 タイミングコントロール回路 66 照明系レンズ 67 撮像レンズ 68 CCDイメージセンサ 69 撮像素子用ドライバ回路 70 画像メモリ 71 後段映像信号処理回路 72 フィルタ移動機構 73 フロントパネルスイッチ 74 電源スイッチ 741 ボタン 742 スイッチボックス 743 電源回路 75a、75b、75c プリアンプ 76a、76b、76c ビデオフィルタ 77 マトリクス回路 78R、78G、78B アンプ 79R、79G、79B ガンマ補正回路 80 A/D変換器 81 プリアンプ 82 ビデオフィルタ 83 サンプルホールド回路 84 アンプ 85 ガンマ補正回路 86 A/D変換器 90 コネクタ 901 端子 100 電子内視鏡装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源装置本体と、 内視鏡と電気的に接続されるコネクタを備え、前記光源
    装置本体に対し着脱自在に電気的に接続される接続ユニ
    ットと、 光源装置本体の電源のオン/オフに応じて前記接続ユニ
    ットの前記光源装置本体への着脱を禁止/許容する着脱
    選択手段とを有することを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 光源装置本体と、 信号処理回路を形成した基板と、該基板上に設置され、
    内視鏡と電気的に接続されるコネクタとを備え、前記光
    源装置本体に対し着脱自在に電気的に接続される接続ユ
    ニットと、 光源装置本体の電源のオン/オフに応じて前記接続ユニ
    ットの前記光源装置本体への着脱を禁止/許容する着脱
    選択手段とを有することを特徴とする光源装置。
  3. 【請求項3】 前記着脱選択手段は、前記電源のオン/
    オフに連動して作動する駆動源と、前記駆動源の作動に
    より、前記接続ユニットに係合する位置と前記接続ユニ
    ットに係合しない位置とに変位する係合部材とを備えて
    いる請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動源は、ソレノイドであり、前記
    係合部材は、前記ソレノイドの作動により進退する移動
    体である請求項3に記載の光源装置。
  5. 【請求項5】 前記着脱選択手段は、前記電源のオン/
    オフに連動して作動するソレノイドと、前記ソレノイド
    の作動により、前記基板に形成された凹部または孔に係
    合する位置と前記凹部または孔から退避する位置とに変
    位する移動体とを備えている請求項2に記載の光源装
    置。
  6. 【請求項6】 前記移動体の移動方向は、前記接続ユニ
    ットの着脱の際の移動方向に対しほぼ直角方向である請
    求項4または5に記載の光源装置。
  7. 【請求項7】 前記着脱選択手段は、前記電源のオン/
    オフを行うための操作部材に連動し、前記接続ユニット
    に係合する位置と前記接続ユニットに係合しない位置と
    に変位する係合部材を備えている請求項1または2に記
    載の光源装置。
  8. 【請求項8】 前記操作部材は、ボタン式電源スイッチ
    におけるボタンであり、前記係合部材は、前記ボタンの
    押圧方向と同方向に移動する請求項7に記載の光源装
    置。
  9. 【請求項9】 前記係合部材は、前記操作部材に固定さ
    れ、その端部が前記接続ユニットに係合し得るロッドで
    構成されている請求項7または8に記載の光源装置。
  10. 【請求項10】 前記接続ユニットが前記光源装置本体
    に装着されているときに、前記コネクタが前記光源装置
    本体に対して前記内視鏡の着脱方向に変位するのを阻止
    する変位阻止手段を設けた請求項1ないし9のいずれか
    に記載の光源装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の光源装置と、前記コネクタに着脱自在に電気的に接続
    される内視鏡とを有することを特徴とする内視鏡装置。
  12. 【請求項12】 前記内視鏡は、先端部に撮像素子を有
    する電子内視鏡である請求項11に記載の内視鏡装置。
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