JP2000249439A - 冷凍冷蔵庫の製氷装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫の製氷装置

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JP2000249439A
JP2000249439A JP11053023A JP5302399A JP2000249439A JP 2000249439 A JP2000249439 A JP 2000249439A JP 11053023 A JP11053023 A JP 11053023A JP 5302399 A JP5302399 A JP 5302399A JP 2000249439 A JP2000249439 A JP 2000249439A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷時間を犠牲にせず、製氷皿の清掃などの
必要が生じた場合には製氷皿を容易に取り出すことがで
き、清掃などを終了した後は容易に装着して製氷に供せ
る冷凍冷蔵庫の製氷装置を提供する。 【解決手段】 製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持
し且つ離氷させる反転装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側
に備えた製氷皿支持体と、冷凍冷蔵庫本体と前記反転装
置とを連結するフラットケーブルとを備え、冷凍室内に
形成された製氷装置設置部に前記製氷皿支持体を設置す
るとともに、この製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口
部側に移動可能にした製氷装置により課題を解決でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫の製氷
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫などに製氷装置が組み込ま
れて使用されるものがある。このような製氷装置として
は例えば特開平7−77371号公報に開示された構成
が知られている。図9に特開平7−77371号公報に
開示された製氷装置を示す。冷凍冷蔵庫本体1Aの製氷
装置1は、製氷皿2、反転装置3、貯氷容器5、ポンプ
6、給水タンク7、配管4、配管9などによって構成さ
れている。製氷装置1は冷蔵庫内に配置されている。製
氷皿2、反転装置3、貯氷容器5は下段の冷凍室10内
にあり、ポンプ6、給水タンク7は上段の冷蔵室11内
に配置されている。配管9は製氷皿2の上面にノズル1
3が開口し、ノズル13から製氷皿2に給水するように
なっている。反転装置3は図示しない配線により冷凍冷
蔵庫本体1A側と連結されている。製氷皿2は、内部の
水を凍らせる皿であり、反転装置3はギア列が内蔵され
ており、製氷皿2を反転して離氷させる働きをする。貯
氷容器5は、製氷皿2の下にあり、製氷皿2から落下し
た氷を貯めておく容器である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、反転装置3が
冷凍冷蔵庫本体1Aの開口部側に備えられている製氷装
置1の製氷皿2は、前記配線が邪魔になるため、製氷皿
2の清掃などの必要が生じても外部に取り出せない問題
があった。そこで反転装置3を冷凍冷蔵庫本体1Aの開
口部と反対側の奥に装着した製氷装置が提案されたが、
この製氷装置は製氷時間が長くなる問題があった。本発
明の目的は、製氷時間を犠牲にすることなく、反転装置
が冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えられていても、製氷
皿の清掃などの必要が生じた場合には製氷皿を容易に取
り出すことができ、清掃などを終了した後は容易に装着
して製氷に供することができる冷凍冷蔵庫の製氷装置を
提供することである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決するた
め請求項1の発明は、内部に供給された水を凍らせて製
氷する製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持するとと
もに製氷された氷を反転して離氷させる反転装置を冷凍
冷蔵庫本体の開口部側に備えた製氷皿支持体と、冷凍冷
蔵庫本体と前記反転装置とを連結するフラットケーブル
とを備えた冷凍冷蔵庫の製氷装置であって、冷凍室内に
形成された製氷装置設置部に前記製氷皿支持体を設置す
るとともに、この製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口
部側に移動可能にしたことを特徴とする冷凍冷蔵庫の製
氷装置に関する。前記製氷皿支持体は、冷凍冷蔵庫本体
の開口部側に、少なくとも前記製氷皿を取り出し可能な
位置まで移動可能にすることが好ましい。
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載の製氷装
置において、前記製氷皿支持体の側壁にレールを設け、
前記製氷装置設置部に設けられたガイドレール上をスラ
イドさせて前記製氷皿支持体を引き出すことにより移動
可能にしたことを特徴とするものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1あるいは請求
項2記載の製氷装置において、前記フラットケーブルを
連結した側の前記製氷皿支持体の側壁に、前記フラット
ケーブルを挟持するフラットケーブルガイドレールを設
けるとともに、前記製氷装置設置部に前記フラットケー
ブルガイドレールをスライド自在に挟持するレール状ガ
イドを設けたことを特徴とするものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
のいずれかに記載の製氷装置において、前記製氷皿を前
記製氷皿支持体に確実に支持するとともに前記製氷皿を
取り外す際は容易に取り外せるように、ロック機構およ
びロック解除機構を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
のいずれかに記載の製氷装置において、前記製氷皿支持
体を前記製氷装置設置部に確実に装着するとともに前記
製氷皿支持体を引き出す際は容易に引き出せるように、
ロック機構およびロック解除機構を設けたことを特徴と
するものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項1から請求項5
のいずれかに記載の製氷装置において、前記製氷皿支持
体の上部から内部に支持した前記製氷皿が見えるように
前記製氷皿支持体の上部に開口部を設けたことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は、本発明の冷凍冷蔵庫の製氷
装置の一実施例の斜視図である。図2は、図1に示した
本発明の製氷装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に引き出
した状態を説明する斜視図である。図3は、本発明の製
氷装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に引き出した状態を
拡大して説明する斜視図である。図4は、本発明の製氷
装置、給水タンク、製氷皿、製氷皿支持体、製氷装置設
置部などの断面説明図である。図5は、本発明の製氷装
置、製氷皿、製氷皿支持体、製氷装置設置部などを拡大
して示す断面説明図である。図6(A)は、製氷皿のロ
ック機構およびロック解除機構を説明する斜視図であ
り、(B)は同ロック機構およびロック解除機構を説明
する断面説明図である。図7は、製氷皿と反転装置との
連結を説明する斜視図である。図8(A)〜(C)は、
製氷皿のロック機構を解除して製氷皿を取り出す工程を
説明する説明図である。なお、図1〜8において前記図
9の符号と同一符号で示した部分は、従来技術の項で説
明したものと同様の機能を持つ部分であり、本発明の理
解を妨げない範囲で説明は省略した。
【0011】本発明の冷凍冷蔵庫本体20の製氷装置2
1は製氷皿2、製氷皿支持体22、製氷皿支持体22の
前壁23の後方に備えられた反転装置3、図示しない貯
氷容器やポンプ、給水タンク7、配管9などによって構
成されている。製氷装置21の製氷皿2、製氷皿支持体
22、反転装置3、図示しない貯氷容器は冷凍冷蔵庫本
体20の製氷装置設置部25内に配置されている。図示
しないポンプ、給水タンク7は上段の冷蔵室11内に配
置されている。配管9は製氷皿2の上面にノズル13が
開口し、ノズル13から製氷皿2に給水するようになっ
ている。製氷皿支持体22の前壁23の後方に備えられ
た反転装置3はフラットケーブル24により冷凍冷蔵庫
本体20側と連結されている。
【0012】本発明で用いるフラットケーブル(フラッ
トケーブルハーネス)24は所定の幅、厚さなどを有す
る平型のケーブルであれば特に限定されるものではな
い。具体的には、例えば、電線を平型に接合したリボン
電線(例えば、UL Style2468、2474、
2476、2647、2734など)、導体を絶縁体で
はさんだテープ電線(カードと呼ぶこともある)(例え
ば、UL Style2896、2909、2062
4、20783など)、コンピュータなどに使用するフ
ラットケーブル(例えば、UL Style2651、
20028、20012、20028など)、一般的な
電線(例えば、JISのVSF電線、KV線など)を通
常のテープなどで固定して平型に整形したものなどを挙
げることができる。
【0013】製氷皿2は、内部の水を凍らせる皿であ
り、反転装置3はギア列が内蔵されており、製氷皿2を
反転して離氷させる働きをする。図示しない貯氷容器
は、製氷皿2の下にあり、製氷皿2から落下した氷を貯
めておく容器である。
【0014】後述するように製氷皿支持体22は製氷皿
2を確実に支持するとともに製氷皿支持体22に支持し
た製氷皿2を取り外す際は容易に取り外せる。そして製
氷皿支持体22の両側壁に、製氷装置設置部25の側壁
に設けたガイドレール26、26に載置されるレール2
7、27が設けられている。製氷皿支持体22の前壁2
3の把手部23Aを持ってレール27、27をガイドレ
ール26上をスライドさせて製氷皿支持体22を冷凍冷
蔵庫本体20の開口部側に引き出し可能にしてある。引
き出す程度は特に限定されないが、少なくとも製氷皿2
を製氷皿支持体22の下方から容易に取り出すことがで
きる位置まで製氷皿支持体22を冷凍冷蔵庫本体20の
開口部側に引き出せるようにすることが好ましい。
【0015】そして、フラットケーブル24が連結され
ている側の製氷皿支持体22の側壁にはフラットケーブ
ル24を挟持するフラットケーブルガイドレール28、
28が設けられている。フラットケーブル24は両フラ
ットケーブルガイドレール28の間に位置して配置され
る。一方、製氷装置設置部25の側壁にフラットケーブ
ルガイドレール28、28をスライド自在に挟持するレ
ール状ガイド29、29が設けられている。このように
すると、フラットケーブル24はフラットケーブルガイ
ドレール28、28とレール状ガイド29、29で取り
囲まれる空間に収納された状態になるため噛み込みや捩
れなどが生じることがなくなる。フラットケーブル24
を使用し、フラットケーブル24を挟持するフラットケ
ーブルガイドレール28、28を製氷皿支持体22の側
壁に設け、そして製氷装置設置部25の側壁にフラット
ケーブルガイドレール28、28をスライド自在に挟持
するレール状ガイド29、29を設けたので、フラット
ケーブル24の噛み込みや捩れなどを生じることなく、
製氷皿支持体22を冷凍冷蔵庫本体20の開口部側に引
き出したり、元の位置に戻したりできる。
【0016】フラットケーブルガイドレール28、28
は例えば樹脂製の製氷皿支持体22と一体に形成されて
いても、あるいは、別に形成した樹脂製あるいは金属製
のフラットケーブルガイドレール28、28を樹脂製の
製氷皿支持体22に装着して設けてもよい。同様にレー
ル状ガイド29、29は例えば製氷装置設置部25の樹
脂製の壁面と一体に形成されていても、あるいは、別に
形成された樹脂製あるいは金属製のレール状ガイド2
9、29を製氷装置設置部25の樹脂製の壁面に装着し
て設けてもよい。
【0017】製氷皿支持体22を製氷装置設置部25に
確実に装着するとともに製氷皿支持体22を引き出す際
は容易に引き出せるように、製氷皿支持体22の前壁2
3の把手部23Aの中央部にロック機構およびロック解
除機構が設けられている。図3に示したように、把手部
23Aの中央部には可動部23Bが設けられており、こ
の可動部23Bは図示しないバネの弾力により押されて
支持されているので指で下方に押すと下方に移動し、そ
して指を離すと再び元の位置に戻るようになっている。
可動部23Bは上面に突き出た凸部30を備えている。
一方、この凸部30に対向する製氷装置設置部25の仕
切31に凸部30が挿入される図示しない凹部が設けら
れている。可動部23Bの凸部30をこの凹部に挿入す
ることにより製氷皿支持体22を製氷装置設置部25に
確実に装着できる。
【0018】そして製氷皿支持体22を製氷装置設置部
25から取り出す際は、可動部23Bを指で下方に押し
て凸部30を図示しない凹部から離した後、把手部23
Aを手前に引っ張れば製氷皿支持体22を冷凍冷蔵庫本
体20の開口部側に引き出すことができる。
【0019】製氷皿支持体22を製氷装置設置部25に
確実に固定して装着して製氷に使用でき、そして必要に
応じて製氷皿支持体22を引き出す際は容易に引き出せ
る本発明におけるロック機構およびロック解除機構は、
上記のように、製氷皿支持体22の前壁23の把手部2
3Aと、把手部23Aの中央部に設けた可動部23B
と、可動部23Bに備えた凸部30と、この凸部30に
対向する製氷装置設置部25の仕切31に設けられた図
示しない凹部などから構成されている。
【0020】本発明においては、製氷皿2を製氷皿支持
体22に確実に支持するとともに、必要に応じて製氷皿
支持体22に支持された製氷皿2を取り外す際は容易に
取り外せるように、ロック機構およびロック解除機構が
設けられている。図7に示すように製氷皿2の前方には
接続部32が設けられている。反転装置3の凸状接続部
33をこの接続部32に挿入することにより製氷皿2と
反転装置3が接続される。
【0021】一方、図6(A)、(B)に示すように製
氷皿2の後方には接続部32に対向する位置に固定部3
4が設けられている。この固定部34は、製氷皿支持体
22の後壁35の下端中央部から固定部34の上部に達
するように設けられたU字型穴36の上方に接して挿入
されるとともに、後壁35の外面に装着されたストッパ
ー38によって、接続部32の中心と固定部34の中心
を結ぶ軸の周りに製氷皿2が回転可能に固定されてい
る。このようにして固定部34を確実に固定することに
より製氷皿2が製氷皿支持体22に確実に支持され、製
氷、離氷を安定して行うことができる。
【0022】製氷皿2を製氷皿支持体22から取り出す
際には、ストッパー38を後壁35に沿って容易に矢印
方向に平行移動できる。すなわち、このストッパー38
は、上方および下方に突出した後壁35の上端部37お
よび下端部37をスライド自在に挟持するとともに、後
壁35の上方に設けられた横長のガイド穴44に対応す
る位置に凸状ガイド45がガイド穴44に挿入して設け
られており、ストッパー38は上端部37および下端部
37を挟持した箇所をスムースにスライドするととも
に、凸状ガイド45がガイ穴44内をスムースに動いて
ストッパー38をガイドして、無駄な動きがないように
している。
【0023】さらに詳しくは、ストッパー38は固定部
34の下部をよく固定するための爪部39を備えるとと
もに少ない力で容易に平行移動させるために上部にレバ
ー部40を備えている。41はバネである。バネ41は
ストッパー38を固定部34の方向へその弾性力によっ
て押し付けて、固定部34をよく固定する。これらは全
て製氷皿2の氷を離氷する際の反転装置3の作動による
トルクにも充分耐えられるようになっている。
【0024】製氷皿2の清掃などを行うために製氷皿2
を取り外す際は、レバー部40を矢印方向に押すとバネ
41に打ち勝って容易にストッパー38をバネ41の位
置まで平行移動させることができ、爪部39を固定部3
4から外し、製氷皿2を製氷皿支持体22から容易に取
り外すことができる。
【0025】上記のように、製氷皿2を製氷皿支持体2
2に確実に支持でき、必要に応じて製氷皿2を取り外す
際は容易に取り外せるような本発明におけるロック機構
およびロック解除機構は、製氷皿2の固定部34と、上
下の端部37、ガイド穴44およびU字型穴36を備え
た製氷皿2の後壁35と、爪部39、レバー部40およ
び凸状ガイド45を備えたストッパー38と、バネ41
などから構成されている。
【0026】図8(A)〜(C)に従って、製氷皿2の
ロック機構を解除して製氷皿2を取り出す工程を説明す
る。 工程(A);製氷皿2が製氷皿支持体22に確実に支持
されている状態を示す。そして製氷皿2の清掃などを行
うために製氷皿2を取り外す際は、ストッパー38のレ
バー部40を矢印方向に押し、ストッパー38を平行移
動させ、ストッパー38の爪部39を製氷皿2の固定部
34から外す。 工程(B);ストッパー38の爪部39を製氷皿2の固
定部34から外した後、製氷皿2の後部を矢印で示した
ように下方へ少し押し下げる。 工程(C);次いで製氷皿2を矢印で示した方向へ引っ
張ると製氷皿2の接続部32を反転装置3の凸状接続部
33から引き抜くことができ、製氷皿2を製氷皿支持体
22から容易に取り出すことができる。
【0027】本発明においては、製氷皿支持体22の上
部から内部に支持した製氷皿2が見えるように製氷皿支
持体22の天井42に開口部43を設けてある。製氷皿
2を外す時などに製氷皿2内に水が残存しているか、あ
るいは残存していないかを開口部43を通して確認でき
るので、製氷皿2内に水が残存しているのを知らずに製
氷皿2を製氷皿支持体22から取り外して不意に水をこ
ぼしてしまうようなことがなくなる。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0029】
【発明の効果】製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持
するとともに製氷された氷を反転して離氷させる反転装
置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えた製氷皿支持体
と、冷凍冷蔵庫本体と前記反転装置とを連結するフラッ
トケーブルとを備え、冷凍室内に形成された製氷装置設
置部に前記製氷皿支持体を設置するとともに、この製氷
皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に移動可能にした
本発明の冷凍冷蔵庫の製氷装置は、製氷時間を犠牲にす
ることなく、反転装置が冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備
えられていても、製氷皿の清掃などの必要が生じた場合
には製氷皿を容易に取り出すことができ、清掃などを終
了した後は容易に装着して製氷などに供することができ
る。
【0030】前記製氷皿支持体の側壁にレールを設け、
前記製氷装置設置部に設けられたガイドレール上をスラ
イドさせて前記製氷皿支持体を引き出すことにより移動
可能にすれば、前記レールを前記ガイドレール上をスラ
イドさせて容易に移動させることができ、前記製氷皿支
持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に引き出したり、元の
位置に戻したりできる。
【0031】フラットケーブルを連結した側の前記製氷
皿支持体の側壁に、前記フラットケーブルを挟持するフ
ラットケーブルガイドレールを設けるとともに、前記製
氷装置設置部に前記フラットケーブルガイドレールをス
ライド自在に挟持するレール状ガイドを設けた本発明の
製氷装置は、フラットケーブルがフラットケーブルガイ
ドレールとレール状ガイドで取り囲まれる空間に収納さ
れる状態になるため、製氷皿支持体を引き出したり、あ
るいは引き出した製氷皿支持体を元の位置に戻す際にフ
ラットケーブルの噛み込みや捩れなどが生じることがな
い。
【0032】前記製氷皿を前記製氷皿支持体に確実に支
持させるとともに前記製氷皿を取り外す際は容易に取り
外せるように、ロック機構およびロック解除機構を設け
た本発明の製氷装置は、このロック機構により通常の製
氷動作では製氷皿と製氷皿支持体が外れることがなくし
っかり固定されており、離氷する際の反転装置の作動に
よるトルクにも充分耐えられ、そして、製氷皿の清掃な
どの必要が生じた際には、製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本
体の開口部側に引き出し、ロック機構を解除して製氷皿
支持体から製氷皿を容易に取り外すことができる。
【0033】製氷皿支持体を前記製氷装置設置部に確実
に装着するとともに前記製氷皿支持体を引き出す際は容
易に引き出せるように、ロック機構およびロック解除機
構を設けた本発明の製氷装置は、このロック機構により
製氷皿支持体が製氷装置設置部に確実に装着して固定で
き、製氷皿支持体を外す時はロック機構を解除して製氷
装置設置部から容易に引き出すことができる。
【0034】前記製氷皿支持体の上部から内部に支持し
た前記製氷皿が見えるように前記製氷皿支持体の上部に
開口部を設けた本発明の製氷装置は、製氷皿を外す時な
どに製氷皿内に残存する水を開口部を通して確認できる
ので、不意に水をこぼしてしまうようなことがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷凍冷蔵庫の製氷装置の一実施例の
斜視図である。
【図2】 図1に示した本発明の製氷装置を冷凍冷蔵庫
本体の開口部側に引き出した状態を説明する斜視図であ
る。
【図3】 本発明の製氷装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部
側に引き出した状態を拡大して説明する斜視図である。
【図4】 本発明の製氷装置、給水タンク、製氷皿、製
氷皿支持体、製氷装置設置部などの断面説明図である。
【図5】 本発明の製氷装置、製氷皿、製氷皿支持体、
製氷装置設置部などを拡大して示す断面説明図である。
【図6】 (A)は、製氷皿のロック機構およびロック
解除機構を説明する斜視図であり、(B)は同ロック機
構およびロック解除機構を説明する断面説明図である。
【図7】 製氷皿と反転装置との連結を説明する斜視図
である。
【図8】 (A)〜(C)は、製氷皿のロック機構を解
除して製氷皿を取り出す工程を説明する説明図である。
【図9】 従来の冷凍冷蔵庫の製氷装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
2 製氷皿 3 反転装置 10 冷凍室 11 冷蔵室 20 冷凍冷蔵庫本体 21 製氷装置 22 製氷皿支持体 23 前壁 23A 把手部 23B 可動部 24 フラットケーブル 25 製氷皿設置部 26 ガイドレール 27 レール 28 フラットケーブルガイドレール 29 レール状ガイド 30 凸部 31 仕切 32 接続部 33 凸状接続部 34 固定部 35 後壁 36 U字型穴 37 上下の端部 38 ストッパー 39 爪部 40 レバー部 41 バネ 42 天井 43 開口部 44 ガイド穴 45 凸状ガイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に供給された水を凍らせて製氷する
    製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持するとともに製
    氷された氷を反転して離氷させる反転装置を冷凍冷蔵庫
    本体の開口部側に備えた製氷皿支持体と、冷凍冷蔵庫本
    体と前記反転装置とを連結するフラットケーブルとを備
    えた冷凍冷蔵庫の製氷装置であって、冷凍室内に形成さ
    れた製氷装置設置部に前記製氷皿支持体を設置するとと
    もに、この製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に
    移動可能にしたことを特徴とする冷凍冷蔵庫の製氷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記製氷皿支持体の側壁にレールを設
    け、前記製氷装置設置部に設けられたガイドレール上を
    スライドさせて前記製氷皿支持体を引き出すことにより
    移動可能にしたことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷
    蔵庫の製氷装置。
  3. 【請求項3】 前記フラットケーブルを連結した側の前
    記製氷皿支持体の側壁に、前記フラットケーブルを挟持
    するフラットケーブルガイドレールを設けるとともに、
    前記製氷装置設置部に前記フラットケーブルガイドレー
    ルをスライド自在に挟持するレール状ガイドを設けたこ
    とを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の製氷装
    置。
  4. 【請求項4】 前記製氷皿を前記製氷皿支持体に確実に
    支持するとともに前記製氷皿を取り外す際は容易に取り
    外せるように、ロック機構およびロック解除機構を設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
    記載の製氷装置。
  5. 【請求項5】 前記製氷皿支持体を前記製氷装置設置部
    に確実に装着するとともに前記製氷皿支持体を引き出す
    際は容易に引き出せるように、ロック機構およびロック
    解除機構を設けたことを特徴とする請求項1から請求項
    4のいずれかに記載の製氷装置。
  6. 【請求項6】 前記製氷皿支持体の上部から内部に支持
    した前記製氷皿が見えるように前記製氷皿支持体の上部
    に開口部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項
    5のいずれかに記載の製氷装置。
JP05302399A 1999-03-01 1999-03-01 冷凍冷蔵庫の製氷装置 Expired - Fee Related JP3768023B2 (ja)

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