JP2000249280A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000249280A
JP2000249280A JP11051959A JP5195999A JP2000249280A JP 2000249280 A JP2000249280 A JP 2000249280A JP 11051959 A JP11051959 A JP 11051959A JP 5195999 A JP5195999 A JP 5195999A JP 2000249280 A JP2000249280 A JP 2000249280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前進した施錠子操作用のスリーブを自動的に
ロックし、操作性の向上が図れる管継手を得る。 【解決手段】 ソケット本体3の外周に形成した環状溝
23に縮径可能な略C字状の弾性体24の外周に係止部
25を突出させて設けたストッパ26を拡径縮径自在に
嵌合する。ストッパ26はスリーブ5が前進位置にある
ときには弾発力により拡径方向にあって係止部25が後
退しようとするスリーブ5の壁部33に当たって後退を
阻止し、且つスリーブ5の後退時にはストッパ26を縮
径方向に移動させ係止部25が壁部33から外れスリー
ブ5の後退を可能にするように設ける。スリーブ5の後
部に設けた押圧駒昇降孔27には、ストッパ26を求心
方向に押圧して縮径させる押圧駒28を求心方向に移動
が自在な状態で抜け止め配置する。押圧駒28はスリー
ブ5の壁部33が係止部25に当たっているときに係止
部25に重なっていて弾性体24の弾発力により遠心方
向に移動している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリーブを操作し
てソケットとプラグとを接続させた際に離脱を防止する
管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる離脱を防止する手段を備え
た管継手として、特開平6−249381号に開示され
たものが知られている。
【0003】この管継手は、ロックボールを備えたソケ
ットの外周に、ロックボールを前進して押圧し、後退し
て解除する第2スリーブが摺動自在に嵌合し、同じくソ
ケットの外周に前記第2スリーブの後退側に位置して、
外周に前記第2スリーブの後端に当接するストッパを有
する第1スリーブが摺動自在に嵌合し、該第1スリーブ
のストッパには該第1スリーブの摺動方向に凹状の逃げ
部が切欠形成されている。更に、ソケットの外周に、第
1スリーブの後退側に位置して、筒状のロック部材が回
転自在に嵌合しており、このロック部材の先端側には、
前記ストッパに係止し且つ逃げ部に嵌合可能なロック片
が設けられた構造となっている。
【0004】かかる構造の管継手は、非接続時には、第
1スリーブの逃げ部にロック部材のロック片を嵌合させ
ることにより、第1スリーブ及び第2スリーブを後退さ
せた状態におく。そして接続時には、第1スリーブと第
2スリーブを前進させることにより第2スリーブの内周
面でロックボールが押圧され、ソケットとプラグとが接
続される。ソケットとプラグを接続したら、前記ロック
部材を回転させてロック片と第1スリーブの逃げ部との
位置をずらしておく。これにより第1スリーブが後退し
ようとしたとき、第1スリーブのストッパが前記ロック
片に当接して後退が阻止され、これにより第2スリーブ
の後退も阻止される。
【0005】このようにして接続されたソケットとプラ
グとを分離する場合には、ロック部材を回転させ、ロッ
ク片と第1スリーブの逃げ部とを一致させることによ
り、第1スリーブの後退阻止を解除して行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の管継手によれば、ロック時に第2のスリーブ
と共に前進した第1スリーブの後退を阻止するために
は、ロック部材を回転させるといった積極的な操作を必
要とする。このため、ロック部材の操作を忘れる場合も
あり得る。
【0007】また、第1スリーブのロック解除は、ロッ
ク部材を回転させるといった容易な操作で行えるため、
誤操作に注意しなければならない。更には、ソケット
に、第1スリーブ、第2スリーブ及びロック部材が嵌合
されるため、いきおいソケットの軸方向の長さが長くな
り、管継手の小型化を阻害している。
【0008】本発明の目的は、前進した施錠子操作用の
スリーブを自動的にロックし、操作性の向上が図れる管
継手を提供することにある。本発明の他の目的は、小型
化が図れる管継手を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前進して施錠
子の遠心方向への移動を抑止し後退してその抑止を解除
するスリーブを操作して、前記施錠子によりソケットと
プラグとを着脱自在に接続する管継手であって、ソケッ
ト本体の外周に形成された環状溝に拡径縮径可能な略C
字状の弾性体の外周に係止部を突出させて設けたストッ
パが拡径縮径自在に嵌合され、そして前記スリーブの後
部側内周には前記ストッパの係止部に対応する位置に係
止部を収容可能な収容凹部が形成され、前記ストッパに
あっては、前記スリーブが前進位置にあるとき弾発力に
より拡径方向に移動して前記係止部が収容凹部に収容さ
れ、この係止部が後退しようとするスリーブの前記収容
凹部によりその内周面に形成される壁部に当接してその
後退を阻止し、且つ前記スリーブの後退時には前記スト
ッパを前記弾発力に抗して縮径方向に移動させることに
より係止部が前記壁部より外れて後退するスリーブの内
周に入りスリーブの後退を可能にするように設けられ、
更に、前記スリーブの後部側の前記収容凹部が形成され
た位置に前記ストッパの係止部に対応するように押圧駒
昇降孔が形成され、該押圧駒昇降孔には押圧を受けて求
心方向へ移動し前記ストッパを求心方向に押圧移動させ
て係止部を前記段部から外す押圧駒が求遠心方向に移動
自在な状態で抜け止め配置され、前記押圧駒はスリーブ
の前記段部がストッパの係止部に当接しているときに該
係止部に重なっていて前記弾性体の弾発力により遠心方
向に移動した状態になっていることを特徴とする。
【0010】かかる構成から、スリーブを後退させる場
合、押圧駒を押してストッパをその弾性体の弾発力に抗
して押圧して縮径させることにより、ストッパはその係
止部も含めてソケット本体の環状溝内に移動して係止部
がスリーブの収容凹部により形成される壁部から外れス
リーブが後退可能となる。ソケットとプラグとの接続時
には、スリーブは前進位置にあり、ストッパは弾発力に
より拡径方向にあって前記係止部が収容凹部に収容され
た状態にあり、この係止部が後退しようとするスリーブ
の前記収容凹部により形成される壁部に当接してその後
退を阻止し、これによりスリーブは前進位置にロックさ
れた状態にある。ソケットとプラグとを分離する場合
は、押圧駒を指で押圧してストッパをその弾性体の弾発
力に抗して縮径させてスリーブを後退させることにより
行える。また、前記ストッパはスリーブ内に収容されて
いるので、構造上ストッパの存在がソケット本体の長さ
を長くする原因にはならない。
【0011】本発明では、前記ストッパの略C字状の前
記弾性体は、金属製板バネを併設した合成樹脂で形成さ
れていることが好ましい。このようにすると、合成樹脂
製の弾性体のバネ性が補強され、弾性体のバネ性を長期
間にわたり保持させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る管継手の実施
の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図5
は、本発明に係る管継手における実施の形態の一例を示
したもので、本例の管継手は、相互に嵌め合わせ接続さ
れるソケット1とプラグ2とで構成されている。
【0013】ソケット1は、筒状のソケット本体3と、
このソケット本体3の内側に嵌め合わされた筒状のアダ
プタ4と、ソケット本体3の外側に軸方向に移動自在に
嵌合された筒状のスリーブ5とを備えている。
【0014】ソケット本体3は、小径筒部3aの後部に
大径筒部3bが連設され、小径筒部3aと大径筒部3b
との境界の内周には内鍔部3cが突設された構造になっ
ている。小径筒部3aにはその周方向に90°間隔で長
孔6が形成され、これら長孔6には前記プラグ2の外周
に形成された係合溝30に係合しソケット1とプラグ2
をロックする鋼ボールよりなる施錠子7がその長手方向
と求遠心方向とに移動自在に収容されている。これら長
孔6の幅は、小径筒部3aの外径側が施錠子7の外径よ
り広い広幅、内径側が施錠子7が求心方向に脱落しない
が一部が突出できる狭幅に形成されている。
【0015】アダプタ4は、その前半部がソケット本体
3の大径筒部3b内に嵌め込まれて該前半部の外周に突
設されたロック突起8を大径筒部3bのロック孔9に係
止させることによりソケット本体3に取り付けられてい
る。
【0016】ソケット本体3の内鍔部3cとアダプタ4
の先端部との間には、環状のバルブ受体10と環状の弁
座11とが挟まれて組み込まれている。ソケット本体3
の内鍔部3cとバルブ受体10との間にはOリング12
が挟まれて組み込まれている。アダプタ4の先端側の内
部には、バルブ本体13がアダプタ4内の流体通路4a
の前後方向に移動自在に組み込まれている。バルブ本体
13は、アダプタ4に基端が支持され先端が該バルブ本
体13に当接されたスプリング14により前方に付勢さ
れていて、プラグ2で押し込まれていないときには弁座
11に当接して流体通路4aを閉じるようになってい
る。
【0017】スリーブ5は、前部に前記ソケット本体3
の小径筒部3aに嵌合する小内径筒部5aを有し、該小
内径筒部5aの後部にソケット本体3の大径筒部3bに
嵌合する大内径筒部5bを有しており、小内径筒部5a
と大内径筒部5bとの境界には内向きの段部15が形成
されている。
【0018】前記小内径筒部5aの先端部内周には、ス
リーブ5が前進位置にあるときに施錠子7を求心方向に
押さえ遠心方向への移動を抑止する施錠子押圧突起17
が求心方向に突設され、小内径筒部5aにおける施錠子
押圧突起17の内側の内周が前記施錠子7の遠心方向へ
の移動を許容する空間となっている。施錠子押圧突起1
7の前面には、スリーブ5の前進移動時に施錠子7を求
心方向に押圧する傾斜面17aが設けられ、また施錠子
押圧突起17の後面には前記小内径筒部5aにおける施
錠子押圧突起17の内側の内周に形成される空間に移動
した施錠子7を求心方向へガイドする傾斜面17bが設
けられている。
【0019】前記小内径筒部5aの内周に形成される空
間内に位置してソケット本体3の小径筒部3aの外周に
カラー19が軸方向に移動自在に嵌合しており、このカ
ラー19と前記ソケット本体3の小径筒部3a大径筒部
3bとの境界の外周に形成された外向きの段部16との
間にカラー19を先端方向に付勢するスプリング18が
介装されている。そしてスプリング18により先端方向
に付勢されるカラー19は施錠子押圧凸部17の後面に
当接し、スプリング18の弾発力によりスリーブ5を先
端方向に押圧移動させている。
【0020】そしてまた、前記カラー19はソケット1
へ挿入するプラグ2に押されて長孔6内を後端側へ移動
する施錠子7に当接し押されて後退し、施錠子7が前記
スリーブ5の施錠子押圧突起17から外れ、挿入するプ
ラグ2により遠心方向に押されてスリーブ5の小内径筒
部5aの内周に形成される空間内に移動し、これにより
プラグ2がソケット1の奥部まで挿入可能となってい
る。
【0021】ソケット本体3の小径筒部3aの先端部外
周にはカバー20が嵌合固定されており、カバー20は
その内周の突起21がソケット本体3の小径筒部3aの
外周の凹部22に係合している。このカバー20は前記
スリーブ5が後退したとき、スリーブ5の先端側に露出
するソケット本体3の小径筒部3aに形成された長孔6
付近の防塵を図るとともに、スリーブ5がソケット本体
先3の小径筒部3a端側から抜け出すのを防止するよう
になっている。
【0022】前記ソケット本体3の大径筒部3bの前側
外周には、環状溝23が設けられており、この環状溝2
3内には、図3に示すように環状溝23の溝巾と概ね同
一の巾に形成された縮径可能な略C字状の弾性体24の
外周に係止部25を突出させて設けたストッパ26が拡
径縮径自在に嵌合されている。この弾性体24は本例で
は金属製板バネ31を併設した合成樹脂で形成されてい
るが、図6に示すように合成樹脂だけで形成されていて
もよい。前記ストッパ26の外周に設けられた係止部2
5は、本例では対象位置に2カ所設けられているが、こ
れに限られるものではなく、弾性体24の全周に渡って
設けられていてもよい。また、ストッパ26における弾
性体24と係止部を設けた部分の厚さは、環状溝23の
溝の深さ以下となっている。
【0023】前記スリーブ5の後部側にある大内径筒部
5b内周には、前記ストッパ26の係止部25に対応す
る位置に係止部25を収容可能な収容凹部32が形成さ
れている。
【0024】前記ストッパ26にあっては、前記スリー
ブ5が前進位置にあるとき弾発力により拡径方向に移動
して前記係止部25が収容凹部32に収容され、この係
止部25が後退しようとするスリーブ5の前記収容凹部
32によりスリーブ5の内周に内向きに形成される壁部
33に当接してその後退を阻止し、且つ前記スリーブ2
5の後退時には前記ストッパ26を前記弾発力に抗して
縮径方向に移動させることにより係止部25が前記壁部
33より外れて後退するスリーブ5の大内径筒部5bの
内周に入りスリーブ5の後退を可能にするように設けら
れている。
【0025】更に、前記スリーブ5の大内径筒部5bの
前記収容凹部32が形成された位置に前記ストッパ26
の係止部25に対応するように押圧駒昇降孔27が形成
されている。この押圧駒昇降孔27には、押圧を受けて
求心方向へ移動し前記ストッパ26を求心方向に押圧移
動させて係止部25を前記壁部33から外す押圧駒28
が求遠心方向に移動自在な状態で抜け止め配置されてい
る。押圧駒28の抜け止めは、該押圧駒28に一体に設
けられている抜け止め板29が大内径筒部5bの内面に
当たることにより行われている。
【0026】前記押圧駒28は、スリーブ5の前記壁部
33がストッパ26の係止部25に当接しているときに
該係止部25に重なっていて前記弾性体24の弾発力に
より遠心方向移動に移動状態なっている。
【0027】次に、上記のように構成された本例の作用
を説明する。先ず、ソケット1とプラグ2との接続に際
しては、スリーブ5が前進位置にあるようにしておく。
このときの状態は、ストッパ26が弾性体24の弾発力
により拡径方向に移動して前記係止部25がスリーブ5
の収容凹部32に収容され、この係止部25が後退しよ
うとするスリーブ5の前記収容凹部32により形成され
る壁部33に当接してその後退を阻止し、これによりス
リーブが前進位置にロックされた状態にあり、そして、
ソケット本体3の小径筒部3aに形成された長孔6に嵌
合している施錠子7が長孔6内前進位置で、スリーブ5
の施錠子押圧突起17により求心方向に押さえられ、そ
の一部がソケット本体3の内周に突出した状態となって
いる。
【0028】この状態で、ソッケト1にプラグ2を挿入
すると、その一部がソケット本体3の内周に突出してい
る施錠子7がプラグ2に押されてカラー19を押圧移動
させながら長孔6内を後端側へ移動し、この移動により
施錠子7が前記スリーブ5の施錠子押圧突起17から外
れると、前記プラグ2の外周面で遠心方向に押されてス
リーブ5の小内径筒部5aの内周に形成される空間内に
移動する。これによりプラグ2がソケット1の奥部まで
挿入可能となり、更にプラグ2の挿入を続け、プラグ2
の外周に形成された係合溝30が施錠子7の位置に達す
ると、施錠子7がプラグ2の外周面から解放されて係合
溝30に係合する。
【0029】この状態でプラグ2の挿入を止めると、係
合溝30に係合した施錠子7はスプリング18の付勢を
受けているカラー19により先端方向に押されて長孔6
内をプラグ2を伴って前進移動し、そして前記スリーブ
5の施錠子押圧突起17内側の内周に形成された傾斜面
17bにより求心方向にガイドされて施錠子押圧突起1
7の内周に入り、ここで施錠子7は施錠子押圧突起17
により求心方向に押さえられ遠心方向への移動が抑止さ
れてプラグ2の係合溝30からの脱出が阻止され、ここ
にソケット1とプラグ2とが接続される。
【0030】こうして接続されたソケット1とプラグ2
とを分離する場合は、押圧駒28を指で押してストッパ
26をその弾性体24の弾発力に抗して押圧して縮径さ
せることにより、ストッパ26をその係止部25も含め
てソケット本体3の環状溝23内に移動させて係止部2
5をスリーブ5の収容凹部32により形成される壁部3
3から外し、スリーブ5の後退可能として、スリーブ5
を後退させる。スリーブ5を後退させると、施錠子7が
施錠子押圧突起17から外れ遠心方向への移動が可能と
なり、ソケット1からプラグ2を抜き取り分離すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明に係る管継手によれ
ば、ソケットとプラグとの接続時には、スリーブは前進
位置にあり、ストッパは弾発力により拡径方向にあって
前記係止部が収容凹部に収容された状態にあり、この係
止部が後退しようとするスリーブの前記収容凹部により
形成される壁部に当接してその後退を阻止し、これによ
りスリーブは前進位置にロックされた状態となるので、
ソケットとプラグとの接続後のスリーブのロックに積極
的な操作を必要とせず、このためロック操作忘れの心配
がなく、操作性に優れている。そして、ソケットとプラ
グとを分離に際しては、押圧駒を指で押圧すといった動
作とスリーブを後退させるといった2つの動作を必要と
するため、安全性の高いロック機能を有しソケットとプ
ラグの不用意な分離が防止でき、また、ロックの解除は
押圧駒を指で押圧すといった動作により行えるのでロッ
ク解除操作が容易となり、ソケットとプラグの分離作業
を容易に行うことができる。また、前記ストッパはスリ
ーブ内に収容されているので、ストッパの存在がソケッ
ト本体の長さを長くする原因にはならず、管継手の小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手の実施の形態の一例を示す
一部縦断正面図。
【図2】図1に示すソケットの左側面図。
【図3】図1に示すソケットに組み込まれているストッ
パ及び押圧駒の斜視図。
【図4】図1に示すソケットとプラグを接続した状態を
示す縦断面図。
【図5】図1に示すソケットとプラグとの分離のために
スリーブを後退させた状態を示す縦断面図。
【図6】ソケットに組み込まれるストッパの他例を示す
斜視図。
【符号の説明】 1 ソケット 2 プラグ 3 ソケット本体 3a 小径筒部 3b 大径筒部 3c 内鍔部 4 アダプタ 4a 流体通路 5 スリーブ 5a 小内径筒部 5b 大内径筒部 6 長孔 7 施錠子 8 ロック突起 9 ロック孔 10 バルブ受体 11 弁座 12 Oリング 13 バルブ本体 14 スプリング 15 段部 16 段部 17 施錠子押圧突起 17a 傾斜面 17b 傾斜面 18 スプリング 19 カラー 20 カバー 21 突起 22 凹部 23 環状溝 24 弾性体 25 係止部 26 ストッパ 27 ボタン昇降孔 28 押しボタン 29 抜け止め板 30 係合溝 31 金属製板バネ 32 収容凹部 33 壁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前進して施錠子の遠心方向への移動を抑
    止し後退してその抑止を解除するスリーブを操作して、
    前記施錠子によりソケットとプラグとを着脱自在に接続
    する管継手であって、 ソケット本体の外周に形成された環状溝に拡径縮径可能
    な略C字状の弾性体の外周に係止部を突出させて設けた
    ストッパが拡径縮径自在に嵌合され、そして前記スリー
    ブの後部側内周には前記ストッパの係止部に対応する位
    置に係止部を収容可能な収容凹部が形成され、 前記ストッパにあっては、前記スリーブが前進位置にあ
    るとき弾発力により拡径方向に移動して前記係止部が収
    容凹部に収容され、この係止部が後退しようとするスリ
    ーブの前記収容凹部によりその内周面に形成される壁部
    に当接してその後退を阻止し、且つ前記スリーブの後退
    時には前記ストッパを前記弾発力に抗して縮径方向に移
    動させることにより係止部が前記壁部より外れて後退す
    るスリーブの内周に入りスリーブの後退を可能にするよ
    うに設けられ、 更に、前記スリーブの後部側の前記収容凹部が形成され
    た位置に前記ストッパの係止部に対応するように押圧駒
    昇降孔が形成され、該押圧駒昇降孔には押圧を受けて求
    心方向へ移動し前記ストッパを求心方向に押圧移動させ
    て係止部を前記段部から外す押圧駒が求遠心方向に移動
    自在な状態で抜け止め配置され、前記押圧駒はスリーブ
    の前記段部がストッパの係止部に当接しているときに該
    係止部に重なっていて前記弾性体の弾発力により遠心方
    向に移動した状態になっていることを特徴とする管継
    手。
  2. 【請求項2】 前記ストッパの略C字状の前記弾性体は
    金属製板バネを併設した合成樹脂で形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の管継手。
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JP2004100911A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Nitto Kohki Co Ltd 管継手用ソケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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