JP2000248724A - 床 材 - Google Patents

床 材

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JP2000248724A
JP2000248724A JP11053253A JP5325399A JP2000248724A JP 2000248724 A JP2000248724 A JP 2000248724A JP 11053253 A JP11053253 A JP 11053253A JP 5325399 A JP5325399 A JP 5325399A JP 2000248724 A JP2000248724 A JP 2000248724A
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JP
Japan
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deck
decorative material
decorative
edge
materials
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JP11053253A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kitagawa
陽一 北川
Akihiro Yoshiyama
明裕 吉山
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデッキ材(本体部)を連結してから、
これらのデッキ材に化粧材(床面形成部)を被着すると
いう作業方法を可能にして、設置作業の効率化を図るこ
とのできる床材を提供する。 【解決手段】 床材1は、水平方向に縁部を当接させて
配置される複数のデッキ材3と、複数のデッキ材3の上
に載置される複数の化粧材10とからなる。化粧材10
は、その係合部12がデッキ材3の被係合部9と係合す
ることによって、デッキ材3に取り付けられる。化粧材
10は、その両端の縁部13,14が、隣接する化粧材
の縁部と嵌合することによって、全体として、タイル状
の凸部11を有する床面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニー、ベラ
ンダ、テラス等に敷設される床材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床材としては、上面が床面で、下
面がバルコニーの根太材上に載置される合成樹脂製のも
のが種々、市販されている。しかし、これらの床材は、
本体が一体に形成されているため、例えば、床面のデザ
インを部分的に変えたり、床面部分のみを耐候性の良い
材質にすることが困難であった。
【0003】このため、特開平9−217477号公報
及び特開平9−217478号公報には、デッキ材本体
の上に、デッキ材本体とは別に作製した表面材を被着し
たデッキ材が提案されている。これらの公報に記載され
たデッキ材は、一つのデッキ材本体の上に、一つまたは
複数の表面材を被着させるものである。そして、デッキ
材を多数、並置することによって、バルコニー床が構成
される。隣接するデッキ材の間には、これらのデッキ材
に被着された表面材の縁部同士によって形成された溝部
が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
床材は、デッキ材同士を連結して固定する手段をもたな
い。このため、設置作業に際して、デッキ材本体と表面
材とを交互に取り付けるか、あるいは、適宜の間隔を置
いて正確に位置決めしながら複数のデッキ材本体を並置
して固定した後、表面材を被着する必要があり、設置作
業が煩雑である。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、複数のデッキ材を連結してから、
これらのデッキ材に化粧材(表面材)を被着するという
作業方法を可能にして、設置作業の効率化を図ることの
できる床材を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の床材は、水平方
向に当接させて配置される複数のデッキ材と、該複数の
デッキ材の上に載置される複数の化粧材とからなり、該
化粧材が、一端の縁部に切欠部を有し、他端の縁部に、
該一端の縁部の切欠部と凹凸形状が逆になるような切欠
部を有することを特徴とする。このように構成すること
によって、デッキ材の配置作業と、デッキ材への化粧材
の被着作業を簡便に行なうことができ、作業の効率化を
図ることができる。
【0007】また、上記化粧材の両端の縁部の各々は、
隣接する化粧材の縁部に対し、上下方向での接触面を有
しつつ、水平方向に適当な空隙を有するように構成され
ることが好ましい。このように構成することによって、
固定して配置されたデッキ材に、化粧材を被着する際、
デッキ材や化粧材に寸法誤差がある場合であっても、化
粧材の縁部同士の間に存在する上記水平方向の空隙によ
って、その誤差が吸収され、支障なく床材の設置作業を
行なうことができる。
【0008】上記化粧材の両端の縁部は、例えば、化粧
材の一端の縁部が、化粧材の上面から延設して形成され
た上面と、化粧材の厚みよりも小さな厚みを有するよう
に該上面に平行に形成された下面を有し、化粧材の他端
の縁部が、化粧材の下面から延設して形成された下面
と、該下面に平行で、上記化粧材の一端の縁部の下面と
同じ高さに形成された上面を有するように、形成するこ
とができる。
【0009】上記デッキ材が、上面が開放された凹部を
有し、かつ、該凹部の側壁に被係合部を有すると共に、
上記化粧材が、その下面に、該デッキ材の被係合部と係
合するための係合部を有することが好ましい。このよう
に構成することによって、化粧材は、デッキ材に確実に
固定され、デッキ材の長手方向に位置がずれたり、強風
等によってデッキ材から外れたりすることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の床材は、バルコニーのみ
に適用箇所が限定されず、ベランダ、テラス等の建物の
外側に張り出して形成されるデッキ部分に広く用いられ
る。また、本発明の床材は、通常、矩形のデッキ材の短
手方向が、建物の出幅方向となり、長手方向が間口方向
となるように設置される。
【0011】以下、図面を参照して、本発明の床材の実
施態様を説明する。図1は本発明の床材の一例を根太材
の上に設置する状態を示す分解斜視図、図2は床材の一
例を示す断面図、図3は化粧材の一例を示す平面図、図
4は図3に示す化粧材をA−A線(またはB−B線)で
切断した状態を示す断面図、図5は化粧材の他の例を示
す平面図である。図中、同じ構成要素には、同一の符号
を付している。
【0012】図1に示すように、本発明の床材1により
バルコニー床を形成するには、まず、根太材2の上にデ
ッキ材3を載置し、デッキ材3の凹部4の底面部に穿設
されている止具挿通孔5に、ビス等の止具6を挿通し
て、デッキ材3を根太材2に固定する。
【0013】デッキ材3は、上方から見ると矩形形状を
有し、その短手方向の断面について説明すると、図1に
示すように、平坦な上表面を有する2つの凸部7,8
と、凸部7,8の間に上面を開放させて形成された凹部
4が存在する。凸部7と凸部8は、縁部の形状が異な
り、互いに嵌合可能に形成されている。
【0014】凸部7は、平坦な上面部と、平坦な下面部
とを有し、上面部と下面部の間には複数の柱が設けら
れ、凸部7の内部を中空状のものに形成している。凸部
7の一端(外側の縁部)は、上面部が側方に突出した突
起部7aと、上面部から下方に垂下し、二股に分かれ
て、その一方は斜め下方に延設され、他方は水平かつ内
方に向かった後、折曲して垂下し、下面部に達する壁部
7bとからなる。凸部の他端(内側の縁部)は、垂直な
壁部7cを形成し、この壁部は、凹部4の側壁になって
いる。
【0015】凸部8は、外側の縁部を除き、凸部7と同
様に形成されている。凸部8の外側の縁部は、上面部か
ら垂下して一段低く形成されている段差部8aと、段差
部8aの縁から内方に向かって斜め下方に延び、折曲し
て垂下する壁部8bと、壁部8bの下端から外方に水平
に延び、折曲して上方に垂直に立ち上げた当接部8cと
からなる。そして、凸部8の段差部8a、壁部8bの一
部を形成する斜め下方に延びる部分、当接部8cは、各
々、隣接するデッキ材3の凸部7の突起部7a、壁部7
bの一部を形成する斜め下方に延設された部分、壁部7
bの一部を形成する垂下して下面部に達する部分に、当
接している。
【0016】凹部4は、2つの凸部7,8の間に、デッ
キ材3の長手方向に平行になるように形成されている。
凹部4の底面には、根太材2の設置間隔と同じ間隔で複
数の止具挿通孔5が穿設されている。なお、止具挿通孔
5は、凹部4の底面から上方に若干立ち上げた円柱状の
凸部(止具6の頭部よりも若干大きな直径を有する。)
を形成させた上で、その凸部内に穿設させてもよく、こ
の場合、止具6は、凹部4内に水が浸入しても、水が付
着することがなく、錆びが発生し難くなる。凹部4の側
壁には、デッキ材3の短手方向に対向した一対の被係合
部(孔部)9が、デッキ材3の長手方向に一定間隔を置
いて、複数、穿設されている。
【0017】デッキ材3を根太材2に固定した後、化粧
材10をデッキ材3に取り付ける。化粧材10は、タイ
ル状の凸部11を多数有する上面と、平坦な下面を有
し、下面には、デッキ材3の被係合部9に対応した位置
に、係合部12が設けられている。この係合部12は、
一対の係合片からなり、係合片の下部には、外方に向か
って突出した突出部が設けられている。そして、この突
出部が、デッキ材3の被係合部(孔部)9と係合するこ
とによって、化粧材10がデッキ材3に固定される。な
お、係合部12と被係合部9を設ける代わりに、化粧材
10の下面に、デッキ材3の凹部4の形状と合致する凸
部を設け、この凸部を凹部4に嵌合させてもよい。ただ
し、この場合、床材1の長手方向の両端部に、化粧材1
0の位置ずれを防止するための部材を取り付けることが
望ましい。
【0018】化粧材10の縁部13は、タイル状の凸部
11の部分のみが側方に突出した形で形成されており、
化粧材10の上面(タイル状の凸部11の上面)から延
設して形成された上面と、該上面に平行で、タイル状の
凸部11の下端部に相当する高さに形成された下面を有
する。化粧材10の縁部14は、化粧材10の下面から
延設して形成された下面と、該下面に平行で、縁部13
の下面と同じ高さに形成された上面を有する。したがっ
て、化粧材10の縁部13と、隣接する化粧材10の縁
部14は、縁部13の下面と縁部14の上面を接触させ
ながら、水平方向に嵌合されている。
【0019】デッキ材3や化粧材10を多数、並置させ
て、バルコニー床を完成させた状態を図2に示す。デッ
キ材3,3同士は、水平方向に当接して設置されてい
る。根太材(図示せず)へのデッキ材3の取り付けは、
一つのデッキ材3を根太材に載置して固定した後、その
デッキ材3の側方から他のデッキ材3を当接させるとい
う作業を繰り返すか、もしくは、最初に複数のデッキ材
3,3,・・・を当接させつつ配置した後に、止具によ
る根太材への固定作業を一度に行なえばよい。
【0020】化粧材10は、固定されたデッキ材3の上
方から、化粧材10の係合部12の下端部がデッキ材3
の凹部4に入り込むように位置を調整してから、押圧し
て、化粧材10の係合部12をデッキ材3の被係合部9
に係合させればよい。そして、デッキ材3に固定された
化粧材10の側方から、他の化粧材10を、それらの化
粧材10,10の縁部13,14同士が上下に重なり合
うように配置し、他の化粧材10の係合部12をデッキ
材3の被係合部9と係合させるという作業を繰り返せば
よい。
【0021】化粧材10の縁部13と、それに隣接する
化粧材10の縁部14の間には、図2中にその長さをa
として示したように、水平方向に若干の空隙がある。し
たがって、デッキ材3や化粧材10の寸法に、成形加工
上の誤差がある場合であっても、この空隙によってその
誤差を吸収することができる。なお、デッキ材3の被係
合部9を、デッキ材3の凸部7又は凸部8の上面に穿設
し、それに対応した位置に化粧材10の係合部12を設
けてもよい。しかしながら、デッキ材3の上から化粧材
を取り付ける作業の容易性を考慮すれば、デッキ材3の
被係合部9は、凹部4の側壁に設けた方が好ましい。
【0022】化粧材10,10の間は、縁部13と縁部
14とが接触面を有するので、通常、水は浸入し難いの
であるが、縁部13又は縁部14に変形が生じている場
合、縁部13,14の隙間から水が浸入することも考え
られる。この場合、浸入した水は、デッキ材3の壁部8
bと当接部8cとで形成される溝に落下し、この溝を通
して、デッキ材3の長手方向に流れ、デッキ材3の縁部
から排出される。
【0023】化粧材10の一例の平面図を図3に示す。
この例では、化粧材10の上面に、タイル状の凸部11
が多数形成されているが、化粧材10の上面をタイル状
以外の所望の形状に形成することもできる。また、化粧
材10は、その上面に所望の模様や色彩を施したものを
用いることもできる。デッキ材3から化粧材10を取り
外して、他の化粧材に取り替え、模様替えすることも可
能である。化粧材10の長手方向の縁部15,16に
も、短手方向の縁部13,14と同様な切欠が設けられ
ている。したがって、短手方向と長手方向の双方に、化
粧材10を多数並置することができる。図3中のA−A
線(またはB−B線)で切断した化粧材10の断面図を
図4に示す。化粧材10の係合部12は、化粧材10の
下面に2つ設けられている。
【0024】化粧材の他の例の平面図を図5に示す。図
3に示す化粧材が矩形であるのに対し、図5に示す化粧
材10は、正方形に形成されている。そして、図示はし
ないが、化粧材10の係合部12は、化粧材10の下面
の中央に設けられている。化粧材の寸法は、例えば、図
3に示す矩形のもので、縦30cm、横60cm程度に
設計されるが、これ以外の寸法でも差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床材の一例を根太材と共に示す分解斜
視図である。
【図2】床材の一例を示す断面図である。
【図3】化粧材の一例を示す平面図である。
【図4】図3に示す化粧材をA−A線(またはB−B
線)で切断した状態を示す断面図である。
【図5】化粧材の他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 床材 2 根太材 3 デッキ材 4 凹部 5 止具挿通孔 6 止具 7,8 凸部 7a 突起部 7b,7c 壁部 8a 段差部 8b 壁部 8c 当接部 9 被係合部 10 化粧材 11 タイル状の凸部 12 係合部 13,14,15,16 縁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に当接させて配置される複数の
    デッキ材と、該複数のデッキ材の上に載置される複数の
    化粧材とからなり、該化粧材が、一端の縁部に切欠部を
    有し、他端の縁部に、該一端の縁部の切欠部と凹凸形状
    が逆になるような切欠部を有する床材。
  2. 【請求項2】 上記化粧材の両端の縁部の各々が、隣接
    する化粧材の縁部に対し、上下方向での接触面を有しつ
    つ、水平方向に適当な空隙を有する請求項1に記載の床
    材。
  3. 【請求項3】 上記化粧材の一端の縁部が、化粧材の上
    面から延設して形成された上面と、化粧材の厚みよりも
    小さな厚みを有するように該上面に平行に形成された下
    面を有し、上記化粧材の他端の縁部が、化粧材の下面か
    ら延設して形成された下面と、該下面に平行で、上記化
    粧材の一端の縁部の下面と同じ高さに形成された上面を
    有する請求項1又は2に記載の床材。
  4. 【請求項4】 上記デッキ材が、上面が開放された凹部
    を有し、かつ、該凹部の側壁に被係合部を有すると共
    に、上記化粧材が、その下面に、該デッキ材の被係合部
    と係合するための係合部を有する請求項1〜3のいずれ
    かに記載の床材。
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