JP2000248596A - 排水栓装置 - Google Patents

排水栓装置

Info

Publication number
JP2000248596A
JP2000248596A JP11049012A JP4901299A JP2000248596A JP 2000248596 A JP2000248596 A JP 2000248596A JP 11049012 A JP11049012 A JP 11049012A JP 4901299 A JP4901299 A JP 4901299A JP 2000248596 A JP2000248596 A JP 2000248596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
operating
driving
drain
air pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11049012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3854002B2 (ja
Inventor
Takashi Yasuo
貴司 安尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP04901299A priority Critical patent/JP3854002B2/ja
Publication of JP2000248596A publication Critical patent/JP2000248596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3854002B2 publication Critical patent/JP3854002B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔操作式の排水栓装置において、複数の操作
部を設けてその何れの操作部を操作した場合にも排水栓
を開閉動作させられるようにする。 【解決手段】排水栓装置を、排水栓26,手操作式の遠
隔操作部42a及び足踏式操作部188,排水栓26を
開閉駆動する駆動部36及び操作部42a,188から
の操作力を駆動部36に伝達してこれを働かせる操作力
伝達部44を含むように構成する。操作部42a,18
8は空気圧を発生させるものとなすとともに、駆動部3
6は空気圧を受けて排水栓26を開閉駆動するものとな
し、且つそれら駆動部36及び複数の操作部42a,1
88を連絡する操作力伝達部44を空気管で構成して、
操作部42a,188で発生させた空気圧を駆動部36
へと導くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗面器,浴槽等の
水槽の排水口を開閉する装置として好適な排水栓装置に
関し、詳しくは遠隔操作によって排水栓を開閉させる排
水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面器や浴槽等の底部の排水口を
排水栓にて開閉する排水栓装置としてポップアップ式の
排水栓装置が多く用いられている。図8はその一例を示
している。同図において200は洗面器,浴槽等の水槽
で、202はその底部204に設けられた排水口であ
り、206はその排水口202に設けられた排水栓であ
る。排水栓206は、上昇運動によって排水口202を
開放し、また下降運動によって排水口202を閉鎖す
る。
【0003】208は排水栓206の中心部に下向きに
固定的に設けられた支持軸で、210はその支持軸20
8を介して排水栓206を上昇運動、即ち開動作させ且
つ開位置に保持する駆動部であって、上下に昇降運動す
る支持ピン212を有しており、その支持ピン212の
上昇運動により支持軸208を介して排水栓206を開
動作させ、また支持ピン212の下降運動により排水栓
206を自重で閉動作させるものとされている。
【0004】214は駆動部210に備えられたスラス
トロック装置(ロック装置)で、このスラストロック装
置214は、支持ピン212を上昇位置、即ち排水栓2
06を開位置に保持する動作と、支持ピン212を下降
位置に保持して排水栓206を閉位置に保持する動作と
を交互に繰り返して行う。
【0005】216は水槽200の天板部218に設け
られた遠隔操作用の操作部で操作部材220を有してい
る。この操作部216において操作部材220を下向き
に押し込むと、その操作力が操作力伝達部としてのワイ
ヤレリーズ222を介して駆動部210に伝えられて駆
動部210が働き、排水栓206を上昇運動、即ち開動
作させた上で、スラストロック装置214の作用により
これを開位置に保持する。更にもう一度操作部材220
を下向きに押し込むと、スラストロック装置214によ
るロックが解除されて排水栓206が下降動作し、排水
口202を閉鎖する。
【0006】ワイヤレリーズ222は可撓性且つ非伸縮
性のアウターチューブ224と、その内部に挿通された
可撓性且つ非伸縮性のインナーワイヤ226とを有して
おり、操作部216において操作部材220が下向きに
押圧操作されると、インナーワイヤ226がアウターチ
ューブ224内部を図中左向きに摺動して操作力を駆動
部210に伝達する。
【0007】これを受けて駆動部210が排水栓206
を開動作させ、そしてスラストロック装置214の作用
で排水栓206を開位置に保持し、また次の操作部材2
20の操作によりその保持を解除して排水栓206を下
降せしめる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のこの種
ワイヤレリーズ式の遠隔操作式排水栓装置の場合、操作
部を手操作することによって駆動部を働かせ、排水栓を
開動作させるようになっており、この場合インナーワイ
ヤの摺動抵抗が大きいこともあって操作が重く、操作性
の点で十分でないといった問題があった。
【0009】またアウターチューブ224とインナーワ
イヤ226とから成るワイヤレリーズ222は価格の高
いものであって、排水栓装置がコスト高となる問題があ
る外、アウターチューブ224及びインナーワイヤ22
6を急激に曲げるとインナーワイヤ226の摺動抵抗が
大きくなって、操作部材220の操作が重くなる問題が
ある。そのためアウターチューブ224及びインナーワ
イヤ226を緩やかに湾曲させる必要があり、この場合
ワイヤレリーズ222の配設のために広いスペースが必
要で、ワイヤレリーズ222及び操作部216等の配置
のレイアウトに大きな制約がある問題があった。
【0010】またこの種排水栓装置の場合、インナーワ
イヤ226の摺動運動によって駆動部210における支
持ピン212を下側から上向きに突き上げる必要がある
関係上、排水筒228の内部においてアウターチューブ
224及びインナーワイヤ226の先端部をスラストロ
ック装置214の下側に配置した上、これを急激に曲げ
なければならず、そのために排水筒228内部において
スラストロック装置214の下側にワイヤレリーズ22
2の急激な湾曲部222aのためのスペースを確保して
おかなければならないとともに、その急激な湾曲部22
2aにおいて操作の際の抵抗が大きくなり、また急激な
湾曲に基づいて同部分で故障を生じ易いといった種々の
問題が生じていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の排水栓装置はこ
のような課題を解決するためになされたものである。而
して請求項1のものは、(イ)水槽の排水口を開閉する
排水栓と、(ロ)該排水栓を開閉操作する操作部と、
(ハ)該排水栓を駆動する駆動部と、(ニ)該操作部から
の操作力を該駆動部に伝達して該駆動部を働かせる操作
力伝達部とを備えた排水栓装置において、前記操作部を
足踏式操作部となしたことを特徴とする。
【0012】請求項2のものは、(イ)水槽の排水口を
開閉する排水栓と、(ロ)該排水栓を開閉操作する操作
部と、(ハ)該排水栓を駆動する駆動部と、(ニ)該操作
部からの操作力を該駆動部に伝達して該駆動部を働かせ
る操作力伝達部とを備えた排水栓装置において、前記駆
動部を空気圧により作動して前記排水栓を開閉操作する
ものとなすとともに、前記操作部を該駆動部に対して空
気圧を供給操作するものとなし、且つ前記操作力伝達部
を、それら操作部と駆動部とを連絡し内部の空気通路を
通じて該駆動部に空気圧を導く空気管にて構成し、更に
操作力伝達部には分岐部を設けて該分岐部から複数の枝
部を分岐して延出させ、各枝部を対応する操作部に連結
して、複数の操作部からの操作力を該操作力伝達部を介
して前記駆動部に伝達するようになしたことを特徴とす
る。
【0013】請求項3のものは、請求項2に記載の排水
栓装置において、前記分岐部には操作の行われた操作部
と前記駆動部とを連通させ、他の操作部と駆動部との連
通を遮断するように空気の通路を切り替える切替弁が組
み込んであることを特徴とする。
【0014】請求項4のものは、請求項3に記載の排水
栓装置において、前記切替弁は空気圧に基づいて弁の切
替動作を行うものとなしてあることを特徴とする。
【0015】
【作用及び発明の効果】上記請求項1の排水栓装置は、
遠隔操作式の排水栓装置においてその操作部を足踏式操
作部となしたもので、この排水栓装置の場合、力の強い
足の踏込操作によって駆動部を働かせ排水栓を開閉操作
でき、容易に排水栓を動作させることができる。また両
手で作業をしていたり或いは両手に物を持っているよう
な状態でも、支障なく排水栓を動作させることができる
利点がある。
【0016】請求項2のものは、排水栓装置を空気圧作
動式のものとなし且つ操作力伝達部を、空気圧を伝達す
る空気管にて構成したもので、この排水栓装置によれば
以下の各種利点が得られる。
【0017】図8に示す従来のワイヤレリーズ式の排水
栓装置の場合、操作部の配設位置に合わせて、即ち駆動
部と操作部との間隔に合せて予め適正な長さでワイヤレ
リーズを製造しておくことが必要で、施工現場の状況に
合わせて操作部の位置を変更するといったことが難し
く、施工の自由度に乏しいといった問題が内在していた
が、この請求項2の排水栓装置では、予め長尺の空気管
を用意しておいて適宜の長さにこれを切断して駆動部ユ
ニット及び操作部に接続し、駆動部と操作部とを連絡す
ることが可能で、施工現場の状況に応じて施工すること
ができ、施工性が良好であって施工の自由度も高いとい
った利点が得られる。
【0018】加えてこの請求項2の排水栓装置の場合、
操作部からの操作力を駆動部に伝えるために単に空気圧
を伝達するだけで良いので、空気管から成る操作力伝達
部に分岐部を設けてそこから枝部を分岐して延出させ、
その枝部を、対応する複数の操作部に連結してそれら複
数の操作部からの操作力を駆動部に伝達するようになす
ことができる。
【0019】而してこのようにした場合、複数の操作部
をそれぞれ別異の箇所に設けておいて、その何れかの操
作部を操作することで排水栓を動作させることができ、
排水栓装置の使い勝手が飛躍的に向上する。
【0020】この場合において上記分岐部には、操作の
行われた操作部と駆動部とを連通させ、他の操作部と駆
動部との連通を遮断するように空気の通路を切り替える
切替弁を組み込んでおくことができる(請求項3)。こ
のようにすれば、操作部の操作によって供給された空気
圧が複数ある他の操作部側へと伝わって逃げてしまうと
いったことがなく、操作部の操作によって供給された空
気圧を良好に駆動部に作用させることができ、排水栓を
良好に動作させることができる。
【0021】ここで上記切替弁は、空気圧に基づいて弁
の切替動作をなすようにしておくことができる(請求項
4)。このようにすれば、供給された空気圧によって自
動的に弁の切替えを行うことができ、分岐部ないし切替
弁の構造を簡素且つ安価に構成することができる。また
操作部の操作によって供給された空気圧を確実に駆動部
へと伝達することができる。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は洗面器,浴槽等の水槽
12の底部で、この底部10には開口14が形成されて
おり、そこに上端にフランジ16を有する排水筒18が
下向きに挿通され、その排水筒18の上端部内側に排水
口20が形成されている。
【0023】排水筒18は、底部10の下側において外
周面に雄ねじを有していてその雄ねじに固定ナット22
が螺合され、その固定ナット22の締込みに基づいて排
水筒18が底部10に固定されている。尚24はシール
のための三角パッキンである。
【0024】排水口20には排水栓26が装着されてお
り、その排水栓26の上昇・下降運動により排水口20
が開放及び閉鎖されるようになっている。28はこの排
水栓26の中心部において下向きに且つ固定的に設けら
れた支持軸で、その上端部が排水栓26の嵌込孔に嵌込
固定されている。
【0025】排水栓26には、支持軸28から放射状に
延びる形態のガイド30が設けられており、また一方支
持軸28の下端部には放射状のアーム32を介して円筒
形状のガイド34が設けられ、それらガイド30,34
の作用により、排水栓26が円滑に昇降運動、即ち開閉
動作するようになっている。
【0026】支持軸28の下側には、排水栓26を駆動
するための駆動部36が配設されている。この駆動部3
6は、排水栓26に対する開位置の保持とその保持の解
除とを交互に繰返し行うスラストロック装置(ロック装
置)38を備えている(図2参照)。
【0027】上記排水筒18には保持部40が形成され
ていて、その保持部40にこのスラストロック装置38
が嵌合状態に取付保持されている。一方、本例の排水栓
装置においては排水栓26を遠隔操作するための手操作
式の操作部42が複数(本例では2つ)設けられてお
り、これら操作部42と上記駆動部36とが操作力伝達
部44にて互いに連絡されている。ここで操作力伝達部
44は空気管60にて構成されている。
【0028】図2は上記駆動部36の具体的構造を詳し
く示した図である。同図において、46は駆動部36に
おける支持ピンであって、駆動部36はこの支持ピン4
6を上昇運動させることにより、支持軸28を介して排
水栓26を開動作させるようになっている。
【0029】この支持ピン46の上端部には、図2中上
下方向に膨張・収縮動作するベローズ48の上端部が、
支持ピン46に一体に形成されたフランジ50と止め輪
52とにより固定されており、かかるベローズ48の上
端部が支持ピン46と一体に上下運動するようになって
いる。
【0030】ここでベローズ48はテフロン製のものが
用いられている。尚後述する操作部42のベローズ15
4もまたこの点同様である(図3参照)。このようにベ
ローズ48,154としてテフロン製のものを用いるこ
とで優れた耐久性を付与することができる。但しこれら
ベローズ48,154として価格の安価なポリプロピレ
ン製のもの或いはゴム製のもの等を用いることも可能で
ある。
【0031】ここで支持ピン46の上端部外周面とベロ
ーズ48の上端部内周面との間にはOリング54が介装
されており、そのOリング54により、それら支持ピン
46とベローズ48との間が気密にシールされている。
【0032】本例においては、このベローズ48と後述
のスラストロック装置38におけるケーシング56とに
よって、それらの内部に第二空気室58が形成されてお
り、その第二空気室58内部に上記支持ピン46が挿入
されている。
【0033】上記スラストロック装置38は、円筒状の
ケーシング56を有しており、その下端部に対して操作
力伝達部44を構成する可撓性の空気管60の端部が後
述の連絡管部62を介して接続され、操作力伝達部44
内部の空気通路64が駆動部36の第二空気室58に連
通させられている。
【0034】ここでケーシング56は、下部部材66と
上部部材68とから成っており、それら下部部材66と
上部部材68とが上下にねじ結合により固定されてい
る。そしてそのケーシング56に対してベローズ48が
下端部においてねじ結合により固定されている。
【0035】前述のようにスラストロック装置38にお
けるケーシング56は第二空気室58の形成部材を兼ね
ており、このケーシング56と上記ベローズ48とによ
って第二空気室58が形成されている。
【0036】ケーシング56の内部、即ち第二空気室5
8の内部には、また、ロック機構部70が設けられてい
る。ロック機構部70は、支持ピン46に対し回転不能
に設けられた下側の固定リング72と、支持ピン46に
対して回転可能な上側の回転リング74と、回転リング
74の動作を案内し且つ回転リング74に係合して支持
ピン46を上昇位置に保持するための案内部76とを有
している。
【0037】このロック機構部70の回転リング74と
ケーシング56における上部部材68との間には、コイ
ルスプリングから成る復帰ばね78が介装されており、
その復帰ばね78により支持ピン46が常時下向きに付
勢され、また同時にベローズ48が常時収縮方向に付勢
されている。
【0038】図5は上記ロック機構部70の構成とその
作用を具体的に示したものである。同図(A)に示して
いるように、固定リング72には上端に爪を有する突起
80が形成される一方、回転リング74には全周に亘っ
て下端に爪82が形成されるとともに、周方向に所定間
隔で突起84が形成されており、通常時はその回転リン
グ74の突起84が固定リング72の突起80の上に噛
合い状態で載った状態でそれら突起80及び84が、図
5(B)(I)に示しているように案内部76の溝86内部
に入り込んだ状態にある。
【0039】この状態で支持ピン46が上向きに持ち上
げられると、突起80及び84が溝86内部を上向きに
上昇し、そして回転リング74が案内部76の上側に到
ったところで、突起80と84との各カム面の作用で回
転リング74が(II)に示しているように所定角度回転
させられる。
【0040】この状態で支持ピン46が微小距離下降運
動すると、(III)に示しているように回転リング74
の突起84が案内部76の上端部の爪に噛合い状態で載
った状態となり、ここにおいて回転リング74及び支持
ピン46の更なる下降運動が阻止される。即ち排水栓2
6が、支持ピン46及び支持軸28を介して上昇位置、
つまり開位置に保持された状態となる。
【0041】次に支持ピン46が再び上向きに持ち上げ
られると、回転リング74に対して若干下側に離れた位
置にあった固定リング72が一体に上昇運動し(回転リ
ング74は支持ピン46及び固定リング72に対し微小
ストローク独立して上下移動可能とされている)、その
際に固定リング72の突起80が溝86に沿って上昇運
動して、(IV)に示しているように再び回転リング74
の爪82に当接して回転リング74を再び微小ストロー
ク持ち上げ、案内部76の上端の爪から離間させる。こ
れと同時に突起80と爪86との各カム面の作用で回転
リング74を再び微小角度回転させる。
【0042】そして(V)に示しているようにその状態
で再び支持ピン46が下降運動すると、回転リング74
の突起84が各カム面の作用で再び案内部76の溝86
内部に入り込み、ここにおいて支持ピン46が下降運動
して(I)の当初の状態に戻る。
【0043】即ちロック機構部70は、支持ピン46の
上昇・下降運動に伴って支持ピン46に対する上昇位置
の保持とその保持の解除とを交互に繰り返して行う。つ
まり排水栓26に対して開位置の保持とその保持の解除
とを交互に繰り返して行う。尚、スラストロック装置3
8におけるロック機構部70は従来公知のものであるた
め、ここでは更に詳しい説明は省略する。
【0044】図2に示しているように上記排水筒18に
は、その内部に連絡管部62が一体成形されている。こ
の連絡管部62は水平部88と垂直部90とを有してお
り、内部に空気通路92を有している。この連絡管部6
2は、空気管60側の端部が第一差込接続部94とさ
れ、また駆動部36側の端部が第二差込接続部96とさ
れている。第一差込接続部94は、排水筒18外面から
横向きに突き出した突出部98と、その内部に形成され
た差込穴部100を有しており、その差込穴部100に
空気管60の端部が差し込まれている。
【0045】第一差込接続部94はまた、シール部材1
02と爪104と円筒形状の抜止部材106とを有して
いる。この第一差込接続部94においては、空気管60
を差込穴部100に差し込むと、シール部材102が空
気管60の外周面に密着してシール作用をなすととも
に、爪104が空気管60の外面に食い込んで抜止めを
なす。またその爪104は抜止部材106によって突出
部98から抜止めされる。
【0046】尚、空気管60を第一差込接続部94から
抜き出す際には、単に抜止部材106を軸方向に押し込
むだけで良く、これにより簡単に空気管60を第一差込
接続部94から抜き出すことができる。詳しくは、抜止
部材106を軸方向に押し込むとその先端のテーパ面1
08の作用で空気管60の外面への爪104の食い込み
が解除され、ここにおいて空気管60と爪104との係
合が外れて空気管60を簡単に抜き出すことができる。
【0047】連絡管部62の垂直部90上端部、即ち駆
動部36側の端部の第二差込接続部96は内側に差込穴
部110を有している。一方駆動部36におけるケーシ
ング56の下端部にはこれに対応して円筒形状の差込部
112が設けられている。
【0048】差込部112は外周面に環状溝114を有
していて、そこにOリングから成るシール部材116が
装着されている。本例の駆動部36は、その差込部11
2を連絡管部62における第二差込接続部96の差込穴
部110に単に差し込むだけで連絡管部62と接続状態
とすることができる。
【0049】排水筒18にはまた、連絡管部62よりも
大径の円筒形状の保持部40が一体に形成されている。
この保持部40の下端部には内方に突出する係合突部1
18が形成されている。一方ケーシング56の下部部材
66には上記保持部40に対応した挿入部120が設け
られている。この挿入部120の外周面には環状溝12
2が形成されていて、そこにOリングから成る固定保持
部材124が装着されている。
【0050】ここで保持部40は連絡管部62における
第二差込接続部96と同心状に形成されており、従って
駆動部36の挿入部120を保持部40に軸方向に挿入
すると同時にその端部の差込部112を第二差込接続部
96に差し込むことができる。即ち駆動部36の排水筒
18への取付けと連絡管部62との接続とを、1つの動
作で同時に且つ簡単に行うことができる。
【0051】本例の排水栓装置の場合、図1に示すよう
に操作力伝達部44に分岐部126が設けられている。
この分岐部126からは、枝部としての空気管が延び出
しており、その空気管が対応する操作部にそれぞれ接続
されている。即ち分岐部126の図1中右側から延びる
空気管128aが、水槽12の天板部130に設けられ
た操作部42aに、また分岐部126の下側から延びる
空気管128bが操作部42aとは離れた別異な箇所に
設けられた操作部42bにそれぞれ接続されている。
【0052】本例の分岐部126において、各空気管6
0,128a及び128bとの接続部材132の構造
は、上記連絡管部62における第一差込接続部94と同
様の構成とされている。
【0053】図4に示すように、分岐部126の内部に
は駆動部36と各操作部42との空気の通路の切替を行
う切替弁134が設けられている。この切替弁134
は、空気圧に基づいて動作するものとされている。この
切替弁134の切替動作により、同図(A)に示すよう
に駆動部36側(図中左側)と操作部42a側(図中右
側)とを連通させると共に、駆動部36側と操作部42
b側(図中下側)との連通を遮断し、或いは同図(B)
に示すように駆動部36側と操作部42a側とを遮断す
ると共に、駆動部36側と操作部42b側とを連通させ
ることができる。
【0054】図3は操作部42の具体的構造を示したも
ので、本例においては操作部42a及び操作部42bは
それぞれ同一の構造のものとされている。同図に示して
いるように操作部42は、ケーシング136を天板部1
30の下側に配設するとともに、天板部130の開口1
38に、上端にフランジを有する円筒形状の取付部材1
40を三角パッキン24及び固定ナット142により取
り付け、そしてその取付部材140の下端部とケーシン
グ136の上端部に設けた円筒部144とを、それらの
フランジ146において弾性クリップ148により互い
に連結している。
【0055】このケーシング136の下端の開口部には
栓体150が取り付けられていて、ケーシング136の
下端開口部がその栓体150により閉鎖されている。
【0056】この栓体150は上向きの突出部152を
備えており、その突出部152の外周面に、上下に膨張
・収縮可能なベローズ154の下端部が気密に嵌合した
状態で固定されており、そのベローズ154と栓体15
0とによって内側に第一空気室156が形成されてい
る。
【0057】また栓体150の下端部には、上記操作力
伝達部44を構成する空気管128a又は空気管128
bの端部が接続部材132にて接続されており、操作力
伝達部44の内部の空気通路64が、栓体150の連通
孔158を介して第一空気室156に連通した状態とな
っている。
【0058】この第一空気室156の内部即ちベローズ
154の内部に、フランジ160と軸部162とを有す
る第一操作部材164が、第二操作部材166とともに
収容されており、それらが復帰ばね168により上下方
向逆向きに互いに弾発されている。
【0059】本例では、上記第二操作部材166にシー
ル部170が設けられており、そしてそのシール部17
0の設けられた第二操作部材166が、別の復帰ばね1
72により図中上向きに付勢されている。即ちこの例で
は第二操作部材166が、復帰ばね168と172との
ばね力がバランスする位置において栓体150から微小
距離浮き上がった位置に保持されている。
【0060】本例においては、第一空気室156の内部
と外部とを連通させる空気孔174が栓体150に設け
られている。ここで空気孔174は栓体150の下面で
開口している。即ち天板部130(図3参照)の下側で
開口している。
【0061】ケーシング136の内部にはまた、第三操
作部材176の円板状の押え部178が収容され、更に
ケーシング136における円筒部144内部には第三操
作部材176の軸部180が上下に摺動可能に挿入され
ている。一方上記取付部材140の内部には、直接押込
操作部材としての第四操作部材182の軸部184が上
下に摺動可能に挿入されている。
【0062】この第四操作部材182は、上部が天板部
130及び取付部材140よりも所定量上向きに突き出
しており、その突き出した上端部に操作力の入力部18
6が設けられている。ここで第四操作部材182は、そ
の軸部184の下端が第三操作部材176の上端に当接
させられている。
【0063】次に本例の排水栓装置の作用を以下に説明
する。本例の排水栓装置では、図1の状態において例え
ば操作部42aの入力部186に下向きの押込操作力を
加えると、その操作力が第四操作部材182,第三操作
部材176を通じてベローズ154に伝えられ、ベロー
ズ154が収縮動作させられるとともに、併せて第一操
作部材164,第二操作部材166が図中下向きに移動
させられる。そしてその第二操作部材166のシール部
170により空気孔174が閉鎖され、第一空気室15
6内部に空気圧が発生せしめられる(図3参照)。そし
て発生した空気圧は、操作部42aの接続された空気管
128aを介して分岐部126へと導かれる。
【0064】分岐部126へと導かれた空気圧は分岐部
126内の切替弁134が図4(A)の状態であれば、
駆動部36側へとそのまま導かれる。この時操作部42
b側は切替弁134によって遮断されており、これによ
って操作部42aからの空気圧が操作部42b側へと伝
わってその操作力が逃げていってしまうのが防止され
る。
【0065】一方切替弁134が同図(B)の状態、即
ち駆動部36側と操作部42a側とを遮断すると共に、
駆動部36側と操作部42b側とを連通させた状態の場
合、操作部42aからの空気圧によって切替弁134が
押されて同図(A)の状態に切り替わり、空気圧が駆動
部36側へと導かれる。
【0066】駆動部36側へと導かれた空気圧は、空気
管60及び連絡管部62内部のそれぞれの空気通路6
4,92を通じて駆動部36の第二空気室58に伝えら
れ、これにより第二空気室58を形成している駆動部3
6側のベローズ48が図2中上向きに膨張動作させられ
る。これとともに駆動部36における支持ピン46が上
端部において復帰ばね78の付勢力に抗し上向きに引っ
張り上げられる。これにより排水栓26が支持軸28を
介して上昇運動、即ち開動作させられ、排水口20を開
放する。
【0067】そして上昇運動した駆動部36の支持ピン
46は、操作部42aの操作の解除とともにロック機構
部70のロック作用により上昇位置に保持され、排水栓
26の下降動作が阻止される。即ち排水栓26が開位置
に保持される(図6参照)。
【0068】さて排水栓26を開動作させたところで入
力部186に加えていた押込操作力を除くと、第二操作
部材166は復帰ばね172の付勢力により栓体150
から上向きに離間して空気孔174の開口を開放する。
ここにおいて第一空気室156内部の空気圧が解除され
るとともにベローズ154が復帰ばね168の付勢力で
再び膨張し、元形状に戻る。尚このとき、入力部186
もベローズ154の膨張動作とともに図中上向きに復帰
運動して元位置に到る。
【0069】この操作力解除に伴う動作に際して、空気
孔174を通じて第一空気室156内部に外部の空気が
取り入れられ、ベローズ154が円滑に膨張動作するこ
とができる。尚、駆動部36側の第二空気室58の空気
圧も同時に解消するが、ベローズ48はロック機構部7
0のロック作用により引続き膨張状態に保持される。
【0070】さて次に再び入力部186を押込操作する
と、第一空気室156に再び空気圧が発生する。その空
気圧は操作力伝達部44内部の空気通路64を通じて駆
動部36の第二空気室58に導かれ、これによりベロー
ズ48が僅かに膨張動作して支持ピン46を微小ストロ
ーク上向きに持ち上げる。このときロック機構部70に
よる支持ピン46のロック作用、即ち支持ピン46に対
する上昇位置の保持が解除される。
【0071】従ってこの状態で入力部186に加えてい
た操作力を除くと、駆動部36における復帰ばね78の
付勢力によりベローズ48が収縮動作するとともに支持
ピン46が下降運動し、これにより開位置に保持されて
いた排水栓26が自重で下降運動して排水口20を閉鎖
する。
【0072】このとき駆動部36側の第二空気室58内
部の空気は、操作力伝達部44内部の空気通路64を通
じて第一空気室156内に入り込み、更に引き続いて空
気孔174を通じて外部に逃げることができる。従って
駆動部36側のベローズ48は円滑に収縮動作すること
ができる。
【0073】一方操作部42aとは別異の箇所に取付け
られた操作部42bの入力部186に押込操作力を加え
た場合、上記操作部42aと同様に操作部42bにおい
ても空気圧が発生し、空気管128bを介して分岐部1
26へと導かれる。
【0074】そして分岐部126において切替弁134
が図4(A)の状態の場合、操作部42b側からの空気
圧によって切替弁134が操作部42a側を遮断した状
態(同図(B)の状態)に切り替わり、駆動部36側と
操作部42b側とが連通した状態となり、操作部42b
からの空気圧が駆動部36へと導かれ、排水栓26は上
記操作部42aを操作した場合と同様の動作をする。
【0075】この場合においても、切替弁134によっ
て操作部42a側が遮断されており、操作部42bから
の空気圧が操作部42a側へと伝わってその操作力が逃
げていってしまうのが防止される。
【0076】以上のような本例の排水栓装置の場合、空
気を媒体として操作力を操作部42から排水栓26の駆
動部36に伝達するようになしていることから、図8に
示すような高価なレリーズ式の操作力伝達部を必要とせ
ず、操作力伝達部を安価に構成することができ、またこ
れにより排水栓装置の所要コストを低減することができ
る。
【0077】また図8に示すワイヤレリーズ式の排水栓
装置と異なり、本例の排水栓装置では予め長尺の空気管
を用意しておいて適宜の長さにこれを切断して駆動部3
6及び操作部42に接続し、駆動部36と操作部42と
を連絡することが可能で、施工現場の状況に応じて施工
することができ、施工性が良好であって施工の自由度も
高い。
【0078】加えて本例の排水栓装置では空気管から成
る操作力伝達部44に分岐部126を設けてそこから枝
部を分岐して延出させ、対応する複数の操作部42に連
結していることから、複数の操作部42をそれぞれ別異
の箇所に設けておいて、その何れかの操作部42を操作
することで排水栓26を動作させることができ、排水栓
装置の使い勝手が飛躍的に向上する。
【0079】また分岐部126には切替弁134が設け
られており、これによって操作部42の操作によって供
給された空気圧が複数ある他の操作部側へと伝わって逃
げてしまうといったことがなく、操作部42の操作によ
って供給された空気圧を良好に駆動部36に作用させる
ことができ、排水栓を良好に動作させることができる。
【0080】更に本例の排水栓装置ではその切替弁13
4を空気圧に基づいて弁の切替動作をなすようにしてお
り、供給された空気圧によって自動的に弁の切替えを行
い得て分岐部126ないし切替弁134の構造を簡素且
つ安価に構成できる。また操作部42の操作によって供
給された空気圧を確実に駆動部36へと伝達することが
できる。
【0081】次に、図7は本発明の他の実施例を示した
ものである。本例は図1に示す例の操作部42bに代え
て足踏式操作部188を設けたものである。尚この足踏
式操作部188は、踏込操作により空気圧を発生する点
を除いて上記手操作式の操作部42aとその内部構造に
ついては基本的に同様である。
【0082】本例の場合、足踏式操作部188を踏込操
作することで空気圧が発生し、そして発生した空気圧が
空気管128bを介して分岐部126へと導かれる。そ
の後の動作については図1の実施例と同様であって、足
踏式操作部188からの空気圧によって駆動部36が動
作し、排水栓26が開或いは閉動作させられる。
【0083】本例の排水栓装置においても、前記実施例
と同様の効果が得られる他、本例の排水栓装置によれ
ば、力の強い足の踏込操作によって駆動部36を働かせ
排水栓26を開閉操作でき、容易に排水栓26を動作さ
せることができる。また両手で作業をしていたり或いは
両手に物を持っているような状態でも支障なく排水栓2
6を動作させることができる。
【0084】尚本例においては手操作式の操作部42a
と足踏式操作部188とを設けているが、2つ若しくは
それ以上の複数の操作部を何れも足踏式操作部となすこ
ともできるし、或いはまた操作部を単数のみ設けてこれ
を足踏式操作部188となすといったことも可能であ
る。
【0085】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記実施例では分岐部12
6の切替弁134としてフラッパータイプのものを示し
たが、この形式のものに限定するものではなく、操作の
行われた操作部と駆動部とを連通させ、他の操作部と駆
動部との連通を遮断するようなものであれば良く、例え
ば逆止弁を複数組み合せて切替機能を持たせたようなも
のを用いることもできる。その他本発明はその主旨を逸
脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である排水栓装置を示す図で
ある。
【図2】図1における駆動部の内部構造を拡大して示す
図である。
【図3】図1における操作部の内部構造を拡大して示す
図である。
【図4】図1における分岐部の内部構造を拡大して示す
図である。
【図5】図1ないし図4の実施例のロック機構部の作用
を示す図である。
【図6】図1における駆動部を図2とは異なった作用状
態で示す作用図である。
【図7】本発明の他の実施例の排水栓装置を示す図であ
る。
【図8】従来の排水栓装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 水槽 20 排水口 26 排水栓 36 駆動部 42 操作部 42a,42b 操作部 44 操作力伝達部 60,128a,128b 空気管 64,92 空気通路 126 分岐部 134 切替弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)水槽の排水口を開閉する排水栓
    と、(ロ)該排水栓を開閉操作する操作部と、(ハ)該排
    水栓を駆動する駆動部と、(ニ)該操作部からの操作力
    を該駆動部に伝達して該駆動部を働かせる操作力伝達部
    とを備えた排水栓装置において、 前記操作部を足踏式操作部となしたことを特徴とする排
    水栓装置。
  2. 【請求項2】 (イ)水槽の排水口を開閉する排水栓
    と、(ロ)該排水栓を開閉操作する操作部と、(ハ)該排
    水栓を駆動する駆動部と、(ニ)該操作部からの操作力
    を該駆動部に伝達して該駆動部を働かせる操作力伝達部
    とを備えた排水栓装置において、 前記駆動部を空気圧により作動して前記排水栓を開閉操
    作するものとなすとともに、前記操作部を該駆動部に対
    して空気圧を供給操作するものとなし、且つ前記操作力
    伝達部を、それら操作部と駆動部とを連絡し内部の空気
    通路を通じて該駆動部に空気圧を導く空気管にて構成
    し、更に操作力伝達部には分岐部を設けて該分岐部から
    複数の枝部を分岐して延出させ、各枝部を対応する操作
    部に連結して、複数の操作部からの操作力を該操作力伝
    達部を介して前記駆動部に伝達するようになしたことを
    特徴とする排水栓装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の排水栓装置において、
    前記分岐部には操作の行われた操作部と前記駆動部とを
    連通させ、他の操作部と駆動部との連通を遮断するよう
    に空気の通路を切り替える切替弁が組み込んであること
    を特徴とする排水栓装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の排水栓装置において、
    前記切替弁は空気圧に基づいて弁の切替動作を行うもの
    となしてあることを特徴とする排水栓装置。
JP04901299A 1999-02-25 1999-02-25 排水栓装置 Expired - Fee Related JP3854002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04901299A JP3854002B2 (ja) 1999-02-25 1999-02-25 排水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04901299A JP3854002B2 (ja) 1999-02-25 1999-02-25 排水栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000248596A true JP2000248596A (ja) 2000-09-12
JP3854002B2 JP3854002B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=12819244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04901299A Expired - Fee Related JP3854002B2 (ja) 1999-02-25 1999-02-25 排水栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3854002B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088854A (ja) * 2000-09-21 2002-03-27 Yasumi Ota スラストロック機構
JP2004068327A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Maruichi Kk 遠隔操作式排水栓装置
JP2013079495A (ja) * 2011-09-30 2013-05-02 Maruichi Corp 遠隔操作式排水栓装置の回転カム機構
JP2016158774A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 浴槽、浴槽が設置される床パン、ならびに、浴槽および床パンが設置される浴室の排水構造
WO2020043056A1 (zh) * 2018-08-31 2020-03-05 宁波搏盛阀门管件有限公司 一种按板式厨卫下水开关及下水装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101293641B1 (ko) 2012-05-02 2013-08-13 김회민 팝업 밸브 모듈

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088854A (ja) * 2000-09-21 2002-03-27 Yasumi Ota スラストロック機構
JP2004068327A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Maruichi Kk 遠隔操作式排水栓装置
JP2013079495A (ja) * 2011-09-30 2013-05-02 Maruichi Corp 遠隔操作式排水栓装置の回転カム機構
JP2016158774A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 浴槽、浴槽が設置される床パン、ならびに、浴槽および床パンが設置される浴室の排水構造
WO2020043056A1 (zh) * 2018-08-31 2020-03-05 宁波搏盛阀门管件有限公司 一种按板式厨卫下水开关及下水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3854002B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6874535B2 (en) Device and method for operating at least two valves
KR101386845B1 (ko) 밸브 연결관 조립체
US9841769B2 (en) Fluid activated flow control apparatus
US8397745B2 (en) Fluid activated flow control apparatus
US20180266580A1 (en) Motorized Fluid Flow Control Valve
CN102472039A (zh) 用于水盆溢流部件及水盆排放部件的联合控制装置
US20080190488A1 (en) Fluid activated flow control system
JP2000248596A (ja) 排水栓装置
US20130180599A1 (en) Fluid activated flow control apparatus
EP1582637B1 (en) Device for controlling the drain valve of a flush tank and flush tank comprising such a device
JPH039177A (ja) 配管類の止め栓
JP3854001B2 (ja) 排水栓装置
US5297774A (en) Combination foot and hand operated faucet attachment
JP2002004376A (ja) 排水弁
JP2000186356A (ja) 排水栓装置
WO2013169511A1 (en) Fluid activated flow control apparatus
EP1195547B1 (en) Remote shut-off valve
JP2013044123A (ja) 排水栓装置
US3746473A (en) Flood control valve and pump assembly
JP2001311196A (ja) 排水栓の駆動装置
ATE371063T1 (de) Ablaufarmatur eines spülkastens
EP0656499A1 (en) A foot-operated faucet
US3467138A (en) Control valve
JP2016180287A (ja) 自動水抜き機構を備える不凍水栓柱
JP2001020340A (ja) 排水栓の開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees