JP2000246556A - エアバッグのパッドへのエンブレムのかしめ付け機 - Google Patents

エアバッグのパッドへのエンブレムのかしめ付け機

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JP2000246556A
JP2000246556A JP11057191A JP5719199A JP2000246556A JP 2000246556 A JP2000246556 A JP 2000246556A JP 11057191 A JP11057191 A JP 11057191A JP 5719199 A JP5719199 A JP 5719199A JP 2000246556 A JP2000246556 A JP 2000246556A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、エアバッグのパッドにエンブレムを取り
付ける作業は、非能率的で、生産性が悪く、作業コスト
が嵩むという問題点があった。また、作業能率を向上さ
せるためには、エンブレムの裏面にリベット状の揺動ピ
ンを設けなくてはならず、エンブレム自体のコストが上
昇するという問題点があった。本発明はこれらの問題点
の解決を課題とする。 【解決手段】金属の薄板を打ち抜いて形成されたエンブ
レム5の裏面に、一体的に形成された係止爪6を、エア
バッグのパッド1を貫通させた後、押圧体15で下方に
押し付け、内方に屈曲させ、さらにそれぞれの先端を、
押圧体15の下方に設けられた揺動ピン16で側方に押
し付け、パッド1の表面側に屈曲させることにより、エ
ンブレム5をパッド1に一体的にかしめ付けることとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のハンドル
に装備されたエアバッグの表面を覆った合成樹脂製のパ
ッドに、金属製のエンブレムをかしめ付ける方法とその
かしめ付け機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のハンドルに装備される
エアバッグの表面には、軟質の合成樹脂で形成されたパ
ッドが取り付けられ、その表面には、金属板などで形成
されたエンブレムが取り付けられている。
【0003】このエンブレムは、表面にメーカーや車名
などのイニシャルやロゴマーク、あるいは各種のデザイ
ン模様等が施されたものである。
【0004】ここにおいて、上記のエンブレムは、エア
バッグが作動した際に、脱落しないように確実にパッド
に固定されていなくてはならない。
【0005】従来、このエンブレムをパッドに固定する
方法としては、パッドの裏面からエンブレムをねじ止め
したり、あるいはエンブレムの裏面にリベット状の突部
を突設し、この突部をパッドを貫通させた後、抜脱しな
いように圧潰することが行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のエンブ
レムの取り付けでは、まずパッドの裏面からねじ止めす
る方法は、その作業性が悪く、また、ねじが緩むと、エ
ンブレムが不快な振動音を生じたり、脱落したりする虞
れがあるので、接着剤による接着を併用しなくてはなら
ず、一層、その作業性が悪くなるという問題点があっ
た。
【0007】また、エンブレムの裏面に突設されたリベ
ット状の突部を圧潰し、取り付けるものは、パッドへの
取付作業性に優れているものの、圧潰可能な突部をエン
ブレムの裏面に一体的に設けなくてはならず、エンブレ
ム自体のコストが高くなるという問題点があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点の解決を課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のうち、請求項1記載の発明は、自動車の
ハンドルに装備されたエアバッグの表面を覆った合成樹
脂製のパッドに、金属製のエンブレムをかしめ付ける方
法であり、エンブレムの裏面に一体的に突設された複数
の係止爪を、パッドを貫通させた後、それぞれ内方に屈
曲させると共に、それぞれの先端をさらにパッドの表面
側に屈曲させることにより、エンブレムをパッドに一体
的にかしめ付けることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、それぞれの下端
に、揺動するように駆動される揺動ピンが設けられた複
数の押圧体を、環状に配置し、各押圧体を一体的に昇降
駆動するようにし、上記押圧体の下降動作により、エア
バッグのパッドを貫通したエンブレムの係止爪を、パッ
ドの裏面と平行になるように屈曲し、上記揺動ピンの揺
動動作により、屈曲された係止爪の先端を、さらにパッ
ドの表面側に屈曲するようにしたことを特徴とするエア
バッグのパッドへのエンブレムのかしめ付け機である。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明の構成に、押圧体の下端に設けられた揺動ピンに
隣接して固定ピンが設けられた構成を加えたことを特徴
とする。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の発明の構成において、押圧体と揺動ピンをセラミック
またはチタンで形成されたものと、限定したことを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づき詳細に説明する。
【0014】図4は、本発明のエンブレムかしめ付け方
法に使用されるエアバッグのパッド1の正面図である。
このパッド1は、軟質の合成樹脂材で形成され、ハンド
ル(図示せず)に内装されたエアバッグ(図示せず)を
覆うように、ハンドルの中央部分に取り付けられるよう
になっている。そして、このパッド1の表面には、略楕
円形の凹陥部2が設けられると共に、この凹陥部2の周
囲に沿うように複数のスリット状の貫通孔3が設けられ
ている。また、凹陥部2の裏面には、各貫通孔3の内方
にそれぞれ凹所4が設けられている。
【0015】図5は、パッド1にエンブレム5をかしめ
付ける前の状態を示した斜視図である。本発明方法に使
用されるエンブレム5は、アルミニウムなどの比較的軟
質な金属の薄板を所定の形状に打ち抜き、プレス加工し
て形成されたものであり、裏面に複数の係止爪6が一体
的に切り起こされると共に、表面には適宜、メーカーや
車名などのイニシャルやロゴマーク、あるいは各種のデ
ザイン模様などが、凹凸で形成されている。
【0016】次に上記パッド1とエンブレム5を用いた
本発明のエンブレム5のかしめ付け方法について説明す
ると、まずかしめ付けようとするエンブレム5を、パッ
ド1の凹陥部2内に嵌入するように、その裏面に突設さ
れた係止爪6をパッド1の貫通孔3に差し込む。このこ
とで、エンブレム5は、図2に示すように、係止爪6が
パッド1の裏面に突出した状態でパッド1の凹陥部2に
嵌合する。この状態で、まずパッド1の裏面に突出した
係止爪6を図2に一点鎖線で示すように、内方(図2に
おいて左方)に折り曲げる。そして、この係止爪6が、
パッド1の裏面と平行になる状態まで折り曲げた後、さ
らにその先端を、パッド1の裏面の凹所4内に嵌入する
ように、パッド1の表面側(図2において下側)に折り
曲げる。このことにより、係止爪6は、図2に二点鎖線
で示すように、貫通孔3の近傍を抱持するように、略コ
字形に折り曲げられ、パッド1に一体的にかしめ付けら
れることとなる。
【0017】なお、図示していないが、エンブレム5の
裏面に突設された複数の係止爪6は、それぞれ上記と同
様に内側に二段に折り曲げられ、パッド1に一体的にか
しめ付けられている。
【0018】以上のように本発明のエンブレム5のかし
め付け方法では、エンブレム5の裏面に一体的に設けら
れた係止爪6が、パッド1を貫通した後、このパッド1
の所定個所を抱持するように、かしめ付けられるので、
エンブレム5は確実にパッド1に固定され、がたついた
り、脱落したりする虞れがなく、万一、エアバッグが作
動した際にも決してパッド1から外れ落ちず、安全であ
る。しかも、係止爪6の先端は、パッド1の裏面に設け
られた凹所4内に位置しているので、パッド1の裏面側
に設けられたエアバッグを傷つける虞れがなく、また、
万一、エアバッグが作動した際にも係止爪6の先端で怪
我をする虞れがない。
【0019】次に上記のエンブレム5のかしめ付け方法
に用いられる本発明のかしめ付け機について説明する。
【0020】図1は、本発明のかしめ付け機10の実施
形態を示した簡略図である。このかしめ付け機10は、
エアバッグのパッド1を位置決め固定する治具(図示せ
ず)が設けられた作業台11上に、この作業台11と接
離するようにロッド13を昇降駆動するエアシリンダ1
2を設けたものであり、ロッド13の下端には、下面の
所定位置に複数の凸状の押圧体15が取り付けられたプ
レート14が固定されている。又、各押圧体15の下端
には、それぞれ揺動ピン16と固定ピン17が並んで下
方に突出するように設けられている。この揺動ピン16
は、図3に矢印で示すように、その下端が固定ピン17
から離れる方向に揺動するようにそれぞれが内装された
エアシリンダ(図示せず)で駆動されるようになってい
る。
【0021】なお、上記の押圧体15と揺動ピン16
は、耐衝撃性を考慮し、セラミックやチタン、あるいは
アルミニウムで形成することが望ましい。
【0022】次に上記構成を有する本発明のかしめ付け
機10のかしめ付け動作を説明する。
【0023】まず、予めエンブレム5を、図2に示すよ
うに、パッド1の凹陥部2内に嵌合させ、これを図1に
示すように作業台11の所定位置にセットする。
【0024】なお、この時、凹陥部2からパッド1の裏
面に突出した係止爪6を、図2に一点鎖線で示すよう
に、予め内方(凹陥部の中心方向)に、ある程度屈曲し
ておく。この屈曲は、エンブレム5がアルミニウムなど
の比較的柔らかい金属材で形成されているので、手指を
用いて容易に行えるが、専用の治具などを用いて行うよ
うにしても良い。
【0025】次に図示しないスイッチを操作し、エアシ
リンダ12に空気を送り込むと、エアシリンダ12のロ
ッド13が押し出され、その下端のプレート14に取り
付けられた押圧体15が下降し、やがてその下方に位置
した係止爪6に当接してこの係止爪6をさらに内方に折
り曲げる。そして、係止爪6がパッド1の裏面と平行に
なる位置まで折り曲げられると、押圧体15はこれ以
上、下降することができないので、この位置で停止す
る。この時、押圧体15の下端に突設された揺動ピン1
6と固定ピン17は、その下方に位置した係止爪6の先
端を斜め下方に押し曲げ、パッド1の裏面に設けられた
凹所4内に侵入している。
【0026】次に、この状態で揺動ピン16を揺動させ
るエアシリンダ(図示せず)に空気が送り込まれ、各揺
動ピン16がそれぞれ外方、即ち、各凹所4の近傍に設
けられた貫通孔3の側に揺動することにより、係止爪6
の先端をパッド1の表面側へと屈曲する。この時、固定
ピン17は、揺動ピン16の揺動方向と反対側の凹所4
の後側(図2において左側)に接して、各部の位置ずれ
を防止し、この屈曲動作が確実になされるようにしてい
る。
【0027】このようにして、係止爪6は、図2に二点
鎖線で示すように、パッド1の裏面に一体的にかしめ付
けられる。
【0028】そして、このようにエンブレム5がパッド
1にかしめ付けられると、各エアシリンダに送り込まれ
ていた空気が排気、あるいは空気の送り込み方向が切り
替わることにより、揺動ピン16と押圧体15は元の状
態に復帰し、次のかしめ付けに備える。
【0029】以上のようにしてエンブレム5のパッド1
へのかしめ付けがなされる。
【0030】なお、上記では押圧体15の下方に揺動ピ
ン16と固定ピン17を突設した例を示したが、複数の
押圧体15が対称に配置され、かつその下端に取り付け
られた各揺動ピン16が同期してそれぞれ外方に揺動
し、係止爪6の先端を折り曲げるようになっていれば、
この時に作用する力が対角線方向で打ち消しあうので、
各部に位置ずれが生じる虞れは無く、この固定ピン17
は必ずしも必要ではない。
【0031】また、上記の実施の形態では、押圧体15
や揺動ピン16を圧縮空気を用いて駆動するようにした
例を示したが、この押圧体15や揺動ピン16は、同様
に駆動されるようになっていれば、電気的、あるいは機
械的に駆動されるものであっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項1記載の発明は、エンブレムをその裏面に突設され
た係止爪を、コ字形に屈曲してエアバッグのパッドにか
しめ付けることとしたので、エンブレムが確実にパッド
に固定され、万一、エアバッグが作動した際にもエンブ
レムが外れて、人を傷つける虞れがなく、安全性が確保
される。
【0033】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の効果を奏するエンブレムのかしめ付けが、揺動
可能な揺動ピンが設けられた押圧体を備えたかしめ付け
機で能率的に行えるという効果がある。
【0034】請求項3記載の発明は、揺動ピンに隣接し
て固定ピンを設けることにより、各部の位置ずれが防止
され、揺動ピンによる係止爪先端の屈曲動作が、より確
実になされるという効果がある。
【0035】請求項4記載の発明は、押圧体と揺動ピン
をセラミックやチタンで形成することにより、係止爪を
屈曲する際に、係止爪やパッドを傷つける虞れがなく、
円滑に作動し、また、その耐久性も向上するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンブレムのかしめ付け機の実施形態
を示した簡略図である。
【図2】本発明のエンブレムかしめ付け方法を説明する
エアバッグのパッドの要部断面図である。
【図3】図1に示したかしめ付け機の要部拡大説明図で
ある。
【図4】本発明方法に使用されるエアバッグのパッドの
正面図である。
【図5】本発明方法に使用されるエアバッグのパッドと
エンブレムの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 エアバッグのパッド 2 凹陥部 3 貫通孔 4 凹所 5 エンブレム 6 係止爪 10 かしめ付け機 11 作業台 12 エアシリンダ 13 ロッド 14 プレート 15 押圧体 16 揺動ピン 17 固定ピン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月11日(1999.3.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月10日(2000.4.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 エアバッグのパッドへのエンブレムの
かしめ付け機
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のハンドル
に装備されたエアバッグの表面を覆った合成樹脂製のパ
ッドに、金属製のエンブレムをかしめ付けるためのかし
め付け機に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のうち、請求項1記載の発明は、自動車の
ハンドルに装備されたエアバッグの表面を覆った合成樹
脂製のパッドに、金属製のエンブレムをかしめ付けるた
めのかしめ付け機を、それぞれの下端に、揺動するよう
に駆動される揺動ピンが設けられた複数の押圧体が環状
に配置され、各押圧体が一体的に昇降駆動されるように
なされたものとし、上記各押圧体の下降動作により、エ
アバッグのパッドを貫通したエンブレムの各係止爪が、
パッドの裏面と平行になるように屈曲され、上記各揺動
ピンの揺動動作により、屈曲された各係止爪の先端が、
さらにパッドの表面側に屈曲され、かつこの時の力が、
環状に配置された各揺動ピンが同期して駆動されること
により、互いに打ち消されるようにしたことを特徴とす
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に、押圧体の下端に設けられた揺動ピンに
隣接して固定ピンを設けた構成を加えたことを特徴とす
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図4は、本発明のエンブレムかしめ付け
機が、エンブレムをかしめ付ける対象物であるエアバッ
グのパッド1の正面図である。このパッド1は、軟質の
合成樹脂材で形成され、ハンドル(図示せず)に内装さ
れたエアバッグ(図示せず)を覆うように、ハンドルの
中央部分に取り付けられるようになっている。そして、
このパッド1の表面には、略楕円形の凹陥部2が設けら
れると共に、この凹陥部2の周囲に沿うように複数のス
リット状の貫通孔3が設けられている。また、凹陥部2
の裏面には、各貫通孔3の内方にそれぞれ凹所4が設け
られている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図5は、パッド1にエンブレム5をかしめ
付ける前の状態を示した斜視図である。本発明に使用さ
れるエンブレム5は、アルミニウムなどの比較的軟質な
金属の薄板を所定の形状に打ち抜き、プレス加工して形
成されたものであり、裏面に複数の係止爪6が一体的に
切り起こされると共に、表面には適宜、メーカーや車名
などのイニシャルやロゴマーク、あるいは各種のデザイ
ン模様などが、凹凸で形成されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】次に上記のエンブレム5のかしめ付けに用
いられる本発明のかしめ付け機について説明する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項1記載の発明は、揺動可能な揺動ピンが設けられた
押圧体を備えたかしめ付け機で、エンブレムの裏面に突
設された係止爪を、コ字形に屈曲してエアバッグのパッ
ドにかしめ付けることとしたので、この作業が能率的に
行えると共に、エンブレムが確実にパッドに固定され、
万一、エアバッグが作動した際にもエンブレムが外れ
て、人を傷つける虞れがなく、安全性が確保される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項2記載の発明は、揺動ピンに隣接し
て固定ピンを設け、揺動ピンが揺動する時の位置決めを
行うこととしたので、上記請求項1記載の発明の効果に
加え、エンブレムをかしめ付ける際の各部の位置ずれが
防止され、揺動ピンによる係止爪先端の屈曲動作が、よ
り確実になされるという効果がある。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンブレムのかしめ付け機の実施形態
を示した簡略図である。
【図2】エアバッグのパッドへのエンブレムのかしめ付
けを説明する要部断面図である。
【図3】図1に示したかしめ付け機の要部拡大説明図で
ある。
【図4】本発明に使用されるエアバッグのパッドの正面
図である。
【図5】本発明に使用されるエアバッグのパッドとエン
ブレムの分解斜視図である。
【符号の説明】 1 エアバッグのパッド 2 凹陥部 3 貫通孔 4 凹所 5 エンブレム 6 係止爪 10 かしめ付け機 11 作業台 12 エアシリンダ 13 ロッド 14 プレート 15 押圧体 16 揺動ピン 17 固定ピン
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のハンドルに装備されたエアバッ
    グの表面を覆った合成樹脂製のパッドに、金属製のエン
    ブレムをかしめ付ける方法であり、 エンブレムの裏面に一体的に突設された複数の係止爪
    を、パッドを貫通させた後、それぞれ内方に屈曲させる
    と共に、それぞれの先端をさらにパッドの表面側に屈曲
    させることにより、エンブレムをパッドに一体的にかし
    め付けることを特徴とするエアバッグのパッドへのエン
    ブレムのかしめ付け方法。
  2. 【請求項2】 それぞれの下端に、揺動するように駆動
    される揺動ピンが設けられた複数の押圧体が環状に配置
    され、各押圧体が一体的に昇降駆動されるようになされ
    たものであり、 上記押圧体の下降動作により、エアバッグのパッドを貫
    通したエンブレムの係止爪が、パッドの裏面と平行にな
    るように屈曲され、 上記揺動ピンの揺動動作により、屈曲された係止爪の先
    端が、さらにパッドの表面側に屈曲されるようになされ
    たことを特徴とするエアバッグのパッドへのエンブレム
    のかしめ付け機。
  3. 【請求項3】 押圧体の下端に設けられた揺動ピンに隣
    接して固定ピンが設けられたことを特徴とする請求項2
    記載のエアバッグのパッドへのエンブレムのかしめ付け
    機。
  4. 【請求項4】 押圧体と揺動ピンがセラミックまたはチ
    タンで形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    エアバッグのパッドへのエンブレムのかしめ付け機。
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