JP2000246477A - レーザ加工機等の倣い装置 - Google Patents

レーザ加工機等の倣い装置

Info

Publication number
JP2000246477A
JP2000246477A JP11054826A JP5482699A JP2000246477A JP 2000246477 A JP2000246477 A JP 2000246477A JP 11054826 A JP11054826 A JP 11054826A JP 5482699 A JP5482699 A JP 5482699A JP 2000246477 A JP2000246477 A JP 2000246477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
workpiece
distance
distance sensor
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11054826A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunichi Nabesawa
惇一 鍋沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP11054826A priority Critical patent/JP2000246477A/ja
Publication of JP2000246477A publication Critical patent/JP2000246477A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Machine Tool Copy Controls (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性を高め、またコストを低減する。 【解決手段】 加工物Wが、表面Waの傷を嫌う光沢表
面の金属板である場合、筒部材24を代替表面部材21
等と一緒に加工ヘッド1から取り外し、検知電極とされ
たノズル2(非接触式距離センサ)で自体と加工物との
距離を検出してその検出信号を制御装置に送り、ノズル
2と加工物Wの距離が一定となるように制御することに
より、ノズル2を加工物Wに倣って移動させて加工物を
加工する。加工物Wが、非接触式距離センサ2によって
直接検出することができない非金属板である場合、代替
表面部材21をノズル2直下の検知位置に配し、距離セ
ンサ2により、加工表面に沿って移動する代替表面部材
21と自体との距離を検出して前記同様に加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工機など
加工ヘッド先端と加工物との距離を一定に保って加工を
行う機械において、加工ヘッドを加工物の加工表面に倣
って移動させる倣い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、レーザ発振器(図示
せず)から放射されたレーザビームを、加工ヘッド1に
内蔵した集光レンズで集光してノズル2から加工物Wに
照射して切断等の加工を行うレーザ加工機においては、
従来、加工物Wの材質等に関係なく加工物Wの加工表面
Waからのノズル2の高さを検出して集光点を常に加工
物Wの厚さ方向に対して一定位置にしておくために、非
接触式の距離センサ(この場合は電極とされたノズル
2)と、接触式の距離センサ4とを装備している。
【0003】そして、加工物Wが、表面に傷がつくのを
嫌う光沢表面の金属板であるような場合、非接触式の距
離センサ2を用いて加工物Wの加工表面からの自体の高
さ(距離)を検出し、その検出信号を、プリアンプ6と
コントローラ7及びインターフェースボード8を介して
制御装置(NC装置)9に送り、該制御装置9でノズル
2の高さが一定となるようにノズル2の駆動系をフィー
ドバック制御することによりノズル2を加工物Wの加工
表面Waに倣って加工移動させ、また加工物Wが、非接
触式距離センサ2では検出できないような非金属板であ
るような場合、接触式距離センサ4を用いてノズル2の
高さを検出し、その検出信号を、インターフェースボー
ド8を介して制御装置9に送り、上記と同様にしてノズ
ル2を加工物Wの加工表面Waに倣って加工移動させて
加工を行うことができるようにされている。
【0004】ところで、非接触式の距離センサ2は、前
述のようにノズルを電極にして距離センサを兼ねさせ
る。この場合の検出方式としては、静電容量式と渦電流
式などがある。接触式の距離センサ4は、加工物Wの加
工表面Waに接して移動する接触子11を上下ロッド1
2に取り付けて成り、ノズル2に対する上下ロッド12
(接触子11)の上下移動からノズル2の高さを電気的
に検出する構造となっている。距離センサ4は加工ヘッ
ド1に着脱自在に取り付けられている。
【0005】倣い制御において、非接触式の距離センサ
2を用いたときは、インターフェースボード8内で接触
式距離センサ4の信号がカットされ、接触式距離センサ
4を用いた際は、インターフェースボード8内で非接触
式距離センサ2の信号がカットされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の機械におい
ては、非接触式距離センサ2を用いた倣い装置と、接触
式距離センサ4を用いた倣い装置の、2つの装置それぞ
れで感度調整や倣い基準位置を設定しておく必要があ
り、非効率的で作業性が悪いという欠点がある。また、
倣い装置が2つ必要なのでコスト高につく欠点がある。
【0007】本発明は、作業性の良いレーザ加工機等の
倣い装置を提供することを目的とする。本発明の他の目
的は、コスト安につくレーザ加工機等の倣い装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも1つの
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ノズル
と加工物との距離をノズル側から非接触式距離センサで
検出してその検出信号を制御装置に送り、該制御装置で
ノズルと加工物との距離が一定となるようにフィードバ
ック制御してノズルを加工物の加工表面に倣って加工移
動させる構成とされたレーザ加工機等の倣い装置におい
て、上記ノズルに、加工物の加工表面に直接又は間接的
に接して所定高さでノズルの加工移動に追従して移動し
加工物の代替表面となる金属製の代替表面部材を検出位
置に出没自在に付設した構成とした。
【0009】この手段では、代替表面部材を使用しない
ときは、制御装置は、ノズルと加工物との距離を検出し
た非接触式距離センサの出力信号に基づいて上記の距離
が一定となるように制御してノズルを加工物の加工表面
に倣って加工移動させる。また、代替表面部材が検出位
置に装着された場合、制御装置は、加工物の加工表面に
沿って移動する代替表面部材とノズルとの距離を検出し
た非接触式距離センサの出力信号に基づいてその距離が
一定となるように制御してノズルを加工移動させる。こ
の際、加工物の加工表面に対する代替表面部材の高さは
一定であるため、ノズルの加工移動は加工表面の倣い移
動となる。また、ノズルと加工物の距離は、ノズルと代
替表面部材の距離に、代替表面部材と加工物の距離を加
えた値とされる。
【0010】距離センサは1つしかなく、代替表面部材
によって検出方式を非接触式と接触式とに切り替える構
成のため、従来のような感度調整等が不要であり、しか
も製造コストが低減される。
【0011】請求項1記載のレーザ加工機等の倣い装置
において、ノズルを距離センサの検知電極とすることが
このましい(請求項2)。この構成では、ノズルが距離
センサを兼ねることとなり、非接触式距離センサをノズ
ルと別個に設けたものに比べて構造が簡単になる上、距
離の検出精度が高まる。
【0012】請求項2記載のレーザ加工機等の倣い装置
において、距離センサを静電容量式とし、代替表面部材
の形状をノズルの下部を包囲する下窄まりの円錐筒状と
することが好ましい(請求項3)。この構成では、ノズ
ルと代替表面部材の対向面積が広くなり、それだけそれ
らの距離を正確に検出できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を添付図面を参
照して説明する。図1と図2は本発明に係るレーザ加工
機等の倣い装置の実施の形態を示すもので、加工ヘッド
1に装着されたノズル2は検知電極とされ、静電容量方
式の非接触式距離センサを構成している。この距離セン
サ2には、制御装置(NC装置)9がプリアンプ6とコ
ントローラ7を介して接続されている。制御装置9は、
従来同様に距離センサ2の出力信号に基づいてノズル2
の高さが一定となるようにその駆動系をフィードバック
制御するものである。
【0014】符号21は、金属製の代替表面部材であ
る。代替表面部材21は、加工物Wの表面の代わりとな
るもので、加工物Wの加工表面Waに沿って移動する台
車22の上に支持されている。代替表面部材21の形状
は、下窄まりの円錐筒状とされ、載頭円錐状のノズル2
の下部を互いの中心軸線を一致させて同心円状に正しく
包囲することができるようになっている。
【0015】台車22は、円形の透孔22aの周囲に複
数(通常は3個以上)のキャスタ(ボール)23を等間
隔に備え、筒部材24に上下自在に嵌挿された支持部材
25に取り付けられており、加工物Wの加工表面Waに
沿って自由に移動することができる。
【0016】筒部材24は、加工ヘッド1にボルト等で
着脱自在に、或いはヒンジピンで前後や左方向に上下に
回動自在に取り付けられている。このため、筒部材24
の使用状態において台車22はノズル2の加工移動に追
従して加工物Wの加工表面Waを移動する。
【0017】次に、上記の構成とされたレーザ加工機等
の倣い装置の作用を説明する。加工物Wが、加工表面W
aの傷を極端に嫌う光沢表面の金属板やこれに類する金
属板であるような場合、図1の実線のように、筒部材2
4を代替表面部材21等と一緒に加工ヘッド1から取り
外す。筒部材24がヒンジピンで取り付けられている場
合は、そのヒンジピンを支点に上に回動させる。この状
態で、検知電極とされたノズル2、つまり非接触式距離
センサ2で自体と加工物Wとの距離を検出してその検出
信号を制御装置9に送り、制御装置9でノズル2と加工
物Wの距離が一定となるようにフィードバック制御する
ことにより、ノズル2を加工物Wの加工表面Waに倣っ
て加工移動させて加工物Wを加工する。
【0018】また、加工物Wが、非接触式距離センサ2
によって直接検出することができない非金属板であるよ
うな場合、台車22を加工物Wの加工表面Waの上に載
せて代替表面部材21をノズル2直下の検知位置に図2
のように配した状態で筒部材24を加工ヘッド1に固定
する。そして、距離センサ2により、加工表面Waに沿
って移動する代替表面部材21と自体との距離を検出し
て前記同様にその検出信号を制御装置9に送り、制御装
置9でノズル2と代替表面部材21(加工物W)の距離
が一定となるようにフィードバック制御することによ
り、ノズル2を加工物Wの加工表面Waに倣って加工移
動させて加工物Wを加工する。
【0019】図の代替表面部材21は台車22を介して
加工表面Waに間接的に接する構造となっているが、加
工表面Waに直接接する構造とすることもできる。代替
表面部材21の形状や支持構造は図のものに限られるも
のではなく、種々設計変更することができる。また、ノ
ズル2とは別個に非接触式距離センサを設けることがで
きる。また、距離センサの検出方式を渦電流式等にする
ことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、距離センサは1つしかなく、代替表面部材
によって検出方式を非接触式と接触式とに切り替えるも
のであるから、従来のような感度調整等が不要である。
したがって作業性が良く能率的に加工を行うことができ
る。また、距離センサは1つだけでよく、全体構造が簡
単になっているので、製造コストを低減することができ
る上、メンテナンス等の点でも有利である。
【0021】請求項1記載のレーザ加工機等の倣い装置
において、ノズルを距離センサの検知電極とすると、非
接触式距離センサをノズルとは別個に設ける場合に比較
して構造が簡単になり、コストを低減できる上、距離の
検出精度が高まる効果がある。
【0022】請求項2記載のレーザ加工機等の倣い装置
において、距離センサを静電容量式とし、代替表面部材
の形状をノズルの下部を包囲する下窄まりの円錐筒状と
した場合は、距離センサと代替表面部材との離間距離を
より正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレーザ加工機等の倣い装置の実
施の形態を示す図であり、代替表面部材を外した状態を
示す。
【図2】 代替表面部材を装着した図1の倣い装置の主
要部の断面図である。
【図3】 従来のレーザ加工機の倣い装置の図である。
【符号の説明】
2 ノズル(距離センサ) 9 制御装置 21 代替表面部材 W 加工物 Wa 加工表面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルと加工物との距離をノズル側から
    非接触式距離センサで検出してその検出信号を制御装置
    に送り、該制御装置でノズルと加工物との距離が一定と
    なるようにフィードバック制御してノズルを加工物の加
    工表面に倣って加工移動させる構成とされたレーザ加工
    機等の倣い装置において、 上記ノズルに、加工物の加工表面に直接又は間接的に接
    して所定高さでノズルの加工移動に追従して移動し加工
    物の代替表面となる金属製の代替表面部材が検出位置に
    出没自在に付設されたことを特徴とするレーザ加工機等
    の倣い装置。
  2. 【請求項2】 ノズルが距離センサの検知電極とされた
    ことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機等の倣い
    装置。
  3. 【請求項3】 距離センサが静電容量式とされ、代替表
    面部材の形状がノズルの下部を包囲する下窄まりの円錐
    筒状とされたことを特徴とする請求項2記載のレーザ加
    工機等の倣い装置。
JP11054826A 1999-03-02 1999-03-02 レーザ加工機等の倣い装置 Withdrawn JP2000246477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11054826A JP2000246477A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 レーザ加工機等の倣い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11054826A JP2000246477A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 レーザ加工機等の倣い装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000246477A true JP2000246477A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12981489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11054826A Withdrawn JP2000246477A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 レーザ加工機等の倣い装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000246477A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100877936B1 (ko) * 2001-06-08 2009-01-12 일렉트로 싸이언티픽 인더스트리이즈 인코포레이티드 레이저 분할 커팅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100877936B1 (ko) * 2001-06-08 2009-01-12 일렉트로 싸이언티픽 인더스트리이즈 인코포레이티드 레이저 분할 커팅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07223084A (ja) レーザ加工装置
JPS6225077B2 (ja)
CN114309922A (zh) 具有精准定位功能的激光切割操作平台
CN109590905A (zh) 一种砂轮修整机
JP2000246477A (ja) レーザ加工機等の倣い装置
KR20150109856A (ko) 플라즈마 절단기
JP3944718B2 (ja) 物品加工装置
KR102054013B1 (ko) 레이저 가공기를 이용하는 홀 형성장치
KR102023955B1 (ko) 레이저 가공기를 이용하는 홀 형성장치 및 방법
JP2514138B2 (ja) レ―ザ加工機の倣い制御装置
JP3868579B2 (ja) レーザ加工方法およびその装置
KR101296405B1 (ko) 레이저 가공용 공구대
RU2205096C1 (ru) Способ поддержания заданного расстояния между соплом и обрабатываемой поверхностью при лазерной обработке и устройство для его осуществления
JPH07136791A (ja) アシストガス利用のレーザ溶接装置
KR102054012B1 (ko) 레이저 가공기를 이용하는 홀 형성장치
KR102054011B1 (ko) 레이저 가공기를 이용하는 홀 형성장치
KR102054009B1 (ko) 레이저 가공기를 이용하는 홀 형성장치
JP2684988B2 (ja) レーザヘッドの倣いセンサー
KR102054008B1 (ko) 레이저 가공기를 이용하는 홀 형성장치
JP4242001B2 (ja) 板材加工機におけるクランプ回避方法及びその装置
JP3916448B2 (ja) レーザ加工機
KR102054015B1 (ko) 레이저 가공기를 이용하는 홀 형성방법
KR101444073B1 (ko) 엔씨 가공기
JP2000061669A (ja) レーザ加工装置およびその加工方法
JP2820231B2 (ja) グラビア彫刻機のギャップ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509