JP2000246473A - レーザースリット装置及び方法及びレーザースリット用シート - Google Patents
レーザースリット装置及び方法及びレーザースリット用シートInfo
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Abstract
トをスリットするためのレーザースリット装置。 【解決手段】レーザースリット装置は、シート40を走
行Tさせるための手段、レーザー発振器10、レーザー
ビームBを所定の断面矩形形状に整形するためのビーム
整形手段20、レーザービームDをシートに照射させる
ための光学系30から構成される。ビーム整形手段は、
矩形開口を設けた少なくとも一つのマスクを有し、この
マスクを通過したレーザービームが所定の断面矩形形状
に整形され、走行シートに照射させてシートをスリット
する。マスクの代りにシリンドリカルレンズを通過させ
てレーザービームを所定の断面矩形形状に整形してもよ
い。
Description
体表面の研磨加工に使用する研磨テープ、磁気記録装置
の磁気ヘッドをクリーニングするクリーニングテープ、
映像、音声、等の記録再生用テープ、等、各種テープの
用途別に研磨層や磁性層を可撓性のあるベースシートの
表面に形成したシートを所定の幅のテープ状にスリット
するためのレーザースリット装置及び方法に関する。
ガラス、等の固体表面の研磨加工に使用する研磨テープ
(例えば、特開昭61−297083号を参照)、磁気
記録装置の磁気ヘッドをクリーニングするクリーニング
テープ(例えば、特開昭53−102017号を参
照)、映像、音声、等の記録再生用テープ(例えば、特
開昭57−169926号を参照)、等は、各種テープ
の用途別に研磨層や磁性層(以下、このような層を総称
して“膜層”という)を可撓性のベースシートの表面に
形成したシート又はフィルム(以下、これらを総称して
“シート”という)をメカニカルスリット法にて所定の
幅のテープ状にスリットして製造される。メカニカルス
リット法は、一方向に走行するシートの表面に、テープ
幅に相当する所定の幅間隔に並置した複数の刃の鋭利な
刃先を押し付け、シートを所定の幅のテープ状にスリッ
トする、という広く一般的に行われているスリット法で
ある。
種テープの用途別に従来既知の塗布法、真空成膜法、等
により可撓性のベースシート表面に膜層を形成したもの
であり、この膜層には、各種テープの用途別に、数オン
グストローム〜数十μm程度の粒径の酸化アルミニウ
ム、ダイヤモンド、γ−Fe2O3、等の硬質の研磨粒
子や磁性粒子(以下、これらを総称して“硬質粒子”と
いう)が固定される。
した膜層を表面に形成したラッピングテープ用のシート
のスリットについて説明する。
は、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、等からなる樹脂
接着剤液に硬質粒子を分散、混合した塗料を可撓性のベ
ースシートの表面に塗布した後、この塗料を乾燥させて
硬質粒子を膜層に固定したものであり、ベースシートに
は、十数μm〜数十μm程度のポリエステル、ポリエチ
レンテレフタレート、等の耐熱性、耐薬品性に優れた高
強度のプラスチック製のベースシートが使用されてい
る。
されているので、上述したメカニカルスリット法による
と、並置した各刃がシート表面の膜層中に固定されてい
る硬質粒子により削られて磨耗し、刃の切れ味が低下し
てシートのスリットを困難とさせるだけでなく、スリッ
ト中に刃先が破損し、スリット中のシート全部を無駄に
してしまう、という不都合が生じ得る。このため、この
ような不都合の発生を防止するため、作業者が、各刃の
磨耗の程度を観察し、刃の交換時期を管理し、スリット
装置を停止して複数並置した刃を交換しているのが現状
であり、このような刃の交換時期の管理や交換に手間と
時間がかかる、という問題がある。
ートに刃を押し付けてスリットしているので、スリット
エッジ付近の膜層が変形し、スリットエッジ付近が盛り
上がり、ラッピングテープの使用中に、スリットエッジ
付近に盛り上がった硬質粒子により被研磨加工物や被ク
リーニング物、等の固体表面に不要のスクラッチを形成
してしまう、という問題が生じる。
上述のように、スリット中のシートへの刃の押し付けに
よりスリットエッジ付近の膜層が変形するので、スリッ
トエッジ付近の膜層に位置する硬質粒子が脱粒し易くな
っており、ラッピング装置等へのラッピングテープの装
着中や使用中、等にスリットエッジ付近の膜層から硬質
粒子が脱粒し、脱粒した硬質粒子が、ラッピングテープ
の使用中に被研磨加工物や被クリーニング物、等の固体
表面に作用し、不要のスクラッチを形成してしまう、と
いう問題が生じる。
ィルムをスリットするための刃の交換を要せず、スリッ
トエッジ付近に盛り上がりがなく、テープの使用中等に
おいてスリットエッジからの脱粒がない、各種フィルム
又はシートをテープ状にスリットするためのレーザース
リット装置及び方法、及びこれら装置、方法に使用する
レーザースリット用のシートを提供することである。ま
た、本発明の他の課題は、高品質のテープを低コストで
量産できる上記の装置及び方法、及びこれら装置、方法
に使用するレーザースリット用のシートを提供すること
である。
スシートの表面に既知の塗布法、真空成膜法、等により
膜層を形成したシートをスリットするためのレーザース
リット装置及び方法、及び本発明のレーザースリット装
置、方法に使用するレーザースリット用のシートであ
る。上記課題を解決するため、本発明のレーザースリッ
ト装置及び方法は、走行するシートにレーザービームを
照射してスリットを行うものである。また、本発明のレ
ーザースリット用のシートは、レーザービームを照射す
るシートの部分の厚さを小さくしたものである。
を走行させるための手段、レーザービームを発生させる
ためのレーザー発振器、レーザービームを所定の断面矩
形形状に整形するためのビーム整形手段、及びレーザー
ビームをシートに向けるための光学系、から構成され
る。本発明のレーザースリット装置は、好適に、レーザ
ー発振器で発生させたレーザービームの光束内のエネル
ギー分布を均一化するためのホモジナイザーを含み得
る。
たマスクを有し、このマスクの矩形開口を通過したレー
ザービームを所定の断面矩形形状に整形し得る。また、
ビーム整形手段は、レーザービームを細長くしてそのエ
ネルギーを高密度化できるシリンドリカルレンズを有
し、このシリンドリカルレンズを通過したレーザービー
ムを細長く且つ所定の断面矩形形状に整形し、高エネル
ギー密度のレーザービームをシートに照射し得る。ここ
で、ビーム整形手段は、上記のマスク又はシリンドリカ
ルレンズのいずれかを有してもよいし、マスク及びシリ
ンドリカルレンズの両方を有してもよい。
ーザービームを1ショットずつ所定の時間間隔をあけて
照射して行える(以下、このような照射をパルス照射と
いう)。パルス照射は、前回と今回のショットによって
形成されるレーザービームの所定の断面矩形形状に略相
似の前回と今回の切込みが、シートの走行方向に沿って
一部重複するようになされる。ここで、前回と今回のシ
ョットによって形成される前回と今回の切込みの重複部
分の大きさ及び重複回数は、マスクに設けた矩形開口の
形状又はシリンドリカルレンズの形状、シート走行速
度、及びパルス照射の時間間隔を調節することによって
適宜に調節できる。また、1ショットのレーザービーム
の照射によりシートに形成される切込みの深さは、シー
トに照射されるレーザービームのエネルギー密度すなわ
ち強度を調節することによって適宜に調節できる。レー
ザービームのエネルギー密度は、シートの上方に配列し
た集光レンズと、シート表面との間の距離を調節し、投
影縮小率(集光レンズに入射する像の大きさ/シートに
照射される像の大きさ)を調節することによって行われ
得る。ここで、シートに照射されるレーザーエネルギー
密度は、投影縮小率の二乗に比例する。
構成物質、すなわちベースシートや膜層の材質、物質に
吸収され易い波長のレーザービームを発生する。
大きい炭酸ガスレーザービーム(波長が9.2μmのT
EA−CO2レーザービーム(Transversel
yExcited Atomospheric Pre
ssure Laser))、又はレーザーアブレーシ
ョン効果の大きい波長が248nmのエキシマレーザー
ビームである。
トに上述のようにパルス照射されると、上述のような切
込みが熱溶融によりシートの走行方向に沿って形成され
シートがスリットされる。炭酸ガスレーザービームを使
用すると、レーザービームを照射した部分だけが熱溶
融、蒸発されるので、スリットエッジ付近が盛り上がる
ことなくシートがスリットされる。また、レーザービー
ムを照射した部分の切込みに沿って位置する硬質粒子
は、硬質粒子を取り巻く樹脂接着剤の溶融及び冷却によ
り、膜層に再固定され脱落し得ない状態になる。
るシートに上述のようにパルス照射されると、上述のよ
うな切込みがアブレーションによりシートの走行方向に
沿って形成されシートがスリットされる。エキシマレー
ザービームを使用すると、レーザービームを照射した部
分が高エネルギーのレーザービームにより破壊され、ベ
ースシートと、硬質粒子を保持している樹脂接着剤とが
分解、消滅し、硬質粒子も瞬時に飛ばされ、スリットエ
ッジ付近が盛り上がることなくシートがスリットされ
る。また、スリットエッジ付近の膜層に残された硬質粒
子はレーザービームが照射されなかった元の樹脂接着剤
に強固に固定されたままの状態で残る。
いてレーザービームを発生させるパルス照射型のレーザ
ー発振器、又は連続的にレーザービームを発生させる連
続照射型のレーザー発振器が使用される。
ときは、光学系は、レーザー発振器で発生させたレーザ
ービームを所定の間隔すなわちテープ幅に相当する間隔
をあけてシートに照射させることができるように配列し
た、少なくとも一つのミラー、及び少なくとも一つのハ
ーフミラー、を有し得る。ここで、ミラーは入射光を全
反射し、ハーフミラーは入射光の一部を透過し、その残
部を反射する。また、連続照射型のレーザー発振器を使
用するときは、光学系は、シートを所定の幅にスリット
するために、ガルバノミラーを使用してレーザービーム
をシートに所定の幅間隔をあけて走査させるビーム走査
手段を有し得る。
ト中に発生したガス、ミスト、ダスト、等の浮遊汚染物
を除去するための除去手段、をさらに含み得る。この除
去手段は、スリット中に発生した浮遊汚染物を、例え
ば、吸引ポンプを使用して吸引する手段であってもよい
し、又は浮遊汚染物を帯電させ電気的に除去する手段で
あってもよい。電気的に浮遊汚染物を除去するときは、
ベースシートの裏面には、帯電防止処理膜が形成されて
いることが望ましい。
中の樹脂接着剤やベースシートの燃焼、分解による炭化
等を防止し、レーザービームを照射するシートのスリッ
ト部分の変質を防止するために、窒素、アルゴン、ヘリ
ウム、等の不活性ガスをスリット部分に供給する手段、
をさらに含み得る。
を走行させる工程、レーザー発振器でレーザービームを
発生させる工程、レーザービームを所定の断面矩形形状
に整形するビーム整形工程、及びレーザービームをシー
トに向ける工程、から構成される。レーザービームは、
シートにテープ幅に相当する所定の幅間隔をあけて照射
される。これは、レーザービームを所定の幅間隔をあけ
てシートに照射させることができるように少なくとも一
つのミラー及び少なくとも一つのハーフミラーを配列し
たり、また、ガルバノミラーを使用してレーザービーム
をシートに所定の幅間隔をあけて走査して行える。シー
トのスリットは、上述したように、前回と今回のショッ
トとによって形成されるレーザービームの所定の断面矩
形形状に略相似の前回と今回の切込みが一部重複するよ
うに、走行するシートにレーザービームをパルス照射し
て行われる。
ット用シートは、上記した本発明のレーザースリット装
置又は方法に使用され、レーザービームを照射する箇所
に対応するシートの表面、裏面、又は表裏両面の部分に
溝を形成したシートである。この溝は、シートの表面、
裏面、又は表裏両面に形成され、その断面形状は、略U
字形状、略V字形状、略コ字形状、等である。
ザースリット装置は、レーザービームBを発生させるた
めのレーザー発振器10、矢印Tの方向にシート40を
走行させるためのシート走行手段、レーザービームBを
所定の断面矩形形状に整形するためのビーム整形手段2
0、及びレーザービームBをシート40へ向けるための
光学系30、から構成される。
既知の駆動手段を含み、シート40をシート供給部50
から送り出し、シート40のスリット後、テープ40′
をテープ巻取り部51に巻き取らせる。シート40の走
行は、符号52にて示す既知の定速駆動モーターやピン
チローラー、及びシート供給部50の送出しローラーの
バック張力、等により制御され、シート40を矢印Tの
方向に一定トルクでタイミングよく定速走行させたり前
進と停止とを繰り返すように間欠的に走行させることが
できる。
スリットするところには、レーザービームDが通過でき
るような貫通溝54を設けたステージ53が配列され、
スリット中、シート40は、ステージ54の表面上を走
行する。
中に発生し、シート40に付着する可能性のあるガス、
ミスト、ダスト、等の浮遊汚染物を除去するための除去
手段60を含む。除去手段60は、スリット中に発生し
た浮遊汚染物を、吸引ポンプに連通する吸気ダクトにて
外部へ吸引、排出する手段であってもよく、また、浮遊
汚染物を帯電させて電気的に除去する手段であってもよ
い。浮遊汚染物を電気的に除去するときは、シート40
のベースシートの裏面には、厚さ1μm以下(数百Å程
度)の帯電防止膜を予め形成しておくことが望ましい。
ーザービームDの照射による、膜層中の樹脂接着剤やベ
ースシートの燃焼、分解による炭化等を防止するため、
レーザービームDを照射するシート40のスリット部分
に窒素、アルゴン、ヘリウム、等の不活性ガスを供給す
る手段(このスリット部分の近傍にガスを供給するガス
供給部70)を含む。
ように、所定の形状の矩形開口23、24を設けたマス
ク21、22、を有し、これら矩形開口23、24を通
過したレーザービームCは所定の断面矩形形状に整形さ
れる。変形的に、ビーム整形手段20は、図2(b)に
示すように、シリンドリカルレンズ25を有し、このシ
リンドリカルレンズ25を通過させてレーザービームB
を所定の断面矩形形状に整形してもよい。
ビームB、C、Dをシート40上の所定の箇所に照射さ
せるために、光学系30は、図2(a)及び(b)に示
すように、ハーフミラー31及びミラー32を配列し得
る。図2(a)及び(b)では、レーザービームB、
C、Dをシート40上の二箇所に照射して一本のテープ
が製造されるようにハーフミラー31及びミラー32を
配列しているが、より多数のレンズ(及びマスク)と複
数のハーフミラー及びミラーを配列してレーザービーム
B、C、Dをシート40上の三つ以上の箇所に照射して
複数本のテープを同時に製造できる。また、スリットの
幅についても各レンズ(及びマスク)と各ハーフミラー
及びミラーの配列位置を変更することによって適宜に調
節し得る。図2(a)及び(b)に示す光学系では、レ
ーザー発振器10で発生させたレーザービームB、C
は、その50%がハーフミラー31を透過し、残りの5
0%がミラー32に向けて反射される。集光レンズ33
は、シート40から所定の距離だけあけて配列され、所
定の投影縮小率で縮小されたレーザービームDがシート
40に照射される。
ー31を透過したレーザービームBは、マスク21の矩
形開口23を通過して所定の断面矩形形状に整形され、
このレーザービームCが集光レンズ33を通過して所定
の投影縮小率で縮小されて高密度化され、高エネルギー
密度のレーザービームDがシート40に照射され、レー
ザービームCの断面矩形形状に略相似の切込みがシート
40に形成される。一方、ハーフミラー31で反射した
レーザービームBは、ミラー32で全反射した後、マス
ク22の矩形開口24を通過して所定の断面矩形形状に
整形され、このレーザービームCが集光レンズ34を通
過して所定の投影縮小率で縮小されて高密度化され、高
エネルギー密度のレーザービームDがシート40に照射
され、レーザービームCの断面矩形形状に略相似の切込
みがシート40に形成される。
ザー発振器10で発生させたレーザービームBがシリン
ドリカルレンズ25を通過してそのエネルギーを高密度
化させるとともに所定の断面矩形形状に整形され、この
レーザービームCがハーフミラー31を透過し、集光レ
ンズ33を通過して所定の投影縮小率で縮小されてさら
に高密度化され、高エネルギー密度のレーザービームD
がシート40に照射され、レーザービームCの断面矩形
形状に略相似の切込みがシート40に形成される。一
方、ハーフミラー31で反射したレーザービームCは、
ミラー32で反射した後、集光レンズ34を通過して所
定の投影縮小率で縮小されてさらに高密度化され、高エ
ネルギー密度のレーザービームDがシート40に照射さ
れ、レーザービームCの断面矩形形状に略相似の切込み
がシート40に形成される。ここで、図2(a)に示す
ようにマスク21、22に設けた矩形開口23、24を
通過させてレーザービームBを所定の断面矩形形状に整
形する場合、これら矩形開口23、24を通過しないで
マスク21、22に遮断された光量だけレーザービーム
Bの損失となるが、図2(b)に示すように、シリンド
リカルレンズ25を使用すると、レーザービームBを所
定の断面矩形形状に整形するだけでなく同時に細長く整
形するので、レーザー発振器10で発生させたレーザー
ビームBを損失なくシート40に照射できる、という利
点がある。このことから、図2(b)に示すような光学
系31、32、33、34との組み合わせはレーザービ
ームBのエネルギーを効率よく使用するのに有効であ
る。
シート40に照射される各レーザービームDのエネルギ
ーは、レーザー発振器10で発生させたレーザービーム
Bのエネルギーの50%である(すなわち、シート40
上の各箇所に照射されるレーザービームのエネルギーは
同一である)。
0は、図面に対して略垂直な方向に走行しており、集光
レンズ33、34を通過した各レーザービームDによっ
てテープ状にスリットされる。
るための光学系は、ガルバノミラー(図示せず)を使用
してレーザービームCを走査して、シート40にレーザ
ービームDを所定の幅間隔をあけて照射し、シート40
をテープ状にスリットしてもよい。
表的にレンズ33を通過するレーザービームB、Cを用
いて説明する。図3(a)に示すように、所定の断面矩
形形状に整形された後に集光レンズ33を通過したレー
ザービームDは、集光レンズ33を通過してシート40
上に縮小投影される。シート40上に照射されるレーザ
ービームDのエネルギー密度は、集光レンズ33を通過
する前のレーザービームCよりも、投影縮小率の2乗倍
にエネルギー密度が増加する。この高エネルギー密度の
レーザービームDが、図面に対して略垂直な方向に走行
するシート40に照射される。レーザービームDがシー
ト40に照射されると、シート40にレーザービーム
C、Dの断面形状に略相似の切込み(図3(b)に符号
41、42で示す)が形成される。この切込みの深さ
は、シート40に照射されるレーザービームDのエネル
ギー密度すなわち強度を調節することによって調節でき
る。
ート40を貫通し得る程度の切込みが形成されない場合
は、図2(b)に示すように、走行するシート40に前
回のショットにより形成された切込み41(実線にて示
す)と、今回のショットにより形成される切込み42
(点線にて示す)とが一部重複(符号43で示す部分)
するようにパルス照射する。
43の大きさ及び重複回数は、マスクの矩形開口(図2
(a)に符号22、24で示す)の形状やシリンドリカ
ルレンズ(図2(b)に符号25で示す)の形状、シー
ト40の走行速度、及びパルス照射の時間間隔を調節す
ることによって適宜に調節できる(ここで、各ショット
の重複回数は、等価ショット数と呼ばれる)。このよう
に、シート40のスリットは、1ショットずつの切込み
41、42を一部重複43させ、等価ショット数を管理
することによって行われる。
に示すように、可撓性のベースシート44の表面に、既
知の塗布法や真空成膜法、等により膜層45を形成した
ものであるが、レーザービームを照射する箇所に対応す
るシート40の部分に、既知のエンボス加工法、等によ
り、ベースシート44の表面(図4(c))、裏面(図
4(b))、又は表裏両面(図4(d))に溝46、4
7を形成し、レーザービームを照射する箇所に対応する
シート40の部分の厚さを小さくする。このような溝4
6、47をシート40に形成しておくことで、等価ショ
ット数を低減し、スリットにかかる時間及びコストを低
減させることができる。図示の例では、断面V字状の溝
46、47が形成されているが、断面U字状、断面矩形
状、等の溝を形成してもよい。
ザー(TEA−CO2レーザー(波長9200nm))
を使用して研磨シートをスリットし、そのスリットエッ
ジの状態を観察した。
m、厚さ20μmのポリエステルベースシートに、ポリ
ウレタン樹脂を含有した樹脂接着剤液に平均粒径1.0
μmの酸化アルミニウム粒子を分散、混合した塗料を一
様に塗布し、乾燥させて厚さ5μmの研磨層を形成した
ものであり、この研磨シートを、図2(a)に示すよう
にミラーとハーフミラーを配列させたレーザースリット
装置を使用して幅12.7mmのテープ状にスリットし
た。
ーザーを発生させ、マスクに設けた0.8mm×15.
0mmの長方形状の矩形開口を通過させた後、集光レン
ズを通過させてレーザービームを縮小(投影縮小率8.
0)してシートにパルス照射した。シートには、1ショ
ットで、0.1mm×1.8mmの切込みが形成され
た。パルス照射は、145Hzの周期で行った。研磨シ
ートの走行速度は、切込みの重複回数(等価ショット
数)が3となるように調節された。研磨シートに照射さ
れる1ショット当たりのレーザーエネルギー密度は5.
0J/cm2であった。
テープのスリットエッジの電子顕微鏡写真を図5に示
す。図示のように、スリットエッジ付近には盛り上がり
がみられない。
シマレーザー(波長248nm)を使用して研磨シート
をスリットし、そのスリットエッジの状態を観察した。
スリットされる研磨シートは、幅500mm、厚さ50
μmのポリエステルベースシートに、ポリウレタン樹脂
を含有した樹脂接着剤液に平均粒径1.0μmの酸化ア
ルミニウム粒子を分散、混合した塗料を一様に塗布し、
乾燥させて厚さ5μmの研磨層を形成したものである。
ここで、レーザービームを照射する部分に対応するベー
スシートの裏面に、図4(b)に示すような深さ25μ
mの断面V字状の溝をエンボス加工法にて予め形成し、
レーザービームによりスリットされるシートの厚さは実
質的に33μmとなるようにした。この研磨シートは、
上記の実施例1で使用したレーザースリット装置と同一
のレーザースリット装置にて幅12.7mmのテープ状
にスリットした。
ザーを発生させ、マスクに設けた0.43mm×10.
0mmの長方形状の矩形開口を通過させた後、集光レン
ズを通過させてレーザービームを縮小(投影縮小率4.
3)してシートにパルス照射した。シートには、1ショ
ットで、0.1mm×2.3mmの切込みが形成され
た。パルス照射は、200Hzの周期で行った。研磨シ
ートの走行速度は、ショット重複回数(等価ショット
数)が50となるように調節された。研磨シートに照射
される1ショット当たりのレーザーエネルギー密度は
1.34J/cm2であった。
テープのスリットエッジの電子顕微鏡写真を図6に示
す。図示のように、スリットエッジ付近には盛り上がり
がみられない。
ザー(波長248nm)を使用して研磨シートをスリッ
トし、スリットに要した1ショット当たりのレーザーエ
ネルギー密度及び等価ショット数について上記の実施例
2と比較した。
例2の研磨シートと同様の構成であるが、ベースシート
の裏面には実施例2で使用したシートのような溝は形成
されていない(すなわち、レーザービームによりスリッ
トされるシートの厚さは実質的に58μmである)。こ
の研磨シートは、上記の実施例2で使用したレーザース
リット装置を使用してテープ状にスリットした。
ザーを発生させ、マスクに設けた0.43mm×10.
0mmの長方形状の矩形開口を通過させた後、集光レン
ズを通過させてレーザービームを縮小(投影縮小率4.
3)して、シートに、1ショットで、0.1mm×2.
3mmの切込みが形成されるようにパルス照射した。パ
ルス照射は、200Hzの周期で行った。
のレーザーエネルギー密度を2.69J/cm2に設定
し、研磨シートの走行速度を調節してショット重複回数
(等価ショット数)を95としたとき、研磨シートはス
リットできた。
箇所に対応するシートの部分に予め溝を形成し、実質的
にスリットされる部分の厚さを小さくしておくことによ
り、レーザービームのエネルギー密度及び等価ショット
数が“顕著に”低減できることが実証された。
が、以上説明したように、レーザービームを照射してシ
ートをスリットするように構成されるので、シートをス
リットするための刃の交換が不要となり、また、スリッ
トエッジ付近の膜層を変形させることなく、スリットエ
ッジにも何らのバリを残さずにシートをスリットでき、
また、スリットエッジ付近に盛り上がりがなく、スリッ
トエッジに位置する粒子が膜層に固定されたままの状態
にあることから、テープの使用中に、固体表面に不要の
スクラッチを形成したり、脱粒しない、という効果を奏
する。
使用するシートが、以上説明したように、レーザービー
ムを照射する箇所に対応するシートの部分の厚さが小さ
いので、比較的小さいレーザーエネルギー密度のレーザ
ービームを使用して比較的少ない等価ショット数で比較
的速くシートのスリットができ、シートのスリットを効
率的に行ってテープの生産性を高めることができる、と
いう効果を奏する。
全体の略図である。
装置のビーム整形手段及び光学系の一例を示し、図2
(b)は、図1(a)のレーザースリット装置のビーム
整形手段及び光学系の他の例を示す。
部分拡大図であり、レーザービームの前回(実線)及び
今回(点線)の二つのショットによりシートに形成され
る切込みを示す。
ーザースリット装置又は方法に使用するシートの断面図
である。
ムにてスリットしたテープのスリットエッジの電子顕微
鏡写真である。
ムにてスリットしたテープのスリットエッジの電子顕微
鏡写真である。
9)
Claims (22)
- 【請求項1】可撓性のベースシートの表面に膜層を形成
したシートをスリットするためのレーザースリット装置
であって、(1)前記シートを走行させるための手段、
(2)レーザービームを発生させるためのレーザー発振
器、(3)前記レーザービームを所定の断面矩形形状に
整形するためのビーム整形手段、及び(4)前記レーザ
ービームを前記シートへ向けるための光学系、から成る
レーザースリット装置。 - 【請求項2】前記ビーム整形手段が、所定の矩形開口を
設けたマスクを有し、この矩形開口を通過したレーザー
ビームが、前記所定の断面矩形形状に整形される、請求
項1のレーザースリット装置。 - 【請求項3】前記ビーム整形手段が、シリンドリカルレ
ンズを有し、このシリンドリカルレンズを通過したレー
ザービームが、前記所定の断面矩形形状に整形される、
請求項1のレーザースリット装置。 - 【請求項4】前記光学系が、前記レーザービームを前記
シートに所定の幅間隔をあけて照射させるように配列し
た、少なくとも一つのミラー、及び少なくとも一つのハ
ーフミラー、を有する、請求項1〜3のいずれか1のレ
ーザースリット装置。 - 【請求項5】前記光学系が、前記レーザービームを前記
シートに所定の幅間隔をあけて走査して前記シートを所
定の幅にスリットするためのビーム走査手段を有する、
請求項1〜4のいずれか1のレーザースリット装置。 - 【請求項6】前記レーザービームが、走行する前記シー
トに1ショットずつ、前回と今回のショットで形成され
る前記所定の断面矩形形状に略相似の前回と今回の切込
みが一部重複するように、パルス照射される、請求項1
〜5のいずれか1のレーザースリット装置。 - 【請求項7】前記レーザー発振器が、出力1W以上、波
長が12μm以下のパルス照射型又は連続照射型のレー
ザー発振器である、請求項1〜6のいずれか1のレーザ
ースリット装置。 - 【請求項8】前記レーザービームが、波長が9.2μm
のTEA−CO2レーザービーム、又は波長が248n
mのエキシマレーザービームである、請求項1〜7のい
ずれか1のレーザースリット装置。 - 【請求項9】前記シートが、前記レーザービームを照射
する箇所に対応する前記シートの表面、裏面、又は表裏
両面の部分に形成した溝をさらに含む、請求項1〜8の
いずれか1のレーザースリット装置。 - 【請求項10】前記溝の断面形状が、略U字形状、略V
字形状、又は略コ字形状である、請求項9のレーザース
リット装置。 - 【請求項11】可撓性のベースシートの表面に膜層を形
成したシートをスリットするためのレーザースリット方
法であって、(1)前記シートを走行させる工程、
(2)レーザー発振器でレーザービームを発生させる工
程、(3)前記レーザービームを所定の断面矩形形状に
整形するビーム整形工程、及び(4)前記レーザービー
ムを前記シートに向ける工程、から成るレーザースリッ
ト方法。 - 【請求項12】前記ビーム整形工程が、前記レーザービ
ームを、マスクに設けた矩形開口を通過させる工程を含
み、前記矩形開口を通過したレーザービームが、前記所
定の断面矩形形状に整形される、請求項11のレーザー
スリット方法。 - 【請求項13】前記ビーム整形工程が、前記レーザービ
ームをシリンドリカルレンズを通過させる工程を含み、
前記シリンドリカルレンズを通過したレーザービーム
が、前記所定の断面矩形形状に整形される、請求項11
又は12のレーザースリット方法。 - 【請求項14】レーザービームをシートに向ける前記工
程が、前記シートに所定の幅間隔をあけて前記レーザー
ビームを照射させるように配列した、少なくとも一つの
ミラー、及び少なくとも一つのハーフミラーを介して前
記レーザービームを前記シートに向ける工程を含む、請
求項11〜13のいずれか1のレーザースリット方法。 - 【請求項15】レーザービームをシートに向ける前記工
程が、前記レーザービームを前記シートに所定の幅間隔
をあけて走査して前記シートを所定の幅にスリットする
ためのビーム走査工程を含む、請求項11〜14のいず
れか1のレーザースリット方法。 - 【請求項16】前記レーザービームが、走行する前記シ
ートに1ショットずつ、前回と今回のショットで形成さ
れる前記所定の断面矩形形状に略相似の前回と今回の切
込みが一部重複するように、前記レーザービームをパル
ス照射する工程をさらに含む、請求項11〜15のいず
れか1のレーザースリット方法。 - 【請求項17】前記レーザー発振器が、出力1W以上、
波長が12μm以下のパルス照射型又は連続照射型のレ
ーザー発振器である、請求項11〜16のいずれか1の
レーザースリット方法。 - 【請求項18】前記レーザービームが、波長が9.2μ
mのTEA−CO2レーザービーム、又は波長が248
nmのエキシマレーザービームである、請求項11〜1
7のいずれか1のレーザースリット方法。 - 【請求項19】前記シートが、前記レーザービームを照
射する箇所に対応する前記シートの表面、裏面、又は表
裏両面の部分に形成した溝を含む、請求項11〜18の
いずれか1のレーザースリット方法。 - 【請求項20】前記溝の断面形状が、略U字形状、略V
字形状、又は略コ字形状である、請求項19のレーザー
スリット方法。 - 【請求項21】請求項1〜8のいずれか1のレーザース
リット装置、又は請求項11〜18のいずれか1のレー
ザースリット方法、を使用してスリットされるレーザー
スリット用のシートであって、(1)可撓性のベースシ
ート、(2)前記ベースシートの表面に形成した膜層、
及び(3)レーザービームを照射する箇所に対応する当
該シートの表面、裏面、又は表裏両面の部分に形成した
溝、から成るシート。 - 【請求項22】前記溝の断面形状が、略U字形状、略V
字形状、又は略コ字形状である、請求項21のシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11044207A JP2000246473A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | レーザースリット装置及び方法及びレーザースリット用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11044207A JP2000246473A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | レーザースリット装置及び方法及びレーザースリット用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000246473A true JP2000246473A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12685123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11044207A Pending JP2000246473A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | レーザースリット装置及び方法及びレーザースリット用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000246473A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-02-23 JP JP11044207A patent/JP2000246473A/ja active Pending
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