JP2000245140A - チャージポンプ回路 - Google Patents

チャージポンプ回路

Info

Publication number
JP2000245140A
JP2000245140A JP11046931A JP4693199A JP2000245140A JP 2000245140 A JP2000245140 A JP 2000245140A JP 11046931 A JP11046931 A JP 11046931A JP 4693199 A JP4693199 A JP 4693199A JP 2000245140 A JP2000245140 A JP 2000245140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
clock
output
driver
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11046931A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Shimozono
昌博 下薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11046931A priority Critical patent/JP2000245140A/ja
Publication of JP2000245140A publication Critical patent/JP2000245140A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャージ電圧の立ち上げを犠牲にすることな
く、回路電力を負荷に依らず常に効果的に低減して低消
費電力を実現すること。 【解決手段】 電源オン時、出力部のチャージ電圧が低
い間、帰還回路はドライバーに高い駆動電圧を供給し
て、そこから出力される駆動パルスの振幅値を大きくし
て、大きなチャージ能力により、前記チャージ電圧を急
速に上昇させる。その後、前記チャージ電圧が高くなる
に伴い、帰還回路はドライバーに供給する駆動電圧を低
くし、ドライバーで消費される電力を絞り、チャージ電
圧が設定電圧に到達した以降、帰還回路はドライバーに
常に低い駆動電圧を供給して、ドライバーの消費電力を
抑えることにより、出力部で消費される電力を低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給電圧よりも高
い設定電圧を発生するチャージポンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のチャージポンプ回路の構成
例を示した回路図である。チャージポンプはクロックを
生成するクロック生成回路1と、このクロック生成回路
1から出力されたクロックを入力して、電源端子3から
供給される電圧Vccより高い設定電圧を発生する出力
部2から成る。出力部2から出力された設定電圧は負荷
4に供給される。
【0003】出力部2は前記クロックを入力して駆動ク
ロックにするインバータIV、このインバータIVから
出力される駆動クロックにより充放電を繰り返すコンデ
ンサC1、電源端子3から供給される電圧Vccをコン
デンサC1に導入するダイオードD1、コンデンサC1
の電荷をコンデンサC2に導入するダイオードD2、チ
ャージ電圧を蓄電するコンデンサC2を有している。
【0004】上記のような従来のチャージポンプ回路で
は、クロック生成回路1からクロックが出力部2のイン
バータIVに入力され出すと、コンデンサC2に蓄電さ
れる電圧が上昇し、供給電圧Vccよりも高い設定電圧
まで上昇する。以降、この設定電圧が負荷4に供給され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のチ
ャージポンプ回路では、図6に示すように、クロックを
出力部に供給し始めた時点から、出力部の出力電圧が設
定電圧まで上昇し、更にそれ以降においても、チャージ
ポンプ回路には一定の電流が流れ続けるため、回路電力
(W)は変わらず、回路電力が大きいままであるという
問題があった。
【0006】そこで、回路電力がクロック周波数に依存
することに着目し、回路電力を押さえるにはクロック周
波数を低くすれば良いが、クロック周波数を低くする
と、チャージポンプ回路の立ち上がり時間が長くなると
いう問題が出てくる。
【0007】そこで、上記問題を回避するため、図7に
示すように、周波数が異なる2種類のクロックを発生す
るクロック生成回路1A,1Bを用意し、当初、スイッ
チSWによりクロック生成回路1Aから出力される高い
周波数F1のクロックを出力部2のインバータIVに入
力して、出力部2より発生されるチャージ電圧を急速に
設定電圧まで上昇させ、設定電圧まで上昇する。この時
点で、スイッチSWを切り換えて、クロック生成回路1
Bから出力される低い周波数F2のクロックを出力部2
のインバータIVに入力し、ダイオードD2からコンデ
ンサC2に流れるチャージ電流を小さくすることによ
り、回路の消費電力を低減させるチャージポンプ回路が
公知となっている。
【0008】しかし、このチャージポンプ回路では、負
荷4によって前記クロックの周波数F1、F2を最適に
設定しないと、上記効果を有効に得ることができないた
め、チャージポンプ回路の負荷4が変わる度に、最適な
周波数F1、F2を発生するクロック生成回路1A、1
Bを設計しなければならないという問題があった。
【0009】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、チャージ電圧の
立ち上げを犠牲にすることなく、回路電力を負荷に依ら
ず常に効果的に低減して低消費電力を実現することがで
きるチャージポンプ回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、クロックを発生するクロ
ック生成部と、このクロック生成部から入力されたクロ
ックを用いて内部のコンデンサをチャージアップするこ
とにより、供給電圧よりも高い設定電圧を発生する出力
部とを有するチャージポンプ回路において、前記出力部
から発生された出力電圧に応じて前記出力部を動作させ
るための駆動電圧を変化させる制御手段を具備すること
にある。
【0011】請求項2の発明の前記制御手段は、前記出
力部の出力電圧が高くなるに伴い、前記出力部を動作さ
せるための駆動電圧を低くし、前記出力電圧が設定電圧
になると、これ以降の前記駆動電圧を最も低い値に制御
する。
【0012】請求項3の発明の特徴は、クロックを発生
するクロック生成部と、このクロック生成部から入力さ
れたクロックをドライバーを通して駆動クロックとし、
この駆動クロックを用いて内部のコンデンサをチャージ
アップすることによって供給電圧よりも高い設定電圧を
発生する出力部とを有するチャージポンプ回路におい
て、前記出力部から発生された出力電圧を入力し、この
出力電圧が高くなるに伴い、前記ドライバーを動作させ
るための駆動電圧を低くし、前記出力電圧が設定電圧に
到達すると、これ以降、最も低い駆動電圧を前記ドライ
バーに供給する帰還回路を具備することにある。
【0013】この発明によれば、チャージポンプ回路の
出力電圧が低い間は、高い駆動電圧を出力部に供給し
て、大きいチャージアップ能力で前記コンデンサを急速
にチャージアップして出力電圧を上昇させ、出力電圧が
上昇するに伴い、出力部に供給する駆動電圧を低くし、
出力部で消費される電力を低減することにより、低消費
電力を実現している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明のチャージポンプ
回路の一実施の形態を示した回路図である。但し、従来
例と同一の部分には同一符号を用いて説明し、適宜その
説明を省略する。チャージポンプ回路はクロックを生成
するクロック生成回路1と、このクロック生成回路1か
ら出力されたクロックを入力して、電源端子3から供給
される電圧Vccより高い設定電圧を発生する出力部2
と、この出力部2の出力電圧に対応して変化する電圧を
ドライバー21の駆動電圧として供給する帰還アンプな
どで構成される帰還回路5をから成っている。
【0015】出力部2は前記クロックを入力して駆動ク
ロックにするドライバー21、このドライバー21から
出力される駆動クロックにより充放電を繰り返すコンデ
ンサC1、電源端子3から供給される電圧Vccをコン
デンサC1に導入するダイオードD1、コンデンサC1
の電荷をコンデンサC2に導入するダイオードD2及び
チャージ電圧を蓄電するコンデンサC2を有している。
尚、ドライバー21としては、インバータやバッファ等
が用いられ、また、帰還回路5は帰還アンプなどにより
構成されている。
【0016】次に本実施の形態の動作について説明す
る。電源オン時、クロック生成回路1からクロックが出
力部2のドライバー21に入力され出すと、コンデンサ
C2に蓄電される電圧が上昇し、供給電圧Vccよりも
高い設定電圧まで上昇する。以降、この設定電圧が負荷
4に供給される。
【0017】この際、帰還回路5はコンデンサC2に蓄
電されるチャージ電圧を入力し、図2に示すような駆動
電圧を発生する。先ず、電源オン時、チャージポンプ電
圧はVCC−2VF(ダイオード電圧)となっていて、
この時、帰還回路5はドライバー21に供給する駆動電
圧(Vd)をVccとする。
【0018】これにより、ドライバー21から出力され
る駆動パルスの振幅値は最大となって、チャージアップ
能力は最大となり、コンデンサC2を急速にチャージア
ップする。こうして、チャージ電圧が上昇するにつれ
て、帰還回路5は駆動電圧(Vd)を次第に下げてい
き、チャージ電圧が設定電圧に到達した時には非常に低
い電圧とする。
【0019】従って、ドライバー21には、出力部2の
チャージ電圧に応じて、当初、Vccの駆動電圧が供給
され、これが次第に低下して、チャージ電圧が設定電圧
に到達した時には、前記Vccよりかなり低い電圧が駆
動電圧として供給されることになる。
【0020】このため、ドライバー21から出力される
駆動パルスの振幅電圧Vaは図3に示すように、当初の
Vccで、コンデンサC2を急速にチャージアップし、
その後、このチャージ電圧の上昇に伴って、次第に下が
り、チャージ電圧が設定電圧に到達したto時点には、
低い電圧となっている。
【0021】従って、出力部2から出力されるチャージ
電圧が設定電圧に到達した以降は、ドライバー21から
出力される駆動パルスの振幅電圧は低いため、回路の電
力消費も低くなっている。
【0022】図4は上記した本例のチャージポンプ回路
の回路電力の変化を示した図である。チャージポンプ回
路の出力部2の回路電力は、コンデンサC2に流れるチ
ャージ電流に比例する。チャージ電流は、前記クロック
の周波数をF、駆動クロックの振幅電圧をV、コンデン
サC2の容量をC2で表すと、F×V×C2に比例し、
チャージ電圧の上昇に伴い前記Vが低くなる。それ故、
チャージポンプ回路が動作を開始した直後は回路電力は
大きいが、それがチャージ電圧の上昇と伴い次第に低減
し、チャージ電圧が設定電圧に達したto時には、非常
に小さくなっている。
【0023】本実施の形態によれば、チャージ電圧が高
くなるにつれて出力部2に供給する駆動電圧を低くし、
チャージ電圧が設定値に達した以降は常に低い駆動電圧
を供給して回路電力を低下させ、消費電力を低減するこ
とができる。しかも、チャージ電圧が低い間は、出力部
2に供給する駆動電圧は高くして、高いチャージ能力を
維持して、急速にチャージアップするため、チャージポ
ンプの立上がりを遅くすることなく、上記効果を得るこ
とができる。
【0024】また、出力部2に供給する駆動電圧の制御
は負荷4の大きさなどに拘らず行われるため、どのよう
な負荷であっても、効果的に消費電力を低減することが
できる。従って、チャージポンプの負荷に応じて、回路
を何度も設計しなくてよくなり、その分、チャージポン
プ回路のコストを低減することができる。
【0025】更に、低消費電力対策として、従来のよう
に2種類の周波数のクロックを生成する必要がなく、ク
ロック生成回路の回路規模を小さくできる分、チップサ
イズを縮小することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のチ
ャージポンプ回路によれば、チャージ電圧の立ち上げを
犠牲にすることなく、回路電力を負荷に依らず常に効果
的に低減して低消費電力を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャージポンプ回路の一実施の形態を
示した回路図である。
【図2】図1に示した出力部のチャージ電圧と帰還回路
から供給される駆動電圧との関係を示した特性図であ
る。
【図3】図1に示したドライバーの出力振幅電圧の時間
変化を示した特性図である。
【図4】図1に示した出力部が消費する回路電力の時間
変化を示した特性図である。
【図5】従来のチャージポンプ回路の構成例を示した回
路図である。
【図6】図5に示したチャージポンプ回路の回路電力の
時間変化を示した特性図である。
【図7】従来のチャージポンプ回路の他の構成例を示し
た回路図である。
【符号の説明】
1 クロック生成回路 2 出力部 3 電源端子 4 負荷 5 帰還回路 21 ドライバー C1、C2 コンデンサ D1、D2 ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックを発生するクロック生成部と、 このクロック生成部から入力されたクロックを用いて内
    部のコンデンサをチャージアップすることにより、供給
    電圧よりも高い設定電圧を発生する出力部とを有するチ
    ャージポンプ回路において、 前記出力部から発生された出力電圧に応じて前記出力部
    を動作させるための駆動電圧を変化させる制御手段を具
    備することを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記出力部の出力電圧
    が高くなるに伴い、前記出力部を動作させるための駆動
    電圧を低くし、前記出力電圧が設定電圧になると、これ
    以降の前記駆動電圧を最も低い値に制御することを特徴
    とする請求項1記載のチャージポンプ回路。
  3. 【請求項3】 クロックを発生するクロック生成部と、 このクロック生成部から入力されたクロックをドライバ
    ーを通して駆動クロックとし、この駆動クロックを用い
    て内部のコンデンサをチャージアップすることによって
    供給電圧よりも高い設定電圧を発生する出力部とを有す
    るチャージポンプ回路において、 前記出力部から発生された出力電圧を入力し、この出力
    電圧が高くなるに伴い、前記ドライバーを動作させるた
    めの駆動電圧を低くし、前記出力電圧が設定電圧に到達
    すると、これ以降、最も低い駆動電圧を前記ドライバー
    に供給する帰還回路を具備することを特徴とするチャー
    ジポンプ回路。
JP11046931A 1999-02-24 1999-02-24 チャージポンプ回路 Withdrawn JP2000245140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11046931A JP2000245140A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 チャージポンプ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11046931A JP2000245140A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 チャージポンプ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000245140A true JP2000245140A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12761081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11046931A Withdrawn JP2000245140A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 チャージポンプ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000245140A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101013891B1 (ko) 2002-05-28 2011-02-15 소니 주식회사 전압 변화 제어 회로 및 방법
JP2011115019A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Elpida Memory Inc 半導体装置
US10790781B2 (en) 2018-05-14 2020-09-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101013891B1 (ko) 2002-05-28 2011-02-15 소니 주식회사 전압 변화 제어 회로 및 방법
JP2011115019A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Elpida Memory Inc 半導体装置
US8987937B2 (en) 2009-11-30 2015-03-24 Ps4 Luxco S.A.R.L. Semiconductor device having internal voltage generating circuit
US10790781B2 (en) 2018-05-14 2020-09-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7288854B2 (en) Power linear and switching regulators commonly controlled for plural loads
US7274248B2 (en) Booster circuit and semiconductor device having same
JP4895694B2 (ja) 電源回路
JP2003018822A (ja) チャージポンプ用ラッシュカレント制限回路
US20020075063A1 (en) Frequency adaptive negative voltage generator
JPH11220874A (ja) Dc−dcコンバータ制御回路
KR100449356B1 (ko) 용량성 부하의 구동 회로 및 용량성 부하의 구동용 집적회로
JP2003299347A (ja) Pwmスイッチングレギュレータ制御回路、pwmスイッチングレギュレータ及び電子機器
JP2006314130A (ja) 低電力発振器
US5757632A (en) Switched capacitance voltage multiplier
TW391081B (en) 087101810
US8421525B2 (en) Semiconductor circuit device
US6411172B2 (en) Oscillator circuit with reduced capacity for AC coupling capacitor
JPH10248244A (ja) 携帯型コンピュータ用電源装置
JP2000245140A (ja) チャージポンプ回路
US7218538B2 (en) Power source device
WO2003096520A2 (en) Charge pump
JP4412535B2 (ja) 同期整流方式スイッチングレギュレータ制御回路及びこれを含む半導体集積回路
CN113162386A (zh) 一种适用于升压转换电路的基准电压软启动电路
JPH10326674A (ja) El素子の駆動回路
JPH0564429A (ja) 半導体装置及び電子機器
JPH11299224A (ja) スイッチングレギュレータコントロール回路
JP2000270540A (ja) 電圧供給回路
JP2001339939A (ja) Dc−dcコンバータ
KR100603516B1 (ko) 충전 펌프 회로를 갖는 스위칭 레귤레이터

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509