JP2000245068A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JP2000245068A
JP2000245068A JP4438899A JP4438899A JP2000245068A JP 2000245068 A JP2000245068 A JP 2000245068A JP 4438899 A JP4438899 A JP 4438899A JP 4438899 A JP4438899 A JP 4438899A JP 2000245068 A JP2000245068 A JP 2000245068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
power supply
conversion means
thermoelectric conversion
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4438899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Hiroshi Uno
浩 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4438899A priority Critical patent/JP2000245068A/ja
Publication of JP2000245068A publication Critical patent/JP2000245068A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電気変換手段の電圧が低下しても、外部負
荷の動作を停止することなく運転を持続させること。 【解決手段】 電源装置10は加熱手段11で発生した
熱を受け発電する熱電気変換手段12と、熱電気変換手
段12で発生した電力を昇圧する昇圧回路13と、充電
可能な電池電源14とを有している。これによって熱電
気変換手段12の起電力が低い状態においても電池電源
14への充電ができ、また熱電気変換手段12の起電力
が低下しても電源電圧は一定に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス燃焼や石油燃
焼等の熱により電力を発生する熱発電手段を有する電源
装置に関し、更に詳しくは、電池電源と併用し負荷に安
定した電力を供給する電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱電気変換手段の出力電圧は、非常に低
電圧であるためインピーダンスの大きいモータ等の負荷
を直接駆動することは困難である。そこで熱電気変換手
段の出力電圧を高電圧に変換して駆動することが必要で
ある。
【0003】この目的のために昇圧回路を用いた方式と
して、特開昭61−142963号公報に記載されてい
る電源回路がある。図5において、電源回路1は外部負
荷2を断続する第1のスイッチ3と、発振回路4に熱電
気変換手段5の電力を供給する回路に切り換える第2の
スイッチ6と、第1のスイッチ3と第2のスイッチ6と
のオン・オフを制御するコントローラ7とを備え、更に
発振回路4に昇圧電圧を供給する第1の昇圧回路8と、
負荷に昇圧電圧を供給する第2の昇圧回路9を備えたも
のである。
【0004】上記構成により以下のように作用する。起
動時外部負荷を切り離し熱電気変換手段から見た外部イ
ンピーダンスを大きくしておいて所定電圧(発振回路、
第1の昇圧回路が正常動作する電圧)を得るものであ
る。第1の昇圧回路により昇圧された電圧が得られる
と、第1のスイッチと第2のスイッチとを切り換える。
熱電気変換手段の起電圧は低下するが発振回路は昇圧さ
れた電圧で正常動作し、外部負荷には、第2の昇圧回路
により所定電力がえられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電源装置では、熱電気変換手段の電圧を昇圧しても、
外部負荷のインピーダンスの作動可能な電圧に限界があ
る。即ち、熱電気変換手段への加熱熱量が減少し電圧が
低下すると、外部負荷の動作が停止してしまうという課
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電源装置は熱電気変換手段と、前記熱電気変
換手段で発生した電力を昇圧する昇圧回路と、充電可能
な電池電源とを有し、加熱熱量が小さく熱電気変換手段
の起電力が低い状態においても電池電源への充電を可能
にしている。また、電池電源は充電可能な2次電池を用
い、加熱手段の加熱量が増大し熱電気変換手段の起電力
が2次電池の電圧より高い時は、2次電池は充電され
る。
【0007】上記発明によれば、熱電気変換手段電源と
電池電源との補完作用で負荷への電力供給を行うことが
でき、加熱の立ち上がり時や負荷に対する加熱制御によ
る熱電気変換手段の起電力低下等においても、負荷回路
に接続された装置を停止させることなく運転を持続させ
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は加熱手段により熱を受け
発電する熱電気変換手段と、前記熱電気変換手段から発
生された電力を昇圧するの昇圧回路と、充電可能な電池
電源とを備え、前記昇圧回路の出力を前記熱電気変換手
段に接続し、前記電池電源が熱電気変換手段により充電
されるようにしたものである。そして、電源装置は加熱
手段の加熱の立ち上がり時や負荷に対する加熱制御によ
る熱電気変換手段の起電力低下等においても、負荷回路
に接続された装置を停止させることなく運転を持続させ
ることができる。さらに、加熱手段の加熱量が増大し、
熱電気変換手段の起電力が増大した時も負荷に供給され
る電圧は電池電源の電圧に保たれる。
【0009】また、昇圧回路は熱電気変換手段で発生し
た電圧によりマルチバイブレータを動作させ、そこから
得られた交流をトランスによって昇圧、整流した電圧を
電池電源へ供給するようにしたものである。そして、マ
ルチバイブレータは熱電気変換手段から得られる電圧が
低くても動作するので、加熱手段の加熱が弱くなっても
電池電源へ高い電圧を供給することができる。
【0010】また、熱電気変換手段は高温側に加熱手段
を、低温側に熱媒搬送手段に接続された熱媒加熱用熱交
換器を配設したものである。そして、加熱手段で発生し
た熱は熱電気変換手段を介し前記熱媒加熱用熱交換器へ
伝達され、熱媒の加熱作用をるとともに、熱媒搬送手段
は熱電気変換手段電源と電池電源との補完作用で熱媒搬
送手段が運転される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0012】(実施例1)図1は本発明の実施例1を示
す電源装置の基本機能を示す回路図である。図2は熱電
気変換手段の起電力特性図である。
【0013】図1において、電源装置10は加熱手段1
1の熱を受け発電する熱電気変換手段12と、熱電気変
換手段12の起電力を入力し昇圧する昇圧回路13と、
昇圧回路13で昇圧された電力により充電される2次電
池からなる電池電源14との3要素で構成され、昇圧回
路13はマルチバイブレータ回路15で交流に変換され
た電力を昇圧トランス16で昇圧している。昇圧トラン
ス16の1次側はマルチバイブレータ回路15に、2次
側は電池電源14と整流用トランジスタTr3とが接続さ
れている。マルチバイブレータ回路15はトランジスタ
Tr1、Tr2のベースに接続された抵抗R1、R2、コンデンサ
C1、C2の時定数により交流周波数が決められる。Tr3は
整流用のトランジスタである。
【0014】図2において、X軸は加熱時間、Y軸は起
電力を示す。Vzは熱電気変換手段11の起電力、Vhは
昇圧トランス16の2次電圧、Vsは熱電気変換手段1
1の充電開始時の電圧、Tsは充電開始時間、Vcは電池
電源電圧である。
【0015】次に動作について説明する。加熱装置によ
り熱電気変換手段11が加熱されると、図2Vzで示さ
れるように電圧が発生する。発生した電圧Vzによりマ
ルチバイブレータ回路15が動作し、電力は交流に変換
される。マルチバイブレータ回路15によって得られた
交流は昇圧トランス16で昇圧される。加熱が継続さ
れ、熱電気変換手段11の起電力が上昇し、電圧がVs
を越えると、昇圧された電力はトランジスタTr3で整流
され電池電源14に充電される。
【0016】本実施例によれば、加熱手段の加熱の立ち
上がり時や負荷に対する加熱制御による加熱量の低下で
熱電気変換手段の起電力が低下しても、電池電源への充
電ができ、負荷回路へ安定した電力供給が可能である。
【0017】(実施例2)図3は本発明の実施例2を示
す電源装置の基本機能を示す回路図である。図4は実施
例2に示された電源装置を用いた熱媒加熱搬送装置の上
面図である。
【0018】実施例1と異なる点は加熱手段11として
加熱手段11で発生した熱で熱媒を加熱する熱交換手段
17と、熱電気変換手段12の起電力で循環させる熱媒
搬送手段18とのシステム構成とし、熱媒搬送手段18
の電源として昇圧充電電源回路を用いたことである。
【0019】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0020】図3、4において19は熱搬送手段18の
ON、OFFスイッチ、20は熱媒加熱搬送装置で加熱
手段11、熱媒加熱用の熱交換手段17、前記加熱手段
11と熱交換手段17間に挿入された熱電気変換手段1
2で構成され、熱媒循環回路は熱媒搬送手段18、液体
供給手段21とで構成されている。熱媒搬送手段18の
モータ22は熱電気変換手段12の起電力で駆動する。
液体供給手段21は液体供給口23を有した容器24と
で構成されている。25は加熱手段11の燃料タンク、
26は燃焼用点火器である。
【0021】次に動作について説明すると、熱媒を液体
供給手段21の供給口23から注ぎ、容器24が熱媒で
満たされると、スイッチ19をONし、加熱手段11を
燃焼用点火器26で点火する。熱媒搬送手段18は電池
電源14の電力でモータ22が回転し熱媒が圧送され
る。一方熱電気変換手段12は加熱手段11の加熱が始
まると、熱電気変換手段12の上面の温度が上昇し、下
面との温度差が生じ、図2Vzで示されるように電圧が
発生する。発生した電圧は実施例1と同様にマルチバイ
ブレータ回路15を動作し、電力は交流に変換れ、昇圧
トランス16で昇圧される。加熱が継続され、熱電気変
換手段11の起電力が上昇し、電圧がVsを越えると、
昇圧された電力は電池電源14を充電すると同時に熱媒
搬送手段18を駆動する。
【0022】本実施例によれば電池電源から負荷への電
力供給と昇圧回路を介しての熱電気変換手段からの電池
電源への電力充電とが自動的に行われる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
電源装置によれば次の効果を奏する。
【0024】熱電気変換手段の電力は昇圧して電池電源
に充電されるため、加熱手段の加熱の立ち上がり時や負
荷に対する加熱制御による熱電気変換手段の起電力低下
等においても、負荷回路に接続された装置は停止するこ
となく、運転は持続される。
【0025】また、昇圧回路に用いたマルチバイブレー
タは熱電気変換手段から得られる電圧が低くても動作す
るので、加熱手段の加熱が弱くなっても電池電源へ高い
電圧を供給することができる。逆に、加熱手段の加熱量
が増大し、熱電気変換手段の起電力が増大しても負荷に
供給される電圧は電池電源の電圧に保たれるため、接続
される負荷に対し安定した電力供給ができる。
【0026】また、加熱手段で発生した熱で熱媒を加熱
する熱交換手段と、熱電気変換手段の起電力で循環させ
る熱媒搬送手段とが一体化されたシステムで、熱搬送手
段は電池電源に接続されているため、加熱装置は熱媒を
加熱するとともに、加熱された熱媒は熱電気変換手段電
源と電池電源との補完作用で熱媒搬送手段が運転され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電源装置の回路図
【図2】同電源装置における熱電気変換手段の起電力特
性図
【図3】本発明の実施例2における電源装置の回路図
【図4】同電源装置における加熱手段の平面断面図
【図5】従来の電源装置のブロック図
【符号の説明】
10 電源装置 11 加熱手段 12 熱電気変換手段 13 昇圧回路 14 電池電源 15 マルチバイブレータ回路 16 昇圧トランス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱により発電する熱電気変換手段と、前
    記熱電気変換手段で発生した電力を昇圧する昇圧回路
    と、前記昇圧回路に接続し、充電される電池電源を備え
    電源装置。
  2. 【請求項2】昇圧回路は熱電気変換手段で発生した電圧
    によりマルチバイブレータを動作させ、前記マルチバイ
    ブレータで発生した交流をトランスによって昇圧した
    後、整流し電池電源へ供給する請求項1記載の電源装
    置。
  3. 【請求項3】熱電気変換手段は高温側に加熱手段を、低
    温側に熱媒搬送手段に接続された熱媒加熱用熱交換器を
    配設し、加熱手段で発生した熱が前記熱電気変換手段を
    介し前記熱媒加熱用熱交換器へ伝達されるとともに、前
    記熱媒搬送手段は負荷に接続された請求項1記載の電源
    装置。
JP4438899A 1999-02-23 1999-02-23 電源装置 Withdrawn JP2000245068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4438899A JP2000245068A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4438899A JP2000245068A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000245068A true JP2000245068A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12690141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4438899A Withdrawn JP2000245068A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000245068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021122165A (ja) * 2020-01-31 2021-08-26 株式会社Eサーモジェンテック 熱電発電システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021122165A (ja) * 2020-01-31 2021-08-26 株式会社Eサーモジェンテック 熱電発電システム
JP7464966B2 (ja) 2020-01-31 2024-04-10 株式会社Eサーモジェンテック 熱電発電システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004364457A (ja) モータ駆動装置
JPH118910A (ja) ハイブリッド電気自動車の電源装置
US6109229A (en) Auxiliary starter unit for use with a diesel engine, and method for starting a diesel engine
JPH06215886A (ja) 電源装置
JP2000245072A (ja) コードレス装置
JP2000245068A (ja) 電源装置
JPH07105272B2 (ja) 他励式インバータ形放電灯点灯装置
JPH11201475A (ja) 熱搬送装置
KR950030465A (ko) 차량용 교류발전기의 제어장치
JPH1028374A (ja) 電源装置
JP3473174B2 (ja) 燃料電池発電装置用の電力変換装置
JP3140308B2 (ja) 昇圧型チョッパレギュレータ
JP3872068B2 (ja) 定着装置
JPH06178459A (ja) 車両用充電装置
JP4069432B2 (ja) 非常用リレー回路装置
JP4112381B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4779502B2 (ja) 画像形成装置
JP2002315342A (ja) スイッチング電源装置
JP3228000B2 (ja) エンジン始動装置
JP2004286804A (ja) 加熱定着装置
JP2004240386A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2006330346A (ja) 加熱定着装置
JP2527243B2 (ja) 燃料電池発電システム
JPH10337064A (ja) インバータ駆動モータの起動方法と当該起動方法を適用したインバータシステム
JP2004104961A (ja) スイッチング電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051214

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060112

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070613