JP2000245007A - ハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両

Info

Publication number
JP2000245007A
JP2000245007A JP11047242A JP4724299A JP2000245007A JP 2000245007 A JP2000245007 A JP 2000245007A JP 11047242 A JP11047242 A JP 11047242A JP 4724299 A JP4724299 A JP 4724299A JP 2000245007 A JP2000245007 A JP 2000245007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
voltage
motor
battery
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11047242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3532437B2 (ja
Inventor
Yuichi Shimazaki
勇一 島崎
Hiromi Inagaki
裕巳 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP04724299A priority Critical patent/JP3532437B2/ja
Publication of JP2000245007A publication Critical patent/JP2000245007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3532437B2 publication Critical patent/JP3532437B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく回生エネルギーを回収できるハイブ
リッド車両を提供する。 【解決手段】 モータ8によるアシスト、回生が不要な
ときは、発電機6の発電電圧をレギュレータ調整器9に
よって12Vに調整すると共に3端子スイッチ17をバ
ッテリ側端子bに切り換え、スイッチ10をOFFにし
てモータ8を停止して補器用バッテリ13に充電を行
い、電気負荷14に電力を供給し、アシストが必要なと
きは発電機6の発電電圧をレギュレータ調整器9によっ
て42Vに調整すると共に3端子スイッチ17をモータ
側端子mに切り換えて後輪7を駆動し、回生が必要なと
きは発電機6による発電を停止し、モータ8の発電電力
を回生用直流電圧変換器16によって12Vに降圧して
補器用バッテリ13を充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハイブリッド車
両に係るものであり、特に、前輪をエンジンで駆動し、
後輪はモータで駆動する4WDタイプのハイブリッド車
両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンの駆動力をモータに
よりアシストするハイブリッド車両が知られている。こ
の種のハイブリッド車両の中には、エンジンにモータ/
ジェネレータを並列に設け、加速時にはモータ/ジェネ
レータをモータとして作動させてエンジンをアシスト
し、減速時にはモータ/ジェネレータをジェネレータと
して作動させ、バッテリに充電を行うパラレルハイブリ
ッド車両がある(例えば、類似技術として、特開平9−
140006号公報参照)。また、量産タイプのガソリ
ン車に対して若干の改良を施し、従来の12Vバッテリ
によりモータで後輪をアシストする簡易的なハイブリッ
ド車両も検討されている。
【0003】そして、特開平8−237811号公報に
示されているように、エンジンで発電機を駆動して得ら
れた電力で12Vのバッテリを充電し、このバッテリ電
力で後輪モータを駆動するものであって、前記バッテリ
を2個配置して、通常走行時は2つのバッテリを並列
(12V)にして使用し、モータ高回転時は2つのバッ
テリを直列(24V)にして駆動電圧を高くするものも
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来技術のモータ/ジェネレータを設けたものにあって
は、モータ/ジェネレータは、モータあるいはジェネレ
ータとして選択して使用されるため、発電と同時に駆動
させることはできないという問題がある。また、例え
ば、フロントエンジン車ではフロントエンジンに連結し
たモータ/ジェネレータはフロント側に配置せざるを得
ない等、レイアウトの自由度が低いという問題がある。
【0005】一方、第2の従来技術の後輪をアシストす
る簡易的なハイブリッド車両においては、12Vでモー
タを駆動するためモータ電流が大きく、配線での電力損
失が大きいため、配線を太くせざるを得ないという問題
がある。そして、第3の従来技術である後輪アシスト式
ハイブリッド車両にあっては、モータ駆動電圧は高くで
きるが、ジェネレータは依然として低電圧であるため、
上述した配線における電力損失が大きいという問題があ
る。そこで、この発明は、ハイブリッド車両としてのレ
イアウトの自由度が高く、高電圧にすることで配線を太
くする必要もなく、回生時において効率よく回生エネル
ギーを回収できるハイブリッド車両を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、第1の駆動輪(例え
ば、実施形態における前輪1)を駆動するエンジン(例
えば、実施形態におけるエンジン2)と、該エンジンに
よって駆動され、第1の電圧(例えば、実施形態におけ
る42V)で発電する発電機(例えば、実施形態におけ
る発電機6)と、該発電機の発電電力によって第2の駆
動輪(例えば、実施形態における後輪7)を駆動するモ
ータ(例えば、実施形態におけるモータ8)と、該発電
機の発電電圧で充電され電気負荷(例えば、実施形態に
おける電気負荷14)に電力を供給するバッテリ(例え
ば、実施形態における補器用バッテリ13)と、前記発
電機の発電電圧の供給を前記モータと前記バッテリとで
切り換える切換スイッチ(例えば、実施形態における3
端子スイッチ17)と、前記発電機の発電電圧を可変の
電圧に調整する発電電圧調整手段(例えば、実施形態に
おけるレギュレータ調整器9)を備えたハイブリッド車
両であって、前記モータによるアシスト、回生が不要な
ときは、前記発電機の発電電圧を第1の電圧よりも低い
第2の電圧(例えば、実施形態における12V)に調整
すると共に切換スイッチをバッテリ側(例えば、実施形
態におけるバッテリ側端子b)に切り換えてバッテリに
充電を行い、電気負荷に電力を供給し、アシストが必要
なときは前記発電機の発電電圧を第1の電圧に調整する
と共に切換スイッチをモータ側(例えば、実施形態にお
けるモータ側端子m)に切り換えて第2の駆動輪を駆動
し、回生が必要なときは前記発電機による発電を停止
し、上記モータの発電電力を電圧調整手段(例えば、実
施形態における回生用直流電圧変換器16)によって第
2の電圧に降圧してバッテリを充電することを特徴とす
る。
【0007】このように構成することで、前記モータに
よるアシスト、回生が不要なときは、前記発電機の発電
電圧を第1の電圧よりも低い第2の電圧に調整すると共
に切換スイッチをバッテリ側に切り換えてバッテリに充
電を行い、電気負荷に電力を供給することができる。ま
た、アシストが必要なときは前記発電機の発電電圧を第
1の電圧に調整すると共に切換スイッチをモータ側に切
り換えて第2の駆動輪を駆動して、エンジンをアシスト
することができる。そして、回生が必要なときは前記発
電機による発電を停止し、動力伝達の点で機械的なロス
の少ない第2の駆動輪によって駆動するモータにより発
電をし、上記モータの発電電力を電圧調整手段によって
第2の電圧に降圧してバッテリを充電することができ
る。
【0008】請求項2に記載した発明は、第1の駆動輪
(例えば、実施形態における前輪1)を駆動するエンジ
ン(例えば、実施形態におけるエンジン2)と、該エン
ジンによって駆動され、第1の電圧(例えば、実施形態
における42V)で発電する発電機(例えば、実施形態
における発電機6)と、該発電機の発電電力によって充
電される第1のバッテリ(例えば、実施形態におけるバ
ッテリ11)と、該発電機の発電電力によって第2の駆
動輪(例えば、実施形態における後輪7)を駆動するモ
ータ(例えば、実施形態におけるモータ8)と、前記発
電機による発電電圧を第1の電圧より低い第2の電圧
(例えば、実施形態における12V)に降圧する直流電
圧変換器(例えば、実施形態における直流電圧変換器1
2)と、該直流電圧変換器に接続されて前記降圧された
電圧により電力が供給される第2のバッテリ(例えば、
実施形態における補器用バッテリ13)および電気負荷
(例えば、実施形態における電気負荷14)を備えたハ
イブリッド車両であって、前記モータによるアシスト、
回生が不要なときは前記発電機の発電電力によって少な
くとも第2のバッテリを充電し、アシストが必要なとき
は前記発電機の発電電力によって上記モータを駆動し、
回生が必要なときは前記発電機による発電を停止し、上
記モータの発電電力によって少なくとも上記第2のバッ
テリを充電することを特徴とする。
【0009】このように構成することで、前記モータに
よるアシスト、回生が不要なときは、発電機の発電電力
を直流電圧変換器によって第2の電圧に降圧された状態
で第2のバッテリに供給し、この第2のバッテリから各
種電気負荷に供給することができる。また、アシストが
必要なときは前記発電機の発電電力によって駆動するモ
ータにより第2の駆動輪を駆動して、エンジンをアシス
トすることができる。ここで、回生が必要なときには、
前記発電機による発電を停止し、動力伝達の点で機械的
なロスの少ない第2の駆動輪によって駆動するモータに
より発電をし、モータの発電電力によって少なくとも上
記第2のバッテリを充電する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図1はこの発明の第1実施形態のハイ
ブリッド車両のレイアウトを示す平面説明図である。同
図において1は前輪を示し、この前輪1はエンジン2に
ディファレンシャルギア3およびトランスミッション4
を介して駆動される。エンジン2にはベルト5を介して
発電機6が連結されている。一方、7は後輪を示し、こ
の後輪7は、左右の後輪7に連結されたモータ8によっ
て駆動するもので、前記発電機6によって発電された発
電電力によって、モータ8を駆動し後輪7を駆動するよ
うになっている。
【0011】図2に示すのは、第1実施形態のハイブリ
ッド車両の電気配線図である。同図において、発電機6
は通常の車両に搭載されるオルタネータと同様の構成の
もので、エンジン2によって駆動し、この発電機6はレ
ギュレータ調整器9により出力電圧を可変(少なくとも
0V、12V、42V)に調整できるようになってい
る。発電機6の出力側には3端子スイッチ17が接続さ
れ、この3端子スイッチ17によって発電機6の発電電
圧をモータ8と補器用バッテリ13とで切り換えるよう
になっている。
【0012】3端子スイッチ17のバッテリ側端子bに
は12Vの補器用バッテリ13が接続され、更に、この
補器用バッテリ13から電力を供給されるヘッドラン
プ、エンジン補器等の電気負荷14が接続されている。
3端子スイッチ17のモータ側端子mにはスイッチ10
を介してモータ8が接続されている。尚、Gはモータ
8、補器用バッテリ13および電気負荷14のアースを
示す。また、15はコントロールユニットを示し、この
コントロールユニット15は、3端子スイッチ17、ス
イッチ10、および、レギュレータ調整器9に接続され
ている。上記3端子スイッチ17のモータ側端子mには
補器用バッテリ13の入力側との間に回生用直流電圧変
換器16が接続されている。
【0013】したがって、モータ8によるアシストが必
要な場合には、スイッチ10がONとなり、コントロー
ルユニット15によってレギュレータ調整器9で発電機
6の出力電圧を42Vに調整すると共に3端子スイッチ
17をモータ側端子mに切り換えて、発電機6からの出
力電圧によりモータ8を駆動して後輪7を駆動する。よ
って、前輪1がスリップした場合や、急加速したい場合
に速やかに対応できる。尚、ここでモータ8の駆動電力
はスイッチ10をトランジスタ等で構成してスイッチン
グ制御することで調整できるが、他にモータ8への調整
信号(他励モータの場合は界磁電流、交流モータの場合
にはインバータのスイッチング制御等)によって制御で
きる。
【0014】そして、回生が必要な場合には、スイッチ
10はONのままで、発電機6を補器用バッテリ13を
充電しない低電圧(例えば、0V)に調整すれば、モー
タ8による回生エネルギーが回生用直流電圧変換器16
を介して降圧され、上記補器用バッテリ13を充電でき
る。ここで、上記モータ8は動力伝達の点で機械的なロ
スの少ない後輪7によって駆動するため、回生エネルギ
ーを効率よく回収できる。尚、モータ8の発電電力はモ
ータ8への調整信号(他励モータの場合は界磁電流、交
流モータの場合にはインバータのスイッチング制御等)
によって制御できる。また、アシストも回生も必要ない
通常走行の場合には、スイッチ10をOFFにしてモー
タ8を停止し、コントロールユニット15によってレギ
ュレータ調整器9で発電機6の出力電圧を12Vに調整
すると共に3端子スイッチ17をバッテリ側端子bに切
り換えて、発電機6からの出力電圧による電力を補器用
バッテリ13に供給し、上記補器用バッテリ13を介し
て電気負荷14に電力を供給できる。
【0015】上記アシストの一例として、加速時におけ
るアシストの制御を図3のフローチャートによって説明
する。同図のステップS10において、エンジン2が始
動して、モータ8、および、発電機6に異常がないこと
が確認され作動条件が成立すると、ステップS11にお
いてスロットル開度の変化量Δと車速が検出され、ステ
ップS12において急加速か否かが判定される。ステッ
プS12において急加速であると判定された場合には、
ステップS13においてスイッチ10をONにしてモー
タ8を作動させてステップS14に進む。そして、ステ
ップS14において車速が車速Aよりも大きか否かが判
定され、車速が一定車速Aより大きいと判定された場合
には、ステップS15においてスイッチ10をOFFに
しモータ8を停止してリターンする。ステップS12に
おいて急加速ではないと判定された場合、あるいは、ス
テップS14において車速が一定車速A以下の場合には
各々リターンする。したがって、運転者の加速意思に対
応して4WDに切り替えて後輪をアシストして速やかな
加速が実現できる。
【0016】次に、モータ8により回生が必要な場合の
一例として、減速時の回生制御を図4のフローチャート
によって説明する。同図のステップS20においてシス
テムに異常がないことが確認され作動条件が成立する
と、次のステップS21において減速中か否かがブレー
キセンサやスロットルセンサ等により判定される。ステ
ップS21において減速中と判定された場合には、ステ
ップS22において発電機6が停止し、次いで、ステッ
プS23においてモータ8が発電機として機能し、ステ
ップS24において補器用バッテリ13が受け入れ可能
であると判定された場合に限り、回生エネルギーが回生
用直流電圧変換器16を介して補器用バッテリ13に供
給される。尚、受け入れ可能とは、補器用バッテリ13
が残容量からみて充電可能であること等を意味する。こ
こで、上記回生時においては3端子スイッチ17はバッ
テリ側端子bに切り換わっている。
【0017】ステップS21において減速中でないと判
定された場合にはリターンする。ステップS24におい
て補器用バッテリ13が受け入れ可能ではないと判定さ
れた場合にはステップS25で回生が停止されリターン
する。したがって、エンジン2と連結されていないモー
タ8により、エンジン2に連結されていた場合に比較し
て複数の伝達手段を経ないで効率よく後輪7側から回生
エネルギーを回収することができる。
【0018】上記第1実施形態によれば、エンジン2を
駆動することにより発電機6を駆動して発電を行うと同
時に、この発電機6の発電電力によって後輪7を駆動す
ることができるため、発電機6により発電をしている場
合にも、モータ8によるエンジン2のアシストを行うこ
とができる。また、フロント側にはエンジン2と発電機
6を設け、リア側にはモータ8を配置できるため、フロ
ント側にエンジン2と発電機6とモータ8を設けた場合
に比較してレイアウトの自由度が高まる。
【0019】また、42Vで発電してモータ8を作動さ
せることができるため、配線を細くでき電力損失を低減
することができる。そして、回生が必要なときには、動
力伝達の点で機械的なロスの少ない後輪7によって駆動
するモータ8により発電をしているため、例えば、エン
ジンに接続したジェネレータ/モータで回生を行った場
合に比較して回生エネルギーの回収効率を高めることが
できる。
【0020】次に、この発明の第2実施形態を図5によ
って説明する。尚、前記第1実形態と同一部分には同一
符号を付して説明する。図5に示すのは、上記ハイブリ
ッド車両の他の電気配線図である。同図において、発電
機6はレギュレータ調整器9により出力電圧を第1の電
圧として、例えば、42V(または0V)に調整できる
ようになっている。発電機6にはスイッチ10を介して
接続されたモータ8と、42Vのバッテリ11と、直流
電圧変換器12とが各々接続されている。また、直流電
圧変換器12(前記回生用直流電圧変換器16と同じ構
成のもの)には12Vの補器用バッテリ13と、例え
ば、ヘッドランプ、エンジン補器等の電気負荷14が各
々接続されている。
【0021】また、15はコントロールユニットを示
し、このコントロールユニット15はスイッチ10とレ
ギュレータ調整器9に接続されている。尚、Gはモータ
8、バッテリ11、補器用バッテリ13および電気負荷
14のアースを示す。したがって、アシストが必要であ
る場合には、スイッチ10をONにしエンジン2が駆動
すると、発電機6によって42Vの電圧で発電がなされ
モータ8が駆動する。これによってエンジン2は後輪7
の駆動によってアシストされる。このとき発電機6に余
裕があれば、発電機6の発電電力によって42Vのバッ
テリ11が充電され、12Vの補器用バッテリ13には
直流電圧変換器12により降圧された電圧で充電がなさ
れる。また、12Vの補器用バッテリ13を介して電気
負荷14に電力が供給される。尚、発電機6に余裕がな
ければバッテリ11の電力を一部使用してモータ8を駆
動する。ここで、モータ8の駆動電力はスイッチ10を
トランジスタ等で構成してスイッチング制御することで
調整できるが、他にモータ8への調整信号(他励モータ
の場合は界磁電流、交流モータの場合にはインバータの
スイッチング制御等)によって制御できる。
【0022】そして、回生が必要な場合には上記スイッ
チ10はONのままで、発電機6をバッテリ11と補器
用バッテリ13を充電しない低電圧(例えば、0V)に
調整すればモータ8による回生エネルギーによって上記
バッテリ11と補器用バッテリ13を充電できる。尚、
モータ8の発電電力はモータ8への調整信号(他励モー
タの場合は界磁電流、交流モータの場合にはインバータ
のスイッチング制御等)によって制御できる。また、ア
シストも回生も必要ない通常走行の場合には、スイッチ
10をOFFにしてモータ8を停止すれば、発電機6に
よって上記バッテリ11と補器用バッテリ13を充電で
きる。尚、上記アシストが必要な場合についての記載
(0022の記載)は、前記第1実施形態の図3に概略
対応し、上記回生が必要な場合についての記載(002
3の記載)は、前記第1実施形態の図4に概略対応して
いる。
【0023】したがって、この第2実施形態によれば、
エンジン2を駆動することにより発電機6を駆動して発
電を行うと同時に、この発電機6の発電電力によって後
輪7を駆動することができるため、発電機6により発電
をしている場合にも、モータ8によるエンジン2のアシ
ストを行うことができる。また、フロント側にはエンジ
ン2と発電機6を設け、リア側にはモータ8を配置でき
るため、フロント側にエンジン2と発電機6とモータ8
を設けた場合に比較してレイアウトの自由度が高まる。
さらに、発電機6の発電電力でモータ8を駆動するた
め、42Vのバッテリ11には、バッファーとしての機
能を持たせているに過ぎず、バッテリ11からの持ち出
し電流が少なくなり、42Vのバッテリ11の劣化が少
なくなる。また、回生が必要な場合には、動力伝達の点
で機械的なロスの少ない後輪7によって駆動するモータ
8により発電をしているため、例えば、エンジンに接続
したジェネレータ/モータで回生を行った場合に比較し
て回生エネルギーの回収効率を高めることができる。そ
して、第1実施形態のように3端子スイッチが不要であ
る点で有利である。
【0024】尚、この発明は上記実施形態に限られるも
のではなく、例えば、後輪をエンジンで駆動し、前輪を
モータで駆動する構成にしても良い。また、発電機の出
力電圧は第1の電圧として、例えば、42Vを例にして
説明したが、モータ8をアシストできれば電圧値は42
Vに限られない。そして上記両実施形態とも、回生時に
おいて発電機6を停止した場合として、発電電圧を低電
圧(例えば、0V)にした場合について説明したが、そ
の他に発電機の発電を完全に停止したり、スイッチ等で
発電機とバッテリを切り離すことも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1、お
よび、請求項2に記載した発明によれば、エンジンを駆
動することにより発電機を駆動して発電を行うと同時
に、この発電機の発電電力によって第2の駆動輪を駆動
することができるため、発電機により発電をしている場
合にも、モータによるエンジンのアシストを行うことが
できる効果がある。また、例えば、フロント側にはエン
ジンと発電機を設け、リア側にはモータを配置する等、
ハイブリッド車両としてのレイアウトの自由度が高まる
という効果がある。
【0026】そして、第2の電圧よりも高い第1の電圧
で発電してモータを作動させることができるため、配線
を細くしても電力損失を低減することができる効果があ
る。更に、回生が必要なときには、動力伝達の点で機械
的なロスの少ない第2の駆動輪によって駆動するモータ
により発電をしているため、例えば、エンジンに接続し
たジェネレータ/モータで回生を行った場合に比較して
回生エネルギーの回収効率を高めることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態のレイアウトを示す平面
説明図である。
【図2】 この発明の第1実施形態の電気配線図であ
る。
【図3】 この発明の第1実施形態及び第2実施形態の
加速時の制御を示すフローチャート図である。
【図4】 この発明の第1実施形態及び第2実施形態の
減速回生時の制御を示すフローチャート図である。
【図5】 この発明の第2実施形態の電気配線図であ
る。
【符号の説明】
1 前輪(第1の駆動輪) 2 エンジン 6 発電機 7 後輪(第2の駆動輪) 8 モータ 9 レギュレータ調整器(発電電圧調整手段) 11 バッテリ(第1のバッテリ) 12 直流電圧変換器 13 補器用バッテリ(バッテリ、第2のバッテリ) 14 電気負荷 16 回生用直流電圧変換器(電圧調整手段) 17 3端子スイッチ(切換スイッチ) 42V 第1の電圧 12V 第2の電圧 b バッテリ側端子(バッテリ側) m モータ側端子(モータ側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G093 AA04 AA07 AA16 BA19 CB06 CB07 DA06 DB15 EB09 EC02 FB05 5H115 PA11 PC06 PG04 PI16 PI23 PI29 PI30 PO02 PO06 PO10 PU02 PU08 PU24 PU26 PV02 PV09 PV23 QA05 QA10 QE08 QE10 RE03 SE02 SE03 SE05 TB01 TE03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の駆動輪を駆動するエンジンと、 該エンジンによって駆動され、第1の電圧で発電する発
    電機と、 該発電機の発電電力によって第2の駆動輪を駆動するモ
    ータと、 該発電機の発電電圧で充電され電気負荷に電力を供給す
    るバッテリと、 前記発電機の発電電圧の供給を前記モータと前記バッテ
    リとで切り換える切換スイッチと、 前記発電機の発電電圧を可変の電圧に調整する発電電圧
    調整手段を備えたハイブリッド車両であって、 前記モータによるアシスト、回生が不要なときは、前記
    発電機の発電電圧を第1の電圧よりも低い第2の電圧に
    調整すると共に切換スイッチをバッテリ側に切り換えて
    バッテリに充電を行い、 アシストが必要なときは前記発電機の発電電圧を第1の
    電圧に調整すると共に切換スイッチをモータ側に切り換
    えて第2の駆動輪を駆動し、 回生が必要なときは前記発電機による発電を停止し、上
    記モータの発電電力を電圧調整手段によって第2の電圧
    に降圧してバッテリを充電することを特徴とするハイブ
    リッド車両。
  2. 【請求項2】 第1の駆動輪を駆動するエンジンと、 該エンジンによって駆動され、第1の電圧で発電する発
    電機と、 該発電機の発電電力によって充電される第1のバッテリ
    と、 該発電機の発電電力によって第2の駆動輪を駆動するモ
    ータと、 前記発電機による発電電圧を第1の電圧より低い第2の
    電圧に降圧する直流電圧変換器と、 該直流電圧変換器に接続されて前記降圧された電圧によ
    り電力が供給される第2のバッテリおよび電気負荷を備
    えたハイブリッド車両であって、 前記モータによるアシスト、回生が不要なときは前記発
    電機の発電電力によって少なくとも第2のバッテリを充
    電し、 アシストが必要なときは前記発電機の発電電力によって
    上記モータを駆動し、 回生が必要なときは前記発電機による発電を停止し、上
    記モータの発電電力によって少なくとも上記第2のバッ
    テリを充電することを特徴とするハイブリッド車両。
JP04724299A 1999-02-24 1999-02-24 ハイブリッド車両 Expired - Fee Related JP3532437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04724299A JP3532437B2 (ja) 1999-02-24 1999-02-24 ハイブリッド車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04724299A JP3532437B2 (ja) 1999-02-24 1999-02-24 ハイブリッド車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000245007A true JP2000245007A (ja) 2000-09-08
JP3532437B2 JP3532437B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=12769770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04724299A Expired - Fee Related JP3532437B2 (ja) 1999-02-24 1999-02-24 ハイブリッド車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3532437B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004089681A1 (ja) * 2003-04-04 2004-10-21 Hitachi, Ltd. 車両用電動駆動装置及びエンジン・モータ複合型の四輪駆動装置
KR100579293B1 (ko) 2004-06-17 2006-05-11 현대자동차주식회사 전기 모터 구동식 4륜 구동 시스템의 배터리 충전제어장치 및 방법
KR100611178B1 (ko) 2003-11-27 2006-08-09 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 모터 구동 4wd 차량의 제어 장치 및 관련 제어 방법
US7191972B2 (en) 2001-09-06 2007-03-20 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co. Kg Belt retractor
KR100946647B1 (ko) 2006-07-18 2010-03-10 박계정 타이어 변형을 이용한 충전용 발전기어셈블리
KR100974761B1 (ko) 2008-07-08 2010-08-06 현대자동차주식회사 연료전지 하이브리드 차량의 연료전지 출력 제어 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7191972B2 (en) 2001-09-06 2007-03-20 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co. Kg Belt retractor
WO2004089681A1 (ja) * 2003-04-04 2004-10-21 Hitachi, Ltd. 車両用電動駆動装置及びエンジン・モータ複合型の四輪駆動装置
US7279855B2 (en) 2003-04-04 2007-10-09 Hitachi, Ltd. Electric drive device for vehicle and hybrid engine/motor-type four wheel drive device
KR100611178B1 (ko) 2003-11-27 2006-08-09 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 모터 구동 4wd 차량의 제어 장치 및 관련 제어 방법
KR100579293B1 (ko) 2004-06-17 2006-05-11 현대자동차주식회사 전기 모터 구동식 4륜 구동 시스템의 배터리 충전제어장치 및 방법
KR100946647B1 (ko) 2006-07-18 2010-03-10 박계정 타이어 변형을 이용한 충전용 발전기어셈블리
KR100974761B1 (ko) 2008-07-08 2010-08-06 현대자동차주식회사 연료전지 하이브리드 차량의 연료전지 출력 제어 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3532437B2 (ja) 2004-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6578649B1 (en) Hybrid vehicle
KR100324434B1 (ko) 차량용구동시스템및그의작동방법
EP1612085A1 (en) Electric drive device for vehicle and hybrid engine/motor-type four wheel drive device
US20080234096A1 (en) Hybrid Utility Vehicle
JP2006288006A (ja) モータ駆動装置,電動4輪駆動車およびハイブリッド車両
JP3347974B2 (ja) 電気自動車の制御装置
JPH0998514A (ja) 車両用電源装置
JP3886940B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP3558913B2 (ja) ハイブリッド車両
JP2008195255A (ja) 車両の電源システム
JP4098331B2 (ja) 車両用電動駆動装置及びエンジン・モータ複合型の四輪駆動装置
KR20190073173A (ko) 마일드 하이브리드 차량용 크루즈 제어 시스템 및 제어 방법
JP3532437B2 (ja) ハイブリッド車両
JPH09191501A (ja) 電動車両の制御装置
JP2011147237A (ja) 電動車両の回生充電制御装置
JP5160882B2 (ja) モータ駆動回路
JP3949047B2 (ja) 車両の制御装置
JP3532438B2 (ja) ハイブリッド車両
JPH10248106A (ja) 電気自動車の制御装置
JP2004116296A (ja) 車両用電源装置
JP2008199807A (ja) 電源回路の制御装置
JP2003047161A (ja) 車両電源装置
JPH11252993A (ja) 駆動装置
JPH09266605A (ja) ハイブリッド型電気車用駆動装置
JP4519428B2 (ja) 車両用電源システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees