JP2000244700A - ネットワークファクシミリ通信システムの制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークファクシミリ装置の利用状況を
管理する際に好適なネットワークファクシミリ通信シス
テムの制御方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 ワークステーション装置のファクシミリ
アプリケーションが送信動作を要求するとき、ユーザ名
と部門コードをネットワークファクシミリ装置へ通知し
ているので、ネットワークファクシミリ装置では、その
送信動作の要求を受け付けることができるかの認証を適
切に行えるとともに、通知されたユーザ名と部門コード
を用いて、適切な通信管理動作を行うことができるの
で、非常に便利であるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、ファ
クシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用
いてファクシミリデータをやりとりするネットワークフ
ァクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワークに
接続される１つ以上のワークステーション装置とからな
るネットワークファクシミリ通信システムの制御方法に
関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワークに接
続されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置と
の間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミ
リデータをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムが実用されている。

【０００３】このようなネットワークファクシミリ通信
システムを用いると、ローカルエリアネットワークに接
続された複数のワークステーション装置と、公衆網に接
続されているファクシミリ装置との間で相互に画情報を
やりとりすることができるので、非常に便利である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ネットワークファクシミリ通信システムでは、例えば、
ワークステーション装置のファクシミリアプリケーショ
ンとネットワークファクシミリ装置とを、ローカルエリ
アネットワークを介して直接的に接続し、ワークステー
ション装置のファクシミリアプリケーションが、ネット
ワークファクシミリ装置をファクシミリモデム手段とし
て利用できるようにする手段を設ける場合がある。

【０００５】この場合、ワークステーション装置のファ
クシミリアプリケーションが送信動作をする場合には、
所定のモデムコマンドをネットワークファクシミリ装置
へ送信し、所定のグループ３ファクシミリ伝送手順を実
行することができる。

【０００６】しかしながら、このような従来システムで
は、ユーザ毎の通信管理動作をネットワークファクシミ
リ装置で行うことができなかったため、ネットワークフ
ァクシミリ装置の利用状況を管理する場合、不便であっ
た。

【０００７】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ネットワークファクシミリ装置の利用状況を
管理する際に好適なネットワークファクシミリ通信シス
テムの制御方法を提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワークに接続されるとともに、公衆網を介し、
ファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順
を用いてファクシミリデータをやりとりするネットワー
クファクシミリ装置と、上記ローカルエリアネットワー
クに接続される１つ以上のワークステーション装置とか
らなるネットワークファクシミリ通信システムの制御方
法において、上記ワークステーション装置は、所定のも
しくは仮想のファクシミリモデム手段に接続して、所定
のモデムコマンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手
順コマンドを上記所定のもしくは仮想のファクシミリモ
デム手段との間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現
するファクシミリ通信手段と、上記ファクシミリ通信手
段と上記ネットワークファクシミリ装置に備えられた仮
想のファクシミリモデム手段の信号のやりとりを、上記
ローカルエリアネットワークを介して実行するための通
信制御手段を備える一方、上記ネットワークファクシミ
リ装置は、上記ファクシミリ通信手段との間で所定のモ
デムコマンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コ
マンドを処理してファクシミリ通信を実現する上記仮想
のファクシミリモデム手段を備え、上記ワークステーシ
ョン装置は、画情報の送信が指示されると、あらかじめ
登録されているユーザ名を画情報の送信要求時に上記ネ
ットワークファクシミリ装置へ通知するようにしたもの
である。

【０００９】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段を備え、上記ワークステーション装置は、画情報
の送信が指示されると、あらかじめ登録されているユー
ザの部門コードを画情報の送信要求時に上記ネットワー
クファクシミリ装置へ通知するようにしたものである。

【００１０】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段を備え、上記ワークステーション装置は、画情報
の送信が指示されると、あらかじめ登録されているユー
ザ名および部門コードを画情報の送信要求時に上記ネッ
トワークファクシミリ装置へ通知するようにしたもので
ある。

【００１１】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名を記憶したユー
ザ名テーブル記憶手段を備え、上記ワークステーション
装置は、画情報の送信が指示されると、あらかじめ登録
されているユーザ名を画情報の送信要求時に上記ネット
ワークファクシミリ装置へ通知し、上記ネットワークフ
ァクシミリ装置は、上記ワークステーション装置より通
知されたユーザ名が、上記ユーザ名テーブル記憶手段に
登録されているかどうかを調べ、登録されているときに
は、その送信要求を受け付けて送信動作を行う一方、登
録されていないときには、その送信要求を拒否するよう
にしたものである。

【００１２】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザの部門コードを記
憶したユーザ名テーブル記憶手段を備え、上記ワークス
テーション装置は、画情報の送信が指示されると、あら
かじめ登録されているユーザの部門コードを画情報の送
信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知
し、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワーク
ステーション装置より通知された部門コードが、上記ユ
ーザ名テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調
べ、登録されているときには、その送信要求を受け付け
て送信動作を行う一方、登録されていないときには、そ
の送信要求を拒否するようにしたものである。

【００１３】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名を対応する部門
コードとともに記憶したユーザ名テーブル記憶手段を備
え、上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指
示されると、あらかじめ登録されているユーザ名および
部門コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークフ
ァクシミリ装置へ通知し、上記ネットワークファクシミ
リ装置は、上記ワークステーション装置より通知された
ユーザ名および部門コードが、上記ユーザ名テーブル記
憶手段に登録されているかどうかを調べ、登録されてい
るときには、その送信要求を受け付けて送信動作を行う
一方、登録されていないときには、その送信要求を拒否
するようにしたものである。

【００１４】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名を指定された機
能制限情報とともに記憶したユーザ名テーブル記憶手段
を備え、上記ワークステーション装置は、画情報の送信
が指示されると、あらかじめ登録されているユーザ名を
画情報の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装
置へ通知し、上記ネットワークファクシミリ装置は、上
記ワークステーション装置より通知されたユーザ名が、
上記ユーザ名テーブル記憶手段に登録されているかどう
かを調べ、登録されているときには、その送信要求を受
け付け、そのユーザ名に指定されている機能制限情報に
基づいて機能制限を適用した状態で送信動作を行う一
方、登録されていないときには、その送信要求を拒否す
るようにしたものである。

【００１５】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザの部門コードを指
定された機能制限情報とともに記憶したユーザ名テーブ
ル記憶手段を備え、上記ワークステーション装置は、画
情報の送信が指示されると、あらかじめ登録されている
部門コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークフ
ァクシミリ装置へ通知し、上記ネットワークファクシミ
リ装置は、上記ワークステーション装置より通知された
部門コードが、上記ユーザ名テーブル記憶手段に登録さ
れているかどうかを調べ、登録されているときには、そ
の送信要求を受け付け、その部門コードに指定されてい
る機能制限情報に基づいて機能制限を適用した状態で送
信動作を行う一方、登録されていないときには、その送
信要求を拒否するようにしたものである。

【００１６】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名を部門コードお
よび指定された機能制限情報とともに記憶したユーザ名
テーブル記憶手段を備え、上記ワークステーション装置
は、画情報の送信が指示されると、あらかじめ登録され
ているユーザ名および部門コードを画情報の送信要求時
に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知し、上記ネ
ットワークファクシミリ装置は、上記ワークステーショ
ン装置より通知されたユーザ名および部門コードが、上
記ユーザ名テーブル記憶手段に登録されているかどうか
を調べ、登録されているときには、その送信要求を受け
付け、そのユーザ名に指定されている機能制限情報に基
づいて機能制限を適用した状態で送信動作を行う一方、
登録されていないときには、その送信要求を拒否するよ
うにしたものである。

【００１７】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名を記憶したユー
ザ名テーブル記憶手段を備え、上記ワークステーション
装置は、画情報の送信が指示されると、あらかじめ登録
されているユーザ名を画情報の送信要求時に上記ネット
ワークファクシミリ装置へ通知し、上記ネットワークフ
ァクシミリ装置は、上記ワークステーション装置より通
知されたユーザ名が、上記ユーザ名テーブル記憶手段に
登録されているかどうかを調べ、登録されているときに
は、その送信要求を受け付けて送信動作を行うととも
に、そのユーザ名に基づいて所定の料金管理動作を行う
一方、登録されていないときには、その送信要求を拒否
するようにしたものである。

【００１８】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザの部門コードを記
憶したユーザ名テーブル記憶手段を備え、上記ワークス
テーション装置は、画情報の送信が指示されると、あら
かじめ登録されているユーザの部門コードを画情報の送
信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知
し、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワーク
ステーション装置より通知された部門コードが、上記ユ
ーザ名テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調
べ、登録されているときには、その送信要求を受け付け
て送信動作を行うとともに、その部門コードに基づいて
所定の料金管理動作を行う一方、登録されていないとき
には、その送信要求を拒否するようにしたものである。

【００１９】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名をその部門コー
ドとともに記憶したユーザ名テーブル記憶手段を備え、
上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
れると、あらかじめ登録されているユーザ名および部門
コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークファク
シミリ装置へ通知し、上記ネットワークファクシミリ装
置は、上記ワークステーション装置より通知されたユー
ザ名および部門コードが、上記ユーザ名テーブル記憶手
段に登録されているかどうかを調べ、登録されていると
きには、その送信要求を受け付けて送信動作を行うとと
もに、そのユーザ名および部門コードに基づいて所定の
料金管理動作を行う一方、登録されていないときには、
その送信要求を拒否するようにしたものである。

【００２０】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名を記憶したユー
ザ名テーブル記憶手段と、おのおののユーザ名につい
て、累積通信料金を記憶した料金テーブル記憶手段を備
え、上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指
示されると、あらかじめ登録されているユーザ名を画情
報の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ
通知し、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワ
ークステーション装置より通知されたユーザ名が、上記
ユーザ名テーブル記憶手段に登録されているかどうかを
調べ、登録されているときには、そのユーザ名に対応し
て上記料金テーブル記憶手段に記憶されている累積通信
料金が所定値よりも少ないかどうかを調べ、少ない場合
に限り、その送信要求を受け付けて送信動作を行うとと
もに、そのユーザ名に基づいて所定の料金管理動作を行
う一方、登録されていないとき、あるいは、通知された
ユーザ名に対応して上記料金テーブル記憶手段に記憶さ
れている累積通信料金が所定値よりも大きいときには、
その送信要求を拒否するようにしたものである。

【００２１】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザの部門コードを記
憶したユーザ名テーブル記憶手段と、おのおのの部門コ
ードについて、累積通信料金を記憶した料金テーブル記
憶手段を備え、上記ワークステーション装置は、画情報
の送信が指示されると、あらかじめ登録されているユー
ザの部門コードを画情報の送信要求時に上記ネットワー
クファクシミリ装置へ通知し、上記ネットワークファク
シミリ装置は、上記ワークステーション装置より通知さ
れた部門コードが、上記ユーザ名テーブル記憶手段に登
録されているかどうかを調べ、登録されているときに
は、その部門コードに対応して上記料金テーブル記憶手
段に記憶されている累積通信料金が所定値よりも少ない
かどうかを調べ、少ない場合に限り、その送信要求を受
け付けて送信動作を行うとともに、その部門コードに基
づいて所定の料金管理動作を行う一方、登録されていな
いとき、あるいは、通知された部門コードに対応して上
記料金テーブル記憶手段に記憶されている累積通信料金
が所定値よりも大きいときには、その送信要求を拒否す
るようにしたものである。

【００２２】また、ローカルエリアネットワークに接続
されるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりするネットワークファクシミリ装置
と、上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ
以上のワークステーション装置とからなるネットワーク
ファクシミリ通信システムの制御方法において、上記ワ
ークステーション装置は、所定のもしくは仮想のファク
シミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマンドお
よびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを上記所
定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との間でや
りとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシミリ通
信手段と、上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワー
クファクシミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモ
デム手段の信号のやりとりを、上記ローカルエリアネッ
トワークを介して実行するための通信制御手段を備える
一方、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファ
クシミリ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよび
グループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してフ
ァクシミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデ
ム手段と、使用許可されているユーザ名をその部門コー
ドとともに記憶したユーザ名テーブル記憶手段と、おの
おののユーザ名および部門コードについて、累積通信料
金を記憶した料金テーブル記憶手段を備え、上記ワーク
ステーション装置は、画情報の送信が指示されると、あ
らかじめ登録されているユーザ名および部門コードを画
情報の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置
へ通知し、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記
ワークステーション装置より通知されたユーザ名および
部門コードが、上記ユーザ名テーブル記憶手段に登録さ
れているかどうかを調べ、登録されているときには、そ
のユーザ名および部門コードに対応して上記料金テーブ
ル記憶手段に記憶されている累積通信料金が所定値より
も少ないかどうかを調べ、少ない場合に限り、その送信
要求を受け付けて送信動作を行うとともに、そのユーザ
名および部門コードに基づいてそれぞれ所定の料金管理
動作を行う一方、登録されていないとき、あるいは、通
知されたユーザ名または部門コードに対応して上記料金
テーブル記憶手段に記憶されている累積通信料金が所定
値よりも大きいときには、その送信要求を拒否するよう
にしたものである。

【００２３】また、前記ネットワークファクシミリ装置
は、上記ワークステーション装置より受信した送信要求
情報に含まれる部門コードの値が、第１の所定値の場合
には、上記送信要求情報に含まれるユーザ名を、前記ユ
ーザ名テーブル記憶手段に登録する一方、上記部門コー
ドの値が、第２の所定値の場合には、上記送信要求情報
に含まれるユーザ名を、前記ユーザ名テーブル記憶手段
から削除する。

【００２４】

【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。

【００２５】図１は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。

【００２６】同図において、ローカルエリアネットワー
クＬＡＮには、複数のワークステーション装置ＷＳ１〜
ＷＳｎ、メールサーバ装置ＳＭ、および、ネットワーク
ファクシミリ装置ＦＸが接続されている。

【００２７】ここで、メールサーバ装置ＳＭは、ローカ
ルエリアネットワークＬＡＮに接続されているワークス
テーション装置ＷＳ１〜ＷＳｎを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置ＦＸに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。

【００２８】また、ワークステーション装置ＷＳ１〜Ｗ
Ｓｎには、グループ３ファクシミリ伝送手順処理を実行
するとともに、ファクシミリ画情報を作成および表示出
力するファクシミリアプリケーションソフトウェア（フ
ァクシミリ通信手段）、および、ローカルエリアネット
ワークＬＡＮを介して種々のデータのやりとりを行うた
めの種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入
されており、特定のユーザにより使用されるものであ
る。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユー
ザであってよい。

【００２９】また、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
は、ローカルエリアネットワークＬＡＮに接続したワー
クステーション装置ＷＳ１〜ＷＳｎに対して、ファクシ
ミリモデム機能等を提供するためのサーバ機能、画情報
を電子メールとしてやりとりする際に適用される電子メ
ール処理機能、および、公衆網（ＰＳＴＮ）に接続し、
この公衆網を伝送路として用いてグループ３ファクシミ
リ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備えてい
る。

【００３０】図２は、ネットワークファクシミリ装置Ｆ
Ｘの構成例を示している。

【００３１】同図において、システム制御部１は、この
ネットワークファクシミリ装置ＦＸの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ２は、システム
制御部１が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部１のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ３は、このネット
ワークファクシミリ装置ＦＸに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路４は、現在時刻情報を
出力するものである。

【００３２】スキャナ５は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ６は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
７は、このネットワークファクシミリ装置ＦＸを操作す
るためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示
器からなる。

【００３３】符号化復号化部８は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置９は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。

【００３４】グループ３ファクシミリモデム１０は、グ
ループ３ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能（Ｖ．２１モデム）、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能（Ｖ．１７モデム、
Ｖ．３４モデム、Ｖ．２９モデム、Ｖ．２７ｔｅｒモデ
ムなど）を備えている。

【００３５】網制御装置１１は、このファクシミリ装置
を公衆網（ＰＳＴＮ）に接続するためのものであり、自
動発着信機能を備えている。

【００３６】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路１２は、このネットワークファクシミリ装置Ｆ
ＸをローカルエリアネットワークＬＡＮに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
１３は、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。

【００３７】これらの、システム制御部１、システムメ
モリ２、パラメータメモリ３、時計回路４、スキャナ
５、プロッタ６、操作表示部７、符号化復号化部８、画
像蓄積装置９、グループ３ファクシミリモデム１０、網
制御装置１１、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部１３は、内部バス１４に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス１４を介して行われている。

【００３８】また、網制御装置１１とグループ３ファク
シミリモデム１０との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。

【００３９】図３は、ワークステーション装置ＷＳ（Ｗ
Ｓ１〜ＷＳｎ）の構成例を示している。

【００４０】同図において、ＣＰＵ（中央処理装置）２
１は、このワークステーション装置ＷＳの動作制御を行
うものであり、ＲＯＭ（リード・オンリ・メモリ）２２
は、ＣＰＵ２１が起動時に実行するプログラムや必要な
データ等を記憶するためのものであり、ＲＡＭ（ランダ
ム・アクセス・メモリ）２３は、ＣＰＵ２１のワークエ
リア等を構成するためのものである。

【００４１】キャラクタジェネレータ２４は、図形文字
の表示データを発生するためのものであり、時計回路２
５は、現在日時情報を出力するためのものであり、ロー
カルエリアネットワークインターフェース回路２６は、
このワークステーション装置ＷＳをローカルエリアネッ
トワークＬＡＮに接続するためのものである。

【００４２】磁気ディスク装置２７は、種々のアプリケ
ーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、
画情報データなどの種々のデータを記憶するためのもの
であり、ＣＲＴ画面表示装置２７は、このワークステー
ション装置ＷＳを操作するための画面を表示するための
ものであり、表示制御部２９は、ＣＲＴ画面表示装置２
７の表示内容を制御するためのものである。

【００４３】キーボード装置３０は、このワークステー
ション装置ＷＳに種々のキー操作を行うためのものであ
り、画面指示装置３１は、ＣＲＴ画面表示装置２８の任
意の点を指示する等の操作作業を行うためのものであ
り、入力制御部３２は、キーボード装置３０および画面
指示装置３１の入力情報を取り込む等するためのもので
ある。

【００４４】これらのＣＰＵ２１、ＲＯＭ２２、ＲＡＭ
２３、キャラクタジェネレータ２４、時計回路２５、ロ
ーカルエリアネットワークインターフェース回路２６、
磁気ディスク装置２７、表示制御部２９、および、入力
制御部３２は、バス３３に接続されており、これらの各
要素間のデータのやりとりは、主としてこのバス３３を
介して行われる。

【００４５】図４は、ネットワークファクシミリ装置Ｆ
Ｘのシステム制御部１におけるデータ通信制御系の概略
を示したものである。

【００４６】同図において、ローカルエリアネットワー
クドライバＤＬ１は、ローカルエリアネットワークイン
ターフェース回路１２との間で種々のデータのやりとり
を行うためのものであり、ローカルエリアネットワーク
制御部ＣＬ１は、ローカルエリアネットワークドライバ
ＤＬ１との間でやりとりするデータのうち、モデムコマ
ンドについては、モデムコマンド制御部ＭＣ１との間で
やりとりし、電子メールに関するデータについてはメー
ル制御部ＭＣ１との間でやりとりする。また、それ以外
のデータについては、データ制御部ＤＣ１との間で直接
にやりとりする。

【００４７】モデムコマンド制御部ＭＣ１は、例えば、
ＥＩＡ（Ｅｌｅｃｔｏｒｉｃ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ
Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ）−５９２（クラス２）などの
モデムコマンドを解釈して、対応するモデム制御情報を
作成するものであり、そのモデム制御情報は、データ制
御部ＤＣ１を介し、モデムコマンド処理部ＭＰ１との間
でやりとりされる。

【００４８】メール制御部ＭＣ１は、電子メールの配信
などの処理を行うためのものであり、上位プロトコルの
処理は、データ制御部ＤＣ１が実行する。

【００４９】ファクシミリ伝送制御部ＦＣ１は、グルー
プ３ファクシミリ伝送手順処理等のファクシミリ伝送制
御処理を実行するためのものであり、モデムコマンド処
理部ＭＰ１は、グループ３ファクシミリモデム１０およ
び網制御装置１１を制御するためのものである。

【００５０】図５は、ワークステーション装置ＷＳのＣ
ＰＵ２１がファクシミリアプリケーションプログラムを
実行する際の制御系の概略を示したものである。

【００５１】シリアルポートインターフェースＳＦ１
は、ファクシミリアプリケーション（ファクシミリ通信
手段）ＡＰ１が行う通信動作について、シリアル転送ポ
ートのリソースを提供するためのものであり、通信ドラ
イバＣＤ１は、シリアルポートインターフェースＳＦ１
との間で種々のシリアル通信データをやりとりするため
のものであり、シリアルポートドライバ（通信制御手
段）ＳＤ１は、ファクシミリアプリケーションＡＰ１と
の間のシリアルデータ転送について、直接的に関与する
部分であり、基本的には、通信ドライバＣＤ１とローカ
ルエリアネットワークドライバＤＬ２との間のデータの
やりとりを透過的に行うものであるが、例えば、擬似的
なファクシミリモデム機能を実現する場合もある。ま
た、ローカルエリアネットワークドライバＤＬ２は、ロ
ーカルエリアネットワークインターフェース回路２６と
の間で種々のデータのやりとりを行うためのものであ
る。

【００５２】以上の構成で、ワークステーション装置Ｗ
ＳのファクシミリアプリケーションがＦＡＸ送信要求を
シリアルポートドライバに発行すると、図６に示すよう
に、シリアルポートドライバは、ローカルエリアネット
ワークＬＡＮを介し、ネットワークファクシミリ装置Ｆ
Ｘに対して接続要求コマンドを送信する。

【００５３】ネットワークファクシミリ装置ＦＸは、接
続要求コマンドを受信したとき、その接続要求に応答で
きる場合には、接続許可レスポンスをローカルエリアネ
ットワークＬＡＮを介して、対応するワークステーショ
ン装置ＷＳへ送信し、その接続許可レスポンスは、その
ワークステーション装置ＷＳのシリアルポートドライバ
で解釈され、それにより、シリアルポートドライバは、
ファクシミリアプリケーションに対し、ＦＡＸ送信要求
許可を応答する。

【００５４】それ以降は、ファクシミリアプリケーショ
ンは、ファクシミリモデムを用いた通常のグループ３フ
ァクシミリ伝送手順に従い、それ以降の動作を実行す
る。一方、シリアルポートドライバは、それ以降、リダ
イレクトモードへ移行し、ファクシミリアプリケーショ
ンから送出される信号をローカルエリアネットワークＬ
ＡＮを介してネットワークファクシミリ装置ＦＸへ転送
し、また、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して
ネットワークファクシミリ装置ＦＸより受信した信号を
ファクシミリアプリケーションへと転送する。

【００５５】さて、本実施例では、シリアルポートドラ
イバは、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介してネ
ットワークファクシミリ装置ＦＸへ接続要求コマンドを
送出する際、自端末に登録されているユーザ名と部門コ
ード（ユーザによりあらかじめ登録されたもの）を付加
する。

【００５６】そして、ネットワークファクシミリ装置Ｆ
Ｘでは、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介してい
ずれかのワークステーション装置ＷＳより接続要求コマ
ンドを受信すると、その接続要求コマンドに付加されて
いるユーザ名と部門コードを取り出し、それらが、あら
かじめネットワークファクシミリ装置ＦＸに登録されて
いるユーザ名テーブル（図７参照）に登録されているか
どうかを調べ、登録されている場合に限って、接続許可
を応答するようにしている。

【００５７】この場合、ユーザ名テーブルは、複数の部
門コードと、それぞれの部門コードに登録されている１
つ以上のユーザ名の情報からなる。

【００５８】図８は、画情報送信時にかかるシリアルポ
ートドライバの処理の一例を示している。

【００５９】まず、シリアルポートドライバは、初期設
定時に、あらかじめ登録されているネットワークファク
シミリ装置ＦＸのＩＰアドレスを取得し（処理１０
１）、自端末のユーザのユーザ名を取得し（処理１０
２）、そのユーザ名に登録されている部門コードを設定
する（処理１０３）。ここで、ユーザ名の取得は、例え
ば、ワークステーション装置ＷＳにユーザがログインし
たときのログイン名、あるいは、ワークステーション装
置ＷＳへのオペレーティングシステムのインストール時
に登録されたユーザ名などを適用することができる。

【００６０】その状態で、シリアルポートドライバは、
ファクシミリアプリケーションよりＦＡＸ送信要求が発
行されるまで待機しており（判断１０４のＮＯルー
プ）、ＦＡＸ送信要求が発行されて判断１０４の結果が
ＹＥＳになると、部門コードとユーザ名をセットして
（処理１０５）、接続要求コマンドを、ローカルエリア
ネットワークＬＡＮを介し、ネットワークファクシミリ
装置ＦＸへ発行する（処理１０６）。例えば、接続要求
コマンドには、情報フィールドとして、「（部門コー
ド），（ユーザ名）」という情報要素が付加される。

【００６１】その状態で、ネットワークファクシミリ装
置ＦＸからの応答信号を受信するまで待ち（判断１０７
のＮＯループ；処理１０６の再実行を含む）、ネットワ
ークファクシミリ装置ＦＸからの応答信号を受信して判
断１０７の結果がＹＥＳになると、その受信した応答信
号の内容が「接続許可」であるかどうかを調べる（判断
１０８）。

【００６２】受信した応答信号の内容が「接続許可」の
場合で、判断１０８の結果がＹＥＳになるときには、フ
ァクシミリアプリケーションへＦＡＸ送信要求許可を通
知した後に、リダイレクトモードをセットし（処理１１
０）、それ以降、ファクシミリアプリケーションが終了
するまで待つ（判断１１１のＮＯループ）。

【００６３】ファクシミリアプリケーションが終了し
て、判断１１１の結果がＹＥＳになると、判断１０４へ
移行し、次のファクシミリ送信要求が発行されるまで待
機する。

【００６４】一方、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
から受信した応答信号の内容が「接続許可」以外（例え
ば、「接続拒否」や「ビジー」）である場合には、ファ
クシミリ送信動作ができないので、ファクシミリアプリ
ケーションに対して「接続エラー」を通知し（処理１０
９）、判断１０４へ戻って、次のファクシミリ送信要求
が発行されるまで待機する。

【００６５】図９は、ローカルエリアネットワークＬＡ
Ｎを介して信号受信した場合のネットワークファクシミ
リ装置ＦＸの処理の一例を示している。

【００６６】まず、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
は、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号を
受信することを監視しており（判断２０１のＮＯルー
プ）、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号
受信し、判断２０１の結果がＹＥＳになるときには、そ
の受信した信号の内容がいずれかのワークステーション
装置ＷＳのシリアルポートドライバからの接続要求コマ
ンドであるかどうかを調べる（判断２０２）。

【００６７】判断２０２の結果がＮＯになるときには、
その受信した信号に対応した他の処理（例えば、メール
受信処理など）を実行して（処理２０３）、判断２０１
へ戻る。

【００６８】また、判断２０２の結果がＹＥＳになると
きには、その接続要求コマンドの送信元との間に通信パ
スを確立し、受信した接続要求コマンドの内容を解析し
（処理２０４）、その情報フィールドから部門コードと
ユーザ名を抽出する（処理２０５）。

【００６９】次いで、まず、その抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されているかどう
かを調べ（判断２０６）、判断２０６の結果がＹＥＳに
なるときには、抽出したユーザ名が、その部門コードに
登録されているユーザ名に含まれているかどうかを調べ
る（判断２０７）。

【００７０】判断２０７の結果がＹＥＳになるときに
は、ユーザ認証が成功した場合なので、そのときの通信
パスの宛先へ接続許可を応答し（処理２０８）、所定の
画情報送信時処理を実行して（処理２０９）、接続要求
元のワークステーション装置ＷＳのファクシミリアプリ
ケーションの送信動作を実行する。そして、その画情報
送信時処理を終了すると、その画情報送信動作につい
て、そのときのユーザ名および部門コードを参照できる
所定の通信履歴情報を作成し、保存して（処理２１
０）、このときの動作を終了し、判断２０１へ戻る。

【００７１】一方、処理２０５で抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されていない場合
で、判断２０６の結果がＮＯになるとき、または、抽出
したユーザ名が、部門コードに登録されているユーザ名
に含まれていない場合で、判断２０７の結果がＮＯにな
るときには、そのときの通信パスの宛先へ接続拒否を応
答し（処理２１１）、判断２０１へ戻る。

【００７２】このようにして、本実施例では、ワークス
テーション装置ＷＳのファクシミリアプリケーションが
送信動作を要求するとき、ユーザ名と部門コードをネッ
トワークファクシミリ装置ＦＸへ通知しているので、ネ
ットワークファクシミリ装置ＦＸでは、その送信動作の
要求を受け付けることができるかの認証を適切に行える
とともに、通知されたユーザ名と部門コードを用いて、
適切な通信管理動作を行うことができるので、非常に便
利である。

【００７３】なお、上述した実施例では、ユーザ名と部
門コードの両方を使用しているが、ユーザ名あるいは部
門コードのいずれか一方のみを使用するようにすること
もできる。

【００７４】ところで、ユーザによっては、ネットワー
クファクシミリ装置ＦＸの機能の使用制限を課したい場
合がある。例えば、「特定の電話番号エリア以外には発
呼しない」、「転送を許可しない」、「（ネットワーク
ファクシミリ装置ＦＸに登録されている）ワンタッチダ
イアルや短縮ダイアルを使用できない」、「通信管理レ
ポートに部門コードやユーザ名を掲載しない」などがあ
る。

【００７５】そのために、例えば、図１０に示すよう
に、各ユーザについて、機能制限情報を登録した機能制
限情報テーブルを作成し、ネットワークファクシミリ装
置ＦＸに記憶しておく。

【００７６】そして、この場合、ネットワークファクシ
ミリ装置ＦＸは、ローカルエリアネットワークＬＡＮを
介して信号受信した場合、図１１に示すような処理を実
行する。

【００７７】まず、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
は、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号を
受信することを監視しており（判断３０１のＮＯルー
プ）、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号
受信し、判断３０１の結果がＹＥＳになるときには、そ
の受信した信号の内容がいずれかのワークステーション
装置ＷＳのシリアルポートドライバからの接続要求コマ
ンドであるかどうかを調べる（判断３０２）。

【００７８】判断３０２の結果がＮＯになるときには、
その受信した信号に対応した他の処理（例えば、メール
受信処理など）を実行して（処理３０３）、判断３０１
へ戻る。

【００７９】また、判断３０２の結果がＹＥＳになると
きには、その接続要求コマンドの送信元との間に通信パ
スを確立し、受信した接続要求コマンドの内容を解析し
（処理３０４）、その情報フィールドから部門コードと
ユーザ名を抽出する（処理３０５）。

【００８０】次いで、まず、その抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されているかどう
かを調べ（判断３０６）、判断３０６の結果がＹＥＳに
なるときには、抽出したユーザ名が、その部門コードに
登録されているユーザ名に含まれているかどうかを調べ
る（判断３０７）。

【００８１】判断３０７の結果がＹＥＳになるときに
は、ユーザ認証が成功した場合なので、そのときの通信
パスの宛先へ接続許可を応答し（処理３０８）、そのと
きのユーザ名に対応した機能制限情報を機能制限情報テ
ーブルより取り出して内部的にセットし（処理３０
９）、その機能制限情報に従った画情報送信時処理を実
行して（処理３１０）、接続要求元のワークステーショ
ン装置ＷＳのファクシミリアプリケーションの送信動作
を実行する。

【００８２】そして、その画情報送信時処理を終了する
と、その画情報送信動作について、そのときのユーザ名
および部門コードを参照できる所定の通信履歴情報を作
成し、保存して（処理３１１）、このときの動作を終了
し、判断３０１へ戻る。

【００８３】一方、処理３０５で抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されていない場合
で、判断３０６の結果がＮＯになるとき、または、抽出
したユーザ名が、部門コードに登録されているユーザ名
に含まれていない場合で、判断３０７の結果がＮＯにな
るときには、そのときの通信パスの宛先へ接続拒否を応
答し（処理３１２）、判断３０１へ戻る。

【００８４】このようにして、本実施例では、ワークス
テーション装置ＷＳのファクシミリアプリケーションが
送信動作を要求するとき、ユーザ名と部門コードをネッ
トワークファクシミリ装置ＦＸへ通知しているので、ネ
ットワークファクシミリ装置ＦＸでは、その送信動作の
要求を受け付けることができるかの認証を適切に行える
とともに、通知されたユーザ名と部門コードを用いて、
適切な通信管理動作を行うことができるので、非常に便
利である。

【００８５】また、それぞれのユーザに、使用できる機
能を制限することができるので、ユーザ毎の通信管理を
より有効に行うことができる。

【００８６】なお、上述した実施例では、ユーザ名と部
門コードの両方を使用しているが、ユーザ名あるいは部
門コードのいずれか一方のみを使用するようにすること
もできる。

【００８７】図１２は、ネットワークファクシミリ装置
ＦＸがローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号
受信した場合の処理のさらに他の例を示している。

【００８８】まず、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
は、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号を
受信することを監視しており（判断４０１のＮＯルー
プ）、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号
受信し、判断４０１の結果がＹＥＳになるときには、そ
の受信した信号の内容がいずれかのワークステーション
装置ＷＳのシリアルポートドライバからの接続要求コマ
ンドであるかどうかを調べる（判断４０２）。

【００８９】判断４０２の結果がＮＯになるときには、
その受信した信号に対応した他の処理（例えば、メール
受信処理など）を実行して（処理４０３）、判断４０１
へ戻る。

【００９０】また、判断４０２の結果がＹＥＳになると
きには、その接続要求コマンドの送信元との間に通信パ
スを確立し、受信した接続要求コマンドの内容を解析し
（処理４０４）、その情報フィールドから部門コードと
ユーザ名を抽出する（処理４０５）。

【００９１】次いで、まず、その抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されているかどう
かを調べ（判断４０６）、判断４０６の結果がＹＥＳに
なるときには、抽出したユーザ名が、その部門コードに
登録されているユーザ名に含まれているかどうかを調べ
る（判断４０７）。

【００９２】判断４０７の結果がＹＥＳになるときに
は、ユーザ認証が成功した場合なので、そのときの通信
パスの宛先へ接続許可を応答し（処理４０８）、所定の
画情報送信時処理を実行して（処理４０９）、接続要求
元のワークステーション装置ＷＳのファクシミリアプリ
ケーションの送信動作を実行する。

【００９３】そして、その画情報送信時処理を終了する
と、その画情報送信動作について、そのときのユーザ名
および部門コードを参照できる所定の通信履歴情報を作
成し、保存し（処理４１０）、次いで、そのときのユー
ザ名および部門コードに対応した料金管理情報を作成
し、保存し（処理４１１）、このときの動作を終了し、
判断４０１へ戻る。

【００９４】一方、処理４０５で抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されていない場合
で、判断４０６の結果がＮＯになるとき、または、抽出
したユーザ名が、部門コードに登録されているユーザ名
に含まれていない場合で、判断４０７の結果がＮＯにな
るときには、そのときの通信パスの宛先へ接続拒否を応
答し（処理４１２）、判断４０１へ戻る。

【００９５】このようにして、本実施例では、ワークス
テーション装置ＷＳのファクシミリアプリケーションが
送信動作を要求するとき、ユーザ名と部門コードをネッ
トワークファクシミリ装置ＦＸへ通知しているので、ネ
ットワークファクシミリ装置ＦＸでは、その送信動作の
要求を受け付けることができるかの認証を適切に行える
とともに、通知されたユーザ名と部門コードを用いて、
適切な通信管理動作を行うことができるので、非常に便
利である。

【００９６】また、それぞれのユーザ名と部門コードに
ついて、独立して料金管理情報を作成するので、ユーザ
別および部門別に適切な料金管理を行うことができる。

【００９７】なお、上述した実施例では、ユーザ名と部
門コードの両方を使用しているが、ユーザ名あるいは部
門コードのいずれか一方のみを使用するようにすること
もできる。

【００９８】図１３および図１４は、ネットワークファ
クシミリ装置ＦＸがローカルエリアネットワークＬＡＮ
を介して信号受信した場合の処理の別な例を示してい
る。

【００９９】まず、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
は、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号を
受信することを監視しており（判断５０１のＮＯルー
プ）、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号
受信し、判断５０１の結果がＹＥＳになるときには、そ
の受信した信号の内容がいずれかのワークステーション
装置ＷＳのシリアルポートドライバからの接続要求コマ
ンドであるかどうかを調べる（判断５０２）。

【０１００】判断５０２の結果がＮＯになるときには、
その受信した信号に対応した他の処理（例えば、メール
受信処理など）を実行して（処理５０３）、判断５０１
へ戻る。

【０１０１】また、判断５０２の結果がＹＥＳになると
きには、その接続要求コマンドの送信元との間に通信パ
スを確立し、受信した接続要求コマンドの内容を解析し
（処理５０４）、その情報フィールドから部門コードと
ユーザ名を抽出する（処理５０５）。

【０１０２】次いで、まず、その抽出した部門コード
が、所定の登録用コード（例えば、「ＴＯＵＲＯＫ
Ｕ」、「９９９９１」など）であるかどうかを調べる
（判断５０６）。

【０１０３】判断５０６の結果がＹＥＳになるときに
は、そのときに抽出したユーザ名が、所定のフォーマッ
ト（例えば、「（登録先部門コード），（ユーザ名）」
になっているかどうかを調べ（判断５０７）、判断５０
７の結果がＹＥＳになるときには、その抽出したユーザ
名を用い、ユーザ名テーブルへ新たなユーザ名を登録し
（処理５０８）、判断５０１へ戻る。また、判断５０７
の結果がＮＯになるときには、登録処理（処理５０８）
を実行せずに、判断５０１へ戻る。

【０１０４】また、判断５０６の結果がＮＯになるとき
には、その抽出した部門コードが、所定の削除用コード
（例えば、「ＳＡＫＵＪＯ」、「９９９９２」など）で
あるかどうかを調べる（判断５０９）。

【０１０５】判断５０９の結果がＹＥＳになるときに
は、そのときに抽出したユーザ名が、所定のフォーマッ
ト（例えば、「（登録先部門コード），（ユーザ名）」
になっているかどうかを調べ（判断５１０）、判断５１
０の結果がＹＥＳになるときには、その抽出したユーザ
名を用い、ユーザ名テーブルからユーザ名を削除し（処
理５１１）、判断５０１へ戻る。また、判断５１０の結
果がＮＯになるときには、削除処理（処理５１１）を実
行せずに、判断５０１へ戻る。

【０１０６】また、判断５０９の結果がＮＯになるとき
には、その抽出した部門コードが、上述したユーザ名テ
ーブルに登録されているかどうかを調べ（判断５１
２）、判断５１２の結果がＹＥＳになるときには、抽出
したユーザ名が、その部門コードに登録されているユー
ザ名に含まれているかどうかを調べる（判断５１３）。

【０１０７】判断５１３の結果がＹＥＳになるときに
は、ユーザ認証が成功した場合なので、そのときの通信
パスの宛先へ接続許可を応答し（処理５１４）、所定の
画情報送信時処理を実行して（処理５１５）、接続要求
元のワークステーション装置ＷＳのファクシミリアプリ
ケーションの送信動作を実行する。

【０１０８】そして、その画情報送信時処理を終了する
と、その画情報送信動作について、そのときのユーザ名
および部門コードを参照できる所定の通信履歴情報を作
成し、保存し（処理５１６）、このときの動作を終了
し、判断５０１へ戻る。

【０１０９】また、判断５１２の結果がＮＯになると
き、または、抽出したユーザ名が、部門コードに登録さ
れているユーザ名に含まれていない場合で、判断５１３
の結果がＮＯになるときには、そのときの通信パスの宛
先へ接続拒否を応答し（処理５１７）、判断５０１へ戻
る。

【０１１０】このようにして、本実施例では、ワークス
テーション装置ＷＳのファクシミリアプリケーションが
送信動作を要求するとき、ユーザ名と部門コードをネッ
トワークファクシミリ装置ＦＸへ通知しているので、ネ
ットワークファクシミリ装置ＦＸでは、その送信動作の
要求を受け付けることができるかの認証を適切に行える
とともに、通知されたユーザ名と部門コードを用いて、
適切な通信管理動作を行うことができるので、非常に便
利である。

【０１１１】また、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
のユーザ名テーブルの内容を、ワークステーション装置
ＷＳから適宜に編集（登録および削除）することができ
るので、ユーザの登録と削除を容易に行うことができ、
非常に便利である。

【０１１２】なお、上述した実施例では、ユーザ名と部
門コードの両方を使用しているが、ユーザ名あるいは部
門コードのいずれか一方のみを使用するようにすること
もできる。

【０１１３】ところで、ネットワークファクシミリ装置
ＦＸの使用制限を設けるようにすることができる。例え
ば、図１５に示すように、部門コードおよびユーザ名毎
に累積料金情報を登録し、この累積料金情報が一定値を
越えた場合には、ネットワークファクシミリ装置ＦＸを
使用した送信動作を行えなくすることができる。それに
より、通信コストの制限をはかることができる。なお、
この累積料金情報は、一定期間（例えば、１月や１週間
など）毎にクリアできるようにすると良い。

【０１１４】図１６は、この場合に、ネットワークファ
クシミリ装置ＦＸがローカルエリアネットワークＬＡＮ
を介して信号受信した場合の処理の一例を示している。

【０１１５】まず、ネットワークファクシミリ装置ＦＸ
は、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号を
受信することを監視しており（判断６０１のＮＯルー
プ）、ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信号
受信し、判断６０１の結果がＹＥＳになるときには、そ
の受信した信号の内容がいずれかのワークステーション
装置ＷＳのシリアルポートドライバからの接続要求コマ
ンドであるかどうかを調べる（判断６０２）。

【０１１６】判断６０２の結果がＮＯになるときには、
その受信した信号に対応した他の処理（例えば、メール
受信処理など）を実行して（処理６０３）、判断６０１
へ戻る。

【０１１７】また、判断６０２の結果がＹＥＳになると
きには、その接続要求コマンドの送信元との間に通信パ
スを確立し、受信した接続要求コマンドの内容を解析し
（処理６０４）、その情報フィールドから部門コードと
ユーザ名を抽出する（処理６０５）。

【０１１８】次いで、まず、その抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されているかどう
かを調べ（判断６０６）、判断６０６の結果がＹＥＳに
なるときには、その部門コードに対応して記憶されてい
る累積料金情報が一定値を越えているかどうかを検査す
る（処理６０７、判断６０８）。

【０１１９】判断６０８の結果がＮＯになるときには、
抽出したユーザ名が、その部門コードに登録されている
ユーザ名に含まれているかどうかを調べる（判断６０
９）。判断６０９の結果がＹＥＳになるときには、さら
に、そのユーザ名に対応して記憶されている累積料金情
報が一定値を越えているかどうかを検査する（処理６１
０、判断６１１）。

【０１２０】そして、判断６１１の結果がＹＥＳになる
ときには、ユーザ認証および使用権限の検査が成功した
場合なので、そのときの通信パスの宛先へ接続許可を応
答し（処理６１２）、所定の画情報送信時処理を実行し
て（処理６１３）、接続要求元のワークステーション装
置ＷＳのファクシミリアプリケーションの送信動作を実
行する。

【０１２１】そして、その画情報送信時処理を終了する
と、その画情報送信動作について、そのときのユーザ名
および部門コードを参照できる所定の通信履歴情報を作
成し、保存し（処理６１４）、次いで、そのときのユー
ザ名に対応した累積料金情報と部門コードに対応した累
積料金情報をそれぞれ更新し（処理６１５）、このとき
の動作を終了し、判断６０１へ戻る。

【０１２２】一方、処理６０５で抽出した部門コード
が、上述したユーザ名テーブルに登録されていない場合
で、判断６０６の結果がＮＯになるとき、そのときの部
門コードの累積料金が上限値を超えている場合で、判断
６０７の結果がＹＥＳになるとき、抽出したユーザ名
が、部門コードに登録されているユーザ名に含まれてい
ない場合で、判断６０９の結果がＮＯになるとき、その
ユーザ名の累積料金が上限値を超えている場合で、判断
６１１の結果がＹＥＳになるときには、そのときの通信
パスの宛先へ接続拒否を応答し（処理６１６）、判断６
０１へ戻る。

【０１２３】このようにして、本実施例では、ワークス
テーション装置ＷＳのファクシミリアプリケーションが
送信動作を要求するとき、ユーザ名と部門コードをネッ
トワークファクシミリ装置ＦＸへ通知しているので、ネ
ットワークファクシミリ装置ＦＸでは、その送信動作の
要求を受け付けることができるかの認証を適切に行える
とともに、通知されたユーザ名と部門コードを用いて、
適切な通信管理動作を行うことができるので、非常に便
利である。

【０１２４】また、それぞれのユーザ名と部門コードに
ついて、独立して累積料金を監視し、それを越えた場合
には、ネットワークファクシミリ装置ＦＸを利用した送
信動作を禁止するので、通信コスト制限を適切に行うこ
とができる。

【０１２５】なお、上述した実施例では、ユーザ名と部
門コードの両方を使用しているが、ユーザ名あるいは部
門コードのいずれか一方のみを使用するようにすること
もできる。

【０１２６】また、上述した実施例では、公衆網として
アナログ網を適用した場合について説明したが、ＩＳＤ
Ｎを用いる場合についても、本発明を同様にして適用す
ることができる。

【０１２７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワークステーション装置のファクシミリアプリケーショ
ンが送信動作を要求するとき、ユーザ名と部門コードを
ネットワークファクシミリ装置へ通知しているので、ネ
ットワークファクシミリ装置では、その送信動作の要求
を受け付けることができるかの認証を適切に行えるとと
もに、通知されたユーザ名と部門コードを用いて、適切
な通信管理動作を行うことができるので、非常に便利で
あるという効果を得る。

【０１２８】また、それぞれのユーザに、使用できる機
能を制限することができるので、ユーザ毎の通信管理を
より有効に行うことができるという効果も得る。

【０１２９】また、それぞれのユーザ名と部門コードに
ついて、独立して料金管理情報を作成するので、ユーザ
別および部門別に適切な料金管理を行うことができると
いう効果も得る。

【０１３０】また、ネットワークファクシミリ装置のユ
ーザ名テーブルの内容を、ワークステーション装置から
適宜に編集することができるので、ユーザの登録と削除
を容易に行うことができ、非常に便利であるという効果
も得る。

【０１３１】また、それぞれのユーザ名と部門コードに
ついて、独立して累積料金を監視し、それを越えた場合
には、ネットワークファクシミリ装置ＦＸを利用した送
信動作を禁止するので、通信コスト制限を適切に行うこ
とができるという効果も得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。

【図２】ネットワークファクシミリ装置ＦＸの構成例を
示したブロック図。

【図３】ワークステーション装置ＷＳ（ＷＳ１〜ＷＳ
ｎ）の構成例を示したブロック図。

【図４】ネットワークファクシミリ装置ＦＸのシステム
制御部１におけるデータ通信制御系の概略を示したブロ
ック図。

【図５】ワークステーション装置ＷＳのＣＰＵ２１がフ
ァクシミリアプリケーションプログラムを実行する際の
制御系の概略を示したブロック図。

【図６】ワークステーション装置ＷＳのファクシミリア
プリケーションがＦＡＸ送信要求をシリアルポートドラ
イバに発行したときの動作を説明するためのタイミング
チャート。

【図７】ユーザ名テーブルの一例を示した概略図。

【図８】画情報送信時にかかるシリアルポートドライバ
の処理の一例を示したフローチャート。

【図９】ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して信
号受信した場合のネットワークファクシミリ装置ＦＸの
処理の一例を示したフローチャート。

【図１０】機能制限情報テーブルの一例を示した概略
図。

【図１１】ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して
信号受信した場合のネットワークファクシミリ装置ＦＸ
の処理の他の例を示したフローチャート。

【図１２】ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して
信号受信した場合のネットワークファクシミリ装置ＦＸ
の処理のさらに他の例を示したフローチャート。

【図１３】ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して
信号受信した場合のネットワークファクシミリ装置ＦＸ
の処理のまたさらに他の例の一部を示したフローチャー
ト。

【図１４】ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して
信号受信した場合のネットワークファクシミリ装置ＦＸ
の処理のまたさらに他の例の他の部分を示したフローチ
ャート。

【図１５】累積料金テーブルの一例を示した概略図。

【図１６】ローカルエリアネットワークＬＡＮを介して
信号受信した場合のネットワークファクシミリ装置ＦＸ
の処理の別な例を示したフローチャート。

【符号の説明】

ＦＸ ネットワークファクシミリ装置 ＷＳ，ＷＳ１〜ＷＳｎ ワークステーション装置

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザ名を画情報の
   送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知
   することを特徴とするネットワークファクシミリ通信シ
   ステムの制御方法。
2. 【請求項２】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザの部門コード
   を画情報の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ
   装置へ通知することを特徴とするネットワークファクシ
   ミリ通信システムの制御方法。
3. 【請求項３】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザ名および部門
   コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークファク
   シミリ装置へ通知することを特徴とするネットワークフ
   ァクシミリ通信システムの制御方法。
4. 【請求項４】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   と、 使用許可されているユーザ名を記憶したユーザ名テーブ
   ル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザ名を画情報の
   送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知
   し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
   ーション装置より通知されたユーザ名が、上記ユーザ名
   テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、登
   録されているときには、その送信要求を受け付けて送信
   動作を行う一方、登録されていないときには、その送信
   要求を拒否することを特徴とするネットワークファクシ
   ミリ通信システムの制御方法。
5. 【請求項５】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   と、 使用許可されているユーザの部門コードを記憶したユー
   ザ名テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザの部門コード
   を画情報の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ
   装置へ通知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
   ーション装置より通知された部門コードが、上記ユーザ
   名テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、
   登録されているときには、その送信要求を受け付けて送
   信動作を行う一方、登録されていないときには、その送
   信要求を拒否することを特徴とするネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法。
6. 【請求項６】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   と、 使用許可されているユーザ名を対応する部門コードとと
   もに記憶したユーザ名テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザ名および部門
   コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークファク
   シミリ装置へ通知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
   ーション装置より通知されたユーザ名および部門コード
   が、上記ユーザ名テーブル記憶手段に登録されているか
   どうかを調べ、登録されているときには、その送信要求
   を受け付けて送信動作を行う一方、登録されていないと
   きには、その送信要求を拒否することを特徴とするネッ
   トワークファクシミリ通信システムの制御方法。
7. 【請求項７】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   と、 使用許可されているユーザ名を指定された機能制限情報
   とともに記憶したユーザ名テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザ名を画情報の
   送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知
   し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
   ーション装置より通知されたユーザ名が、上記ユーザ名
   テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、登
   録されているときには、その送信要求を受け付け、その
   ユーザ名に指定されている機能制限情報に基づいて機能
   制限を適用した状態で送信動作を行う一方、登録されて
   いないときには、その送信要求を拒否することを特徴と
   するネットワークファクシミリ通信システムの制御方
   法。
8. 【請求項８】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   と、 使用許可されているユーザの部門コードを指定された機
   能制限情報とともに記憶したユーザ名テーブル記憶手段
   を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されている部門コードを画情報
   の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通
   知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
   ーション装置より通知された部門コードが、上記ユーザ
   名テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、
   登録されているときには、その送信要求を受け付け、そ
   の部門コードに指定されている機能制限情報に基づいて
   機能制限を適用した状態で送信動作を行う一方、登録さ
   れていないときには、その送信要求を拒否することを特
   徴とするネットワークファクシミリ通信システムの制御
   方法。
9. 【請求項９】 ローカルエリアネットワークに接続され
   るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
   所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
   タをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、上
   記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上の
   ワークステーション装置とからなるネットワークファク
   シミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
   ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
   ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
   上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
   間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
   ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
   ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
   信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
   介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
   リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
   プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
   ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
   と、 使用許可されているユーザ名を部門コードおよび指定さ
   れた機能制限情報とともに記憶したユーザ名テーブル記
   憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
   れると、あらかじめ登録されているユーザ名および部門
   コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークファク
   シミリ装置へ通知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
   ーション装置より通知されたユーザ名および部門コード
   が、上記ユーザ名テーブル記憶手段に登録されているか
   どうかを調べ、登録されているときには、その送信要求
   を受け付け、そのユーザ名に指定されている機能制限情
   報に基づいて機能制限を適用した状態で送信動作を行う
   一方、登録されていないときには、その送信要求を拒否
   することを特徴とするネットワークファクシミリ通信シ
   ステムの制御方法。
10. 【請求項１０】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間
    で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデ
    ータをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、
    上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上
    のワークステーション装置とからなるネットワークファ
    クシミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
    ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
    ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
    上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
    間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
    ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
    ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
    信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
    介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
    リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
    プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
    ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
    と、 使用許可されているユーザ名を記憶したユーザ名テーブ
    ル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
    れると、あらかじめ登録されているユーザ名を画情報の
    送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知
    し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
    ーション装置より通知されたユーザ名が、上記ユーザ名
    テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、登
    録されているときには、その送信要求を受け付けて送信
    動作を行うとともに、そのユーザ名に基づいて所定の料
    金管理動作を行う一方、登録されていないときには、そ
    の送信要求を拒否することを特徴とするネットワークフ
    ァクシミリ通信システムの制御方法。
11. 【請求項１１】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間
    で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデ
    ータをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、
    上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上
    のワークステーション装置とからなるネットワークファ
    クシミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
    ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
    ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
    上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
    間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
    ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
    ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
    信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
    介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
    リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
    プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
    ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
    と、 使用許可されているユーザの部門コードを記憶したユー
    ザ名テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
    れると、あらかじめ登録されているユーザの部門コード
    を画情報の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ
    装置へ通知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
    ーション装置より通知された部門コードが、上記ユーザ
    名テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、
    登録されているときには、その送信要求を受け付けて送
    信動作を行うとともに、その部門コードに基づいて所定
    の料金管理動作を行う一方、登録されていないときに
    は、その送信要求を拒否することを特徴とするネットワ
    ークファクシミリ通信システムの制御方法。
12. 【請求項１２】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間
    で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデ
    ータをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、
    上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上
    のワークステーション装置とからなるネットワークファ
    クシミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
    ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
    ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
    上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
    間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
    ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
    ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
    信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
    介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
    リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
    プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
    ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
    と、 使用許可されているユーザ名をその部門コードとともに
    記憶したユーザ名テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
    れると、あらかじめ登録されているユーザ名および部門
    コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークファク
    シミリ装置へ通知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
    ーション装置より通知されたユーザ名および部門コード
    が、上記ユーザ名テーブル記憶手段に登録されているか
    どうかを調べ、登録されているときには、その送信要求
    を受け付けて送信動作を行うとともに、そのユーザ名お
    よび部門コードに基づいて所定の料金管理動作を行う一
    方、登録されていないときには、その送信要求を拒否す
    ることを特徴とするネットワークファクシミリ通信シス
    テムの制御方法。
13. 【請求項１３】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間
    で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデ
    ータをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、
    上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上
    のワークステーション装置とからなるネットワークファ
    クシミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
    ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
    ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
    上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
    間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
    ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
    ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
    信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
    介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
    リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
    プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
    ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
    と、 使用許可されているユーザ名を記憶したユーザ名テーブ
    ル記憶手段と、 おのおののユーザ名について、累積通信料金を記憶した
    料金テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
    れると、あらかじめ登録されているユーザ名を画情報の
    送信要求時に上記ネットワークファクシミリ装置へ通知
    し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
    ーション装置より通知されたユーザ名が、上記ユーザ名
    テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、登
    録されているときには、そのユーザ名に対応して上記料
    金テーブル記憶手段に記憶されている累積通信料金が所
    定値よりも少ないかどうかを調べ、少ない場合に限り、
    その送信要求を受け付けて送信動作を行うとともに、そ
    のユーザ名に基づいて所定の料金管理動作を行う一方、
    登録されていないとき、あるいは、通知されたユーザ名
    に対応して上記料金テーブル記憶手段に記憶されている
    累積通信料金が所定値よりも大きいときには、その送信
    要求を拒否することを特徴とするネットワークファクシ
    ミリ通信システムの制御方法。
14. 【請求項１４】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間
    で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデ
    ータをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、
    上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上
    のワークステーション装置とからなるネットワークファ
    クシミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
    ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
    ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
    上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
    間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
    ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
    ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
    信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
    介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
    リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
    プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
    ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
    と、 使用許可されているユーザの部門コードを記憶したユー
    ザ名テーブル記憶手段と、 おのおのの部門コードについて、累積通信料金を記憶し
    た料金テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
    れると、あらかじめ登録されているユーザの部門コード
    を画情報の送信要求時に上記ネットワークファクシミリ
    装置へ通知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
    ーション装置より通知された部門コードが、上記ユーザ
    名テーブル記憶手段に登録されているかどうかを調べ、
    登録されているときには、その部門コードに対応して上
    記料金テーブル記憶手段に記憶されている累積通信料金
    が所定値よりも少ないかどうかを調べ、少ない場合に限
    り、その送信要求を受け付けて送信動作を行うととも
    に、その部門コードに基づいて所定の料金管理動作を行
    う一方、登録されていないとき、あるいは、通知された
    部門コードに対応して上記料金テーブル記憶手段に記憶
    されている累積通信料金が所定値よりも大きいときに
    は、その送信要求を拒否することを特徴とするネットワ
    ークファクシミリ通信システムの制御方法。
15. 【請求項１５】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間
    で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデ
    ータをやりとりするネットワークファクシミリ装置と、
    上記ローカルエリアネットワークに接続される１つ以上
    のワークステーション装置とからなるネットワークファ
    クシミリ通信システムの制御方法において、 上記ワークステーション装置は、所定のもしくは仮想の
    ファクシミリモデム手段に接続して、所定のモデムコマ
    ンドおよびグループ３ファクシミリ伝送手順コマンドを
    上記所定のもしくは仮想のファクシミリモデム手段との
    間でやりとりし、ファクシミリ通信を実現するファクシ
    ミリ通信手段と、 上記ファクシミリ通信手段と上記ネットワークファクシ
    ミリ装置に備えられた仮想のファクシミリモデム手段の
    信号のやりとりを、上記ローカルエリアネットワークを
    介して実行するための通信制御手段を備える一方、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ファクシミ
    リ通信手段との間で所定のモデムコマンドおよびグルー
    プ３ファクシミリ伝送手順コマンドを処理してファクシ
    ミリ通信を実現する上記仮想のファクシミリモデム手段
    と、 使用許可されているユーザ名をその部門コードとともに
    記憶したユーザ名テーブル記憶手段と、 おのおののユーザ名および部門コードについて、累積通
    信料金を記憶した料金テーブル記憶手段を備え、 上記ワークステーション装置は、画情報の送信が指示さ
    れると、あらかじめ登録されているユーザ名および部門
    コードを画情報の送信要求時に上記ネットワークファク
    シミリ装置へ通知し、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記ワークステ
    ーション装置より通知されたユーザ名および部門コード
    が、上記ユーザ名テーブル記憶手段に登録されているか
    どうかを調べ、登録されているときには、そのユーザ名
    および部門コードに対応して上記料金テーブル記憶手段
    に記憶されている累積通信料金が所定値よりも少ないか
    どうかを調べ、少ない場合に限り、その送信要求を受け
    付けて送信動作を行うとともに、そのユーザ名および部
    門コードに基づいてそれぞれ所定の料金管理動作を行う
    一方、登録されていないとき、あるいは、通知されたユ
    ーザ名または部門コードに対応して上記料金テーブル記
    憶手段に記憶されている累積通信料金が所定値よりも大
    きいときには、その送信要求を拒否することを特徴とす
    るネットワークファクシミリ通信システムの制御方法。
16. 【請求項１６】 前記ネットワークファクシミリ装置
    は、上記ワークステーション装置より受信した送信要求
    情報に含まれる部門コードの値が、第１の所定値の場合
    には、上記送信要求情報に含まれるユーザ名を、前記ユ
    ーザ名テーブル記憶手段に登録する一方、 上記部門コードの値が、第２の所定値の場合には、上記
    送信要求情報に含まれるユーザ名を、前記ユーザ名テー
    ブル記憶手段から削除することを特徴とする請求項４ま
    たは請求項６または請求項７または請求項９または請求
    項１０または請求項１２または請求項１３記載のネット
    ワークファクシミリ通信システムの制御方法。