JP2000244675A - ターミナルアダプタ装置 - Google Patents

ターミナルアダプタ装置

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JP2000244675A
JP2000244675A JP11040261A JP4026199A JP2000244675A JP 2000244675 A JP2000244675 A JP 2000244675A JP 11040261 A JP11040261 A JP 11040261A JP 4026199 A JP4026199 A JP 4026199A JP 2000244675 A JP2000244675 A JP 2000244675A
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frequency
signal
analog
terminal
adapter device
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Atsushi Ikeda
篤 池田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般的な16Hzの呼出信号とは異なる周波
数の呼出信号をアナログポートに対して出力できるター
ミナルアダプタ装置を提供する。 【解決手段】 ターミナルアダプタ装置に16Hzと1
300Hzの2種類の呼出信号を生成する呼出信号発生
回路2003を設ける。また、アナログポートと着信番
号または発信者番号と呼出信号の対応テーブルを設け
る。そして、ISDNからの着信時に対応テーブルを参
照し、着信番号または発信者番号に対応して16Hzと
1300Hzの呼出信号を選択し、アナログポートより
電話機やファクシミリ装置に出力する。したがって、ア
ナログポートにファクシミリ装置が接続されている場合
には、1300Hzの呼出信号を送出でき、適正な動作
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN(Integr
ated Service Digital Network)等のデジタル網に接続
するターミナルアダプタのうち、特にPSTN(Public
Switched Telephone Network )等のアナログ網用のア
ナログ端末を収容するためのアナログポートを有するタ
ーミナルアダプタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及とともに、
高速なデータ通信が可能なISDNが注目を集め、例え
ば既に加入しているPSTNの電話番号を変更すること
なく、同一番号でISDNに切り替えられるサービスが
提供されている。
【0003】また、PSTNで使用していた電話機やG
3ファクシミリなどのアナログ端末をISDNに移行し
た後でも活用できるようにするターミナルアダプタ装置
も多数製品化されている。
【0004】これらターミナルアダプタ装置は、アナロ
グ端末を収容するためのアナログポートを複数有し、例
えばISDNからの着信(SETUP)があった場合、
アナログ端末を鳴動させるための16Hzの呼出信号を
疑似的に生成してアナログポートに出力するような、一
種のプロトコル変換を行なっている。
【0005】一方、PSTNでは、G3ファクシミリを
対象にした蓄積交換型のファクシミリ伝送サービスがあ
る。
【0006】例えば、NTT(日本電信電話株式会社)
が行なっているF網と呼ばれる蓄積交換型ファクシミリ
伝送サービスでは、F網から同サービスの契約者に向け
てファクシミリ送信が行なわれる場合、交換機から一般
的な16Hzの呼出信号ではなく、1300Hzの呼出
信号が送られてくる。通常、F網に対応したG3ファク
シミリ装置は、1300Hzの呼出信号を受けると、鳴
動することなくファクシミリの自動受信を開始する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、F網に
契約していてF網に対応したG3ファクシミリ装置を有
しているユーザが、同一番号によるISDN移行サービ
スを受けた場合、次のような不都合があった。
【0008】すなわち、前述のような既存のターミナル
アダプタ装置を購入し、そのアナログポートに前述のG
3ファクシミリ装置を接続した状態でF網からのファク
シミリ送信を受けた場合、今までであればファクシミリ
装置が鳴動することなくファクシミリの自動受信が行な
えたはずのものが、既存のターミナルアダプタ装置は1
6Hzの呼出信号しか疑似的に生成できないため、ファ
クシミリ装置が鳴動してしまい、また、ファクシミリ装
置の設定によってはファクシミリの自動受信が行なえな
い場合も起こり得る。
【0009】そこで本発明は、一般的な16Hzの呼出
信号とは異なる周波数の呼出信号をアナログポートに対
して出力できるターミナルアダプタ装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル信号
とアナログ信号の双方向変換手段を有し、アナログ網用
端末を少なくとも1つ以上収容可能であって、デジタル
網に接続されるターミナルアダプタ装置において、少な
くとも2種類以上の任意の周波数の電気信号を生成する
ための呼出信号生成手段と、前記少なくとも2種類以上
の任意の周波数の中の1つの周波数を示す値を保持する
ための周波数保持手段と、前記周波数保持手段の値に基
づいて前記呼出信号生成手段を制御し、前記周波数保持
手段の値に基づく周波数の呼出信号を収容しているアナ
ログ網用端末に送出する制御手段とを有することを特徴
とする。
【0011】このような本発明により、一般的な16H
zの呼出信号とは異なる周波数の呼出信号をアナログポ
ートに対して出力できるターミナルアダプタ装置を提供
することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の実
施例におけるターミナルアダプタ装置のハードウェア構
成を示すブロック図である。
【0013】同図において、ターミナルアダプタ装置1
000は、DSU1100を介してISDNと接続さ
れ、電話機1200とファクシミリ装置1300を収容
している。
【0014】ターミナルアダプタ装置1000は、10
01から1007までのモジュールから構成される。以
下において、それぞれのモジュールについて説明する。
【0015】CPU1001は、バスを介して各モジュ
ールと接続され、ターミナルアダプタ装置全体を制御す
る。ROM1002は、CPU1001の制御プログラ
ムや各種初期値等を格納するものである。
【0016】S−RAM1003は、電気的にバックア
ップされ、自己アドレスをはじめとする各種設定値や装
置の管理データ等が格納されている。D−RAM100
4は、各種ワーク用バッファとして利用される。
【0017】ISDNインタフェース1005は、DS
U1100と接続され、ISDNユーザ・網間のLAP
D(Link Access Procedure on the D-chanel )などの
低レイヤのプロトコル処理を行なうものである。また、
CPU1001の制御に基づいて、各種属性のやり取り
を行なう。
【0018】CODEC1006は、ISDNインタフ
ェース1005とアナログポート制御部1007との間
に位置し、ISDNからDSU1100およびISDN
インタフェース1005を介して送られてくるデジタル
信号をアナログ信号に変換し、アナログポート制御部1
007を介して電話機1200やファクシミリ1300
などのアナログ端末に送るとともに、電話機1200や
ファクシミリ1300などのアナログ端末からアナログ
ポート制御部1007を介して送られてくるアナログ信
号をデジタル信号に変換し、ISDNインタフェース1
005およびDSU(Digital Service Unit)1100
を介してISDNに送る。
【0019】アナログポート制御部1007は、6極の
モジュラージャックを2つ有し、電話機1200やファ
クシミリ1300などのアナログ端末を2つ収容できる
ようになっている。なお、詳細は後述する。
【0020】図2は、本実施例におけるアナログポート
制御部1007の構成を示すブロック図である。
【0021】アナログポート制御部1007は、200
1から2007までのモジュールおよびスイッチから構
成される。以下において、それぞれのモジュールおよび
スイッチについて説明する。
【0022】トランス2001およびトランス2002
は、それぞれアナログポート1およびアナログポート2
用のモジュールである。いずれのトランスも、CODE
C1006側の4線インターフェースと、電話機120
0およびファクシミリ1300のアナログ端末側の2線
インタフェースとの間の変換を行なう。また、アナログ
端末に対し、一般のPSTN規格に準ずる電力の供給も
行なっている。なお、本実施例では、アナログポート1
に電話機1200が、アナログポート2にファクシミリ
がそれぞれ接続されているものとする。
【0023】呼出信号発生回路2003は、CPU10
01の制御の基づいて、16Hzまたは1300Hzの
連続する交流信号を発生させることができる回路であ
る。呼出信号のケーデンスは、アナログポート1側のス
イッチ2004、または、アナログポート2側のスイッ
チ2005の開閉によって作り出される。
【0024】回線閉結出回路2006および回線閉結検
出回路2007は、それぞれアナログポート1およびア
ナログポート2に接続されているアナログ端末が回線を
閉結したか否か検出する回路である。すなわち、図2に
おいて、回線閉結検出回路2006は電話機1200の
回線閉結を、回線閉結検出回路2007はファクシミリ
1300の回線閉結をそれぞれ監視している。
【0025】スイッチ2008は、回線閉結検出回路2
006または回線閉結検出回路2007の検出結果と、
発信/着信の諸条件に応じたCPU1001の制御に基
づいて、トランス2001またはトランス2002の出
力のいずれか一方をCODEC1006に接続するよう
に動作する。
【0026】図3は、本発明の第1実施例におけるアナ
ログポート番号と着信番号と呼出信号の種類の対応テー
ブルの一例を示す説明図である。
【0027】この対応テーブルは、S−RAM1003
上に保持されており、各アナログポート番号に着信番号
を割り当て、さらに、ISDNから通知された着信番号
と前記保持されている着信番号が一値したときに対応す
るポートに出力する呼出信号の種類を割り当てたもので
ある。
【0028】この対応テーブルは、アナログポートに接
続されたアナログ端末からのDTMF信号を使った特殊
コードの入力操作によって各種登録を行なうような公知
の方法で書き換えることができる。
【0029】図3に示す例の場合、ISDNから着信番
号として03−xxxx−0001が通知された場合、
アナログポート1に16Hzの呼出信号が出力される。
また、着信番号として03−xxxx−0002が通知
された場合、アナログポート2に1300Hzの呼出信
号が出力される。なお、実際の処理の詳細については後
述する。
【0030】図4は、本発明の第1実施例における着信
処理を示すフローチャートである。なお、図1および図
2に記載したように、アナログポート1には電話機12
00が、アナログポート2にはファクシミリ1300が
接続されているものとする。また、各アナログポートと
着信番号および呼出信号の種類に関する対応テーブルに
は、図3に示す値が設定されているものとする。
【0031】ISDNから着信要求があったとき、すな
わち、SETUPを受信したとき、図4に示す着信処理
が実行される。
【0032】まず、ステップS4−001において、S
ETUPで通知された着信番号が、アナログポート1の
着信番号である03−xxxx−0001と一致するか
否かを判定する。もし、一致していればステップS4−
003に進み、そうでなければステップS4−002に
進む。
【0033】ステップS4−002では、SETUPで
通知された着信番号がアナログポート2の着信番号であ
る03−xxxx−0002と一致するか否かを判定す
る。もし、一致していればステップS4−004に進
む。もし、一致していなければ、何もせず、すなわち、
ISDNに無応答の状態で着信処理を終了する。
【0034】ステップS4−003では、図3に示す対
応テーブルに基づいて、アナログポート1に対して16
Hzの呼出信号を出力する。なお、アナログポートi
(本例ではアナログポート1)に対する16Hz呼出処
理の詳細は後述する。
【0035】また、ステップS4−004では、図3に
示す対応テーブルに基づいて、アナログポート2に対し
て1300Hzの呼出信号を出力する。なお、アナログ
ポートi(本例ではアナログポート2)に対する130
0Hz呼出処理の詳細は後述する。
【0036】図5は、ステップS4−003で実行され
る16Hz呼出処理に関するサブルーチン処理を詳細に
示すフローチャートである。
【0037】まず、ステップS5−001において、I
SDNインタフェース1005を制御して、ISDNに
対して呼出中を示すALERTを返送する。
【0038】次にステップS5−002において、呼出
信号発生回路2003を制御し、同回路2003より1
6Hzの信号を発生させ、指定されたアナログポートi
に応じて、スイッチ2004またはスイッチ2005を
断続的に切り替えて一般的な16Hz呼出信号のケーデ
ンスを生成する。例えば図4のステップS4−003の
例では、スイッチ2004をトランス2001と呼出信
号発生回路2003とに交互に接続されるように制御
し、アナログポート1に接続された電話機1200に一
般的な16Hz呼出信号を出力する。
【0039】続いて、ステップS5−003において、
回線閉結検出回路2006または回線閉結検出回路20
07で指定されたアナログポートiの回線の閉結が検出
されたか否かを判定する。例えば図4のステップS4−
003の例では、回線閉結検出回路2006によってア
ナログポート1の回線の閉結が検出されたか否かを判定
する。もし、アナログポートiの回線の閉結が検出され
たならばステップS5−004に進み、そうでなければ
ステップS5−007に進む。
【0040】ステップS5−004は、回線閉結検出回
路2006または回線閉結検出回路2007で指定され
たアナログポートiの回線の閉結が検出されたとき実行
される。このステップS5−004では、呼出信号発生
回路2003を制御して16Hz信号の発生を停止し、
スイッチ2004またはスイッチ2005がトランス2
001またはトランス2002に接続されるように制御
し、ステップS5−005に進む。例えば図4のステッ
プS4−003の例においては、スイッチ2004がト
ランス2001に接続されるように制御する。
【0041】ステップS5−005では、スイッチ20
08を制御して、指定されたアナログポートiがCOD
EC1006に接続されるように切り替えて、ステップ
S5−006に進む。例えば図4のステップS4−00
3の例においては、トランス2001がCODEC10
06に接続されるように切り替える。
【0042】ステップS5−006では、ISDNイン
タフェース1005を制御して、ISDNに対して着信
したことを通知するCONNを送出し、ポートiの16
Hz呼出処理を終了する。
【0043】一方、ステップS5−007は、回線閉結
検出回路2006または回線閉結検出回路2007で指
定されたアナログポートiの回線の閉結が検出されなか
ったとき実行される。このステップS5−007では、
ISDNから回線切断要求であるDISCが送られてき
たか否かを判定する。もし、DISCが送られてきたな
らばステップS5−008に進み、そうでなければステ
ップS5−003に戻る。
【0044】ステップS5−008は、ISDNからD
ISCが送られてきたとき実行される。このステップS
5−008では、呼出信号発生回路2003を制御して
16Hz信号の発生を停止し、スイッチ2004または
スイッチ2005がトランス2001またはトランス2
002に接続されるように制御し、ステップS5−00
9に進む。例えば図4のステップS4−003の例にお
いては、スイッチ2004がトランス2001に接続さ
れるように制御する。
【0045】ステップS5−009では、ISDNに回
線開放を要求するRELを送出し、ポートiの16Hz
呼出処理を終了する。
【0046】図6は、ステップS4−004で実行され
る1300Hz呼出処理に関するサブルーチン処理を詳
細に示すフローチャートである。
【0047】まず、ステップS6−001において、I
SDNインタフェース1005を制御して、ISDNに
対して呼出中を示すALERTを返送する。
【0048】次にステップS6−002において、呼出
信号発生回路2003を制御して、同回路2003より
1300Hzの信号を発生させ、図2記載のスイッチ2
004またはスイッチ2005を切り替えて1300H
z呼出信号を指定されたアナログポートiに出力する。
例えば図4のステップS4−004の例においては、ス
イッチ2005が呼出信号発生回路2003に接続され
るように制御し、アナログポート2に接続されたファク
シミリ1300に1300Hz呼出信号を出力する。
【0049】続いてステップS6−003において、回
線閉結検出回路2006または回線閉結検出回路200
7で指定されたアナログポートiの回線の閉結が検出さ
れたか否かを判定する。例えば図4のステップS4−0
04の例においては、回線閉結検出回路2007によっ
てアナログポート2の回線の閉結が検出されたか否かを
判定する。もし、アナログポートiの回線の閉結が検出
されたならばステップS6−004に進み、そうでなけ
ればステップS6−007に進む。
【0050】ステップS6−004は、回線閉結検出回
路2006または回線閉結検出回路2007で指定され
たアナログポートiの回線の閉結が検出されたとき実行
される。このステップS6−004では、呼出信号発生
回路2003を制御して1300Hz信号または16H
z信号の発生を停止し、スイッチ2004またはスイッ
チ2005がトランス2001またはトランス2002
に接続されるように制御し、ステップS6−005に進
む。例えば図4のステップS4−004の例では、スイ
ッチ2005がトランス2002に接続されるように制
御する。
【0051】ステップS6−005では、スイッチ20
08を制御して、指定されたアナログポートiがCOD
EC1006に接続されるように切り替えて、ステップ
S6−006に進む。例えば図4のステップS4−00
4の例においては、トランス2002がCODEC10
06に接続されるように切り替える。
【0052】ステップS6−006では、ISDNイン
タフェース1005を制御して、ISDNに対して着信
したことを通知するCONNを送出し、ポートiの13
00Hz呼出処理を終了する。
【0053】一方、ステップS6−007は、回線閉結
検出回路2006または回線閉結検出回路2007で指
定されたアナログポートiの回線の閉結が検出されたな
かったとき実行される。このステップS6−007で
は、1300Hz呼出信号の送出がF網の規格である1
300Hz送出時間の10秒を経過したか否かを判定す
る。もし、10秒を経過しているならばステップS6−
008に進み、そうでなければステップS6−014に
進む。
【0054】ステップS6−008は、1300Hzの
送出が10秒を経過したとき実行される。このステップ
S6−008では、呼出信号発生回路2003を制御し
て1300Hz信号の発生を停止し、スイッチ2004
またはスイッチ2005がトランス2001またはトラ
ンス2002に接続されるように制御し、ステップS6
−009に進む。例えば図4のステップS4−004の
例においては、スイッチ2005をトランス2002に
接続されるように制御する。
【0055】また、ステップS6−009では、呼出信
号発生回路2003を制御して、同回路2003より1
6Hzの信号を発生させ、指定されたアナログポートi
に応じて、スイッチ2004またはスイッチ2005を
断続的に切り替えて一般的な16Hz呼出信号のケーデ
ンスを生成する。例えば図4のステップS4−004の
例においては、スイッチ2005がトランス2002と
呼出信号発生回路2003とに交互に接続されるように
制御し、アナログポート2に接続されたファクシミリ1
300に一般的な16Hz呼出信号を出力する。このス
テップS6−009以降の処理は、アナログポート2に
接続されているファクシミリ1300がF網に対応して
いない場合を想定したものである。
【0056】ステップS6−010では、回線閉結検出
回路2006または回線閉結検出回路2007で指定さ
れたアナログポートiの回線の閉結が検出されたか否か
を判定する。例えば図4のステップS4−004の例に
おいては、回線閉結検出回路2007によってアナログ
ポート2の回線の閉結が検出されたか否かを判定する。
もし、アナログポートiの回線の閉結が検出されたなら
ばステップS6−004に進み、そうでなければステッ
プS6−011に進む。
【0057】ステップS6−011は、回線閉結検出回
路2006または回線閉結検出回路2007で指定され
たアナログポートiの回線の閉結が検出されなかったと
き実行される。このステップS6−011では、ISD
Nから回線切断要求であるDISCが送られてきたか否
かを判定する。もし、DISCが送られてきたならばス
テップS6−012に進み、そうでなければステップS
6−010に戻る。
【0058】ステップS6−012は、ISDNからD
ISCが送られてきたとき実行される。このステップS
6−012では、呼出信号発生回路2003を制御して
16Hz信号または1300Hz信号の発生を停止し、
スイッチ2004またはスイッチ2005がトランス2
001またはトランス2002に接続されるように制御
し、ステップS6−013に進む。例えば図4のステッ
プS4−004の例では、スイッチ2005をトランス
2002に接続されるように制御する。
【0059】ステップS6−013では、ISDNに回
線解放を要求するRELを送出し、ポートiの1300
Hz呼出処理を終了する。
【0060】一方、ステップS6−014は、1300
Hzの送出が10秒を経過していないとき実行される。
このステップS6−014では、ISDNから回線切断
要求であるDISCが送られてきたか否かを判定する。
もし、DISCが送られてきたならばステップS6−0
12に進み、そうでなければステップS6−003に戻
る。
【0061】以上で説明したように、本実施例のターミ
ナルアダプタ装置1000は、ISDNから通知される
着信番号とユーザの設定に基づいて、アナログポートi
に16Hzまたは1300Hzの呼出信号を出力させる
ことができる。
【0062】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0063】図7は、本発明の第2実施例におけるアナ
ログポート番号と発信者番号と呼出信号の種類の対応テ
ーブルの一例を示す説明図である。
【0064】この対応テーブルは、S−RAM1003
上に保持されており、各アナログポート番号に発信者番
号を割り当て、さらに、ISDNから通知された発信者
番号と前記保持されている着信番号が一値したときに対
応するポートに出力する呼出信号の種類を割り当てたも
のである。
【0065】この対応テーブルは、第1実施例を同様
に、アナログポートに接続されたアナログ端末からのD
TMF信号を使った特殊コードの入力操作によって各種
登録を行なうような公知の方法で書き換えることができ
る。
【0066】図7に示す例の場合、ISDNから発信者
番号として03−xxxx−0001が通知された場合
には、アナログポート1に16Hzの呼出信号が出力さ
れる。また、発信者番号として03−xxxx−000
2が通知された場合には、アナログポート2に1300
Hzの呼出信号が出力される。その詳細は、図4で示し
た着信番号を発信者番号に置き換えることで説明するこ
とができるので、説明は省略する。
【0067】また、以上の各実施例の説明では、アナロ
グポートを2つ有するターミナルアダプタ装置を対象に
したが、図8に示すように、アナログポートは1つであ
っても問題はない。
【0068】すなわち、図8に示すように、トランス2
001をトランス8001に置き換え、以下同様に、回
線閉結検出回路2006を回線閉結検出回路8006に
置き換え、さらに、トランス2002、スイッチ200
5、回線閉結検出回路2007、スイッチ2008を削
除し、CODEC1006とトランス8001を直接接
続し、図3に示す対応テーブルのアナログポート1をア
ナログポートと見立てて、同テーブルからアナログポー
ト2の項目を削除し、図4のステップS4−002およ
びS4−004を削除したような構成であっても、図5
および図6に示した手順でターミナルアダプタ装置10
00を制御すれば、第1実施例より部品数が少なく安価
に、ISDNから通知される着信番号とユーザの設定に
基づいて、アナログポートに16Hzまたは1300H
zの呼出信号を出力させることができる。
【0069】さらに、図8に示したアナログポート制御
部1007の構成の上で、図3に示した対応テーブルを
図9に示すようにアナログポートに出力する呼出信号の
種類だけを保持する構成に変更し、図9の対応テーブル
に16Hzが記憶されているならば、図5に示す16H
z呼出処理を実行し、1300Hzが記憶されているな
らば、図6に示す1300Hz呼出処理を実行するよう
にすれば、さらに安価にアナログポートに16Hzまた
は1300Hzの呼出信号を出力させることができる。
【0070】また、図6のステップS6−009の説明
で、同ステップ移行はアナログポート2に接続されてい
るファクシミリ1300がF網に対応していない場合を
想定したものであると述べたが、図6のステップS6−
007で10秒が経過したと判定された場合に直ちにス
テップS6−012に進むようにし、ステップS6−0
08、S6−009、S6−010、S6−011を削
除しても、アナログポートに16Hzまたは1300H
zの呼出信号を出力させることに影響は全くない。
【0071】また、以上の実施例では、PSTN用電話
機とF網対応のG3ファクシミリを対象に、16Hzと
1300Hzの呼出信号を切り替える例を示したが、呼
出信号の周波数は16Hzと1300Hzだけである必
要はない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一般的な16Hzの呼出信号とは異なる周波数の呼出信
号をアナログポートに対して出力できるターミナルアダ
プタ装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるターミナルアダプタ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるアナログポート制御部の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるアナログポート番
号と着信番号と呼出信号の種類の対応テーブルの一例を
示す説明図である。
【図4】上記第1実施例における全体動作を示すフロー
チャートである。
【図5】上記第1実施例における16Hz呼出処理に関
するサブルーチン処理を詳細に示すフローチャートであ
る。
【図6】上記第1実施例における1300Hz呼出処理
に関するサブルーチン処理を詳細に示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第2実施例におけるアナログポート番
号と発信者番号と呼出信号の種類の対応テーブルの一例
を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施例によるターミナルアダプタ
装置の構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示す構成で用いることができる呼出処理
の判定テーブルの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1000…ターミナルアダプタ装置、 1100…DSU、 1200…電話機、 1300…ファクシミリ装置、 1001…CPU、 1002…ROM、 1003…S−RAM、 1004…D−RAM、 1005…ISDNインタフェース、 1006…CODEC、 1007…アナログポート制御部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号とアナログ信号の双方向変
    換手段を有し、アナログ網用端末を少なくとも1つ以上
    収容可能であって、デジタル網に接続されるターミナル
    アダプタ装置において、 少なくとも2種類以上の任意の周波数の電気信号を生成
    するための呼出信号生成手段と、 前記少なくとも2種類以上の任意の周波数の中の1つの
    周波数を示す値を保持するための周波数保持手段と、 前記周波数保持手段の値に基づいて前記呼出信号生成手
    段を制御し、前記周波数保持手段の値に基づく周波数の
    呼出信号を収容しているアナログ網用端末に送出する制
    御手段と、 を有することを特徴とするターミナルアダプタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記周波数保持手段によって保持する値を変更するため
    の変更手段を有することを特徴とするターミナルアダプ
    タ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記少なくとも2種類以上の任意の周波数は、16Hz
    と1300Hzの信号であることを特徴とするターミナ
    ルアダプタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記周波数保持手段は、収容可能なアナログ網用端末の
    数と同数であって、収容しているアナログ網用端末と1
    対1に対応する周波数を保持できることを特徴とするタ
    ーミナルアダプタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 前記周波数保持手段と1対1に対応する属性保持手段を
    有し、デジタル網から通知される属性と一致する内容が
    保持されている前記属性保持手段に対応する前記周波数
    保持手段に保持されている値が示す周波数の呼出信号
    を、前記収容しているアナログ網用端末に送出すること
    を特徴とするターミナルアダプタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記属性保持手段に保持される内容は、前記デジタル網
    から通知される着信番号であることを特徴とするターミ
    ナルアダプタ装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記属性保持手段に保持される内容は、前記デジタル網
    から通知される発信者番号であることを特徴とするター
    ミナルアダプタ装置。
  8. 【請求項8】 デジタル信号とアナログ信号の双方向変
    換手段を有し、アナログ網用端末を少なくとも1つ以上
    収容可能であって、デジタル網に接続されるターミナル
    アダプタ装置の制御方法において、 少なくとも2種類以上の任意の周波数の電気信号を生成
    するための呼出信号生成工程と、 前記少なくとも2種類以上の任意の周波数の中の1つの
    周波数を示す値を保持するための周波数保持手段の値に
    基づいて前記呼出信号生成工程を制御し、前記周波数保
    持手段の値に基づく周波数の呼出信号を収容しているア
    ナログ網用端末に送出する制御工程と、 を有することを特徴とするターミナルアダプタ装置の制
    御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7181514B2 (en) 2001-10-31 2007-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Internet facsimile communication system and internet facsimile communication adaptor

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