JP2000244106A - 電子部品搭載用基板 - Google Patents

電子部品搭載用基板

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JP2000244106A
JP2000244106A JP11061207A JP6120799A JP2000244106A JP 2000244106 A JP2000244106 A JP 2000244106A JP 11061207 A JP11061207 A JP 11061207A JP 6120799 A JP6120799 A JP 6120799A JP 2000244106 A JP2000244106 A JP 2000244106A
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JP
Japan
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pad
pads
long
electronic component
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11061207A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Tsukada
輝代隆 塚田
Yasubumi Kato
泰文 加藤
Shinji Kajita
真二 梶田
Satoshi Aoki
智東至 青木
Morio Nakao
森男 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田ボールの接合強度が高いパッドを有する
とともに,導体パターンの高密度実装化を実現すること
ができる電子部品搭載用基板を提供する。 【解決手段】 電子部品搭載用基板8は,電子部品を搭
載するための搭載部7と,複数のパッド5を格子状に配
列させたパッド群600とを有する。パッド群600
は,搭載部の周囲を枠状に囲んでいる。パッド群600
のうち,少なくとも最外周61及び最内周69のコーナ
ー611,691に位置するパッド5は,搭載部7に向
かって長く延びる長パッド51である。長パッドの長尺
方向の一端側にビアホールが配置されており,且つ他端
側にはソルダーレジストの開口部が配置されていること
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,電子部品搭載用基板に関し,特
に半田ボール接合用のパッドの形状に関する。
【0002】
【従来技術】従来,図12に示すごとく,電子部品搭載
用基板98には,格子状に多数の円形パッド95を配列
させたものがある。これは,一般的にボールグリッドア
レイと称され,円形パッド95に半田ボールを接合し半
田ボールの溶融により相手部材と半田接合される。電子
部品搭載用基板98には,略中央に電子部品搭載用の搭
載部97が設けられている。また,電子部品搭載用基板
の表面または内部には,導体パターンやビアホールが形
成されている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記電子部品
搭載用基板においては,円形パッドに半田ボールを接合
する際に円形パッドと半田ボールとの間の熱膨張差によ
りストレスが生じ,半田ボール及び円形パッドに亀裂,
剥離等が発生し,半田接合強度や電気接続信頼性等が低
下する場合がある。格子状に配列したパッド群96のう
ち,少なくとも最外周及び最内周のコーナー963,9
64に設けた円形パッド95は,熱膨張差により受ける
ストレスが特に大きく,半田ボールの接合信頼性が低
い。
【0004】そこで,パッドを大きくすることが考えら
れるが,パッドの所要面積が大きくなり高密度実装化が
妨げられる。
【0005】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,半田
ボールの接合強度が高いパッドを有するとともに,導体
パターンの高密度実装化を実現することができる電子部
品搭載用基板を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,電子部品を搭載するため
の搭載部と,複数のパッドを格子状に配列したパッド群
とを有する電子部品搭載用基板であって,上記パッド群
は,上記搭載部の周囲を枠状に囲むとともに,上記パッ
ド群中のパッドのうち,少なくとも最外周のコーナー及
び最内周のコーナーに位置するパッドは,搭載部に向か
って長く延びる長パッドであることを特徴とする電子部
品搭載用基板である。
【0007】本発明において,「パッド群」とは,格子
状に配列された複数のパッドの集合群をいい,これは搭
載部の周囲を枠状に囲んでいる。「最外周」とは,枠状
のパッド群中のパッド列のうち,最も外側に並ぶパッド
列をいう。「最内周」とは,枠状のパッド群中のパッド
列のうち,最も内側に並ぶパッド列をいう。「最外周の
コーナー及び最内周のコーナー」とは,最外周及び最内
周のパッド列のうち,枠状のパッド群の角部に位置する
パッドをいう。
【0008】本発明の作用及び効果について説明する。
格子配列のパッド群のうち,少なくとも最外周及び最内
周のコーナーは,熱ストレスを受けやすい。かかるコー
ナーに位置するパッドは,長パッドである。長パッドに
半田ボールを溶融接合すると,溶融した半田ボールは長
パッドの長さ方向に沿って広がる。そのため,半田ボー
ルが,長パッドとの熱膨張差により受けるストレスは,
長パッドの長さ方向に逃げる。そのため,長パッドと半
田ボールとの間で生じるストレスは従来のものに比べて
小さくなる。ゆえに,パッド群のコーナーに加わるスト
レスが緩和される。また,長パッドは,搭載部に向かっ
て長く延びているため,長パッドの熱膨張差の最大にな
る方向を強化することになる。従って,半田ボール及び
パッドに亀裂等が発生することはなく,パッドに対する
半田ボールの接合強度及び接合信頼性が高い。
【0009】また,長パッドは,搭載部に向かって長く
延びている。そのため,長パッドの側方には,搭載部に
向かう方向に広い空領域が確保される。かかる空領域に
は,搭載部に向かう多数の導体パターンを設けることが
できる。よって,導体パターンの高密度実装を実現でき
る。
【0010】半田ボール接合時に熱ストレスを受けやす
いのは,パッド群の最外周及び最内周のコーナーに位置
するパッドである。しかし,その他のパッドも熱ストレ
スを受けることがある。そのため,以下のように,パッ
ドを長パッドとすることが好ましい。
【0011】上記最外周及び最内周のコーナーに隣接す
るパッドは,搭載部に向かって長く延びる長パッドであ
ることが好ましい。これにより,半田ボールを接合した
ときにコーナーのパッドだけでなく,これに隣接するパ
ッドの熱ストレスを低くし半田接合強度を向上させるこ
とができる。
【0012】上記最外周に位置するパッドは,搭載部に
向かって長く延びる長パッドであることが好ましい。こ
れにより,半田ボールを接合したときにコーナーのパッ
ドだけでなく,パッド群の最外周に位置するパッドの熱
ストレスを低くし半田接合強度を向上させることができ
る。
【0013】上記最外周及び最内周に位置するパッド
は,搭載部に向かって長く延びる長パッドであることが
好ましい。これにより,半田ボールを接合したときにコ
ーナーのパッドだけでなく,パッド群の最外周及び最内
周に位置するパッドの熱ストレスを低くし半田接合強度
を向上させることができる。
【0014】上記パッド群のすべてのパッドは,搭載部
に向かって長く延びる長パッドであることが好ましい。
これにより,半田ボールを接合したときに生じるパッド
群中のすべてのパッドの熱ストレスを低くし半田接合強
度を向上させることができる。上記パッド群は搭載部の
中心に向かって長く延びる長パッドであることが好まし
い。これにより,最大の熱ストレス発生方向の接合強度
を担保できる。
【0015】上記パッドには,例えば,半田ボールが接
合されている。半田ボールの接合時に生じる長パッドへ
の熱ストレスは小さい。そのため,半田ボールのパッド
への接合強度に優れている。
【0016】パッド群は,搭載部の周囲全体を囲むよう
に形成されている場合,または搭載部の周囲の一部に形
成されている場合がある。格子配列の向きは,問わない
が,例えば,搭載部の各外周辺に対して平行,または所
定の角度を形成している場合がある。
【0017】長パッドの短径は0.03〜0.6mmで
あることが好ましい。0.03mm未満の場合には,熱
ストレスが大きくなり,半田ボールの接合信頼性が低下
するおそれがある。また,0.6mmを超える場合に
は,導体パターン及びパッドの高密度実装化が妨げられ
るおそれがある。
【0018】長パッドの長径は0.05〜0.85mm
であることが好ましい。0.05mm未満の場合には,
熱ストレスが大きくなり,半田ボールの接合信頼性が低
下するおそれがある。また,0.85mmを超える場合
には,導体パターン及びパッドの高密度実装化が妨げら
れるおそれがある。
【0019】長パッドの短径Hに対する長径Lのアスペ
クト比(L/H)は,1.2〜3.5であることが好ま
しい。1.2未満の場合には,半田ボールの接合信頼性
が低下するおそれがある。また,3.5を超える場合に
は,導体パターン及びパッドの高密度実装化が妨げられ
るおそれがある。
【0020】また,電子部品搭載用基板の表面には,ソ
ルダーレジストが被覆されていることがある。たとえ
ば,ソルダーレジストには,電子部品搭載用基板のパッ
ドを露出させるための開口部が設けられている。パッド
には,外部接続用の半田が接合される。ソルダーレジス
ト形成後にパッドに半田を接合するには,ソルダーレジ
ストの上記開口部からパッド上に半田が供給され加熱溶
融により接合される。また,パッドは,電子部品搭載用
基板の他の層に電気を導通させるためのビアホールと導
体パターンなどを介して電気的に接続されていることが
多い。
【0021】ここで,上記長パッドの長尺方向の一端側
にビアホールが配置されており,且つその他端側にはソ
ルダーレジストの開口部が配置されていることが好まし
い。これにより,長パッドに上記開口部及びビアホール
の両方を配置させることができる。そのため,ビアホー
ル用のスペースを削減でき,またビアホール接続用の導
体パターンも不要となる。
【0022】上記「長パッドの長尺方向の一端側」と上
記「長パッドの長尺方向の他端側」とは,長パッドにお
けるビアホールと開口部との位置関係を示している。即
ち,「一端側」とは,ビアホールが開口部よりも,長パ
ッドの長尺方向の一端に近い部位に設けられていること
を意味し,「他端側」とは,開口部がビアホールより
も,長尺方向の他端に近い部位に設けられていることを
意味している。たとえば,ビアホール及び開口部が,長
パッドの長尺方向の一端部,他端部にそれぞれ配置され
ていてもよい。また,ビアホールが長尺方向の中央部
に,開口部が長尺方向の端部に配置されていてもよい。
逆に,開口部が長尺方向の中央部に,ビアホールが長尺
方向の端部に配置されていてもよい。また,開口部の形
状はどのようなものであってもよい。たとえば,開口部
は,長パッドの外形の一部に沿った形状,楕円,円,略
三角形状などの形状があげられるが,これらに限定され
ない。
【0023】ソルダーレジストの開口部は長パッドの上
にだけ形成されており,長パッドの形成されていない部
分には形成されていないことが好ましい。長パッドの形
成されていない部分にまで開口部が形成されている場合
には,開口部に半田を供給した場合に長パッド以外の部
分にも半田が流出することがあり,好ましくないからで
ある。なお,長パッドにおける開口部とビアホールと
は,いずれが搭載部側に配置されていてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態に係る電子部品搭載用基板ついて,図
1〜図5を用いて説明する。本例の電子部品搭載用基板
8は,図1に示すごとく,電子部品を搭載するための搭
載部7と,複数のパッド5を格子状に配列させたパッド
群600とを有する。格子配列のパッド群600に位置
するパッド5のうち,最外周61のコーナー611及び
最内周69のコーナー691に位置するパッド5は,搭
載部7に向かって長く延びる長パッド51であり,それ
以外のパッド5は,円形状の円形パッド52である。
【0025】電子部品搭載用基板8は正方形であり,そ
の略中央に正方形に開口した凹状の搭載部7が設けられ
ている。パッド群600は,正方形状の搭載部7の全周
囲を四角枠状に囲んでいる。パッド群600に位置する
パッド5は搭載部7の各外周辺に対して平行に配列して
いる。
【0026】長パッド51は,図2,図3(a)に示す
ごとく,短径Hが0.34mmで長径Lが0.90mm
の楕円であり,短径Hに対する長径Lのアスペクト比
(L/H)は2.65である。図4に示すごとく,長パ
ッド51及び円形パッド52には,外部接続用の半田ボ
ール4が接合されている。
【0027】図4に示すごとく,電子部品搭載用基板8
は,複数層の導体層31と絶縁層32とからなる。導体
層31の各層間は,ビアホール36により導通してい
る。導体層31における,搭載部7に隣接する部位に
は,電子部品79にボンディングワイヤー78を介して
接続されるボンディングパッド310が設けられてい
る。搭載部7の底面は,電子部品搭載用基板8の下面に
接着された放熱板33により構成されている。凹状の搭
載部7の内部は,電子部品79及びボンディングワイヤ
ー78を保護するために,封止用樹脂34が充填されて
いる。
【0028】次に,本例の作用及び効果について説明す
る。格子配列のパッド群600のうち,特に,格子配列
の最外周61及び最内周69のコーナー611,691
に位置するパッド5は,半田ボール接合時に半田ボール
との熱膨張差によってストレスを受けやすい。そこで,
本例では,上記コーナー611,691に位置するパッ
ド5を,長パッド51としている。
【0029】図5(a)に示すごとく,長パッド51に
半田ボール4を載置し,これを加熱すると,図5(b)
に示すごとく,溶融して,長パッド51の長さ方向に沿
って広がる。そのため,半田ボール4が,長パッド51
との熱膨張差により受けるストレスは,長パッド51の
長さ方向に逃げる。そのため,長パッド51と半田ボー
ル4との間で生じるストレスは小さくなり,半田ボール
及びパッドに亀裂等が発生することはない。よって,本
例の電子部品搭載用基板8は,パッドに対する半田ボー
ルの接合強度及び接合信頼性が高い。
【0030】また,図2に示すごとく,長パッド51
は,搭載部7に向かって長く延びている。そのため,長
パッド51の熱膨張差の最大になる方向を強化すること
になる。また,長パッド51の側方に,搭載部7に向か
う方向に広い空領域2を確保できる。かかる空領域2に
は,搭載部7に向かう多数の導体パターン311を設け
ることができ,導体パターンの高密度実装化を実現する
ことができる。
【0031】なお,本例においては長パッド51は楕円
形状であるが(図3(a)),その他の形状であっても
よい。たとえば,長方形の両端に半円を連結した形状
(図3(b)),長方形(図3(c)),1組の向かい
合う辺が長い六角形状(図3(d))などでもよい。
【0032】実施形態例2 本例の電子部品搭載用基板8においては,図6に示すご
とく,パッド群600の最外周61及び最内周69のコ
ーナー611,691に位置するパッド5だけでなく,
コーナー611,691に隣接するパッド5も,搭載部
7に向かって長く延びる長パッド51である。その他
は,実施形態例1と同様である。
【0033】本例においては,パッド群600のコーナ
ー611,691に位置するパッド5だけでなく,これ
らに隣接する部位に設けたパッド5も長パッド51であ
る。そのため,パッドと半田ボールとの熱膨張差による
ストレスをより一層軽減でき,半田ボールの接合信頼性
が更に向上する。
【0034】また,導体パターンが密集しやすいコーナ
ー611,691の付近の4つのパッドを長パッド51
としている。そのため,コーナー611,691におけ
る空領域2が実施形態例1の場合よりも拡大され,導体
パターンを更に高密度に設けることができる。その他,
本例においても実施形態例1と同様の効果を得ることが
できる。
【0035】実施形態例3 本例の電子部品搭載用基板8においては,図7に示すご
とく,パッド群600の最外周61及び最内周69のコ
ーナー611,691に位置するパッド5だけでなく,
最外周61に位置するパッド5も,搭載部7に向かって
長く延びる長パッド51としている。その他は,実施形
態例1と同様である。
【0036】本例においては,パッド群600のコーナ
ー611,691に位置するパッド5だけでなく,最外
周囲の全てのパッド5も長パッド51であるため,半田
ボールとの熱膨張差によるストレスをより一層軽減で
き,半田ボールの接合信頼性が更に向上する。その他,
本例においても実施形態例1と同様の効果を得ることが
できる。
【0037】実施形態例4 本例の電子部品搭載用基板8においては,図8に示すご
とく,パッド群600の最外周61及び最内周69のコ
ーナー611,691のパッド5だけでなく,最外周6
1及び最内周69の全てのパッド5も,搭載部7に向か
って長く延びる長パッド51である。その他は,実施形
態例1と同様である。
【0038】本例においては,パッド群600のコーナ
ー611,691だけでなく,最外周61及び最内周6
9の全てに位置するパッド5も長パッド51であるた
め,半田ボールとの熱膨張差によるストレスをより一層
軽減でき,半田ボールの接合信頼性が更に向上する。そ
の他,本例においても実施形態例1と同様の効果を得る
ことができる。
【0039】実施形態例5 本例の電子部品搭載用基板8においては,図9に示すご
とく,パッド群601に位置するパッド5を搭載部7の
各外周辺に対して45°に配列している。その他は,実
施形態例1と同様である。本例においても実施形態例1
と同様の効果を得ることができる。
【0040】実施形態例6 本例においては,電子部品搭載用基板の表面がソルダー
レジストにより被覆されている。ソルダーレジストは,
パッドの表面を露出させる開口部を有している。図10
(a)に示すごとく,パッドのうち長パッド51には,
長尺方向の一端側にビアホール36が配置されており,
且つその他端側にはソルダーレジスト1の開口部10が
配置されている。図11に示すごとく,ソルダーレジス
ト1の開口部10は,長パッド51における長尺方向の
搭載部7の側に,ビアホール36は基板周縁側77に配
置されている。
【0041】図10(a),図11に示すごとく,ソル
ダーレジスト1の開口部10は,円形に開口しておりそ
の一部は長パッド51の長尺方向の端部510と接して
いる。長パッド51における開口部10から露出してい
る部分には,外部接続用の半田ボール4が接合される。
また,ビアホール36は,その開口部周縁にランド31
6を設けている。ランド316の一部は,長パッド51
の長尺方向の端部511と接している。
【0042】長パッド51は,長径0.90mm,短径
0.34mmの楕円形状である。長パッド51上のソル
ダーレジスト1の開口部10は直径0.25mmの円形
状である。ビアホール36のランド316の直径は0.
08mmである。その他は,実施形態例1と同様であ
る。
【0043】本例においては,長パッド51の長尺方向
の一端側にビアホール36が配置されており,且つ他端
側にはソルダーレジスト1の開口部10が配置されてい
る。そのため,長パッド51に開口部10及びビアホー
ル36の両方を配置させることができる。そのため,ビ
アホール用のスペースを削減でき,またビアホール接続
用の導体パターンを設ける必要もなくなる。従って,余
剰スペースが生まれ,高密度実装が図られる。その他,
本例においても,実施形態例1と同様の効果を得ること
ができる。
【0044】実施形態例7 本例においては,図10(b)に示すごとく,長パッド
51の上に設けられているソルダーレジスト1の開口部
10が,長パッド51の長尺方向の半分を露出させる形
状である。その他は,実施形態例6と同様である。本例
においても実施形態例6と同様の効果を得ることができ
る。
【0045】実施形態例8 本例においては,図10(c)に示すごとく,長パッド
51の上に設けられているソルダーレジスト1の開口部
10が,長径0.6mm,短径0.3mmの楕円形状で
ある。その他は,実施形態例6と同様である。本例にお
いても実施形態例6と同様の効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば,半田ボールの接合強度
が高いパッドを有するとともに,導体パターンの高密度
実装化を実現することができる電子部品搭載用基板を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の電子部品搭載用基板の平面図。
【図2】実施形態例1における,パッド群のコーナー付
近を示すための電子部品搭載用基板の平面拡大図。
【図3】実施形態例1における長パッドの平面図
(a),及びその他の形状の長パッドの平面図(b)〜
(d)。
【図4】実施形態例1の電子部品搭載用基板の断面図。
【図5】実施形態例1の作用を示す説明図(a),
(b)。
【図6】実施形態例2における,パッド群のコーナー付
近を示すための電子部品搭載用基板の平面拡大図。
【図7】実施形態例3の電子部品搭載用基板の平面図。
【図8】実施形態例4の電子部品搭載用基板の平面図。
【図9】実施形態例5における,パッド群のコーナー付
近を示すための電子部品搭載用基板の平面拡大図。
【図10】実施形態例6〜8における,ソルダーレジス
トで被覆された長パッドの平面図(a)〜(c)。
【図11】実施形態例6における,電子部品搭載用基板
の断面図。
【図12】従来例の電子部品搭載用基板の平面図。
【符号の説明】
1...ソルダーレジスト, 10...開口部, 2...空領域, 31...導体層, 311...導体パターン, 32...絶縁層, 4...半田ボール, 5...パッド, 51...長パッド, 52...円形パッド, 61...最外周, 69...最内周, 600...パッド群, 611,691...コーナー, 7...搭載部, 8...電子部品搭載用基板,
フロントページの続き (72)発明者 加藤 泰文 岐阜県大垣市河間町3丁目200番地 イビ デン株式会社河間工場内 (72)発明者 梶田 真二 岐阜県大垣市河間町3丁目200番地 イビ デン株式会社河間工場内 (72)発明者 青木 智東至 岐阜県大垣市河間町3丁目200番地 イビ デン株式会社河間工場内 (72)発明者 中尾 森男 大分県速見郡日出町大字川崎字高尾4260番 地 日本テキサス・インスツルメンツ株式 会社内 Fターム(参考) 5E319 AC11 BB04 CC33 GG01 5E336 BC28 BC40 EE03 GG16 5E338 BB61 CD40 EE26 EE51

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を搭載するための搭載部と,複
    数のパッドを格子状に配列したパッド群とを有する電子
    部品搭載用基板であって,上記パッド群は,上記搭載部
    の周囲を枠状に囲むとともに,上記パッド群中のパッド
    のうち,少なくとも最外周のコーナー及び最内周のコー
    ナーに位置するパッドは,搭載部に向かって長く延びる
    長パッドであることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記最外周及び最内
    周のコーナーに隣接するパッドは,搭載部に向かって長
    く延びる長パッドであることを特徴とする電子部品搭載
    用基板。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記最外周に
    位置するパッドは,搭載部に向かって長く延びる長パッ
    ドであることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において,上記最外周及
    び最内周に位置するパッドは,搭載部に向かって長く延
    びる長パッドであることを特徴とする電子部品搭載用基
    板。
  5. 【請求項5】 請求項1において,上記パッド群のすべ
    てのパッドは,搭載部に向かって長く延びる長パッドで
    あることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記パッドは,搭載部の中心に向かって長く延びる長パ
    ッドであることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において,
    上記パッドには,半田ボールが接合されていることを特
    徴とする電子部品搭載用基板。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において,
    上記長パッドの長尺方向の一端側にビアホールが配置さ
    れており,且つその他端側にはソルダーレジストの開口
    部が配置されていることを特徴とする電子部品搭載用基
    板。
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