JP2000243985A - 赤外線導光部材 - Google Patents
赤外線導光部材Info
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- JP2000243985A JP2000243985A JP11043683A JP4368399A JP2000243985A JP 2000243985 A JP2000243985 A JP 2000243985A JP 11043683 A JP11043683 A JP 11043683A JP 4368399 A JP4368399 A JP 4368399A JP 2000243985 A JP2000243985 A JP 2000243985A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 赤外線を入射するための窓部を設ける必要が
なく、赤外線の到達角度を大きくすることができて、入
射時の赤外線のロスを小さくすることができる赤外線導
光部材を提供する。 【解決手段】 フロントパネル２の前面に設置された、
外部からの赤外線Ｓを導光するための赤外線導光部材１
において、赤外線Ｓを受ける前面を凹曲面１１に形成し
た。
なく、赤外線の到達角度を大きくすることができて、入
射時の赤外線のロスを小さくすることができる赤外線導
光部材を提供する。 【解決手段】 フロントパネル２の前面に設置された、
外部からの赤外線Ｓを導光するための赤外線導光部材１
において、赤外線Ｓを受ける前面を凹曲面１１に形成し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】フロントパネルの前面に設置
された、外部からの赤外線を導光するための赤外線導光
部材に関する。
された、外部からの赤外線を導光するための赤外線導光
部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の赤外線導光部材１００は、図３に
示すように、赤外線を受ける前面１１０が平坦面に形成
されているために、赤外線Ｓが入射する角度Θ１が小さ
く、この赤外線Ｓが入射する角度Θ１が９０度を頂点と
して、小さくなれば赤外線の反射の度合いが大きくなっ
て、この赤外線Ｓを発するリモコン装置の到達角度が小
さくなり、赤外線の入射時のロスが大きくなるという問
題があった。
示すように、赤外線を受ける前面１１０が平坦面に形成
されているために、赤外線Ｓが入射する角度Θ１が小さ
く、この赤外線Ｓが入射する角度Θ１が９０度を頂点と
して、小さくなれば赤外線の反射の度合いが大きくなっ
て、この赤外線Ｓを発するリモコン装置の到達角度が小
さくなり、赤外線の入射時のロスが大きくなるという問
題があった。
【０００３】また、特開平６−２８９２６０号公報に
は、導光部材及び電子機器が記載されている。これは、
図４（ａ）（ｂ）に示すように、略円柱状の本体部２０
１ａと、本体部２０１ａと連絡して略凸面状の曲面部分
が設けられる前端部２０１ｂとを有し、略透明体として
形成される導光部材２０１を構成し、導光部材２０１を
窓部Ｗと赤外線受光部２０２の間に配置し、導光部材２
０１によって筐体２１０上の窓部Ｗから導入された赤外
線信号を赤外線受光部２０２に導くようにしたものであ
る。ところがこれにおいては、導光部材２０１の前端部
２０１ｂに略凸曲面状の曲面部分を設けているので、こ
の前端部２０１ｂを筐体２１０の表面に露出させること
ができないために、窓部Ｗを設ける必要があるという問
題があった。
は、導光部材及び電子機器が記載されている。これは、
図４（ａ）（ｂ）に示すように、略円柱状の本体部２０
１ａと、本体部２０１ａと連絡して略凸面状の曲面部分
が設けられる前端部２０１ｂとを有し、略透明体として
形成される導光部材２０１を構成し、導光部材２０１を
窓部Ｗと赤外線受光部２０２の間に配置し、導光部材２
０１によって筐体２１０上の窓部Ｗから導入された赤外
線信号を赤外線受光部２０２に導くようにしたものであ
る。ところがこれにおいては、導光部材２０１の前端部
２０１ｂに略凸曲面状の曲面部分を設けているので、こ
の前端部２０１ｂを筐体２１０の表面に露出させること
ができないために、窓部Ｗを設ける必要があるという問
題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、赤外線を入
射するための窓部を設ける必要がなく、赤外線の到達角
度を大きくすることができて、入射時の赤外線のロスを
小さくすることができる赤外線導光部材を提供すること
を目的としている。
射するための窓部を設ける必要がなく、赤外線の到達角
度を大きくすることができて、入射時の赤外線のロスを
小さくすることができる赤外線導光部材を提供すること
を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載の発明は、フロントパネルの前面に
設置された、外部からの赤外線を導光するための赤外線
導光部材において、前記赤外線を受ける前面を凹曲面に
形成したことを特徴としている。請求項２に記載の発明
は、前記受光部の先端凸部を嵌め入れるために、その後
面が凹面に形成されたことを特徴としている。
に、請求項１に記載の発明は、フロントパネルの前面に
設置された、外部からの赤外線を導光するための赤外線
導光部材において、前記赤外線を受ける前面を凹曲面に
形成したことを特徴としている。請求項２に記載の発明
は、前記受光部の先端凸部を嵌め入れるために、その後
面が凹面に形成されたことを特徴としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る赤外線導光部
材の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。図
１は本発明の実施形態の赤外線導光部材を取り付けたフ
ロントパネルの部分縦断面図、図２は実施形態の赤外線
導光部材の前面近傍箇所を示す部分断面図である。
材の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。図
１は本発明の実施形態の赤外線導光部材を取り付けたフ
ロントパネルの部分縦断面図、図２は実施形態の赤外線
導光部材の前面近傍箇所を示す部分断面図である。
【０００７】本実施形態の赤外線導光部材１は、図１に
示すように、フロントパネル２の前面に取付板３によっ
て取り付けられ、その後面近傍箇所に受光器４が、その
先端を後面に対向して基板５に保持された状態で配置さ
れている。そして、赤外線導光部材１の前面は凹曲面１
１に形成されており、更に、受光器４の先端凸部４１を
嵌め入れるために、その後面が凹面１２に形成されてい
る。 リモコン装置（図示略）から発された赤外線Ｓ
は、赤外線導光部材１の前面の凹曲面１１に入射され、
この赤外線導光部材１で導光されて受光器４の先端凸部
４１で受光されるようになっている。
示すように、フロントパネル２の前面に取付板３によっ
て取り付けられ、その後面近傍箇所に受光器４が、その
先端を後面に対向して基板５に保持された状態で配置さ
れている。そして、赤外線導光部材１の前面は凹曲面１
１に形成されており、更に、受光器４の先端凸部４１を
嵌め入れるために、その後面が凹面１２に形成されてい
る。 リモコン装置（図示略）から発された赤外線Ｓ
は、赤外線導光部材１の前面の凹曲面１１に入射され、
この赤外線導光部材１で導光されて受光器４の先端凸部
４１で受光されるようになっている。
【０００８】本実施形態の赤外線導光部材１によれば、
その前面を凹曲面１１に形成されているので、赤外線Ｓ
の到達角度Θ２を大きくすることができて、入射時の赤
外線のロスを小さくすることができる。また、赤外線導
光部材１の後面が、受光器４の先端凸部４１を嵌め入れ
るために凹面１２に形成されているので、この凹面１２
に受光器４の先端凸部４１を嵌め入れることによって、
赤外線導光部材１と受光器４の位置決めを確実にでき
る。
その前面を凹曲面１１に形成されているので、赤外線Ｓ
の到達角度Θ２を大きくすることができて、入射時の赤
外線のロスを小さくすることができる。また、赤外線導
光部材１の後面が、受光器４の先端凸部４１を嵌め入れ
るために凹面１２に形成されているので、この凹面１２
に受光器４の先端凸部４１を嵌め入れることによって、
赤外線導光部材１と受光器４の位置決めを確実にでき
る。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、赤外線導光部材の前面を凹曲面に形成し
たので、赤外線を入射するための窓部を設ける必要がな
く、赤外線の到達角度を大きくすることができて、入射
時の赤外線のロスを小さくすることができる。請求項２
に記載の発明によれば、赤外線導光部材の後面が、受光
器の先端凸部を嵌め入れるために凹面に形成されている
ので、この凹面に受光器の先端凸部を嵌め入れることに
よって、赤外線導光部材と受光器の位置決めを確実にで
きる。
発明によれば、赤外線導光部材の前面を凹曲面に形成し
たので、赤外線を入射するための窓部を設ける必要がな
く、赤外線の到達角度を大きくすることができて、入射
時の赤外線のロスを小さくすることができる。請求項２
に記載の発明によれば、赤外線導光部材の後面が、受光
器の先端凸部を嵌め入れるために凹面に形成されている
ので、この凹面に受光器の先端凸部を嵌め入れることに
よって、赤外線導光部材と受光器の位置決めを確実にで
きる。
【図１】本発明の実施形態の赤外線導光部材を取り付け
たフロントパネルの部分縦断面図である。
たフロントパネルの部分縦断面図である。
【図２】実施形態の赤外線導光部材の前面近傍箇所を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図３】従来の第１例の赤外線導光部材の前面近傍箇所
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図４】従来の第２例の赤外線導光部材を示し、（ａ）
はその赤外線導光部材を有する電気機器の部分概略断面
図、（ｂ）はその赤外線導光部材と窓部と赤外線受光部
との位置関係を拡大して示す説明図である。
はその赤外線導光部材を有する電気機器の部分概略断面
図、（ｂ）はその赤外線導光部材と窓部と赤外線受光部
との位置関係を拡大して示す説明図である。
１ 赤外線導光部材 １１ 凹曲面 １２ 凹面 ２ フロントパネル ４ 受光器 ４１ 先端凸部 S 赤外線
Claims (2)
- 【請求項１】 フロントパネルの前面に設置された、外
部からの赤外線を導光するための赤外線導光部材におい
て、前記赤外線を受ける前面を凹曲面に形成したことを
特徴とする赤外線導光部材。 - 【請求項２】 前記受光部の先端凸部を嵌め入れるため
に、その後面が凹面に形成されたことを特徴とする請求
項１に記載の赤外線導光部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04368399A JP3565253B2 (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 赤外線導光部材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04368399A JP3565253B2 (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 赤外線導光部材の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000243985A true JP2000243985A (ja) | 2000-09-08 |
| JP3565253B2 JP3565253B2 (ja) | 2004-09-15 |
Family
ID=12670651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04368399A Expired - Fee Related JP3565253B2 (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 赤外線導光部材の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3565253B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1347324A3 (en) * | 2002-03-12 | 2004-09-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Signal receiver having light guide for guiding light transmitted from remote control |
| CN102590925A (zh) * | 2012-02-21 | 2012-07-18 | 华为终端有限公司 | 导光构件及具有该导光构件的电子设备 |
| JP2016528524A (ja) * | 2013-06-17 | 2016-09-15 | 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Ｂｏｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｇｒｏｕｐ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | ディスプレイ装置 |
| CN108577571A (zh) * | 2018-01-28 | 2018-09-28 | 昆山富凌能源利用有限公司 | 一种设置在家用电炉具内的指示灯 |
| US11269126B2 (en) | 2017-11-09 | 2022-03-08 | Sharp Nec Display Solutions, Ltd. | Light guide, light guide unit, manufacturing method of light guide unit, and electronic device |
-
1999
- 1999-02-22 JP JP04368399A patent/JP3565253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1347324A3 (en) * | 2002-03-12 | 2004-09-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Signal receiver having light guide for guiding light transmitted from remote control |
| US7251418B2 (en) | 2002-03-12 | 2007-07-31 | Funai Electric Co., Ltd. | Signal receiver having light guide for guiding light transmitted from remote control |
| CN102590925A (zh) * | 2012-02-21 | 2012-07-18 | 华为终端有限公司 | 导光构件及具有该导光构件的电子设备 |
| JP2016528524A (ja) * | 2013-06-17 | 2016-09-15 | 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Ｂｏｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｇｒｏｕｐ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | ディスプレイ装置 |
| JP2019070818A (ja) * | 2013-06-17 | 2019-05-09 | 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Ｂｏｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｇｒｏｕｐ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | ディスプレイ装置 |
| US11269126B2 (en) | 2017-11-09 | 2022-03-08 | Sharp Nec Display Solutions, Ltd. | Light guide, light guide unit, manufacturing method of light guide unit, and electronic device |
| CN108577571A (zh) * | 2018-01-28 | 2018-09-28 | 昆山富凌能源利用有限公司 | 一种设置在家用电炉具内的指示灯 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3565253B2 (ja) | 2004-09-15 |
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