JP2000243426A - 平板型固体電解質燃料電池、およびその破損防止方法 - Google Patents

平板型固体電解質燃料電池、およびその破損防止方法

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JP2000243426A
JP2000243426A JP11037039A JP3703999A JP2000243426A JP 2000243426 A JP2000243426 A JP 2000243426A JP 11037039 A JP11037039 A JP 11037039A JP 3703999 A JP3703999 A JP 3703999A JP 2000243426 A JP2000243426 A JP 2000243426A
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gas
fuel cell
electrolyte fuel
flat solid
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Yuichi Hishinuma
祐一 菱沼
Yoshio Matsuzaki
良雄 松崎
Takashi Ogiwara
崇 荻原
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給ガスの漏洩による破損を防止した固体電
解質燃料電池、およびその防止方法を提供すること。 【解決手段】 固体電解質燃料電池2は、単電池20
と、セパレータ5と、スペーサ32とを順次組み合わせ
て形成される。スタック4は、固体電解質燃料電池2を
複数積層し、所定の圧力で締結してある。更にスタック
4には、燃料ガスの供給通路52と排出通路54の近辺
外周に断熱材10が所定の厚さに取り付けてある。断熱
材10は、繊維性のセラミックからなり、断熱性と適度
な通気性とを備えている。すなわち、スタック4に取り
付けられた断熱材10は、供給通路52等から漏洩した
燃料ガスを、適度な通気抵抗をもって通過させる性質を
有している。これにより漏洩ガスがスタック4の近傍で
燃焼する危険性は回避され、断熱材10の内部でスタッ
ク4の周囲を取り囲む空気と燃焼し、熱はスタック4に
伝達されづらくなり、破損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板型固体電解質
燃料電池に関し、特に供給ガスの電池外部への漏洩によ
る破損等を防止した平板型固体電解質燃料電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば空気と水素をそれぞれ、酸
化剤ガスおよび燃料ガスとして、燃料が本来持っている
化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する燃料電
池が、省資源、環境保護の観点から注目されており、特
に固体電解質燃料電池は発電効率が高く、廃熱を有効に
利用できるなど多くの利点を有するため研究、開発が進
んでいる。
【0003】平板型固体電解質燃料電池は、イットリア
などをドープしたジルコニア焼結体(YSZ)からなる
平板状の固体電解質層の表裏面に、それぞれ(La、S
r)MnO の空気極と、Ni/YSZサーメットの
燃料極とを配置してなる平板状単電池と、各単電池に燃
料ガスと酸化剤ガスとを分配し、かつ隣接する単電池同
士を電気的に直列に接続するセパレータ等からなり、単
電池とセパレータとの間にシール材、もしくはスペーサ
等を介在させて交互に積層してスタックを構成し、各単
電池にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスを供給して起電力
を発生させるようになっている。
【0004】また固体電解質燃料電池には、セパレータ
と固体電解質層のそれぞれに、燃料ガスが通過する給排
気孔と酸化剤ガスが通過する給排気孔とを同一の位置に
設け、積層した際これらの孔で通路を形成し、かかる通
路を通して各単電池の各電極面にそれぞれのガスを供給
し、また排出させるようにした内部マニホールド形式と
称するものが知られており、現在広く使用されている。
【0005】図4に、固体電解質燃料電池による発電時
の状態の概略図を示す。一般に平板型固体電解質燃料電
池は、800℃〜1000℃程度の高温の雰囲気下で発
電作用が行なわれるため、平板型固体電解質燃料電池2
を積層したスタック4を図4に示すように耐熱性の容器
8内に収容して、スタック4の温度を所定の温度に保持
して発電を行なうようになっている。
【0006】更に、セパレータは、単電池同士を電気的
に直列に接続する作用とともに、燃料極と空気極とにそ
れぞれ供給される燃料ガスと酸化剤ガスとが互いに混合
してしまう、いわゆるガスのクロスリークを防止する作
用とを有しており、仮にスタックの内部で燃料ガスと酸
化剤ガスとの混合が発生すると、燃料利用率が低下して
燃料電池の発電効率が低下するのはもちろん、両ガスが
燃焼して局部的な温度上昇を生じさせ、それに伴ってス
タックの熱応力分布が不均一となり、クラックや歪みが
生じ、スタックの寿命を短縮させてしまう。そこで、ス
タックの寿命を長くするように、補強板を用いた複合セ
パレータが考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら平板型固
体電解質燃料電池は、上述したように構成部材間にガス
ケットやシール材を挿入し、燃料ガスや酸化剤ガスが漏
洩しないよう気密を保つ構造にしているが、供給された
空気や燃料ガス等が構成部材間の各隙間を通って外部に
微量であるが漏洩することも考えられる。
【0008】例えば容器8内に空気を充満させて発電を
行なっている場合、供給された燃料ガスがスタック4か
ら漏洩すると、漏洩した燃料ガスが周囲の空気中の酸素
と反応し燃焼する。燃焼は、スタック4から燃料ガスが
漏洩した時点で直ちに生じるため、スタック4の外表面
に局所的な高温場が発生し、スタック4の温度分布が一
様でなくなる。セパレータ5等はセラミックを素材とし
て形成されていることから、局所的な発熱で一部分の温
度のみが上昇してしまうと、熱応力の不均衡が発生しセ
パレータ5等の破損を生じさせ、ガスの噴出等を発生さ
せて発電不能になることがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するため、平板型固体電解質燃料電池、およびその
破損防止方法を次のように構成した。
【0010】すなわち、燃料ガス、あるいは酸化剤ガス
等、平板型固体電解質燃料電池に供給される気体が外部
に漏洩するような箇所に予め適度な通気性を有する断熱
材を配置させ、燃料電池のスタックから漏洩した燃料ガ
ス、あるいは酸化剤ガスを断熱材の内部に拡散させるこ
ととした。
【0011】これにより、平板型固体電解質燃料電池の
外部に供給ガスが漏洩すると、漏洩したガスは断熱材の
内部において周囲のガスと接触し、そこで燃焼すること
となる。したがって、漏洩ガスが周囲のガスと反応して
発熱した場合であっても、熱は断熱材の内部で発生する
ため、熱は断熱材によって遮蔽され、平板型固体電解質
燃料電池に伝達されづらくなり、しかも広い範囲に拡散
されることから漏洩ガスが燃焼した場合でもスタックの
表面が部分的に大きく温度上昇することが少なくなる。
そのため、平板型固体電解質燃料電池の外壁温度が局所
的に上昇するようなことがなくなり、温度分布のピーク
の発生を防止し、表面の大きな温度差によるスタックの
破壊等を防止することができる。
【0012】また、本発明は断熱材が繊維状に形成した
セラミック、あるいは多孔質性のセラミック等通気性を
有する素材である事を特徴とする。また断熱材のセラミ
ック成分が、Al、SiO、ZrO、Y
、MgO、CaOの1または2以上の組み合わせであ
る事を特徴とする。また断熱材の素材はセラミックに限
るものではなく、不燃性でかつ適度な通気性が確保でき
るのであれば他の材質で形成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる平板型固体
電解質燃料電池の破損防止方法、およびその平板型固体
電解質燃料電池の実施形態について、図を用いて説明す
る。
【0014】平板型固体電解質燃料電池2の断面図を図
5に示す。図5に示すように、平板型固体電解質燃料電
池2は、平板状単電池20と、セパレータ5等とからな
り、単電池20の固体電解質層22とセパレータ5の間
にシール材またはスペーサ32を介在させて交互に積層
し、図2に示すスタック4を構成する。スタック4は、
セパレータ5が空気および燃料の各ガスの給排気の機能
を備える、いわゆる内部マニホールド方式の構造の平板
型固体電解質燃料電池である。
【0015】平板状単電池20は、YSZからなる平板
型固体電解質層22を挟んで一方の面に(La、Sr)
MnO の空気極26を、その裏面にNi/YSZサ
ーメットの燃料極24とを配置してある。
【0016】図6に、平板型固体電解質燃料電池に使用
されているセパレータの斜視図を示す。
【0017】セパレータ5は、例えばアルミナ製の補強
板6と、例えばランタンクロマイト系の導電性酸化物板
7とからなる複合型であり、補強板6の空気極側面の酸
化剤ガス通路内に中央ポケット部9を設け、中央ポケッ
ト部9内に図6の矢印方向から導電性酸化物板7を嵌め
込み重ね合わせてある。これにより強度の弱い導電性酸
化物板7を補強板6が補強するようになっている。
【0018】補強板6には、4隅に各ガスの給気孔と排
気孔12、14、16、18が開けられている。これら
は、積層すると、給気孔12は固体電解質燃料電池に燃
料ガスを供給する供給通路52を、排気孔14は燃料ガ
スを流出させる排出通路54、を、また給気孔16は酸
化剤ガスを供給する供給通路56を、排気孔18は酸化
剤ガスを流出させる排出通路58をそれぞれ形成する。
補強板6の表面および裏面の周縁部は、単電池の固体電
解質層やスペーサと重なるシール面となる。また、補強
板6と導電性酸化物板7の上面(図6において)は空気
極26に対面し、補強板6の下面は燃料極24に対面す
る。
【0019】更に導電性酸化物板7の上面には、複数列
のガス流通溝11と突起13が形成され、燃料電池が組
み立てられたとき、空気極26の表面に酸化剤ガスを均
等に分配し、かつ突起13が空気極に接触して電気的に
導通し隣り合う単電池20を直列に接続する。また補強
板6の裏面にも、同様にガス流通溝15と突起17が燃
料ガスの流通用に形成されている。
【0020】平板型固体電解質燃料電池2は、上記単電
池20と、セパレータ5と、シール材32とを順次組み
合わせ、このようにして形成した平板型固体電解質燃料
電池2を複数積層し、図2に示すようにスタックに形成
する。これによりスタック4には、図5に示すように中
央に燃料極24と空気極26が配置され、かつその周辺
には図1に示すように燃料ガスの供給通路52と、排出
通路54、空気の供給通路56と、空気の排出通路58
が積層方向に沿って形成される。更にスタック4には、
燃料ガスの供給通路52と排出通路54の近辺外周に断
熱材10が所定の厚さにL字状に取り付けてある。
【0021】断熱材10は、繊維性のセラミックからな
り、断熱性と適度な通気性とを備えている。すなわち、
スタック4に取り付けられた断熱材10は、供給通路5
2や排出通路54等から漏洩した燃料ガスを押さえてス
タック4の外部に漏洩しないように遮断するのではな
く、漏洩したガスが内部を適度な通気抵抗をもって通過
させる性質を有している。尚、断熱材10は供給通路5
2と排出通路54の近辺双方に設けず、いずれか一方で
もよい。また、セラミックは、Al、SiO
ZrO、Y、MgO、CaOの1または2以上
の組み合わせで作製してもよい。
【0022】スタック4を上述したように構成したな
ら、図4に示すように耐熱性の容器8内に収容し、容器
8内を約1000℃の所定温度に昇温し、燃料ガスの供
給通路12に水素、あるいは都市ガスを流入させ、一方
空気の供給通路16には酸化剤ガス、あるいは空気を流
入させて発電を開始させる。
【0023】次に、断熱材10の作用について説明す
る。
【0024】燃料ガスを給気孔12から供給すると、図
5に示す補強板6の下面に形成された燃料ガスの流通路
を通り、燃料ガスがガス流通溝15を流れ単電池20の
燃料極24に燃料ガスが給気され、ガス流通路からガス
排気孔12に排出される。また酸化剤ガス(空気)を給
気孔16から供給すると、空気はガス給気孔16からガ
ス流通路に入り、ガス流通溝11を流れ、空気極8の表
面に酸化剤ガスが給気され、ガス流通路からガス排気孔
18に排出される。これにより電極面の隅々に各ガスが
均等に分配され、発電が開始される。
【0025】発電中に、図3に示すように供給通路12
から燃料ガスがスタック構成部材の隙間を通って漏洩し
た場合、燃料ガスはスタック4の外壁から断熱材10の
内部に侵入する。燃料ガスは断熱材10を通過しながら
より外に進み、断熱材10中で周囲の空気と接触し、空
気と反応を起こして燃焼する。しかしながらこの燃焼は
断熱材10の内部11で発生することから、燃焼により
発生した熱は断熱材10により遮断され、スタック4に
伝達されづらく、しかも断熱材10の内部で広く行われ
ることから、漏洩した燃料ガスの燃焼によってスタック
4が局所的に加熱されることがなく、非定常の大きな温
度分布によって平板型固体電解質燃料電池2が破損する
ことがない。
【0026】尚、上記例では燃料ガスの供給通路52、
および排出通路54の近辺に断熱材10を取り付けた
が、これはスタック4の周囲が空気であることから空気
に反応する燃料ガス側に設けたのであり、逆に還元性雰
囲気にスタック4を配置した場合には、図8に示すよう
に空気の供給通路56、および排出通路58側に取り付
ける。このようにすれば、空気、あるいは酸化剤ガスの
漏洩によって発熱反応が生じても、スタック4の局所的
な加熱、温度上昇を防止することができる。
【0027】更に、図9に示すように燃料側、および空
気側の通路の双方に断熱材10を設けてもよい。このよ
うにすれば、スタック4を酸化剤雰囲気に配置しても、
還元性雰囲気に配置しても漏洩に対応することができ
る。
【0028】尚、上記例では、単電池20と、セパレー
タ5等からなる平板型固体電解質燃料電池2について説
明したが、本発明では、これに限らず、他の形式の平板
型固体電解質燃料電池、あるいは配管の接続部等漏洩が
考慮される箇所に用いることができる。
【0029】また、スタック4は容器8内に1台でな
く、複数、例えば図10に示すように4台、あるいはそ
れ以上配置させてもよい。また断熱材10は、供給通路
と排出通路のいずれか一方であってもよい。
【0030】(実施例)アルミナおよびランタンクロマ
イトで形成されたセパレータを用い、10層を図2のよ
うに積層し、空気中で1000℃において燃料として水
素を、酸化剤として空気をそれぞれ導入し、発電試験を
行なった。セパレータと単電池の間に金属ガスケットを
挿入し、スタック上部より荷重をかけることによってガ
スの密封をおこなった。
【0031】発電試験はA、B2種類のスタックを用い
て行なった。A、Bは次のようである。
【0032】A 燃料ガスの通路付近の外部壁面をアル
ミナ、マグネシア及びシリカ成分で構成されるセラミッ
クファイバーの断熱材で覆った。断熱材の厚さは1cm
であった。
【0033】B スタックの外表面には、何も取り付け
ない。
【0034】スタックBの断熱材無しの場合、燃料ガス
の通路からセパレータと単電池間の微小な間隔を燃料ガ
スが通り、外部へと燃料ガスが漏れ出す。漏れ出た燃料
ガスはスタック近傍で雰囲気の空気と燃料し、高温場を
発生させ、スタックを破壊した。一旦破壊されたスタッ
クは、破壊箇所から大量の燃料が外部へ漏れだし、電池
(電極)へ燃料が供給されなくなってしまう。これは燃
料ガスを供給した直後に起こる現象のために、発電特性
のデータは収集不可能であった。
【0035】一方、スタックAのように燃料ガスの通路
付近の外部壁面をセラミックファイバーの断熱材で覆
い、燃料ガスを供給し発電試験を行なっても、スタック
は破壊されることなく、また図7に示すように希薄な燃
料となる高い燃料利用率70%での運転も可能であっ
た。(スタックに割れが発生した場合は、燃料はスタッ
ク外部へ漏洩してしまうために、高い燃料利用率での運
転は不可能である。)スタックAの電池電圧の燃料利用
率依存性を図7に示す。この結果により、セラミックフ
ァイバーの断熱材を燃料ガスの通路付近の外部壁面に覆
うことによって、スタックの信頼性が著しく向上される
ことが明らかになった。
【0036】
【発明の効果】本発明の平板型固体電解質燃料電池、お
よびその破損防止方法によれば、漏洩した供給ガスが断
熱材の内部で発熱反応を生じさせることから、発生した
熱を伝達させず平板型固体電解質燃料電池を局所的に加
熱させることがなく、非定常の大きな温度分布による破
損等を発生させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる平板型固体電解質燃料電池の一
実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明にかかる平板型固体電解質燃料電池の一
実施形態を示す斜視図である。
【図3】断熱材を示す部分拡大図である。
【図4】平板型固体電解質燃料電池を示す斜視図であ
る。
【図5】平板型固体電解質燃料電池を示す断面図であ
る。
【図6】セパレータを示す分解斜視図である。
【図7】10層スタックの燃料利用率特性を示す図であ
る。
【図8】本発明にかかる平板型固体電解質燃料電池の他
の実施形態を示す平面図である。
【図9】本発明にかかる平板型固体電解質燃料電池の他
の実施形態を示す平面図である。
【図10】本発明にかかる平板型固体電解質燃料電池の
他の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
2 平板型固体電解質燃料電池 4 スタック 5 セパレータ 8 容器 10 断熱材 12、16 給気孔 14、18 排気孔 20 単電池 22 電解質 24 燃料極 26 空気極 52、56 供給通路 54、58 排出通路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスと、酸化剤ガスを供給し発電を
    行なう平板型固体電解質燃料電池において、前記燃料ガ
    スと前記酸化剤ガスの一方もしくは両方の通路付近に通
    気性を有する断熱材を配置し、前記通路からのいずれか
    の漏洩ガスを前記断熱材の内部において該平板型固体電
    解質燃料電池周囲の雰囲気ガスと反応させ、該平板型固
    体電解質燃料電池からの漏洩ガスと周囲の雰囲気ガスと
    の燃焼による局所的な温度上昇を抑制し、前記平板型固
    体電解質燃料電池の破損を防止することを特徴とした平
    板型固体電解質燃料電池の破損防止方法。
  2. 【請求項2】 複数の平板型固体電解質燃料電池を積層
    し、積層方向に燃料ガス、および酸化剤ガスの通路を有
    し、所定の温度雰囲気下において、前記燃料ガスおよび
    前記酸化剤ガスを供給し発電を行なう平板型固体電解質
    燃料電池において、 前記燃料ガスと前記酸化剤ガスのいずれか一方もしくは
    両方の通路付近の外部壁面に通気性を有する断熱材を前
    記通路に沿って設置したことを特徴とする平板型固体電
    解質燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記平板型固体電解質燃料電池が酸化雰
    囲気下に配置されている場合には、前記断熱材を燃料ガ
    スの通路付近に設置し、一方還元雰囲気下に配置されて
    いる場合には、前記断熱材を酸化剤ガスの通路付近に設
    置したことを特徴とした請求項2に記載の平板型固体電
    解質燃料電池。
  4. 【請求項4】 前記燃料ガス及び酸化剤ガスの通路は、
    供給通路と排出通路があり、前記断熱材を前記供給通路
    及び排出通路のいずれか一方あるいは両方に設置したこ
    とを特徴とする請求項3に記載の平板型固体電解質燃料
    電池。
  5. 【請求項5】 前記断熱材は、繊維性のセラミックから
    形成されていることを特徴とした請求項2〜4のいずれ
    か1項に記載の平板型固体電解質燃料電池。
  6. 【請求項6】 前記断熱材は、多孔質性のセラミックか
    ら形成されていることを特徴とした請求項2〜4のいず
    れか1項に記載の平板型固体電解質燃料電池。
  7. 【請求項7】 前記セラミックは、Al、SiO
    、ZrO、Y、MgO、CaOの1または2
    以上の組み合わせで作製されていることを特徴とした請
    求項5または6に記載の平板型固体電解質燃料電池。
JP11037039A 1999-02-16 1999-02-16 平板型固体電解質燃料電池、およびその破損防止方法 Withdrawn JP2000243426A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113424346A (zh) * 2019-02-25 2021-09-21 三菱动力株式会社 燃料电池模块以及发电系统

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