JP2000243157A - 撚線用扇形素線とそれを用いた撚線およびその製造方法 - Google Patents

撚線用扇形素線とそれを用いた撚線およびその製造方法

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JP2000243157A
JP2000243157A JP11045922A JP4592299A JP2000243157A JP 2000243157 A JP2000243157 A JP 2000243157A JP 11045922 A JP11045922 A JP 11045922A JP 4592299 A JP4592299 A JP 4592299A JP 2000243157 A JP2000243157 A JP 2000243157A
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JP
Japan
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wire
stranded wire
radius
fan
peripheral surface
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JP11045922A
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English (en)
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Tetsuya Okada
哲哉 岡田
Tamezo Suzuki
爲藏 鈴木
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撚り合わせの際に転倒や肩立ち等が発生し難
い扇形素線と、それを用いた撚線を提供する。 【解決手段】 金属パイプ1の外周に、外周面および内
周面が円弧面で、両側面が平面となっている扇形素線3
を撚り合わせる。扇形素線3は、撚線の横断面でみたと
きの前記外周面の円弧面の曲率半径が、この扇形素線3
によって構成される撚線層の外半径より小さくなってい
る。これにより隣り合う扇形素線3の接触幅hを大きく
でき、素線配置が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ複合架
空地線等に使用される撚線用扇形素線とそれを用いた撚
線およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の扇形素線を用いた撚線を図4に示
す。この撚線は、金属パイプ1内に光ファイバユニット
2を収納し、その金属パイプ1の外周に扇形素線3を撚
り合わせた、いわゆる光ファイバ複合架空地線の形態で
ある。この撚線において扇形素線3を使用する理由は、
撚り合わされた素線自体で撚線層の円筒形状を保ち、金
属パイプ1を変形させないようにするためである。
【0003】従来、この種の撚線に使用される扇形素線
3は、図5に示すように、外周面および内周面が円弧面
で、両側面が隣の扇形素線と面接触する開き角θをなす
平面となっており、撚線の横断面でみたときの、外周面
の円弧面の曲率半径R1 は撚線層の外半径と同じになる
ように、内周面の円弧面の曲率半径R2 は撚線層の内半
径(≒金属パイプ1の外半径)と同じになるように定め
られている。
【0004】従来、図4のような撚線を製造する場合に
は、撚口の手前で1層分の本数の円形素線をそれぞれロ
ーラーダイスに通して上記のような扇形素線3に成形
し、これらの扇形素線3を前記撚口で金属パイプ1の外
周に撚り合わせて撚線としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の撚線では、撚
線層の外半径円と内半径円で区画される環状領域の断面
積に比べ、その撚線層を構成する素線の合計断面積(正
確には撚線の横断面でみたときの合計断面積)の方が小
さく設定されている。このため、前記環状領域を例えば
8等分した形に相当する扇形開口をもつローラーダイス
を使用して、円形素線を扇形素線に成形した場合、ロー
ラーダイスの開口面積より素線の断面積の方が小さいこ
とから、図5に斜線で示すように扇形素線の肩の部分に
空隙が残り、扇形素線の肩の部分が丸みを帯びることに
なる。
【0006】このように肩の部分に比較的大きい丸みの
ある扇形素線は、両側面の平面の幅h(隣の素線と面接
触する幅)が小さくなるため、撚り合わせの際に扇形素
線の転倒や肩立ち等が発生しやすいという問題がある。
これを防止するには、撚口に入る扇形素線の姿勢を制御
してやればよいのであるが、そうすると撚線速度を上げ
られないという問題が生じる。
【0007】本発明の目的は、扇形素線の断面積、厚さ
(撚線半径方向寸法)および両側面の平面の開き角を変
えることなく、両側面の平面の幅hを大きくして、撚り
合わせの際に転倒や肩立ち等が発生し難い扇形素線と、
それを用いた撚線およびその製造方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、外周面および内周面が円弧面で、両側面が隣
の扇形素線と面接触する開き角をなす平面となっている
撚線用扇形素線において、撚線の横断面でみたときの前
記外周面の円弧面の曲率半径が、この扇形素線によって
構成される撚線層の外半径(素線外接円の半径)より小
さくなっていることを特徴とするものである(請求項
1)。
【0009】また本発明の撚線用扇形素線は、撚線の横
断面でみたときの、内周面の円弧面の曲率半径が、この
扇形素線によって構成される撚線層の内半径(素線内接
円の半径)と同じで、外周面の円弧面の曲率半径が前記
内周面の円弧面の曲率半径より小さくなっているもので
あることがより好ましい(請求項2)。
【0010】また本発明の撚線は、上記のような扇形素
線を撚り合わせて構成した撚線層を有することを特徴と
するものである(請求項3)。
【0011】また本発明の撚線の製造方法は、撚口の手
前で複数本の円形素線をそれぞれローラーダイスに通し
て、外周面および内周面が円弧面で、両側面が隣の扇形
素線と面接触する開き角をなす平面となった扇形素線に
成形し、これらの扇形素線を前記撚口で撚り合わせて撚
線を製造する方法において、開口面積が前記円形素線の
断面積と同じかそれより小さいローラーダイスを用い
て、扇形素線の外周面の円弧面を、撚線の横断面でみた
ときの曲率半径が、この扇形素線によって構成される撚
線層の外半径より小さくなるように成形することを特徴
とするものである(請求項4)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る撚線用扇
形素線の一実施形態を示す。この扇形素線3は、外周面
および内周面が円弧面で、両側面が隣の扇形素線と面接
触する開き角をなす平面となっているものであるが、撚
線の横断面でみたときの前記外周面の円弧面の曲率半径
3 が、この扇形素線3によって構成される撚線層の外
半径R1 (素線外接円の半径)より小さくなっている点
に特徴を有するものである。内周面の円弧面の曲率半径
2 は従来同様、この扇形素線3によって構成される撚
線層の内半径と同じである。
【0013】なお扇形素線3は金属パイプ上にらせん状
に撚り合わされるので、扇形素線の横断面でみたときの
外周面の円弧面の曲率半径R3 は、撚線の横断面でみた
ときの外周面の円弧面の曲率半径R3 より若干小さくな
る。
【0014】上記のような断面形状にすると、扇形素線
3の断面積、厚さ(撚線半径方向最大寸法)および両側
面の平面の開き角θが従来と同じであっても(つまり同
じ外径、同じ導体断面積の撚線を構成する場合であって
も)、扇形素線3の両側面の平面の幅hを大きくするこ
とができる。なお扇形素線3の断面積、厚さおよび両側
面の平面の開き角θを同じにして、扇形素線3の両側面
の平面の幅hをより大きくするためには、外周面の円弧
面の曲率半径R3 を内周面の円弧面の曲率半径R2 より
小さくすることが好ましい。
【0015】図2は本発明に係る撚線の一実施形態を示
す。この撚線は、光ファイバユニット2を収納した金属
パイプ1の外周に図1の扇形素線3を撚り合わせた、光
ファイバ複合架空地線の形態である。この撚線では、扇
形素線3の両側面の接触幅hが従来より大きくなってい
るため、扇形素線3同士の拘束力が強く、扇形素線3の
転倒や肩立ち等が発生し難くなる。
【0016】ちなみに、図2の撚線と図4の撚線におけ
る扇形素線3の両側面の接触幅hの大きさを比較してみ
る。両方とも金属パイプ1の外周に扇形素線3を8本撚
り合わせたもので、扇形素線3によって構成される撚線
層の外半径は5.25mm(外径10.5mm)、内半径は3.0 mm
(内径6.0 mm)である。このサイズの撚線を製造するの
に供給される円形素線は外径2.89mmである。
【0017】この円形素線を従来のローラーダイスによ
り図5のような断面の扇形素線3に成形した場合、各部
の寸法は、撚線の横断面でみると、R1 =5.25mm、R2
=3.0 mm、θ=45°、h=0.97mmであり、扇形素線の横
断面でみると、R1 =4.96mm、R2 =3.0 mm、θ=42.4
°、h=0.97mmとなる。なお内周面と両側面の角部の面
取り曲率半径は0.25mmである。
【0018】これに対し同じ円形素線を図1のような断
面の扇形素線3に成形した場合、各部の寸法は、撚線の
横断面でみると、R1 =5.25mm、R2 =3.0 mm、R3
2.81mm、θ=45°、h=1.61mmであり、扇形素線の横断
面でみると、R1 =4.96mm、R2 =3.0 mm、R3 =2.75
mm、θ=42.4°、h=1.61mmとなり、肩部の丸みはほと
んどなくなる。内周面と両側面の角部の面取り曲率半径
は従来と同じである。したがって図1の扇形素線3によ
って撚線層を構成すると、図2のように隣接する扇形素
線3の接触幅hが図4の撚線の場合より大幅に拡大する
ので、撚り合わせ状態が安定する。
【0019】図3は図2の撚線を製造するのに使用する
ローラーダイス4を示したものである。一方のローラー
4Aは扇形素線3の内周面と両側面を成形する溝5Aを
有し、他方のローラー4Bは扇形素線3の外周面を成形
する溝5Bを有し、これらの溝5A、5Bが組み合わさ
れて成形用開口6を構成している。溝5Aの内面の形は
従来と同様であるが、深さが従来より浅くなっている。
溝5Bの内面の曲率半径は、撚線の横断面でみたときの
扇形素線の外周面の円弧面の曲率半径が、この扇形素線
によって構成される撚線層の外半径より小さくなるよう
に(好ましくは溝5Aの底面の曲率半径より小さくなる
ように)設定されている。そして開口6の面積は成形す
る円形素線の断面積と同じかそれより若干小さく設定さ
れている。このようなローラーダイス4 を使用すれば、
円形素線はローラーダイス4で圧縮成形されて開口6の
ほぼ全域を埋めるようになるため、図1のような扇形素
線3を製造できる。
【0020】図2の撚線を製造する場合には、撚口の手
前に図3のローラーダイス4を8個セットし、各ローラ
ーダイス4で円形素線を扇形素線3に成形する。これら
の扇形素線3はローラーダイス4を出た直後に撚口に入
り、撚口内を通過する金属パイプ1上に撚り合わされ
る。このとき扇形素線3は両側面の平面の幅hが従来よ
り大きくなっているため、扇形素線の転倒や肩立ちが起
こり難く、素線配置の安定した撚線を高線速で製造する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、扇
形素線を撚り合わせて撚線層を構成する場合に、隣り合
う扇形素線の接触幅が従来より大きくなるので、扇形素
線の転倒や肩立ちが起こりにくく、素線配置の安定した
撚線を高線速で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撚線用扇形素線の一実施形態を
示す断面図。
【図2】 本発明に係る撚線の一実施形態を示す断面
図。
【図3】 本発明に係る撚線の製造方法に使用するロー
ラーダイスの一例を示す正面図。
【図4】 従来の扇形素線を用いた撚線の一例を示す断
面図。
【図5】 従来の撚線用扇形素線の一例を示す断面図。
【符号の説明】 1:金属パイプ 2:光ファイバユニット 3:扇形素線 4:ローラーダイス 6:開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G307 EA06 EE02 EF10 5G309 KA02 5G319 HA08 HB03 HD01 HE20 5G325 BA08 BB17 BC03 BC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面および内周面が円弧面で、両側面が
    隣の扇形素線と面接触する開き角をなす平面となってい
    る撚線用扇形素線において、撚線の横断面でみたときの
    前記外周面の円弧面の曲率半径が、この扇形素線によっ
    て構成される撚線層の外半径より小さくなっていること
    を特徴とする撚線用扇形素線。
  2. 【請求項2】撚線の横断面でみたときの、内周面の円弧
    面の曲率半径が、この扇形素線によって構成される撚線
    層の内半径と同じで、外周面の円弧面の曲率半径が前記
    内周面の円弧面の曲率半径より小さくなっていることを
    特徴とする請求項1記載の撚線用扇形素線。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の扇形素線を撚り合
    わせて構成した撚線層を有することを特徴とする撚線。
  4. 【請求項4】撚口の手前で複数本の円形素線をそれぞれ
    ローラーダイスに通して、外周面および内周面が円弧面
    で、両側面が隣の扇形素線と面接触する開き角をなす平
    面となった扇形素線に成形し、これらの扇形素線を前記
    撚口で撚り合わせて撚線を製造する方法において、開口
    面積が前記円形素線の断面積と同じかそれより小さいロ
    ーラーダイスを用いて、扇形素線の外周面の円弧面を、
    撚線の横断面でみたときの曲率半径が、この扇形素線に
    よって構成される撚線層の外半径より小さくなるように
    成形することを特徴とする撚線の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111863346A (zh) * 2020-07-20 2020-10-30 铜陵市同威科技有限公司 一种电缆用异形导体轮压式模具
CN115148413A (zh) * 2022-05-30 2022-10-04 广州电缆厂有限公司 一种液冷电缆导体结构加工方法及液冷电缆导体结构

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