JP2000242786A - 本人認証システム - Google Patents

本人認証システム

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JP2000242786A
JP2000242786A JP11042200A JP4220099A JP2000242786A JP 2000242786 A JP2000242786 A JP 2000242786A JP 11042200 A JP11042200 A JP 11042200A JP 4220099 A JP4220099 A JP 4220099A JP 2000242786 A JP2000242786 A JP 2000242786A
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JP11042200A
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Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
Yukio Okada
幸夫 岡田
Yoshiyuki Komoda
美行 薦田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本人を認証する精度のさらなる向上が図れる
本人認証システムの構造を提供する。 【解決手段】 被験者が入力した特徴を、登録した特徴
と照合して認証を行う本人認証システムにおいて、指
紋、顔、音声、筆跡等を用いる各種認証方式のうち、2
種類以上の認証方式を組み合わせ、登録者本人であるか
どうかの確率を各認証方式を用いてそれぞれ求め、それ
ぞれの確率が閾値以上かどうかの真偽を判断して各確率
に対応する論理値を求め、それらの論理値の論理積演算
の値により登録者本人かどうかを判断するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の肉体の特徴
を登録して本人認証を行うバイオメトリクス技術を用い
て、BA、HA、その他のセキュリティ分野に応用され
る本人認証システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】人間の指紋、顔、音声、筆跡等の情報を
利用するバイオメトリクス技術を応用した従来の本人認
証システムでは、指紋、顔、音声、筆跡等の各種認証方
式のうち、いずれか1つの方式を用い、さらに、指紋認
証方式なら右手人差し指、顔面認証方式なら顔の正面、
音声認証方式なら「こんにちは」というように、全被験
者に同じ条件の情報を要求して判定するように構成され
ていたため、本人以外を本人として受け入れる(他人受
入)が発生し、他人が本人になりすましたり、本人を本
人と認識しない(本人拒否)等の確率が高いという精度
的な問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した、本人
認証システムの精度的な問題は、本人認証システム自体
の性能を向上させることで、ある程度回避することがで
きる。しかし、各認証方式の本人認証システムにおける
認証アルゴリズムを改良しても、バイオメトリクス技術
を応用した本人認証システムが、生体に関する情報を使
用するものである以上、限界があり、本人を認証する性
能が頭打ちになることが予想される。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、本人を認証する精度のさ
らなる向上が図れる本人認証システムの構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本人認証システムは、人間の肉体の
特徴を予め登録し、被験者が入力した特徴を、登録した
特徴と照合して認証を行う本人認証システムにおいて、
指紋、顔、音声、筆跡等を用いる各種認証方式のうち、
2種類以上の認証方式を組み合わせ、登録者本人である
かどうかの確率を各認証方式を用いてそれぞれ求め、そ
れぞれの確率が閾値以上かどうかの真偽を判断して各確
率に対応する論理値を求め、それらの論理値の論理積演
算の値により登録者本人かどうかを判断するように構成
されていることを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の本人認証システムは、請求
項1記載の本人認証システムで、該当者が複数存在する
場合は、確率の値を考慮して、いずれの登録者であるか
を判断することを特徴とするものである。
【0007】請求項3記載の本人認証システムは、請求
項1記載の本人認証システムで、該当者が複数存在する
場合は、被験者に特徴の再入力を促し認証処理を再試行
することを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の本人認証システムは、請求
項3記載の本人認証システムで、所定回数再試行を行っ
ても、該当者が複数存在する場合は、確率の値を考慮し
て、いずれの登録者であるかを判断することを特徴とす
るものである。
【0009】請求項5記載の本人認証システムは、人間
の肉体の特徴を予め登録し、被験者が入力した特徴を、
登録した特徴と照合して認証を行う本人認証システムに
おいて、指紋、顔、音声、筆跡等を用いる各種認証方式
のうち、2種類以上の認証方式を組み合わせ、登録者本
人であるかどうかの確率を各認証方式を用いてそれぞれ
求め、それぞれの確率が閾値以上かどうかの真偽を判断
して各確率に対応する論理値を求め、それらの論理値の
論理和演算の値により登録者本人かどうかを判断するよ
うに構成されていることを特徴とするものである。
【0010】請求項6記載の本人認証システムは、請求
項5記載の本人認証システムで、該当者が複数存在する
場合は、確率の値を考慮して、いずれの登録者であるか
を判断することを特徴とするものである。
【0011】請求項7記載の本人認証システムは、請求
項1または請求項5記載の本人認証システムで、2種類
以上の認証方式により求められた確率にそれぞれ重み付
けを行って閾値以上かどうかの真偽を判断することを特
徴とするものである。
【0012】請求項8記載の本人認証システムは、人間
の肉体の特徴を予め登録し、被験者が入力した特徴を、
登録した特徴と照合して認証を行う本人認証システムに
おいて、指紋、顔、音声、筆跡等を用いる各種認証方式
のうち、ある認証方式を用いて登録者本人であるかどう
かの確率を求め、その確率が閾値を越える候補者を抽出
した後、それらの候補者について別の認証方式を用いて
登録者本人であるかどうかの確率を求め、閾値以上かど
うかを判断して登録者本人かどうかを判断するように構
成されたことを特徴とするものである。
【0013】請求項9記載の本人認証システムは、予め
登録した指紋の特徴と、被験者が入力した指紋の特徴と
を照合して認証を行う本人認証システムにおいて、予め
各登録者につき、複数の指の指紋の特徴を登録してお
き、認証を行う日時等の条件に応じて、どの指の指紋の
特徴を認証に用いるかを変え、入力された指紋の特徴が
条件に適合するかを考慮して認証を行うことを特徴とす
るものである。
【0014】請求項10記載の本人認証システムは、予
め登録した指紋の特徴と、被験者が入力した指紋の特徴
とを照合して認証を行う本人認証システムにおいて、予
め各登録者につき、複数の指の指紋の特徴を登録してお
き、予め設定した指の順序に従って指紋の特徴を入力さ
せ認証を行うことを特徴とするものである。
【0015】請求項11記載の本人認証システムは、予
め登録した顔面の特徴と、被験者が入力した顔面の特徴
とを照合して認証を行う本人認証システムにおいて、予
め各登録者につき、複数の顔面の特徴を登録しておき、
認証を行う日時等の条件に応じて、どの特徴を認証に用
いるかを変え、入力された顔面の特徴が条件に適合する
かを考慮して認証を行うことを特徴とするものである。
【0016】請求項12記載の本人認証システムは、予
め登録した音声の特徴と、被験者が入力した音声の特徴
とを照合して認証を行う本人認証システムにおいて、予
め各登録者につき、複数の音声の特徴を登録しておき、
認証を行う日時等の条件に応じて、どの特徴を認証に用
いるかを変え、入力された音声の特徴が条件に適合する
かを考慮して認証を行うことを特徴とするものである。
【0017】請求項13記載の本人認証システムは、予
め登録した筆跡の特徴と、被験者が入力した筆跡の特徴
とを照合して認証を行う本人認証システムにおいて、予
め各登録者につき、複数の筆跡の特徴を登録しておき、
認証を行う日時等の条件に応じて、どの特徴を認証に用
いるかを変え、入力された筆跡の特徴が条件に適合する
かを考慮して認証を行うことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に基いて本発明の本人認証シ
ステムの一実施形態について説明する。図は、指紋の特
徴を用いて認証を行う指紋認証方式、顔面の特徴を用い
て認証を行う顔面認証方式、音声の特徴を用いて認証を
行う音声認証方式、筆跡の特徴を用いて認証を行う筆跡
認証方式等の認証方式のうち、2種類の認証方式A,B
を組み合わせたシステムの構成図で、CPU1、RAM
2、認証方式A用端末インターフェース部3、認証方式
B用インターフェース部4、出力用インターフェース部
5、記憶装置6、認証方式A用データベース7、認証方
式B用データベース8を備えている。
【0019】CPU1は、記憶装置6に格納されたプロ
グラム9を読み出し、RAM2を作業領域として、認証
方式Aによる認証判断処理、及び、認証方式Bによる認
証判断処理を行った後、それらの認証結果に対し所定の
演算処理を行って最終的な認証判断を行うように構成さ
れており、CPU1は、その演算処理に用いる変数等の
情報を、記憶装置6に格納されたコンフィグレーション
情報10から引き出して演算処理に用いるように構成さ
れている。
【0020】また、認証方式A用端末インターフェース
部3、認証方式B用端末インターフェース部4には、そ
れぞれ、認証方式Aに用いる特徴を生体から読み取る認
証端末(認証方式A用端末、図示省略)、認証方式Bに
用いる情報を生体から読み取る認証端末(認証方式B用
端末、図示省略)が接続される。認証方式A用端末と認
証方式B用端末とは、互いに異なる種類の情報を入力す
る装置であり、それらの端末は、例えば、指紋情報収集
用装置、顔面情報収集用カメラ、音声情報収集用マイ
ク、筆跡情報収集用タブレット等である。
【0021】CPU1は、認証方式A用端末インターフ
ェース部3を介して、読み取った特徴の情報を認証方式
A用端末から受信し、認証方式A用データベース7に予
め格納していた特徴と照合することで認証方式Aによる
認証判断を行うと共に、認証方式B用端末インターフェ
ース部4を介して、読み取った特徴の情報を認証方式B
用端末から受信し、認証方式B用データベース8に予め
格納していた特徴と照合することで認証方式Bによる認
証判断を行うように構成されている。但し、認証方式A
用端末または認証方式B用端末の側で認証判断を行い、
その結果をCPU1が受信するように構成してもよい。
その場合は、認証方式A用データベース7または認証方
式A用データベース8は図示を省略している認証方式A
用端末側または認証方式B用端末側に設けるようにす
る。
【0022】次に、CPU1は、2つの認証結果に対し
所定の演算処理を行って最終的な認証判断を行い、その
結果を出力用インターフェース部5に出力するように構
成されている。
【0023】出力用インターフェース部5は、その最終
判断結果に対応した信号を外部の装置に出力する。出力
用インターフェース部5が出力する信号は、例えば、B
A,HA分野では、電気錠の開閉制御に用いられたり、
制御監視機能を実現するために用いられ、OA分野で
は、サーバーコンピュータへのログインを許可するかど
うかの判断処理、コンピュータのスクリーンセーバーを
解除するかどうかの判断処理等に用いられる。また、出
力用インターフェース部5が出力する信号によって複数
の機器を制御するように構成してもよい。
【0024】次に、記憶装置6に格納されているプログ
ラム9は、認証方式Aによる認証判断処理を行うプログ
ラムと、認証方式Bによる認証判断処理を行うプログラ
ムと、それらの判断処理の結果に基づいて最終判断処理
を行うプログラムと、その最終判断結果に応じて処理を
実行するプログラム(出力用インターフェース部5への
出力処理、アクセスログの記録処理等)等を含んでい
る。最終判断処理を行うプログラムは、演算式y=f
(a,b,m)の演算を実行する。この演算式で、yは
認証の最終判断に用いられる値、引数aは認証方式Aに
よる認証判断結果、引数bは認証方式Bによる認証判断
結果、引数mはコンフィグレーション情報10に含まれ
る、重み付け等の数値である。また、コンフィグレーシ
ョン情報10には、認証方式A,Bのそれぞれの認証判
断に用いる判断基準、または、最終判断処理で用いる演
算式、m等の変数が含まれており、これらの情報はユー
ザー側で修正することができる。
【0025】認証方式A用データベース7は、認証方式
Aで用いる登録者の生体に関する特徴を登録したデータ
ベースであり、例えば、認証方式Aを指紋認証方式とす
れば、本人である登録者(ユーザー)のIDとそのユー
ザーの指紋の特徴が認証方式A用データベース7に格納
されている。同様に、認証方式B用データベース8に
も、認証方式Bで用いる、ユーザーの生体に関する情報
が格納されている。
【0026】次に、図2のフローチャートに基いて図に
示した本人認証システムの動作について説明する。ま
ず、認証動作が開始されると、認証方式Aによる認証判
断処理、及び、認証方式Bによる認証判断処理を行う。
具体的には、認証方式A用端末、認証方式B用端末が読
み取った特徴を、それぞれ、認証方式A用端末インター
フェース部3、認証方式B用端末インターフェース部4
を介してCPU1が受信し(認証方式A用端末の出力入
手S1−a、認証方式B用端末の出力入手S1−b)、
それらの情報を、認証方式A用データベース7または認
証方式B用データベース8に予め格納していた特徴と照
合することで認証方式A,Bによる認証判断を行い(認
証方式Aの判断処理S2−a、認証方式Bの判断処理S
2−b)、それらの判断結果a,bをRAM2に一旦出
力する(認証方式Aの判断結果a出力S3−a、認証方
式Bの判断結果b出力S3−b)。但し、認証方式A用
端末または認証方式B用端末で判断処理を行うように構
成した場合はCPU1は認証方式Aの判断処理S2−
a、認証方式Bの判断処理S2−bを行わない。
【0027】最後に、S4に示すように、判断結果a,
b、重み付け変数mを用いて演算式y=f(a,b,
m)の演算を実行し、S5に示すように、求めたyの値
に応じて最終判断を行い、その結果を出力する。重み付
け変数mと演算式f()はユーザーにより修正が可能で
ある。
【0028】次に、図1に示した本人認証システムを応
用したセキュリティシステムの一実施形態について説明
する。図は、建物等への入出退を管理するセキュリティ
システムの概略構成を示した図で、本体の入出退セキュ
リティシステム11と、指紋認証端末12と、顔面認証
端末13と、電気錠14とを備えている。図1に示した
本人認証システムは、本体の入出退セキュリティシステ
ム11の内部に設けられている(図示省略)。図2に示
すセキュリティシステムは、予め登録されているユーザ
ーと認証されれば電気錠を開錠状態とし、登録されてい
るユーザーでない場合は入出退セキュリティシステム1
1に接続されたネットワーク15を介して管理室(図示
省略)に警報を通知するように構成されている。図3に
示すように、このセキュリティシステムに用いられてい
る本人認証システムは、指紋の特徴を用いる認証方式
と、顔面の特徴を用いる認証方式とを組み合わせたもの
である。
【0029】図3のシステムに用いる本人認証システム
は、例えば、ユーザー100人分の登録情報(ユーザー
ID、指紋認証に用いる指紋の特徴に関する情報、及
び、顔面認証に用いる顔面の特徴に関する情報)を管理
するように構成されており、指紋認証または顔面認証
で、それぞれ、何点かの特徴点を捉え、記憶装置6に格
納している100人分の登録情報と照合し、登録済みの
ユーザー100人のうち、どのユーザーであるかという
確率を0〜100%の数値で表現するように構成されて
いる。すなわち、読み取った特徴を、各ユーザーIDに
対応して格納された特徴点等の情報と照合し、そのユー
ザーIDで表されるユーザーであるかどうかの確率を1
00人分について求め配列に格納する。指紋認証判断出
力用配列、顔面認証判断出力用配列を、それぞれ、
a[],b[]とすると、指紋認証判断出力用配列
a[]、顔面認証判断出力用配列b[]は下記のように
表される。 指紋認証判断出力用配列a[p]=w ここで、p:ユーザーID(1〜100)、w:そのユ
ーザーIDのユーザーである確率(0〜100%) 顔面認証判断出力用配列b[q]=x ここで、q:ユーザーID(1〜100)、x:そのユ
ーザーIDのユーザーである確率(0〜100%) 次に、指紋認証判断出力用配列a[p]及び顔面認証判
断出力用配列b[q]に格納された確率(本人確率)に
基いて、最終判断を行うための演算処理y=f(a
[p],b[p],m)を、p=1〜100について行
い、それらの結果に基づいて最終判断を行う。演算式f
()をどのように構成するかによってシステムのセキュ
リティレベルが異なるが、まず、セキュリティレベルが
高いシステムを構成する場合の演算式f()について説
明する。
【0030】セキュリティレベルが高いシステムとは、
すなわち、本人拒否率が上がっても、他人受入率を下げ
る必要のあるシステムである。指紋認証判断出力用配列
a[p]及び顔面認証判断出力用配列b[q]の値よ
り、例えば、以下の演算をr=1〜100について行
う。 y[r]=g(a[r],b[r])*max(a[r],b[r]) ・・・(1)式 但し、 a[r]≧90%かつb[r]≧90%の場合 g(a[r],b[r])=1 a[r]<90%またはb[r]<90%の場合 g(a[r],b[r])=0 つまり、関数g()は、各引数の値(各確率の値)が閾
値以上かどうかの真偽を判断して各引数の値に対応する
論理値を求め、それらの論理値の論理積演算を行う関数
である。また、max()は、複数の引数のうち、最大
の引数の値を求める関数である。
【0031】例えば、a[r1]=95%、b[r1]
=90%の場合、g(a[r1],b[r1])は1と
なり、配列y[r1]には、95%という値が格納され
る。同様の演算をr=1〜100について行い、その結
果、値が0でないy[r1]が存在すれば、ユーザーI
Dがr1のユーザー本人であると判断するように構成さ
れている。つまり、指紋認証判断による確率及び顔面認
証判断による確率が90%以上であれば、登録されたユ
ーザー本人であると判断するわけである。配列yの値が
全て0であれば、登録されたユーザーではないと判断
し、管理室に警報を通知するように構成されている。
【0032】また、配列yに0でない値が複数存在し、
該当者が複数存在する結果になった場合は、配列yに格
納された値が高い方のユーザーであると判断するように
する。さらに、配列yに0でない値が複数存在した場
合、情報の再入力から再試行し、その再試行を所定回数
繰り返し、それでも、配列yに、0でない値が複数存在
すれば、配列yに格納された値の高い方のユーザーと判
断するように構成してもよい。但し、(1)式は、関数
g()が1の場合、大きい方の確率の値を配列yに格納
する式であるが、これに限定されず、確率の平均値、確
率の最小値等を配列yに格納するように構成してもよ
い。
【0033】次に、セキュリティレベルが低くてもよい
システムを構成する場合の演算式f()について説明す
る。すなわち、他人受入率が上がっても、本人拒否率を
下げる必要のあるシステムである。指紋認証判断出力用
配列a[p]及び顔面認証判断出力用配列b[q]の値
より以下の演算をr=1〜100について行う。 y[r]=h(a[r],b[r])*max(a[r],b[r]) ・・・(2)式 但し、 a[r]≧80%またはb[r]≧80%の場合 h(a[r],b[r])=1 a[r]<80%かつb[r]<80%の場合 h(a[r],b[r])=0 つまり、関数h()は、各引数の値(各確率の値)が閾
値以上かどうかの真偽を判断して各引数の値に対応する
論理値を求め、それらの論理値の論理和演算を行う関数
である。また、max()は、複数の引数のうち、最大
の引数の値を求める関数である。
【0034】例えば、a[r2]=85%、b[r2]
=70%の場合、h(a[r2],b[r2])は1と
なり、配列y[r2]には、85%という値が格納され
る。同様の演算をr=1〜100について行い、その結
果、値が0でないy[r2]が存在すれば、ユーザーI
Dがr2のユーザー本人であると判断するように構成さ
れている。つまり、指紋認証判断による確率、顔面認証
判断による確率のうち、少なくとも1つが85%以上で
あれば、登録されたユーザー本人であると判断するわけ
である。配列yの値が全て0であれば、登録されたユー
ザーではないと判断し、管理室に警報を通知するように
構成されている。
【0035】また、配列yに0でない値が複数存在し、
該当者が複数存在する結果になった場合は、配列yに格
納された値が高い方のユーザーであると判断するように
する。但し、(2)式は、関数h()が1の場合、大き
い方の確率の値を配列yに格納する式であるが、これに
限定されず、確率の平均値、確率の最小値等を配列yに
格納するように構成してもよい。
【0036】さらに、指紋認証方式と顔面認証方式とを
組み合わせた本人認証システムで、指紋認証方式に用い
る装置の方が精度が高い場合、以下の計算式を実行す
る。 y[r]=h(a[r],m*b[r])*max(a[r],b[r]) ・・・(3)式 但し、m<1.0 つまり、各認証方式の結果を重み付けし、顔面認証方式
による確率b[r]より指紋認証方式による確率a
[r]を重視して最終判断を行うように構成するわけで
ある。また、(3)式は、重み付けを行った後、論理和
演算を行う場合の式であるが、重み付けを行った後、論
理積演算を行うように構成してもよい。さらに、どの確
率にどのような重み付けを行うかはシステムに合わせて
最適化すればよい。
【0037】最後に、指紋認証方式と顔面認証方式とを
組み合わせた本人認証システムで、認証処理の速度が重
視されるシステムでは、例えば、指紋認証方式による確
率a[r]をr=1〜100について求め、そのうち、
指紋認証方式による確率a[r]が90%以上のユーザ
ー(複数人可)に対してのみ、顔面認証方式による確率
b[r]を求め、その確率が90%以上であった場合に
ユーザー本人と認めるように構成すればよい。
【0038】次に、図4に基いて本発明の本人認証シス
テムの異なる実施形態について説明する。但し、図1に
示したシステムの構成と同等構成については同符号を付
すこととし詳細な説明を省略することとする。図4に示
すシステムは、指紋認証方式、顔面認証方式、音声認証
方式、筆跡認証方式等の認証方式のうち、いずれか1つ
の認証方式を用い、登録する情報の種類を複数にして認
証のための判断材料を増やすことで、なりすましの防
止、他人受入率低減を図るものである。
【0039】図4に示すシステムは、CPU1、RAM
2、認証端末インターフェース部16、出力用インター
フェース部5、記憶装置6、認証用データベース17を
備えている。CPU1は、記憶装置6に格納されたプロ
グラム9を読み出し、RAM2を作業領域として、認証
端末(図示省略)に入力された情報を記憶装置6に格納
しておいた情報と照合して登録された情報であるかを判
断し、更に、入力された情報が、登録された情報のう
ち、予め設定された条件に従った種類のものであるかを
判断して本人であるかを最終的に判断するように構成さ
れている。また、判断した結果は、図1に示したシステ
ムと同様に、出力用インターフェース部5を介して外部
の機器に出力される。但し、認証端末の側で認証判断を
行い、その結果をCPU1が受信するように構成しても
よい。その場合は、認証用データベース17は、図示を
省略している認証端末側に設けるようにする。
【0040】認証方法についてより具体的に説明する
と、指紋情報に基いて認証を行う場合、予め認証用デー
タベース17に、ユーザー毎に左右あわせて10指分の
指紋情報を登録しておき、例えば、月曜日は右手薬指、
火曜日は左手小指というように、曜日によって異なる指
の指紋情報を認証に用いるように構成する。つまり、入
力された指紋が認証用データベース17に登録された指
紋であり、かつ、何曜日にどの指の指紋を用いるかとい
う予め設定された条件に適合しているかを判断して認証
を行う方式である。何曜日にどの指の指紋を用いるかと
いう条件は、コンフィグレーション情報10の1つとし
て記憶装置6に格納しておき、全ユーザーが同じ条件に
従うように構成してもよいし、ユーザー毎に異なるよう
に構成してもよい。例えば、火曜日は左手小指の指紋を
用いるようにした場合、火曜日に入力された指紋が認証
用データベース17に登録された指紋であっても、その
指紋が左手小指の指紋でなければ他人であると判断され
るので、他人によるなりすましが発生する確率を低減す
ることができる。
【0041】同様に、顔面情報を用いて認証を行う場合
は、認証用データベース17に、例えば、ユーザー毎
に、正面、右横、左横の3種類の顔面情報を登録してお
き、例えば、今週は右横の顔面情報、来週は正面の顔面
情報というように、認証を行う週に対応して、異なる顔
面情報を用いるように設定しておく。どの週にどの顔面
情報を用いるかという条件をコンフィグレーション情報
10の1つとして記憶装置6に格納しておく。このよう
に構成することにより、顔面情報を入力した週は正面の
顔面情報を用いるように設定されているのに、入力され
た顔面情報が右横の顔面情報であれば本人と認証されな
いので他人によるなりすましが発生する確率を低減する
ことができる。また、顔面情報の種類は、正面、右横、
左横等の顔の向きを変えたものに限定されず、顔面情報
収集用カメラと顔面との距離を変えた複数種類の顔面情
報を用いてもよい。
【0042】また、音声情報を用いて認証を行う場合、
認証用データベース17に、例えば、ユーザー毎に3種
類の音声情報(言葉aを発音した場合の音声A、言葉b
を発音した場合の音声B、言葉cを発音した場合の音声
C)を登録しておき、予めコンフィグレーション情報1
0の1つとして設定した条件(今週は音声A、来週は音
声B等)に従って、入力された音声が予め設定された種
類の音声であるかを判断して認証を行えばよい。
【0043】筆跡情報を認証に用いる場合は、認証用デ
ータベース17に、ユーザー毎に3種類の筆跡情報(単
語Aを筆記した場合の筆跡情報、単語Bを筆記した場合
の筆跡情報、単語Cを筆記した場合の筆跡情報)を登録
しておき、例えば、今週は単語A、来週は単語Bという
ように、週毎に筆記する単語を対応させておき、筆跡が
入力された週情報も認証に用いるように構成すればよ
い。どの週にどの単語の筆跡を認証に用いるかはコンフ
ィグレーション情報10の1つとして設定しておく。
【0044】さらに、指紋を認証に用いる場合で、例え
ば、最初に右手中指の指紋を用いて認証した後、左手親
指の指紋を用いて認証して本人と判断するように構成し
てもよい。認証に用いる指の順序は、コンフィグレーシ
ョン情報17の1つとして登録しておき、ユーザー本人
しか知らない情報としておく。
【0045】図5のフローチャートに基いて図4に示し
た本人認証システムの動作について説明する。まず、認
証動作が開始されると、CPU1は、認証端末から出力
される特徴点等の情報を入手し(S1)、認証用データ
ベース17に登録された情報と照合して認証判断処理を
行う(S2)。具体的には、読み取った情報が、認証用
データベース17に登録された情報であるかを判断して
登録されたユーザー本人であるかどうかを判断する(S
3)。その結果、読み取った情報が認証用データベース
17に登録されていれば(登録されたユーザー本人の情
報であれば)、S4に示すように読み取った情報(入力
情報)の適合性(指紋認証ならどの指の指紋であるか、
筆跡認証なら設定した文字であるかどうか等の、予め設
定された条件に適合するか)を判断して、適合していれ
ば、登録されたユーザー本人であると最終的に判断する
(S5)。読み取った情報が登録されていない場合、ま
たは、読み取った情報が予め設定された条件に不適合と
判断された場合は、他人であると判断する。
【0046】なお、図1に示した本人認証システムで、
閾値、組み合わせる認証方式の種類及び数は実施形態に
限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】本願発明の本人認証システムによれば、
他人受入率、本人拒否率を低減することで本人認証シス
テムの精度が向上し、より高いセキュリティレベルが要
求される用途に対応することができる。また、本人認証
システムを組み込むシステムに応じて認証判断時の演算
方法をカスタマイズすることで認証レベルを最適化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本人認証システムの一実施形態を示す
構成図である。
【図2】図1の本人認証システムの動作を説明するため
のフローチャートである。
【図3】本発明の本人認証システムを応用した入出退セ
キュリティシステムの概略構成図である。
【図4】本発明の本人認証システムの異なる実施形態を
示す構成図である。
【図5】図4の本人認証システムの動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 認証方式A用端末インターフェース部 4 認証方式B用インターフェース部 5 出力用インターフェース部 6 記憶装置 7 認証方式A用データベース 8 認証方式B用データベース 9 プログラム 10 コンフィグレーション情報 11 入出退セキュリティシステム 12 指紋認証端末 13 顔面認証端末 14 電気錠 15 ネットワーク 16 認証端末インターフェース部 17 認証用データベース
フロントページの続き (72)発明者 薦田 美行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E250 DD08 DD09 DD10 5B043 AA04 AA09 BA01 BA02 BA06 BA07 CA03 GA13 GA17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間の肉体の特徴を予め登録し、被験者
    が入力した特徴を、登録した特徴と照合して認証を行う
    本人認証システムにおいて、指紋、顔、音声、筆跡等を
    用いる各種認証方式のうち、2種類以上の認証方式を組
    み合わせ、登録者本人であるかどうかの確率を各認証方
    式を用いてそれぞれ求め、それぞれの確率が閾値以上か
    どうかの真偽を判断して各確率に対応する論理値を求
    め、それらの論理値の論理積演算の値により登録者本人
    かどうかを判断するように構成されていることを特徴と
    する本人認証システム。
  2. 【請求項2】 該当者が複数存在する場合は、確率の値
    を考慮して、いずれの登録者であるかを判断することを
    特徴とする請求項1記載の本人認証システム。
  3. 【請求項3】 該当者が複数存在する場合は、被験者に
    特徴の再入力を促し認証処理を再試行することを特徴と
    する請求項1記載の本人認証システム。
  4. 【請求項4】 所定回数再試行を行っても、該当者が複
    数存在する場合は、確率の値を考慮して、いずれの登録
    者であるかを判断することを特徴とする請求項3記載の
    本人認証システム。
  5. 【請求項5】 人間の肉体の特徴を予め登録し、被験者
    が入力した特徴を、登録した特徴と照合して認証を行う
    本人認証システムにおいて、指紋、顔、音声、筆跡等を
    用いる各種認証方式のうち、2種類以上の認証方式を組
    み合わせ、登録者本人であるかどうかの確率を各認証方
    式を用いてそれぞれ求め、それぞれの確率が閾値以上か
    どうかの真偽を判断して各確率に対応する論理値を求
    め、それらの論理値の論理和演算の値により登録者本人
    かどうかを判断するように構成されていることを特徴と
    する本人認証システム。
  6. 【請求項6】 該当者が複数存在する場合は、確率の値
    を考慮して、いずれの登録者であるかを判断することを
    特徴とする請求項5記載の本人認証システム。
  7. 【請求項7】 2種類以上の認証方式により求められた
    確率にそれぞれ重み付けを行って閾値以上かどうかの真
    偽を判断することを特徴とする請求項1または請求項5
    記載の本人認証システム。
  8. 【請求項8】 人間の肉体の特徴を予め登録し、被験者
    が入力した特徴を、登録した特徴と照合して認証を行う
    本人認証システムにおいて、指紋、顔、音声、筆跡等を
    用いる各種認証方式のうち、ある認証方式を用いて登録
    者本人であるかどうかの確率を求め、その確率が閾値を
    越える候補者を抽出した後、それらの候補者について別
    の認証方式を用いて登録者本人であるかどうかの確率を
    求め、閾値以上かどうかを判断して登録者本人かどうか
    を判断するように構成されたことを特徴とする本人認証
    システム。
  9. 【請求項9】 予め登録した指紋の特徴と、被験者が入
    力した指紋の特徴とを照合して認証を行う本人認証シス
    テムにおいて、予め各登録者につき、複数の指の指紋の
    特徴を登録しておき、認証を行う日時等の条件に応じ
    て、どの指の指紋の特徴を認証に用いるかを変え、入力
    された指紋の特徴が条件に適合するかを考慮して認証を
    行うことを特徴とする本人認証システム。
  10. 【請求項10】 予め登録した指紋の特徴と、被験者が
    入力した指紋の特徴とを照合して認証を行う本人認証シ
    ステムにおいて、予め各登録者につき、複数の指の指紋
    の特徴を登録しておき、予め設定した指の順序に従って
    指紋の特徴を入力させ認証を行うことを特徴とする本人
    認証システム。
  11. 【請求項11】 予め登録した顔面の特徴と、被験者が
    入力した顔面の特徴とを照合して認証を行う本人認証シ
    ステムにおいて、予め各登録者につき、複数の顔面の特
    徴を登録しておき、認証を行う日時等の条件に応じて、
    どの特徴を認証に用いるかを変え、入力された顔面の特
    徴が条件に適合するかを考慮して認証を行うことを特徴
    とする本人認証システム。
  12. 【請求項12】 予め登録した音声の特徴と、被験者が
    入力した音声の特徴とを照合して認証を行う本人認証シ
    ステムにおいて、予め各登録者につき、複数の音声の特
    徴を登録しておき、認証を行う日時等の条件に応じて、
    どの特徴を認証に用いるかを変え、入力された音声の特
    徴が条件に適合するかを考慮して認証を行うことを特徴
    とする本人認証システム。
  13. 【請求項13】 予め登録した筆跡の特徴と、被験者が
    入力した筆跡の特徴とを照合して認証を行う本人認証シ
    ステムにおいて、予め各登録者につき、複数の筆跡の特
    徴を登録しておき、認証を行う日時等の条件に応じて、
    どの特徴を認証に用いるかを変え、入力された筆跡の特
    徴が条件に適合するかを考慮して認証を行うことを特徴
    とする本人認証システム。
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