JP2000242540A - コンテンツ管理システム、その方法およびコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンテンツ管理システム、その方法およびコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000242540A
JP2000242540A JP11046812A JP4681299A JP2000242540A JP 2000242540 A JP2000242540 A JP 2000242540A JP 11046812 A JP11046812 A JP 11046812A JP 4681299 A JP4681299 A JP 4681299A JP 2000242540 A JP2000242540 A JP 2000242540A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンテンツの各構成要素の更新がそれ自体お
よび他のコンテンツに与える影響を把握するとととも
に、任意の時点のコンテンツを容易に再現する。 【解決手段】 コンテンツ管理部2は、コンテンツの構
造を解析する構造解析部5と、コンテンツの構造情報お
よび履歴情報を管理する構成情報管理部6と、コンテン
ツを保存するコンテンツ格納部7と、構造解析部5によ
り解析されたコンテンツの構造情報および履歴情報をテ
ーブル形式で保存するコンテンツ構造情報格納部8とを
有している。構成情報管理部6は、コンテンツの構造ま
たは構成要素の変化を検出し、この検出結果に基づいて
コンテンツの構造情報および履歴情報を更新する。また
構成情報管理部6は、ユーザにより指定された所定の条
件に合致するコンテンツを、コンテンツ構造情報格納部
5に保存されたコンテンツの構造情報および履歴情報に
基づいて再構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して各種の情報を提供する計算機システムに係り、とり
わけ、提供対象となる情報としてのコンテンツを管理す
るコンテンツ管理システム、その方法およびコンテンツ
管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやインタ
ーネット等の急速な普及により、ネットワークを介して
各種の情報を提供するWWW(world wide web)システ
ム等の計算機システムが広く用いられるようになってき
ている。このような計算機システムにおいては、サーバ
に格納された情報をクライアントから最新のものに更新
したり、サーバに格納された情報をクライアントで閲覧
または実行することができるようになっている。なお、
このようにして提供される情報としては、HTML(hy
per text markup language)文書やMHEG(multimed
ia and hypermedia expert group)データ等のマルチメ
ディアデータの他、Java(商標)アプリケーション
のようなプログラム等があり、これらは総じてコンテン
ツと呼ばれる。
【0003】ところで、このようなコンテンツは通常、
一つ以上の構成要素からなっており、例えばHTML文
書の場合にはリンクや包含関係等の定義によって関連付
けられた複数のファイルからなり、Javaアプリケー
ションの場合には一つ以上のモジュールからなってい
る。また、このようなコンテンツは、ユーザに対して最
新のものが公開されるよう情報提供者(管理者)によっ
て頻繁に変更される。なお、このようなコンテンツの変
更は例えば、複数の構成要素からなるコンテンツの構造
の変更によって生じる他、コンテンツの各構成要素の更
新によっても生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の計算機システムでは、コンテンツの構造とその
時間的な変化とを総合的に管理する方法がなく、コンテ
ンツの各構成要素の更新がそのコンテンツまたは他のコ
ンテンツに与える影響を十分に把握することができず、
また最新でない任意の時点のコンテンツを容易に再現す
ることができないという問題がある。
【0005】具体的には例えば、同一の構成要素が複数
のコンテンツで共有されている場合において、その構成
要素が更新されることによって、コンテンツ間で不整合
が発生したり、コンテンツを欲するユーザの知らないと
ころでコンテンツが変更されてしまうことがあり得ると
いう問題がある。
【0006】また、コンテンツが電子新聞のように頻繁
に変更されるマルチメディアデータである場合には、最
新のコンテンツとともに過去の任意の時点のコンテンツ
が必要となることが多いが、この場合でも、情報提供者
が意識して残しておいた以外の過去のコンテンツについ
ては閲覧することできないという問題がある。さらに、
コンテンツがネットワークを介して配信されるプログラ
ムである場合には、プログラムが更新されたとしてもデ
ータの互換性やユーザの慣れ等の関係から過去の任意の
時点のプログラムが必要とされることが多いが、この場
合でも、過去のある時点のバージョンのプログラムを容
易に入手することができないという問題がある。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、マルチメディアデータやプログラム等のコ
ンテンツの構造とその時間的な変化とを総合的に管理
し、コンテンツの各構成要素の更新がそのコンテンツま
たは他のコンテンツに与える影響を十分に把握するとと
ともに、最新でない任意の時点のコンテンツを容易に再
現することができるコンテンツ管理システム、その方法
およびコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
コンテンツを作成または編集するためのコンテンツ編集
部と、前記コンテンツ編集部により作成または編集され
たコンテンツを管理するコンテンツ管理部と、前記コン
テンツ管理部により管理されたコンテンツを再生するコ
ンテンツ再生部とを備え、前記コンテンツ管理部は、コ
ンテンツの構造を解析する構造解析部と、前記構造解析
部により解析されたコンテンツの構造情報および履歴情
報を保存するコンテンツ構造情報格納部と、前記コンテ
ンツ構造情報格納部に保存されたコンテンツの構造情報
および履歴情報を管理する構成情報管理部とを有するこ
とを特徴とするコンテンツ管理システムである。
【0009】本発明の第2の特徴は、作成または編集さ
れたコンテンツを受信するステップと、前記受信したコ
ンテンツの構造を解析するステップと、前記解析された
コンテンツの構造情報および履歴情報を保存するステッ
プと、前記保存されたコンテンツの構造情報および履歴
情報に基づいてコンテンツを再生するステップとを含む
ことを特徴とするコンテンツ管理方法である。
【0010】本発明の第3の特徴は、作成または編集さ
れたコンテンツを受信する手順と、前記受信したコンテ
ンツの構造を解析する手順と、前記解析されたコンテン
ツの構造情報および履歴情報を保存する手順と、前記保
存されたコンテンツの構造情報および履歴情報に基づい
てコンテンツを再生する手順とをコンピュータに実行さ
せることを特徴とするコンテンツ管理プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0011】本発明の第1乃至第3の特徴によれば、コ
ンテンツの構造とその時間的な変化とを、コンテンツの
構造情報とコンテンツおよびその構成要素の履歴情報と
に基づいて管理するので、コンテンツの各構成要素の更
新がそのコンテンツまたは他のコンテンツに与える影響
を十分に把握することができる。このため、コンテンツ
間で不整合が発生することを防止して情報提供者等の管
理者による管理効率を向上させることができるととも
に、コンテンツを欲するユーザの知らないところでコン
テンツが更新されてしまうことを防止してユーザの作業
効率を向上させることができる。
【0012】また、本発明の第1乃至第3の特徴によれ
ば、コンテンツの構造とその時間的な変化とを、コンテ
ンツの構造情報とコンテンツおよびその構成要素の履歴
情報とに基づいて管理するので、最新でない任意の時点
のコンテンツを容易に再現することができる。このた
め、電子新聞やプログラム等のコンテンツで特に必要と
なる過去のコンテンツを容易に再現して管理者およびユ
ーザの作業効率を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0014】第1の実施の形態 図1乃至図11および図18は本発明によるコンテンツ
管理システムの第1の実施の形態を説明するための図で
ある。
【0015】まず、図18により、コンテンツ管理シス
テムが適用される計算機システムについて説明する。図
18に示すように、計算機システム30は、サーバ31
と、サーバ31にネットワーク33を介して接続された
複数のクライアント32とを備え、サーバ31に格納さ
れた情報をクライアント32から最新のものに更新した
り、サーバ31に格納された情報をクライアント32で
閲覧または実行することができるようになっている。な
お、このようにして提供される情報は、複数の構成要素
からなるコンテンツであり、具体的には例えば、HTM
L文書やMHEGデータ等のマルチメディアデータの
他、Java(商標)アプリケーションのようなプログ
ラム等である。
【0016】次に、図1により、図18に示す計算機シ
ステム30に適用されるコンテンツ管理システムについ
て説明する。図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態に係るコンテンツ管理システムは、コンテンツを作
成または編集するためのコンテンツ編集部1と、コンテ
ンツ編集部1により作成または編集されたコンテンツを
管理するコンテンツ管理部2と、コンテンツ管理部2に
より管理されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部
3と、コンテンツ編集部1またはコンテンツ再生部3と
コンテンツ管理部2との間でコンテンツや命令等をやり
とりするための送受信部4とを備えている。
【0017】ここで、コンテンツ編集部1は、コンテン
ツおよびコンテンツの構成要素を作成または編集するた
めのものであり、送受信部4を介してコンテンツ管理部
2との間でコンテンツや命令等をやりとりすることがで
きるようになっている。
【0018】また、コンテンツ管理部2は、コンテンツ
の構造を解析する構造解析部5と、コンテンツの構造情
報および履歴情報を管理する構成情報管理部6と、コン
テンツを保存するコンテンツ格納部7と、構造解析部5
により解析されたコンテンツの構造情報および履歴情報
をテーブル形式で保存するコンテンツ構造情報格納部8
とを有している。なお、構成情報管理部6は、コンテン
ツの構造または構成要素の変化を検出するとともに、こ
の検出結果に基づいてコンテンツ構造情報格納部5に保
存されたコンテンツの構造情報および履歴情報を更新
し、さらに、ユーザにより指定された所定の条件に合致
するコンテンツを、コンテンツ構造情報格納部5に保存
されたコンテンツの構造情報および履歴情報に基づいて
再構築するようになっている。
【0019】さらに、コンテンツ再生部3は、送受信部
4を介してコンテンツ管理部2との間でコンテンツや命
令等をやりとりするコンテンツ入出力制御部9と、コン
テンツ入出力制御部9で受信されたコンテンツ等を表示
する表示部10とを有している。
【0020】なお、図1に示すコンテンツ管理システム
のうち、コンテンツ管理部2および送受信部4はサーバ
31(図18参照)に組み込まれ、コンテンツ編集部1
およびコンテンツ再生部3は各クライアント32(図1
8参照)に組み込まれる。
【0021】次に、図2乃至図11により、このような
構成からなる本発明の第1の実施の形態の作用について
説明する。なおここでは、コンテンツの一種であるHT
ML文書を管理する場合を例に挙げて説明する。
【0022】(HTML文書のアップロード)まず、コ
ンテンツ編集部1により作成または編集されたHTML
文書をコンテンツ管理部2へアップロードして保存する
場合の動作について説明する。
【0023】図2に示すように、管理対象となるHTM
L文書(P1.html)23,24は、構成要素とし
て画像ファイルや音声ファイル、Javaアプレット等
の複数のファイルを含むとともに、他のHTML文書2
1,22からハイパーテキスト等によりリンクが張られ
ているものとする。
【0024】ここで、管理対象となるHTML文書(P
1.html)は、情報提供者(管理者)によってHT
ML文書23として新規に作成された後、ユーザに対し
て最新のものが公開されるよう情報提供者によって頻繁
に変更される。なお、このようなHTML文書(P1.
html)の変更は例えば、HTML文書(P1.ht
ml)の構造が変更されてHTML文書23がHTML
文書24となることによって生じる他、HTML文書2
4の構成要素である画像ファイル(G2.gif)が更
新されて画像ファイル26が画像ファイル27となるこ
とによっても生じる。
【0025】以下、このようなHTML文書(P1.h
tml)をコンテンツ管理部2へアップロードして保存
する方法につき、HTML文書(P1.html)を新
規に作成する場合、HTML文書(P1.html)の
構造を変更する場合、およびHTML文書(P1.ht
ml)の構成要素を更新する場合に分けて説明する。
【0026】まず、図3により、HTML文書(P1.
html)を新規に作成する場合について説明する。な
おここでは、図2に示すように、画像ファイル(G1.
gif)およびJavaアプレット(C1.clas
s)を構成要素として含むHTML文書23が新規に作
成されるものとする。
【0027】コンテンツ編集部1によりHTML文書2
3が新規に作成されると、このHTML文書23はHT
ML文書23およびその構成要素である各ファイルのキ
ーワード等の付加情報とともに送受信部4を介して送信
され、コンテンツ管理部2において受信される(ステッ
プ101)。
【0028】コンテンツ管理部2の構造解析部5は、コ
ンテンツ編集部1から送信されたHTML文書23のフ
ァイル名を獲得した後(ステップ102)、そのファイ
ル名をHTML文書23およびその付加情報とともに構
成情報管理部6へ送る。次に、構成情報管理部6は、コ
ンテンツ構造情報格納部8に保存されたコンテンツの履
歴情報テーブルを検索し(ステップ103)、HTML
文書(P1.html)に対応する履歴情報テーブルが
あるか否かを判断する(ステップ104)。
【0029】なおここでは、HTML文書23は新規に
作成されたものであり、コンテンツ構造情報格納部8に
はHTML文書(P1.html)に対応する履歴情報
テーブルが保存されていないので、ステップ104から
ステップ105へ進む。すなわち、HTML文書(P
1.html)に対応する履歴情報テーブル(P1.r
ep)を図4(a)に示すような内容で新たに作成し
(ステップ105)、次いで、HTML文書23の実体
であるP1_1.htmlをコンテンツ格納部7に保存
する(ステップ106)。なお、図4(a)に示す履歴
情報テーブルは、HTML文書(P1.html)の履
歴情報をバージョン単位で保持するものであり、バージ
ョン(“1.0”)、日付(“97/12/1”)、実
体ファイル(“P1_1.html”)、構造情報テー
ブル(“P1_1.str”)およびキーワード(“T
ecra”等)の各フィールドを含んでいる。
【0030】その後、コンテンツ管理部2の構造解析部
5は、HTML文書23の構造を解析して、HTML文
書23の構造情報、すなわちHTML文書23の構成要
素である画像ファイルや音声ファイル、Javaアプレ
ット等の各ファイルを特定する構造情報テーブル(P1
_1.str)を図4(b)に示すような内容で新たに
作成し、コンテンツ構造情報格納部8に保存する(ステ
ップ107)。なお、図4(b)に示す構造情報テーブ
ルは、HTML文書(P1.html)の構成要素を保
持するものであり、構成要素(“G1.gif”)、タ
イプ(“gifイメージ”)および履歴情報テーブル
(“G1.rep”)の各フィールドを含んでいる。
【0031】続いて、HTML文書23の各構成要素に
対応する履歴情報テーブルが存在しているか否かを判断
し(ステップ108)、存在していない場合には、その
各構成要素に対応する履歴情報テーブル(例えばG1.
rep)を図4(c)に示すような内容で新たに作成す
る(ステップ109)。なお、図4(c)に示す履歴情
報テーブルは、図4(a)に示す履歴情報テーブルと同
様に、テーブル名、バージョン、日付、実体ファイル、
構造情報テーブルおよびキーワードの各フィールドを含
んでいる。このうち、構造情報テーブルのフィールドに
ついては、構成要素がgifイメージのように下位構造
を有しないファイルである場合には無効となり、構成要
素が他のHTML文書へのリンクのような下位構造を有
するファイルである場合にのみ有効となる。
【0032】このため、ステップ109において各構成
要素に対応する履歴情報テーブルを作成した後、その構
成要素が上述したような下位構造を有するか否かを判断
する(ステップ110)。ここで、構成要素が下位構造
を有する場合には、構成要素に対応する履歴情報テーブ
ルのうち構造情報テーブルのフィールドにその構造情報
テーブルの名称を入れるとともに、ステップ107へ進
んでその下位構造をさらに解析する。ただしこのとき、
下位構造の解析が無限に行われないよう、解析の範囲を
特定のサーバ内に限定することが好ましい。
【0033】なお、上述したステップ107からステッ
プ110までの処理は、全ての構成要素について行われ
る(ステップ111)。
【0034】次に、図3および図5により、HTML文
書(P1.html)の構造を変更する場合について説
明する。なおここでは、図2に示すように、HTML文
書(P1.html)の構造が変更されて、画像ファイ
ル(G1.gif)およびJavaアプレット(C1.
class)を構成要素として含むHTML文書24
が、画像ファイル(G2.gif,G3.gif,G
4.gif)を構成要素として含むHTML文書23と
なるものとする。
【0035】コンテンツ編集部1によりHTML文書2
3の構造がHTML文書23からHTML文書24のよ
うに変更されると、この変更後のHTML文書24はH
TML文書24およびその各構成要素のキーワード等の
付加情報とともに送受信部4を介して送信され、コンテ
ンツ管理部2において受信される。
【0036】なお、このようにして受信されたHTML
文書24に対しては、図3に示すステップ101乃至1
04と同様の処理が行われる。なおここでは、コンテン
ツ構造情報格納部8にはHTML文書(P1.htm
l)に対応する履歴情報テーブルが既に保存されている
ので、図3に示すステップ104から図5に示すステッ
プ201へ進む。
【0037】すなわち、コンテンツ管理部2の構造解析
部5は、HTML文書24の構造を解析してHTML文
書24の構造情報を獲得した後(ステップ201)、そ
の解析結果をHTML文書24およびその付加情報とと
もに構成情報管理部6へ送る。次に、構成情報管理部6
は、構造解析部5から送られた構造情報と、コンテンツ
構造情報格納部8に保存されたHTML文書(P1.h
tml)に対応する構造情報テーブルのうち最新の構造
情報テーブル(P1_1.str)の内容とを比較し
(ステップ202)、両者の構成要素の差に基づいてH
TML文書(P1.html)の構造が変化したか否か
を判断する(ステップ203)。
【0038】ここで、HTML文書(P1.html)
の構造が変化した場合には、HTML文書(P1.ht
ml)に対応する履歴情報テーブル(P1.rep)に
新たなバージョンのレコードを図6(a)に示すような
形で追加し(ステップ204)、次いで、HTML文書
24の実体であるP1_2.htmlをコンテンツ格納
部7に保存する(ステップ205)。
【0039】その後、コンテンツ管理部2の構造解析部
5は、HTML文書24の構造情報、すなわちHTML
文書24の構成要素である画像ファイルや音声ファイ
ル、Javaアプレット等の各ファイルを構造情報テー
ブル(P1_2.str)を図6(b)に示すような内
容で新たに作成し、コンテンツ構造情報格納部8に保存
する(ステップ206)。
【0040】続いて、HTML文書24の各構成要素に
対応する履歴情報テーブルが存在しているか否かを判断
し(ステップ207)、存在していない場合には、その
各構成要素に対応する履歴情報テーブル(例えばG2.
rep)を図6(c)に示すような内容で新たに作成し
(ステップ208)、次いで、その構成要素が上述した
ような下位構造を有するか否かを判断する(ステップ2
09)。ここで、構成要素が下位構造を有する場合に
は、構成要素に対応する履歴情報テーブルのうち構造情
報テーブルのフィールドにその構造情報テーブルの名称
を入れるとともに、ステップ206へ進んでその下位構
造をさらに解析する。ただしこのとき、下位構造の解析
が無限に行われないよう、解析の範囲を特定のサーバ内
に限定することが好ましい。
【0041】なお、上述したステップ206からステッ
プ209までの処理は、全ての構成要素について行われ
る(ステップ210)。
【0042】次に、図7により、HTML文書(P1.
html)の構成要素である画像ファイル(G2.gi
f)を更新する場合について説明する。なおここでは、
図2に示すように、HTML文書24の構造自体は何ら
変更されていないが、構成要素である画像ファイル(G
2.gif)が画像ファイル26から画像ファイル27
のように更新され、HTML文書24が全体として変更
されているものとする。
【0043】コンテンツ編集部1によりHTML文書2
4の構成要素である画像ファイル(G2.gif)が画
像ファイル26から画像ファイル27のように更新され
ると、この更新後の画像ファイル27はキーワード等の
付加情報とともに送受信部4を介して送信され、コンテ
ンツ管理部2において受信される(ステップ301)。
【0044】コンテンツ管理部2の構造解析部5は、コ
ンテンツ編集部1から送信された画像ファイル27のフ
ァイル名を獲得した後(ステップ302)、そのファイ
ル名を画像ファイル27およびその付加情報とともに構
成情報管理部6へ送る。
【0045】その後、このようにして獲得されたファイ
ル名に基づいて他のHTML文書の構造情報テーブルを
検索し、画像ファイル(G2.gif)が他のHTML
文書と共有されているか否かを判断する(ステップ30
4)。
【0046】ここで、画像ファイル(G2.gif)を
含む構造情報テーブルとして図8に示すようなテーブル
が見つかった場合には、コンテンツ編集部1に対して画
像ファイル(G2.gif)の更新が他のHTML文書
にも影響を与えることを送受信部4を介して通知し(ス
テップ305)、コンテンツ編集部1を利用する情報提
供者に対して画像ファイル(G2.gif)の更新の是
非を確認する(ステップ306)。
【0047】このような通知に対して情報提供者が承諾
した場合には、構成情報管理部6は、構成要素となる画
像ファイル(G2.gif)に対応する履歴情報テーブ
ルに新たなバージョンのレコードを追加するとともに、
更新後の画像ファイル27をコンテンツ格納部7に保存
する(ステップ307)。これに対し、情報提供者が承
諾しない場合には、履歴情報テーブルの変更および画像
ファイルの格納を中止する。
【0048】(HTML文書のダウンロード)次に、コ
ンテンツ管理部2で管理されているHTML文書(P
1.html)をコンテンツ再生部3で再生する場合の
動作について説明する。
【0049】なお、コンテンツ再生部3において、ユー
ザがHTML文書(P1.html)の送信を要求し、
この送信要求がコンテンツ管理部2に対して送受信部4
を介して送信されると、コンテンツ管理部2の構成情報
管理部6は、ユーザにより指定された所定の条件に合致
するHTML文書(P1.html)を、コンテンツ構
造情報格納部8に保存されたコンテンツの構造情報およ
び履歴情報に基づいて再構築する。なお、ここでいう所
定の条件とは、(1)HTML文書(P1.html)
のバージョン、(2)HTML文書(P1.html)
またはその構成要素に付されたキーワード等の付加情
報、および(3)日付である。以下、HTML文書(P
1.html)をコンテンツ再生部3へダウンロードし
て再生する方法につき、上述した3つの条件のそれぞれ
を用いる場合に分けて説明する。
【0050】まず、図9により、バージョンを指定して
HTML文書(P1.html)を再生する場合につい
て説明する。
【0051】コンテンツ再生部3からコンテンツ管理部
2に対してHTML文書(P1.html)の送信が要
求されると、この送信要求は送受信部4を介してコンテ
ンツ管理部2において受信される(ステップ401)。
【0052】コンテンツ管理部2の構成情報管理部6
は、コンテンツ構造情報格納部8に保存されたコンテン
ツの履歴情報テーブルのうち指定されたHTML文書
(P1.html)に対応する履歴情報テーブル(図6
(a)参照)を検索し(ステップ402)、この検索結
果に基づいてHTML文書(P1.html)のバージ
ョンの一覧を返す。なお、このようなバージョンの一覧
は、送受信部4を介してユーザにより選択可能な形式に
変換された上でコンテンツ再生部3へ送信される(ステ
ップ403)。
【0053】コンテンツ再生部3においては、受信した
バージョンの一覧から任意のバージョンを選択し、送受
信部4を介してコンテンツ管理部2の構成情報管理部6
へ通知する(ステップ404)。なおここでは、バージ
ョン1.1が選択されるものとする。このとき、構成情
報管理部6は、コンテンツ構造情報格納部8に保存され
た履歴情報テーブル(図6(a)参照)を検索し、バー
ジョン1.1に対応する構造情報テーブルの名称P1_
2.strを獲得する(ステップ405)。
【0054】その後、コンテンツ管理部2の構成情報管
理部6は、構造情報テーブル(P1_2.str)を検
索して、送信が要求されたHTML文書(P1.htm
l)の各構成要素に対応する履歴情報テーブルの名称G
2.rep,G3.rep,G4.repを順次獲得す
る(ステップ406)。次に、構成情報管理部6は、各
構成要素である画像ファイル(G2.gif,G3.g
if,G4.gif)に対応する履歴情報テーブルを検
索し、最新の実体のファイル名を獲得する(ステップ4
07)。なおここでは、例えば構成要素である画像ファ
イル(G2.gif)の場合には、履歴情報テーブル
(図6(c)に示すG2.rep)のうち最新(バージ
ョン1.1)の実体のファイル名G2_2.gifを獲
得する。
【0055】そして、コンテンツ管理部2の構成情報管
理部6は、HTML文書(P1.html)の実体とし
てP1_2.htmlを返し、画像ファイル(G2.g
if)の実体としてG2_2.gifを返す(ステップ
408)。なお、このような実体は、送受信部4を介し
てコンテンツ再生部3へ送信される(ステップ40
8)。
【0056】なお、上述したステップ406乃至408
の処理は、全ての構成要素について行われる(ステップ
409)。
【0057】次に、図10により、付加情報であるキー
ワードを指定してHTML文書(P1.html)を再
生する場合について説明する。
【0058】コンテンツ再生部3からコンテンツ管理部
2に対してHTML文書(P1.html)の送信が要
求されると、この送信要求は送受信部4を介してコンテ
ンツ管理部2において受信される(ステップ501)。
【0059】コンテンツ管理部2の構成情報管理部6
は、キーワードの入力をユーザに対して指示する。な
お、このような指示は、送受信部4を介してコンテンツ
再生部3へ送信される(ステップ502)。
【0060】コンテンツ再生部3においては、これに対
して任意のキーワードを入力し、送受信部4を介してコ
ンテンツ管理部2の構成情報管理部6へ送る。このと
き、構成情報管理部6は、コンテンツ構造情報格納部8
に保存された履歴情報テーブル(図6(a)参照)を検
索し、バージョン毎にキーワードの検索およびマッチン
グを行う(ステップ503)。
【0061】次に、コンテンツ管理部2の構成情報管理
部6は、この履歴情報テーブルから得られた各バージョ
ン毎の構造情報テーブル(例えば図6(b)参照)を検
索して、送信が要求されたHTML文書(P1.htm
l)の各構成要素に対応する履歴情報テーブルの名称を
獲得する(ステップ504)。
【0062】そして、コンテンツ管理部2の構成情報管
理部6は、各構成要素に対応する履歴情報テーブル(例
えば図6(c)参照)を検索し、各構成要素のバージョ
ン毎にキーワードの検索およびマッチングを行う(ステ
ップ505)。次に、構成情報管理部6は、上述したス
テップ503および505の検索結果に基づいて、HT
ML文書(P1.html)およびその構成要素のバー
ジョン毎にマッチング率を計算する(ステップ50
6)。なお、これらステップ505および506の処理
は、全ての構成要素について行われる(ステップ50
7)。これにより、どのバージョンのHTML文書で、
かつどのバージョンの構成要素の組み合わせを選択した
ときに最大のマッチング率が得られるかを計算すること
ができる。なおこのとき、HTML文書およびその構成
要素の組み合わせが現実に存在しないものとならないよ
う、各HTML文書および各構成要素に付された日付を
考慮して、更新してから次に更新されるまでの期間が重
なっていないもの同士の組み合わせを除外することが好
ましい。
【0063】その後、コンテンツ管理部2の構成情報管
理部6は、このようにして計算されたマッチング率の計
算結果の一覧を送受信部4を介してコンテンツ再生部3
へ送信する(ステップ508)。
【0064】コンテンツ再生部3においては、受信した
マッチング率の計算結果の一覧から閲覧したい最適な組
み合わせを選択し、送受信部4を介してコンテンツ管理
部2の構成情報管理部6へ送る(ステップ509)。そ
して、構成情報管理部6は、選択されたHTML文書お
よびその構成要素の実体をコンテンツ格納部7から取り
出して、送受信部4を介してコンテンツ再生部3へ送信
する(ステップ510)。
【0065】次に、図11により、日付を指定してHT
ML文書(P1.html)を再生する場合について説
明する。
【0066】コンテンツ再生部3からコンテンツ管理部
2に対してHTML文書(P1.html)の送信が要
求されると、この送信要求は送受信部4を介してコンテ
ンツ管理部2において受信される(ステップ601)。
【0067】コンテンツ管理部2の構成情報管理部6
は、日付の入力をユーザに対して指示する。なお、この
ような指示は、送受信部4を介してコンテンツ再生部3
へ送信される(ステップ602)。
【0068】コンテンツ再生部3においては、これに対
して任意の日付を入力し、送受信部4を介してコンテン
ツ管理部2の構成情報管理部6へ送る。このとき、構成
情報管理部6は、コンテンツ構造情報格納部8に保存さ
れた履歴情報テーブル(図6(a)参照)を検索し、指
定された日付に最新であったHTML文書のバージョン
を獲得して送信する(ステップ603)。具体的には例
えば、日付として12月25日が指定されている場合に
は、図6(a)に示す履歴情報テーブルにおいて、その
時点ではHTML文書(P1.html)のバージョン
1.1が最新であることが分かる。
【0069】その後、コンテンツ管理部2の構成情報管
理部6は、このようにして得られたバージョンのHTM
L文書に対応する構造情報テーブル(上述した例では図
6(b))を検索し、各構成要素に対応する履歴情報テ
ーブルの名称を獲得する(ステップ604)。
【0070】そして、コンテンツ管理部2の構成情報管
理部6は、各構成要素に対応する履歴情報テーブル(例
えば図6(c))を検索し、指定された日付で最新であ
った構成要素のバージョンを獲得して送信する(ステッ
プ605)。具体的には例えば、日付として12月25
日が指定されている場合には、図6(c)に示す履歴情
報において、その時点では画像ファイル(G2.gi
f)のバージョン1.0が最新であることが分かる。な
お、このステップ605の処理は、全ての構成要素につ
いて行われる(ステップ606)。
【0071】なお、このようにして、指定された日付の
時点において、どのバージョンのHTML文書およびそ
の構成要素が最新であるかが分かるので、コンテンツ管
理部2の構成情報管理部6は、指定された日付に最新で
あったHTML文書およびその構成要素の実体をコンテ
ンツ格納部7から取り出して、送受信部4を介してコン
テンツ再生部3へ送信する。
【0072】このように本発明の第1の実施の形態によ
れば、コンテンツの構造とその時間的な変化とを、コン
テンツの構造情報とコンテンツおよびその構成要素の履
歴情報とに基づいて管理するので、コンテンツの各構成
要素の更新がそのコンテンツまたは他のコンテンツに与
える影響を十分に把握することができる。このため、コ
ンテンツ間で不整合が発生することを防止して情報提供
者等の管理者による管理効率を向上させることができる
とともに、コンテンツを欲するユーザの知らないところ
でコンテンツが更新されてしまうことを防止してユーザ
の作業効率を向上させることができる。
【0073】また、本発明の第1の実施の形態によれ
ば、コンテンツの構造とその時間的な変化とを、コンテ
ンツの構造情報とコンテンツおよびその構成要素の履歴
情報とに基づいて管理するので、最新でない任意の時点
のコンテンツを容易に再現することができる。このた
め、電子新聞やプログラム等のコンテンツで特に必要と
なる過去のコンテンツを容易に再現して管理者およびユ
ーザの作業効率を向上させることができる。
【0074】なお、上述した第1の実施の形態において
は、コンテンツ管理部2および送受信部4をサーバ31
に組み込み、コンテンツ編集部1およびコンテンツ再生
部3を各クライアント32に組み込むものとして説明し
たが、これに限らず、例えばコンテンツ編集部1をコン
テンツ管理部2に組み込むことも可能である。なお、こ
の場合には、コンテンツ編集部1とコンテンツ管理部2
との間では送受信部4を介することなく直接コンテンツ
や命令等のやりとりがなされる。
【0075】また、上述した第1の実施の形態において
は、HTML文書(P1.html)の構成要素を更新
する場合にのみ、ユーザに対してその構成要素について
の他のHTML文書との共有状況を確認するようにして
いるが、これに限らず、例えば図2に示すHTML文書
(P1.html)のように他のHTML文書21,2
2からリンクが張られている場合には、HTML文書
(P1.html)が新規に作成された場合や、HTM
L文書(P1.html)の構造が変更された場合にも
ユーザに対してそのHTML文書(P1.html)に
ついての他のHTML文書との共有状況を確認するよう
にしてもよい。
【0076】なお、上述した第1の実施の形態におい
て、コンテンツ編集部1、コンテンツ管理部2、コンテ
ンツ再生部3および送受信部4は、いずれもサーバ31
およびクライアント33等のコンピュータ上で稼働する
プログラムモジュールとして実現することができる。こ
こで、このようなプログラムモジュールを含むコンテン
ツ管理プログラムは、ハードディスクやフレキシブルデ
ィスク、光ディスク、CD−ROM(Compact Disk-Rea
d Only Memory)、MO(Magneto Optical)ディスク、
DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読
み取り可能な各種の記録媒体に格納され、コンピュータ
上のCPU(中央演算処理装置)から逐次読み出されて
実行されることにより上述したような機能を実現するこ
とができる。
【0077】第2の実施の形態 次に、図12により、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。本発明の第2の実施の形態は、サーバ側の
コンテンツ管理部の他にクライアント側のコンテンツ再
生部でもコンテンツの構造情報および履歴情報を保持す
るようにした点を除いて、他は図1に示す第1の実施の
形態と略同一である。本発明の第2の実施の形態におい
て、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0078】図12に示すように、コンテンツ再生部3
は、コンテンツ入出力制御部9を介してユーザにより過
去に送信が要求されたコンテンツのバージョンおよび構
造情報を管理するユーザ情報管理部11と、コンテンツ
管理部2の構成情報管理部6から送信されたコンテンツ
の構造情報および履歴情報をユーザ毎に保存するユーザ
毎コンンツ構造情報格納部12とをさらに有し、ユーザ
毎コンテンツ構造情報格納部12に保存されたコンテン
ツの構造情報および履歴情報に基づいてコンテンツを再
構築することができるようになっている。
【0079】なお、コンテンツ管理部2の構成情報管理
部6は、上述した第1の実施の形態における構成情報管
理部6の機能に加えて、送信が要求されたコンテンツの
構造情報を送受信部4を介してコンテンツ再生部3へ送
信する機能と、コンテンツの構成要素単位での送信要求
を受信するとともに、この受信した構成要素をコンテン
ツ格納部7から取り出して組み合わせてコンテンツを再
構築する機能とを有している。
【0080】このように本発明の第2の実施の形態によ
れば、サーバ31側のコンテンツ管理部2の他にクライ
アント33側のコンテンツ再生部3でもコンテンツの構
造情報および履歴情報を保持しているので、コンテンツ
のアップロードまたはダウンロード時における構造情報
および履歴情報の管理をクライアント33側で行うこと
ができ、このためサーバ31側の負荷を抑えることがで
きる。また、クライアント33側で特定のユーザに関連
するコンテンツの構造情報および履歴情報のみを管理す
るので、コンテンツの管理を高速に行うことができる。
【0081】第3の実施の形態 次に、図13により、本発明の第3の実施の形態につい
て説明する。本発明の第3の実施の形態は、サーバ側の
コンテンツ管理部でコンテンツに関するユーザ毎の情報
を保持するようにした点を除いて、他は図1に示す第1
の実施の形態と略同一である。本発明の第3の実施の形
態において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分に
は同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0082】図13に示すように、コンテンツ管理部2
は、コンテンツに関するユーザ毎の情報をテーブル形式
で保存するユーザ情報格納部13をさらに有し、ユーザ
情報格納部13に保存されたユーザ毎の情報に合致する
コンテンツを、コンテンツ構造情報格納部に保存された
コンテンツの構造情報および履歴情報に基づいて再構築
することができるようになっている。
【0083】図14は図13に示すユーザ情報格納部1
3に保存されるユーザ情報テーブルの一例を示す図であ
る。図14に示すユーザ情報テーブルは、コンテンツに
関するユーザ毎の情報をユーザ単位で保持するものであ
り、ユーザ名(“daisuke”等)、ユーザが欲す
るバージョン(“1.0”,“最新”等)および最新ア
クセス日(“1997/12/25”)の各フィールド
を含んでいる。
【0084】なお、コンテンツ管理部2の構成情報管理
部6は、上述した第1の実施の形態における構成情報管
理部6の機能に加えて、次のような機能を有している。
すなわち、構成情報管理部6は、コンテンツの送信が要
求されたときに、送信を要求したユーザの情報がユーザ
情報格納部13に保存されたユーザ情報テーブル(図1
4参照)に含まれているか否かを検索し、該当するユー
ザの情報がない場合には最新のバージョンのコンテンツ
およびその構成要素の実体をコンテンツ格納部7から取
り出す。一方、該当するユーザの情報があり、かつこれ
が特定のバージョンを要求している場合には、そのバー
ジョンのコンテンツおよびその構成要素の実体をコンテ
ンツ格納部7から取り出す。これに対し、該当するユー
ザの情報があり、かつこれが最新のバージョンを要求し
ている場合には、送信が要求されたコンテンツがユーザ
の最新のアクセス日以降更新されているか否かを検索
し、最新のアクセス日以降更新されている場合には、コ
ンテンツ再生部3を利用するユーザに対してコンテンツ
の構造または構成要素の変化とバージョンの一覧とを送
受信部4を介して通知する。なお、コンテンツ再生部3
においては、受信したバージョンの一覧等から任意のバ
ージョンを選択することができる。
【0085】このように本発明の第3の実施の形態によ
れば、サーバ31側のコンテンツ管理部2でコンテンツ
に関するユーザ毎の情報を保持しているので、ユーザが
欲するコンテンツのバージョンを確実に把握してコンテ
ンツの変更状況をユーザに対して適切なタイミングで通
知することができ、このためユーザの作業効率を向上さ
せることができる。
【0086】なお、上述した第3の実施の形態において
は、該当するユーザの情報が最新のバージョンを要求し
ている場合に、ユーザに対してコンテンツの構造または
構成要素の変化とバージョンの一覧とを通知するように
しているが、これに限らず、該当するユーザの情報が特
定のバージョンを要求している場合においても、同様に
してコンテンツの構造または構成要素の変化とバージョ
ンの一覧とを通知するようにしてもよい。
【0087】第4の実施の形態 次に、図15により、本発明の第4の実施の形態につい
て説明する。本発明の第4の実施の形態は、コンテンツ
再生部でコンテンツに関するユーザ毎の情報を保持する
ようにした点を除いて、他は図1に示す第1の実施の形
態と略同一である。本発明の第4の実施の形態におい
て、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0088】図15に示すように、コンテンツ再生部3
は、コンテンツ入出力制御部9を介して送信が要求され
たコンテンツに関するユーザ毎の情報を管理するユーザ
情報管理部11と、コンテンツに関するユーザ毎の情報
をテーブル形式で保存するユーザ情報格納部14とをさ
らに有し、ユーザ情報格納部14に保存されたユーザ毎
の情報に合致するコンテンツを、コンテンツ管理部2の
コンテンツ構造情報格納部8に保存されたコンテンツの
構造情報および履歴情報に基づいて再構築することがで
きるようになっている。
【0089】ここで、コンテンツ再生部3のユーザ情報
管理部11は、コンテンツ入出力制御部11を介してコ
ンテンツの送信が要求されたときに、送信を要求したユ
ーザの情報がユーザ情報格納部14に保存されたユーザ
情報テーブル(図14参照)に含まれているか否かを検
索し、該当するユーザの情報がない場合には最新のバー
ジョンを指定してコンテンツ管理部2に対してコンテン
ツを要求する。一方、該当するユーザの情報があり、か
つこれが特定のバージョンを要求している場合には、そ
のバージョンのコンテンツおよびその構成要素の実体を
コンテンツ管理部2に対して要求する。これに対し、該
当するユーザの情報があり、かつこれが最新のバージョ
ンを要求している場合には、送信が要求されたコンテン
ツがユーザの最新のアクセス日以降更新されているか否
かをコンテンツ管理部2の構成情報管理部6により検索
し、最新のアクセス日以降更新されている場合には、コ
ンテンツ再生部3を利用するユーザに対してコンテンツ
の構造または構成要素の変化とバージョンの一覧とを通
知する。なお、コンテンツ再生部3においては、受信し
たバージョンの一覧等から任意のバージョンを選択する
ことができる。
【0090】このように本発明の第4の実施の形態によ
れば、コンテンツ再生部3でコンテンツに関するユーザ
毎の情報を保持しているので、ユーザが欲するコンテン
ツのバージョンを確実に把握してコンテンツの変更状況
をユーザに対して適切なタイミングで通知することがで
き、このためユーザの作業効率を向上させることができ
る。また、コンテンツ再生部31がクライアント33側
に設けられているので、コンテンツに関するユーザ毎の
情報の管理をクライアント33側で行うことができ、こ
のため上述した第3の実施の形態と比べて、サーバ31
側の負荷を抑えることができる。また、クライアント3
3側で特定のユーザに関連する情報をのみを管理するの
で、上述した第3の実施の形態と比べて、コンテンツの
管理を高速に行うことができる。
【0091】なお、上述した第4の実施の形態において
は、該当するユーザの情報が最新のバージョンを要求し
ている場合に、ユーザに対してコンテンツの構造または
構成要素の変化とバージョンの一覧とを通知するように
しているが、これに限らず、該当するユーザの情報が特
定のバージョンを要求している場合においても、同様に
してコンテンツの構造または構成要素の変化とバージョ
ンの一覧とを通知するようにしてもよい。
【0092】また、上述した第4の実施の形態において
は、図1に示す第1の実施の形態のコンテンツ再生部3
でコンテンツに関するユーザ毎の情報を保持するように
したものであるが、これに限らず、例えば図16に示す
ように、図12に示す第2の実施の形態のコンテンツ再
生部3でコンテンツに関するユーザ毎の情報を保持する
ようにしてもよい。
【0093】第5の実施の形態 次に、図17により、本発明の第5の実施の形態につい
て説明する。本発明の第5の実施の形態は、コンテンツ
管理部により管理されるコンテンツの一部を保存してコ
ンテンツ管理部の機能を代理する代理サーバをさらに備
えた点を除いて、他は図1に示す第1の実施の形態と略
同一である。本発明の第5の実施の形態において、図1
に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0094】図17に示すように、コンテンツ管理シス
テムは、コンテンツ管理部2により管理されるコンテン
ツの一部を保存してコンテンツ管理部2の機能を代理す
るプロキシサーバ等の代理サーバ15をさらに備え、送
受信部4を介してコンテンツ管理部2から送信されてき
たコンテンツをそのバージョン等とともに一時的に保存
しておくことができるようになっている。なお、コンテ
ンツ再生部3のコンテンツ入出力制御部9は、上述した
第1の実施の形態におけるコンテンツ入出力制御部9の
機能に加えて、次のような機能を有している。すなわ
ち、コンテンツ再生部3のコンテンツ入出力制御部9
は、代理サーバ15に保存されているコンテンツのバー
ジョンを取得するとともに、このバージョンとユーザが
指定したバージョンとを比較し、両者が一致する場合に
は、代理サーバ15に保存されているコンテンツを取り
出して再生する。一方、両者が相違する場合には、ユー
ザが指定したバージョンに対応するコンテンツを、送受
信部4を介してコンテンツ管理部2の構成情報管理部6
に対して要求する。
【0095】このように本発明の第5の実施の形態によ
れば、代理サーバ15に保存されているコンテンツのバ
ージョンと、ユーザが指定したバージョンとが一致する
場合に代理サーバ15に保存されているコンテンツを取
り出して再生するので、コンテンツの再生を高速に行う
ことができる。
【0096】なお、上述した第5の実施の形態において
は、代理サーバ15に保存されているコンテンツのバー
ジョンと、ユーザが指定したバージョンとを比較してい
るが、これに限らず、代理サーバ15に保存されている
コンテンツのバージョンと、送受信部4を介してコンテ
ンツ管理部2の構成情報管理部6を介して取得した最新
のバージョンとを比較するようにしてもよい。なお、こ
の場合において、両者が相違する場合には、コンテンツ
管理部2に対してバージョンの一覧の送信を要求し、こ
のバージョンの一覧に基づいて送受信部4を介してコン
テンツ管理部2の構成情報管理部6に対してコンテンツ
の送信を要求するようにするとよい。
【0097】また、上述した第5の実施の形態は、図1
に示す第1の実施の形態に対して代理サーバ15を組み
込むようにしたものであるが、これに限らず、図12、
図13、図15および図16にそれぞれ示す第2乃至第
4の実施の形態においても同様にして組み込むことが可
能である。なおこのとき、コンテンツ管理部2またはコ
ンテンツ再生部3にユーザ情報格納部13,14が設け
られている場合には、代理サーバ15に保存されている
コンテンツのバージョンと、ユーザ情報格納部13,1
4に保存されているユーザ毎のバージョンとを比較する
ようにするとよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンテンツの構造とその時間的な変化とを、コンテンツの
構造情報とコンテンツおよびその構成要素の履歴情報と
に基づいて管理するので、コンテンツの各構成要素の更
新がそのコンテンツまたは他のコンテンツに与える影響
を十分に把握するとともに、最新でない任意の時点のコ
ンテンツを容易に再現することができる。このため、コ
ンテンツ間で不整合が発生することを防止して情報提供
者等の管理者による管理効率を向上させることができる
とともに、コンテンツを欲するユーザの知らないところ
でコンテンツが更新されてしまうことを防止してユーザ
の作業効率を向上させることができ、さらに、電子新聞
やプログラム等のコンテンツで特に必要となる過去のコ
ンテンツを容易に再現して管理者およびユーザの作業効
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンテンツ管理システムの第1の
実施の形態を示すブロック図。
【図2】コンテンツの一種であるHTML文書の変更の
様子を説明するための模式図。
【図3】図1に示すコンテンツ管理システムにおいてH
TML文書を新規に作成した場合の動作を説明するため
のフローチャート。
【図4】新規に作成されたHTML文書に対応するコン
テンツの履歴情報テーブル、コンテンツの構造情報テー
ブル、およびコンテンツの構成要素の履歴情報テーブル
の一例を示す図。
【図5】図1に示すコンテンツ管理システムにおいてH
TML文書の構造が変更された場合の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図6】構造が変更されたHTML文書に対応するコン
テンツの履歴情報テーブル、コンテンツの構造情報テー
ブル、およびコンテンツの構成要素の履歴情報テーブル
の一例を示す図。
【図7】図1に示すコンテンツ管理システムにおいてH
TML文書の構成要素が更新された場合の動作を説明す
るためのフローチャート。
【図8】管理対象となっているコンテンツとの間で構成
要素を共有している他のコンテンツの構造情報テーブル
の一例を示す図。
【図9】図1に示すコンテンツ管理システムにおいてコ
ンテンツの送信要求をバージョンの指定により行う場合
の動作を説明するためのフローチャート。
【図10】図1に示すコンテンツ管理システムにおいて
コンテンツの送信要求をキーワードの指定により行う場
合の動作を説明するためのフローチャート。
【図11】図1に示すコンテンツ管理システムにおいて
コンテンツの送信要求を日付の指定により行う場合の動
作を説明するためのフローチャート。
【図12】本発明によるコンテンツ管理システムの第2
の実施の形態を示すブロック図。
【図13】本発明によるコンテンツ管理システムの第3
の実施の形態を示すブロック図。
【図14】コンテンツ毎に設定されるユーザ情報テーブ
ルの一例を示す図。
【図15】本発明によるコンテンツ管理システムの第4
の実施の形態を示すブロック図。
【図16】図15に示すコンテンツ管理システムの変形
例を示すブロック図。
【図17】本発明によるコンテンツ管理システムの第5
の実施の形態を示すブロック図。
【図18】本発明によるコンテンツ管理システムが適用
される計算機システム(クライアント/サーバシステ
ム)の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 コンテンツ編集部 2 コンテンツ管理部 3 コンテンツ再生部 4 送受信部 5 構造解析部 6 構成情報管理部 7 コンテンツ格納部 8 コンテンツ構造情報格納部 9 コンテンツ入出力制御部 10 表示部 11 ユーザ情報管理部 12 ユーザ毎コンテンツ構造情報格納部 13,14 ユーザ情報格納部 15 代理サーバ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツを作成または編集するためのコ
    ンテンツ編集部と、 前記コンテンツ編集部により作成または編集されたコン
    テンツを管理するコンテンツ管理部と、 前記コンテンツ管理部により管理されたコンテンツを再
    生するコンテンツ再生部とを備え、 前記コンテンツ管理部は、コンテンツの構造を解析する
    構造解析部と、前記構造解析部により解析されたコンテ
    ンツの構造情報および履歴情報を保存するコンテンツ構
    造情報格納部と、前記コンテンツ構造情報格納部に保存
    されたコンテンツの構造情報および履歴情報を管理する
    構成情報管理部とを有することを特徴とするコンテンツ
    管理システム。
  2. 【請求項2】前記コンテンツ管理部の前記構成情報管理
    部は、コンテンツの構造の変化を検出するとともに、こ
    の検出結果に基づいて前記コンテンツ構造情報格納部に
    保存されたコンテンツの構造情報および履歴情報を更新
    することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記コンテンツ管理部の前記構成情報管理
    部は、コンテンツの構成要素の変化を検出するととも
    に、この検出結果に基づいて前記コンテンツ構造情報格
    納部に保存されたコンテンツの構造情報および履歴情報
    を更新することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ
    管理システム。
  4. 【請求項4】前記コンテンツ管理部の前記構成情報管理
    部は、コンテンツの構成要素の変化を検出したときに、
    この変化した構成要素が他のコンテンツと共有されてい
    るか否かを探索し、他のコンテンツとの共有状況を確認
    した上で前記コンテンツ構造情報格納部に保存されたコ
    ンテンツの構造情報および履歴情報を更新することを特
    徴とする請求項3記載のコンテンツ管理システム。
  5. 【請求項5】前記コンテンツ管理部の前記構成情報管理
    部は、ユーザにより指定された所定の条件に合致するコ
    ンテンツを、前記コンテンツ構造情報格納部に保存され
    たコンテンツの構造情報および履歴情報に基づいて再構
    築することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載
    のコンテンツ管理システム。
  6. 【請求項6】前記所定の条件はコンテンツのバージョン
    であり、このバージョンに対応するコンテンツを再構築
    することを特徴とする請求項5記載のコンテンツ管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】前記所定の条件はコンテンツまたはその構
    成要素に付された付加情報であり、この付加情報のマッ
    チング率が最大となるバージョンに対応するコンテンツ
    を再構築することを特徴とする請求項5記載のコンテン
    ツ管理システム。
  8. 【請求項8】前記所定の条件は日付であり、この日付の
    時点で最新であったバージョンに対応するコンテンツを
    再構築することを特徴とする請求項5記載のコンテンツ
    管理システム。
  9. 【請求項9】前記コンテンツ再生部は、コンテンツの構
    造情報および履歴情報をユーザ毎に保存するユーザ毎コ
    ンンツ構造情報格納部を有し、前記コンテンツ管理部の
    前記構成情報管理部は、前記ユーザ毎コンテンツ構造情
    報格納部に保存されたコンテンツの構造情報および履歴
    情報に基づいてコンテンツを再構築することを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれか記載のコンテンツ管理シス
    テム。
  10. 【請求項10】前記コンテンツ管理部は、コンテンツに
    関するユーザ毎の情報を保存するユーザ情報格納部を有
    し、前記コンテンツ管理部の前記構成情報管理部は、前
    記ユーザ情報格納部に保存されたユーザ毎の情報に合致
    するコンテンツを、前記コンテンツ構造情報格納部に保
    存されたコンテンツの構造情報および履歴情報に基づい
    て再構築することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か記載のコンテンツ管理システム。
  11. 【請求項11】前記コンテンツ再生部は、コンテンツに
    関するユーザ毎の情報を保存するユーザ情報格納部を有
    し、前記コンテンツ管理部の前記構成情報管理部は、前
    記ユーザ情報格納部に保存されたユーザ毎の情報に合致
    するコンテンツを、前記コンテンツ構造情報格納部に保
    存されたコンテンツの構造情報および履歴情報に基づい
    て再構築することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か記載のコンテンツ管理システム。
  12. 【請求項12】前記コンテンツ再生部は、コンテンツに
    関するユーザ毎の情報を保存するユーザ情報格納部を有
    し、前記コンテンツ管理部の前記構成情報管理部は、前
    記ユーザ情報格納部に保存されたユーザ毎の情報に合致
    するコンテンツを、前記コンテンツ構造情報格納部に保
    存されたコンテンツの構造情報および履歴情報に基づい
    て再構築することを特徴とする請求項9記載のコンテン
    ツ管理システム。
  13. 【請求項13】前記コンテンツ管理部は、前記ユーザ情
    報格納部に保存されたユーザ毎の情報に基づいてユーザ
    に対してコンテンツの構造の変化を通知することを特徴
    とする請求項10乃至12のいずれか記載のコンテンツ
    管理システム。
  14. 【請求項14】前記コンテンツ管理部は、前記ユーザ情
    報格納部に保存されたユーザ毎の情報に基づいてユーザ
    に対してコンテンツの構成要素の変化を通知することを
    特徴とする請求項10乃至12のいずれか記載のコンテ
    ンツ管理システム。
  15. 【請求項15】前記コンテンツ管理部により管理される
    コンテンツの一部を保存して前記コンテンツ管理部の機
    能を代理する代理サーバをさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至14のいずれか記載のコンテンツ管理シ
    ステム。
  16. 【請求項16】作成または編集されたコンテンツを受信
    するステップと、 前記受信したコンテンツの構造を解析するステップと、 前記解析されたコンテンツの構造情報および履歴情報を
    保存するステップと、 前記保存されたコンテンツの構造情報および履歴情報に
    基づいてコンテンツを再生するステップとを含むことを
    特徴とするコンテンツ管理方法。
  17. 【請求項17】作成または編集されたコンテンツを受信
    する手順と、 前記受信したコンテンツの構造を解析する手順と、 前記解析されたコンテンツの構造情報および履歴情報を
    保存する手順と、 前記保存されたコンテンツの構造情報および履歴情報に
    基づいてコンテンツを再生する手順とをコンピュータに
    実行させることを特徴とするコンテンツ管理プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】前記保存されたコンテンツの構造情報お
    よび履歴情報に基づいてコンテンツの構造の変化を検出
    する手順と、 前記検出結果に基づいて、前記保存されたコンテンツの
    構造情報および履歴情報を更新する手順とをコンピュー
    タにさらに実行させることを特徴とする請求項17記載
    のコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】前記保存されたコンテンツの構造情報お
    よび履歴情報に基づいてコンテンツの構成要素の変化を
    検出する手順と、 前記検出結果に基づいて、前記保存されたコンテンツの
    構造情報および履歴情報を更新する手順とをコンピュー
    タにさらに実行させることを特徴とする請求項17記載
    のコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】前記変化した構成要素が他のコンテンツ
    と共有されているか否かを探索する手順と、 前記探索結果に基づいて他のコンテンツとの共有状況を
    ユーザに対して通知する手順と、 前記変化した構成要素の保存の確定または中止をユーザ
    に対して確認する手順とをコンピュータにさらに実行さ
    せることを特徴とする請求項19記載のコンテンツ管理
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  21. 【請求項21】前記コンテンツを再生する手順は、ユー
    ザにより指定された所定の条件に合致するコンテンツ
    を、前記保存されたコンテンツの構造情報および履歴情
    報に基づいて再構築することを特徴とする請求項17乃
    至20のいずれか記載のコンテンツ管理プログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】コンテンツに関するユーザ毎の情報を保
    存する手順をコンピュータにさらに実行させ、 前記コンテンツを再生する手順は、前記保存されたユー
    ザ毎の情報に合致するコンテンツを、前記保存されたコ
    ンテンツの構造情報および履歴情報に基づいて再構築す
    ることを特徴とする請求項17乃至20のいずれか記載
    のコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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