JP2000242437A - データのコピーを作成する記憶装置システム - Google Patents

データのコピーを作成する記憶装置システム

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JP2000242437A
JP2000242437A JP11080970A JP8097099A JP2000242437A JP 2000242437 A JP2000242437 A JP 2000242437A JP 11080970 A JP11080970 A JP 11080970A JP 8097099 A JP8097099 A JP 8097099A JP 2000242437 A JP2000242437 A JP 2000242437A
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治明 渡辺
Hiroharu Arai
弘治 荒井
Takashi Oeda
高 大枝
Kenji Yamakami
憲司 山神
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記憶装置内でデータセットやファイルのコピー
を作成する。 【解決手段】制御装置112は、ホスト100から、オ
リジナルのデータが入っているボリューム(オリジナル
ボリューム)と、コピーを格納するボリューム(コピー
ボリューム)と、対象となるデータセットやファイルな
どの領域の開始と終了のアドレス受領する。そして、制
御装置112は、受領した情報をもとに、記憶装置11
3から、オリジナルボリュームの対象領域のデータを読
み込み、コピーを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
などにおける記憶装置システムに係り、ボリュームに格
納されているデータのコピーを作成する機能を有する計
算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】記憶装置に障害が発生したときに大切な
データを完全に失ってしまうことを防ぐ手段として、バ
ックアップをとることが一般的に知られている。通常、
バックアップをとるデータの整合性を保証するために、
バックアップをとっている間は、当該ボリュームに対す
るリード/ライト処理を停止する。このため、バックア
ップをとっている間は、バックアップ対象のボリューム
を使用する処理は停止しなくてはならないという問題が
ある。この問題を解決する方法として、記憶装置内でボ
リュームのコピーを作成して、(1)通常は、オリジナ
ルボリュームのデータとコピーボリュームのデータを一
致させる、(2)バックアップをとる間は、オリジナル
ボリュームのデータとコピーボリュームのデータとを一
致させない(したがって、コピーボリュームは整合性の
とれているある時点のオリジナルボリュームをあらわす
ことになる)、(3)バックアップはコピーボリューム
を使用する、という方法が知られている。これにより、
バックアップをとっている間に処理を停止させることな
く、整合性の取れたデータをバックアップデータとして
とることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、コピ
ーを作成する単位がボリュームであるため、ボリューム
内の特定の領域(例えば、データセットやファイルな
ど)単位のデータを必要とする場合でも、ボリューム全
体のコピーを作成する必要がある。したがって、不要な
コピーが発生し、(1)記憶装置に余計な負荷をかけ
る、(2)余計に時間がかかる、という課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】一般に、記憶装置は、ホ
ストが管理しているファイルシステムの構造が分からな
いため、データセットやファイルがどの領域のデータで
構成されるのかが分からない。本発明では、ホストから
記憶装置に領域を通知する手段を設ける。この手段を用
いて、記憶装置は、本来必要とされるだけのデータセッ
トやファイルなどの領域のコピーを作成し、余計な負荷
や時間を削減する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施の形
態を示すシステム構成図である。システムは、ホスト1
00、制御装置112、記憶装置113から構成され
る。ホスト100は、ユーザの指示、あるいは、ユーザ
プログラムによって、制御装置112に対して、さまざ
まな要求を発行する。記憶装置113は、データを格納
する。制御装置112は、ホスト100からの要求にし
たがって、記憶装置113からデータを読み取ったり、
記憶装置113にデータを書き込んだりする。
【0006】制御装置112は、制御プロセッサ10
1、制御メモリ109、キャッシュメモリ111から構
成される。
【0007】制御プロセッサ101は、制御装置112
を制御する。制御プロセッサ101内では、ペア作成処
理102、ペア分割処理103、エクステントアップデ
ート処理104、ライト処理105、ペア作成コピー処
理106、ペア分割コピー処理107、エクステントア
ップデートコピー処理108が動作する。制御メモリ1
09は、制御プロセッサ101が制御装置112を制御
するために必要な制御情報、例えば、ペア情報110を
格納する。キャッシュメモリ111は、ホスト100か
ら受領したデータや記憶装置113から読み取ったデー
タを一時的に格納する。
【0008】図2は、ペア情報110のデータ構造を示
している。ペア情報110は、使用フラグ200、正ボ
リューム番号201、副ボリューム番号202、ペア状
態203、差分情報204、エクステント情報205か
ら構成される。使用フラグ200は、当該ペア情報11
0が使用されているかどうか、すなわち、当該ペア情報
110内の情報が有効かどうかを示すフラグで、1が有
効を示し、0が無効を示す。正ボリューム番号201
は、ホスト100からの要求によって、ボリュームのコ
ピーを作成するときの、オリジナルとなるボリュームの
番号を示す。副ボリューム番号202は、ホスト100
からの要求によって、ボリュームのコピーを作成すると
きの、オリジナルとなるボリュームのデータをコピーし
たものを格納するボリュームの番号である。ペア状態2
03は、ボリュームのコピーを作成する過程がどこまで
進んでいるかを示し、「形成中」、「形成完了」、「分
割中」、「分割完了」の4つの値を持つ。差分情報20
4は、正ボリューム番号201によって示されるボリュ
ームと、副ボリューム番号202によって示されるボリ
ュームとでデータが食い違っているところを示す情報で
ある。エクステント情報205は、データセットやファ
イルなどの領域がボリュームのどこに格納されるかを示
す情報で、使用フラグ206、開始アドレス207、終
了アドレス208から構成される。使用フラグ206
は、当該エクステント情報205が有効かどうかを示す
フラグで、1が有効であることを示し、0が無効である
ことを示す。開始アドレス207は、データセットやフ
ァイルなどの領域の始端を示すアドレスで、終了アドレ
ス208は、データセットやファイルなどの領域の終端
を示すアドレスである。
【0009】図3は、差分情報204の構造を示してい
る。差分情報204は、作成中差分情報300、分割中
差分情報301、アップデート中差分情報302という
3種類のビットマップから構成される。1ビットは、1
トラックに対応し、値が0のとき、対応するトラックの
データは、正ボリューム番号201で示されるボリュー
ムと副ボリューム番号202で示されるボリュームとで
一致していることを示し、値が1のとき、一致していな
いことを示す。もちろん、1ビットを他の単位に適用さ
せても良い。
【0010】図4は、ペア作成処理102の処理フロー
を示している。ホスト100は、制御装置112に、あ
るボリュームのコピーを作成させるとき、ペア作成要求
を発行する。制御プロセッサ101は、ホスト100か
らペア作成要求を受領すると、ペア作成処理102を開
始する。ペア作成要求は、2つのパラメータを持つ。
【0011】コピーを作成するボリューム(このボリュ
ームをオリジナルボリュームと呼ぶ)のボリューム番号
と、コピーデータを格納するボリューム(このボリュー
ムをコピーボリュームと呼ぶ)のボリューム番号であ
る。
【0012】ステップ400では、使用フラグ200が
0になっている未使用のペア情報110を選択し、使用
フラグ200を1を設定し、ホスト100から受領した
オリジナルボリュームのボリューム番号を正ボリューム
番号201に設定し、ホスト100から受領したコピー
ボリュームのボリューム番号を副ボリューム番号202
に設定し、ペア状態203に「形成中」を設定し、差分
情報204の作成中差分情報300のすべてのビットに
1を設定し、分割中差分情報301のすべてのビットに
0を設定し、アップデート中差分情報302のすべての
ビットに0を設定し、エクステント情報205の使用フ
ラグ206に0を設定する。ステップ401では、ペア
作成コピー処理106を起動して、終了する。
【0013】図5は、ペア分割処理103の処理フロー
を示している。ホスト100は、制御装置112に、コ
ピーボリュームに格納されるデータを確定させ、コピー
ボリュームに格納されているデータを使用できるように
するとき、ペア分割要求を発行する。制御プロセッサ1
01は、ホスト100からペア分割要求を受領すると、
ペア分割処理を開始する。ペア分割要求は、2つのパラ
メータを持つ。オリジナルボリュームのボリューム番号
とコピーボリュームのボリューム番号である。
【0014】ステップ500では、まず、オリジナルボ
リュームのボリューム番号を正ボリューム番号201に
もち、コピーボリュームのボリューム番号を副ボリュー
ム番号202に持つペア情報110を選択し、当該ペア
情報110のペア状態203に「分割中」を設定する。
次に、ペア分割コピー処理107を起動して、終了す
る。
【0015】図6は、エクステントアップデート処理1
04の処理フローを示している。ペア分割要求を発行
し、これが完了すると、その後にオリジナルボリューム
に書き込んだデータは、コピーボリュームには反映され
ない。したがって、コピーボリュームに格納されている
データは、どんどん古いものになっていき、オリジナル
ボリュームに格納されている最新のデータとは異なって
くる。データセットやファイルなどの特定の領域に関し
て、コピーボリュームのデータをオリジナルボリューム
と一致させたいとき、ホスト100は、制御装置112
に、エクステントアップデート要求を発行する。エクス
テントアップデート要求は、4つのパラメータを持つ。
オリジナルボリュームのボリューム番号と、コピーボリ
ュームのボリューム番号と、オリジナルボリュームとコ
ピーボリュームとで一致させたいデータセットやファイ
ルなどの領域の開始アドレスと、前記デ終了アドレスで
ある。開始アドレスと終了アドレスは複数組あっても良
い。制御プロセッサ101は、エクステントアップデー
ト要求を受領すると、エクステントアップデート処理1
04を開始する。ステップ600では、まず、パラメー
タとして受領したオリジナルボリュームのボリューム番
号を正ボリューム番号201に持ち、コピーボリューム
のボリューム番号を副ボリューム番号202に持つペア
情報110を選択する。次に、選択したペア情報110
の使用フラグ206が0になっているエクステント情報
205を選択する。次に、選択したエクステント情報2
05の使用フラグ206に1を設定し、開始アドレス2
07にパラメータとして受領したデータセットやファイ
ルなどの領域の開始アドレスを設定し、終了アドレス2
08にパラメータとして受領した終了アドレスを設定す
る。ステップ601では、エクステントアップデートコ
ピー処理108を起動して、終了する。
【0016】図7は、ライト処理105の処理フローを
示している。ホスト100から書き込み要求を受領する
と、制御プロセッサ101は、ライト処理105を開始
する。書き込み要求は3つのパラメータを持っている。
書き込みデータと、書き込みデータを格納するボリュー
ムのボリューム番号と、書き込みデータを格納するボリ
ューム内のアドレスである。
【0017】ステップ700では、使用フラグ200が
1のペア情報110の中から、パラメータとして受領し
たボリューム番号を正ボリューム番号201に持つペア
情報110を選択する。前記条件にあうペア情報110
がない場合は、ステップ707に進む。前記条件にあう
ペア情報110がある場合は、ステップ701に進む。
【0018】ステップ701では、ステップ700で選
択したペア情報110に関して、使用フラグ205が1
になっているエクステント情報205の中から、パラメ
ータとして受領したアドレスが開始アドレス207と終
了アドレス208の間にはいるエクステント情報205
の有無を調べる。前記条件にあうエクステント情報20
5がない場合は、ステップ708に進む。前記条件にあ
うエクステント情報205がある場合は、ステップ70
2に進む。
【0019】ステップ702では、ステップ700で選
択したペア情報110の差分情報204の分割中差分情
報301を参照し、パラメータとして受領したアドレス
に対応するトラックに対応するビットが0か1かを調べ
る。1の場合はステップ703に進む。0の場合はステ
ップ706に進む。
【0020】ステップ703では、パラメータとして受
領したアドレスに対応するトラックが格納するデータ
を、記憶装置113からキャッシュメモリ111に読み
込む。
【0021】ステップ704では、ステップ704で読
み込んだデータのコピーをキャッシュメモリ111に作
成する。作成したコピーは、ステップ700で選択した
ペア情報110の副ボリューム番号202が示すコピー
ボリュームのデータであるが、記憶装置113に書き込
む時期はいつでも良い。
【0022】ステップ705では、ステップ702で調
べたビットに0を設定する。
【0023】ステップ706では、ステップ700で選
択したペア情報110の差分情報204の差分ビットを
1にする。ペア状態203が「形成中」あるいは「形成
完了」の場合は、作成中差分情報300の、パラメータ
として受領したアドレスに対応するトラックに対応する
ビットに1を設定する。ペア状態203が「分割中」の
場合は、分割中差分情報301の、パラメータとして受
領したアドレスに対応するトラックに対応するビットに
1を設定する。ペア状態203が「分割完了」で、ステ
ップ701でエクステント情報205がありと判定した
場合は、アップデート中差分情報302の、パラメータ
として受領したアドレスに対応するトラックに対応する
ビットに1を設定する。ペア状態203が「分割完了」
で、ステップ701でエクステント情報205がなしと
判定した場合は、分割中差分情報301の、パラメータ
として受領したアドレスに対応するトラックに対応する
ビットに1を設定する。
【0024】ステップ707では、パラメータとして受
領した書き込みデータをキャッシュメモリ111に格納
して、処理を終了する。
【0025】ステップ708では、ペア状態203を調
べる。「分割中」の場合はステップ709に進む。「分
割中」でない場合はステップ706に進む。
【0026】ステップ709では、ステップ700で選
択したペア情報110の差分情報204の作成中差分情
報300を参照し、パラメータとして受領したアドレス
に対応するトラックに対応するビットが1か0かを調べ
る。1の場合は、ステップ710に進む。0の場合はス
テップ706に進む。
【0027】ステップ710では、パラメータとして受
領したアドレスに対応するトラックが格納するデータ
を、記憶装置113からキャッシュメモリ111に読み
込む。
【0028】ステップ711では、ステップ710で読
み込んだデータのコピーをキャッシュメモリ111に作
成する。作成したコピーは、ステップ700で選択した
ペア情報110の副ボリューム番号202が示すコピー
ボリュームのデータであるが、記憶装置113に書き込
む時期はいつでも良い。
【0029】ステップ712では、ステップ709で調
べたビットに0を設定し、ステップ706に進む。
【0030】図8は、ペア作成コピー処理106の処理
フローを示している。ペア作成コピー処理106は、ペ
ア作成処理102から起動される。パラメータとして、
オリジナルボリュームのボリューム番号と、コピーボリ
ュームのボリューム番号が与えられる。
【0031】ステップ800では、変数iに、オリジナ
ルボリュームの先頭のトラックのトラック番号を設定す
る。
【0032】ステップ801では、まず、パラメータと
して与えられたオリジナルボリュームのボリューム番号
を正ボリューム番号201に持ち、パラメータとして与
えられたコピーボリュームのボリューム番号を副ボリュ
ーム番号202に持つペア情報110を選択する。次
に、選択したペア情報110の差分情報204の作成中
差分情報300を参照して、トラック番号が変数iであ
るトラックに対応するビットが0か1かを調べる。0の
場合は、ステップ805に進む。1の場合はステップ8
02に進む。
【0033】ステップ802では、トラック番号が変数
iであるトラックのデータを、記憶装置113からキャ
ッシュメモリ111に読み込む。
【0034】ステップ803では、ステップ802で取
りこんだデータのコピーを、キャッシュメモリ111に
作成する。作成したデータは、パラメータとして与えら
れたコピーボリュームのボリューム番号のボリュームの
データであるが、記憶装置113に書き込む時期はいつ
でも良い。
【0035】ステップ804では、ステップ801で参
照したビットに0を設定する。
【0036】ステップ805では、コピーを作成したト
ラックがボリュームの終端にあたるトラックかどうかを
調べる。終端にあたるトラックである場合、ステップ8
07に進む。終端にあたるトラックでない場合、ステッ
プ806に進む。
【0037】ステップ806では、変数iに1を加算し
て、ステップ801に進み、次のトラックに処理を進め
る。
【0038】ステップ807では、ペア状態203に
「形成完了」を設定して、処理を終了する。
【0039】図9は、ペア分割コピー処理107の処理
フローを示している。ペア分割コピー処理107は、ペ
ア分割処理103から起動される。パラメータとして、
オリジナルボリュームのボリューム番号と、コピーボリ
ュームのボリューム番号が与えられる。
【0040】ステップ900では、変数iに、オリジナ
ルボリュームの先頭のトラックのトラック番号を設定す
る。
【0041】ステップ901では、まず、パラメータと
して与えられたオリジナルボリュームのボリューム番号
を正ボリューム番号201に持ち、パラメータとして与
えられたコピーボリュームのボリューム番号を副ボリュ
ーム番号202に持つペア情報110を選択する。次
に、選択したペア情報110の差分情報204の作成中
差分情報300を参照して、トラック番号が変数iであ
るトラックに対応するビットが0か1かを調べる。0の
場合は、ステップ905に進む。1の場合はステップ9
02に進む。
【0042】ステップ902では、トラック番号が変数
iであるトラックのデータを、記憶装置113からキャ
ッシュメモリ111に読み込む。
【0043】ステップ903では、ステップ902で取
りこんだデータのコピーを、キャッシュメモリ111に
作成する。作成したデータは、パラメータとして与えら
れたコピーボリュームのボリューム番号のボリュームの
データであるが、記憶装置113に書き込む時期はいつ
でも良い。
【0044】ステップ904では、ステップ901で参
照したビットに0を設定する。
【0045】ステップ905では、コピーを作成したト
ラックがボリュームの終端にあたるトラックかどうかを
調べる。終端にあたるトラックである場合、ステップ9
07に進む。終端にあたるトラックでない場合、ステッ
プ906に進む。
【0046】ステップ906では、変数iに1を加算し
て、ステップ901に進み、次のトラックに処理を進め
る。
【0047】ステップ907では、ペア状態203に
「分割完了」を設定して、処理を終了する。
【0048】図10は、エクステントアップデートコピ
ー処理108の処理フローを示している。エクステント
アップデートコピー処理108は、エクステントアップ
デート処理103から起動される。パラメータとして、
オリジナルボリュームのボリューム番号と、コピーボリ
ュームのボリューム番号と、データセットやファイルな
どの領域のの開始アドレスと、終了アドレスが与えられ
る。
【0049】ステップ1000では、変数iに、パラメ
ータとして与えられた開始アドレスに対応するトラック
のトラック番号を設定する。
【0050】ステップ1001では、まず、パラメータ
として与えられたオリジナルボリュームのボリューム番
号を正ボリューム番号201に持ち、パラメータとして
与えられたコピーボリュームのボリューム番号を副ボリ
ューム番号202に持つペア情報110を選択する。次
に、選択したペア情報110の差分情報204の分割中
差分情報300を参照して、トラック番号が変数iであ
るトラックに対応するビットが0か1かを調べる。0の
場合は、ステップ1005に進む。1の場合はステップ
1002に進む。
【0051】ステップ1002では、トラック番号が変
数iであるトラックのデータを、記憶装置113からキ
ャッシュメモリ111に読み込む。
【0052】ステップ1003では、ステップ1002
で取りこんだデータのコピーを、キャッシュメモリ11
1に作成する。作成したデータは、パラメータとして与
えられたコピーボリュームのボリューム番号のボリュー
ムのデータであるが、記憶装置113に書き込む時期は
いつでも良い。
【0053】ステップ1004では、ステップ1001
で参照したビットに0を設定する。
【0054】ステップ1005では、コピーを作成した
トラックがパラメータとして与えられた終了アドレスに
対応するトラックかどうかを調べる。対応するトラック
である場合、ステップ1007に進む。対応するトラッ
クでない場合、ステップ1006に進む。
【0055】ステップ1006では、変数iに1を加算
して、ステップ1001に進み、次のトラックに処理を
進める。
【0056】ステップ1007では、まず、アップデー
ト中差分情報302の、パラメータとして与えられた開
始アドレスと終了アドレスの範囲のビットを読み込み、
読み込んだ値を分割中差分情報301に書き込む。次
に、エクステント情報205の使用フラグ206に0を
設定して、エクステント情報205を無効化して処理を
終了する。
【0057】図11は、本発明の第二のの実施の形態を
示すシステム構成図である。システムは、ホスト110
0、制御装置1112、記憶装置1113から構成され
る。
【0058】ホスト1100は、ユーザの指示、あるい
は、ユーザプログラムによって、制御装置1112に対
して、さまざまな要求を発行する。記憶装置1113
は、データを格納する。制御装置1112は、ホスト1
100からの要求にしたがって、記憶装置1113から
データを読み取ったり、記憶装置1113にデータを書
き込んだりする。
【0059】制御装置1112は、制御プロセッサ11
01、制御メモリ1109、キャッシュメモリ1111
から構成される。
【0060】制御プロセッサ1101は、制御装置11
12を制御する。制御プロセッサ1101内では、ペア
作成処理1102、ペア分割処理1103、ライト処理
1105、ペア作成コピー処理1106、ペア分割コピ
ー処理1107が動作する。
【0061】制御メモリ1109は、制御プロセッサ1
101が制御装置1112を制御するために必要な制御
情報、例えば、ペア情報1110を格納する。キャッシ
ュメモリ1111は、ホスト1100から受領したデー
タや記憶装置1113から読み取ったデータを一時的に
格納する。
【0062】図12は、ペア情報1110のデータ構造
を示している。ペア情報1110は、使用フラグ120
0、正ボリューム番号1201、副ボリューム番号12
02、ペア状態1203、差分情報1204、開始アド
レス1205、終了アドレス1206から構成される。
使用フラグ1200は、当該ペア情報1110が使用さ
れているかどうか、すなわち、当該ペア情報1110内
の情報が有効かどうかを示すフラグで、1が有効を示
し、0が無効を示す。正ボリューム番号1201は、ホ
スト1100からの要求によって、ボリュームのコピー
を作成するときの、オリジナルとなるボリュームの番号
を示す。副ボリューム番号1202は、ホスト1100
からの要求によって、ボリュームのコピーを作成すると
きの、オリジナルとなるボリュームのデータをコピーし
たものを格納するボリュームの番号である。ペア状態1
203は、ボリュームのコピーを作成する過程がどこま
で進んでいるかを示し、「形成中」、「形成完了」、
「分割中」、「分割完了」の4つの値を持つ。差分情報
1204は、正ボリューム番号1201によって示され
るボリュームと、副ボリューム番号1202によって示
されるボリュームとでデータが食い違っているところを
示す情報である。開始アドレス1205は、データセッ
トやファイルなどの領域のの始端を示すアドレスで、終
了アドレス1206は、データセットやファイルなどの
終端を示すアドレスである。
【0063】図13は、差分情報1204の構造を示し
ている。差分情報1204は、複数のビットで構成さ
れ、1ビットは、1トラックに対応し、値が0のとき、
対応するトラックのデータは、正ボリューム番号120
1で示されるボリュームと副ボリューム番号1202で
示されるボリュームとで一致していることを示し、値が
1のとき、一致していないことを示す。もちろん、1ビ
ットを他の単位に適用させても良い。
【0064】図14は、ペア作成処理1102の処理フ
ローを示している。ホスト1100は、制御装置112
に、あるデータセットやファイルなどの領域のコピーを
作成させるとき、ペア作成要求を発行する。制御プロセ
ッサ1101は、ホスト1100からペア作成要求を受
領すると、ペア作成処理1102を開始する。ペア作成
要求は、4つのパラメータを持つ。コピーを作成したい
データセットやファイルなどの領域が含まれるボリュー
ム(これをコピー元ボリュームと呼ぶ)のボリューム番
号と、コピーデータを格納するボリューム(これをコピ
ー先ボリュームと呼ぶ)のボリューム番号と、コピーを
作成したいデータセットやファイルなどの領域の始端を
示すアドレスと、コピーを作成したいデータセットやフ
ァイルなどの領域の終端を示すアドレスである。データ
セットやファイルなどがボリューム内で複数個の領域か
ら構成されるとき、ホスト1100は複数組の始端アド
レスと終端アドレスをパラメータとして制御装置112
に渡す。
【0065】ステップ1400では、使用フラグ120
0が0になっている未使用のペア情報1110を選択
し、使用フラグ1200に1を設定し、ホスト1100
から受領したコピー元ボリュームのボリューム番号を正
ボリューム番号1201に設定し、ホスト1100から
受領したコピー先ボリュームのボリューム番号を副ボリ
ューム番号1202に設定し、ペア状態1203に「形
成中」を設定し、差分情報1204のすべてのビットに
1を設定し、開始アドレス1205にホスト1100か
ら受領したデータセットやファイルなど領域の始端を示
すアドレスを設定し、終了アドレス1206にホスト1
100から受領したデータセットやファイルなどの領域
の終端を示すアドレスを設定する。複数組の始端アドレ
スと終端アドレスがパラメータとして与えられたとき
は、本ステップを繰り返し、パラメータを制御メモリ1
109に格納する。ステップ1401では、ペア作成コ
ピー処理1106を起動して、処理を終了する。
【0066】図15は、ペア分割処理1103の処理フ
ローを示している。ホスト1100は、制御装置111
2に、コピー先ボリュームに入っているデータセットや
ファイルなどの領域を確定するときに、ペア分割要求を
発行する。制御プロセッサ1101は、ホスト1100
からペア分割要求を受領すると、ペア分割処理1103
を開始する。ペア分割要求は、4つのパラメータを持
つ。コピー元ボリュームのボリューム番号と、コピー先
ボリュームのボリューム番号と、確定させたいデータセ
ットやファイルなどの領域の始端を示すアドレスと、確
定させたいデータセットやファイルなどの領域の終端を
示すアドレスである。
【0067】ステップ1500では、まず、コピー元ボ
リュームのボリューム番号を正ボリューム番号1201
にもち、コピー先ボリュームのボリューム番号を副ボリ
ューム番号1202に持つペア情報1110を選択し、
当該ペア情報1110のペア状態1203に「分割中」
を設定する。次に、ペア分割コピー処理1107を起動
して、処理を終了する。
【0068】図16は、ライト処理1105の処理フロ
ーを示している。ホスト1100から書き込み要求を受
領すると、制御プロセッサ1101は、ライト処理11
05を開始する。書き込み要求は3つのパラメータを持
っている。書き込みデータと、書き込みデータを格納す
るボリュームのボリューム番号と、書き込みデータを格
納するボリューム内のアドレスである。
【0069】ステップ1600では、使用フラグ120
0が1になっているのペア情報1110の中から、パラ
メータとして受領したボリューム番号を正ボリューム番
号1201に持ち、かつ、パラメータとして受領したア
ドレスが開始アドレス1205と終了アドレス1206
の間にあるようなペア情報1110を選択する。前記条
件にあうペア情報1110がない場合は、ステップ16
07に進む。前記条件にあうペア情報1110あある場
合は、ステップ1601に進む。
【0070】ステップ1601では、ステップ1600
で選択したペア情報1110のペア状態1203を参照
する。ペア状態1203が「分割中」の場合はステップ
1602に進む。ペア状態1203が「分割中」でない
場合は、ステップ1608に進む。
【0071】ステップ1602では、ステップ1600
で選択したペア情報1110の差分情報1204を参照
する。パラメータとして受領したアドレスに対応するト
ラックに対応するビットが1かどうかを調べる。1の場
合はステップ1603に進む。0の場合はステップ16
07に進む。
【0072】ステップ1603では、パラメータとして
受領したアドレスに対応するトラックのデータを記憶装
置1113からキャッシュメモリ1111に読み込む。
【0073】ステップ1604では、ステップ1603
で読み込んだデータのコピーを、キャッシュメモリ11
11に作成する。作成したデータは、副ボリューム番号
1202が示すボリュームのデータであるが、記憶装置
1113に書き込む時期はいつでも良い。
【0074】ステップ1605では、ステップ1602
で調べたビットに0を設定する。
【0075】ステップ1607では、パラメータとして
受領した書き込みデータをキャッシュメモリ1111に
格納して、処理を終了する。
【0076】ステップ1608では、ステップ1600
で選択したペア情報1110のペア状態1203を参照
する。ペア状態1203が「形成中」または「形成完
了」の場合は、ステップ1606に進む。ペア状態12
03が「形成中」でも「形成完了」でもない場合は、ス
テップ1607に進む。
【0077】ステップ1606では、パラメータとして
受領したアドレスに対応するトラックに対応する差分情
報1204のビットに1を設定する。
【0078】図17は、ペア作成コピー処理1106の
処理フローを示している。ペア作成コピー処理1106
は、ペア作成処理1102から起動される。パラメータ
として、コピー元ボリュームのボリューム番号と、コピ
ー先ボリュームのボリューム番号と、データセットやフ
ァイルなどの領域の始端を示すアドレスと、データセッ
トやファイルなどの領域の終端を示すアドレス与えられ
る。
【0079】ステップ1700では、まず、使用フラグ
1200が1である使用中のペア情報1110の中か
ら、パラメータとして与えられたコピー元ボリュームの
ボリューム番号を正ボリューム番号1201にもち、パ
ラメータとして与えられたコピー先ボリュームのボリュ
ーム番号を副ボリューム番号1202にもち、パラメー
タとして与えられた始端を示すアドレスを開始アドレス
1205にもち、パラメータとして与えられた終端を示
すアドレスを終了アドレス1206にもつペア情報11
10を選択する。次に、変数iに、選択したペア情報1
110の開始アドレス1205に対応するトラックのト
ラック番号を設定する。
【0080】ステップ1701では、ステップ1700
で選択したペア情報1110の差分情報1204を参照
し、トラック番号が変数iであるトラックに対応するビ
ットが0か1かを調べる。0の場合はステップ1705
に進む。1の場合はステップ1702に進む。
【0081】ステップ1702では、トラック番号が変
数iであるトラックのデータを、記憶装置1113から
キャッシュメモリ1111に読み込む。
【0082】ステップ1703では、ステップ1702
で取りこんだデータのコピーを、キャッシュメモリ11
11に作成する。作成したデータは、パラメータとして
与えられたコピー先ボリュームのボリューム番号のボリ
ュームのデータであるが、記憶装置1113に書き込む
時期はいつでも良い。
【0083】ステップ1704では、ステップ1701
で参照したビットに0を設定する。
【0084】ステップ1705では、コピーしたトラッ
クが終了アドレス1206に対応するトラックまで到達
したかどうかを調べる。到達している場合はステップ1
707に進む。到達していない場合は、ステップ170
6に進む。
【0085】ステップ1706では、変数iに1を加算
して、ステップ1701に進み、次のトラックに処理を
進める。
【0086】ステップ1707では、ペア状態1203
に「形成完了」を設定して、処理を終了する。
【0087】図18は、ペア分割コピー処理1107の
処理フローを示している。ペア分割コピー処理1107
は、ペア分割処理1103から起動される。パラメータ
として、コピー元ボリュームのボリューム番号と、コピ
ー先ボリュームのボリューム番号と、データセットやフ
ァイルなどの領域の始端を示すアドレスと、データセッ
トやファイルなどの領域の終端を示すアドレスが与えら
れる。
【0088】ステップ1800では、まず、使用フラグ
1200が1である使用中のペア情報1110の中か
ら、パラメータとして与えられたコピー元ボリュームの
ボリューム番号を正ボリューム番号1201にもち、パ
ラメータとして与えられたコピー先ボリュームのボリュ
ーム番号を副ボリューム番号1202にもち、パラメー
タとして与えられた始端を示すアドレスを開始アドレス
1205にもち、パラメータとして与えられた終端を示
すアドレスを終了アドレス1206にもつペア情報11
10を選択する。次に、変数iに、選択したペア情報1
110の開始アドレス1205に対応するトラックのト
ラック番号を設定する。
【0089】ステップ1801では、ステップ1800
で選択したペア情報1110の差分情報1204を参照
し、トラック番号が変数iであるトラックに対応するビ
ットが0か1かを調べる。0の場合はステップ1805
に進む。1の場合はステップ1802に進む。
【0090】ステップ1802では、トラック番号が変
数iであるトラックのデータを、記憶装置1113から
キャッシュメモリ1111に読み込む。
【0091】ステップ1803では、ステップ1702
で取りこんだデータのコピーを、キャッシュメモリ11
11に作成する。作成したデータは、パラメータとして
与えられたコピー先ボリュームのボリューム番号のボリ
ュームのデータであるが、記憶装置1113に書き込む
時期はいつでも良い。
【0092】ステップ1804では、ステップ1801
で参照したビットに0を設定する。
【0093】ステップ1805では、コピーしたトラッ
クが終了アドレス1206に対応するトラックまで到達
したかどうかを調べる。到達している場合はステップ1
807に進む。到達していない場合は、ステップ180
6に進む。
【0094】ステップ1806では、変数iに1を加算
して、ステップ1801に進み、次のトラックに処理を
進める。
【0095】ステップ1807では、ペア状態1203
に「分割完了」を設定して、処理を終了する。
【0096】図19は、本発明の第三の実施の形態を示
すシステム構成図である。システムは、ホスト190
0、制御装置1901、記憶装置1912から構成され
る。ホスト1900は、ユーザの指示、あるいは、ユー
ザプログラムによって、制御装置1901に対して、さ
まざまな要求を発行する。記憶装置1912は、データ
を格納する。制御装置1901は、ホスト1900から
の要求にしたがって、記憶装置1912からデータを読
み取ったり、記憶装置1912にデータを書き込んだり
する。
【0097】制御装置1901は、制御プロセッサ19
02、制御メモリ1910、キャッシュメモリ1911
から構成される。
【0098】制御プロセッサ1902は、制御装置19
01を制御する。制御プロセッサ1902内では、ペア
作成処理1903、エクステント分割処理1904、エ
クステント結合処理1905、ライト処理1906、エ
クステント分割コピー処理1907、エクステント結合
コピー処理1908、ペア形成コピー処理1913が動
作する。制御メモリ1910は、制御プロセッサ190
2が制御装置1901を制御するために必要な制御情
報、例えば、ペア情報1909を格納する。キャッシュ
メモリ1911は、ホスト1900から受領したデータ
や記憶装置1912から読みとったデータを一時的に格
納する。
【0099】図20は、ペア情報1909のデータ構造
を示している。ペア情報1909は、使用フラグ200
1、正ボリューム番号2002、副ボリューム番号20
03、差分情報2004、ペア状態2005、エクステ
ント情報2006から構成される。使用フラグ2001
は、当該ペア情報1909が使用されているかどうか、
すなわち、当該ペア情報1909内の情報が有効かどう
かを示すフラグで、1が有効を示し、0が無効を示す。
正ボリューム番号2002は、ホスト1900からの要
求によって、ボリュームのコピーを作成するときの、オ
リジナルとなるボリュームの番号を示す。副ボリューム
番号2003は、ホスト100からの要求によって、ボ
リュームのコピーを作成するときの、オリジナルとなる
ボリュームのデータをコピーしたものを格納するボリュ
ームの番号を示す。差分情報2004は、正ボリューム
番号2002によって示されるボリュームと、副ボリュ
ーム番号2003によって示されるボリュームとでデー
タが異なっているところを示す情報である。ペア状態2
005は、ボリューム全体やボリュームの一部のコピー
を作成する過程がどこまで進んでいるかを示し、「形成
中」、「形成完了」、「エクステント分割中」、「エク
ステント分割完了」、「エクステント結合中」の5個の
値を持つ。エクステント情報2006は、データセット
やファイルなどの領域がボリュームのどこに格納されて
いるかを示す情報で、開始アドレス2007、終了アド
レス2008から構成される。開始アドレス2007
は、データセットやファイルなどの領域の始端を示すア
ドレスである。終了アドレス2008は、データセット
やファイルなどの領域の終端を示すアドレスである。
【0100】図21は、差分情報2004の構造を示し
ている。差分情報2004は、作成中差分情報2100
と分割中差分情報2101という2種類のビットマップ
から構成される。1ビットは、1トラックに対応し、値
が0のとき、対応するトラックのデータは、正ボリュー
ム番号2002で示されるボリュームと副ボリューム番
号2003で示されるボリュームとで一致していること
を示し、値が1のとき、一致していないことを示す。も
ちろん、1ビットを他の単位に適用させても良い。
【0101】図22は、ペア作成処理1903の処理フ
ローを示している。ホスト1900は、制御装置190
1に、あるボリュームのコピーを作成させるとき、ペア
作成要求を発行する。制御プロセッサ1902は、ホス
ト1900が発行したペア作成要求を受領すると、ペア
作成処理1903を開始する。ペア作成要求は、2個の
パラメータを持つ。コピーを作成するボリューム(この
ボリュームをオリジナルボリュームと呼ぶ)のボリュー
ム番号と、コピーデータを格納するボリューム(このボ
リュームをコピーボリュームと呼ぶ)のボリューム番号
である。
【0102】ステップ2200では、使用フラグ200
1が0になっている未使用のペア情報1909を選択
し、使用フラグ2001に1を設定し、ホスト1900
から受領したオリジナルボリュームのボリューム番号を
正ボリューム番号2002に設定し、ホスト1900か
ら受領したコピーボリュームのボリューム番号を副ボリ
ューム番号2003に設定し、ペア状態2005に「形
成中」を設定し、差分情報2004の作成中差分情報2
100のすべてのビットに1を設定し、分割中差分情報
2101のすべてのビットに0を設定する。
【0103】ステップ2201では、ペア作成コピー処
理1913を起動して、終了する。
【0104】図23は、エクステント分割処理1904
の処理フローを示している。ホスト1900は、ボリュ
ーム内の特定の領域に関して、コピーボリュームに格納
されるデータを確定させるとき、エクステント分割要求
を発行する。制御プロセッサ1902は、ホスト190
0が発行したエクステント分割要求を受領すると、エク
ステント分割処理を開始する。エクステント分割要求
は、1個のオリジナルボリュームのボリューム番号と、
1個のコピーボリュームのボリューム番号と、1個以上
のデータを確定させたい領域の始端を示す開始アドレス
と、1個以上終端を示す終了アドレスから構成されるパ
ラメータを持つ。
【0105】ステップ2300では、まず、パラメータ
として受領したオリジナルボリュームのボリューム番号
を正ボリューム番号2002にもち、パラメータとして
受領したコピーボリュームのボリューム番号を副ボリュ
ーム番号2003にもつペア情報1909を選択する。
次に、選択したペア情報1909のペア状態2005に
「エクステント分割中」を設定する。次に、選択したペ
ア情報1909のエクステント情報2006の開始アド
レス2007にパラメータとして受領した開始アドレス
を設定し、終了アドレス2008にパラメータとして受
領した終了アドレスを設定する。
【0106】ステップ2301では、エクステント分割
コピー処理を起動して、終了する。
【0107】図24は、エクステント結合処理1905
の処理フローを示している。制御プロセッサ1900
は、ホスト1900が発行したエクステント結合要求を
受領すると、エクステント結合処理1905を開始す
る。エクステント結合要求は、オリジナルボリュームの
ボリューム番号とコピーボリュームのボリューム番号か
ら構成されるパラメータを持つ。
【0108】ステップ2400では、まず、パラメータ
として与えられたオリジナルボリュームのボリューム番
号を正ボリューム番号2002にもち、パラメータとし
て与えられたコピーボリュームのボリューム番号を副ボ
リューム番号2003にもつペア情報1909を選択
し、選択したペア情報1909のペア状態2005に
「エクステント結合中」を設定する。次に、エクステン
ト結合コピー処理1908を起動して、終了する。
【0109】図25は、ペア作成コピー処理1913の
処理フローを示している。ペア作成コピー処理1913
は、ペア作成処理1903から起動される。パラメータ
として、オリジナルボリュームのボリューム番号と、コ
ピーボリュームのボリューム番号が与えられる。
【0110】ステップ2500では、変数iに、パラメ
ータとして与えられたオリジナルボリュームの先頭のト
ラックのトラック番号を設定する。
【0111】ステップ2501では、まず、パラメータ
として与えられたオリジナルボリュームのボリューム番
号を正ボリューム番号2002にもち、パラメータとし
て与えられたコピーボリュームのボリューム番号を副ボ
リューム番号2003にもつペア情報1909を選択す
る。次に、選択したペア情報2000の差分情報200
4の作成中差分情報2100を参照して、トラック番号
が変数iであるトラックに対応するビットが0か1かを
調べる。0の場合は、ステップ2505に進む。1の場
合は、ステップ2502に進む。
【0112】ステップ2502では、トラック番号が変
数iであるトラックのデータを、記憶装置1912から
キャッシュメモリ1911に読み込む。
【0113】ステップ2503では、ステップ2502
で読み込んだデータのコピーを、キャッシュメモリ19
11に作成する。作成したデータは、パラメータとして
与えられたコピーボリュームのボリューム番号のボリュ
ームのデータであるが、記憶装置1912に書き込む時
期はいつでも良い。
【0114】ステップ2504では、ステップ2501
で参照したビットに0を設定する。
【0115】ステップ2505では、トラック番号が変
数iであるトラックが、パラメータとして与えられたオ
リジナルボリュームのボリューム番号に対応するボリュ
ームの終端にあたるトラックかどうかを調べる。終端に
あたるトラックの場合、ステップ2507に進む。終端
にあたるトラックでない場合、ステップ2506に進
む。
【0116】ステップ2506では、変数iを更新して
ステップ2501に進み、次のトラックに処理を進め
る。
【0117】ステップ2507では、ステップ2501
で選択したペア情報1909のペア状態2005に「形
成完了」を設定し、処理を終了する。
【0118】図26は、ライト処理1906の処理フロ
ーを示している。ホスト1900から書き込み要求を受
領すると、制御プロセッサ1902は、ライト処理19
06を開始する。書き込み要求は3個のパラメータを持
っている。書き込みデータと、書き込みデータを格納す
るボリュームのボリューム番号と、書き込みデータを格
納するボリューム内のアドレスである。
【0119】ステップ2600では、使用フラグ200
1が1のペア情報1909の中から、パラメータとして
受領したボリューム番号を正ボリューム番号2002に
もつペア情報1909を選択する。前記条件にあうペア
情報1909がない場合は、ステップ2608に進む。
前記条件にあうペア情報1909がある場合は、ステッ
プ2601に進む。
【0120】ステップ2601では、ステップ2600
で選択したペア情報1909のペア状態2005を調べ
る。ペア状態2005が「エクステント分割中」の場合
はステップ2602に進む。それ以外の場合はステップ
2607に進む。
【0121】ステップ2602では、ステップ2600
で選択したペア情報1909のエクステント情報200
6を参照し、パラメータとして受領したボリューム内の
アドレスがエクステント情報2006の開始アドレス2
007と終了アドレス2008の間に含まれるかどうか
を調べる。含まれる場合はステップ2603に進む。含
まれない場合はステップ2607に進む。
【0122】ステップ2603では、ステップ2600
で選択したペア情報1909の差分情報2004の作成
中差分情報2100を参照し、パラメータとして与えら
れたボリューム内のアドレスに対応するトラックに対応
するビットが0か1かを調べる。0の場合は、ステップ
2607に進む。1の場合は、ステップ2604に進
む。
【0123】ステップ2604では、パラメータとして
受領したボリューム内のアドレスに対応するトラックの
データを、記憶装置1912からキャッシュメモリ19
11に読み込む。
【0124】ステップ2605では、ステップ2604
で読み込んだデータのコピーをキャッシュメモリ191
1に作成する。作成したコピーは、ステップ2600で
選択したペア情報1909の副ボリューム番号2003
が示すボリュームのデータであるが、記憶装置1912
に書き込む時期はいつでも良い。
【0125】ステップ2606では、ステップ2603
で調べたビットに0を設定する。
【0126】ステップ2607では、まず、ステップ2
600で選択したペア情報1909のペア状態2005
を調べる。ペア状態2005が、「形成中」、「形成完
了」、「エクステント結合中」の場合は、差分情報20
04の作成中差分情報2100のパラメータとして与え
られたボリューム内のアドレスに対応するトラックに対
応するビットに1を設定する。ペア状態2005が、
「エクステント分割中」、「エクステント分割完了」の
場合は、差分情報2004の分割中差分情報2100の
パラメータとして与えられたボリューム内のアドレスに
対応するトラックに対応するビットに1を設定する。
【0127】ステップ2608では、パラメータとして
受領した書き込みデータをキャッシュメモリ1911に
格納して、処理を終了する。
【0128】図27は、エクステント分割コピー処理1
907の処理フローを示している。エクステント分割コ
ピー処理1907は、エクステント分割処理1904か
ら起動され、パラメータとしてオリジナルボリュームの
ボリューム番号とコピーボリュームのボリューム番号が
与えられる。
【0129】ステップ2700では、まず、パラメータ
として与えられたオリジナルボリュームのボリューム番
号を正ボリューム番号2002にもち、パラメータとし
て与えられたコピーボリュームのボリューム番号を副ボ
リューム番号2003に持つペア情報1909を選択す
る。次に、選択したペア情報1909のエクステント情
報2006を1個選択し、変数iに開始アドレス200
7を設定する。
【0130】ステップ2701では、ステップ2700
で選択したペア情報1909の差分情報2004の作成
中差分情報2100を参照し、トラック番号が変数iで
あるトラックに対応するビットを調べる。0の場合はス
テップ2705に進む。1の場合はステップ2702に
進む。
【0131】ステップ2702では、トラック番号が変
数iであるトラックのデータを、記憶装置1912から
キャッシュメモリ1911に読み込む。
【0132】ステップ2703では、ステップ2702
で読み込んだデータのコピーをキャッシュメモリ191
1に作成する。作成したデータは、パラメータとして与
えられたコピーボリュームのボリューム番号に対応する
ボリュームのデータであるが、記憶装置1912に書き
込む時期はいつでも良い。
【0133】ステップ2704では、ステップ2701
で調べたビットに0を設定する。
【0134】ステップ2705では、トラック番号が変
数iであるトラックが、終了アドレス2008に相当す
るトラックかどうかを調べる。相当するトラックの場
合、ステップ2708に進む。それ以外の場合、ステッ
プ2706に進む。
【0135】ステップ2706では、変数iを更新して
ステップ2701に進み、次のトラックに処理を進め
る。
【0136】ステップ2708では、ステップ2700
で選択したペア情報1909のすべてのエクステント情
報2006に対して、ステップ2700からステップ2
706までの処理を行ったかどうかを調べる。処理済み
の場合は、ステップ2707に進む。未処理のエクステ
ント情報2006がある場合は、ステップ2700に進
み、次のエクステント情報2006に記載されている範
囲について処理を実行する。
【0137】ステップ2707では、ステップ2700
で選択したペア情報1909のペア状態2005に「エ
クステント分割完了」を設定して、処理を終了する。こ
れにより、エクステント分割要求のパラメータとして与
えられたオリジナルボリュームの特定の範囲の、エクス
テント分割要求を発行した時刻のデータが、コピーボリ
ュームに作成された。
【0138】図28は、エクステント結合コピー処理1
908の処理フローを示している。エクステント結合コ
ピー処理1908は、エクステント結合処理1905か
ら起動され、パラメータとしてオリジナルボリュームの
ボリューム番号とコピーボリュームのボリューム番号が
与えられる。
【0139】ステップ2800では、まず、パラメータ
として与えられたオリジナルボリュームのボリューム番
号を正ボリューム番号2002にもち、パラメータとし
て与えられたコピーボリュームのボリューム番号を副ボ
リューム番号2003に持つペア情報1909を選択す
る。次に、選択したペア情報1909のエクステント情
報2006を1個選択し、変数iに開始アドレス200
7を設定する。
【0140】ステップ2801では、ステップ2800
で選択したペア情報1909の差分情報2004の分割
中差分情報2101を参照し、トラック番号が変数iで
あるトラックに対応するビットを調べる。0の場合はス
テップ2805に進む。1の場合はステップ2802に
進む。
【0141】ステップ2802では、トラック番号が変
数iであるトラックのデータを、記憶装置1912から
キャッシュメモリ1911に読み込む。
【0142】ステップ2803では、ステップ2802
で読み込んだデータのコピーをキャッシュメモリ191
1に作成する。作成したデータは、パラメータとして与
えられたコピーボリュームのボリューム番号に対応する
ボリュームであるが、記憶装置1912に書き込む時期
はいつでも良い。
【0143】ステップ2804では、ステップ2801
で調べたビットに0を設定する。
【0144】ステップ2805では、トラック番号が変
数iであるトラックが、終了アドレス2008に相当す
るトラックかどうかを調べる。相当するトラックの場
合、ステップ2808に進む。それ以外の場合、ステッ
プ2806に進む。
【0145】ステップ2806では、変数iを更新して
ステップ2801に進み、次のトラックに処理を進め
る。
【0146】ステップ2808では、ステップ2800
で選択したペア情報1909のすべてのエクステント情
報2006に対して、ステップ2800からステップ2
806までの処理を行ったかどうかを調べる。処理済み
の場合は、ステップ2807に進む。未処理のエクステ
ント情報2006がある場合は、ステップ2800に進
み、次のエクステント情報2006に記載されている範
囲について処理を実行する。
【0147】ステップ2807では、ステップ2800
で選択したペア情報1909のペア状態2005に「形
成完了」を設定して、処理を終了する。
【0148】ディスク装置の性能を向上させるために、
ライトデータを複数のディスクに並列に書き込むディス
クアレイと技術がある。第一の実施の形態、第二の実施
の形態、第三の実施の形態に記載されているボリューム
は、ディスクアレイ技術を適用して構成されたものであ
っても良い。第一の実施の形態、第二の実施の形態、第
三の実施の形態に記載されているボリュームは、ディス
クアレイ技術を適用せず、単一のディスクに格納される
領域であっても良い。第一の実施の形態、第二の実施の
形態、第三の実施の形態に記載されているオリジナルボ
リュームは、ディスクアレイ技術を適用して構成され、
コピーボリュームは、ディスクアレイ技術を適用せず、
単一のディスクに格納される領域であっても良い。第一
の実施の形態、第二の実施の形態、第三の実施の形態に
記載されているオリジナルボリュームは、ディスクアレ
イ技術を適用せず、単一のディスクに格納される領域で
あり、コピーボリュームは、ディスクアレイ技術を適用
して構成されたものであっても良い。
【0149】
【発明の効果】データセットやファイルなどの領域単位
のコピーが可能になったため、余計なコピーを削減する
ことができる。これにより、記憶装置の負荷やコピー作
成の時間を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態におけるシステムの構
成を示す。
【図2】本発明を実施するさいに、制御プロセッサが必
要とする制御情報の内容を示す。
【図3】制御情報のうちの差分情報の構成を示す。
【図4】ホストからペア作成要求を受領したときの処理
フローを示す。
【図5】ホストからペア分割要求を受領したときの処理
フローを示す。
【図6】ホストからエクステントアップデート要求を受
領したときの処理フローを示す。
【図7】ホストから書き込み要求を受領したときの処理
フローを示す。
【図8】ペア作成コピー処理の処理フローを示す。
【図9】ペア分割コピー処理の処理フローを示す。
【図10】エクステントアップデートコピー処理の処理
フローを示す。
【図11】本発明の第二の実施形態におけるシステムの
構成を示す。
【図12】本発明を実施するさいに、制御プロセッサが
必要とする制御情報の内容を示す。
【図13】制御情報のうちの差分情報の構成を示す。
【図14】ホストからペア作成要求を受領したときの処
理フローを示す。
【図15】ホストからペア分割要求を受領したときの処
理フローを示す。
【図16】ホストから書き込み要求を受領したときの処
理フローを示す。
【図17】ペア作成コピー処理の処理フローを示す。
【図18】ペア分割コピー処理の処理フローを示す。
【図19】本発明の第三の実施形態におけるシステムの
構成を示す。
【図20】本発明を実施するさいに、制御プロセッサが
必要とする制御情報の内容を示す。
【図21】制御情報のうちの差分情報の構成を示す。
【図22】ホストからペア作成要求を受領したときの処
理フローを示す。
【図23】ホストからエクステント分割要求を受領した
ときの処理フローを示す。
【図24】ホストからエクステント結合要求を受領した
ときの処理フローを示す。
【図25】ペア作成コピー処理の処理フローを示す。
【図26】ホストからライト要求を受領したときの処理
フローを示す。
【図27】エクステント分割コピー処理の処理フローを
示す。
【図28】エクステント結合コピー処理の処理フローを
示す。
【符号の説明】
100…ホスト、101…制御プロセッサ、109…制
御メモリ、111…キャッシュメモリ、112…制御装
置、113…記憶装置。
フロントページの続き (72)発明者 大枝 高 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 山神 憲司 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B065 BA01 CC01 CC03 CC08 EA33 5B082 DE07 GA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストからの指示にしたがって、ある時刻
    のボリューム(オリジナルボリューム)に格納されてい
    るデータの複製(コピーボリューム)を作成する機能を
    有する記憶装置システムにおいて、前記ホストから前記
    オリジナルボリュームに含まれる範囲を示す開始アドレ
    スと終了アドレスを受領する手段と、受領した前記開始
    アドレスと前記終了アドレスで特定される範囲のデータ
    について、前記オリジナルボリュームから読み出し、前
    記コピーボリュームに書き込むことにより、前記コピー
    ボリュームの前記開始アドレスと前記終了アドレスで特
    定される範囲のデータを再び前記オリジナルボリューム
    のデータと一致させる手段とを有することを特徴とする
    記憶装置システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の記憶装置システムにおい
    て、前記ホストの書き込み処理によって発生する前記オ
    リジナルボリュームと前記コピーボリュームの差分の場
    所を記憶する手段と、前記コピーボリュームの前記開始
    アドレスと前記終了アドレスで特定される範囲のデータ
    を再び前記オリジナルボリュームのデータと一致させる
    さいに、記憶した差分の場所だけを、前記オリジナルボ
    リュームから読み込んで、前記コピーボリュームに書き
    込む手段を有することを特徴とする計算機システム。
  3. 【請求項3】ホストと、前記ホストに接続する記憶装置
    システムにおいて、前記ホストからボリュームに属する
    特定の範囲を示す開始アドレスと終了アドレスを受領す
    る手段と、前記特定の範囲に含まれるデータの複製を作
    成する手段を有することを特徴とする計算機システム。
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