JP2001216185A - 情報処理システムのデータ復旧方法及びディスクサブシステム - Google Patents

情報処理システムのデータ復旧方法及びディスクサブシステム

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JP2001216185A JP2000030217A JP2000030217A JP2001216185A JP 2001216185 A JP2001216185 A JP 2001216185A JP 2000030217 A JP2000030217 A JP 2000030217A JP 2000030217 A JP2000030217 A JP 2000030217A JP 2001216185 A JP2001216185 A JP 2001216185A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理の実行中に発生した障害などによって破壊
されたデータをバックアップデータから高速に回復す
る。 【解決手段】ホスト101は、ペア形成要求およびペア
分割要求をディスクサブシステム109に発行し、ボリ
ューム108のスナップショットを作成した後、処理を
開始する。ディスクサブシステム109は、スナップシ
ョットの作成以降、更新が行われたデータの位置を差分
情報111として記憶する。ホスト101からのデータ
復旧要求を受領すると、ディスクサブシステム109
は、差分情報111に基づいて、更新が行われた箇所の
データをスナップショットからリストアする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンライン処理や
バッチ処理を実行する情報処理システムに関し、特に、
オンライン処理やバッチ処理の障害などによって破壊さ
れたディスク装置などの記憶装置に格納されたデータを
復旧するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行や証券会社などの情報処理システム
で行われるオンライン処理やバッチ処理では、プログラ
ムのバグや記憶装置の障害などによってそれらの処理が
異常終了し、データを矛盾した状態にしてしまうことが
ある。また、情報処理システムに携わる人間の人為的ミ
スによって大切なデータを破壊したり、消去してしまう
ことがある。
【0003】このような状態になった情報処理システム
を回復させ、データの矛盾を解消して途中で止まった処
理を再開させたり、あるいは、途中で止まった処理をも
う一度やり直したりするための手段がいくつか知られて
いる。そのうちのひとつの手段にバックアップとリスト
アによる回復処理がある。
【0004】バックアップとリストアによる回復処理で
は、例えば、データベースシステムの場合、磁気テープ
などの記憶媒体に定期的にデータのバックアップが取得
される。システムに障害が発生した場合は、磁気テープ
に取得されたバックアップから記憶装置にデータをリス
トアし、ログファイルを使用して適切なポイントまで記
憶装置のデータを再構築する。このような処理により、
データベースのデータを適切な状態に回復し、データベ
ース処理を再開させることができる。
【0005】バッチ処理の場合には、処理の開始に先立
って磁気テープにデータのバックアップが取得される。
バッチ処理の開始後、処理が異常終了した場合、磁気テ
ープからデータがリストアされ、記憶装置のデータがバ
ッチ処理を開始する前の状態に戻される。その後、バッ
チ処理が最初から再実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のバックアップと
リストアによる回復処理では、磁気テープからデータを
リストアする際、バックアップを取得した時点から更新
されていない部分(記憶装置と磁気テープの内容が一致
している部分)のデータも磁気テープから読み出され、
記憶装置に書き込まれる。このようなデータの転送は、
無駄なデータ転送であり、リストアに要する時間を長び
かせる。
【0007】また、例えば、記憶装置内の領域A、領域
Bおよび領域Cがバックアップ/リストアの単位であ
り、回復を必要とするのが領域Aだけである場合でも、
領域A〜Cについてリストアが実行され、リストア時間
が長くなる。リストア中は、領域A〜C上のデータを利
用する処理を停止する必要があり、その影響は大きい。
【0008】本発明の目的は、これら従来技術における
問題点を解決し、バックアップからのデータのリストア
を高速化し、システム障害からの回復に要する時間を短
縮させることのできるデータの復旧方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、中央処理装置と、ディスク装置を
備え、前記中央処理装置からの要求にしたがってデータ
転送を実行するディスクサブシステムとを有する情報処
理システムにおいて、一連の処理によってディスク装置
内のデータを更新する前に、情報処理装置からディスク
サブシステムに対して、前記一連の処理で使用されるデ
ィスク装置に格納されているデータの写しを保存する保
存要求を発行する。ディスクサブシステムは、保存要求
に応答して、ディスク装置のデータの写しを保存する。
中央処理装置により実行される一連の処理によりディス
ク装置の内容が更新されたとき、ディスクサブシステム
は、更新された場所を差分情報として記憶する。ディス
ク装置の内容をある時点の状態に復旧する必要が生じた
場合、ディスクサブシステムは、中央処理装置からデー
タの復旧要求に応答して、記憶された前記差分情報に基
づいて、保存されたデータを前記ディスク装置にリスト
アする。
【0010】本発明の他の観点によれば、中央処理装置
と、ディスク装置を備え、中央処理装置からの要求にし
たがってデータ転送を実行するディスクサブシステムと
を有する情報処理システムにおいて、ディスクサブシス
テムは、中央処理装置からのリストア要求に応答して、
中央処理装置がアクセスする論理ボリュームのデータを
格納した第1のディスク装置に保持されているデータの
バックアップデータを第2のディスク装置にリストアす
る。そして、中央処理装置からのスワップ要求に応答し
て、論理ボリュームを第2のディスク装置と関連付け
る。その後、中央処理装置からの論理ボリュームへのア
クセス要求に応答して、ディスクサブシステムは、第2
のディスク装置のデータにアクセスする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
における情報処理システムのシステム構成を示すブロッ
ク図である。本実施形態の情報処理システムは、ホスト
コンピュータ(ホスト)101とディスクサブシステム
109を含んで構成される。ディスクサブシステム10
9は、スモール・コンピュータ・システム・インタフェ
ース(SCSI)やファイバ・チャネル(Fibre Channe
l)などのインタフェースバス103を介してホスト1
01と接続される。ホスト101とディスクサブシステ
ム109との間は、SCSIプロトコルやFibreプ
ロトコルなどによって、情報の授受が行われる。
【0012】ディスクサブシステム109は、ホストイ
ンタフェース112、制御プロセッサ105、制御メモ
リ106、ボリュームアクセス部107およびボリュー
ム108を有する。ホストインタフェース105は、ホ
スト101とのインタフェースである。制御プロセッサ
105は、ホストインタフェース112により受信され
たホスト101からの要求にしたがって、ディスクサブ
システム109を制御する。制御メモリ106は、制御
プロセッサ105がディスクサブシステム109を制御
するために必要な制御情報を格納するメモリである。本
発明に関係する情報として、ペア情報110および差分
情報111が制御メモリ106に保持される。ボリュー
ムアクセス部107は、ボリューム108に対してデー
タのリード/ライトを行う機能を有する。ボリューム1
08は、データを格納する磁気ディスク媒体を備えたデ
ィスクユニットなどから構成され、おのおのを識別する
ための識別子が割り当てられている。
【0013】制御メモリ106は、1、又は複数のペア
情報110を保有する。図2は、ペア情報110の一例
を示すデータ構造図である。
【0014】ペア情報110は、使用中フラグ200、
正ボリューム番号201、副ボリューム番号202、差
分情報番号203、ペア状態204、エクステント情報
205を有して構成される。
【0015】使用中フラグ200は、当該ペア情報11
0が使用されているかどうかを示すフラグで、“使用
中”または“未使用”の値をとる。使用中フラグ200
が“使用中”のとき、当該ペア情報110は、使用中で
あることが示される。使用中フラグ200が“未使用”
のとき、当該ペア情報110は、未使用であることが示
される。
【0016】正ボリューム番号201、副ボリューム番
号202は、ボリューム108を識別する識別子であ
る。以下では、正ボリューム番号201により識別され
るボリュームを正ボリューム、副ボリューム番号202
により特定されるボリュームを副ボリュームと呼ぶ。差
分情報番号203は、差分情報111を識別する識別子
である。正ボリュームと副ボリュームの組をここではペ
アと呼ぶ。ペアには、“ペア形成中”、“ペア形成完
了”、“ペア分割”、“データ復旧中”および“ペアな
し”という状態がある。ペア状態204は、ペアについ
てのこれらの状態を示す。
【0017】エクステント情報205は、開始アドレス
207、終了アドレス208から構成される。開始アド
レス207は、ボリューム108内の連続する領域の始
端のアドレスを示す。終了アドレス208は、ボリュー
ム108内の連続する領域の終端のアドレスを示す。例
えば、ボリューム108が固定長ブロックから構成され
る固定長ブロック形式のボリュームである場合、開始ア
ドレス207および終了アドレス208にはブロック番
号が格納される。また、ボリューム108が可変長レコ
ード形式のボリュームである場合、開始アドレス207
および終了アドレス208にはトラック番号が格納され
る。以下では、説明を分かりやすくする為に、データを
格納する領域として、トラックという言葉を使用する。
したがって、トラックという言葉に、可変長レコード形
式ボリュームのトラックを当てはめても良いし、固定長
ブロック形式ボリュームのブロックを当てはめても良
い。また、ボリューム108内の先頭からi番目のトラ
ックをトラック(i)と表記する。
【0018】制御メモリ106は、1又は複数の差分情
報111を保有する。差分情報111のデータ構造の一
例を図3に示す。
【0019】差分情報111は、使用中フラグ301、
コピー対象ビットマップ302および差分ビットマップ
303を保有する。使用中フラグ301は、当該差分情
報111が使用中かどうかを示すフラグで、“使用中”
または“未使用”の値をとる。使用中フラグ301が
“使用中”であるとき、当該差分情報111は、使用中
であることが示される。使用中フラグ301が“未使
用”のとき、当該差分情報111は、未使用状態である
ことが示される。
【0020】コピー対象ビットマップ302は、副ボリ
ュームから正ボリュームへコピーするデータを示す情報
で、複数のビットから構成される。1ビットは、ボリュ
ーム8上の1つのトラックに対応する。ビットが0のと
き、そのビットに対応するトラック(またはブロック)
はコピー対象ではないことが示され、ビットが1のと
き、そのビットに対応するトラック(またはブロック)
がコピー対象であることが示される。以下、コピー対象
ビットマップ302のi番目のビットをコピー対象
(i)と表記する。すなわち、トラック(i)に対応す
るビットは、コピー対象(i)である。
【0021】差分ビットマップ303は、正ボリューム
と副ボリュームの対応するトラック間でデータの内容が
異なっているトラックを示す情報で、複数のビットから
構成される。コピー対象ビットマップ302と同様に、
1つのビットは、1つのトラックに対応する。ビットが
0のとき、そのビットに対応するトラックのデータは、
正ボリュームと副ボリュームとの間で異なっていないこ
とが示される。一方、ビットが1のとき、そのビットに
対応するトラックのデータは、正ボリュームと副ボリュ
ームとの間で異なっていることが示される。以下、差分
ビットマップ303のi番目のビットを差分(i)と表
記する。すなわち、トラック(i)に対応するビット
は、差分(i)である。
【0022】図4は、バッチ処理を実行する時のホスト
101による処理の流れを示すフローチャートである。
【0023】ホスト101は、実行しようとするバッチ
処理で使用されるデータを格納したボリューム108の
識別子(以下、このボリューム108の識別子をSと表
記する)を正ボリューム番号、未使用のボリューム10
8の識別子(以下、このボリューム108の識別子をT
と表記する)を副ボリューム番号として、これらをパラ
メータとして含むペア形成要求を作成し、ディスクサブ
システム109に発行する(ステップ400)。
【0024】ペア形成要求を発行した後、ホスト101
は、正ボリューム番号S、副ボリューム番号Tをパラメ
ータとして有するペア状態参照要求を作成し、ディスク
サブシステム109に発行する。ペア状態参照要求に対
する応答として、ディスクサブシステム109から報告
されるペア状態が“ペア形成完了”の場合、ステップ4
02に進む。ディスクサブシステム109から報告され
るペア状態が“ペア形成完了”以外の場合、報告される
ペア状態が“ペア形成完了”となるまで待つ(ステップ
401)。
【0025】ペア状態が“ペア形成完了”になると、ホ
スト101は、例えば、オンライン処理の区切りなどバ
ッチ処理を開始する契機まで待つ(ステップ402)。
【0026】バッチ処理を開始する契機になると、ホス
ト101は、正ボリューム番号S、副ボリューム番号T
をパラメータとして有するペア分割要求を作成し、ディ
スクサブシステム109に発行する(ステップ40
3)。
【0027】ペア分割要求を発行した後、ホスト101
は、正ボリューム番号S、副ボリューム番号Tをパラメ
ータとして有するペア状態参照要求を作成し、ディスク
サブシステム109に発行する。ペア状態参照要求に対
する応答として、ディスクサブシステム109から報告
されるペア状態が“ペア分割”の場合、ステップ405
に進む。ディスクサブシステム109から報告されるペ
ア状態が“ペア分割”以外の場合、ホスト101は、ペ
ア状態が“ペア分割”になるまで待つ(ステップ40
4)。
【0028】ペア状態が“ペア分割”になると、ホスト
101は、バッチ処理を開始する(ステップ405)。
【0029】バッチ処理が途中で異常終了すると、バッ
チ処理のリトライのために、バッチ処理を実行する前の
データが必要とされる。この場合、ステップ407に進
む。バッチ処理が正常終了した場合は、ステップ410
に進む。(ステップ406)バッチ処理が異常終了し、
バッチ処理を実行する前のデータが必要になった場合、
ホスト101は、データの回復を行うボリューム108
内の領域を求める。この領域は、ログファイルを解析し
て、異常終了したバッチ処理の実行中に更新のあった部
分を特定することにより行われる。または、ユーザから
の指定を受け付けても良い。以降、求められた領域の始
端のアドレスをB、終端のアドレスをEと表記する。
【0030】続いて、ホスト101は、正ボリューム番
号の値としてS、副ボリューム番号の値としてT、開始
アドレスの値がB、終了アドレスの値がEをパラメータ
として有するデータ復旧要求を作成し、ディスクサブシ
ステム109に発行する(ステップ407)。
【0031】データ復旧要求を発行した後、ホスト10
1は、正ボリューム番号S、副ボリューム番号Tをパラ
メータとするペア状態参照要求を作成し、ディスクサブ
システム109に発行する。このペア状態参照要求に対
する応答として、ディスクサブシステム109から報告
されるペア状態が“ペア分割”の場合、ステップ409
に進む。ディスクサブシステム109から報告されるペ
ア状態が“ペア分割”以外の場合、ホスト101は、報
告されるペア状態が“ペア分割”になるまで待つ(ステ
ップ408)。
【0032】ペア状態が“データ分割”になると、デー
タの回復が完了しているので、ホスト101は、バッチ
処理を再実行する(ステップ409)。
【0033】バッチ処理が正常終了すると、ホスト10
1は、正ボリューム番号の値S、副ボリューム番号の値
Tをパラメータとして有するペア解除要求を作成し、デ
ィスクサブシステム109に発行する(ステップ41
0)。
【0034】ペア解除要求を発行した後、ホスト101
は、正ボリューム番号S、副ボリューム番号Tをパラメ
ータとして有するペア状態参照要求を作成し、ディスク
サブシステム109に発行する。このペア状態参照要求
に対する応答としてディスクサブシステム109から報
告されるペア状態が“ペアなし”の場合、処理を終了す
る。ディスクサブシステム109から報告されるペア状
態が“ペアなし”以外の場合、ペア状態が“ペアなし”
になるまで待つ(ステップ411)。
【0035】以上説明したホスト101の処理では、バ
ッチ実行前の状態にデータを回復してから、バッチ処理
を再実行させたが、ステップ409において、ログファ
イルを使って、適切なところまでデータの更新を行って
からバッチ処理を実行しても良い。
【0036】図5は、ホスト101からの要求に応答し
てディスクサブシステム109により行われる処理の処
理フローを示すフローチャートである。
【0037】ディスクサブシステム109は、ホスト1
01から要求を受領するとステップ500〜505にお
いて、その要求がペア形成要求、ペア分割要求、ペア削
除要求、データ復旧要求、及びペア状態参照要求のいず
れかに該当するか判別する。
【0038】ホスト101からの要求がペア形成要求で
ある場合、ディスクサブシステム109は、ペア情報及
び差分情報を作成する。具体的に、ディスクサブシステ
ム109は、使用中フラグ200が“未使用”であるペ
ア情報110を選択し、選択したペア情報110の使用
中フラグ200に“使用中”を設定する。次に、使用中
フラグ301が“未使用”である差分情報111を選択
し、選択した差分情報111の使用中フラグ301に
“使用中”を設定する。その後、ディスクサブシステム
109は、選択したペア情報110の正ボリューム番号
201に、ペア形成要求のパラメータとして設定されて
いる正ボリューム番号Sを、副ボリューム番号202
に、副ボリューム番号Tを設定する。また、選択したペ
ア情報110の差分情報番号203に、選択した差分情
報111の識別子を設定する。そして、選択したペア情
報110のペア状態204に“ペア形成中”を設定す
る。次に、ディスクサブシステム109は、選択した差
分情報111のコピー対象ビットマップ302、及び差
分ビットマップ303のすべてのビットを0にする。
(ステップ506)ペア情報110および差分情報11
1に値を設定したら、ディスクサブシステム109は、
後述する形成コピー処理を実行する(ステップ50
7)。
【0039】形成コピーが完了すると、ディスクサブシ
ステム109は、ステップ506で選択したペア情報1
10のペア状態204に“ペア形成完了”を設定し、処
理を終了する(ステップ508)。
【0040】ホスト101から受領した要求がペア分割
要求である場合、ディスクサブシステム109は、使用
中フラグ200が“使用中”であり、正ボリューム番号
201、及び副ボリューム番号202に、ペア分割要求
のパラメータとして与えられる正ボリューム番号S、副
ボリューム番号Tが設定されているペア情報110を選
択する。そして、選択したペア情報110のペア状態2
04に“ペア分割”を設定して処理を終了する(ステッ
プ509)。
【0041】ホスト101から受領した要求がペア削除
要求である場合、ディスクサブシステム109は、使用
中フラグ200が“使用中”であり、正ボリューム番号
201、副ボリューム番号202に、ペア削除要求のパ
ラメータとして設定されている正ボリューム番号S、副
ボリューム番号Tが設定されているペア情報110を選
択する。そして、選択したペア情報110の差分情報番
号203によりポイントされる差分情報111の使用中
フラグ301に“未使用”を設定する。また、選択した
ペア情報110の使用中フラグ200にも“未使用”を
設定する。ディスクサブシステム109は、使用中フラ
グ200および使用中フラグ301の更新が完了すると
処理を終了する(ステップ510)。
【0042】次に、ホスト101から受領した要求がデ
ータ復旧要求である場合、ディスクサブシステム109
は、使用中フラグ200が“使用中”であり、正ボリュ
ーム番号201、副ボリューム番号202にデータ復旧
要求のパラメータとして設定されている正ボリューム番
号S、副ボリューム番号Tが設定されているペア情報1
10を選択する。次に、ディスクサブシステム109
は、選択したペア情報110のペア状態204に“デー
タ復旧中”を設定する。また、エクステント情報205
の開始アドレス207、及び終了アドレス208には、
データ復旧要求にパラメータとして設定されている開始
アドレスB、終了アドレスEを設定する。さらに、ディ
スクサブシステム109は、選択したペア情報203の
差分情報番号203によりポイントされる差分情報11
1のコピー対象ビットマップ302を設定する。すなわ
ち、差分(B)から差分(E)までのビットに関して、
差分(i)が0のときコピー対象(i)に0を設定し、
差分(i)が1のときコピー対象(i)に1を設定する
(ステップ511)。
【0043】ペア情報110および差分情報111を更
新した後、ディスクサブシステム109は、後述するデ
ータ復旧処理を実行する(ステップ512)。
【0044】データ復旧処理が完了すると、ディスクサ
ブシステム109は、ステップ511で選択したペア情
報110のペア状態204に“ペア分割”を設定して処
理を終了する(ステップ513)。
【0045】ホスト101から受領した要求がペア状態
参照要求である場合、ディスクサブシステム109は、
使用中フラグ200が“使用中”であり、正ボリューム
番号201、副ボリューム番号202にペア状態参照要
求のパラメータとして与えられた正ボリューム番号S、
副ボリューム番号Tが設定されているペア情報110を
選択する。次に、ディスクサブシステム109は、選択
したペア情報110のペア状態204をホスト101に
報告して処理を終了する。ここで、該当するペア情報1
10がない場合は、ペア状態として“ペアなし”を報告
する(ステップ514)。
【0046】ホスト101からの要求が上述したいずれ
の要求でもない場合、ステップ515において、ホスト
101からの要求がリード要求であるかライト要求であ
るかが判定される。この判定の結果、要求がリード要求
の場合は、後述するリード処理が行われ(ステップ51
6)、ライト要求の場合には、後述するライト処理が行
われる(ステップ517)。
【0047】図6は、ステップ507において実施され
る形成コピー処理のフローチャートである。
【0048】まず、初期設定として、ディスクサブシス
テム109は、変数iに0を設定する(ステップ60
0)。
【0049】次に、ボリュームアクセス部107によ
り、ステップ506で選択したペア情報110の正ボリ
ューム番号201に設定された識別子で指定されるボリ
ューム108のトラック(i)のデータを読み出す。そ
して、ボリュームアクセス部107により、読み出した
データを副ボリューム番号202に設定された識別子で
指定されるボリュームのトラック(i)に書き込む(ス
テップ601)。
【0050】変数iの値が、正ボリュームの最終トラッ
クのトラック番号を超えたか判定する(ステップ60
2)。変数iが最終トラックのトラック番号を超えてい
ると、ディスクサブシステム109は、形成コピーの処
理を終了してステップ508に進む。そうでなければ、
ステップ603の処理に進み、変数iに1を加算してス
テップ601に戻り、次のトラックのコピー処理を実行
する(ステップ603)。
【0051】図7は、ステップ512で実施されるデー
タ復旧処理のフローチャートである。
【0052】ディスクサブシステム109は、まず、変
数iに初期値としてBを設定する(ステップ700)。
【0053】次に、ステップ511で設定したコピー対
象ビットマップ302を参照して、コピー対象(i)が
0か1かを判定する(ステップ701)。コピー対象
(i)が0の場合は、ステップ704に、1の場合は、
ステップ703に進む。
【0054】ステップ703では、ボリュームアクセス
部107により、副ボリュームのトラック(i)のデー
タを読み出し、読み出したデータを正ボリュームのトラ
ック(i)に書き込む。そして、コピー対象(i)を0
にする。
【0055】ステップ704で、ディスクサブシステム
109は、Eと変数iとを比較し、iがEに等しいか大
きい場合にはデータ回復処理を終了し、そうでなけれ
ば、ステップ705に進む。ステップ705では、変数
iに1を加算してステップ701に戻り、次のトラック
について同様の処理が行われる。
【0056】図8は、ステップ516におけるリード処
理のフローチャートである。
【0057】ホスト101により発行されるリード要求
には、パラメータとして、データを読み出すべきボリュ
ーム108の識別子とトラック番号を含んでいる。以
降、パラメータで指定されるボリューム108の識別子
を“RVOL”、トラック番号を“RTRK”とする。
【0058】リード処理では、まず、使用中フラグ20
0が“使用中”、正ボリューム番号201に“RVO
L”が設定されているペア情報110が選択される。該
当するペア情報110がある場合、処理は、ステップ8
01に進む。該当するペア情報110がない場合、処理
は、ステップ804に進む。(ステップ800)ステッ
プ801でディスクサブシステム109は、ステップ8
00で選択したペア情報110のペア状態204を参照
し、“データ復旧中”になっているか判定する。ペア状
態204が“データ復旧中”である場合は、ステップ8
02に進み、そうでなければステップ806に進む。
【0059】ステップ802でディスクサブシステム1
09は、エクステント情報205の開始アドレス207
と終了アドレス208によって特定される領域に、トラ
ック“RTRK”が含まれるかどうかを判定する。開始
アドレス207と終了アドレス208によって特定され
る領域にトラック“RTRK”が含まれていれば、当該
領域に対するアクセスを拒否することをホスト101に
報告してリード処理を終了する(ステップ803)。開
始アドレス207と終了アドレス208によって特定さ
れる領域にトラック“RTRK”が含まれていない場合
は、ボリュームアクセス部107により、識別子“RV
OL”で識別されるボリューム108のトラック“RT
RK”のデータが読み出され、ホスト101に転送され
てリード処理が終了する(ステップ806)。
【0060】リード対象のボリュームが正ボリュームで
ない場合、使用中フラグ200が“使用中”となってい
るペア情報110から、副ボリューム番号201が“R
VOL”であるペア情報が選択される。該当するペア情
報110がなければ、ステップ806の処理に移り、デ
ータの転送が行われ処理が終了する。該当するペア情報
110があれば、ステップ805に進む(ステップ80
4)。
【0061】ステップ805では、ステップ804で選
択されたペア情報110のペア状態204が参照され、
“ペア分割”であるか判定される。ペア状態204が
“ペア分割”であればステップ806に進み、データの
転送が行われる。ペア状態204が“ペア分割”でなけ
ればステップ803に進み、アクセスが拒否される。
【0062】図9は、ステップ517で行われるライト
処理のフローチャートである。
【0063】ホスト101により発行されるライト要求
は、パラメータに、ボリューム108の識別子、トラッ
ク番号、およびライトデータを含む。以降、パラメータ
で指定されるボリューム108の識別子を“WVO
L”、トラック番号を“WTRK”とする。
【0064】ライト処理において、ディスクサブシステ
ム109は、まず、使用中フラグ200が“使用中”、
正ボリューム番号201の値が“WVOL”であるペア
情報110を選択する。該当するペア情報110があれ
ばステップ901に進み、該当するペア情報110がな
ければステップ904に進む(ステップ900)。
【0065】ステップ901では、ステップ900で選
択されたペア情報110のペア状態204が“データ復
旧中”かどうか判定される。ペア状態204が“データ
復旧中”であればステップ902に進み、“データ復旧
中”でなければステップ908に進む。
【0066】ステップ908では、ステップ900で選
択されたペア情報110のペア状態204が“分割中”
か判定される。ペア状態204が“分割中”であればス
テップ906に進み、“分割中”でなければステップ9
09に進む。
【0067】ステップ909では、ボリュームアクセス
部107により、ステップ900で選択されたペア情報
110の副ボリューム番号202により識別されるボリ
ューム108内のトラック“WTRK”にライトデータ
が書き込まれる。その後、処理は、ステップ907に進
む。
【0068】ステップ902では、ステップ900で選
択されたペア情報110のエクステント情報205の開
始アドレス207と終了アドレス208によって特定さ
れる領域に、トラック“WTRK”が含まれるかどうか
判定される。該当する領域に、トラック“WTRK”が
含まれればステップ903に進み、含まれなければステ
ップ906に進む。
【0069】ステップ903でディスクサブシステム1
09は、当該領域へのアクセスを拒否することをホスト
101に報告して処理を終了する。
【0070】ステップ904では、使用中フラグ200
が“使用中”、副ボリューム番号201の値が“WVO
L”であるペア情報110が選択される。該当するペア
情報110があればステップ905に進み、該当するペ
ア情報110がなければステップ907に進む。
【0071】ステップ905では、ステップ904で選
択されたペア情報110のペア状態204が“ペア分
割”かどうか判定される。ペア状態204が“ペア分
割”であればステップ906に進み、“ペア分割”でな
ければステップ903に進む。
【0072】ステップ906でディスクサブシステム1
09は、ステップ904で選択したペア情報110の差
分情報番号203により示される差分情報111の差分
(WTRK)に1を設定する。
【0073】ステップ907では、識別子が“WVO
L”であるボリューム108のトラック“WTRK”
に、受領したライトデータが書き込まれ、ライト処理が
終了する。
【0074】上述した第1の実施の形態では、ディスク
サブシステム109は、ホスト101から送られる要求
に応答して処理を行う。これらの要求のうち、ペア形成
要求、ペア分割要求、ペア削除要求、ペア状態参照要求
を遠隔端末100からディスクサブシステム109に与
えることも可能である。この場合、制御プロセッサ10
5は、遠隔端末インタフェース104を介して、遠隔端
末100から要求を受領して、処理を実行する。処理内
容は、上述した各処理と同様となる。
【0075】また、上述した実施形態では、データを復
旧中の領域に対するリード/ライト要求を拒否している
が、リード処理におけるステップ803、ライト処理に
おけるステップ903を以下に説明する処理に変更する
ことで、データを復旧中の領域に対するリード/ライト
要求に応じてデータ転送を行うようにすることができ
る。
【0076】図10は、データを復旧中の領域に対する
リード要求に対してデータ転送を行うために、ステップ
803に替えて行われる処理のフローチャートである。
【0077】ディスクサブシステム109は、データを
復旧中の領域に対するリード要求を処理するに当たり、
ペア情報110を参照して、リード要求の対象ボリュー
ムを含むペアのペア状態204が“データ復旧中”か調
べる(ステップ1000)。ペア状態204が“データ
復旧中”であれば、次に、ディスクサブシステム109
は、リード要求の対象領域がコピー対象となっているか
どうか調べる。これは、ペア情報110の差分情報番号
203が指している差分情報111のコピー対象(RT
RK)が0か1かを調べることで実現される。コピー対
象(RTRK)が0の場合は、ボリュームアクセス部1
07によりボリューム108からデータを読み出してホ
スト101に転送し、処理を終了する(ステップ100
5)。
【0078】ステップ1001でコピー対象であると判
定された場合、ディスクサブシステム109は、ボリュ
ームアクセス部107により副ボリュームのトラック
“RTRK”からデータを読み出して、それを正ボリュ
ームのトラック“RTRK”に書き込む(ステップ10
02)。
【0079】続いて、ディスクサブシステム109は、
コピー対象(RTRK)に0を設定する(ステップ10
03)。そして、ボリュームアクセス部107により、
ボリューム108からデータを読み出してホスト101
に転送し、処理を終了する(ステップ1004)。
【0080】ステップ1000でペア状態204が“デ
ータ復旧中”でないと判定された場合は、ホスト101
にアクセスを拒否することが報告されて処理が終了する
(ステップ1006)。
【0081】図11は、データを復旧中の領域に対する
ライト要求を処理するために、ステップ903に替えて
行われる処理のフローチャートである。
【0082】ディスクサブシステム109は、データを
復旧中の領域に対するライト要求を処理するに当たり、
ライト要求の対象であるボリュームに関するペア情報1
10を参照して、そのペア状態204が“データ復旧
中”かどうか調べる(ステップ1100)。
【0083】ペア状態204が“データ復旧中”である
と判定された場合、ライト要求の対象領域がコピー対象
となっているかどうか調べられる。これは、ペア情報1
10の差分情報番号203が指す差分情報111のコピ
ー対象(WTRK)が0であるか1であるかを調べるこ
とにより行われる(ステップ1101)。
【0084】コピー対象(WTRK)が0の場合は、ス
テップ1104に進む。1の場合はステップ1102に
進む。
【0085】ステップ1101でコピー対象(WTR
K)が1であり、ライト要求の対象領域がコピー対象で
あると判定しされた場合、ボリュームアクセス部107
により、副ボリュームのトラック“WTRK”のデータ
が読み出され、正ボリュームのトラック“WTRK”に
そのデータが書き込まれる(ステップ1102)。その
後、差分情報111のコピー対象(WTRK)に0が設
定され、ステップ1104の処理に移る(ステップ11
03)。
【0086】ステップ1104でディスクサブシステム
109は、差分情報111の差分(WTRK)に1を設
定する。続いて、ボリュームアクセス部107により、
識別子“WVOL”で識別されるボリューム108のト
ラック“WTRK”にライトデータが書き込まれる(ス
テップ1105)。
【0087】ステップ1100でペア状態204が“デ
ータ復旧中”でないと判定された場合、ディスクサブシ
ステム109は、ホスト101にアクセスを拒否するこ
とを報告して処理を終了する(ステップ1106)。
【0088】以上の処理により、データを復旧中の領域
に対するリード/ライト要求に対しても、その要求に応
答してデータのリード/ライト処理を実施することが可
能となる。
【0089】本発明が適用された情報処理システムの他
の実施形態について、以下に説明する。以下に説明する
実施形態におけるシステムとしての構成は、図1に示し
たものと同様であるが、制御プロセッサ105において
実現される機能が上述した実施形態と異なる。本実施形
態では、ホスト101(あるいは遠隔端末100)から
発行される要求として、上述した実施形態において説明
したペア形成要求、ペア分割要求、ペア削除要求、デー
タ復旧要求、ペア状態参照要求、リード要求およびライ
ト要求に加え、コピーなしペア形成要求が含まれる。制
御プロセッサ105は、これらの要求に応答して各種の
処理を行う。
【0090】図12は、データ回復処理時のホスト10
1側の処理を示すフローチャートである。
【0091】データ回復処理時、ホスト101は、ま
ず、ディスクサブシステム1209にコピーなしペア形
成要求を発行する。コピーなしペア形成要求には、パラ
メータとして、正ボリューム番号と副ボリューム番号が
含まれる。正ボリューム番号には、回復するデータを格
納するボリューム108の識別子が、副ボリューム番号
には、データを一時的に格納する未使用のボリューム1
08の識別子が設定される。以下では、処理の対象とな
る正ボリュームのボリューム番号をS、副ボリュームの
ボリューム番号をTとして説明する(ステップ130
0)。
【0092】ホスト101は、コピーなしペア形成要求
を発行した後、パラメータに正ボリューム番号S、副ボ
リューム番号Tを有するペア状態参照要求を作成し、デ
ィスクサブシステム109に発行する。このペア状態参
照要求に対する応答としてディスクサブシステム109
から報告されるペア状態が“ペア分割”でなければ、ペ
ア状態が“ペア分割”になるまで待ち、ペア状態が“ペ
ア分割”であることを確認して次の処理に進む(ステッ
プ1301)。
【0093】次に、ホスト101は、回復するデータが
バックアップされている磁気テープからデータを読み出
す。ホスト101は、このデータを、ボリューム番号が
Tであるボリューム108に書き込むよう、ディスクサ
ブシステム1209にライト要求を発行する(ステップ
1302)。
【0094】回復するデータを含むバックアップデータ
をボリューム108に書き込むと、ホスト101は、ロ
グファイルを解析してデータの回復を行う範囲を求め
る。続いて、ホスト101は、パラメータに正ボリュー
ム番号S、副ボリューム番号T、ここで求めた回復範囲
の開始アドレス、及び、終了アドレスの値を有するデー
タ復旧要求を作成し、ディスクサブシステム109に発
行する(ステップ1303)。
【0095】データ復旧要求を発行した後、ホスト10
1は、パラメータに正ボリューム番号S、副ボリューム
番号Tを有するペア状態参照要求を作成し、ディスクサ
ブシステム109に発行する。このペア状態参照要求に
対する応答としてディスクサブシステム109から報告
されるペア状態が“ペア分割”でなければ、ペア状態が
“ペア分割”になるまで待ち、ペア状態が“ペア分割”
であることを確認して次の処理に進む(ステップ130
4)。
【0096】ここまでの処理でデータの回復は完了す
る。ホスト101は、データの回復が完了した後、パラ
メータとして正ボリューム番号S、副ボリューム番号T
を有するペア解除要求をディスクサブシステム109に
発行する(ステップ1305)。
【0097】ペア解除要求を発行した後、ホスト101
は、パラメータに正ボリューム番号S、副ボリューム番
号Tを有するペア状態参照要求をディスクサブシステム
109に発行する。このペア状態参照要求に対する応答
としてディスクサブシステム109から報告されるペア
状態が“ペアなし”でなければ、ペア状態が“ペアな
し”となるまで待つ。ペア状態が“ペアなし”となり、
ペアの解除が完了するとホスト101は処理を終える
(ステップ1306)。
【0098】ステップ1300において、ホスト101
からコピーなしペア形成要求を受けたときのディスクサ
ブシステム109による処理は次の通りである。
【0099】ホスト101からのコピーなしペア形成要
求に応答して、ディスクサブシステム109は、使用中
フラグ200が“未使用”であるペア情報110を選択
し、その使用中フラグ200を“使用中”にする。続い
て、ディスクサブシステム109は、使用中フラグ30
1が“未使用”である差分情報111を選択し、その使
用中フラグ301を“使用中”にする。
【0100】次に、ディスクサブシステム109は、選
択されたペア情報110の正ボリューム番号201に
“S”、副ボリューム番号202に“T”、差分情報番
号203に、選択した差分情報111の識別子、ペア状
態204に“ペア分割”をそれぞれ設定する。次に、デ
ィスクサブシステム109は、選択した差分情報111
のコピー対象ビットマップ302のすべてのビットを0
に、差分ビットマップ303のすべてのビットを1にす
る。
【0101】図13は、本発明のさらに別の実施形態に
おける情報処理システムのシステム構成を示すブロック
図である。本実施形態の情報処理システムは、基本的に
は図1に示した第1の実施形態における情報処理システ
ムと同様に構成されるが、制御プロセッサ1505、制
御メモリ1506、ボリュームアクセス部107などの
機能がこれまで説明した実施形態とは異なる。以下、特
に、第1の実施形態との相違する点を主体として説明を
行う。
【0102】制御メモリ1506には、制御プロセッサ
1505が制御に必要とする制御情報である位置情報1
510が格納される。物理ボリューム1508はデータ
を格納する機能を有し、ボリュームアクセス部1507
は、物理ボリューム1508にアクセスする機能を有す
る。
【0103】本実施形態では、ホスト101は、ディス
クサブシステム1509により仮想的に定義される論理
ボリュームに対してリードやライトなどの要求を発行す
る。ディスクサブシステム1509には、複数の論理ボ
リュームを定義でき、各論理ボリュームは、個別の識別
子を有する。論理ボリュームは、以下のように定義され
ている。
【0104】(1) 論理ボリュームは、複数の仮想的な論
理トラックから構成されている。論理トラックには、各
々を識別するための識別子がつけられている。識別子
は、0、1、2、…という値を持つ。
【0105】(2) 論理ボリュームは、1以上の仮想的な
論理領域から構成されている。論理領域は、1以上の連
続する論理トラックから構成されていて、おのおのの論
理領域の論理トラック数は等しい。各論理領域には、お
のおのを識別するための識別子がついている。識別子
は、0、1、2、…という値を持つ。
【0106】論理ボリューム上のデータは、実際には物
理ボリューム108に格納される。物理ボリューム10
8は以下のような特徴をもつ。
【0107】(1) 物理ボリューム108は、データを格
納する実体(例えば磁気ディスク)から構成される。
【0108】(2) 物理ボリューム108は、複数の物理
トラックから構成される。各物理トラックには、おのお
のを識別するための識別子がついている。識別子は、
0、1、2、…という値を持つ。
【0109】(3) 物理ボリューム1508は、1以上の
物理領域から構成される。物理領域は、1以上の連続す
る物理トラックから構成されている。おのおのの物理領
域の物理トラック数は等しく、論理領域を構成する論理
トラック数と等しい。物理トラックには、おのおのを識
別するための識別子がついている。識別子は、0、1、
2、…という値を持つ。
【0110】制御メモリ1506には、論理ボリューム
と物理ボリュームの対応関係を示すマッピング情報であ
る位置情報が格納される。図14に位置情報のデータ構
造を示す。図に示すように、位置情報1510は、論理
ボリューム番号1800、デバイスビジー要求180
1、リード/ライト実行中フラグ1802およびマッピ
ング情報1803から構成される。
【0111】論理ボリューム番号1800は、当該位置
情報により管理される論理ボリュームの識別子を示す。
デバイスビジー要求1801は、論理ボリューム番号1
800により識別される論理ボリュームに対するホスト
101からのアクセスに対して、デバイスビジーを報告
することを示す情報である。デバイスビジー要求180
1は、“オン”あるいは“オフ”の値を取る。リード/
ライト実行中フラグ1802は、論理ボリューム番号1
800により識別される論理ボリュームに対するホスト
101からのリード・ライト要求を実行中であることを
示すフラグである。リード/ライト実行中フラグ180
2は、“オン”あるいは“オフ”の値を取る。マッピン
グ情報1803は、論理領域番号1804、物理ボリュ
ーム番号1805および物理領域番号1806から構成
される。論理領域番号1804は、論理ボリューム内の
論理領域に割り当てられた識別子を示す。物理ボリュー
ム番号1805は、物理ボリューム108の識別子を示
す。物理領域番号1806は、物理ボリューム108内
の物理領域の識別子である。
【0112】図15は、データ回復時にホスト101側
で行われる処理のフローチャートである。
【0113】以下、識別子がSの論理ボリューム160
0に対して、磁気テープに格納されているバックアップ
データをリストアする処理ついて説明する。
【0114】データ回復時にホスト101は、まず、未
使用の論理ボリュームを1つ選択する。以下、この論理
ボリュームの識別子を“T”とする。ホスト101は、
磁気テープに格納されているバックアップデータを、識
別子“T”で識別される論理ボリュームにリストアする
(ステップ1901)。
【0115】リストアが完了すると、ホスト101は、
パラメータに正ボリューム番号“S”、副ボリューム番
号“T”を有するスワップ要求を作成し、ディスクサブ
システム1509に発行する(ステップ1902)。
【0116】図16は、ディスクサブシステム1509
における処理のフローチャートである。
【0117】ディスクサブシステム1509は、ホスト
1501から要求を受領すると(ステップ2000)、
それがスワップ要求であるかリード/ライト要求か判別
する(ステップ2001)。
【0118】受領した要求がスワップ要求である場合、
ディスクサブシステム1509は、パラメータで指定さ
れた正ボリューム番号と同じ値を論理ボリューム番号1
800に持つ位置情報1510を選択する。以下、この
位置情報1510を位置情報(S)と表記する。ディス
クサブシステム1509は、位置情報(S)のデバイス
ビジー要求1801に“オン”を設定する。次に、ディ
スクサブシステム1509は、パラメータで指定された
副ボリューム番号と同じ値を論理ボリューム番号180
0に持つ位置情報1510を選択する。以下、この位置
情報1510を位置情報(T)と表記する。ディスクサ
ブシステム1509は、位置情報(T)のデバイスビジ
ー要求1801に“オン”を設定する(ステップ200
7)。
【0119】デバイスビジー要求1801を“オン”に
設定した後、ディスクサブシステム1509は、位置情
報(S)のリード/ライト実行中フラグ1802および
位置情報(T)のリード/ライト実行中フラグ1802
が“オフ”になっているかどうかを判定する(ステップ
2008)。
【0120】リード/ライト実行中フラグ1802が
“オフ”でなれければ、“オフ”になるまで待つ。リー
ド/ライト実行中フラグ1802が“オフ”になると、
マッピング情報1803が更新される。すなわち、位置
情報(S)のマッピング情報1803の値と位置情報
(T)のマッピング情報1803の値が入れ替えられる
(ステップ2009)。
【0121】マッピング情報1803の入れ替えが終了
したら、ディスクサブシステム1509は、位置情報
(S)のデバイスビジー要求1801および位置情報
(T)のデバイスビジー要求18012に“オフ”を設
定し、処理を終了する(ステップ2011)。
【0122】ステップ2001でホスト101から受領
した要求がリード/ライト要求であると判別された場
合、ディスクサブシステム1509は、リード/ライト
の対象となる論理ボリューム1600の識別子を論理ボ
リューム番号1800に持つ位置情報1510を選択
し、デバイスビジー要求1801の値が“オン”になっ
ているかどうか判定する。デバイスビジー要求1801
が“オン”であれば、ディスクサブシステム1509
は、ホスト1501にデバイスビジーを報告して処理を
終了する(ステップ2010)。
【0123】デバイスビジー要求1801が“オン”に
なっていない場合、ディスクサブシステム1509は、
位置情報(S)のリード/ライト実行中フラグ1802
および位置情報(T)のリード/ライト実行中フラグ1
802に“オン”を設定する(ステップ2003)。
【0124】リード/ライト実行中フラグ1802の更
新が完了したら、まず、リード/ライト対象の論理トラ
ックに対応する物理トラックを求める。物理トラック
は、位置情報(S)のマッピング1803の値から次の
ようにして求められる。
【0125】(1) リード/ライト対象の論理トラックの
識別子の値を、論理領域を構成する論理トラック数で割
った時の商をA、余りをBとする。
【0126】(2) マッピング情報1803の論理領域番
号1804がAである行の物理ボリューム番号1805
にある値Cを求める。
【0127】(3) マッピング情報1803の論理領域番
号1804がAである行の物理領域番号1806にある
値Dを求める。
【0128】(4) 値Dと物理領域を構成する物理トラッ
ク数の積をEとする。
【0129】(5) EとBとの和としてFを得る。
【0130】以上のようにして求めた値から、リード/
ライト対象の物理トラックは、識別子がCである物理ボ
リューム108内の、識別子がFである物理トラックで
あることが求まる(ステップ2004)。
【0131】物理トラックが得られると、ディスクサブ
システム1509は、ボリュームアクセス部1507に
より、ホスト101との間でデータ転送を実行する(ス
テップ2005)。
【0132】データ転送の終了に応答して、ディスクサ
ブシステム1509は、位置情報(S)のリード/ライ
ト実行中フラグ1802および位置情報(T)のリード
/ライト実行中フラグ1802に“オフ”を設定して処
理を終了する(ステップ2006)。
【0133】以上の説明では、論理ボリューム内のデー
タがすべて交換されるが、第1の論理ボリューム内のあ
る論理領域と、第2の論理ボリューム内のある論理領域
のデータとを交換することもできる。以下、識別子がS
である論理ボリュームの論理領域S1のデータと、識別
子がTである論理ボリュームの論理領域T1のデータと
を交換する場合について説明する。
【0134】この場合、ホスト101は、S、S1、
T、T1をパラメータとして有するデータ交換要求をデ
ィスクサブシステム1509に対して発行する。
【0135】データ交換要求を受領したディスクサブシ
ステム1509は、スワップ要求を受領したときの処理
と同様に、デバイスビジー要求1801に“オン”を設
定し、リード/ライト実行中フラグ1802が“オフ”
なるのを待つ。リード/ライト実行中フラグ1802が
“オフ”になったら、論理ボリューム番号1800がS
である位置情報1510に含まれるマッピング情報18
03の論理領域番号1804がS1であるエントリに対
応する物理ボリューム番号1805と物理領域番号18
06の値と、論理ボリューム番号1800がTである位
置情報1510のマッピング1803の論理領域番号1
804がT1であるエントリに対応する物理ボリューム
番号1805と物理領域番号1806の値とを入れ替え
る。入れ替えが終了したら、デバイスビジー要求180
1に“オフ”を設定して、処理を終了する。
【0136】
【発明の効果】本発明によれば、ホストで実行中の処理
に障害が発生し、ディスクサブシステムのデータを復旧
する場合に、ホストに負担をかけず、短時間でデータを
リストアすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における情報処理シス
テムのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】ペア情報110の一例を示すデータ構造図であ
る。
【図3】差分情報111の一例を示すデータ構造図であ
る。
【図4】バッチ処理を実行する時のホスト101による
処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】ホスト101からの要求に応答してディスクサ
ブシステム109により行われる処理の処理フローを示
すフローチャートである。
【図6】ステップ507において実施される形成コピー
処理のフローチャートである。
【図7】ステップ512で実施されるデータ復旧処理の
フローチャートである。
【図8】ステップ516におけるリード処理のフローチ
ャートである。
【図9】ステップ517で行われるライト処理のフロー
チャートである。
【図10】データを復旧中の領域に対するリード要求に
対してデータ転送を行うために、ステップ803に替え
て行われる処理のフローチャートである。
【図11】データを復旧中の領域に対するライト要求を
処理するために、ステップ903に替えて行われる処理
のフローチャートである。
【図12】データ回復処理時のホスト101側の処理を
示すフローチャートである。
【図13】本発明の別の実施形態における情報処理シス
テムのシステム構成を示すブロック図である。
【図14】位置情報のデータ構造を示すデータ構成図。
【図15】データ回復時にホスト101側で行われる処
理のフローチャートである。
【図16】ディスクサブシステム1509における処理
のフローチャートである。
【符号の説明】
100・・・遠隔端末 101・・・ホスト 102・・・LAN 103・・・バス 104・・・遠隔端末インタフェース 105・・・ホストインタフェース 106・・・制御メモリ 107・・・ボリュームアクセス部 108・・・ボリューム 109・・・ディスクサブシステム 110・・・ペア情報 111・・・差分情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 弘治 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5B082 DC00 DD00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置と、ディスク装置を備え、前
    記中央処理装置からの要求にしたがってデータ転送を実
    行するディスクサブシステムとを有する情報処理システ
    ムにおいて、前記中央処理装置で行われる一連の処理に
    障害が発生した際に、所定の状態までデータを復旧する
    ためのデータ復旧方法であって、 前記中央処理装置で一連の処理を実行する前に、前記情
    報処理装置から前記ディスクサブシステムに対して、前
    記一連の処理で使用されるディスク装置に格納されてい
    るデータの写しを保存する保存要求を発行し、 前記ディスクサブシステムにおいて、前記保存要求に応
    答して、前記ディスク装置のデータの写しを保存し、 前記ディスクサブシステムが、前記一連の処理の実行に
    伴って前記ディスク装置の内容が更新されたとき、更新
    された場所を差分情報として記憶し、 前記ディスク装置の内容をある時点の状態に復旧する必
    要が生じた場合、前記中央処理装置から前記ディスクサ
    ブシステムにデータの復旧要求を発行し、 前記ディスクサブシステムにおいて、前記復旧要求に応
    答して、記憶された前記差分情報に基づいて、前記保存
    されたデータを前記ディスク装置にリストアすることを
    特徴とするデータ復旧方法。
  2. 【請求項2】前記保存要求、及び前記復旧要求が、前記
    ディスクサブシステムに接続された端末から発行される
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ復旧方法。
  3. 【請求項3】前記データの写しの保存は、前記ディスク
    装置と同一のデータが格納され、前記ディスク装置と二
    重化された第2のディスク装置に保存されることを特徴
    とする請求項1又は2記載のデータ復旧方法。
  4. 【請求項4】前記データの保存は、使用されていないデ
    ィスク装置を前記第2の記憶装置として割り当て、前記
    第2のディスク装置に前記ディスク装置に格納されたデ
    ータをコピーする処理を含むことを特徴とする請求項3
    記載のデータ復旧方法。
  5. 【請求項5】前記保存の要求は、前記ディスク装置を二
    重化することを要求する第1の要求と、二重化された前
    記ディスク装置と前記第2のディスク装置とをペアを形
    成した状態で分割する第2の要求とを含み、前記コピー
    処理は、前記第1の要求に応答して行われ、前記第2の
    ディスク装置へのデータの保存は、前記第2の要求に応
    答して行われることを特徴とする請求項4記載のデータ
    復旧方法。
  6. 【請求項6】前記データのリストアは、前記差分情報に
    より、前記一連の処理により更新された場所を対象とし
    て行われることを特徴とする請求項1記載のデータ復旧
    方法。
  7. 【請求項7】中央処理装置からの要求にしたがってデー
    タ転送を実行するディスクサブシステムにおいて、 複数のディスク装置と、 前記中央処理装置からの要求に応答して、第1のディス
    ク装置に格納されたデータの写しを保持した第2のディ
    スク装置を作成する手段と、 前記情報処理装置からのデータの更新要求に応答して、
    前記第1のディスク装置のデータを更新し、該更新箇所
    を識別するための差分情報を生成する手段と、 前記中央処理装置からデータ復旧要求に応答して、前記
    差分情報に基づいて前記第1のディスク装置の更新が行
    われた場所のデータを前記第2のディスク装置の対応す
    る記憶場所に保持されているデータと置き換える手段と
    を有することを特徴とするディスクサブシステム。
  8. 【請求項8】中央処理装置と、ディスク装置を備え、前
    記中央処理装置からの要求にしたがってデータ転送を実
    行するディスクサブシステムとを有する情報処理システ
    ムにおいて、前記中央処理装置で行われる一連の処理に
    障害が発生した際に、所定の状態までデータを復旧する
    ためのデータ復旧方法であって、 前記中央処理装置からのリストア要求に応答して、前記
    中央処理装置がアクセスする論理ボリュームのデータを
    格納した第1のディスク装置に保持されているデータの
    バックアップデータを第2のディスク装置にリストア
    し、前記中央処理装置からのスワップ要求に応答して、
    前記論理ボリュームを前記第2のディスク装置と関連付
    け、前記中央処理装置からの前記論理ボリュームへのア
    クセス要求に応答して、前記第2のディスク装置のデー
    タにアクセスすることを特徴とするデータの復旧方法。
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