JP2000242253A - 2次元画像処理装置 - Google Patents

2次元画像処理装置

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JP2000242253A
JP2000242253A JP11040193A JP4019399A JP2000242253A JP 2000242253 A JP2000242253 A JP 2000242253A JP 11040193 A JP11040193 A JP 11040193A JP 4019399 A JP4019399 A JP 4019399A JP 2000242253 A JP2000242253 A JP 2000242253A
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Kenichi Mizutani
憲一 水谷
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示バッファの部品点数を増やすことなく、
全ての画像に対して半透明処理を施す。 【解決手段】 2Dグラフィック処理部を設定する。一
番奥になる背景面3のデータを表示バッファに蓄積す
る。これと同時に図形データ表示判定処理を行い、各図
形の図形番号を、表示される背景面の図形バッファに格
納する。背景面3上の図形を表示バッファに蓄積する。
背景面2のデータを表示バッファに蓄積する。以後、同
様にして背景面1の図形を表示バッファに蓄積するまで
行い、表示バッファよりデータを取り出し、表示デバイ
ス部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背景と図形を半透
明合成して表示する2次元画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像において色の着いたガラスや海等を
通し物体を見た場合、物体はそのガラスや海の色を考慮
した色合いとなり、我々の目に映る。このように透き通
る素材を通し物体を投影した画像を作ることを半透明処
理と称す。
【0003】図6は半透明処理を施した画像のイメージ
図を示す。画像は2Dのグラフィックスであるが、説明
の便宜上3次元に軸を示している。SC1,SC2,S
C3は背景描画部より作られる背景画像、SP1,SP
2,SP3は図形描画部より作られる図形画像である。
ここで、SC1,SC2,SP1は半透明処理を行う色
で形成されているものとする。そして奥から手前へ順
に、SC3,SP3,SC2,SP2,SP1,SC1
と重ねて描画している画像である。
【0004】図11は従来の2Dグラフィックスエンジ
ンのブロック図である。
【0005】この2DグラフィックエンジンはCPU1
と2Dグラフィックス処理部2’とキャラクタROM部
3と表示デバイス部4で構成されている。2Dグラフィ
ックス処理部2はCPUI/F部5とROMI/F部6
と背景描画部7と図形描画部8’と色合成部9’と制御
部10を含む。
【0006】キャラクタROM部3は、実際にディスプ
レイ等に表示する絵のデータが図8に示すようにマッピ
ングされている。本従来例では色合成部9’にパレット
RAM20(後述)を持っているため、パレットコード
(パレットRAM20に対するアドレス値)が1ピクセ
ル単位で格納されており、画像を形成している。ここ
で、S3はキャラクタROM部3のアドレス、データを
示す。
【0007】表示デバイス部4はCRT、液晶等、画像
を表示するもので、S4はRGBデータ、S17はV
SYNC,SYNc等の同期信号である。
【0008】CPUI/F部5は、CPU部1から図形
に対し画面のどこに表示されるかや、本グラフィックス
エンジンについての設定として出力されたS2を受け付
けるインタフェースである。
【0009】ROMI/F部6は、本グラフィックスエ
ンジンがキャラクタROM部3に対しアドレスを与えそ
のデータを得るが、そのタイミング調整を行う。
【0010】背景描画部7は背景を処理するもので、キ
ャクタROM部3に構築されているデータを表示デバイ
ス部4の画面全体に貼付けるエンジンである。背景設定
信号S5は、キャラクタROM部3のどのデータを画面
に表示するかの命令を与えるものである。
【0011】図形描画部8’は、例えば16×16ドッ
トの図形をキャラクタROM部3に構築し、この図形を
表示デバイス部4のどこの座標に表示するか等を図形設
定信号S7として与え、画面に表示させるものである。
このとき、図形描画部8’が認識できる座標軸は表示画
面より大きいことが原則であり、表示画面に存在しない
座標軸を指定すると、指定された図形は表示されない。
ここで、S2〜S7が双方向になっているのは、CPU
部1が各部分の状態を監視したり、設定値を見たりする
ためである。
【0012】制御部10は各部4〜9が正常に動作する
ように制御信号S12〜S17により各部4〜9を制御
する。
【0013】図形描画部8’は図12に示すようにセレ
クタ11とパラメータRAM部12と図形ROMアドレ
ス演算部13と表示図形判断部14’と図形バッファ部
15’と出力部16と図形描画機能タイミング生成部1
7で構成されている。
【0014】セレクタ11は図形描画機能タイミング生
成部17より出力された、描画用パラメータRAM部1
2のアドレスZK1と、外部から設定値として与えられ
たEX ADDとを切り替え、パラメータRAM部12
のアドレスを作る。
【0015】パラメータRAM部12は図10に示すデ
ータを格納している。パラメータRAM部12のアドレ
スのワード線は図形描画部8に登録できる図形の数だけ
存在し、アドレス=図形の番号となっている。各図形に
は図10に示すパラメータ(設定値)が設定できるよう
になっている。なお、図形を表示するときには、CPU
部1が予めこれらを設定してから描画する。パラメータ
RAM部12はアドレスが与えられると、各パラメータ
P1〜P5(それぞれ、アドレス、X座標信号、Y座標
信号、面数信号、半透明信号)を出力する。EX DA
TAはデータ信号、EX WEはライトイネーブル信号
である。
【0016】図形ROMアドレス演算部13は、パラメ
ータP1から表示するべきROM部3のアドレスを計算
し、R ADDとしてキャラクタROM部3へ出力す
る。
【0017】表示図形判断部14’はパラメータP2,
P3を受け、与えられたアドレスNOの図形が表示範囲
内あるかどうか判断し、表示図面NO.信号ZK1、F
IFOライトイネーブル信号F WEを図形バッファ部
15’に出力する。
【0018】図形バッファ部15は背景面用図形を格納
するものである。
【0019】出力部16はキャラクタROM部3から出
力された画像データR DATAを受け、パラメータP
2,P3,P4,P5より次の色合成部9’に受け渡す
データのタイミング合せ等を行い、S11(表示バッフ
ァデータH DATA、表示バッファライトイネーブル
信号H WE、表示バッファアドレス信号H ADD)
を出力する。
【0020】図形描画機能タイミング生成部17は、メ
インクロック信号S1と図形描画部制御信号S13を受
け、図形NO.信号ZBをセレクタ11に出力し、図形
NO.イネーブル信号ZBDENを表示図形判断部1
4’に出力し、図形バッファリクエスト信号をF RQ
を図形バッファ部15’に出力し、図形バッファ部1
5’から図形バッファ空信号EMPと表示図形NO.信
号ZKOを入力し、出力リクエスト信号S RQを出力
部15に出力する。
【0021】色合成部9は、図13に示すように、色合
成制御部50と図形用セレクタ51と表示バッファ53
とセレクタ55,56と出力制御部57と半透明処理部
58とセレクタ59とパレットRAM60で構成されて
いる。
【0022】表示バッファ53,54は表示される図形
用画像、背景用バッファを貯えておくバッファで、RG
B等の画像を出力する。表示バッファ53,54はダブ
ルバッファ構成で、一方が描画用、他方が表示用であ
る。DINはデータ入力、ADDはアドレス、WEはラ
イトイネーブル端子、Cはクロック入力、DOUTはデ
ータ出力の各端子である。
【0023】色合成部50は色設定信号S10と色合成
部制御信号S16とメインクロック信号S1を入力し、
出力バッファ53,54のアドレス信号、ライトイネー
ブル信号、セレクタ55,56,59の切替信号を出力
する。
【0024】図形用セレクタ51,52は表示データ
(背景)S10、表示データ(図形)S10を出力バッ
ファ53,54に書き込む。
【0025】パレットRAM60は表示する色数だけ色
を登録できるRAMである。
【0026】半透明処理部38はセレクタ55,56を
経て出力バッファ53,54から出力された画像データ
(RGB等)とパレットRAM60から出力された画像
データ(RGB等)を色合成する。
【0027】出力制御部57は表示デバイス部4に適応
したタイミングで画像信号S4を生成し、出力する。
【0028】次に、本従来例の全体の処理を図14を参
照して説明する。
【0029】本装置は背景面を3枚合成できると仮定し
説明する。また、表示バッファは描画能力を考慮しダブ
ルバッファ構成をとる。本説明は、そのうち片側のバッ
ファの動作につき説明する。
【0030】ステップ61:2Dグラフィックス処理部
2’の設定 図11のCPU部1は2Dグラフィック処理部2’に対
し表示する図形の設定を行う。また、図13中のパラメ
ータRAM12にはこのとき、図7のようにパラメータ
をマッピングする。
【0031】次に、2Dグラフィック処理装置2’は描
画を行う。
【0032】背景描画部7と図形描画部8’は同時に描
画処理を行う。
【0033】ステップ62:背景面1のデータを背景用
表示バッファ1に格納(パレットコード値+半透明値) ステップ63:背景面2のデータを背景用表示バッファ
2に格納(パレットコード値+半透明値) ステップ64:背景面3のデータを背景用表示バッファ
3に格納(パレットコード値+半透明値) 背景描画部7は設定された値にしたがい、表示データ信
号(背景)10を出力し図13に示す色合成部9中の表
示バッファ部54(背景用ラインバッファ)に画像デー
タが蓄積される。本例では3面の背景面を有するため、
このバッファは3面分用意されている。
【0034】ステップ65:図形データの表示判定 ステップ62,63,64の動作と同時に図11の図形
描画部8’は描画動作の初めに図12記載のパラメータ
RAM部12に登録されている全ての図形に対し図形デ
ータの表示判定を行う(図7のパラメータRAMマッピ
ングの値を参照する)。そして表示される図形の番号の
み図形バッファ部15’に格納される。
【0035】ステップ66:図形用表示バッファに図形
データを格納(パレットコード値+半透明値+表示面
値) また、図13記載の色合成部9’中の表示バッファ(図
形用ラインバッファ)53は描画される前に定められた
値にイニシャライズされる。
【0036】次に、図12の図形表示部8’は図形バッ
ファ部15’に蓄えられた図形番号をパラメータRAM
部12のアドレスとし各表示パラメータを算出し表示デ
ータ信号(図形)S11を図13記載の色合成部9’中
の表示バッファ部53(図形用ラインバッファ)に格納
する。
【0037】このときの(S10)または(S11)の
表示バッファ蓄積データは図15に示すデータ構成とな
っており、表示バッファのアドレスが描画中に同一のア
ドレスを示し格納される場合、上書き格納される。
【0038】このことにより描画動作は完了する。
【0039】ステップ67:各表示バッファからデータ
を取り出し、色合成する(背景面1、背景面2、背景面
3、図形データ)。
【0040】次に、図11の2Dグラフィック処理部
2’は表示動作を行う。
【0041】表示動作は表示デバイス部4の内部で作ら
れている表示デバイス制御信号S17に同期して表示バ
ッファより1ピクセル単位でデータが取り出される。取
り出されたデータから図13記載の色合成部9’中の半
透明処理部58にて半透明なピクセルが手前に見える場
合、色の合成を行う。
【0042】ステップ68:表示 ステップ67で処理された画像データは画像信号S4と
してRGB等のデータが表示デバイス部4へ出力され
る。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では特開平
6−180574で示された技術を用い背景面等は処理
される。そして、背景面と図形面の処理を別々に行い、
表示するときに画面合成を行うので背景面と背景面の間
に複数半透明色の図形が存在する場合、正しい画像を得
ることができない。また、図形面と背景面の表示バッフ
ァを用意する必要があり部品点数が増加する。
【0044】例えば、アーケードゲーム等のグラフィッ
クスエンジンの場合、部品点数増加の問題よりも高速処
理を優先され、背景面用と図形面用のキャラクタROM
を別々に所有し描画能力を向上させるものもある。しか
し、ポータブルゲーム装置等、背景面用と図形面用のキ
ャラクタROMを共用している場合、描画時に背景面と
図形面を同時に処理できないので、特開平5−2774
5で示す背景面と図形面を合成する処理は有効であると
いえる。
【0045】また、部品点数を減らす方法として、特開
平5−27745が出願されているが、背景面を描画し
てから図形画像を上描きするので複数の背景面と図形面
を半透明処理することができない。
【0046】図6を用いこれらの問題を説明すると、特
開平6−180574の場合、背景面と図形との半透明
処理はできるが、SP1とSP2のような図形画像同士
の半透明処理はできず、期待する画像はSP1とSP2
が混ざり合った色で構成される画像であるのに、2Dグ
ラフィックスから出力される画像はSP1の画像のみと
なる。
【0047】本発明の目的は、表示バッファの部品点数
を増やすことなく、全ての画像に対し半透明処理を施
し、背景面と単一図形の半透明処理ではなく、図形同士
等全ての半透明すべき画像も正しく描画する2D画像処
理装置を提供することにある。
【0048】
【課題を解決するための手段】本発明の2次元画像処理
装置は、図形バッファが、表示できる背景面の数だけ存
在し、表示する図形ごとに、どの背景面に表示する図形
か判定し、当該背景面の図形バッファに図形番号を格納
する手段と、表示面から見て一番奥の背景面から、背景
データと図形データに半透明処理を行い生成されたRG
Bデータを表示バッファに格納する手段を有する。
【0049】背景面と図形面を半透明処理しながら表示
バッファに格納するため、表示バッファを一組しか必要
としない。
【0050】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0051】図1は本発明の一実施形態の2Dグラフィ
ックエンジンのブロック図である。
【0052】この2DグラッフィックエンジンはCPU
1と2Dグラフィックス処理部2とキャラクタROM部
3と表示デバイス部4で構成されている。2Dグラフィ
ックス処理部2はCPUI/F部5とROMI/F部6
と背景描画部7と図形描画部8と色合成部9と制御部1
0を含む。
【0053】キャラクタROM部3は、実際にディスプ
レイ等に表示する絵のデータが図11に示すようにマッ
ピングされている。本実施形態では色合成部9にパレッ
トRAM20(後述)を持っているため、パレットコー
ド(パレットRAM20に対するアドレス値)が1ピク
セル単位で格納されており、画像を形成している。ここ
で、S3はROM部3のアドレスデータを示す。
【0054】表示デバイス部4はCRT、液晶等、画像
を表示するもので、S4はRGBデータ、S17はV
SYNC,SYNc等の同期信号である。
【0055】CPUI/F部5は、CPU部1から図形
に対し画面のどこに表示されるかや、本グラフィックス
エンジンについての設定として出力されたS2を受け付
けるインタフェースである。
【0056】ROMI/F部6は、本グラフィックスエ
ンジンがキャラクタROM部3に対しアドレスを与えそ
のデータを得るが、そのタイミング調整を行う。
【0057】背景描画部7は背景を処理するもので、キ
ャクタROM部3に構築されているデータを表示デバイ
ス部4の画面全体に貼付けるエンジンである。背景設定
信号S5は、キャラクタROM部3のどのデータを画面
に表示するかの命令を与えるものである。
【0058】図形描画部8は、例えば16×16ドット
の図形をキャラクタROM部3に構築し、この図形を表
示デバイス部4のどこの座標に表示すするか等を図形設
定信号S7として与え、画面に表示させるものである。
このとき、図形描画部8が認識できる座標軸は表示画面
より大きいことが原則であり、表示画面に存在しない座
標軸を指定すると、指定された図形は表示されない。こ
こで、S2〜S7が双方向になっているのは、CPU部
1が各部分の状態を監視したり、設定値を見たりするた
めである。
【0059】制御部10は各部4〜9が正常に動作する
ように制御信号S12〜S17により各部4〜9を制御
する。
【0060】図形描画部8は図2に示すようにセレクタ
11とパラメータRAM部12と図形ROMアドレス演
算部13と表示図形判断部14と図形バッファ部15と
出力部16と図形描画機能タイミング生成部17で構成
されている。
【0061】セレクタ11は図形描画機能タイミング生
成部17より出力された、描画用パラメータRAM部1
2のアドレスZK1と、外部から設定値として与えられ
たEX ADDとを切り替え、パラメータRAM部12
のアドレスを作る。
【0062】パラメータRAM部12は図7に示すデー
タを格納している。パラメータRAM部12のアドレス
のワード線は図形描画部8に登録できる図形の数だけ存
在し、アドレス=図形の番号となっている。各図形には
図7に示すパラメータ(設定値)が設定できるようにな
っている。なお、図形を表示するときには、CPU部1
が予めこれらを設定してから描画する。パラメータRA
M部12はアドレスが与えられると、各パラメータP1
〜P5(それぞれ、アドレス、X座標信号、Y座標信
号、面数信号、半透明信号)を出力する。EX DAT
Aはデータ信号、EX WEはライトイネーブル信号で
ある。
【0063】図形ROMアドレス演算部13は、パラメ
ータP1から表示するべきROM部3のアドレスを計算
し、R ADDとしてキャラクタROM部3へ出力す
る。
【0064】表示図形判断部14はパラメータP2,P
3を受け、与えられたアドレスNOの図形が表示範囲内
あるかどうか判断し、表示図面NO.信号ZK1、FI
FOライトイネーブル信号F WE、表示面信号MEN
を図形バッファ部15に出力する。
【0065】図形バッファ部15は背景面用図形を格納
するもので、背景面1用図形バッファ部、背景面2用図
形バッファ部、背景面図形バッファ部からなっている。
【0066】出力部16はキャラクタROM部3から出
力された画像データR DATAを受け、パラメータP
2,P3,P4,P5より次の色合成部9に受け渡すデ
ータのタイミング合せ等を行い、S11(表示バッファ
データH DATA、表示バッファライトイネーブル信
号H WE、表示バッファアドレス信号H ADD)を
出力する。
【0067】図形描画機能タイミング生成部17は、メ
インクロック信号S1と図形描画部制御信号S13を受
け、図形NO.信号ZBをセレクタ11に出力し、図形
NO.イネーブル信号ZBDENを表示図形判断部14
に出力し、図形バッファリクエスト信号F RQを図形
バッファ部15に出力し、図形バッファ部15から図形
バッファ空信号EMPと表示図形NO.信号ZKOを入
力し、出力リクエスト信号S RQを出力部15に出力
する。
【0068】色合成部9は、図3に示すように、半透明
処理部18とセレクタ19とパレットRAM20と色合
成制御部21とセレクタ22〜25とラインバッファ2
6とセレクタ27,28と出力制御部29で構成されて
いる。
【0069】半透明処理部18は主にはブレンディング
等の色合成を行う。すなわち、背景描画部7や図形描画
部8から出力されたアドレスH ADDのデータを参照
し、ラインバッファ26に格納されている画像データ
(図13)を取り出し、同時にキャラクタROM部3か
ら得たデータを加工したH DATA(パレットコー
ド)をパレットRAM20のアドレスとして、格納され
ている画像データ(RGB等)を取り出す。そして表示
バッファ15から出力された画像データ(RGB等)と
パレットRAM20から出力された画像データ(RGB
等)と半透明出力H HALFを用い、色合成する。
【0070】セレクタ19はCPU部1から使う色をパ
レットRAM20に登録する際、半透明処理部18から
出力されるパレットコードと切り替えるためのものであ
る。
【0071】パレットRAM20は表示する色数だけ色
を登録できるRAMである。
【0072】色合成制御部21は上記ブロックが競合し
ないようにタイミングを生成する。
【0073】表示バッファ26は表示される画像データ
を貯えておくバッファで、図13に示すようにRGB等
の画像データを出力する。
【0074】セレクタ22,24は、描画用のアドレス
ADDと色合成制御部21から出力された表示用ア
ドレスを選択する。表示バッファ26はダブルバッファ
構成をとっているので、一方が描画用表示バッファ、他
方が表示用である。表示用バッファ26をラインバッフ
ァで構成した場合、これを走査線の切り替わり毎に切り
替え、フレームバッファで構成した場合、画面単位で切
り替える。
【0075】セレクタ23,25は表示バッファ用アド
レスと同様にライトイネーブルバー信号を切り替える。
【0076】セレクタ27,28は、ダブルバッファに
なっている表示用バッファ26のうち、表示用のバッフ
ァの出力だけを選択し、出力する。
【0077】出力制御部29は表示デバイス部4に適応
したタイミングで画像信号S4を生成し、出力する。
【0078】次に、本実施形態の動作を説明する。本説
明では背景面1が表示するときに一番手前に表示され、
背景面3が一番奥に表示されるものとする。表示優先順
位は各背景面、図形に設定される面数値により処理され
る。
【0079】半透明表示の例としては、図8に示す図形
データR1と図形データR2を図7に示すパラメータR
AMマッピングに示すパラメータにて表示させると仮定
する。このとき表示図形SP1として図形データR1
を、表示図形SP2として図形データR2を出力するも
のとする。このとき表示図形SP2は半透明処理する
と、図9に示す半透明表示例を得ることができる。
【0080】次に、回路の内部動作について図4と図5
を参照して説明する。
【0081】ステップ31:CPU部1は2Dグラフィ
ックス処理部2に対し表示する図形の設定を行う。すな
わち、背景描画部7、図形描画部8に対して図10に示
すパラメータ、パラメータRAM20に対しRGB等の
色のデータを設定する。
【0082】ステップ32:背景面3のデータ(図形)
を表示バッファ26に描画する(RGBデータ)。次
に、2Dグラフィック処理部2は一番奥になる背景面3
の描画を行う。背景描画部7は設定された画数値を参照
し、表示データ信号(背景)S10を出力し図3に示す
色合成部9中の表示バッファ部26に一番奥となる背景
面3の画像データが蓄積される。このときの表示バッフ
ァ蓄積データS10は図10に示すデータ構成となって
おり、RGBデータが格納される。もし、背景画像を表
示しない場合、予め定められた値により色合成部9中の
表示バッファ部26はイニシャライズされる。
【0083】ステップ33:ステップ32の動作と同時
に表示判定処理を行う。図形描画部8は表示される図形
の番号のみ、図2記載の図形描画部8中の図形バッファ
部15に格納する。この図形バッファ部15は構成され
る背景面の数だけ用意されており面数値P4を表示図形
判定部14で参照することにより別々の図形バッファ部
15に格納する。
【0084】表示判定部14にてX座標、Y座標(図1
0)を参照し表示するか否かを判断する。ここで、表示
されると判断された図形のみ図形バッファ部15の入力
信号として有効となる。表示判定処理はパラメータRA
M部12に設定されている全ての図形に対しパラメータ
RAM12の設定アドレス順位に行われる。
【0085】ステップ41〜43:図形処理部8内の図
形描画機能タイミング生成部17はパラメータRAM部
12に対しアドレスとして図形NO.ZBを与える。パ
ラメータRAM12は図形NO.ZBをアドレスとした
図形のパラメータを取り出す。
【0086】そして、取り出されたパラメータ(X,Y
座標)より背景面1に表示される図形であれば、ステッ
プ44に状態は遷移する。また、取り出されたパラメー
タより背景面2に表示される図形であれば、ステップ4
6に状態は遷移し、背景面3に表示される図形であれ
ば、ステップ47に状態は遷移する。
【0087】ステップ44:図形バッファ部15の入力
信号として有効となった図形データは入力された面数値
を比較し、背景面1の上に表示する図形データであれば
背景面1用図形バッファに図形NO.を格納する。
【0088】ステップ44の処理で該当しなかった図形
データのうち、面数値を比較し、背景面2の上に表示す
る図形データであれば背景面2用図形バッファに図形N
O.を格納する。
【0089】ステップ47:背景面3用図形バッファに
図形NO.を格納 ステップ46の処理で該当しなかった図形データを背景
面2用図形バッファに図形NO.を格納する。
【0090】なお、各図形バッファ部15に格納された
図形の表示優先順位は格納された順番にしたがい決定さ
れる。
【0091】ステップ48:図形番号をインクリメント
する。
【0092】ステップ49:図形NO.が最終図形N
O.より小さい場合、ステップ41に状態が遷移し、大
きい場合、図形の表示判定動作を終了する。
【0093】ステップ34:背景面3上の図形を表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 図形表示部8は図形バッファ部5に蓄えられた図形番号
のうち、背景面3上に表示する図形の図形バッファ部を
パラメータRAM部12のアドレスとし各表示パラメー
タを算出し、表示データ信号(図形)(S11)を図3
記載の色合成部9中の表示バッファ部26に与える。こ
のときの表示データ信号(図形)(S11)、表示バッ
ファ蓄積データは図10に示すデータ構成となる。表示
バッファ26は入力されたアドレスを参照し表示バッフ
ァ26中のデータを取り出す。もし、入力されたデータ
の半透明値を参照し、半透明処理を施す必要がない場
合、同アドレスに入力データを上書きする。半透明処理
をする必要がある場合、表示バッファ26に蓄えられた
データを奥の画像、入力されたデータを手前の画像と
し、入力された半透明値を元に色合成処理を行う。背景
面3に描画される図形データが全て格納されるまで繰り
返される。
【0094】ステップ35:背景面2のデータを表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 次に、2Dグラフィック処理部2は背景面2の描画を行
う。背景描画部7は設定された値にしたがい、表示デー
タ信号(背景)(S10)を出力し、図3に示す色合成
部(B9)中の表示バッファ部26に背景面2のデータ
を与える。表示バッファ26は入力されたアドレスを参
照し表示バッファ26中のデータを取り出す。もし、入
力されたデータの半透明値を参照し、半透明処理を施す
必要がない場合、同アドレスに入力データを上書きす
る。半透明処理をする必要がある場合、表示バッファ2
6に蓄えられたデータの奥の画像、入力されたデータを
手前の画像とし、入力された半透明値を元に色合成処理
を行う。
【0095】ステップ36:背景面2上の図形を表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 図形表示部8は図形バッファ部15に蓄えられた図形番
号のうち、背景面2上に表示する図形の図形バッファ部
をパラメータRAM部12のアドレスとし各表示パラメ
ータを算出し表示データ信号(図形)(S11)を図3
記載の色合成部9中の表示バッファ部26に与える。表
示バッファ26は入力されたアドレスを参照し表示バッ
ファ26中のデータを取り出す。もし、入力されたデー
タの半透明値を参照し、半透明処理を施す必要がない場
合、同アドレスに入力データを上書きする。半透明処理
をする必要がある場合、表示バッファ26に蓄えられた
データを奥の画像、入力されたデータを手前の画像と
し、入力された半透明値を元に色合成を行う。背景面2
に描画される図形データが全て格納されるまで繰り返さ
れる。
【0096】ステップ37:背景面3のデータを表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 次に、2Dグラフィック処理装置2は背景面1の描画を
行う。
【0097】背景描画部7は設定された値にしたがい、
表示データ信号(背景)(S10)を出力し、図8に示
す色合成部9中の表示バッファ部26に背景面2のデー
タを与える。表示バッファ26は入力されたアドレスを
参照し表示バッファ26中のデータを取り出す。もし、
入力されたデータの半透明値を参照し、半透明処理を施
す必要がない場合、同アドレスに入力データを上書きす
る。半透明処理をする必要がある場合、表示バッファ2
6に蓄えられたデータの奥の画像、入力されたデータを
手前の画像とし、入力された半透明値を元に色合成処理
を行う。
【0098】ステップ38:背景面2上の図形を表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 次に、図形表示部8は図形バッファ部15に蓄えられた
図形番号のうち、背景面1上に表示する図形の図形バッ
ファ部をパラメータRAM部12のアドレスとし各表示
パラメータを算出し表示データ信号(図形)(S11)
を図3記載の色合成部9中の表示バッファ部26に与え
る。表示バッファ26は入力されたアドレスを参照し表
示バッファ26中のデータを取り出す。もし、入力され
たデータの半透明値を参照し、半透明処理を施す必要が
ない場合、同アドレスに入力データを上書きする。半透
明処理をする必要がある場合、表示バッファ26に蓄え
られたデータを奥の画像、入力されたデータを手前の画
像とし、入力された半透明値を元に色合成を行う。背景
面1に描画される図形データが全て格納されるまで繰り
返される。
【0099】このことより描画動作は完了する。
【0100】ステップ39:表示 次に2Dグラフィック処理部2は表示動作を行う。
【0101】表示デバイス部4の内部で作られている表
示デバイス制御信号S17に同期して表示バッファ26
より1ピクセル単位でデータが取り出され、表示デバイ
ス部4に画像信号S4としてRGBのデータが出力され
る。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次のよう
な効果がある。
【0103】1)背景面と図形面を半透明処理しながら
表示バッファに格納するため、表示バッファを1組しか
必要とせず、部品点数を削減できる。
【0104】2)1番奥に表示される画像から順に半透
明処理を行いRGBデータを表示バッファに格納するの
で全ての表示図形に対し半透明処理を行うことが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の2Dグラフィックスエン
ジンのブロック図である。
【図2】図形描画部8のブロック図である。
【図3】色合成部9のブロック図である。
【図4】図1の実施形態の全体の処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】図形データ表示判定処理を示すフローチャート
である。
【図6】表示例を示す図である。
【図7】パラメータRAM部のマッピング図である。
【図8】キャラクタROM部のマッピング図である。
【図9】半透明表示例を示す図である。
【図10】図1の実施形態の表示データ(背景、図
形)、表示バッファ蓄積データ構造を示す図である。
【図11】従来の2Dグラフィックスエンジンのブロッ
ク図である。
【図12】図10中の図形描画部のブロック図である。
【図13】図10中の色合成部のブロック図である。
【図14】図11の従来技術の全体の動作を示すフロー
チャートである。
【図15】図11の従来技術の表示データ(背景、図
形)、表示バッファ蓄積データ構造を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU部 2 2Dグラフィックス処理部 3 キャラクタROM部 4 表示デバイス部 5 CPUI/F部 6 ROMI/F部 7 背景描画部 8 図形描画部 9 色合成部 10 制御部 11 セレクタ 12 パラメータRAM部 13 図形ROMアドレス演算部 14 表示図形判断部 15 表示バッファ 16 出力部 17 図形描画機能タイミング生成部 18 半透明処理部 19,22〜25,27,28 セレクタ 20 パレットRAM 21 色合成制御部 26 表示バッファ 29 出力制御部 31〜39,41〜49 ステップ S1 メインCLK信号 S2 CPUI/F信号 S3 ROMI/F信号 S4 画像信号 S5 背景設定信号 S6 色設定信号 S7 図形設定信号 S8 キャラクタROMデータ信号(背景) S9 キャラクタROMデータ信号(図形) S10 表示データ(背景) S11 表示データ(図形) S12 制御部制御信号 S13 図形描画部制御信号 S14 背景描画部制御信号 S15 ROMI/F無制御信号 S16 色合成部制御信号 S17 表示デバイス制御信号 EX DATA CPUI/F部データ信号 EX WE CPUI/F部ライトイネーブル信号 EX ADD CPUI/F部アドレス信号 P1 キャラクタROMアドレス信号 P2 X座標信号 P3 Y座標信号 P4 面数信号 P5 半透明信号 R ADD キャラクタROMアドレス信号 R DATA キャラクタROMデータ信号 H DATA 表示バッファデータ信号 H WE 表示バッファライトイネーブル信号 H ADD 表示バッファアドレス信号 ZB 図形NO.信号 ZBOEN 図形NO.イネーブル信号 R RQ 図名ROMアドレス演算リクエスト信号 ZKI 表示図形NO.信号 F WE FIFOライトイネーブル信号 MEN 表示面信号 EMP 図形バッファ空信号 F RQ 図形バッファリクエスト信号 S RQ 出力リクエスト信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月21日(2000.2.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】
【課題を解決するための手段】本発明の2次元画像処理
装置は、表示デバイスに表示される画像データを格納す
るための表示バッファと、この表示バッファに格納され
ている画像データを読み出し、この画像データと、この
画像データ上に表示される図形画像データまたはこの画
像データよりも手前に表示される背景画像データとの半
透明処理を行い、生成された画像データを表示バッファ
に再格納するという一連の処理を、表示面から見て一番
奥の背景面から順に繰り返し実行する手段と、表示バッ
ファに格納された描画動作が完了した画像データを表示
デバイスに画像信号として出力する手段とを有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】キャラクタROM部3は、実際にディスプ
レイ等に表示する絵のデータが図に示すようにマッピ
ングされている。本実施形態では色合成部9にパレット
RAM20(後述)を持っているため、パレットコード
(パレットRAM20に対するアドレス値)が1ピクセ
ル単位で格納されており、画像を形成している。ここ
で、S3はROM部3のアドレスデータを示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】図形描画部8は、キャラクタROM部3に
構築されている例えば16×16ドットの図形を表示デ
バイス部4のどこの座標に表示すするか等を図形設定信
号S7として与え、画面に表示させるものである。この
とき、図形描画部8が認識できる座標軸は表示画面より
大きいことが原則であり、表示画面に存在しない座標軸
を指定すると、指定された図形は表示されない。ここ
で、S2〜S7が双方向になっているのは、CPU部1
が各部分の状態を監視したり、設定値を見たりするため
である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】出力部16はキャラクタROM部3から出
力された画像データR DATAを受け、パラメータP
2,P3,P4,P5より次の色合成部9に受け渡すデ
ータのタイミング合せ等を行い、S11(表示バッファ
データH DATA、表示バッファライトイネーブル信
号H WE、表示バッファアドレス信号H ADD、半
透明出力H_HALF)を出力する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】半透明処理部18は主にはブレンディング
等の色合成を行う。すなわち、背景描画部7や図形描画
部8から出力されたアドレスH ADDのデータを参照
し、ラインバッファ26に格納されている画像データ
(図10)を取り出し、同時にキャラクタROM部3か
ら得たデータを加工したH DATA(パレットコー
ド)をパレットRAM20のアドレスとして、格納され
ている画像データ(RGB等)を取り出す。そして表示
バッファ15から出力された画像データ(RGB等)と
パレットRAM20から出力された画像データ(RGB
等)と半透明出力H HALFを用い、色合成する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】表示判定部14にてX座標、Y座標(図
)を参照し表示するか否かを判断する。ここで、表示
されると判断された図形のみ図形バッファ部15の入力
信号として有効となる。表示判定処理はパラメータRA
M部12に設定されている全ての図形に対しパラメータ
RAM12の設定アドレス順位に行われる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】ステップ34:背景面3上の図形を表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 図形描画部8は図形バッファ部15に蓄えられた図形番
号のうち、背景面3上に表示する図形の図形バッファ部
の図形番号をパラメータRAM部12のアドレスとし各
表示パラメータを算出し、表示データ信号(図形)(S
11)を図3記載の色合成部9中の表示バッファ部26
に与える。このときの表示データ信号(図形)(S1
1)、表示バッファ蓄積データは図10に示すデータ構
成となる。表示バッファ26は入力されたアドレスを参
照し表示バッファ26中のデータを取り出す。もし、入
力されたデータの半透明値を参照し、半透明処理を施す
必要がない場合、同アドレスに入力データを上書きす
る。半透明処理をする必要がある場合、表示バッファ2
6に蓄えられたデータを奥の画像、入力されたデータを
手前の画像とし、入力された半透明値を元に色合成処理
を行う。背景面3に描画される図形データが全て格納さ
れるまで繰り返される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】ステップ36:背景面2上の図形を表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 図形描画部8は図形バッファ部15に蓄えられた図形番
号のうち、背景面2上に表示する図形の図形バッファ部
の図形番号をパラメータRAM部12のアドレスとし各
表示パラメータを算出し表示データ信号(図形)(S1
1)を図3記載の色合成部9中の表示バッファ部26に
与える。表示バッファ26は入力されたアドレスを参照
し表示バッファ26中のデータを取り出す。もし、入力
されたデータの半透明値を参照し、半透明処理を施す必
要がない場合、同アドレスに入力データを上書きする。
半透明処理をする必要がある場合、表示バッファ26に
蓄えられたデータを奥の画像、入力されたデータを手前
の画像とし、入力された半透明値を元に色合成を行う。
背景面2に描画される図形データが全て格納されるまで
繰り返される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】ステップ37:背景面のデータを表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 次に、2Dグラフィック処理装置2は背景面1の描画を
行う。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】背景描画部7は設定された値にしたがい、
表示データ信号(背景)(S10)を出力し、図8に示
す色合成部9中の表示バッファ部26に背景面のデー
タを与える。表示バッファ26は入力されたアドレスを
参照し表示バッファ26中のデータを取り出す。もし、
入力されたデータの半透明値を参照し、半透明処理を施
す必要がない場合、同アドレスに入力データを上書きす
る。半透明処理をする必要がある場合、表示バッファ2
6に蓄えられたデータ奥の画像、入力されたデータを
手前の画像とし、入力された半透明値を元に色合成処理
を行う。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】ステップ38:背景面上の図形を表示バ
ッファに描画(RGBデータ)(色合成しながら) 次に、図形描画部8は図形バッファ部15に蓄えられた
図形番号のうち、背景面1上に表示する図形の図形バッ
ファ部の図形番号をパラメータRAM部12のアドレス
とし各表示パラメータを算出し表示データ信号(図形)
(S11)を図3記載の色合成部9中の表示バッファ部
26に与える。表示バッファ26は入力されたアドレス
を参照し表示バッファ26中のデータを取り出す。も
し、入力されたデータの半透明値を参照し、半透明処理
を施す必要がない場合、同アドレスに入力データを上書
きする。半透明処理をする必要がある場合、表示バッフ
ァ26に蓄えられたデータを奥の画像、入力されたデー
タを手前の画像とし、入力された半透明値を元に色合成
を行う。背景面1に描画される図形データが全て格納さ
れるまで繰り返される。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE08 CE17 CE20 CH11 5B080 CA01 FA17 GA01 5C082 BA12 BA34 BB32 BB51 CA56 CB01 DA22 MM04 MM05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景と図形を半透明合成して表示する2
    次元画像処理装置において、 図形バッファが、表示できる背景面の数だけ存在し、 表示する図形ごとに、どの背景面に表示する図形か判定
    し、当該背景面の図形バッファに図形番号を格納する手
    段と、 表示面から見て一番奥の背景面から、背景データと図形
    データに半透明処理を行い、生成されたRGBデータを
    表示バッファに格納する手段を有することを特徴とする
    2次元画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示バッファに既に図形データが格
    納されていた場合、格納されている図形データを読み出
    し、半透明処理を行い、生成されたRGBデータを前記
    表示バッファに再度格納する、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 背景と図形を半透明合成して表示する2
    次元画像表示装置であって、 背景データを処理し、出力する背景描画部と、 表示できる背景面の数の背景面用図形バッファと、表示
    図形の各種パラメータを記憶しているパラメータRAM
    と、該パラメータRAMのパラメータにより、与えた図
    形番号の図形が表示範囲にあるかどうか判定し、当該背
    景面の図形バッファに図形番号を格納する表示図形判断
    部と、図形データを出力する出力手段を含む図形描画部
    と、 表示デバイスに表示される画像データを貯えておく表示
    バッファと、パレットRAMと、前記背景描画部、前記
    図形描画部からそれぞれ出力された背景データ、図形デ
    ータ、前記パレットRAMから出力された画像データ、
    前記表示バッファから出力された画像データを用い、半
    透明処理を行い、結果を前記表示バッファに書込む半透
    明処理部を含む色合成部を有する2次元画像処理装置。
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